AAR/ペルシア幕府で遊ぶ!/Cultural Influenced Stateの解説と戦略紹介
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[[AAR/ペルシア幕府で遊ぶ!]] #contents **Cultural Influenced Stateの解説 [#z1ec25ab] ***Cultural Influenced Stateとは [#f59e8aa5] DLC「King of Kings」を導入している場合、ペルシアミッションのスンニ派またはシーア派の分岐ルートを選び、その分岐ミッションの報酬として得られる君主制tier3改革「Court of Art and Culture」で利用できる属国形態です。 この改革を変更するとすべてのCultural Influenced Stateは独立します。 ***Cultural Influenced Stateの特徴 [#me521c56] 朝貢国にかなり類似した性能を持ち、"朝貢国以外の属国"と、ミッションやディシジョン条件に書かれている場合はCultural Influenced Stateも朝貢国と同じ扱いで考慮され、従属国としての外交の制約はあまり無く、同じ宗主国を持たない国から宣戦された際には宗主国を呼び出せます。受諾は任意です。 また、主要文化と一致するCultural Influenced Stateに対しPersian Influenceを消費(保有するCultural Influenced Stateの数× 20)することでvassalにすることができます。 これをするには実質的な開発度の上限はありますが外交評判を積むことでdev400まではvassalにできるでしょう。 ***Cultural Influenced Stateの作り方 [#va07281e] Cultural Influenced Stateは外交行動のみで作成でき、戦争などでは作れません。 対象国の国教が自国と一致((作成後に変更した場合は属国関係は解消されない))し、その国の首都が自国の交易範囲に属し、列強でないかつ自国より開発度が低ければ、作成することができます。 とはいえ、この条件に当てはまるすべての国をCultural Influenced Stateにできるわけではなく、aiが特定の基準(開発度や相手の外交評判など)((この基準に満たさない国でも自分から属国の申し出をする場合がある。new_diplomatic_actionsのファイルで条件は確認可能))で判断して、受諾した場合のみです。 そして、前項で述べた通り主要文化と一致するCultural Influenced StateはPersian Influenceを消費することでvassalにできますが、そのためには対象国の主要文化を変えさせる必要が出てきます。 「Court of Art and Culture」の改革からPersian Influenceを用いることで外交行動もしくは戦争で自国の主要文化を押し付けられます。 外交行動の場合は10、戦争の場合は30必要です。 Cultural Influenced Stateにできる国は基本的に外交行動で押し付けられるでしょう。 詳しくは[[英wiki>https://eu4.paradoxwikis.com/Subject_nation#Cultural_Influenced_State]] ***Persian Influenceの貯め方と使い道 [#xf11c064] ではどうすればPersian Influenceを貯められるかですが、方法としては、 1.高レベルの芸術家・哲学者の顧問を雇う(内政顧問のレベル×0.03だが芸術家か哲学者の場合はレベル×0.1) 2.威信を高める(威信100時、0.25) 3.Promote artのディシジョンを有効にする(+0.1され、イベントがたびたび発動する。詳しくは[[開発日誌>https://simulationian.com/2023/09/eu4-dd20230912/]]) 4.宮廷アイデア(0.1)、ミッション、モニュメントの利用(ゴレスターン宮殿のモニュメントはtier3時、0.1貰える) 5.異文化のCultural Influenced Stateを多く抱えず、主要文化に変更させる(異文化の属国数×&color(red){-0.2};) 6.異文化グループかつ非受容文化である州をあまり多く抱えない(州数×&color(red){-0.01};) &ref(ペルシア影響.jpg,nolink); 使い道としては、上にも書かれているとおり、主要文化を押し付けたり、vassalにさせたりするときにも使えますが、政府改革画面でpresian influence100を使うことで、属国の開発度に応じたダカットを得る、属国の開発度に応じた人的資源を得る、全従属国との評価と信頼を上げる、という3つの内一つの能力を使用できます。 詳しくは[[英wiki>https://eu4.paradoxwikis.com/Monarchy#Court_of_Art_and_Culture]] ***Cultural Influenced Stateの運用方法・問題点 [#cf8abc7a] vassalにする際にCultural Influenced Stateの数×20のPersian Influenceを消費するので1つの国だけをCultural Influenced Stateにして、vassalにしてから別の国をCultural Influenced Stateにして繰り返すという感じでしょうか。 ただ、これを繰り返せば、外交枠は圧迫しますし、外交併合も間に合いません。 dev100以上の国を属国化できるのはとても魅力的でしたが、この点がCultural Influenced Stateのそこまで強くない理由です。 オスマンのエヤレトシステムと比べるとどうしても見劣りします。 そこで、幕府と組み合わせることで外交枠や独立欲求の悩みが消えて大分使いやすくなるのではないのかと考えました。 欲を言えば、交易範囲が伸びるエヤレトと併用したかったのですが、ペルシアのエンドゲーム化で断念。 以下、実践手順です。 **実践方法 [#h24c4c64] ***初期国家 ティムール [#aba4b460] 1.36からイラン文化グループに変更することでティムールでも直接ペルシアへ変態可能となりました。 国力が高いため、ティムールを選択。 イラン文化グループへの変更は、アジャムとファールスのみを併合してペルシア文化の多い部分のみをステートにすることで容易にペルシア文化に変更が可能です。 ***日本への道のり [#c1b4ff19] ティムールから日本までは距離が遠く、正攻法では幕府になるのはかなり時間がかかるでしょう。 そこでNo CBソロンを行い従属国にして、その後にアイヌを属国化してそこから日本に攻め込みます。 初期のティムールはソロンを発見してませんが、同盟のノガイからチベット→華北→満洲という風に地図を共有してもらいます。 チベット→華北のところをモンゴルだけにすれば手数が減りますが、チャガタイとウズベクが通れないので仕方ありません。 ***ペルシア幕府を開く [#ga0e934d] ここで厄介になるのが、ペルシア変態時に伴い制定されるtier1のペルシア政府は政府改革の変更ができません。 そこで2つの方法があります。 1.ゾロアスターに改宗してペルシア政府を外す 2.神権制に政体変更した後に再度君主制に戻す これらを使えばペルシア政府が外れるので、あとは日本文化に変更し京都に遷都して幕府を制定すれば完了です。 1はペルシアミッションのゾロアスタールートを使えば簡単ですが、今度はCourt of Art and Cultureを使えなくなるので、狂信者改宗しかないです。 今回は時間はかかりますが、2を採用します。 **実践編(以下12/4に記述) [#je54bb47] ''Cultural Influenced Stateをペルシア文化圏属国、Persian Influenceをペルシア影響と記載してます'' ほとんど一般的なティムールの動きですが、1kだけチベット方向に移動させ、同盟したノガイから地図を貰いソロンを見つけていきます。 12月11日になったらアジャムをライバル視したあと、アジャムに宣戦して併合。 &ref(./ajam.jpg,75%); アジャムを併合後、ソロンに宣戦します。 &ref(./solon.jpg,75%); ソロンを属国化後、ソロンは併合しないので併合ぺナ回避目的のために辺境伯に任命した。 1454年11月11日になり併合できるようになったら、ロレスターン、アフガニスタン、ファールスの併合を開始。 ファールスの併合は無償なので翌月に旧ファールスとアジャム領のペルシア文化が多いところをステートにしてペルシア文化の比率が5割超えたので、主要文化をペルシアに変更。 そのあと、トランスオクシアナを併合した。 アフガンとロレスターンを併合後は残りの属国達と関係改善や贈り物などをして評価が190になったら一斉に併合していきます。 ティムール属国とアジャム・アジャムの属国をすべて併合したら、ペルシアに変態できるようになるのでペルシアに変態。 このとき達成できそうなティムールミッションは達成しておきましょう。 &ref(./formpersia.jpg,100%); ペルシアへ変態するとクズルバシュ階級とクズルバシュ連隊が使えるようになります。 クズルバシュ階級は貴族階級とかなり似ていて、貴族階級と同一の特権(二重には使えない)を一部使えます。 ただ、強力な公爵領は無いので議会制定せずに貴族階級を残すメリットはあります。 彼らはシーア派を信仰しているため、シーア派プロビが存在しなかったり、シーアへの寛容度が低かったりすると忠誠均衡が低くなります。 とはいえ、ペルシアはかなり威信を高く保ちやすいのもあり、クズルバシュの忠誠均衡は高くしやすいので気にはなりませんでした。 下の画像だとスンニ派で異端寛容が正だったので+5%の忠誠均衡を貰えてる感じです。-3時は-20%されていました。 &ref(./kuzu.jpg,100%); クズルバシュの連隊の方は、被射撃ダメ-5%が付いた格安で雇える兵士みたいな感じです。 八旗や侍のような補充速度にデバフが付いてないので使いやすいです。 ペルシアの統合のミッションを完了すると、32の開発度が貰えます。 &ref(./integrate.jpg,100%); 宗教ツリー選択。 今回はスンニを選択しました。 イベントが発生し、国教ではない場合は対応した宗教が新たな国教((ゾロアスタールートではもう少し時間がかかる))になります。 &ref(./sunnievent.jpg,100%); スンニ派ルートかシーア派ルートで使用できるholy ordersが変わります。 ちなみにスンニのが強いです。 スンニは開発コスト-10%と生産量+10%が強力ですが、シーアは人的+10%ぐらいしか強力な補正がないので... ペルシア文化圏の属国もスンニのが使いやすいことを考えるとシーア派ペルシアはロマンでしかないのか。 &ref(./order.jpg,100%); 4000ダカット分を借金して、ミッションを達成。 これでペルシア政府の能力とティムールの汎用ミッションから-45%の建設コストかつ-50%の建設時間で建築できます。 穀物工場を序盤からお安く建てられるのはかなり強力ですね。 &ref(./4000duct.jpg,100%); そして、ミッションでヘラートに開発補正 ペルシア政府の能力とティムールミッションの開発補正もあってかなりお安くルネサンスのdevポチができました。 &ref(./hera.jpg,100%); 本プレイとはあまり関係ないですが、1.36だとAIもエヤレト使うんですね。 とはいえ、コアエヤレトに変換してだいたい併合してしまうので、プレイヤーほど強くはないですが。 外交枠が空くのは嫌かも。 &ref(./eyalet.jpg,75%); ソロンから土地を没収して、二ヴフ(宗主国オロチ)に宣戦して併合。 その後はソロンから地図を貰いアイヌの属国化を目指します。 &ref(./nibu.jpg,75%); さて、最初のアイデアは宮廷を選択。 ペルシア影響と政府改革進捗が目的です。 政府改革進捗補正を貰うことで早く幕府化することが狙いです。 &ref(./courtidea.jpg,100%); ミッション「抑制と均衡」を達成すると、解雇するまで特殊な補正が付く顧問が雇えます。 通常の倍のコストがかかりますが、月間統治+1も付いてくるので費用対効果も気にならないですね。 &ref(./yokusei.jpg,100%); 造幣局長官と出納官がこの中だと補正的に優れてそう。 &ref(./concost.jpg,100%); &ref(./devcost.jpg,100%); 宗教ミッション「自宗教の立場」は審問官か神学者をどちらを雇用しているかで報酬が変わります。 時限付きなのでアイデアコスト-10%のある神学者を選んだ方が良さそうです。 &ref(./religionposi.jpg,100%); アイヌを属国化したら土地を没収して日本へと侵攻していきます。 スクショできませんでしたが、上杉の属国移譲と美濃伊勢大和などの割譲で講和。 &ref(./invade.jpg,75%); 停戦明け新たに将軍になった細川に宣戦したりなどして、日本を征服していきました。 &ref(./hoso.jpg,75%); そして1514年にtier6到達+50点分の政府改革点がたまったので、神権化して幕府化していきます。 神権化後、東国文化に主要文化をシフトして、封建的神権へと移行したのち京都に遷都して幕府に政体を変更。 文化縛りがないため、tier3のCourt of Art and Cultureも使えます。 ペルシア文化圏とは一体 &ref(./bakufu.jpg,100%); そしてミッションからのペルシア影響を確保していきます。 ティムール系のミッション「Patronage of the Arts」を達成し、ペルシア影響30獲得。 次のティムールの遺産のミッションではコア化-5%+ディシジョンでさらに-10%盛れるtier2改革が貰えます。 &ref(./patron.jpg,100%); まずはホルムズを招待。 その後、文化を押し付けて、vassalへと変換。 &ref(./hormuz.jpg,100%); vassalに変換したとき、直接大名になってくれるので辺境伯→属国にして大名化する手間をしなくていいのはありがたいです。 そのあと、ホルムズから交易力を吸い上げ、ホルムズノードのシェアを75%にし、ミッション「ホルムズとの競争」を達成。 モゴスターンのdev+11とペルシア影響25貰えて強い。 &ref(./mogo.jpg,100%); ジャウンプルを属国に変換したあとはマールワーを属国にしていきます。 &ref(./malwa.jpg,75%); そして現在のペルシア影響。 非受容文化プロビの多いところであった旧ヒヴァ領を解放しましたが、それでもまだ非受容プロビが多いです。 収入は100ダカットを超えて順調です。 &ref(./income2.jpg,100%); そして威信ですが、一切戦争してないのに100に張り付いてます。 &ref(./prestige.jpg,100%); 地元の貴族が相続したので東国文化の支配者になったため、ミッション「文化的宮廷」を達成。 これで後継者が狩猟に行かなくなります。 将軍の後継者のくせに狩猟に行かないなんてどうなんだろうと思ったり このあとのミッションでは彗星イベントが発生しなくなる報酬もあります。 &ref(./culturacourt.jpg,100%); 二番目のアイデアは人文を選択しました。 アイデアとポリシーから計受容文化数+4が目的です。 &ref(./humanist.jpg,100%); 属国数が15になったので、ミッション「影響力の拡大」を達成。 これでvassal変換時に歴史的友好国になってくれます。 非幕府なら独立欲求の管理が楽になりますね。 &ref(./expandinf.jpg,100%); 同盟のマムルークからハッジに招待されました。 マムルークをプレイされた方、どんな効果か情報求む &ref(./haggi.jpg,100%); Promote ArtディシジョンのPaitingが完成。 ペルシア影響力25を獲得。 なお、その際中のイベントで結構な外交点を奪われました... &ref(./compart.jpg,100%); 報酬は建設時間-10%を選択。 他の効果はイマイチでした。 &ref(./compart2.jpg,100%); ペルシア影響系の最後のミッション「詩の言語」を達成し、ペルシア影響+0.1や主要文化の開発コスト-10%などを獲得。 また、ペルシア影響による政府改革能力の効果も2倍になります。 &ref(./lastmission.jpg,100%); めっちゃ人的資源貰えます。 月のペルシア影響力が+1あるとすれば、10年以内に1回は使用できますね。 人的で困ることはなさそう。 &ref(./manpower.jpg,100%); そして、こちらは金が貰えます。 これで一気に工場でも建てたい。 &ref(./gainducut.jpg,100%); 外交評判は+10まで盛れています。 ここからペトラモニュメントや外交・権勢などで積めば+15ぐらいまでは余裕ですね。 幕府能力で+3されているのはデカいです。 &ref(./reputation.jpg,100%); 軍事系ミッション「クズルバシュの募集」を達成。 影響に比例した規律が得られます。 ゾロアスターペルシアで規律特化すると面白そう。 &ref(./dispmission.jpg,100%); ここでオスマンに宣戦されたマムルークから救援要請が来ました。 前にも宣戦されてそのときは共同で撃退したので今回も勝てるとは思いますが、面倒なのでここで終了とします。 &ref(./mamotto.jpg,100%); 最終的な開発度はこれ 幕府化すれば、ペルシア文化圏もかなり使いやすくなりました。 &ref(./score.jpg,100%); 版図 同盟国のマムを除いた緑の勢力圏が版図です。 日本進出のための戦争以外は一切してません。 &ref(./hanto.jpg,75%); ウズベクとカザンも開発度的にはいけるのですが、交易範囲外なので無理でした。 首都と陸路で隣接しているウズベクは招待可能でも良いだろうと思うのですが。 大名は交易範囲内に含まないのがなぁ...エヤレトなら含むのですが。 そこそこの開発度を持つデリーも信頼度を上げて、同盟を破棄し、態度を友好か脅威(+20される)にすれば、ペルシア文化圏に招待できそうです。 &ref(./dehli.jpg,100%); マムルークも外交評判を積んで態度を友好か脅威(+20される)にすればいけそう。 &ref(./mam.jpg,100%); あとは西アフリカに行けばさらに属国を増やせそうです。 最終的な収入はまずまずですね。 無理に日本に行かなければ、もっと伸ばせそう &ref(./income4.jpg,100%); **感想 [#w7a3ac39] 幕府化すれば外交枠の問題からもおさらばなので、大分使いやすくなった感じがします。 それでも、隣接しているが、交易範囲外のウズベクを招待できなかったりと不便なところは感じます。 WC適性はあるとは思いますが、これやるならマジャパヒトで良いかな感があります。 ただ、ペルシア影響100を消費して従属国の開発に応じた金銭または人的資源を獲得できるのは結構強力だなと思います。 10年で400kの人的or一万ダカット以上を得られれば、戦争や内政に大いに寄与してくれそう。 まぁ、内政と軍事はガチなので拡張能力を控えめにしたのは妥当でしょう。 次回はカレの実績について書く予定です。 半ば定跡のようになっているチベット遊牧民は使いません(笑)
タイムスタンプを変更しない
[[AAR/ペルシア幕府で遊ぶ!]] #contents **Cultural Influenced Stateの解説 [#z1ec25ab] ***Cultural Influenced Stateとは [#f59e8aa5] DLC「King of Kings」を導入している場合、ペルシアミッションのスンニ派またはシーア派の分岐ルートを選び、その分岐ミッションの報酬として得られる君主制tier3改革「Court of Art and Culture」で利用できる属国形態です。 この改革を変更するとすべてのCultural Influenced Stateは独立します。 ***Cultural Influenced Stateの特徴 [#me521c56] 朝貢国にかなり類似した性能を持ち、"朝貢国以外の属国"と、ミッションやディシジョン条件に書かれている場合はCultural Influenced Stateも朝貢国と同じ扱いで考慮され、従属国としての外交の制約はあまり無く、同じ宗主国を持たない国から宣戦された際には宗主国を呼び出せます。受諾は任意です。 また、主要文化と一致するCultural Influenced Stateに対しPersian Influenceを消費(保有するCultural Influenced Stateの数× 20)することでvassalにすることができます。 これをするには実質的な開発度の上限はありますが外交評判を積むことでdev400まではvassalにできるでしょう。 ***Cultural Influenced Stateの作り方 [#va07281e] Cultural Influenced Stateは外交行動のみで作成でき、戦争などでは作れません。 対象国の国教が自国と一致((作成後に変更した場合は属国関係は解消されない))し、その国の首都が自国の交易範囲に属し、列強でないかつ自国より開発度が低ければ、作成することができます。 とはいえ、この条件に当てはまるすべての国をCultural Influenced Stateにできるわけではなく、aiが特定の基準(開発度や相手の外交評判など)((この基準に満たさない国でも自分から属国の申し出をする場合がある。new_diplomatic_actionsのファイルで条件は確認可能))で判断して、受諾した場合のみです。 そして、前項で述べた通り主要文化と一致するCultural Influenced StateはPersian Influenceを消費することでvassalにできますが、そのためには対象国の主要文化を変えさせる必要が出てきます。 「Court of Art and Culture」の改革からPersian Influenceを用いることで外交行動もしくは戦争で自国の主要文化を押し付けられます。 外交行動の場合は10、戦争の場合は30必要です。 Cultural Influenced Stateにできる国は基本的に外交行動で押し付けられるでしょう。 詳しくは[[英wiki>https://eu4.paradoxwikis.com/Subject_nation#Cultural_Influenced_State]] ***Persian Influenceの貯め方と使い道 [#xf11c064] ではどうすればPersian Influenceを貯められるかですが、方法としては、 1.高レベルの芸術家・哲学者の顧問を雇う(内政顧問のレベル×0.03だが芸術家か哲学者の場合はレベル×0.1) 2.威信を高める(威信100時、0.25) 3.Promote artのディシジョンを有効にする(+0.1され、イベントがたびたび発動する。詳しくは[[開発日誌>https://simulationian.com/2023/09/eu4-dd20230912/]]) 4.宮廷アイデア(0.1)、ミッション、モニュメントの利用(ゴレスターン宮殿のモニュメントはtier3時、0.1貰える) 5.異文化のCultural Influenced Stateを多く抱えず、主要文化に変更させる(異文化の属国数×&color(red){-0.2};) 6.異文化グループかつ非受容文化である州をあまり多く抱えない(州数×&color(red){-0.01};) &ref(ペルシア影響.jpg,nolink); 使い道としては、上にも書かれているとおり、主要文化を押し付けたり、vassalにさせたりするときにも使えますが、政府改革画面でpresian influence100を使うことで、属国の開発度に応じたダカットを得る、属国の開発度に応じた人的資源を得る、全従属国との評価と信頼を上げる、という3つの内一つの能力を使用できます。 詳しくは[[英wiki>https://eu4.paradoxwikis.com/Monarchy#Court_of_Art_and_Culture]] ***Cultural Influenced Stateの運用方法・問題点 [#cf8abc7a] vassalにする際にCultural Influenced Stateの数×20のPersian Influenceを消費するので1つの国だけをCultural Influenced Stateにして、vassalにしてから別の国をCultural Influenced Stateにして繰り返すという感じでしょうか。 ただ、これを繰り返せば、外交枠は圧迫しますし、外交併合も間に合いません。 dev100以上の国を属国化できるのはとても魅力的でしたが、この点がCultural Influenced Stateのそこまで強くない理由です。 オスマンのエヤレトシステムと比べるとどうしても見劣りします。 そこで、幕府と組み合わせることで外交枠や独立欲求の悩みが消えて大分使いやすくなるのではないのかと考えました。 欲を言えば、交易範囲が伸びるエヤレトと併用したかったのですが、ペルシアのエンドゲーム化で断念。 以下、実践手順です。 **実践方法 [#h24c4c64] ***初期国家 ティムール [#aba4b460] 1.36からイラン文化グループに変更することでティムールでも直接ペルシアへ変態可能となりました。 国力が高いため、ティムールを選択。 イラン文化グループへの変更は、アジャムとファールスのみを併合してペルシア文化の多い部分のみをステートにすることで容易にペルシア文化に変更が可能です。 ***日本への道のり [#c1b4ff19] ティムールから日本までは距離が遠く、正攻法では幕府になるのはかなり時間がかかるでしょう。 そこでNo CBソロンを行い従属国にして、その後にアイヌを属国化してそこから日本に攻め込みます。 初期のティムールはソロンを発見してませんが、同盟のノガイからチベット→華北→満洲という風に地図を共有してもらいます。 チベット→華北のところをモンゴルだけにすれば手数が減りますが、チャガタイとウズベクが通れないので仕方ありません。 ***ペルシア幕府を開く [#ga0e934d] ここで厄介になるのが、ペルシア変態時に伴い制定されるtier1のペルシア政府は政府改革の変更ができません。 そこで2つの方法があります。 1.ゾロアスターに改宗してペルシア政府を外す 2.神権制に政体変更した後に再度君主制に戻す これらを使えばペルシア政府が外れるので、あとは日本文化に変更し京都に遷都して幕府を制定すれば完了です。 1はペルシアミッションのゾロアスタールートを使えば簡単ですが、今度はCourt of Art and Cultureを使えなくなるので、狂信者改宗しかないです。 今回は時間はかかりますが、2を採用します。 **実践編(以下12/4に記述) [#je54bb47] ''Cultural Influenced Stateをペルシア文化圏属国、Persian Influenceをペルシア影響と記載してます'' ほとんど一般的なティムールの動きですが、1kだけチベット方向に移動させ、同盟したノガイから地図を貰いソロンを見つけていきます。 12月11日になったらアジャムをライバル視したあと、アジャムに宣戦して併合。 &ref(./ajam.jpg,75%); アジャムを併合後、ソロンに宣戦します。 &ref(./solon.jpg,75%); ソロンを属国化後、ソロンは併合しないので併合ぺナ回避目的のために辺境伯に任命した。 1454年11月11日になり併合できるようになったら、ロレスターン、アフガニスタン、ファールスの併合を開始。 ファールスの併合は無償なので翌月に旧ファールスとアジャム領のペルシア文化が多いところをステートにしてペルシア文化の比率が5割超えたので、主要文化をペルシアに変更。 そのあと、トランスオクシアナを併合した。 アフガンとロレスターンを併合後は残りの属国達と関係改善や贈り物などをして評価が190になったら一斉に併合していきます。 ティムール属国とアジャム・アジャムの属国をすべて併合したら、ペルシアに変態できるようになるのでペルシアに変態。 このとき達成できそうなティムールミッションは達成しておきましょう。 &ref(./formpersia.jpg,100%); ペルシアへ変態するとクズルバシュ階級とクズルバシュ連隊が使えるようになります。 クズルバシュ階級は貴族階級とかなり似ていて、貴族階級と同一の特権(二重には使えない)を一部使えます。 ただ、強力な公爵領は無いので議会制定せずに貴族階級を残すメリットはあります。 彼らはシーア派を信仰しているため、シーア派プロビが存在しなかったり、シーアへの寛容度が低かったりすると忠誠均衡が低くなります。 とはいえ、ペルシアはかなり威信を高く保ちやすいのもあり、クズルバシュの忠誠均衡は高くしやすいので気にはなりませんでした。 下の画像だとスンニ派で異端寛容が正だったので+5%の忠誠均衡を貰えてる感じです。-3時は-20%されていました。 &ref(./kuzu.jpg,100%); クズルバシュの連隊の方は、被射撃ダメ-5%が付いた格安で雇える兵士みたいな感じです。 八旗や侍のような補充速度にデバフが付いてないので使いやすいです。 ペルシアの統合のミッションを完了すると、32の開発度が貰えます。 &ref(./integrate.jpg,100%); 宗教ツリー選択。 今回はスンニを選択しました。 イベントが発生し、国教ではない場合は対応した宗教が新たな国教((ゾロアスタールートではもう少し時間がかかる))になります。 &ref(./sunnievent.jpg,100%); スンニ派ルートかシーア派ルートで使用できるholy ordersが変わります。 ちなみにスンニのが強いです。 スンニは開発コスト-10%と生産量+10%が強力ですが、シーアは人的+10%ぐらいしか強力な補正がないので... ペルシア文化圏の属国もスンニのが使いやすいことを考えるとシーア派ペルシアはロマンでしかないのか。 &ref(./order.jpg,100%); 4000ダカット分を借金して、ミッションを達成。 これでペルシア政府の能力とティムールの汎用ミッションから-45%の建設コストかつ-50%の建設時間で建築できます。 穀物工場を序盤からお安く建てられるのはかなり強力ですね。 &ref(./4000duct.jpg,100%); そして、ミッションでヘラートに開発補正 ペルシア政府の能力とティムールミッションの開発補正もあってかなりお安くルネサンスのdevポチができました。 &ref(./hera.jpg,100%); 本プレイとはあまり関係ないですが、1.36だとAIもエヤレト使うんですね。 とはいえ、コアエヤレトに変換してだいたい併合してしまうので、プレイヤーほど強くはないですが。 外交枠が空くのは嫌かも。 &ref(./eyalet.jpg,75%); ソロンから土地を没収して、二ヴフ(宗主国オロチ)に宣戦して併合。 その後はソロンから地図を貰いアイヌの属国化を目指します。 &ref(./nibu.jpg,75%); さて、最初のアイデアは宮廷を選択。 ペルシア影響と政府改革進捗が目的です。 政府改革進捗補正を貰うことで早く幕府化することが狙いです。 &ref(./courtidea.jpg,100%); ミッション「抑制と均衡」を達成すると、解雇するまで特殊な補正が付く顧問が雇えます。 通常の倍のコストがかかりますが、月間統治+1も付いてくるので費用対効果も気にならないですね。 &ref(./yokusei.jpg,100%); 造幣局長官と出納官がこの中だと補正的に優れてそう。 &ref(./concost.jpg,100%); &ref(./devcost.jpg,100%); 宗教ミッション「自宗教の立場」は審問官か神学者をどちらを雇用しているかで報酬が変わります。 時限付きなのでアイデアコスト-10%のある神学者を選んだ方が良さそうです。 &ref(./religionposi.jpg,100%); アイヌを属国化したら土地を没収して日本へと侵攻していきます。 スクショできませんでしたが、上杉の属国移譲と美濃伊勢大和などの割譲で講和。 &ref(./invade.jpg,75%); 停戦明け新たに将軍になった細川に宣戦したりなどして、日本を征服していきました。 &ref(./hoso.jpg,75%); そして1514年にtier6到達+50点分の政府改革点がたまったので、神権化して幕府化していきます。 神権化後、東国文化に主要文化をシフトして、封建的神権へと移行したのち京都に遷都して幕府に政体を変更。 文化縛りがないため、tier3のCourt of Art and Cultureも使えます。 ペルシア文化圏とは一体 &ref(./bakufu.jpg,100%); そしてミッションからのペルシア影響を確保していきます。 ティムール系のミッション「Patronage of the Arts」を達成し、ペルシア影響30獲得。 次のティムールの遺産のミッションではコア化-5%+ディシジョンでさらに-10%盛れるtier2改革が貰えます。 &ref(./patron.jpg,100%); まずはホルムズを招待。 その後、文化を押し付けて、vassalへと変換。 &ref(./hormuz.jpg,100%); vassalに変換したとき、直接大名になってくれるので辺境伯→属国にして大名化する手間をしなくていいのはありがたいです。 そのあと、ホルムズから交易力を吸い上げ、ホルムズノードのシェアを75%にし、ミッション「ホルムズとの競争」を達成。 モゴスターンのdev+11とペルシア影響25貰えて強い。 &ref(./mogo.jpg,100%); ジャウンプルを属国に変換したあとはマールワーを属国にしていきます。 &ref(./malwa.jpg,75%); そして現在のペルシア影響。 非受容文化プロビの多いところであった旧ヒヴァ領を解放しましたが、それでもまだ非受容プロビが多いです。 収入は100ダカットを超えて順調です。 &ref(./income2.jpg,100%); そして威信ですが、一切戦争してないのに100に張り付いてます。 &ref(./prestige.jpg,100%); 地元の貴族が相続したので東国文化の支配者になったため、ミッション「文化的宮廷」を達成。 これで後継者が狩猟に行かなくなります。 将軍の後継者のくせに狩猟に行かないなんてどうなんだろうと思ったり このあとのミッションでは彗星イベントが発生しなくなる報酬もあります。 &ref(./culturacourt.jpg,100%); 二番目のアイデアは人文を選択しました。 アイデアとポリシーから計受容文化数+4が目的です。 &ref(./humanist.jpg,100%); 属国数が15になったので、ミッション「影響力の拡大」を達成。 これでvassal変換時に歴史的友好国になってくれます。 非幕府なら独立欲求の管理が楽になりますね。 &ref(./expandinf.jpg,100%); 同盟のマムルークからハッジに招待されました。 マムルークをプレイされた方、どんな効果か情報求む &ref(./haggi.jpg,100%); Promote ArtディシジョンのPaitingが完成。 ペルシア影響力25を獲得。 なお、その際中のイベントで結構な外交点を奪われました... &ref(./compart.jpg,100%); 報酬は建設時間-10%を選択。 他の効果はイマイチでした。 &ref(./compart2.jpg,100%); ペルシア影響系の最後のミッション「詩の言語」を達成し、ペルシア影響+0.1や主要文化の開発コスト-10%などを獲得。 また、ペルシア影響による政府改革能力の効果も2倍になります。 &ref(./lastmission.jpg,100%); めっちゃ人的資源貰えます。 月のペルシア影響力が+1あるとすれば、10年以内に1回は使用できますね。 人的で困ることはなさそう。 &ref(./manpower.jpg,100%); そして、こちらは金が貰えます。 これで一気に工場でも建てたい。 &ref(./gainducut.jpg,100%); 外交評判は+10まで盛れています。 ここからペトラモニュメントや外交・権勢などで積めば+15ぐらいまでは余裕ですね。 幕府能力で+3されているのはデカいです。 &ref(./reputation.jpg,100%); 軍事系ミッション「クズルバシュの募集」を達成。 影響に比例した規律が得られます。 ゾロアスターペルシアで規律特化すると面白そう。 &ref(./dispmission.jpg,100%); ここでオスマンに宣戦されたマムルークから救援要請が来ました。 前にも宣戦されてそのときは共同で撃退したので今回も勝てるとは思いますが、面倒なのでここで終了とします。 &ref(./mamotto.jpg,100%); 最終的な開発度はこれ 幕府化すれば、ペルシア文化圏もかなり使いやすくなりました。 &ref(./score.jpg,100%); 版図 同盟国のマムを除いた緑の勢力圏が版図です。 日本進出のための戦争以外は一切してません。 &ref(./hanto.jpg,75%); ウズベクとカザンも開発度的にはいけるのですが、交易範囲外なので無理でした。 首都と陸路で隣接しているウズベクは招待可能でも良いだろうと思うのですが。 大名は交易範囲内に含まないのがなぁ...エヤレトなら含むのですが。 そこそこの開発度を持つデリーも信頼度を上げて、同盟を破棄し、態度を友好か脅威(+20される)にすれば、ペルシア文化圏に招待できそうです。 &ref(./dehli.jpg,100%); マムルークも外交評判を積んで態度を友好か脅威(+20される)にすればいけそう。 &ref(./mam.jpg,100%); あとは西アフリカに行けばさらに属国を増やせそうです。 最終的な収入はまずまずですね。 無理に日本に行かなければ、もっと伸ばせそう &ref(./income4.jpg,100%); **感想 [#w7a3ac39] 幕府化すれば外交枠の問題からもおさらばなので、大分使いやすくなった感じがします。 それでも、隣接しているが、交易範囲外のウズベクを招待できなかったりと不便なところは感じます。 WC適性はあるとは思いますが、これやるならマジャパヒトで良いかな感があります。 ただ、ペルシア影響100を消費して従属国の開発に応じた金銭または人的資源を獲得できるのは結構強力だなと思います。 10年で400kの人的or一万ダカット以上を得られれば、戦争や内政に大いに寄与してくれそう。 まぁ、内政と軍事はガチなので拡張能力を控えめにしたのは妥当でしょう。 次回はカレの実績について書く予定です。 半ば定跡のようになっているチベット遊牧民は使いません(笑)
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