AAR/誰でも簡単、お気楽WC ver1.32/おまけ 史上最強ノードを作ろう!
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[[AAR/誰でも簡単、お気楽WC ver1.32]] #contents **収入最大化への道 [#w4675e90] [[旧作のイングランドプレイ>AAR/英国国教会と議会の強さを示す/総括・記録など#e24283a9]]で、実績等に関係のない''純粋な興味として''収入を最大化する道を探ったことがありました。 この度のムガルWC/OTの裏目標としてもこれを設けており、OT完了後の残り時間を使っていくつかの実験を行っていました。 このページでは実験結果を示すと共に、理論的なことをいくつか書いていきます。 **旧作データ [#fffdeb14] ひとまず、WC達成 or プレイ終了時の収入をまとめてみます。 手元に比較に使えるデータが無いので、wiki内のAARの内、終了時の収入が掲載されていたもの引用させてもらうこととします。 |ver|交易収入((十の位を四捨五入))|総収入((十の位を四捨五入))|終了時状態|引用元|h |1.30|9300|19800|WC済・1821年|[[AAR/FranceでVer1.30とEmperorに挑戦/収入資料置き場]]| |1.30|6100|9900|ユーラシア大部分非征服・1821年|[[AAR/英国国教会と議会の強さを示す/総括・記録など]]| |1.31|2500|4800|WCOF済・1772年|[[AAR/逆張り!ボヘミアで多重変態OF/六章 世界征服とOne Faith]]| |1.31|5200|9800|WCOF済・1787年|[[AAR/密教ムガルWCOF 総括]]| |1.31|7800|14200|北半球非征服・1821年|[[AAR/非武装覇権~陸軍・コア化禁止で目指せ超大国~/07]]| 環境によるバラツキはありますが、全てに共通する特徴として''交易収入が総収入の過半以上''を占めています。 やはり交易収入の最大化こそが総収入の最大化のために最重要と言えるでしょう。 **結果発表 [#k440a2a1] 今回のムガルWC/OTにおける、1819年5月時点の結果が以下です。 結果を分かりやすくするため、英国海峡に流入しないチュニス・セビリア・ヴァレンシア・ジェノヴァ・ヴェネツィアの合計五ノードを無視しています。 &ref(ビフォー.png,nolink); ''重さに耐えながらスロットを整理して''工場と会計所を整備したかいがありました。 なによりOTによる''溶鉱炉補正''が極悪。生産財補正が''+360%''に到達しており、交易収入が伸びるのも当然です。 &ref(見切れる.png,nolink); 月収10万ダカットには到達できませんでしたが満足です!! わーいわーい。 **本当の結果発表 [#dd996bb6] まあ、ここからが本編なんですけどね。 続いて1819年8月、さっきのデータから一工夫だけした結果をご覧ください。 &ref(アフター.png,nolink); ''交易収入三倍の時間だあああああああああああああwwwwwwwwwwwwww'' **付加価値(Boost) [#p7211232] ちょっとしたスパイスによって、どうしてこれだけ極端な差が付いたのか。その正体はこいつです。 &ref(付加価値2.png,nolink); &ref(付加価値.png,nolink); 非常に分かりにくいですが、流入する交易額に''付加価値''が追加されていることが分かると思います。 ''下流送出任務時の商人は存在するだけで交易額をブーストする''という性質を持っており、[[本wiki>データ/交易#qeea9fe6]]でも[[英wiki>https://eu4.paradoxwikis.com/Trade#Multiple_merchant_bonus]]でも交易解説ページに記載されています。 私と同じく収入最大化の趣味に走っていた友人Cの「これだけ''複利''で効いてくる」という発言が核心を突いていますが、 付加価値修正は''ノードを経由する度''に乗っかるので、一度だけ乗算されるに過ぎない他修正よりも大きな寄与があるわけです。 ***付加価値を高める - 交易誘導 [#j0a2f6d9] 上記リンク先の解説ページが詳しいですが、付加価値の補正は下流送出任務時の商人が存在するだけで、''最低5%''が保証されています。 この5%に''交易誘導''の補正が乗っかるので、たとえば海軍伝統MAXで交易誘導+100%の場合、''10%の付加価値''が期待できるわけです。 海軍伝統以外には、''NI((オマーンが最大33%、次点でマムルーク等の25%))''/''交易アイデア''/''交易+防御ポリシー''/''交易+拡張ポリシー''/''ダッカの遺産''があり、 上記のムガルプレイではNI以外で交易誘導190%、つまり''14.5%の付加価値''がノードごと複利で掛かっています。 ***付加価値を高める - 商人の数 [#l715d3b9] ここがややこしいですが、交易誘導のみならず''商人の数(最大5名)''も付加価値を高めます。 ただし商人の数が増えるほど、一人あたりのブースト値が減衰していきます。5→2.5→1.6→1.2→1.0で累計11.3といった具合です。 もし五人の商人全員が交易誘導+100%の国に属しているなら、10→5→3.2→2.4→2.0で累計22.6となります。 こう考えると、あえてOTせず適当に国を残し商人を置いてもらうほうが良さそうに見えますが、AIの商人配置についての研究が必要なことに加え、 厄介な落とし穴として、''商人の配置順は国タグの順序に基づく''というルールがあります。 交易誘導の補正を考えると、''最初の一名''として扱われる商人を自国のものとしたいのですが、 いかんせん[[国タグの順序>https://eu4.paradoxwikis.com/Countries#List_of_tags]]に基づくため、たとえば''562番のムガル''よりも、''4番のスウェーデン''が上位として扱われてしまいます。 交易都市国家/植民地国家/衛星国家は、必ず一般的な国家よりも下の国タグに基づくため、これらを活用すれば管理することはできると思います。 しかし、さすがにそこまでする気にはなれませんでした。((ほんとぉ?)) ***付加価値を高める - 迂回ノード [#l3f72555] 例として、マラッカから英国海峡への富の流れを考えてみましょう。便宜的に付加価値補正を10%として計算します。 最短ルートは、''マラッカ → 喜望峰 → 象牙海岸 → 英国海峡''で、3回分の付加価値補正を挟むため、1.331倍(1.1の3乗)となります。 一方の最長ルートは、 ''マラッカ → ベンガル → ドアーブ → デカン → コロマンデル → グジャラート → アデン湾 → ホルムズ → バスラ → ペルシア → アレッポ → アレクサンドリア → コンスタンティ → ラグーザ → ペシュト → クラクフ → ウィーン → ザクセン → ラインラント → シャンパーニュ → 英国海峡''と、 20回分の付加価値補正を挟むため、''6.72倍''(1.1の20乗)となります。エグいっすね。 上の収入画像で三倍もの差が生じたのは、商人任務による送出先を''より回り道の方へ''調整したからです。 ***付加価値を高める - より上流へ [#sc4325bc] 付加価値補正に基づくと、英国海峡でコレクトする富は ''英国海峡の州で生産された財 <<< 遠くから運ばれてきた財'' になることが明らかです。 英国海峡から最も遠いノードは''カリフォルニア/リオグランデ''で、 ''カリフォルニア → メキシコ → ポリネシア → 日本 → 杭州 → マラッカ(以下略)''で、''25回''分、つまり10.83倍(1.1の25乗)の付加価値補正を受けられます。 つまり英国海峡の生産財よりもカリフォルニアの生産財を高めるほうが利益になるということです。 DEVポチするならカリフォルニア・リオグランデ、次いでメキシコ・フィリピン、更に次いで吉林・広州・ポリネシア・オーストラリアを優先したいところです。''英国の石炭よりカリフォルニアの小麦''です。 ちなみにver1.31の場合、カリフォルニアの石炭州にDEV集約することによって凄いことになったはずです。 ***忘れられた付加価値 [#i850f752] 以上の付加価値の仕様、かなりバカにできないのですが、プレイヤーの間では空気に近い扱いを受けていたと推測できます。 本wikiにおいて[[付加価値を検索>http://eu4.paradwiki.org/?cmd=search2&q=%E4%BB%98%E5%8A%A0%E4%BE%A1%E5%80%A4]]すると、本ページ追加前の時点では''検索結果0件''。 [[multiple>http://eu4.paradwiki.org/?cmd=search2&q=Multiple]]とか[[boost>http://eu4.paradwiki.org/?cmd=search2&q=boost]]とか[[outgoing>http://eu4.paradwiki.org/?cmd=search2&q=outgoing]]とかの対応する原語で検索しても関連する記述はありません。 かくいう私も、存在こそ認知していたもののプレイする上で気にしたことはありませんでした。 ***実用としての付加価値 [#r85da5e5] 普通のプレイの過程においてこのシステムを活きる場面は結構あると思います。 たとえばオスマンで、コンスタンティノープルに加えてアレクサンドリア・アレッポも支配している場合、アレッポからコンスタンティノープルに直通させるよりもアレクサンドリアを経由させたほうが収入が大きくなる可能性が大です。 なにより''交易誘導の値''を意識する価値が大いにあると思います。海軍伝統MAXは関連遺産とLV3海CoTの一定数保有で容易に達成できます。交易アイデアはもともと強く、防衛・拡張とのポリシーが検討材料に入りはするでしょう。 貿易会社の投資についても、交易額+5%よりも該当ノード誘導+50%のほうが収入を高める場合が多いと考えられます。 そして貿易同盟、これもまた''東方富豪政治''の強さを示すものであり、意図的に友好関係のある1プロビ国家を温存し貿易同盟に組み入れていくことで、かなりの利益が見込めるでしょう。 交易誘導には付加価値ブーストのみならず、''送出先の競争時''に交易力に乗算される効果もあり、これが効いてくる場面も多い印象。 交易誘導が+300%なら、ちょっと突っ込んだ小型船が''4倍の圧力''を発揮するという意味ですから、そらもうアレよ。 **本当に本当の結果発表 [#dc2e6d12] まだ変身を残している。 &ref(11月.png,nolink); &ref(12月.png,nolink); &ref(1月.png,nolink); ''200万ダカット超だあああああああああああwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww'' 従来の19年8月のデータと比較し、19年11月、12月、翌年1月と大爆発していきました。 **元凶 [#r574136d] &ref(大貿易同盟.png,nolink); ''東方富豪政治''の''交易都市国家作成機能''で、''貿易同盟加入国''を量産しました。 ((交易都市は各ノード1国、合計75国が上限で、それ以上に作ろうとしても何も起こりません。衛星国解放からの交易同盟加入とかで更に伸ばせると思いますが、外交評判で加入交渉の閾値を上げたりする必要があるので今回は行いませんでした。)) これにより、 &ref(交易誘導380%.png,nolink); えげつない量の交易誘導で、ムガル商人の付加価値補正が''14.5% → 24.5%''へ上昇。 &ref(協力.png,nolink); 場所によってはAI商人が同方向に送出してくれており、さらなる付加価値補正の上積みが生じています。 一ゴミプロビ国家のコレクトはたかが知れてるので、遥かにこちらの寄与が大きいですね。 **オーバーフロー [#k5bfeda4] 上の三つの収支画像で、しれっと''インフレ率が爆伸び''していることが確認できます。 これは''一月ごと大量の借金が行われている''ためです。 &ref(借金.png,nolink); どうして借金が生じるのか、それは''高すぎる収支により残高がオーバーフローを起こしマイナスに突入''、そのマイナスを補おうとするためです。 残高の上限は1000k、つまり100万ですから、200万の収支によって爆発してしまったわけです。 たまげたオチだなあ。
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[[AAR/誰でも簡単、お気楽WC ver1.32]] #contents **収入最大化への道 [#w4675e90] [[旧作のイングランドプレイ>AAR/英国国教会と議会の強さを示す/総括・記録など#e24283a9]]で、実績等に関係のない''純粋な興味として''収入を最大化する道を探ったことがありました。 この度のムガルWC/OTの裏目標としてもこれを設けており、OT完了後の残り時間を使っていくつかの実験を行っていました。 このページでは実験結果を示すと共に、理論的なことをいくつか書いていきます。 **旧作データ [#fffdeb14] ひとまず、WC達成 or プレイ終了時の収入をまとめてみます。 手元に比較に使えるデータが無いので、wiki内のAARの内、終了時の収入が掲載されていたもの引用させてもらうこととします。 |ver|交易収入((十の位を四捨五入))|総収入((十の位を四捨五入))|終了時状態|引用元|h |1.30|9300|19800|WC済・1821年|[[AAR/FranceでVer1.30とEmperorに挑戦/収入資料置き場]]| |1.30|6100|9900|ユーラシア大部分非征服・1821年|[[AAR/英国国教会と議会の強さを示す/総括・記録など]]| |1.31|2500|4800|WCOF済・1772年|[[AAR/逆張り!ボヘミアで多重変態OF/六章 世界征服とOne Faith]]| |1.31|5200|9800|WCOF済・1787年|[[AAR/密教ムガルWCOF 総括]]| |1.31|7800|14200|北半球非征服・1821年|[[AAR/非武装覇権~陸軍・コア化禁止で目指せ超大国~/07]]| 環境によるバラツキはありますが、全てに共通する特徴として''交易収入が総収入の過半以上''を占めています。 やはり交易収入の最大化こそが総収入の最大化のために最重要と言えるでしょう。 **結果発表 [#k440a2a1] 今回のムガルWC/OTにおける、1819年5月時点の結果が以下です。 結果を分かりやすくするため、英国海峡に流入しないチュニス・セビリア・ヴァレンシア・ジェノヴァ・ヴェネツィアの合計五ノードを無視しています。 &ref(ビフォー.png,nolink); ''重さに耐えながらスロットを整理して''工場と会計所を整備したかいがありました。 なによりOTによる''溶鉱炉補正''が極悪。生産財補正が''+360%''に到達しており、交易収入が伸びるのも当然です。 &ref(見切れる.png,nolink); 月収10万ダカットには到達できませんでしたが満足です!! わーいわーい。 **本当の結果発表 [#dd996bb6] まあ、ここからが本編なんですけどね。 続いて1819年8月、さっきのデータから一工夫だけした結果をご覧ください。 &ref(アフター.png,nolink); ''交易収入三倍の時間だあああああああああああああwwwwwwwwwwwwww'' **付加価値(Boost) [#p7211232] ちょっとしたスパイスによって、どうしてこれだけ極端な差が付いたのか。その正体はこいつです。 &ref(付加価値2.png,nolink); &ref(付加価値.png,nolink); 非常に分かりにくいですが、流入する交易額に''付加価値''が追加されていることが分かると思います。 ''下流送出任務時の商人は存在するだけで交易額をブーストする''という性質を持っており、[[本wiki>データ/交易#qeea9fe6]]でも[[英wiki>https://eu4.paradoxwikis.com/Trade#Multiple_merchant_bonus]]でも交易解説ページに記載されています。 私と同じく収入最大化の趣味に走っていた友人Cの「これだけ''複利''で効いてくる」という発言が核心を突いていますが、 付加価値修正は''ノードを経由する度''に乗っかるので、一度だけ乗算されるに過ぎない他修正よりも大きな寄与があるわけです。 ***付加価値を高める - 交易誘導 [#j0a2f6d9] 上記リンク先の解説ページが詳しいですが、付加価値の補正は下流送出任務時の商人が存在するだけで、''最低5%''が保証されています。 この5%に''交易誘導''の補正が乗っかるので、たとえば海軍伝統MAXで交易誘導+100%の場合、''10%の付加価値''が期待できるわけです。 海軍伝統以外には、''NI((オマーンが最大33%、次点でマムルーク等の25%))''/''交易アイデア''/''交易+防御ポリシー''/''交易+拡張ポリシー''/''ダッカの遺産''があり、 上記のムガルプレイではNI以外で交易誘導190%、つまり''14.5%の付加価値''がノードごと複利で掛かっています。 ***付加価値を高める - 商人の数 [#l715d3b9] ここがややこしいですが、交易誘導のみならず''商人の数(最大5名)''も付加価値を高めます。 ただし商人の数が増えるほど、一人あたりのブースト値が減衰していきます。5→2.5→1.6→1.2→1.0で累計11.3といった具合です。 もし五人の商人全員が交易誘導+100%の国に属しているなら、10→5→3.2→2.4→2.0で累計22.6となります。 こう考えると、あえてOTせず適当に国を残し商人を置いてもらうほうが良さそうに見えますが、AIの商人配置についての研究が必要なことに加え、 厄介な落とし穴として、''商人の配置順は国タグの順序に基づく''というルールがあります。 交易誘導の補正を考えると、''最初の一名''として扱われる商人を自国のものとしたいのですが、 いかんせん[[国タグの順序>https://eu4.paradoxwikis.com/Countries#List_of_tags]]に基づくため、たとえば''562番のムガル''よりも、''4番のスウェーデン''が上位として扱われてしまいます。 交易都市国家/植民地国家/衛星国家は、必ず一般的な国家よりも下の国タグに基づくため、これらを活用すれば管理することはできると思います。 しかし、さすがにそこまでする気にはなれませんでした。((ほんとぉ?)) ***付加価値を高める - 迂回ノード [#l3f72555] 例として、マラッカから英国海峡への富の流れを考えてみましょう。便宜的に付加価値補正を10%として計算します。 最短ルートは、''マラッカ → 喜望峰 → 象牙海岸 → 英国海峡''で、3回分の付加価値補正を挟むため、1.331倍(1.1の3乗)となります。 一方の最長ルートは、 ''マラッカ → ベンガル → ドアーブ → デカン → コロマンデル → グジャラート → アデン湾 → ホルムズ → バスラ → ペルシア → アレッポ → アレクサンドリア → コンスタンティ → ラグーザ → ペシュト → クラクフ → ウィーン → ザクセン → ラインラント → シャンパーニュ → 英国海峡''と、 20回分の付加価値補正を挟むため、''6.72倍''(1.1の20乗)となります。エグいっすね。 上の収入画像で三倍もの差が生じたのは、商人任務による送出先を''より回り道の方へ''調整したからです。 ***付加価値を高める - より上流へ [#sc4325bc] 付加価値補正に基づくと、英国海峡でコレクトする富は ''英国海峡の州で生産された財 <<< 遠くから運ばれてきた財'' になることが明らかです。 英国海峡から最も遠いノードは''カリフォルニア/リオグランデ''で、 ''カリフォルニア → メキシコ → ポリネシア → 日本 → 杭州 → マラッカ(以下略)''で、''25回''分、つまり10.83倍(1.1の25乗)の付加価値補正を受けられます。 つまり英国海峡の生産財よりもカリフォルニアの生産財を高めるほうが利益になるということです。 DEVポチするならカリフォルニア・リオグランデ、次いでメキシコ・フィリピン、更に次いで吉林・広州・ポリネシア・オーストラリアを優先したいところです。''英国の石炭よりカリフォルニアの小麦''です。 ちなみにver1.31の場合、カリフォルニアの石炭州にDEV集約することによって凄いことになったはずです。 ***忘れられた付加価値 [#i850f752] 以上の付加価値の仕様、かなりバカにできないのですが、プレイヤーの間では空気に近い扱いを受けていたと推測できます。 本wikiにおいて[[付加価値を検索>http://eu4.paradwiki.org/?cmd=search2&q=%E4%BB%98%E5%8A%A0%E4%BE%A1%E5%80%A4]]すると、本ページ追加前の時点では''検索結果0件''。 [[multiple>http://eu4.paradwiki.org/?cmd=search2&q=Multiple]]とか[[boost>http://eu4.paradwiki.org/?cmd=search2&q=boost]]とか[[outgoing>http://eu4.paradwiki.org/?cmd=search2&q=outgoing]]とかの対応する原語で検索しても関連する記述はありません。 かくいう私も、存在こそ認知していたもののプレイする上で気にしたことはありませんでした。 ***実用としての付加価値 [#r85da5e5] 普通のプレイの過程においてこのシステムを活きる場面は結構あると思います。 たとえばオスマンで、コンスタンティノープルに加えてアレクサンドリア・アレッポも支配している場合、アレッポからコンスタンティノープルに直通させるよりもアレクサンドリアを経由させたほうが収入が大きくなる可能性が大です。 なにより''交易誘導の値''を意識する価値が大いにあると思います。海軍伝統MAXは関連遺産とLV3海CoTの一定数保有で容易に達成できます。交易アイデアはもともと強く、防衛・拡張とのポリシーが検討材料に入りはするでしょう。 貿易会社の投資についても、交易額+5%よりも該当ノード誘導+50%のほうが収入を高める場合が多いと考えられます。 そして貿易同盟、これもまた''東方富豪政治''の強さを示すものであり、意図的に友好関係のある1プロビ国家を温存し貿易同盟に組み入れていくことで、かなりの利益が見込めるでしょう。 交易誘導には付加価値ブーストのみならず、''送出先の競争時''に交易力に乗算される効果もあり、これが効いてくる場面も多い印象。 交易誘導が+300%なら、ちょっと突っ込んだ小型船が''4倍の圧力''を発揮するという意味ですから、そらもうアレよ。 **本当に本当の結果発表 [#dc2e6d12] まだ変身を残している。 &ref(11月.png,nolink); &ref(12月.png,nolink); &ref(1月.png,nolink); ''200万ダカット超だあああああああああああwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww'' 従来の19年8月のデータと比較し、19年11月、12月、翌年1月と大爆発していきました。 **元凶 [#r574136d] &ref(大貿易同盟.png,nolink); ''東方富豪政治''の''交易都市国家作成機能''で、''貿易同盟加入国''を量産しました。 ((交易都市は各ノード1国、合計75国が上限で、それ以上に作ろうとしても何も起こりません。衛星国解放からの交易同盟加入とかで更に伸ばせると思いますが、外交評判で加入交渉の閾値を上げたりする必要があるので今回は行いませんでした。)) これにより、 &ref(交易誘導380%.png,nolink); えげつない量の交易誘導で、ムガル商人の付加価値補正が''14.5% → 24.5%''へ上昇。 &ref(協力.png,nolink); 場所によってはAI商人が同方向に送出してくれており、さらなる付加価値補正の上積みが生じています。 一ゴミプロビ国家のコレクトはたかが知れてるので、遥かにこちらの寄与が大きいですね。 **オーバーフロー [#k5bfeda4] 上の三つの収支画像で、しれっと''インフレ率が爆伸び''していることが確認できます。 これは''一月ごと大量の借金が行われている''ためです。 &ref(借金.png,nolink); どうして借金が生じるのか、それは''高すぎる収支により残高がオーバーフローを起こしマイナスに突入''、そのマイナスを補おうとするためです。 残高の上限は1000k、つまり100万ですから、200万の収支によって爆発してしまったわけです。 たまげたオチだなあ。
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12月.png
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11月.png
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借金.png
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協力.png
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交易誘導380%.png
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大貿易同盟.png
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交易誘導190%.png
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アフター.png
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見切れる.png
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付加価値2.png
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付加価値.png
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