#author("2023-07-17T10:51:38+00:00","","") *Return to Europe 第三話 最近、ブリテン島の様子がちょっとおかしいんだが。 [#ja92fe40] 今回は前話の戦略に大きな方向転換が必要になったアステカのお話です。 **16世紀前半(1501-1545) [#xeaa441d] ***北方情勢 [#u80da71b] コンバートデータMOD的な色々なアレが落ち着いてきた北米諸国はアステカの脅威となってきた。 北米では対アステカ大同盟をヒューロン族が提唱し、数か国が参加して包囲網が成立している。 CoP実装後の北米ネイティヴの戦闘の強さは半端ない。5倍の兵力ですら敗れる。我27彼4ですら敗走させられたことがある。 味方に北米ネイティヴ同盟軍が混じっていれば同数でも勝利することはあるのだが・・・ Difencive Ideaを取得するまではこれ以上の北進は見送るべきだろう。 ***南方情勢 [#w1e1da9a] 南米インカの内的充実は戦争に明け暮れるアステカのそれを上回った。インカは南米の植民に先駆けて北米太平洋岸に植民地を形成。 現時点での対インカ陸軍総戦力比はアステカ3:インカ2であるが、アステカは北米に戦力を割かねばならず、南米北岸域においてはその戦力比は逆転している。 前世紀の戦争ではインカと五分で戦えたが、陸軍技術レベルでインカに先行されている現在ではアステカ単独でインカを押し返すことは難しい。 ***合従連衡 [#c58bb74b] まずはアステカ包囲網を崩しにかからなくてはならない。 であるならば、北米に味方を作りまくるしかない。 1500年の時点で北米の同盟国はナバホ族と属国のポーニー族のみ。こうなるとチェロキーを併合してしまったのが悔やまれる。 皇帝が無能なせいもあって同盟国を作ることに消極的だったのだが、先のヒューロンの衛星国を巡る小競り合いでの苦戦を考えると外交枠だのなんだの言っていられない。 **第二次インカ戦争(1501-1508) [#vd487d7d] 東海の向こうのホワイトスキンが言うところの新世紀。西の海の向こうのジパングでは桜の季節。 南からは悲報が届いた。 1501年4月、インカ艦隊がアステカのシーレーンに攻撃を加えた。哨戒中の太平洋艦隊(w)が急行、これを撃破した。 |CENTER:&ref(AAR/Return to Europe/第二話俺の黄金帝国がそんなに弱いはずがない(1444-1500)/03-1_Inca_war01.jpg,nolink);| 南米ではインカ軍が大挙して国境を越えた。南米の陸軍は総勢で4万、対するインカ軍は6万に及んだ。 駐南米軍司令Chimalpopoca Zincicha将軍の高い能力をもってしてもこの戦力差はいかんともしがたいと判断、全軍をパナマまで後退させた。 しかし、インカ軍に追いつかれて撃破され、一時はメキシコまで撤退を余儀なくされた。 北米から2万の陸軍を急送。パナマ以北で傭兵の雇用を開始した。 インカ軍は各地の占領の為に分散、ここで反攻を開始。 #ref(http//art1.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/201396725_org.v1397195628.jpg,right,around,50%,nolink); |CENTER:&ref(http://art4.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/201396730_org.v1397195636.jpg,nolink);| |CENTER:&ref(03-1_Inca_war02.jpg,nolink);| |総反攻を開始するもインカ軍4万が迫る| |CENTER:&ref(http://art8.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/201396691_org.v1397195586.jpg,nolink);| |北米同盟国軍の到着により戦況は一変。| 圧倒的優勢の中、インカにもつクレームをすべて削り取った。 これでよかったのかどうか。 |CENTER:&ref(http://art1.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/201396697_org.v1397195595.jpg,nolink);| **最近、ブリテン島の様子がちょっとおかしいんだが。 [#v4fbe369] ***Returun to Europe終了? [#bac2fc16] インカとの戦争が終わった翌1508年、東の海の向こうでは大事件が起きていた。 |CENTER:&ref(http://art5.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/201397495_org.v1397196918.jpg,nolink);| |北大西洋の異変| |CENTER:&ref(http://art3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/201396756_org.v1397195678.jpg,nolink);| |スコットランド独立| いつの間に?というかモンゴル放置しすぎだろう。 アイスランド--->アイルランド--->ブリテン島というモンゴル攻撃プランが、楽しみが、終わった。 独立した、ノルウェイ、スコットランド、ミュンスターに宣戦すれば、簡単に部分的な欧州への帰還が成立してしまう。 CK2のモンゴルプレイデータを、1444年近辺でコンバートしようとこだわった為、占領地の改宗を完了させていなかったのが原因。 燎原の火のように広がった独立運動はこの後ブリテン島を席巻していく。 それにしても世界のモンゴルは何をしているのか。 |CENTER:&ref(http://art3.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/201396781_org.v1397195715.jpg,nolink);| |何があった?!モンゴル帝国っ| ***こうなったら [#fec081d4] ブリテン島にまわす兵力と資力を得るために是が非でも北米東部の安定が必要だ。 北米インカ領カリフォルニアが独立。アステカの同盟国であるナバホに侵略を開始したのを奇禍として、東部諸国と雌雄を決する。 インカとの連戦を敬遠したいアステカはナバホを見捨て、北米東部同盟網を利用しヒューロンの属国化を行った。 ***棚ボタ式Return to Europe [#w81145b9] 北米で大暴れしているうちにブリテン島では |CENTER:&ref(03-3_150805_4.jpg,nolink);| |ブリテン島の叛乱とアステカ系住民の蜂起| ***プーチ〇的住民保護 [#b02b8036] ソ〇五輪の最中ウク〇イナ騒動、ロ〇アの介入からクリミ〇自治共和国の住民投票によりロシ〇編入?という事件が起きている。 21世紀の世界でこそ野蛮な行為と(ク〇ミアの〇シア系住民にとってはどうなのかということは無視して)欧米から非難されていますが、 500年前のアステカにとってはラッキー以外の何物でもない(とこの時点では思っていた)。 沿海プロヴィンスをアステカ系反乱軍が掌握すると、ただちに北米植民地警備軍から2万を抽出しブリテン島へ派遣。同地でコア化を開始した。 もちろんウクライ〇ならぬイングランドは面白かろうはずがない。 これが後の紛争の原因となった。 ***地中海の棚ボタ [#x8deb9f9] 島嶼部の反乱にはとことん興味がないのか、新たな島がアステカ帝国に参加した。 |CENTER:&ref(03-3_1533.jpg,nolink);| |バレアレス諸島が合流。| 反乱勢力を鎮圧し、そのまま艦隊は地中海探検へ。 モンゴルの経済的心臓部を拝見といこう。 |CENTER:&ref(03-5_1536.jpg,nolink);| |地中海探検中にギリシャの船と遭遇。| ***ヤラレル前にヤレ [#dcb65252] いつのまにやら非正規戦にはまっていたイングランドが同盟を一方的に破棄してきた。 イングランド、スコットランドを育てて共にモンゴルと当ろうなどと夢想していた矢先だ。 こちらの意図しないタイミングで、このような遠隔地での戦争となることは避けなくてはならない。 現状で欧州にこれ以上兵力を割けば(しかも逐次投入という形で)インカの北上熱が再燃しかねない。 ならば、こちらのタイミングで仕掛けるよりない。 幸いイングランドの兵数は未だ2万弱。北米から2万を抽出してブリテン島での戦力比を2:1にしロンドンとウェセックスのCB(これも棚ボタ)をもって宣戦。 西欧式軍に思わぬ損害を喫しながらも短期間で休戦に持ち込みブリテン島南部をほぼ掌握した。 |CENTER:&ref(http://art8.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/201396763_org.v1397195689.jpg,nolink);| |CENTER:&ref(http://art1.photozou.jp/pub/142/3068142/photo/201397503_org.v1397196934.jpg,nolink);| |これでよかったのかどうか。| **お詫び [#nda09e32] コンバート前の詰めの甘さに、もう少し後のデータをコンバートしてやり直そうかと思ったのですが、 すでにCK2はパッチが当たっており旧データの読み込みはできなくなっておりました。 折角始めたので最後までやってみたかったのですが、モチベーションが激しくダウンして微妙なところであります。 勝利条件をどう設定するのかという問題なのですけど。 **Index [#l2d38641] [[はじめに>AAR/Return to Europe/はじめに]] 第四話 工事中>AAR/Return to Europe/第四話