ここではディシジョンの作り方について説明していきます。
CK2やEU4のイベントファイルの多くには、最初にnamespaceの記述があります。
namespace = event_group_name
CK2やEU4では、英数字を使ってイベントidをを独自に設定することが可能になっています。これによって、複数のMODを併用した時にイベントidが重複することはほぼなくなったといっていいでしょう。
イベントファイル冒頭のnamespaceは、こうした独自のイベントidを作るための項目が
EU4のイベントは特定の国家を対象にしたcountry eventと特定の州を対象にしたprovince eventに大別されます。
イベントファイルの基本的な構造は以下の通りです。
province_event = { # イベントの種類によって、province_eventまたはcountry_eventが入ります
id = namespace.x # イベントid。(namespaceで設定した名前).(数字)で構成されます
title = event_title # イベントタイトル。ローカライゼーションフォルダで別途定義します
desc = event_description # イベント文。ローカライゼーションフォルダで別途定義します
picture = event_picture # イベントグラフィック
fire_only_once = yes # イベント発生が一回きりかどうか。史実の重大事件を反映した歴史イベントにはこのコードがよく使われます
trigger = { # イベントの発生条件
}
mean_time_to_happen = { # イベントの発生頻度。days、months、yearsを使用できます
}
immediate = { # 以下の選択肢に関係なくイベントが発生した時点で何らかの効果を与えたい場合に使用します
}
option = { # イベント選択肢。ローカライゼーションフォルダで別途定義します
name = event_option_A # 選択肢テキスト
ai_chance = { factor = 100 } # AIの選択確率。変数を使って細かく設定することも可能です
}
}
以下執筆中。