AAR/ハートマン軍曹白熱教室/世界征服解説第2回「侵略と宗教危機」前編
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[[AAR/ハートマン軍曹白熱教室]] #contents ※2014/04/02 画像追加 *世界征服解説第2回「侵略と宗教危機」前編 [#m95d3dc9] **コーコーハクシダン [#kca7bb6d] &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); うっうっ、オリバーさんは本当に天国にいけたのでしょうか。 このまま地獄に落ちたのでは可哀想すぎます… &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); それこそ神のみぞ知るってやつだな。 ただ個人的感想を述べるなら天国にいけたんじゃないか。 実際は宮廷歴史家の筆の通りにプロテスタント反乱を弾圧してまわったようじゃないからな &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 御伽噺の感想はさておき、ゲーム解説に入る前に一つ解説しておきたいことがある &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); ? &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 爵位の話だ。 EU4を発売しているパラド社が出しているCrusader kingsシリーズをやっている人だとなんとか読めたかもしれないが、馴染みのない人には さっぱりわからなかっただろう。 ※Crusader kings(略称CK) EU4の前の時代である十字軍の時代を取り扱ったパラドックス社が出しているシミュレーションゲーム。 これを書いている時、CK2ではヨーロッパと西アジアに限定されていた世界がインドまで広がるという大型アップデートが行われた。 CK2で最後までプレイしたセーブをEU4にコンバートできたりする。 DLC共々新たな盛り上がりを見せるCK2はsteam等で絶賛好評発売中! &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); …うーん、そうですね。 まるゆもオリバーさんがレスター伯だったり子爵位を貰ったり卿がついたりとかの描写で混乱しちゃいました。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); そこで大雑把に解説すると、女王想話下におけるイングランドでは以下のように爵位が設定されている。 よくこの爵位の覚え方は王を除いて「コー、コー、ハク、シ、ダン」と言われているな。 ・王 / king,Queen &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200837119_org.v1396425715.jpg); 一番偉いよ! 下記の連中に爵位を宛がう仕事だよ! 爵位をあげるのは簡単だけれど理由もないのに奪うとドン引きされるよ!理由があっても結構評判悪いよ! ・公爵 / Duke &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200837126_org.v1396425723.jpg); 一番初めのコーに相当する爵位。 すごく偉いよ! EU4で例えると3プロビくらい保有しているすごい貴族だよ! 一般的には王族に連なる家系の人が貰うよ! ゴルゴ13の作者だよ! ・侯爵 / marquis &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200837139_org.v1396425731.jpg); 二番目のコーに当たる爵位。 同格の辺境伯と言い、重要な部分の領地を保持していたりとても偉いよ! けれどあんまり物語では出てこないよ! ・伯爵 / earl &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200837150_org.v1396425739.jpg); 三番目のハクに当たる爵位。 それなりに偉いよ! EU4的には1プロビを担当しているくらいの貴族だよ! ・子爵 / viscount &ref(http://kura1.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200837160_org.v1396425746.jpg); 四番目のシに当たる爵位。 まあまあ偉いよ! 侯爵と伯爵の後継者が儀礼称号として貰うこともあるよ! (例:レスター伯オリバーの息子はレスター伯を継ぐまで○○子爵オリバー2世などと呼ばれたりする) ・男爵 / baron &ref(http://kura1.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200837175_org.v1396425754.jpg); 最後のダンに当たる爵位。 これになると卿(Lord)と呼ばれる程度に威張れるよ! パラドゲーで例えるとロンドンプロビに所属するお城の城主、街の市長を担当できるくらいだよ! 騎士とかこの爵位以下はSirと呼ばれるよ! ハートマン軍曹と同じ(?)だね! ※注:画像はイメージです。他意は一切含まれておりません。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); ゴーゴーハクビシンですね! まるゆばっちり覚えちゃいました! &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200837186_org.v1396425762.jpg); 横浜にいると噂のH氏。結構やんちゃ者。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); お、おう なんか鼻の白い珍獣が飛び回っている光景が頭に浮かんだけど気にしないでおくか。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); それで日本との華族の違いなんだが、一般的にヨーロッパでの爵位は土地に付属しているものなんだ。 だから女王想話第1話、2話に登場する「ヨーク公(公爵)はアルスター伯(伯爵)でもあった」とあるように、ヨークシャー地域とアルスタープロビを所持していた(管理者)という意味になる。 正確にはヨーク公は「ヨーク公及びアルスター伯」だが(実際には他の領地も持っているのでもっと兼ねている称号があるはず)名乗る時には上位称号の一つしか呼ばれないのでヨーク公リチャード(ヨーク領を管理、所持している公爵、リチャード・プランタジネット)と表記されている。 イングランド王がイングランド王及びウェールズ公爵及び(以下略)と呼ばれないのと同じだな。 同様にレスター伯オリバー・ダドリーはレスター地域を管理している伯爵オリバー(名)・ダドリー(姓)の意味になる。 日本明治以降の華族(貴族)における爵位は土地に付属しているものではないからヨーク公のように爵位を兼ねるということはない。 純粋に上がるか下がるのどちらかだ。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); ぶくぶくぶく…ややこしくて頭が…… &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); EU4の時代では封建制度から脱却して中央集権が進む時代でもあるからそこまで重要でもないんだけどな 豆知識として頭に入れておくとちょっと楽しめるかもな **御伽話「女王想話」第2話&第3話 [#k9c85c83] 女王想話 第2話 http://eu4.paradwiki.org/index.php?AAR%2F%E5%A5%B3%E7%8E%8B%E6%83%B3%E8%A9%B1%2F%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E8%A9%B1%20%EF%BD%9E%E5%82%B2%E5%B2%B8%E4%B8%8D%E9%81%9C%E3%81%AA%E5%A5%B3%E7%8E%8B%E3%81%A8%E5%BF%A0%E5%AE%9F%E3%81%AA%E3%82%8B%E9%A8%8E%E5%A3%AB%EF%BD%9E 女王想話 第3話 http://eu4.paradwiki.org/index.php?AAR%2F%E5%A5%B3%E7%8E%8B%E6%83%B3%E8%A9%B1%2F%E7%AC%AC%E4%B8%89%E8%A9%B1%20%EF%BD%9E%E5%AD%A4%E9%AB%98%E3%81%AE%E9%A8%8E%E5%A3%AB%E3%81%8C%E7%A4%BA%E3%81%99%E5%85%89%EF%BD%9E ここからは前回に引き続き女王想話、2&3話の解説部分となります。 **忠実なる騎士 [#n5b03bf6] &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); この回は重要になるから英国に縁のある麻呂日本時代に登場した人物にアシスタントをお願いしておいた。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); わあ!どんな方なのかまるゆ楽しみです!! &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); それではご登場願おうか &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 超弩級戦艦として建造技術導入を兼ねて英国ヴィッカース社で建造された、金剛デース!(↑↑)……。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); ……。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); ……。スッつ(マイク) &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); マイク音量大丈夫…?チェック、1、2……。よし。 はじめまして、私、霧島です…。霧島なんです…(↓↓) &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 頼んでいた人と違うんだがどうしたんだ? &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); (華麗にスルーするなんてアベさんは優しいなぁ…でもその優しさが人を傷つけることもあるとまるゆは思うのです) &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); …姉は頂いた台本を読んで「解説ややこしすぎて喉が渇きマース!艦隊の頭脳(笑)の霧島が今回は相応しいデース!」といって私に丸投げしました。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); (すげえ声真似上手だぜ) そ、そうか。 じゃあ申し訳ないがアシスタント宜しく頼む。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); はいっ、おまかせください! &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); この章はもっぱらオリバーさんの人物像描写だけです。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 前話を読みましたがマリー姫がパリに向かった際、一緒に連れていった小さな騎士というのは彼のことだったんですね お姫様と忠実なナイト。御伽噺にはありがちですがステキです。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 終止その関係でいられたならオリバーも幸せだったんだろうな **イングランドの剣 [#v3b1d171] ***外交官の動き [#x0f42f45] &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); オリバーさんが「イングランドの盾」で外交官の皆さんが「イングランドの剣」というのがまるゆには納得がいきません &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 将軍であるオリバーが「剣」、外交官が「盾」のほうがしっくりきますからね &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); それはこのプレイにおける外交官が戦争割譲以上に領土拡張に用いられたことに由来している。 このプレイ、前回解説でも述べた通り敵はcoalition(対抗同盟)なわけだ。 その為aggが跳ね上がってしまう「プロビンスを直接奪うという」行為が少ない。 ほとんどが外交属国、武力属国からの併合だ。 そこでもう一度TIPS「激おこ?(CoalitionとOutraged)」から引用してCoalitionが形成される状況を確認しようか。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); (激怒にならない条件) ライバル指定をしていたり、宗主国もしくは従属国だと激怒にはならない。 Aggressive Expantion(以下AE)がないと激怒にはならない。 AEが-10以上ならば、既に敵対同盟に入っていなければ激怒にはならない。 友好度が0以上ならば、既に敵対同盟に入っていなければ激怒にはならない。 友好度が50以上ならば、激怒にはならない。 (激怒を緩和する条件) AEが-40以上ならば、既に敵対同盟に入っていなければ激怒になる可能性は緩和される。 脅威度(内部で保持する、対象国を脅威と認識している度合い)が100未満ならば激怒になる可能性は緩和される。 (激怒を促進する条件) AEが-50未満ならば、その度合いに応じて激怒になる可能性が上がる。 AEが-50、-75、-100と倍々に増えていき、以下-100ごとに倍になる。 脅威度が200以上ならば激怒になる可能性が上がる。 友好度が-50未満の場合、その度合いに応じて激怒になる可能性が上がる。 隣国である場合、激怒になる可能性が上がる。 取り敢えず、敵に回したくない国とは友好的であるよう務めよう。 TIPSの「激おこ?(CoalitionとOutraged)」より抜粋 http://eu4.paradwiki.org/index.php?TIPS#n605e73c &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198352612.v1393135619.jpg); (スッ)今北産業 注:今北産業=今該当スレを覗いたが全部読むのがダルいので流れを三行で説明しろの意。2chにおけるスラング。 ちなみにここでは三行で解説しきれていない。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); (ⅰ) 外交態度が激怒になると敵対同盟(Coalition)を作ろうとする(可能性が高くなる) (ⅱ) Agg(Aggressive Expantion)が高いと外交態度が激怒になりやすい (ⅲ)opinionが高いと激怒になりにくい。+50以上あるとならない。 ドゥユーアンダースタン? &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198352612.v1393135619.jpg); おk(サッ) &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); さすが霧島だ。俺が重要だと思う部分をピンポイントでピックアップしてくれたな。 この事からcoalitionを組まれない為にはAgg(上記TIPSではAEと略されているがこちらでは前回に引き続きAggと略す)をあげないのは当然として、opinionを保っておく必要があるわけだ。 だから作中の外交官がオーバーワークだと嘆いていたように、外交官を遊ばせている余地などまるでないということだ。 特に同盟、婚姻をするつもりのない国に対しても+50~+75のopinionを保つようにしていたからな。 筆者は初めPCに打ち込んでいたが途中で面倒になって外交官の行動予定表を紙に書いている。 最終的には大学ノート20ページ弱に及ぶこととなった。 &ref(http://kura1.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200837193_org.v1396425771.jpg); 属国を多用する関係上イングランドのNI3番目のSecretaries of Stateを早期に取りたくて見つめている図。 1493年の段階で外交技術レベルはトップから4離された。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); えっ(ドン引き) &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 外交併合が終わる時期とか書いておかないと忘れるからな。 (外交併合完了によって生じる他属国のopinion低下を考慮して動かさないと大変なことになる。詳細は後述) この時は外交官の数が3人しかいないからまだマシだが、6人態勢で首都から遠い別大陸国ともなると帰還タイムラグも考えないといけなくなる。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 百年戦争で鍛えたことにより寡兵でも敵を打ち破ることは出来るようになっています。 しかし対抗同盟の厄介な点は対抗同盟メンバーの単独和平が出来ないことですからね 幾ら停戦期間中宣戦を多用するといっても政治点の問題で限度はあります。 EU4スレに書いてあったイングランド世界征服メモではver1.4なのでガリガリプロビを削っていたようですが、ver1.5では対抗同盟形成の観点から非常に厳しいでしょう。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); ただ手間をかけただけあって利点もあった。 EU4スレ世界征服メモの最後に世界征服に必要なのは「反乱に挫けない心」とあったが、このプレイでは後の宗教改革時代を除いてあまり「反乱が起きなかった」ということだ。 このプレイでは40%以上のoverextended(拡張限界)を抱える場面があまりなかったからな。 マロチェロキー時代のような反乱鎮圧ゲーになることはなかったといっていい。 ***Aggが緩和される条件の考察 [#p5abcdea] &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 上記tips情報に加え、戦争講和によって生じるaggの上昇割合がどのようになっているか考察してみよう。 この辺りはデータを見て確認したわけじゃないから私見だ。注意してくれ &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); こちらがその考察(私見)になります。 (1) 大体1プロビ割譲につき+15上昇する 属国提案だと何プロビだろうが+15くらい (2) agg上昇割合はプロビを奪われる国の首都とaggが上昇する国の首都との距離によって減る。 減る割合がver1.5ではver1.4の半分になったことでaggが増える要因となった。 (例:スペインの領土を奪ってもポルトガルのagg上昇とロシアのagg上昇が首都間距離によって全く異なる) (3) 首都が別大陸に所属していることでも上昇割合が低下していると思われる。 前述の項目に加え、アメリカ大陸国の領土を奪ってもヨーロッパ所属国のaggはほとんどあがらない。もっと近くで考えると北アフリカチュニジア等とヨーロッパ国家でもさほどあがらない。これに関しては他要素も絡んでいると考察される。 (4) 宗教グループが別でも低下している。 これはプロビを奪われる国とaggが上昇する国の宗教グループが別なことにより外交態度が悪いことが原因かもしれない。 (例:オスマン領土を奪ってもキリスト教国のaggがさほど上がらない) (5) 自国とagg上昇国との関係が関係している。 首都が似たような距離にある神聖ローマ帝国諸邦間でも自国とフレンドリーでopinionが高い国と自国を警戒していてopinionが0より下の国では上昇割合が変わる。 つまり仲が悪い国はよりaggが上がり、良い国はagg上昇が抑えられている。 戦争に参加していない自国同盟国など(opinionが非常に高い)はほとんどaggがあがらないことからそう考察される。 (6) プロビを奪われる国とagg上昇国の関係。 この2国間の関係が悪いと「ざまぁみろ」といわんばかりにagg上昇国のaggはさほどあがっていないように見受けられる。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198352612.v1393135619.jpg); (スッ)今北産業 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); (ⅰ)仲が良いとちょっとヤンチャしたくらいなら許してくれるよ。でもあんまりお痛が過ぎると激おこになっちゃうよ。 (ⅱ)見知らぬ遠くの異国が領土奪われようがあんまり興味ないよ (ⅲ)憎い敵(rival)や異宗教の敵が領土奪われても「メシウマwww」としか思わないよ &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198352612.v1393135619.jpg); おk(サッ) &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); (…まさか北上先生、この役割に徹するつもりでは) &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); こうやって羅列したのを眺めると金剛が丸投げしたくなるのもわかる長さだな。 もう一度言うが、これは著者の私見かつ経験側から導き出した考察だから実際には見当外れ、勘違いが大量にあることを注意してくれ。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 考慮します。 opinionを保つことでagg上昇を抑えることがcoalition形成を抑えることに繋がる(と考えている)わけですね。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 余談だがマリー女王は睡眠に関する項目であえて残した言葉があるそうだぞ &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); ? &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 「気絶」だ。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); マリーが提督だったら潜水艦娘の待遇が酷いことになりそうですね…。真っ黒鎮守府になりそうだわ。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 女王は成果を残している者にはそれに相応しい褒美を与えているみたいだからな。 過酷な労働に見合った給与を与えないいわゆるブラック企業とは違うだろう。 日本で言うなら信長体質なわけだ。 **3つの遠征 [#yf005908] ***実績達成条件の確認 [#w7de2806] &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); でもプロビンスを戦争で奪わないで世界征服なんてできるのでしょうか? &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 全くプロビンスを奪わなかったわけじゃない。 極力抑えたというだけの話だ そして奪った場合はコア化しないでほとんど属国に押し付けているからOverextendedを抱えていなかった &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 武力属国するにしてもある程度プロビを削らないといけない場合もありますからね。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 今更だがここで実績「World Conqueror」の条件を確認しよう。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); こちらが「World Conqueror」の取得条件です。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200837202_org.v1396425778.jpg); ・全ての国を滅ぼすか、従属国家とする。 字面だけ見ると非常に単純ですね。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 達成した今だから言えるが、たぶん4つの不可能な実績の中だとある程度実力で何とかなるから一番簡単だろう。 取ったことないがsunset invasionとか序盤運が絡みそうだしな。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); でもこの条件だとガンガンプロビを削らないといけないように思えます &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); それでこれはver1.4からの変更点なんだが「World Conqueror」達成条件には''従属国家も可''という項目が加わった。 これは1.4から保護国が追加されたことで西洋技術グループ国はアジア国の属国化が不可能になってしまったことによる代償措置だろう。 この条件は正確に捉えると「自国以外で独立している国がいない」ことが達成条件になる。 つまりこの事から、アジア方面、アメリカ方面は無理しなくても保護国で簡単に自国従属国にすることができるから放置しておいても大丈夫ということがわかるな。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); どういうことですか? まるゆはまだ従属国家のことを講義で習ったことがありません。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); ここはもう初心者向けじゃないのよ、まるゆ。 でも確認ついでに解説しておきましょうか。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 第3回講義で戦勝点が100%以内に収まらない講和条件を敵国が呑むことはないって教わったわよね? &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); はい、全土占領していっぱい領土を奪いたくても奪えないことは教わりました。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 戦争における保護国化は対象国が1プロビだろうと、1000プロビあろうと要求戦勝点が100%になるの。 つまりどれだけ大きい帝国(明とか)だろうと保護国化対象国だと一回の戦争で従属国家にすることができるのよ。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 保護国がどういうものなのかはTIPSの従属国家欄か「ナミダクン、サヨナラ」とかいうAARの「Grand conquest」という回で触れているわ。 http://eu4.paradwiki.org/index.php?AAR%2F%E3%83%8A%E3%83%9F%E3%83%80%E3%82%AF%E3%83%B3%E3%80%81%E3%82%B5%E3%83%A8%E3%83%8A%E3%83%A9%2FGrand%20conquest (Link:AAR「ナミダクン、サヨナラ」「Grand conquest」回) &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); あれ?このAARって見たことのある人がいっぱい… ***征服優先順序の設定 [#zee968d8] &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 下記の理由から筆者の初期脳内征服優先順序はこんな感じだった。 (1)植民拡張する国家 (2)大国で領内に期限付きのコアを抱えている国家。 (3)1,2を除き、元が大国だったのにゲームの流れで小国になってしまった国家。 (4)1~3を除く保護国にできない国 (5)保護下可能国家 神聖ローマ帝国領土は皇帝乗っ取り&改革で支配するから選定侯以外にはほとんど手をつけていない。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); (1)の植民する国家はスペイン、ポルトガル、ロシア、ノルウェー、初めにはいませんがオランダですね。フリースラント等のオランダ系国家もオランダがいないと植民を始めます。 ノルウェーは放っておいてもスウェーデンかデンマークに吸収されるのでどちらかというと(3)に属しているわ。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); (2)はオスマンです。1600年までにある程度片付けないと領内で抱えているビザンツやその他小国のコアが消えてしまいます。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); この考えに沿って御伽噺2,3話のマリー治世始まりから摂政評議会時代の終わりにあたる1468~1534年は(ⅰ)スペイン、ポルトガルのイベリア半島。(ⅱ)オスマンの西アジア方面。(ⅲ)ノヴコロド、モスクワの東欧のトライアングルで順々に叩いている。 これは前述項目で解説したagg上昇割合の距離補正観点とかも影響している。 それぞれ距離的に遠い国を順番に叩くことでaggが上昇してしまう国をばらけさせる為でもあるわけだ。 大体3プロビを一遍に奪うとcoalitionができるから、事情がなければ1回の戦争では直接割譲は2プロビ以下だ。 ヘタをするとcoalition形成を嫌がって直接叩いた国に金をあげてopinion回復なんて真似もしているしな。 この方針は想定外の宗教騒動、摂政評議会コンボでそこまで進行しなかったからジェームズ1世の時代に持ち越されて続くぜ。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); (1)(2)はまるゆでもなんとなくわかります。ただ(3)の意味がまるゆにはよくわかりません。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); ああ。これはどちらかというと初期脳内構想と言いながら結果から後付で用意した答えだから、実際は筆者もわかっていなかったことらしいが… &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 霧島、次のクリップを用意してくれ &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); かしこまりました ***武力属国化可能範囲 [#y94472cc] &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 順を追って説明しよう。 まず属国化及びそこからの併合を多用するというのは説明したよな。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); はい。 アベさんはaggの上昇をなるべく抑えるためといっていました。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); そこで知っていると思うが外交属国に必要な条件を羅列しよう。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); (1)opinion+190以上 (2)属国対象国と婚姻している。 この関係から同宗教グループでないと外交属国化できない。 (神道や仏教は別宗教グループでも可。不可能なのはイスラム、キリスト) (3)同盟を結んでいる。 (4)宗主予定国、属国対象国共に戦争をしていない。 (5)属国対象国の所持しているプロビンスの基礎税額が計40以下であること。 こんなところでしょうか。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); ああ。 序盤はキツイが、国力上昇に伴う軍備の増加、アイデアによる外交評判の上昇、外交評判をあげるアドバイザーをつけることで結構大き目の6、7プロビ所持国(基礎税額の低い東欧国)も外交属国できるようになってくる。 ハンガリーなんかは敵対的コア化コスト持ちで切り取ると面倒だがこっちの方法で属国化に成功することになる。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 続いて武力属国の条件を羅列しよう。 といっても話は簡単で(ⅰ)戦争時に属国化に必要な戦勝点が100%以内に収まっている(ⅱ)首都が占領されている場合、自国が首都を占領していること これだけだ。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 100%を越えてしまっている場合は100%以下に収まるように最小限のプロビ割譲で済ませ、次に持ち越すことになりますね (ⅱ)は自国属国が占領している場合は問題ありませんが、同盟国などが首都を占領してしまうと属国化提案はその国のものになってしまうので注意が必要です。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); (ⅱ)について補足すると、自国属国が首都を占領している場合でも自国属国の属国(subject of subject、以下SoS表記)になってしまうケースがある。 対象首都プロビが自国属国のコア地又属国がクレームをつけている場合だ。 実はこれをあえて狙うのも世界征服では重要になってくる。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); 属国の属国?封建制度の縮図みたいでかなりややこしいですが何か得することでもあるのですか?? &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 属国に属国を宛がうと「外交枠が節約できる」からだ。 ただでさえ属国だらけで同君連合を狙うような余計な婚姻関係を作れないのに、小さな国をagg上昇を気にして属国にしていたんじゃ幾ら枠があっても足りないだろ? &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); フランスにも初期からの属国がいるので同君連合を成立させると同様の状況になります。 これらは時間が経つと勝手に属国がSoSの併合を開始するので、属国がSoSを併合するのが終わってから外交併合を開始することになりますね。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 女王想話下のフランス同君連合開始は1449年だから本来なら50年後の1499年には併合開始できる。 ただ今回は複数の理由があって1523年に併合終了している。 複数ある理由の一つがフランスがSoSの併合を完了するのを待っていたからというのがあったんだ。 SoSが残っている状態で属国の併合が完了してしまうと、SoSは属国に格上げされて外交枠に計上されちまうからな。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); ふーむ、ちょっとしたてくにっくですね &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 実際のプレイでは途中で気付いたことだから初めから計算していたわけじゃないようだ ただagg上昇を避ける為にオスマンは属国開放とコア地返還で分解してから、開放された属国をこっちで受け持たないで属国にしたオスマンのSoSにすることで外交枠を節約している。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); そして武力属国化する際に重要なのが「宣戦布告する前に当該国に属国提案する際に戦勝点が100%に収まるか」ということだ。 宣戦布告してから講和画面を見て100%に収まりませんでしたじゃ時間ロスもいいところだぜ。 そこで前回説明した通り、このプレイをやる気にさせた情報の一つがあった。 基本的に筆者はやる前からある程度成功イメージができないとやる気にならんようだからな &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); それがこちらAAR「翼持つ槍騎兵は世界に羽ばたく」の一話にあります。 http://eu4.paradwiki.org/index.php?AAR%2F%E7%BF%BC%E6%8C%81%E3%81%A4%E6%A7%8D%E9%A8%8E%E5%85%B5%E3%81%AF%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AB%E7%BE%BD%E3%81%B0%E3%81%9F%E3%81%8F%2FPOL%E6%A7%8D%E9%A8%8E%E5%85%B5N01 (Link:AAR「翼持つ槍騎兵は世界に羽ばたく」一話) &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); あのー、どこにもそんな記述が見受けられないのですが &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 一番下をよく見なさい、まるゆ。 '''基本税12(24%)+人的資源125(10%)+基本8%で42%の戦勝点が必要。''' &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); これだけで全てを察しろというのは霧島さん厳しすぎますっ! &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); ピキピキ &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 霧島、マイクチェックの時間はまだ早いぜ &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); もちろん私は怒ってなんていませんとも、ええ。 これを読み取って「え、事前計算できんの?これ知ってたらラクになるじゃん」と気付いた著者は英語wikiでも確かめました。 ノーマルコスト The normal warscore cost of a province is 8% + 2% per base tax + 2% per base kManpower + 2 per flat trade power from buildings and modifiers above 3 http://www.eu4wiki.com/War#Ending_a_war (Link:英語wiki ending war項目より抜粋) &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198352612.v1393135619.jpg); (スッ)日本語でおk &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 1プロビ割譲に戦勝点基本コスト (基本8%)+(2%×基礎税額)+(州のmanpower1K(表示では10)ごとに2%)+(補正混みでトレードパワー増加が3以上の建物一つにつき2%) 相変わらず翻訳は適当です。 これで全てのプロビを計算して合計が100%以下なら一回の戦争で属国化可能ですね。 後は対象国の規模(プロビ数)や合計400%を越えた場合の割り当て平均化などの要素がありますが属国化が可能かどうか計算する場合に400%越えるような大国なんて、計算するまでもなく一回で属国化できないことはわかるので気にしていません。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); ただ改めて見るとちょっと違う気がするぜ。 筆者がプレイしているときは自分がわかりやすいように (プロビの合計数×8%)+(2%×プロビ合計基礎税額)+(州のmanpower1K(表示では10)ごとに1%、端数切捨て) トレードパワー無視&マンパワー計算を10辺り1%で計算していたようなんだが、合計±5%範囲でずれることがなかったんだ。 計算したのにギリギリで足りなくて属国化できませんでしたっていうのが嫌だから計90~95%じゃないと利用しなかったしな。 何かここも翻訳含めていろいろと間違っているから参考までにしておいてくれ。 ***属国に押し付けられるプロビンス考察 [#da056b62] &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); agg上昇を避ける為の基本手段を説明しよう。 まずメジャーなのは他所に大量のコアを持っている国を属国化した上で、属国化した国にコア地を返還させることだ。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 今とてもHOTな国ウクライナなどがこれに相当します。 大国がゲームの流れ、イベント等で併合されて滅亡した場合、その国のコア地を戦争で一つだけ(agg上昇を最低限に抑えるため)割譲させた上で属国にする>次回以降の戦争でひたすらコア地を返還させるというのもよくあるやり方です。 これはノルウェー、スウェーデン、リトアニアなどで用いられることが多いですね。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 後、属国は属国になってしまうとほとんど隣国にクレームをつけなくなる。 ただイベントなのか史実範囲でつけているのか知らんがモスクワは属国にした後もやたらクレームをつけるから併合しないでキープしておくと良いぞ &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 上記はEU4スレ世界征服記録に書いてあったことでagg上昇避けるために少しアレンジしている点もあるが「分解法」ってやつのようだな。 &ref(http://kura1.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200837109_org.v1396425706.jpg); &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); そして仕方がなく領地を直接切り取ったがoverextended(拡張限界)を抱えたくない&コア化コストを支払いたくないから属国に渡したいという場面が出てくる。 そこで属国がそのプロビを買ってくれるかどうかは以下の英語wikiページに書いてあるが未だに筆者の中では曖昧かつケースバイケースだ。 http://www.eu4wiki.com/Vassal (Link:EU4英語wiki vassal項目) &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 値段はもちろん0で売った上での話です。 同宗教・同文化・基礎税額・隣接してるか否か等が関係しますが、基本的にはコアかクレームを持っていない領土を買うことはないと認識していて良いでしょう。 後、クレームをつけている領土は買ってくれますがコア領土と違っていっぺんに複数は売れません。 対象属国は売却されたプロビンスのコア化が完了するまでoverextensionがあがるので嫌がるからです。 大体筆者基準ではこの理由で拒否される場合は5年に1プロビペースでしか裁けないと考えていたみたいですよ。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); そしてもう一つ買ってくれるパターンでよく使うのがある。 「以前そのプロビをコアとし実行支配もしていたが(コアはあったけれど所持したことはない場合はアウト)時間的理由、コア地返還、開放などでコアが消えてしまったプロビ」だ。 これも上記パターンと一緒でもう一度コア化完了するまでは一気に買い取ってくれない。 後隣接していない、属国がコア化できないプロビの場合もダメみたいだ。 (自国プロビで売却予定プロビを囲ってしまっていて属国からするとコア化不可能の場合など。自国コア地も売り払って繋げればOK) &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 征服優先順序の項目(3)で「1,2を除き、元が大国だったのにゲームの流れで小国になってしまった国家」といったのがあっただろう。 それはこれが理由なんだ。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); ええっと、いっぱいプロビンスをもっていたのに小国になって簡単に属国化できる上に、時間は少しかかるけれど過去にコアだったプロビを渡せるってことでいいのでしょうか? &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); よくできましたっ♪ 話の展開上、今は伏せますが台本を読む限りではやたら大きくなった上でプレイヤーが一つも介入していないのに勝手に小国になってくれたおかげでプロビ切り払いが出来て助かることになるようですよ。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); この手のプレイごとに生じるランダム展開、流れを利用するというのは必要になってくる。 逆にそのランダム展開に苦しめられることもおおいにあるわけだが。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 後、必死で探しているとバグなのか知らんが別宗教別文化ノークレームノーコアでもプロビを買い取ってくれる例外国が幾つかあることがこのプレイで判明した。 よく読めば英wikiに書いてある情報にたまたま一致していただけかもしれないがな。 これも御伽噺物語進行に合わせて解説しよう。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 最後の注意点としては、ver1.5から「距離的理由などで自国がコア化することが出来ないプロビは売り払うという提案(ボタンが押せない)すらできない」ようになったことです。 これを知らずに敵地ど真ん中のプロビだけ戦争で奪ったりすると、コア化できないのでどこにも売れない上に奪った相手に返すことすらできなくなります。 これを知らずにミス、わかった後も忘れていてミス。 ひどいですね。全部筆者のことのようですよ。 …そうそうアベさん、少し解説が長くなってきたと思いませんか? &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 御伽話は脳内妄想を写すだけの作業だからさくっと書いてるのにこちらはやたら時間がかかっていて台本が回ってこなくなってきたようだな 予定ではこの講義で2,3話の解説にしてしまうつもりだったが今回はこれまでにしておこう。 後私見だらけだから詳しい人が読むと間違いだらけで頭が痛くなるかもしれないが指摘してくれると助かる。 世界征服解説第2回「侵略と宗教危機」前編 完 世界征服解説第3回「侵略と宗教危機」中篇に続く。 *[[世界征服解説第3回「侵略と宗教危機」中篇>AAR/ハートマン軍曹白熱教室/世界征服解説第3回「侵略と宗教危機」中篇]] [#zf5ed989]
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[[AAR/ハートマン軍曹白熱教室]] #contents ※2014/04/02 画像追加 *世界征服解説第2回「侵略と宗教危機」前編 [#m95d3dc9] **コーコーハクシダン [#kca7bb6d] &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); うっうっ、オリバーさんは本当に天国にいけたのでしょうか。 このまま地獄に落ちたのでは可哀想すぎます… &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); それこそ神のみぞ知るってやつだな。 ただ個人的感想を述べるなら天国にいけたんじゃないか。 実際は宮廷歴史家の筆の通りにプロテスタント反乱を弾圧してまわったようじゃないからな &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 御伽噺の感想はさておき、ゲーム解説に入る前に一つ解説しておきたいことがある &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); ? &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 爵位の話だ。 EU4を発売しているパラド社が出しているCrusader kingsシリーズをやっている人だとなんとか読めたかもしれないが、馴染みのない人には さっぱりわからなかっただろう。 ※Crusader kings(略称CK) EU4の前の時代である十字軍の時代を取り扱ったパラドックス社が出しているシミュレーションゲーム。 これを書いている時、CK2ではヨーロッパと西アジアに限定されていた世界がインドまで広がるという大型アップデートが行われた。 CK2で最後までプレイしたセーブをEU4にコンバートできたりする。 DLC共々新たな盛り上がりを見せるCK2はsteam等で絶賛好評発売中! &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); …うーん、そうですね。 まるゆもオリバーさんがレスター伯だったり子爵位を貰ったり卿がついたりとかの描写で混乱しちゃいました。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); そこで大雑把に解説すると、女王想話下におけるイングランドでは以下のように爵位が設定されている。 よくこの爵位の覚え方は王を除いて「コー、コー、ハク、シ、ダン」と言われているな。 ・王 / king,Queen &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200837119_org.v1396425715.jpg); 一番偉いよ! 下記の連中に爵位を宛がう仕事だよ! 爵位をあげるのは簡単だけれど理由もないのに奪うとドン引きされるよ!理由があっても結構評判悪いよ! ・公爵 / Duke &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200837126_org.v1396425723.jpg); 一番初めのコーに相当する爵位。 すごく偉いよ! EU4で例えると3プロビくらい保有しているすごい貴族だよ! 一般的には王族に連なる家系の人が貰うよ! ゴルゴ13の作者だよ! ・侯爵 / marquis &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200837139_org.v1396425731.jpg); 二番目のコーに当たる爵位。 同格の辺境伯と言い、重要な部分の領地を保持していたりとても偉いよ! けれどあんまり物語では出てこないよ! ・伯爵 / earl &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200837150_org.v1396425739.jpg); 三番目のハクに当たる爵位。 それなりに偉いよ! EU4的には1プロビを担当しているくらいの貴族だよ! ・子爵 / viscount &ref(http://kura1.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200837160_org.v1396425746.jpg); 四番目のシに当たる爵位。 まあまあ偉いよ! 侯爵と伯爵の後継者が儀礼称号として貰うこともあるよ! (例:レスター伯オリバーの息子はレスター伯を継ぐまで○○子爵オリバー2世などと呼ばれたりする) ・男爵 / baron &ref(http://kura1.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200837175_org.v1396425754.jpg); 最後のダンに当たる爵位。 これになると卿(Lord)と呼ばれる程度に威張れるよ! パラドゲーで例えるとロンドンプロビに所属するお城の城主、街の市長を担当できるくらいだよ! 騎士とかこの爵位以下はSirと呼ばれるよ! ハートマン軍曹と同じ(?)だね! ※注:画像はイメージです。他意は一切含まれておりません。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); ゴーゴーハクビシンですね! まるゆばっちり覚えちゃいました! &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200837186_org.v1396425762.jpg); 横浜にいると噂のH氏。結構やんちゃ者。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); お、おう なんか鼻の白い珍獣が飛び回っている光景が頭に浮かんだけど気にしないでおくか。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); それで日本との華族の違いなんだが、一般的にヨーロッパでの爵位は土地に付属しているものなんだ。 だから女王想話第1話、2話に登場する「ヨーク公(公爵)はアルスター伯(伯爵)でもあった」とあるように、ヨークシャー地域とアルスタープロビを所持していた(管理者)という意味になる。 正確にはヨーク公は「ヨーク公及びアルスター伯」だが(実際には他の領地も持っているのでもっと兼ねている称号があるはず)名乗る時には上位称号の一つしか呼ばれないのでヨーク公リチャード(ヨーク領を管理、所持している公爵、リチャード・プランタジネット)と表記されている。 イングランド王がイングランド王及びウェールズ公爵及び(以下略)と呼ばれないのと同じだな。 同様にレスター伯オリバー・ダドリーはレスター地域を管理している伯爵オリバー(名)・ダドリー(姓)の意味になる。 日本明治以降の華族(貴族)における爵位は土地に付属しているものではないからヨーク公のように爵位を兼ねるということはない。 純粋に上がるか下がるのどちらかだ。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); ぶくぶくぶく…ややこしくて頭が…… &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); EU4の時代では封建制度から脱却して中央集権が進む時代でもあるからそこまで重要でもないんだけどな 豆知識として頭に入れておくとちょっと楽しめるかもな **御伽話「女王想話」第2話&第3話 [#k9c85c83] 女王想話 第2話 http://eu4.paradwiki.org/index.php?AAR%2F%E5%A5%B3%E7%8E%8B%E6%83%B3%E8%A9%B1%2F%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E8%A9%B1%20%EF%BD%9E%E5%82%B2%E5%B2%B8%E4%B8%8D%E9%81%9C%E3%81%AA%E5%A5%B3%E7%8E%8B%E3%81%A8%E5%BF%A0%E5%AE%9F%E3%81%AA%E3%82%8B%E9%A8%8E%E5%A3%AB%EF%BD%9E 女王想話 第3話 http://eu4.paradwiki.org/index.php?AAR%2F%E5%A5%B3%E7%8E%8B%E6%83%B3%E8%A9%B1%2F%E7%AC%AC%E4%B8%89%E8%A9%B1%20%EF%BD%9E%E5%AD%A4%E9%AB%98%E3%81%AE%E9%A8%8E%E5%A3%AB%E3%81%8C%E7%A4%BA%E3%81%99%E5%85%89%EF%BD%9E ここからは前回に引き続き女王想話、2&3話の解説部分となります。 **忠実なる騎士 [#n5b03bf6] &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); この回は重要になるから英国に縁のある麻呂日本時代に登場した人物にアシスタントをお願いしておいた。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); わあ!どんな方なのかまるゆ楽しみです!! &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); それではご登場願おうか &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 超弩級戦艦として建造技術導入を兼ねて英国ヴィッカース社で建造された、金剛デース!(↑↑)……。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); ……。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); ……。スッつ(マイク) &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); マイク音量大丈夫…?チェック、1、2……。よし。 はじめまして、私、霧島です…。霧島なんです…(↓↓) &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 頼んでいた人と違うんだがどうしたんだ? &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); (華麗にスルーするなんてアベさんは優しいなぁ…でもその優しさが人を傷つけることもあるとまるゆは思うのです) &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); …姉は頂いた台本を読んで「解説ややこしすぎて喉が渇きマース!艦隊の頭脳(笑)の霧島が今回は相応しいデース!」といって私に丸投げしました。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); (すげえ声真似上手だぜ) そ、そうか。 じゃあ申し訳ないがアシスタント宜しく頼む。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); はいっ、おまかせください! &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); この章はもっぱらオリバーさんの人物像描写だけです。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 前話を読みましたがマリー姫がパリに向かった際、一緒に連れていった小さな騎士というのは彼のことだったんですね お姫様と忠実なナイト。御伽噺にはありがちですがステキです。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 終止その関係でいられたならオリバーも幸せだったんだろうな **イングランドの剣 [#v3b1d171] ***外交官の動き [#x0f42f45] &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); オリバーさんが「イングランドの盾」で外交官の皆さんが「イングランドの剣」というのがまるゆには納得がいきません &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 将軍であるオリバーが「剣」、外交官が「盾」のほうがしっくりきますからね &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); それはこのプレイにおける外交官が戦争割譲以上に領土拡張に用いられたことに由来している。 このプレイ、前回解説でも述べた通り敵はcoalition(対抗同盟)なわけだ。 その為aggが跳ね上がってしまう「プロビンスを直接奪うという」行為が少ない。 ほとんどが外交属国、武力属国からの併合だ。 そこでもう一度TIPS「激おこ?(CoalitionとOutraged)」から引用してCoalitionが形成される状況を確認しようか。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); (激怒にならない条件) ライバル指定をしていたり、宗主国もしくは従属国だと激怒にはならない。 Aggressive Expantion(以下AE)がないと激怒にはならない。 AEが-10以上ならば、既に敵対同盟に入っていなければ激怒にはならない。 友好度が0以上ならば、既に敵対同盟に入っていなければ激怒にはならない。 友好度が50以上ならば、激怒にはならない。 (激怒を緩和する条件) AEが-40以上ならば、既に敵対同盟に入っていなければ激怒になる可能性は緩和される。 脅威度(内部で保持する、対象国を脅威と認識している度合い)が100未満ならば激怒になる可能性は緩和される。 (激怒を促進する条件) AEが-50未満ならば、その度合いに応じて激怒になる可能性が上がる。 AEが-50、-75、-100と倍々に増えていき、以下-100ごとに倍になる。 脅威度が200以上ならば激怒になる可能性が上がる。 友好度が-50未満の場合、その度合いに応じて激怒になる可能性が上がる。 隣国である場合、激怒になる可能性が上がる。 取り敢えず、敵に回したくない国とは友好的であるよう務めよう。 TIPSの「激おこ?(CoalitionとOutraged)」より抜粋 http://eu4.paradwiki.org/index.php?TIPS#n605e73c &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198352612.v1393135619.jpg); (スッ)今北産業 注:今北産業=今該当スレを覗いたが全部読むのがダルいので流れを三行で説明しろの意。2chにおけるスラング。 ちなみにここでは三行で解説しきれていない。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); (ⅰ) 外交態度が激怒になると敵対同盟(Coalition)を作ろうとする(可能性が高くなる) (ⅱ) Agg(Aggressive Expantion)が高いと外交態度が激怒になりやすい (ⅲ)opinionが高いと激怒になりにくい。+50以上あるとならない。 ドゥユーアンダースタン? &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198352612.v1393135619.jpg); おk(サッ) &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); さすが霧島だ。俺が重要だと思う部分をピンポイントでピックアップしてくれたな。 この事からcoalitionを組まれない為にはAgg(上記TIPSではAEと略されているがこちらでは前回に引き続きAggと略す)をあげないのは当然として、opinionを保っておく必要があるわけだ。 だから作中の外交官がオーバーワークだと嘆いていたように、外交官を遊ばせている余地などまるでないということだ。 特に同盟、婚姻をするつもりのない国に対しても+50~+75のopinionを保つようにしていたからな。 筆者は初めPCに打ち込んでいたが途中で面倒になって外交官の行動予定表を紙に書いている。 最終的には大学ノート20ページ弱に及ぶこととなった。 &ref(http://kura1.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200837193_org.v1396425771.jpg); 属国を多用する関係上イングランドのNI3番目のSecretaries of Stateを早期に取りたくて見つめている図。 1493年の段階で外交技術レベルはトップから4離された。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); えっ(ドン引き) &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 外交併合が終わる時期とか書いておかないと忘れるからな。 (外交併合完了によって生じる他属国のopinion低下を考慮して動かさないと大変なことになる。詳細は後述) この時は外交官の数が3人しかいないからまだマシだが、6人態勢で首都から遠い別大陸国ともなると帰還タイムラグも考えないといけなくなる。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 百年戦争で鍛えたことにより寡兵でも敵を打ち破ることは出来るようになっています。 しかし対抗同盟の厄介な点は対抗同盟メンバーの単独和平が出来ないことですからね 幾ら停戦期間中宣戦を多用するといっても政治点の問題で限度はあります。 EU4スレに書いてあったイングランド世界征服メモではver1.4なのでガリガリプロビを削っていたようですが、ver1.5では対抗同盟形成の観点から非常に厳しいでしょう。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); ただ手間をかけただけあって利点もあった。 EU4スレ世界征服メモの最後に世界征服に必要なのは「反乱に挫けない心」とあったが、このプレイでは後の宗教改革時代を除いてあまり「反乱が起きなかった」ということだ。 このプレイでは40%以上のoverextended(拡張限界)を抱える場面があまりなかったからな。 マロチェロキー時代のような反乱鎮圧ゲーになることはなかったといっていい。 ***Aggが緩和される条件の考察 [#p5abcdea] &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 上記tips情報に加え、戦争講和によって生じるaggの上昇割合がどのようになっているか考察してみよう。 この辺りはデータを見て確認したわけじゃないから私見だ。注意してくれ &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); こちらがその考察(私見)になります。 (1) 大体1プロビ割譲につき+15上昇する 属国提案だと何プロビだろうが+15くらい (2) agg上昇割合はプロビを奪われる国の首都とaggが上昇する国の首都との距離によって減る。 減る割合がver1.5ではver1.4の半分になったことでaggが増える要因となった。 (例:スペインの領土を奪ってもポルトガルのagg上昇とロシアのagg上昇が首都間距離によって全く異なる) (3) 首都が別大陸に所属していることでも上昇割合が低下していると思われる。 前述の項目に加え、アメリカ大陸国の領土を奪ってもヨーロッパ所属国のaggはほとんどあがらない。もっと近くで考えると北アフリカチュニジア等とヨーロッパ国家でもさほどあがらない。これに関しては他要素も絡んでいると考察される。 (4) 宗教グループが別でも低下している。 これはプロビを奪われる国とaggが上昇する国の宗教グループが別なことにより外交態度が悪いことが原因かもしれない。 (例:オスマン領土を奪ってもキリスト教国のaggがさほど上がらない) (5) 自国とagg上昇国との関係が関係している。 首都が似たような距離にある神聖ローマ帝国諸邦間でも自国とフレンドリーでopinionが高い国と自国を警戒していてopinionが0より下の国では上昇割合が変わる。 つまり仲が悪い国はよりaggが上がり、良い国はagg上昇が抑えられている。 戦争に参加していない自国同盟国など(opinionが非常に高い)はほとんどaggがあがらないことからそう考察される。 (6) プロビを奪われる国とagg上昇国の関係。 この2国間の関係が悪いと「ざまぁみろ」といわんばかりにagg上昇国のaggはさほどあがっていないように見受けられる。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198352612.v1393135619.jpg); (スッ)今北産業 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); (ⅰ)仲が良いとちょっとヤンチャしたくらいなら許してくれるよ。でもあんまりお痛が過ぎると激おこになっちゃうよ。 (ⅱ)見知らぬ遠くの異国が領土奪われようがあんまり興味ないよ (ⅲ)憎い敵(rival)や異宗教の敵が領土奪われても「メシウマwww」としか思わないよ &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198352612.v1393135619.jpg); おk(サッ) &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); (…まさか北上先生、この役割に徹するつもりでは) &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); こうやって羅列したのを眺めると金剛が丸投げしたくなるのもわかる長さだな。 もう一度言うが、これは著者の私見かつ経験側から導き出した考察だから実際には見当外れ、勘違いが大量にあることを注意してくれ。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 考慮します。 opinionを保つことでagg上昇を抑えることがcoalition形成を抑えることに繋がる(と考えている)わけですね。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 余談だがマリー女王は睡眠に関する項目であえて残した言葉があるそうだぞ &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); ? &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 「気絶」だ。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); マリーが提督だったら潜水艦娘の待遇が酷いことになりそうですね…。真っ黒鎮守府になりそうだわ。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 女王は成果を残している者にはそれに相応しい褒美を与えているみたいだからな。 過酷な労働に見合った給与を与えないいわゆるブラック企業とは違うだろう。 日本で言うなら信長体質なわけだ。 **3つの遠征 [#yf005908] ***実績達成条件の確認 [#w7de2806] &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); でもプロビンスを戦争で奪わないで世界征服なんてできるのでしょうか? &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 全くプロビンスを奪わなかったわけじゃない。 極力抑えたというだけの話だ そして奪った場合はコア化しないでほとんど属国に押し付けているからOverextendedを抱えていなかった &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 武力属国するにしてもある程度プロビを削らないといけない場合もありますからね。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 今更だがここで実績「World Conqueror」の条件を確認しよう。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); こちらが「World Conqueror」の取得条件です。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200837202_org.v1396425778.jpg); ・全ての国を滅ぼすか、従属国家とする。 字面だけ見ると非常に単純ですね。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 達成した今だから言えるが、たぶん4つの不可能な実績の中だとある程度実力で何とかなるから一番簡単だろう。 取ったことないがsunset invasionとか序盤運が絡みそうだしな。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); でもこの条件だとガンガンプロビを削らないといけないように思えます &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); それでこれはver1.4からの変更点なんだが「World Conqueror」達成条件には''従属国家も可''という項目が加わった。 これは1.4から保護国が追加されたことで西洋技術グループ国はアジア国の属国化が不可能になってしまったことによる代償措置だろう。 この条件は正確に捉えると「自国以外で独立している国がいない」ことが達成条件になる。 つまりこの事から、アジア方面、アメリカ方面は無理しなくても保護国で簡単に自国従属国にすることができるから放置しておいても大丈夫ということがわかるな。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); どういうことですか? まるゆはまだ従属国家のことを講義で習ったことがありません。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); ここはもう初心者向けじゃないのよ、まるゆ。 でも確認ついでに解説しておきましょうか。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 第3回講義で戦勝点が100%以内に収まらない講和条件を敵国が呑むことはないって教わったわよね? &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); はい、全土占領していっぱい領土を奪いたくても奪えないことは教わりました。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 戦争における保護国化は対象国が1プロビだろうと、1000プロビあろうと要求戦勝点が100%になるの。 つまりどれだけ大きい帝国(明とか)だろうと保護国化対象国だと一回の戦争で従属国家にすることができるのよ。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 保護国がどういうものなのかはTIPSの従属国家欄か「ナミダクン、サヨナラ」とかいうAARの「Grand conquest」という回で触れているわ。 http://eu4.paradwiki.org/index.php?AAR%2F%E3%83%8A%E3%83%9F%E3%83%80%E3%82%AF%E3%83%B3%E3%80%81%E3%82%B5%E3%83%A8%E3%83%8A%E3%83%A9%2FGrand%20conquest (Link:AAR「ナミダクン、サヨナラ」「Grand conquest」回) &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); あれ?このAARって見たことのある人がいっぱい… ***征服優先順序の設定 [#zee968d8] &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 下記の理由から筆者の初期脳内征服優先順序はこんな感じだった。 (1)植民拡張する国家 (2)大国で領内に期限付きのコアを抱えている国家。 (3)1,2を除き、元が大国だったのにゲームの流れで小国になってしまった国家。 (4)1~3を除く保護国にできない国 (5)保護下可能国家 神聖ローマ帝国領土は皇帝乗っ取り&改革で支配するから選定侯以外にはほとんど手をつけていない。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); (1)の植民する国家はスペイン、ポルトガル、ロシア、ノルウェー、初めにはいませんがオランダですね。フリースラント等のオランダ系国家もオランダがいないと植民を始めます。 ノルウェーは放っておいてもスウェーデンかデンマークに吸収されるのでどちらかというと(3)に属しているわ。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); (2)はオスマンです。1600年までにある程度片付けないと領内で抱えているビザンツやその他小国のコアが消えてしまいます。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); この考えに沿って御伽噺2,3話のマリー治世始まりから摂政評議会時代の終わりにあたる1468~1534年は(ⅰ)スペイン、ポルトガルのイベリア半島。(ⅱ)オスマンの西アジア方面。(ⅲ)ノヴコロド、モスクワの東欧のトライアングルで順々に叩いている。 これは前述項目で解説したagg上昇割合の距離補正観点とかも影響している。 それぞれ距離的に遠い国を順番に叩くことでaggが上昇してしまう国をばらけさせる為でもあるわけだ。 大体3プロビを一遍に奪うとcoalitionができるから、事情がなければ1回の戦争では直接割譲は2プロビ以下だ。 ヘタをするとcoalition形成を嫌がって直接叩いた国に金をあげてopinion回復なんて真似もしているしな。 この方針は想定外の宗教騒動、摂政評議会コンボでそこまで進行しなかったからジェームズ1世の時代に持ち越されて続くぜ。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); (1)(2)はまるゆでもなんとなくわかります。ただ(3)の意味がまるゆにはよくわかりません。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); ああ。これはどちらかというと初期脳内構想と言いながら結果から後付で用意した答えだから、実際は筆者もわかっていなかったことらしいが… &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 霧島、次のクリップを用意してくれ &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); かしこまりました ***武力属国化可能範囲 [#y94472cc] &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 順を追って説明しよう。 まず属国化及びそこからの併合を多用するというのは説明したよな。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); はい。 アベさんはaggの上昇をなるべく抑えるためといっていました。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); そこで知っていると思うが外交属国に必要な条件を羅列しよう。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); (1)opinion+190以上 (2)属国対象国と婚姻している。 この関係から同宗教グループでないと外交属国化できない。 (神道や仏教は別宗教グループでも可。不可能なのはイスラム、キリスト) (3)同盟を結んでいる。 (4)宗主予定国、属国対象国共に戦争をしていない。 (5)属国対象国の所持しているプロビンスの基礎税額が計40以下であること。 こんなところでしょうか。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); ああ。 序盤はキツイが、国力上昇に伴う軍備の増加、アイデアによる外交評判の上昇、外交評判をあげるアドバイザーをつけることで結構大き目の6、7プロビ所持国(基礎税額の低い東欧国)も外交属国できるようになってくる。 ハンガリーなんかは敵対的コア化コスト持ちで切り取ると面倒だがこっちの方法で属国化に成功することになる。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 続いて武力属国の条件を羅列しよう。 といっても話は簡単で(ⅰ)戦争時に属国化に必要な戦勝点が100%以内に収まっている(ⅱ)首都が占領されている場合、自国が首都を占領していること これだけだ。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 100%を越えてしまっている場合は100%以下に収まるように最小限のプロビ割譲で済ませ、次に持ち越すことになりますね (ⅱ)は自国属国が占領している場合は問題ありませんが、同盟国などが首都を占領してしまうと属国化提案はその国のものになってしまうので注意が必要です。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); (ⅱ)について補足すると、自国属国が首都を占領している場合でも自国属国の属国(subject of subject、以下SoS表記)になってしまうケースがある。 対象首都プロビが自国属国のコア地又属国がクレームをつけている場合だ。 実はこれをあえて狙うのも世界征服では重要になってくる。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); 属国の属国?封建制度の縮図みたいでかなりややこしいですが何か得することでもあるのですか?? &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 属国に属国を宛がうと「外交枠が節約できる」からだ。 ただでさえ属国だらけで同君連合を狙うような余計な婚姻関係を作れないのに、小さな国をagg上昇を気にして属国にしていたんじゃ幾ら枠があっても足りないだろ? &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); フランスにも初期からの属国がいるので同君連合を成立させると同様の状況になります。 これらは時間が経つと勝手に属国がSoSの併合を開始するので、属国がSoSを併合するのが終わってから外交併合を開始することになりますね。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 女王想話下のフランス同君連合開始は1449年だから本来なら50年後の1499年には併合開始できる。 ただ今回は複数の理由があって1523年に併合終了している。 複数ある理由の一つがフランスがSoSの併合を完了するのを待っていたからというのがあったんだ。 SoSが残っている状態で属国の併合が完了してしまうと、SoSは属国に格上げされて外交枠に計上されちまうからな。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); ふーむ、ちょっとしたてくにっくですね &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 実際のプレイでは途中で気付いたことだから初めから計算していたわけじゃないようだ ただagg上昇を避ける為にオスマンは属国開放とコア地返還で分解してから、開放された属国をこっちで受け持たないで属国にしたオスマンのSoSにすることで外交枠を節約している。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); そして武力属国化する際に重要なのが「宣戦布告する前に当該国に属国提案する際に戦勝点が100%に収まるか」ということだ。 宣戦布告してから講和画面を見て100%に収まりませんでしたじゃ時間ロスもいいところだぜ。 そこで前回説明した通り、このプレイをやる気にさせた情報の一つがあった。 基本的に筆者はやる前からある程度成功イメージができないとやる気にならんようだからな &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); それがこちらAAR「翼持つ槍騎兵は世界に羽ばたく」の一話にあります。 http://eu4.paradwiki.org/index.php?AAR%2F%E7%BF%BC%E6%8C%81%E3%81%A4%E6%A7%8D%E9%A8%8E%E5%85%B5%E3%81%AF%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AB%E7%BE%BD%E3%81%B0%E3%81%9F%E3%81%8F%2FPOL%E6%A7%8D%E9%A8%8E%E5%85%B5N01 (Link:AAR「翼持つ槍騎兵は世界に羽ばたく」一話) &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); あのー、どこにもそんな記述が見受けられないのですが &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 一番下をよく見なさい、まるゆ。 '''基本税12(24%)+人的資源125(10%)+基本8%で42%の戦勝点が必要。''' &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); これだけで全てを察しろというのは霧島さん厳しすぎますっ! &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); ピキピキ &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 霧島、マイクチェックの時間はまだ早いぜ &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); もちろん私は怒ってなんていませんとも、ええ。 これを読み取って「え、事前計算できんの?これ知ってたらラクになるじゃん」と気付いた著者は英語wikiでも確かめました。 ノーマルコスト The normal warscore cost of a province is 8% + 2% per base tax + 2% per base kManpower + 2 per flat trade power from buildings and modifiers above 3 http://www.eu4wiki.com/War#Ending_a_war (Link:英語wiki ending war項目より抜粋) &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198352612.v1393135619.jpg); (スッ)日本語でおk &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 1プロビ割譲に戦勝点基本コスト (基本8%)+(2%×基礎税額)+(州のmanpower1K(表示では10)ごとに2%)+(補正混みでトレードパワー増加が3以上の建物一つにつき2%) 相変わらず翻訳は適当です。 これで全てのプロビを計算して合計が100%以下なら一回の戦争で属国化可能ですね。 後は対象国の規模(プロビ数)や合計400%を越えた場合の割り当て平均化などの要素がありますが属国化が可能かどうか計算する場合に400%越えるような大国なんて、計算するまでもなく一回で属国化できないことはわかるので気にしていません。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); ただ改めて見るとちょっと違う気がするぜ。 筆者がプレイしているときは自分がわかりやすいように (プロビの合計数×8%)+(2%×プロビ合計基礎税額)+(州のmanpower1K(表示では10)ごとに1%、端数切捨て) トレードパワー無視&マンパワー計算を10辺り1%で計算していたようなんだが、合計±5%範囲でずれることがなかったんだ。 計算したのにギリギリで足りなくて属国化できませんでしたっていうのが嫌だから計90~95%じゃないと利用しなかったしな。 何かここも翻訳含めていろいろと間違っているから参考までにしておいてくれ。 ***属国に押し付けられるプロビンス考察 [#da056b62] &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); agg上昇を避ける為の基本手段を説明しよう。 まずメジャーなのは他所に大量のコアを持っている国を属国化した上で、属国化した国にコア地を返還させることだ。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 今とてもHOTな国ウクライナなどがこれに相当します。 大国がゲームの流れ、イベント等で併合されて滅亡した場合、その国のコア地を戦争で一つだけ(agg上昇を最低限に抑えるため)割譲させた上で属国にする>次回以降の戦争でひたすらコア地を返還させるというのもよくあるやり方です。 これはノルウェー、スウェーデン、リトアニアなどで用いられることが多いですね。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 後、属国は属国になってしまうとほとんど隣国にクレームをつけなくなる。 ただイベントなのか史実範囲でつけているのか知らんがモスクワは属国にした後もやたらクレームをつけるから併合しないでキープしておくと良いぞ &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 上記はEU4スレ世界征服記録に書いてあったことでagg上昇避けるために少しアレンジしている点もあるが「分解法」ってやつのようだな。 &ref(http://kura1.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200837109_org.v1396425706.jpg); &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); そして仕方がなく領地を直接切り取ったがoverextended(拡張限界)を抱えたくない&コア化コストを支払いたくないから属国に渡したいという場面が出てくる。 そこで属国がそのプロビを買ってくれるかどうかは以下の英語wikiページに書いてあるが未だに筆者の中では曖昧かつケースバイケースだ。 http://www.eu4wiki.com/Vassal (Link:EU4英語wiki vassal項目) &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 値段はもちろん0で売った上での話です。 同宗教・同文化・基礎税額・隣接してるか否か等が関係しますが、基本的にはコアかクレームを持っていない領土を買うことはないと認識していて良いでしょう。 後、クレームをつけている領土は買ってくれますがコア領土と違っていっぺんに複数は売れません。 対象属国は売却されたプロビンスのコア化が完了するまでoverextensionがあがるので嫌がるからです。 大体筆者基準ではこの理由で拒否される場合は5年に1プロビペースでしか裁けないと考えていたみたいですよ。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); そしてもう一つ買ってくれるパターンでよく使うのがある。 「以前そのプロビをコアとし実行支配もしていたが(コアはあったけれど所持したことはない場合はアウト)時間的理由、コア地返還、開放などでコアが消えてしまったプロビ」だ。 これも上記パターンと一緒でもう一度コア化完了するまでは一気に買い取ってくれない。 後隣接していない、属国がコア化できないプロビの場合もダメみたいだ。 (自国プロビで売却予定プロビを囲ってしまっていて属国からするとコア化不可能の場合など。自国コア地も売り払って繋げればOK) &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 征服優先順序の項目(3)で「1,2を除き、元が大国だったのにゲームの流れで小国になってしまった国家」といったのがあっただろう。 それはこれが理由なんだ。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/198173798_org.v1392831969.jpg); ええっと、いっぱいプロビンスをもっていたのに小国になって簡単に属国化できる上に、時間は少しかかるけれど過去にコアだったプロビを渡せるってことでいいのでしょうか? &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); よくできましたっ♪ 話の展開上、今は伏せますが台本を読む限りではやたら大きくなった上でプレイヤーが一つも介入していないのに勝手に小国になってくれたおかげでプロビ切り払いが出来て助かることになるようですよ。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); この手のプレイごとに生じるランダム展開、流れを利用するというのは必要になってくる。 逆にそのランダム展開に苦しめられることもおおいにあるわけだが。 &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 後、必死で探しているとバグなのか知らんが別宗教別文化ノークレームノーコアでもプロビを買い取ってくれる例外国が幾つかあることがこのプレイで判明した。 よく読めば英wikiに書いてある情報にたまたま一致していただけかもしれないがな。 これも御伽噺物語進行に合わせて解説しよう。 &ref(http://kura3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/200513090.v1396078597.jpg); 最後の注意点としては、ver1.5から「距離的理由などで自国がコア化することが出来ないプロビは売り払うという提案(ボタンが押せない)すらできない」ようになったことです。 これを知らずに敵地ど真ん中のプロビだけ戦争で奪ったりすると、コア化できないのでどこにも売れない上に奪った相手に返すことすらできなくなります。 これを知らずにミス、わかった後も忘れていてミス。 ひどいですね。全部筆者のことのようですよ。 …そうそうアベさん、少し解説が長くなってきたと思いませんか? &ref(http://kura2.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/194176249_org.v1387295887.jpg); 御伽話は脳内妄想を写すだけの作業だからさくっと書いてるのにこちらはやたら時間がかかっていて台本が回ってこなくなってきたようだな 予定ではこの講義で2,3話の解説にしてしまうつもりだったが今回はこれまでにしておこう。 後私見だらけだから詳しい人が読むと間違いだらけで頭が痛くなるかもしれないが指摘してくれると助かる。 世界征服解説第2回「侵略と宗教危機」前編 完 世界征服解説第3回「侵略と宗教危機」中篇に続く。 *[[世界征服解説第3回「侵略と宗教危機」中篇>AAR/ハートマン軍曹白熱教室/世界征服解説第3回「侵略と宗教危機」中篇]] [#zf5ed989]
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