各国戦略/ポルトガル
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[[各国戦略]] 本ページの内容は、''ver1.30.3''で確認されたものです。 ''ver.1.31でAIの行動が大きく変化し、カスティーリャとの同盟維持戦略はやや難化しています'' #contents **概要 [#tc41e61c] ポルトガルは非常に安定した地盤を持っている。 国境を隣接する大国はカスティーリャだけであり、ヒストリカルフレンドとして友好的に付き合うことが出来たがver.1.31よりカスティーリャからの同盟破棄・被宣戦が頻発するようになって難易度が上がり、純粋な初心者向けとは言いにくくなった。 一方でミッションも充実していてやることに事欠かず、新大陸・アフリカに近くNIやミッション、時代の能力にも植民向けの要素が多いので植民を楽しみやすく、初心者向けの国家と言える。 ポルトガルの実績は難易度の高くない2つに新たに追加された欧州全土を青色に染めるという中々に難易度が高いものがある。 専用の海岸砲撃安価の海軍ドクトリンやティア5政府改革のオルデナンサスという強力な人的資源決断が出来るものも追加されている。 **基本戦略 [#t67a9ab2] ポルトガルの取り得る戦略は大きく分けて二つある。 一つはカスティーリャと友好関係を維持し、新大陸やアフリカ、アジア方面で勢力を拡大する戦略である。安全保障をほとんどカスティーリャに頼ることができ、宣戦布告を受けることもほとんどなく拡張ができる。カスティーリャの鬱陶しさを知らない初回プレイ時に気付けば自然に行っている戦略だったが、ver.1.31以降、カスティーリャが中盤以降に同盟を破棄して攻め込んでくることが多く、カスティーリャだけに依存しないプレイを意識する必要がある。 もう一つは初手でカスティーリャを解体し、プレイにおける自由度を上げる戦略である。初回プレイ時にカスティーリャこそ友好国の仮面を被ったポルトガルの拡張を妨げる蓋となっている元凶と思い知らされる。ポルトガルの交易首都たるセビリアノードでの一番のライバルで、ポルトガルが集めた富の半分程度((CoTのアップグレードや小型船の派遣でポルトガルの取り分をもう少し増やすことはできる))はカスティーリャに横取りされるのだ。また入植競争でも最大のライバルとなっている。カスティーリャを解体せずに1500年を過ぎれば入植プロビ選択でも工夫が必要になる。ポルトガルは陸軍が弱く、強大ともいえるカスティーリャ解体は難易度が高いと思われがちだが、幸い恒久的請求権を簡単に得られるなど制作側がお膳立てを用意してくれている。それらを考えると初手でカスティーリャを解体するのは極めて合理的と言える。 **植民 [#v4457b75] ポルトガルは全国家の中でも特に植民に適した国家である。 植民に適した西欧国家の中でも一番新大陸に近く、伝統と併せて探検アイデア3つ目を取った時点で新大陸・象牙海岸への植民が可能である。 また、大航海時代固有の時代能力「ポルトガルの植民地拡張」でこの時代では破格の入植者増加&color(green){+50};を得られ、初期後継者の特性「拡張主義者」の&color(green){+15};、そして[[ミッション>データ/ミッション/GC#POR_GC]]「ボジャドール岬を越えて」の報酬入植可能性&color(green){+20%};により他の追随を許さない圧倒的な植民速度を誇る。 このミッション報酬が効いている15年間は植民者の成功可能性30%を超すほどである。 そして同じく時代能力「高度に発展した植民地」も強力で、貧しいアメリカ大陸の土地でもそれなりの開発度になる。 この「高度に発展した植民地」と「ポルトガルの植民地拡張」の2枚看板がある大航海時代 / Age of Discoveryにどれだけ植民できるかがポルトガルの明暗を分ける。 最初からアフリカに地盤(セウタ)を持ち目標「二つの大陸にて」を達成しているので、素早く時代能力を獲得できる。 収入を補うとともに目標、「大都市」や「ルネサンスの受容」のために自国の開発も行いたい。 上記の要素により、原住民政策を「原住民弾圧政策」にした上で原住民を虐殺し、植民者数+1~2プロビずつ植民しつつ、原住民国家に請求権を付けて併合していけば、旧大陸国家との戦争を一切せずに全十二植民地域でトルデシリャス条約を成立させることさえ可能である。 アフリカ・アジア方面に関しては、象牙海岸の独占と新大陸のような圧倒的な植民を両立するのはさすがに厳しいが、重要なプロビの確保は十分に可能である。出来れば喜望峰のケープと、ザンジバルへの橋頭堡になりcotもあるイニャンバネだけは確保したい。 現地国家へ諜報網構築→隣接地に植民→請求権の捏造→植民地を放棄し現地国家に宣戦併合、とすれば自力で植民するよりさらに早く中核州を得られることも活かしていくといい。 なお、ゲームスタート時点で探検家を所持している為、(植民者を二人得られる)拡張アイデアを初めに取得しても植民は不可能ではないが、探検アイデアがなければ新大陸・アフリカ南部以遠へは探検できず、何よりも植民地主義発祥地になるための条件を得られない。先に探検アイデアを取得しよう。 **外交 [#sb526646] 初手でカスティーリャを解体するか同盟を維持するかで大きく外交方針が変わるので、それぞれの戦略についての外交方針を示す。 **初手カスティーリャ打倒戦略 [#d01381b3] ***イングランド [#q7144cef] 1.30より前のverでは正直微妙な同盟国だったが、1.30より序盤のカスティーリャ侵略に呼べるようになったため、重要性が跳ね上がった。 イングランドの序盤の戦争はイングランドからの侵略戦争であるため、ポルトガルが戦争に呼ばれることはまずない。その後はフランスやブルゴーニュからの防衛戦争があるが、その戦争が始まるときに同盟を破棄すれば良い。イングランドとポルトガルは''英葡永久同盟''という特殊な関係を持っており、同盟破棄をしても友好度を高めで維持しやすくなってる。再同盟可能になるまでこれ以上友好度を下げなければ、イングランドから同盟要請してくる間柄だ。 ただしイングランドが重要な同盟国と言い切れるのは、イングランドが聖公会に改宗するまで。改宗してしまうと植民地の関係で関係悪化しやすくなる。 イングランドとの友好度を上げるとミッション報酬でカスティーリャへの請求権を得られるので忘れずに行う。 ***カスティーリャ [#v5441be1] ポルトガルにとってもっとも厄介な国。 AIカスティーリャが存在する限りAIカスティーリャが拡張していない方面へしかポルトガルは拡張できない。 この国を初手で弱体化できれば以後、拡張方針、入植方針、アイデア選択、すべての自由度が高まる。 準備として、アラゴンがポルトガルを敵視しておらず、カスティーリャをライバル指定している世界線を引くまでリセット。 以後の注意点 ・カスティーリャを戦争開始直前にライバル指定するためにライバル枠は空けておく。ライバル指定が早いとカスティーリャの同盟国が増える。 ・カスティーリャの同盟国にオーストリアがなっていた場合、これはほぼ勝てないのでリセット。 ・アラゴンからのナポリ独立イベントがあるため、戦争可能な年になったら即戦争。戦争中に独立されるがこれは問題無し。 ・請求権はイングランドとの友好度を上げることで得られるミッションで得られるが、Mare Nostrumを入れてる場合は要塞占領し易くするために諜報網構築。 早ければ2回、遅くとも3回の戦争でカスティーリャを内陸国にでき、植民をとめられる。 もちろんカスティーリャを内陸国に落とし込まず、植民させ戦争で奪うのもあり。 戦後の注意点 ナポリ独立でアラゴンの弱体化が著しいために、フランスがアラゴン侵略してくることもある。これを見越して次の同盟国候補との友好度上げはカスティーリャ戦中から準備。 またポルトガルカスティーリャ戦後、グラナダがカスティーリャ侵攻し返り討ちに遭い全プロビ併合で滅亡する可能性もある。カスティーリャの国力増強は厄介なので、グラナダへの請求権も取っておいた方が良い。恐るべき事に同盟国無しでもグラナダはカスティーリャ侵攻をする場合がある。 またカスティーリャからのグラナダ侵攻もある。この場合も即座にグラナダに宣戦布告しカスティーリャにはプロビを渡さない立ち回りが必要だ。 **カスティーリャ同盟維持戦略 (ver.1.31でやや難化)[#id4c1e28] ***イングランド [#xe03418a] イングランドとは初期から同盟を結んでいるが基本的に同盟を維持するメリットはない。防衛同盟としてはカスティーリャ1国だけで事足りる上に、好感度を貯めても距離的にイングランドを誘って攻撃することもしにくい。それどころかフランスやブルゴーニュからの防衛戦争に呼ばれることもよくあり、参戦するとそのほとんどの軍はポルトガルに向かってくる。 イングランドとの友好度を上げるとミッション報酬でカスティーリャへの請求権を得られるのでそれだけ達成したらさっさと同盟破棄してしまおう。 ***カスティーリャ [#t5bd0a2c] 歴史的友好国であるので普通にしていれば友好関係を維持できるが、カスティーリャがミッションで得るメキシコやペルーへの請求権やポルトガルがミッションで得るカスティーリャへの請求権のせいで中盤以降に同盟を破棄される可能性がある。カスティーリャがカリブ・コロンビアで植民地国家を設立すると、メキシコ・ペルーへの請求権につながっていく。よって、カリブとコロンビアに先んじて入植しトルデシリャス条約を成立させてしまえば、カスティーリャは両地域への請求権を持たず、領土欲からくる関係悪化もない。 前述したようにポルトガルは全力で植民すれば全12植民地国家地域でトルデシリャス条約を成立させることができるが、カスティーリャに前提ミッションを踏ませなければその段階に至っても同盟を維持することができる。その時期にはカスティーリャの庇護など必要なくなっているので無理して同盟を維持する必要もないが。 というわけでカスティーリャとの外交方針はカスティーリャとの同盟が必要なくなり、カスティーリャを単独で打倒できる国力を付けるまではとりあえず仲良くしておこう、だ。 北アフリカ制圧くらいは手伝ってもらえるがそれ以外は基本防衛同盟になるだろう。 北アフリカを制圧した場合、異教異文化なので改宗が終わるまでは反乱軍が頻発するが、本土で暇そうにしているカスティーリャ軍が割と殲滅しにきてくれるので軍事通行権を渡しておこう。 前述のとおりver.1.31以降、カスティーリャが中盤以降に同盟を破棄して攻め込んでくることが多く、外交的な備えが必要になった。 安全保障をカスティーリャだけに依存していると同盟破棄されそうになってからでは間に合わないので、単独で対抗する戦力がないうちはカスティーリャ牽制用の防衛同盟を組んでおくといい。 立地的に挟み撃ちにできるフランスと同盟を組めれば将来のカスティーリャ侵攻も見据えて理想的(次点で教皇領、オーストリアあたりのカトリック強国)。 フランスは外交枠が埋まりやすいのがネックだが、関係改善を積んでおき、属国併合などで枠が空いたタイミングを見計らって同盟を申し込もう。 ***ブルゴーニュ [#rdfa880e] 婚姻による継承ワンチャンがある。世界線によっては婚姻できないので多少の世界線リセマラが必要。ブルゴーニュがフランスにボコられていてブルゴーニュと同盟を組むのが不安な場合は同盟を組む→婚姻→同盟破棄or参戦無視とすればいい。詳しくは[[ここ>各国戦略/ブルゴーニュ継承戦略]] **共通 [#g863e9bc] ***教皇領 [#c68a6ab5] カトリックは教皇領と友好度が高いと教皇影響力を得やすくなるのでとりあえず仲良くしておこう。関係改善が面倒なら同盟を結んでもいいがイタリアでの戦争に巻き込まれる可能性がある。 他国がトルデシリャス条約を与えられた植民地域に入植すると友好度が下がるので注意。 ***現地の地域大国たち [#yab02fe7] インドや東南アジアといった豊かな地域では現地の国家がそこそこの力を持っていることが多く技術差があっても侮れない。恐らく空いているであろう外交枠を使い、インドではジャウンプル、東南アジアではアユタヤといった地域大国と同盟を組み侵略の片棒を担がせよう。 場合によってはほのぼの((同盟国の領土を渡して敵共戦国に単独和平を申し込むこと))により迅速な侵略が可能。 ***包囲網に関して [#tc04c048] 植民国家である特性上侵略する範囲は非常に離散的になり、AEが散りやすい。 一応イスラムのスンニは東西アフリカやインドネシアなど広い範囲に分布し、広範な地域で包囲網が組まれる可能性はあるが、これもカステーリャとの同盟があれば参戦してくることはまずないが、可能性は低いがオスマンやマムルーク、ティムールといった大国が入るとさすがに怪しいので関係改善はしっかりしておこう。 それでもどうしても心配なら、停戦中の国は包囲網に加入できないという性質を利用し、停戦明けごと殴るのがよい。 俗に停戦サイクルと言われる手法である。 **拡張先 [#vc8effb7] ***北アフリカ [#l191c97d] まず手近な拡張先として北アフリカがある。ミッションやイベントで請求権が付くし初期のライバルでもあるので高PPを維持するためにもぜひ戦争したい。しかし、モロッコ・チュニスはそれぞれ単独で初期のポルトガルと同等かそれ以上のFLを持つしそれぞれ同盟関係をがっちがちに固めることも多く初期のポルトガル単独でそれを崩すのは厳しい。 なのでカスティーリャを連れて戦争を仕掛けるか、カスティーリャが仕掛けた戦争に便乗しよう。例外もあるが((グラナダがチュニスとしか同盟を結ばなかった場合などは各個撃破できるのでポルトガル単独でも比較的容易に勝利できる))、軍質にほとんど差がない以上、必ず便乗も含めて陸軍数で優位に立っていることを確認してから戦争を仕掛けよう。モロッコに勝利できたら初戦で必ずフェズとタンジールを奪おう。 さて、首尾よく北アフリカを征服すれば統治についてだが、Ver1.30から北アフリカは交易会社にすることができるようになった。異文化異宗教の土地を治めるのも面倒なので交易会社に放り込みたくもなる。しかしポルトガルはカスティーリャとの同盟を維持する場合交易会社地域と植民地地域しか攻めず、何も考えずに全てを交易会社に放り込んでいくと、ステートが本土しかなく、収入が安定してからもFLや人的資源に不安を抱えることになってしまう。商人が欲しく感じるかもしれないが初期の2人のうちの一人を割り当てれば事足りる。 これらのことを踏まえて交易会社にするか、ステート化するかを決めよう。改宗は負担になるが文化の受容・ステート布告・顧問・聖職者特権・修道会などを生かせば宗教アイデアなしでも十分何とかなる範囲だ。 一度に征服したプロビ数にもよるが、自治度を上げても反乱を止めるには複数回のMILを使用した反乱の鎮圧が必要になる場合もあるので、自治度は上げずに反乱を起こさせた上で陸軍で鎮圧するのがおすすめだ。 カスティーリャ同盟維持戦略を取る場合、カスティーリャとの利害衝突を抑えるためにグラナダを是非とも自国で確保したい。 グラナダはカスティーリャのミッションの起点になっているので、自然に進めてカスティーリャに取られるとミッション達成で国力の差を付けられ、さらに北モロッコへの請求権が付いて宣戦されやすくなってしまうのだ。 GC開始時点でポルトガルはグラナダと停戦期間があるが、カスティーリャ主導でグラナダに宣戦される前に、グラナダと同盟することの多いモロッコあたりから釣り出して先にグラナダ領に突入して占領してしまおう。 グラナダ領の1プロビだけでも取っておけばカスティーリャはミッションを達成できなくなり、その後のカスティーリャとの関係を良好に維持しやすい。 ***新大陸 [#z5e7f1fd] ポルトガルの圧倒的なアドバンテージを活かせば独占が可能である。探検アイデア3つ目を取得した時点で植民可能な地域はブラジル・カリブ・コロンビアだ。要塞をすべて破壊し、顧問のレベルを落とし、それでも足りなければ大型船か陸軍を減らせば、この時期には2カ所同時に植民ができるはずだ。ブラジル・コロンビアには弱小原住民が多く存在し征服も容易いので、隣接して植民、諜報網を構築、請求権を捏造、征服し早々に植民地国家を成立させよう。カリブには原住民国家がないので自力で植民しなければならないがポルトガルの植民力をもってすれば他のAIに遅れを取ることはないだろう。 その後はメキシコやアメリカ東海岸、ルイジアナといった原住民が存在し、早々に植民地国家を成立できる地域を優先して植民していこう。カスティーリャやイングランドがポルトガルがまだ植民を始めていない地域に植民を始めた場合でも、後から同地域に植民し始め、先にトルデシリャス条約を成立させることすら可能だ。 カスティーリャ同盟維持戦略を取る場合、テネリフェとカーボヴェルデに先に植民を開始してしまえば、AIカスティーリャは新大陸に当分届かず象牙海岸方面に植民を進めざるを得ないことが多いので、余裕をもってカリブ・ブラジルを独占しやすい。 ***西・南アフリカ [#a88bde89] ミッション的にも象牙海岸、喜望峰、ザンジバルを経由してアジア方面に進出していくことになる。できるだけCoTを抑えつつ、喜望峰、ザンジバルを目指そう。象牙海岸もできれば抑えたいが、南米の富はブラジルで、アジアからの富はザンジバルでコレクトすればいいので必須ではない。 現地の国家の中ではザンジバルのキルワはそこそこの力を持ち、ザンジバルノードを独占するまでになることもある。その場合5隻程度の大型船と20kを超える陸軍を持つこともあるので台帳で戦力を確認し、十分な戦力を輸送してから仕掛けよう。 沿岸部以外ではマリ・ジンバブエの金山が美味しい。マリは内陸の方だし文化が入り混じっているせいか現地国家から反乱軍が頻繁に輸出され面倒だが、ジンバブエは沿岸からそう離れていないので抑えやすく、金以外の交易品も美味しい。 ***アイルランド [#tf467d71] 大航海時代の時代の能力属国の移譲を取得し、ミッションで得たカスティーリャへの請求権からフランス→ブルターニュ→イングランド→アイルランドと順に請求権を付けていけば征服CBでアイルランドに侵略できる。イングランドとの戦争を予定しているなら1プロビでいいので取っておこう。 **交易 [#ef938bf6] ポルトガルは、経済的にやや弱体である。 しかし圧倒的な利点として、西洋国家であり、institutionを受容するためのDEVポチが最小限で済む。 そのため、君主力のために高レベルの顧問を雇う必要は薄く、軍拡と植民に専念することができる。 さて、ポルトガルといえば交易国家である。そこで、いくつかのオススメのノードを紹介する。 ***セビリア[#yd04724e] ポルトガルの初期ノードである。小型船スパムにより掌握は可能だが、カステーリャも存在する都合上ここを独占するのは不可能に近い。 しかし、もう一つの代表的な植民国家であるカステーリャが植民地からこのノードに大量に流すため交易価値が大きくなりがちで、中盤以降もCollectする意味は十分にある。 また、初期では商人が存在していないが、首都ノードに商人を配置すると徴収する交易価値に+10%の補正をしてくれ、ささやかではあるが存在するだけで交易力(Trade power,以後TP)をもたらしてくれる。 これらの補正は、TPもなく交易価値も小さいTunis(チュニス)やSafi(サフィ)からtransferするより大きい。また、チュニスノードはカスティーリャが代わりにトランスファーしてくれるという事情もあるのでゲーム開始直後にチュニスの商人をここに回すべきである。 ***象牙海岸 [#hac66181] Brazil,Kongo,Cape of good hope(喜望峰)などのノードが集まる地点で貿易会社(Trade company,以後TC)を作れるのでTPを得やすい。 初期に入植し、交易の中心地(Center of Trade,以後CoT)を押さえれば、かなりのシェアを狙える。 特にポルトガルはブラジルに入植しがちなので、特に序盤は独占しやすくなる。 一方、時間が経つと他の欧州諸国のTCも進出し、独占は難しくなる。 ***喜望峰 [#c04aa73a] 大西洋とインド洋を結ぶノードである。沿岸部が8州しかなく、独占が容易であるためにZanzibarやインド貿易をする際にcollectすることになるノード。 このノードの特筆すべき点として、COTがCapeの1つしかなく、ここさえ領有すればノードの占有率50%を容易く得られる。 交易国家のポルトガルにおいてボーナスの商人+1はかなり大きい。 ***カリブ [#zd2a171b] 中盤以降に軸となるノード。カリブはDEV10以上の地域が点在する肥沃な地域であり、各国が入植を競うことになる。 産物も砂糖やタバコなど豊かで、交易価値は流入する分も相まってすさまじいことになる。 独占できたときの利益は凄まじいが、その分競争も激しい。 ***マラッカ [#cbb9fd9d] 東アジアの交易の集積地。このノードは未開拓州が少なく、現地国家が強い力を持っている。 特にマラッカ王国は明に朝貢しているのでこちらから仕掛けるのも難しく、侮れない戦力を保有している。 各国は互いに強固な同盟を結んでいるので進出は非常に難しい。進出の目安は動員数40kほど。 戦争の際には十分国力を高めたうえで、クタイ、マジャパピトといった国のコアを活用して勢力を拡大しよう。地味にAEも馬鹿にならない。 序盤から進出する方法として、宣戦して何もせず放置し続ける作戦がある。 敵同盟国は戦争が長引くと戦意が下がり、白紙和平に応じるようになる。 これである程度同盟国を減らしてから殴り込みに行く。 **宗教 [#n5086b92] カトリックから他のキリスト教に改宗するとイベリア文化独自の[[修道会システム>データ/コア#za8c9685]]が使えなくなる上に、カトリック独自の機能であるトルデシリャス条約は多くの場合プラスに働くので改宗する必要はないだろう。 一応プロテスタントは植民関連のバフを持っているが修道会とトルデシリャス条約を使えないデメリットを補う程のものではない。 ***交易会社地域・植民地国家の改宗 [#nfb6411f] 植民地国家と交易会社は異教・異端のデメリットを受けず分離主義さえなくなれば反乱もほとんど起きないので人文アイデアを取らずとも改宗は必須ではない。しかしカトリックは州を改宗することにより教皇影響力を得ることができ、また改宗することで国教寛容度が適用されることによりOEやイベントで不穏度が上がった場合でも反乱が起きにくくなる。メリットとデメリット(改宗費用と一時的な不穏度上昇)を比べて改宗するか考えよう。 **軍事 [#wcedb626] ***陸軍 [#c5a714aa] ポルトガルは相対的に陸軍が弱くなりがちな国である。というのも初手で探検をとるため、軍事強化のアイデアやポリシーを使用するのが遅れるのだ。 得た州は基本TCに放り込むため扶養限界(Force limit,以下FL)や人的資源への貢献も少ない。 せめてもの救いは貿易会社の人的ペナルティは%%乗算ではなく減算なので、通常の建造物を建てればある程度の出力が確保できる%%1.30で貿易会社の人的等のペナルティが''自治率下限90%''((この値は拡張アイデアや一部の政府改革や経済覇権等の「テリトリーの自治率下限」補正の影響を受けるのである程度改善可能))(つまり乗算)に変更された。一応「[[貿易会社への投資>データ/交易#y276b68e]]」で人的資源やFLを増やすことも可能だが、まず特殊項目のFL+5は論外として、一般項目の人的&水兵増加も弱体化に伴って割引されたとはいえ、序盤の貧弱な財政基盤では依然として高額であり、弱体化した事で尚更他の投資に先んじてまで取るべき投資ではなくなった。 そうはいっても、人的資源に関しては傭兵活用や[[軍熟練度>データ/Professionalism and Drilling]]の消費でなんとかできる部分もあるのでまだ恵まれてはいる。 だがFLに関しては新大陸経営が軌道に乗り((植民地国家の保有州が10まで増えるとFLが+5される))、建設・投資に回せるだけの財政的な余裕ができるまでは厳しい。 軍質も低いために不足気味のFLを埋めたところで現地国家にすら油断したら負けてしまうほか、他の欧州国家に交易において重要な州を取られた場合のリカバリーも難しくなる。 そのため攻撃・軍質・防衛アイデア(どれか1つでいい)で軍質面の弱点を補うか、軍量アイデアでFL面での弱点を補うことが重要である。 攻撃は将軍の強化に加え、包囲効率の強化、規律強化と名前の通り攻勢をスムーズにする効果が揃っている。 軍質は陸軍の基本的な強化に加え、海軍の強化も有しており、陸海バランス良く強化されるのが海軍の大規模運用が求められるポルトガルにとって魅力である。 防衛は2つ目に士気向上があり、手っ取り早く質を強化できるのが強みである。 どの手段を選ぶにせよ、軍事面に優れた国家に質の面で対抗するのは容易ではない。 明確な物量差がある場合は話は別であるが、そうでないなら軍事国家に対し正面を切って戦わないといけない、という状況を作ってしまう事自体戦略ミス以外の何物でもない。 真っ向から戦うだけが戦争ではない、ということを肝に銘じておこう。 ver.1.30から外洋の兵員輸送ペナルティが大幅に増えたのも、外洋帝国プレイにとって地味に痛手である。 対策として、外洋を渡る可能性のある輸送の際には到着地点をただ左クリックするのではなく、シフトキーを使った手動の沿岸航路設定で被害を最小限に抑える必要がある。 ***海軍 [#s23c362f] ポルトガルは海洋帝国であり、殆どの海戦を外洋で行うことになるので、内海国家のように安価なガレーを乱造するだけでは済まない。 折を見て高価な大型船を建造する必要がある。 だが、忘れてはいけない問題がある。ポルトガルは海軍も弱いのだ。 NIに「直接的な」海軍強化が無いだけでなく、ポルトガル独自の海軍ドクトリン及び旗艦能力も残念ながら海軍強化になっていないのだ。 オスマンのガレー艦隊に同数程度の大型船で挑み、逆に蹴散らされた経験を持つ人も多いのではないだろうか。 オスマンを例に挙げたが、ver1.31では東南アジア周辺海域も内海扱いに変更されたので、ガレー船ばかり作る国との海戦は海軍ドクトリンで差をつけられていると認識して挑むほうがいいだろう。 しかし主たる敵は現地勢力である。 アフリカ人の海軍力は貧弱で、新大陸勢に至っては船を造ることすらできない。 そういうわけで、序盤は輸送船と小型船さえあれば最低限回すことができる。 しかし東南アジア勢はそうはいかず、下手をすると10隻程度の大型船と山ほどの小型船と闘うことになる。 序盤は安価な小型船や輸送船を作り、収入に余裕ができたら大型船を配備するという流れで充分だろう。 注意してほしいのは、海軍強化のために海運や海軍といったアイデアをとらないことである。 東南アジア勢にしても戦域の広さからある程度各個撃破は可能であるし、極論を言えば空地に植民して予め陸軍を輸送しておけば海軍は不要なのである(強襲上陸などの危険があるので制海権の確保が望ましいが)。 また海軍系アイデアをとるより、例えば軍質アイデアを使って拡張したほうがよほど海軍増強になることも多い。 ・ポルトガル固有の旗艦能力 |名称|効果|維持コスト|選択可能な国|h |Portuguese Bombardier ポルトガルの砲兵|艦隊の砲撃(Naval Barrage)のコスト -40%|+0.5|ポルトガル、ブラジル| |Portuguese Fusiliers ポルトガルのフュージリアー|陸地・船上間の上陸時間 -66%、上陸戦時のダイスロール +2(これにより上陸戦時のペナルティは相殺される)|+0.5|ポルトガル、ブラジル| |Portuguese Navigators ポルトガルの海洋探険家|艦隊の探検範囲 +100|+0.5|ポルトガル、ブラジル| |Portuguese Trade Route Map ポルトガルの交易ルート地図|艦隊の船1隻につき交易力 +2(すべての種類の船が対象)|+0.25|ポルトガル、ブラジル| 参考 [[旗艦の能力>データ/海軍ドクトリン&旗艦#g4dc72fa]] 旗艦の能力だけでなく海軍ドクトリンにも固有のものを持つ。固有海軍ドクトリン「ポルトガル水兵」の効果はは包囲中の封鎖影響+1.00・海兵隊扶養限界+10.0%・海上砲撃コスト-40.0%だ。この効果は旗艦の能力「ポルトガルの砲兵」と重複し超低コストで沿岸に建てられた要塞の城壁を破壊することができ非常に便利なのでぜひ取りたい。 **アイデア [#k4264cda] 探検・拡張はほぼ確定と考えていいが3つ目以降は選択の余地がある。また探検は必要な地点を抑えたら破棄してしまってもいい。 以下にはいくつかおすすめアイデアを紹介する。 ***統治系アイデア [#da7de4e6] 統治 言わずと知れた征服の必須アイデア。コア化減少のNIが無いポルトガルは大々的な拡張前には取っておきたい。 宗教 拡張先が遠方の異教徒ばかりになる都合上、聖戦CBがとても便利である。 遠方に請求権を付けるのは外交官の時間拘束も長くなりがちであり、それによるプレイヤー厭戦も予防できる。 更に宗教アイデアとポルトガルの初期宗教のカトリックが相性が抜群である 教皇影響力は中々溜まらないが改宗をする事で影響を溜めることが出来、その能力をいかんなく発揮できるだろう。 ポルトガルはミッションや修道会システムの都合で改宗しないことが多くそれも後押ししている。 人文 反乱抑制アイデア、改宗が面倒ならこちらだろうか。 宗教統一度上昇、不穏度の減少、分離主義の年数減少、異端・異教寛容度上昇と反乱リスクを低下させる効果が並ぶ。 攻撃アイデアとのポリシーで更に反乱抑制効果を発揮する。 経済 ポルトガルは特性上植民によって金を生産する州が発生しやすく、財宝艦隊によってインフレが進みやすい。 その抑制と増収・費用削減による国家経済の安定度強化を狙うアイデア。 また、軍質アイデアとのポリシーが優秀なのも強みである。 ***外交系アイデア [#hb6432f5] 影響 NIの関係で高くなりがちな植民地国家の独立欲求を抑えられるのがメリット。 オールブルーと言う実績の実装に伴い価値が増した。属国併合コスト減少が優秀、ポリシーにもいくつか存在するので狙っていきたい。 欧州にAE散るを防ぐべく属国解放からの再征服CBを使っていこう。亡国も多く使える場所はいくらでもある。 外交・諜報 いずれも包囲網対策として取得を考えるアイデアになる。 前者は外交関係改善強化によるAE減少速度増加、後者はAEの発生自体を削減するという仕組みになる。 また、拡張面でも、前者は州割譲に必要な戦勝点の軽減により多くの州を割譲できる、後者は請求権捏造の効率が良くなり、包囲効果上昇の点でそれぞれ恩恵がある。 ***軍事系アイデア [#a69b1d4b] 攻勢 万能、取り合えず迷ったら軍事系アイデアはこれを取るといい。 指揮官強化や、包囲の強化、FL増強、規律強化と間違いがない ポリシーは経済との砲兵戦闘力+10%が、人文とのポリシーの不穏度-1、分離主義発生年数-5がいい感じ。 貴族 ポルトガルのNIに建設コスト15%カットがある、更にカトリックの教皇コマンドで10%カット そしてこの貴族とポルトガルなら確実にとるであろう拡張とのポリシーで15%カット、全て合わせると40%引きで建物が建てられるようになる これの経済効果は凄まじく、狙ってみるのもいいかもしれない。地味に指揮官包囲補正もあるので何気に人気のアイデア。 防衛 初手カステーリャ戦でのみ使う機会があるアイデア、それでも探検アイデアを取得できる時間は10年単位で失われていくので 植民の遅れはいかんともしがたい。 どうしてもカステーリャに勝てない場合二番目の士気上昇まで取ろう。カステーリャに上手いこと勝つことが出来たら直ぐに破棄して 植民の遅れを取り戻すべく探検アイデアにスライドしよう。 軍質 陸海両面の強化があるのが海軍運用も求められるポルトガルには魅力的である。 ポリシーに軍質強化の面で優秀なものが多く、経済アイデアとの規律+5%や宗教で士気+5%と包囲能力+10%、拡張とで将軍強化などがある。 軍量 兵力増強に特化したアイデア。 ポルトガルは欧州仮想敵と比べると軍量が劣っており植民国家が育つまではそれが覆ることが難しいのでそれをカバーするためのアイデア。 ポルトガル必須の探検と拡張とのポリシーでも軍量や人的のバフが乗る。 **DLC未導入の場合の注意点 [#dztapm6b] ポルトガルは公式(開始画面)で初心者向け国家とされていることもあり、DLC未導入の環境のプレイヤーが選択することも多いだろう。 上に書かれている戦略は全DLC導入が前提とされており、DLC未導入の場合にはいくつかのDLC要素が利用できないことによって戦略に影響を与えることに注意が必要である。 以下、ポルトガルをDLC未導入でプレーする際に注意すべきと思われる点に簡単に触れる。 ***貿易会社(TC)[#apefp84t] 貿易会社(TC)の設立は要DLC「Wealth of Nations」又は「Dharma」である。 TCが設立できない場合、TP50%以上による商人ボーナス(要「Wealth of Nations」)が得られないため、アジアに交易網を広げた際に商人不足で交易価値 (TV)を思うように誘導できない事態に陥りやすい。 上のDLC前提のおすすめアイデアには書かれていないものの、商人を3人増やせる''交易アイデア''の取得はDLC未導入の環境では有力な選択肢となる。 また、TCに入れた州は保有国のinstitution受容によるinstitutionの伝播が進行せず、TCだけが遠隔地にある状態であれば非欧州勢力との技術差を維持できるが、 TCを設立できない場合は''保有領土からinstitutionが現地勢力に伝播していく''。 インドのゴアに領土を得られるミッション「インドへ前進/Push to India」が存在するが、ミッションを達成して領土を得ると、 そこからinstitutionが伝播して現地勢力の技術レベルアップを早めることになり、後にインドで戦争する際に技術差の優位を活かしづらくなる。 ミッション報酬や拠点を得ることによる外交・交易上のメリットもあるため一長一短だが、早期のインドでの戦争を考えている場合はミッション達成を遅らせることも一つの選択肢となる。 ***植民 [#df23d056] ポルトガルの特長である植民も、DLCがない場合に影響を大きく受ける。 まず探検の段階で、DLC「El Dorado」がない場合は自分で探検家を乗せた艦隊を未開の海域に動かして手動探索する必要がある。 この手動探索は消耗の影響を受けるため、注意して見ていないと消耗で艦隊が消滅するが、逆に言えば無理をすれば早期に遠くの陸地を発見することも可能になる(植民距離が届くかはまた別)。 外海消耗のみならず、沿岸でも補給距離を超えて遠洋航海すると消耗するので注意(いきなり陸地伝いにアジアまで行けるわけではなく補給港が必要)。 植民段階でも、以下のような影響を受ける。 時代能力「ポルトガルの植民地拡張 / Portuguese Colonial Growth」は要DLC「Mandate of Heaven」であり、これがないと序盤の植民速度が大きく落ちる。 「原住民政策 / Native policies」は要DLC「The Cossacks」であり、「共存政策 / Native Coexistence Policy」で植民地の原住民蜂起確率をゼロにできない。 原住民のいない植民地でない限り、反乱を鎮圧できるよう現地部隊を割く必要がある。特に象牙海岸の辺りは原住民が8kなどと多く、序盤の乏しい軍量では反乱を鎮圧するだけで一苦労である。 さらに、「トルデシリャス条約 / Treaty of Tordesillas」は要DLC「El Dorado」であり、これがないと植民地国家が成立しても植民地リージョンに他のカトリック国が割り込んでくる(逆にこちらから割り込むことも可能である)。 総じてDLC未導入の状態では序盤の植民スピードの優位が薄れ、トルデシリャス条約がないこともあって上に書かれているような独占に近い状態まで持っていくことは難しくなる。 序盤にカスティーリャ打倒戦略を取らない限り、カスティーリャやイングランドを始めとする他の植民国家と取り合いになる前提で要所を抑えていくことが必要になるだろう。 **NI評価 [#y5363f3c] |項目名|原語|効果|評価|h |>|伝統|歩兵戦闘力&color(green){+10%};|念願の序盤の軍質強化。ただしカスティーリャの士気+15%&軍量と序盤に真正面から競り合えるほどではない。| |>|~|植民範囲&color(green){+25%};|この効果のおかげで他の国より二足ほど先に新大陸にたどり着くことができる。最序盤以外では空気| |航海王子の功績|Legacy of the Navigator|海軍士気&color(green){+10%};|あって困りはしない海軍強化| |~|~|艦船撤退確率&color(green){+5%};|~| |アフォンソの布告|Afonsine Ordinance|交易品生産量&color(green){+10%};|交易・生産収入を底上げする。優秀| |フェイトリア|Feitorias|交易力&color(green){+10%};|ノードでの支配率を上げる。完全に独占した地域では意味が無いが長期的にセビリアでカスティーリャと競合する場合は優秀| |未信仰の地|Land before Faith|植民地人口増&color(green){+15};|NI変更により順番が早くなった。2番目のアイデア枠内で解放できるので、探検・拡張の初手の組み合わせが更に強くなったと言えるだろう。| |バンデランテスの奨励|Encourage the Bandeirantes|交易効率&color(green){+15%};|交易収入を底上げする。中盤以降の収入の大半は交易収入になるので優秀| |絶対王政|Royal Absolutism|建造物コスト&color(green){-15%};|工場一つ建てるにつき75ダカットの補助金が出ると表現すればその強さが分かりやすいか。他の建設費節約効果と重ね掛けして工場ラッシュや大学ラッシュを狙おう。植民地や交易会社にも工場を建てて交易収入を増大させるのだ。| |~|~|絶対主義&color(green){+0.5/年};|一つ目の効果のおまけ| |築城・砲術・製図王立学校|Royal Academy of Fortification, Artillery and Drawing|砲兵射撃&color(green){+1};|貴重な陸軍強化で、その中でもかなり優秀な補正。軍事技術レベル14で砲兵を後列に適切に配備した場合、おおよそ規律+10%に相当する。時代が下る(軍事技術が進む)と相対的に弱くなっていく。| |~|~|要塞防御&color(green){+10%};|一つ目の効果のおまけ| |>|&ref(データ/National Ideas/bonus.png,nolink);宿願|関税&color(green){+20%};|評価が分かれるNI。関税補正ではないため植民地の独立欲求が上昇しやすくなる。影響アイディアなどをとって宥めよう。| //|ギルド開放|Open up the Guilds|交易効率&color(green){+10%};|| **関連リンク [#z7cb1ec9] [[ミッションツリー(DLCなし)>データ/ミッション/WestEurope#POR]] [[ミッションツリー(DLCあり)>データ/ミッション/GC#POR_GC]] **コメント欄 [#uc12e130] #pcomment
タイムスタンプを変更しない
[[各国戦略]] 本ページの内容は、''ver1.30.3''で確認されたものです。 ''ver.1.31でAIの行動が大きく変化し、カスティーリャとの同盟維持戦略はやや難化しています'' #contents **概要 [#tc41e61c] ポルトガルは非常に安定した地盤を持っている。 国境を隣接する大国はカスティーリャだけであり、ヒストリカルフレンドとして友好的に付き合うことが出来たがver.1.31よりカスティーリャからの同盟破棄・被宣戦が頻発するようになって難易度が上がり、純粋な初心者向けとは言いにくくなった。 一方でミッションも充実していてやることに事欠かず、新大陸・アフリカに近くNIやミッション、時代の能力にも植民向けの要素が多いので植民を楽しみやすく、初心者向けの国家と言える。 ポルトガルの実績は難易度の高くない2つに新たに追加された欧州全土を青色に染めるという中々に難易度が高いものがある。 専用の海岸砲撃安価の海軍ドクトリンやティア5政府改革のオルデナンサスという強力な人的資源決断が出来るものも追加されている。 **基本戦略 [#t67a9ab2] ポルトガルの取り得る戦略は大きく分けて二つある。 一つはカスティーリャと友好関係を維持し、新大陸やアフリカ、アジア方面で勢力を拡大する戦略である。安全保障をほとんどカスティーリャに頼ることができ、宣戦布告を受けることもほとんどなく拡張ができる。カスティーリャの鬱陶しさを知らない初回プレイ時に気付けば自然に行っている戦略だったが、ver.1.31以降、カスティーリャが中盤以降に同盟を破棄して攻め込んでくることが多く、カスティーリャだけに依存しないプレイを意識する必要がある。 もう一つは初手でカスティーリャを解体し、プレイにおける自由度を上げる戦略である。初回プレイ時にカスティーリャこそ友好国の仮面を被ったポルトガルの拡張を妨げる蓋となっている元凶と思い知らされる。ポルトガルの交易首都たるセビリアノードでの一番のライバルで、ポルトガルが集めた富の半分程度((CoTのアップグレードや小型船の派遣でポルトガルの取り分をもう少し増やすことはできる))はカスティーリャに横取りされるのだ。また入植競争でも最大のライバルとなっている。カスティーリャを解体せずに1500年を過ぎれば入植プロビ選択でも工夫が必要になる。ポルトガルは陸軍が弱く、強大ともいえるカスティーリャ解体は難易度が高いと思われがちだが、幸い恒久的請求権を簡単に得られるなど制作側がお膳立てを用意してくれている。それらを考えると初手でカスティーリャを解体するのは極めて合理的と言える。 **植民 [#v4457b75] ポルトガルは全国家の中でも特に植民に適した国家である。 植民に適した西欧国家の中でも一番新大陸に近く、伝統と併せて探検アイデア3つ目を取った時点で新大陸・象牙海岸への植民が可能である。 また、大航海時代固有の時代能力「ポルトガルの植民地拡張」でこの時代では破格の入植者増加&color(green){+50};を得られ、初期後継者の特性「拡張主義者」の&color(green){+15};、そして[[ミッション>データ/ミッション/GC#POR_GC]]「ボジャドール岬を越えて」の報酬入植可能性&color(green){+20%};により他の追随を許さない圧倒的な植民速度を誇る。 このミッション報酬が効いている15年間は植民者の成功可能性30%を超すほどである。 そして同じく時代能力「高度に発展した植民地」も強力で、貧しいアメリカ大陸の土地でもそれなりの開発度になる。 この「高度に発展した植民地」と「ポルトガルの植民地拡張」の2枚看板がある大航海時代 / Age of Discoveryにどれだけ植民できるかがポルトガルの明暗を分ける。 最初からアフリカに地盤(セウタ)を持ち目標「二つの大陸にて」を達成しているので、素早く時代能力を獲得できる。 収入を補うとともに目標、「大都市」や「ルネサンスの受容」のために自国の開発も行いたい。 上記の要素により、原住民政策を「原住民弾圧政策」にした上で原住民を虐殺し、植民者数+1~2プロビずつ植民しつつ、原住民国家に請求権を付けて併合していけば、旧大陸国家との戦争を一切せずに全十二植民地域でトルデシリャス条約を成立させることさえ可能である。 アフリカ・アジア方面に関しては、象牙海岸の独占と新大陸のような圧倒的な植民を両立するのはさすがに厳しいが、重要なプロビの確保は十分に可能である。出来れば喜望峰のケープと、ザンジバルへの橋頭堡になりcotもあるイニャンバネだけは確保したい。 現地国家へ諜報網構築→隣接地に植民→請求権の捏造→植民地を放棄し現地国家に宣戦併合、とすれば自力で植民するよりさらに早く中核州を得られることも活かしていくといい。 なお、ゲームスタート時点で探検家を所持している為、(植民者を二人得られる)拡張アイデアを初めに取得しても植民は不可能ではないが、探検アイデアがなければ新大陸・アフリカ南部以遠へは探検できず、何よりも植民地主義発祥地になるための条件を得られない。先に探検アイデアを取得しよう。 **外交 [#sb526646] 初手でカスティーリャを解体するか同盟を維持するかで大きく外交方針が変わるので、それぞれの戦略についての外交方針を示す。 **初手カスティーリャ打倒戦略 [#d01381b3] ***イングランド [#q7144cef] 1.30より前のverでは正直微妙な同盟国だったが、1.30より序盤のカスティーリャ侵略に呼べるようになったため、重要性が跳ね上がった。 イングランドの序盤の戦争はイングランドからの侵略戦争であるため、ポルトガルが戦争に呼ばれることはまずない。その後はフランスやブルゴーニュからの防衛戦争があるが、その戦争が始まるときに同盟を破棄すれば良い。イングランドとポルトガルは''英葡永久同盟''という特殊な関係を持っており、同盟破棄をしても友好度を高めで維持しやすくなってる。再同盟可能になるまでこれ以上友好度を下げなければ、イングランドから同盟要請してくる間柄だ。 ただしイングランドが重要な同盟国と言い切れるのは、イングランドが聖公会に改宗するまで。改宗してしまうと植民地の関係で関係悪化しやすくなる。 イングランドとの友好度を上げるとミッション報酬でカスティーリャへの請求権を得られるので忘れずに行う。 ***カスティーリャ [#v5441be1] ポルトガルにとってもっとも厄介な国。 AIカスティーリャが存在する限りAIカスティーリャが拡張していない方面へしかポルトガルは拡張できない。 この国を初手で弱体化できれば以後、拡張方針、入植方針、アイデア選択、すべての自由度が高まる。 準備として、アラゴンがポルトガルを敵視しておらず、カスティーリャをライバル指定している世界線を引くまでリセット。 以後の注意点 ・カスティーリャを戦争開始直前にライバル指定するためにライバル枠は空けておく。ライバル指定が早いとカスティーリャの同盟国が増える。 ・カスティーリャの同盟国にオーストリアがなっていた場合、これはほぼ勝てないのでリセット。 ・アラゴンからのナポリ独立イベントがあるため、戦争可能な年になったら即戦争。戦争中に独立されるがこれは問題無し。 ・請求権はイングランドとの友好度を上げることで得られるミッションで得られるが、Mare Nostrumを入れてる場合は要塞占領し易くするために諜報網構築。 早ければ2回、遅くとも3回の戦争でカスティーリャを内陸国にでき、植民をとめられる。 もちろんカスティーリャを内陸国に落とし込まず、植民させ戦争で奪うのもあり。 戦後の注意点 ナポリ独立でアラゴンの弱体化が著しいために、フランスがアラゴン侵略してくることもある。これを見越して次の同盟国候補との友好度上げはカスティーリャ戦中から準備。 またポルトガルカスティーリャ戦後、グラナダがカスティーリャ侵攻し返り討ちに遭い全プロビ併合で滅亡する可能性もある。カスティーリャの国力増強は厄介なので、グラナダへの請求権も取っておいた方が良い。恐るべき事に同盟国無しでもグラナダはカスティーリャ侵攻をする場合がある。 またカスティーリャからのグラナダ侵攻もある。この場合も即座にグラナダに宣戦布告しカスティーリャにはプロビを渡さない立ち回りが必要だ。 **カスティーリャ同盟維持戦略 (ver.1.31でやや難化)[#id4c1e28] ***イングランド [#xe03418a] イングランドとは初期から同盟を結んでいるが基本的に同盟を維持するメリットはない。防衛同盟としてはカスティーリャ1国だけで事足りる上に、好感度を貯めても距離的にイングランドを誘って攻撃することもしにくい。それどころかフランスやブルゴーニュからの防衛戦争に呼ばれることもよくあり、参戦するとそのほとんどの軍はポルトガルに向かってくる。 イングランドとの友好度を上げるとミッション報酬でカスティーリャへの請求権を得られるのでそれだけ達成したらさっさと同盟破棄してしまおう。 ***カスティーリャ [#t5bd0a2c] 歴史的友好国であるので普通にしていれば友好関係を維持できるが、カスティーリャがミッションで得るメキシコやペルーへの請求権やポルトガルがミッションで得るカスティーリャへの請求権のせいで中盤以降に同盟を破棄される可能性がある。カスティーリャがカリブ・コロンビアで植民地国家を設立すると、メキシコ・ペルーへの請求権につながっていく。よって、カリブとコロンビアに先んじて入植しトルデシリャス条約を成立させてしまえば、カスティーリャは両地域への請求権を持たず、領土欲からくる関係悪化もない。 前述したようにポルトガルは全力で植民すれば全12植民地国家地域でトルデシリャス条約を成立させることができるが、カスティーリャに前提ミッションを踏ませなければその段階に至っても同盟を維持することができる。その時期にはカスティーリャの庇護など必要なくなっているので無理して同盟を維持する必要もないが。 というわけでカスティーリャとの外交方針はカスティーリャとの同盟が必要なくなり、カスティーリャを単独で打倒できる国力を付けるまではとりあえず仲良くしておこう、だ。 北アフリカ制圧くらいは手伝ってもらえるがそれ以外は基本防衛同盟になるだろう。 北アフリカを制圧した場合、異教異文化なので改宗が終わるまでは反乱軍が頻発するが、本土で暇そうにしているカスティーリャ軍が割と殲滅しにきてくれるので軍事通行権を渡しておこう。 前述のとおりver.1.31以降、カスティーリャが中盤以降に同盟を破棄して攻め込んでくることが多く、外交的な備えが必要になった。 安全保障をカスティーリャだけに依存していると同盟破棄されそうになってからでは間に合わないので、単独で対抗する戦力がないうちはカスティーリャ牽制用の防衛同盟を組んでおくといい。 立地的に挟み撃ちにできるフランスと同盟を組めれば将来のカスティーリャ侵攻も見据えて理想的(次点で教皇領、オーストリアあたりのカトリック強国)。 フランスは外交枠が埋まりやすいのがネックだが、関係改善を積んでおき、属国併合などで枠が空いたタイミングを見計らって同盟を申し込もう。 ***ブルゴーニュ [#rdfa880e] 婚姻による継承ワンチャンがある。世界線によっては婚姻できないので多少の世界線リセマラが必要。ブルゴーニュがフランスにボコられていてブルゴーニュと同盟を組むのが不安な場合は同盟を組む→婚姻→同盟破棄or参戦無視とすればいい。詳しくは[[ここ>各国戦略/ブルゴーニュ継承戦略]] **共通 [#g863e9bc] ***教皇領 [#c68a6ab5] カトリックは教皇領と友好度が高いと教皇影響力を得やすくなるのでとりあえず仲良くしておこう。関係改善が面倒なら同盟を結んでもいいがイタリアでの戦争に巻き込まれる可能性がある。 他国がトルデシリャス条約を与えられた植民地域に入植すると友好度が下がるので注意。 ***現地の地域大国たち [#yab02fe7] インドや東南アジアといった豊かな地域では現地の国家がそこそこの力を持っていることが多く技術差があっても侮れない。恐らく空いているであろう外交枠を使い、インドではジャウンプル、東南アジアではアユタヤといった地域大国と同盟を組み侵略の片棒を担がせよう。 場合によってはほのぼの((同盟国の領土を渡して敵共戦国に単独和平を申し込むこと))により迅速な侵略が可能。 ***包囲網に関して [#tc04c048] 植民国家である特性上侵略する範囲は非常に離散的になり、AEが散りやすい。 一応イスラムのスンニは東西アフリカやインドネシアなど広い範囲に分布し、広範な地域で包囲網が組まれる可能性はあるが、これもカステーリャとの同盟があれば参戦してくることはまずないが、可能性は低いがオスマンやマムルーク、ティムールといった大国が入るとさすがに怪しいので関係改善はしっかりしておこう。 それでもどうしても心配なら、停戦中の国は包囲網に加入できないという性質を利用し、停戦明けごと殴るのがよい。 俗に停戦サイクルと言われる手法である。 **拡張先 [#vc8effb7] ***北アフリカ [#l191c97d] まず手近な拡張先として北アフリカがある。ミッションやイベントで請求権が付くし初期のライバルでもあるので高PPを維持するためにもぜひ戦争したい。しかし、モロッコ・チュニスはそれぞれ単独で初期のポルトガルと同等かそれ以上のFLを持つしそれぞれ同盟関係をがっちがちに固めることも多く初期のポルトガル単独でそれを崩すのは厳しい。 なのでカスティーリャを連れて戦争を仕掛けるか、カスティーリャが仕掛けた戦争に便乗しよう。例外もあるが((グラナダがチュニスとしか同盟を結ばなかった場合などは各個撃破できるのでポルトガル単独でも比較的容易に勝利できる))、軍質にほとんど差がない以上、必ず便乗も含めて陸軍数で優位に立っていることを確認してから戦争を仕掛けよう。モロッコに勝利できたら初戦で必ずフェズとタンジールを奪おう。 さて、首尾よく北アフリカを征服すれば統治についてだが、Ver1.30から北アフリカは交易会社にすることができるようになった。異文化異宗教の土地を治めるのも面倒なので交易会社に放り込みたくもなる。しかしポルトガルはカスティーリャとの同盟を維持する場合交易会社地域と植民地地域しか攻めず、何も考えずに全てを交易会社に放り込んでいくと、ステートが本土しかなく、収入が安定してからもFLや人的資源に不安を抱えることになってしまう。商人が欲しく感じるかもしれないが初期の2人のうちの一人を割り当てれば事足りる。 これらのことを踏まえて交易会社にするか、ステート化するかを決めよう。改宗は負担になるが文化の受容・ステート布告・顧問・聖職者特権・修道会などを生かせば宗教アイデアなしでも十分何とかなる範囲だ。 一度に征服したプロビ数にもよるが、自治度を上げても反乱を止めるには複数回のMILを使用した反乱の鎮圧が必要になる場合もあるので、自治度は上げずに反乱を起こさせた上で陸軍で鎮圧するのがおすすめだ。 カスティーリャ同盟維持戦略を取る場合、カスティーリャとの利害衝突を抑えるためにグラナダを是非とも自国で確保したい。 グラナダはカスティーリャのミッションの起点になっているので、自然に進めてカスティーリャに取られるとミッション達成で国力の差を付けられ、さらに北モロッコへの請求権が付いて宣戦されやすくなってしまうのだ。 GC開始時点でポルトガルはグラナダと停戦期間があるが、カスティーリャ主導でグラナダに宣戦される前に、グラナダと同盟することの多いモロッコあたりから釣り出して先にグラナダ領に突入して占領してしまおう。 グラナダ領の1プロビだけでも取っておけばカスティーリャはミッションを達成できなくなり、その後のカスティーリャとの関係を良好に維持しやすい。 ***新大陸 [#z5e7f1fd] ポルトガルの圧倒的なアドバンテージを活かせば独占が可能である。探検アイデア3つ目を取得した時点で植民可能な地域はブラジル・カリブ・コロンビアだ。要塞をすべて破壊し、顧問のレベルを落とし、それでも足りなければ大型船か陸軍を減らせば、この時期には2カ所同時に植民ができるはずだ。ブラジル・コロンビアには弱小原住民が多く存在し征服も容易いので、隣接して植民、諜報網を構築、請求権を捏造、征服し早々に植民地国家を成立させよう。カリブには原住民国家がないので自力で植民しなければならないがポルトガルの植民力をもってすれば他のAIに遅れを取ることはないだろう。 その後はメキシコやアメリカ東海岸、ルイジアナといった原住民が存在し、早々に植民地国家を成立できる地域を優先して植民していこう。カスティーリャやイングランドがポルトガルがまだ植民を始めていない地域に植民を始めた場合でも、後から同地域に植民し始め、先にトルデシリャス条約を成立させることすら可能だ。 カスティーリャ同盟維持戦略を取る場合、テネリフェとカーボヴェルデに先に植民を開始してしまえば、AIカスティーリャは新大陸に当分届かず象牙海岸方面に植民を進めざるを得ないことが多いので、余裕をもってカリブ・ブラジルを独占しやすい。 ***西・南アフリカ [#a88bde89] ミッション的にも象牙海岸、喜望峰、ザンジバルを経由してアジア方面に進出していくことになる。できるだけCoTを抑えつつ、喜望峰、ザンジバルを目指そう。象牙海岸もできれば抑えたいが、南米の富はブラジルで、アジアからの富はザンジバルでコレクトすればいいので必須ではない。 現地の国家の中ではザンジバルのキルワはそこそこの力を持ち、ザンジバルノードを独占するまでになることもある。その場合5隻程度の大型船と20kを超える陸軍を持つこともあるので台帳で戦力を確認し、十分な戦力を輸送してから仕掛けよう。 沿岸部以外ではマリ・ジンバブエの金山が美味しい。マリは内陸の方だし文化が入り混じっているせいか現地国家から反乱軍が頻繁に輸出され面倒だが、ジンバブエは沿岸からそう離れていないので抑えやすく、金以外の交易品も美味しい。 ***アイルランド [#tf467d71] 大航海時代の時代の能力属国の移譲を取得し、ミッションで得たカスティーリャへの請求権からフランス→ブルターニュ→イングランド→アイルランドと順に請求権を付けていけば征服CBでアイルランドに侵略できる。イングランドとの戦争を予定しているなら1プロビでいいので取っておこう。 **交易 [#ef938bf6] ポルトガルは、経済的にやや弱体である。 しかし圧倒的な利点として、西洋国家であり、institutionを受容するためのDEVポチが最小限で済む。 そのため、君主力のために高レベルの顧問を雇う必要は薄く、軍拡と植民に専念することができる。 さて、ポルトガルといえば交易国家である。そこで、いくつかのオススメのノードを紹介する。 ***セビリア[#yd04724e] ポルトガルの初期ノードである。小型船スパムにより掌握は可能だが、カステーリャも存在する都合上ここを独占するのは不可能に近い。 しかし、もう一つの代表的な植民国家であるカステーリャが植民地からこのノードに大量に流すため交易価値が大きくなりがちで、中盤以降もCollectする意味は十分にある。 また、初期では商人が存在していないが、首都ノードに商人を配置すると徴収する交易価値に+10%の補正をしてくれ、ささやかではあるが存在するだけで交易力(Trade power,以後TP)をもたらしてくれる。 これらの補正は、TPもなく交易価値も小さいTunis(チュニス)やSafi(サフィ)からtransferするより大きい。また、チュニスノードはカスティーリャが代わりにトランスファーしてくれるという事情もあるのでゲーム開始直後にチュニスの商人をここに回すべきである。 ***象牙海岸 [#hac66181] Brazil,Kongo,Cape of good hope(喜望峰)などのノードが集まる地点で貿易会社(Trade company,以後TC)を作れるのでTPを得やすい。 初期に入植し、交易の中心地(Center of Trade,以後CoT)を押さえれば、かなりのシェアを狙える。 特にポルトガルはブラジルに入植しがちなので、特に序盤は独占しやすくなる。 一方、時間が経つと他の欧州諸国のTCも進出し、独占は難しくなる。 ***喜望峰 [#c04aa73a] 大西洋とインド洋を結ぶノードである。沿岸部が8州しかなく、独占が容易であるためにZanzibarやインド貿易をする際にcollectすることになるノード。 このノードの特筆すべき点として、COTがCapeの1つしかなく、ここさえ領有すればノードの占有率50%を容易く得られる。 交易国家のポルトガルにおいてボーナスの商人+1はかなり大きい。 ***カリブ [#zd2a171b] 中盤以降に軸となるノード。カリブはDEV10以上の地域が点在する肥沃な地域であり、各国が入植を競うことになる。 産物も砂糖やタバコなど豊かで、交易価値は流入する分も相まってすさまじいことになる。 独占できたときの利益は凄まじいが、その分競争も激しい。 ***マラッカ [#cbb9fd9d] 東アジアの交易の集積地。このノードは未開拓州が少なく、現地国家が強い力を持っている。 特にマラッカ王国は明に朝貢しているのでこちらから仕掛けるのも難しく、侮れない戦力を保有している。 各国は互いに強固な同盟を結んでいるので進出は非常に難しい。進出の目安は動員数40kほど。 戦争の際には十分国力を高めたうえで、クタイ、マジャパピトといった国のコアを活用して勢力を拡大しよう。地味にAEも馬鹿にならない。 序盤から進出する方法として、宣戦して何もせず放置し続ける作戦がある。 敵同盟国は戦争が長引くと戦意が下がり、白紙和平に応じるようになる。 これである程度同盟国を減らしてから殴り込みに行く。 **宗教 [#n5086b92] カトリックから他のキリスト教に改宗するとイベリア文化独自の[[修道会システム>データ/コア#za8c9685]]が使えなくなる上に、カトリック独自の機能であるトルデシリャス条約は多くの場合プラスに働くので改宗する必要はないだろう。 一応プロテスタントは植民関連のバフを持っているが修道会とトルデシリャス条約を使えないデメリットを補う程のものではない。 ***交易会社地域・植民地国家の改宗 [#nfb6411f] 植民地国家と交易会社は異教・異端のデメリットを受けず分離主義さえなくなれば反乱もほとんど起きないので人文アイデアを取らずとも改宗は必須ではない。しかしカトリックは州を改宗することにより教皇影響力を得ることができ、また改宗することで国教寛容度が適用されることによりOEやイベントで不穏度が上がった場合でも反乱が起きにくくなる。メリットとデメリット(改宗費用と一時的な不穏度上昇)を比べて改宗するか考えよう。 **軍事 [#wcedb626] ***陸軍 [#c5a714aa] ポルトガルは相対的に陸軍が弱くなりがちな国である。というのも初手で探検をとるため、軍事強化のアイデアやポリシーを使用するのが遅れるのだ。 得た州は基本TCに放り込むため扶養限界(Force limit,以下FL)や人的資源への貢献も少ない。 せめてもの救いは貿易会社の人的ペナルティは%%乗算ではなく減算なので、通常の建造物を建てればある程度の出力が確保できる%%1.30で貿易会社の人的等のペナルティが''自治率下限90%''((この値は拡張アイデアや一部の政府改革や経済覇権等の「テリトリーの自治率下限」補正の影響を受けるのである程度改善可能))(つまり乗算)に変更された。一応「[[貿易会社への投資>データ/交易#y276b68e]]」で人的資源やFLを増やすことも可能だが、まず特殊項目のFL+5は論外として、一般項目の人的&水兵増加も弱体化に伴って割引されたとはいえ、序盤の貧弱な財政基盤では依然として高額であり、弱体化した事で尚更他の投資に先んじてまで取るべき投資ではなくなった。 そうはいっても、人的資源に関しては傭兵活用や[[軍熟練度>データ/Professionalism and Drilling]]の消費でなんとかできる部分もあるのでまだ恵まれてはいる。 だがFLに関しては新大陸経営が軌道に乗り((植民地国家の保有州が10まで増えるとFLが+5される))、建設・投資に回せるだけの財政的な余裕ができるまでは厳しい。 軍質も低いために不足気味のFLを埋めたところで現地国家にすら油断したら負けてしまうほか、他の欧州国家に交易において重要な州を取られた場合のリカバリーも難しくなる。 そのため攻撃・軍質・防衛アイデア(どれか1つでいい)で軍質面の弱点を補うか、軍量アイデアでFL面での弱点を補うことが重要である。 攻撃は将軍の強化に加え、包囲効率の強化、規律強化と名前の通り攻勢をスムーズにする効果が揃っている。 軍質は陸軍の基本的な強化に加え、海軍の強化も有しており、陸海バランス良く強化されるのが海軍の大規模運用が求められるポルトガルにとって魅力である。 防衛は2つ目に士気向上があり、手っ取り早く質を強化できるのが強みである。 どの手段を選ぶにせよ、軍事面に優れた国家に質の面で対抗するのは容易ではない。 明確な物量差がある場合は話は別であるが、そうでないなら軍事国家に対し正面を切って戦わないといけない、という状況を作ってしまう事自体戦略ミス以外の何物でもない。 真っ向から戦うだけが戦争ではない、ということを肝に銘じておこう。 ver.1.30から外洋の兵員輸送ペナルティが大幅に増えたのも、外洋帝国プレイにとって地味に痛手である。 対策として、外洋を渡る可能性のある輸送の際には到着地点をただ左クリックするのではなく、シフトキーを使った手動の沿岸航路設定で被害を最小限に抑える必要がある。 ***海軍 [#s23c362f] ポルトガルは海洋帝国であり、殆どの海戦を外洋で行うことになるので、内海国家のように安価なガレーを乱造するだけでは済まない。 折を見て高価な大型船を建造する必要がある。 だが、忘れてはいけない問題がある。ポルトガルは海軍も弱いのだ。 NIに「直接的な」海軍強化が無いだけでなく、ポルトガル独自の海軍ドクトリン及び旗艦能力も残念ながら海軍強化になっていないのだ。 オスマンのガレー艦隊に同数程度の大型船で挑み、逆に蹴散らされた経験を持つ人も多いのではないだろうか。 オスマンを例に挙げたが、ver1.31では東南アジア周辺海域も内海扱いに変更されたので、ガレー船ばかり作る国との海戦は海軍ドクトリンで差をつけられていると認識して挑むほうがいいだろう。 しかし主たる敵は現地勢力である。 アフリカ人の海軍力は貧弱で、新大陸勢に至っては船を造ることすらできない。 そういうわけで、序盤は輸送船と小型船さえあれば最低限回すことができる。 しかし東南アジア勢はそうはいかず、下手をすると10隻程度の大型船と山ほどの小型船と闘うことになる。 序盤は安価な小型船や輸送船を作り、収入に余裕ができたら大型船を配備するという流れで充分だろう。 注意してほしいのは、海軍強化のために海運や海軍といったアイデアをとらないことである。 東南アジア勢にしても戦域の広さからある程度各個撃破は可能であるし、極論を言えば空地に植民して予め陸軍を輸送しておけば海軍は不要なのである(強襲上陸などの危険があるので制海権の確保が望ましいが)。 また海軍系アイデアをとるより、例えば軍質アイデアを使って拡張したほうがよほど海軍増強になることも多い。 ・ポルトガル固有の旗艦能力 |名称|効果|維持コスト|選択可能な国|h |Portuguese Bombardier ポルトガルの砲兵|艦隊の砲撃(Naval Barrage)のコスト -40%|+0.5|ポルトガル、ブラジル| |Portuguese Fusiliers ポルトガルのフュージリアー|陸地・船上間の上陸時間 -66%、上陸戦時のダイスロール +2(これにより上陸戦時のペナルティは相殺される)|+0.5|ポルトガル、ブラジル| |Portuguese Navigators ポルトガルの海洋探険家|艦隊の探検範囲 +100|+0.5|ポルトガル、ブラジル| |Portuguese Trade Route Map ポルトガルの交易ルート地図|艦隊の船1隻につき交易力 +2(すべての種類の船が対象)|+0.25|ポルトガル、ブラジル| 参考 [[旗艦の能力>データ/海軍ドクトリン&旗艦#g4dc72fa]] 旗艦の能力だけでなく海軍ドクトリンにも固有のものを持つ。固有海軍ドクトリン「ポルトガル水兵」の効果はは包囲中の封鎖影響+1.00・海兵隊扶養限界+10.0%・海上砲撃コスト-40.0%だ。この効果は旗艦の能力「ポルトガルの砲兵」と重複し超低コストで沿岸に建てられた要塞の城壁を破壊することができ非常に便利なのでぜひ取りたい。 **アイデア [#k4264cda] 探検・拡張はほぼ確定と考えていいが3つ目以降は選択の余地がある。また探検は必要な地点を抑えたら破棄してしまってもいい。 以下にはいくつかおすすめアイデアを紹介する。 ***統治系アイデア [#da7de4e6] 統治 言わずと知れた征服の必須アイデア。コア化減少のNIが無いポルトガルは大々的な拡張前には取っておきたい。 宗教 拡張先が遠方の異教徒ばかりになる都合上、聖戦CBがとても便利である。 遠方に請求権を付けるのは外交官の時間拘束も長くなりがちであり、それによるプレイヤー厭戦も予防できる。 更に宗教アイデアとポルトガルの初期宗教のカトリックが相性が抜群である 教皇影響力は中々溜まらないが改宗をする事で影響を溜めることが出来、その能力をいかんなく発揮できるだろう。 ポルトガルはミッションや修道会システムの都合で改宗しないことが多くそれも後押ししている。 人文 反乱抑制アイデア、改宗が面倒ならこちらだろうか。 宗教統一度上昇、不穏度の減少、分離主義の年数減少、異端・異教寛容度上昇と反乱リスクを低下させる効果が並ぶ。 攻撃アイデアとのポリシーで更に反乱抑制効果を発揮する。 経済 ポルトガルは特性上植民によって金を生産する州が発生しやすく、財宝艦隊によってインフレが進みやすい。 その抑制と増収・費用削減による国家経済の安定度強化を狙うアイデア。 また、軍質アイデアとのポリシーが優秀なのも強みである。 ***外交系アイデア [#hb6432f5] 影響 NIの関係で高くなりがちな植民地国家の独立欲求を抑えられるのがメリット。 オールブルーと言う実績の実装に伴い価値が増した。属国併合コスト減少が優秀、ポリシーにもいくつか存在するので狙っていきたい。 欧州にAE散るを防ぐべく属国解放からの再征服CBを使っていこう。亡国も多く使える場所はいくらでもある。 外交・諜報 いずれも包囲網対策として取得を考えるアイデアになる。 前者は外交関係改善強化によるAE減少速度増加、後者はAEの発生自体を削減するという仕組みになる。 また、拡張面でも、前者は州割譲に必要な戦勝点の軽減により多くの州を割譲できる、後者は請求権捏造の効率が良くなり、包囲効果上昇の点でそれぞれ恩恵がある。 ***軍事系アイデア [#a69b1d4b] 攻勢 万能、取り合えず迷ったら軍事系アイデアはこれを取るといい。 指揮官強化や、包囲の強化、FL増強、規律強化と間違いがない ポリシーは経済との砲兵戦闘力+10%が、人文とのポリシーの不穏度-1、分離主義発生年数-5がいい感じ。 貴族 ポルトガルのNIに建設コスト15%カットがある、更にカトリックの教皇コマンドで10%カット そしてこの貴族とポルトガルなら確実にとるであろう拡張とのポリシーで15%カット、全て合わせると40%引きで建物が建てられるようになる これの経済効果は凄まじく、狙ってみるのもいいかもしれない。地味に指揮官包囲補正もあるので何気に人気のアイデア。 防衛 初手カステーリャ戦でのみ使う機会があるアイデア、それでも探検アイデアを取得できる時間は10年単位で失われていくので 植民の遅れはいかんともしがたい。 どうしてもカステーリャに勝てない場合二番目の士気上昇まで取ろう。カステーリャに上手いこと勝つことが出来たら直ぐに破棄して 植民の遅れを取り戻すべく探検アイデアにスライドしよう。 軍質 陸海両面の強化があるのが海軍運用も求められるポルトガルには魅力的である。 ポリシーに軍質強化の面で優秀なものが多く、経済アイデアとの規律+5%や宗教で士気+5%と包囲能力+10%、拡張とで将軍強化などがある。 軍量 兵力増強に特化したアイデア。 ポルトガルは欧州仮想敵と比べると軍量が劣っており植民国家が育つまではそれが覆ることが難しいのでそれをカバーするためのアイデア。 ポルトガル必須の探検と拡張とのポリシーでも軍量や人的のバフが乗る。 **DLC未導入の場合の注意点 [#dztapm6b] ポルトガルは公式(開始画面)で初心者向け国家とされていることもあり、DLC未導入の環境のプレイヤーが選択することも多いだろう。 上に書かれている戦略は全DLC導入が前提とされており、DLC未導入の場合にはいくつかのDLC要素が利用できないことによって戦略に影響を与えることに注意が必要である。 以下、ポルトガルをDLC未導入でプレーする際に注意すべきと思われる点に簡単に触れる。 ***貿易会社(TC)[#apefp84t] 貿易会社(TC)の設立は要DLC「Wealth of Nations」又は「Dharma」である。 TCが設立できない場合、TP50%以上による商人ボーナス(要「Wealth of Nations」)が得られないため、アジアに交易網を広げた際に商人不足で交易価値 (TV)を思うように誘導できない事態に陥りやすい。 上のDLC前提のおすすめアイデアには書かれていないものの、商人を3人増やせる''交易アイデア''の取得はDLC未導入の環境では有力な選択肢となる。 また、TCに入れた州は保有国のinstitution受容によるinstitutionの伝播が進行せず、TCだけが遠隔地にある状態であれば非欧州勢力との技術差を維持できるが、 TCを設立できない場合は''保有領土からinstitutionが現地勢力に伝播していく''。 インドのゴアに領土を得られるミッション「インドへ前進/Push to India」が存在するが、ミッションを達成して領土を得ると、 そこからinstitutionが伝播して現地勢力の技術レベルアップを早めることになり、後にインドで戦争する際に技術差の優位を活かしづらくなる。 ミッション報酬や拠点を得ることによる外交・交易上のメリットもあるため一長一短だが、早期のインドでの戦争を考えている場合はミッション達成を遅らせることも一つの選択肢となる。 ***植民 [#df23d056] ポルトガルの特長である植民も、DLCがない場合に影響を大きく受ける。 まず探検の段階で、DLC「El Dorado」がない場合は自分で探検家を乗せた艦隊を未開の海域に動かして手動探索する必要がある。 この手動探索は消耗の影響を受けるため、注意して見ていないと消耗で艦隊が消滅するが、逆に言えば無理をすれば早期に遠くの陸地を発見することも可能になる(植民距離が届くかはまた別)。 外海消耗のみならず、沿岸でも補給距離を超えて遠洋航海すると消耗するので注意(いきなり陸地伝いにアジアまで行けるわけではなく補給港が必要)。 植民段階でも、以下のような影響を受ける。 時代能力「ポルトガルの植民地拡張 / Portuguese Colonial Growth」は要DLC「Mandate of Heaven」であり、これがないと序盤の植民速度が大きく落ちる。 「原住民政策 / Native policies」は要DLC「The Cossacks」であり、「共存政策 / Native Coexistence Policy」で植民地の原住民蜂起確率をゼロにできない。 原住民のいない植民地でない限り、反乱を鎮圧できるよう現地部隊を割く必要がある。特に象牙海岸の辺りは原住民が8kなどと多く、序盤の乏しい軍量では反乱を鎮圧するだけで一苦労である。 さらに、「トルデシリャス条約 / Treaty of Tordesillas」は要DLC「El Dorado」であり、これがないと植民地国家が成立しても植民地リージョンに他のカトリック国が割り込んでくる(逆にこちらから割り込むことも可能である)。 総じてDLC未導入の状態では序盤の植民スピードの優位が薄れ、トルデシリャス条約がないこともあって上に書かれているような独占に近い状態まで持っていくことは難しくなる。 序盤にカスティーリャ打倒戦略を取らない限り、カスティーリャやイングランドを始めとする他の植民国家と取り合いになる前提で要所を抑えていくことが必要になるだろう。 **NI評価 [#y5363f3c] |項目名|原語|効果|評価|h |>|伝統|歩兵戦闘力&color(green){+10%};|念願の序盤の軍質強化。ただしカスティーリャの士気+15%&軍量と序盤に真正面から競り合えるほどではない。| |>|~|植民範囲&color(green){+25%};|この効果のおかげで他の国より二足ほど先に新大陸にたどり着くことができる。最序盤以外では空気| |航海王子の功績|Legacy of the Navigator|海軍士気&color(green){+10%};|あって困りはしない海軍強化| |~|~|艦船撤退確率&color(green){+5%};|~| |アフォンソの布告|Afonsine Ordinance|交易品生産量&color(green){+10%};|交易・生産収入を底上げする。優秀| |フェイトリア|Feitorias|交易力&color(green){+10%};|ノードでの支配率を上げる。完全に独占した地域では意味が無いが長期的にセビリアでカスティーリャと競合する場合は優秀| |未信仰の地|Land before Faith|植民地人口増&color(green){+15};|NI変更により順番が早くなった。2番目のアイデア枠内で解放できるので、探検・拡張の初手の組み合わせが更に強くなったと言えるだろう。| |バンデランテスの奨励|Encourage the Bandeirantes|交易効率&color(green){+15%};|交易収入を底上げする。中盤以降の収入の大半は交易収入になるので優秀| |絶対王政|Royal Absolutism|建造物コスト&color(green){-15%};|工場一つ建てるにつき75ダカットの補助金が出ると表現すればその強さが分かりやすいか。他の建設費節約効果と重ね掛けして工場ラッシュや大学ラッシュを狙おう。植民地や交易会社にも工場を建てて交易収入を増大させるのだ。| |~|~|絶対主義&color(green){+0.5/年};|一つ目の効果のおまけ| |築城・砲術・製図王立学校|Royal Academy of Fortification, Artillery and Drawing|砲兵射撃&color(green){+1};|貴重な陸軍強化で、その中でもかなり優秀な補正。軍事技術レベル14で砲兵を後列に適切に配備した場合、おおよそ規律+10%に相当する。時代が下る(軍事技術が進む)と相対的に弱くなっていく。| |~|~|要塞防御&color(green){+10%};|一つ目の効果のおまけ| |>|&ref(データ/National Ideas/bonus.png,nolink);宿願|関税&color(green){+20%};|評価が分かれるNI。関税補正ではないため植民地の独立欲求が上昇しやすくなる。影響アイディアなどをとって宥めよう。| //|ギルド開放|Open up the Guilds|交易効率&color(green){+10%};|| **関連リンク [#z7cb1ec9] [[ミッションツリー(DLCなし)>データ/ミッション/WestEurope#POR]] [[ミッションツリー(DLCあり)>データ/ミッション/GC#POR_GC]] **コメント欄 [#uc12e130] #pcomment
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