#author("2023-08-30T01:12:06+00:00","","")
[[AAR/Helvetia]]

**前回のスイス公国 [#i9c15a6c]
トリーアがちっちゃくなった、包囲網がおっきくなった。

**前回のtips [#g231be9a]
隣接国家の反乱軍の動向には注意しよう。独立しそうならあらかじめ請求権をつけておくといい。

*第11話 [#pdc4bc53]

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↑赤:スイス直轄領、薄赤:属国ミラノ領

以前トリーアをもらった時にはすでにフランス-イングランド戦争は6年目を迎えており、いつ終わってもおかしくありませんでした。なので、

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コアロンダリングinヘルレ。因みにこの時組まれ始めた包囲網を早期に解散させる目的もありました。

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複数国相手だろうと苦も無く勝利、ミラノも12kぐらいだしてくれるので心強いです。あと戦争中にアンジェラ女公がお亡くなりになりました。

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後を継いだのは彼女の弟フリードリヒ公、アンジェラ女公以下の雑魚君主です。幸いなことに後継者は平均越え。狩りにいくんじゃねえぞ?

フリードリヒ公「我々はオーストリアの横暴を非難し、バイエルン公国を保護します!」

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↑保護(物理)されるバイエルン公国

このフリードリヒ公のバイエルン侵攻には3つの目的があったとされています。1つ目は交易市場レーゲンスブルク((ウィーンノードの交易中心地、ウィーンノードはラインラントノードの上流に当たる))を確保すること。近年のスイスの急拡張に伴って肥大化した軍事費を賄うための財源を得たかったものと思われます。2つ目はオーストリアオーストリアに逆侵攻する大義名分を得ること((オーストリア領にはバイエルンの旧領がありました))。いい加減受けのプレイは飽きたのでしょう。3つ目はバイエルンビールを独占してしまうこと。実はこのころスイスはいち早く宗教改革に順応したことで教皇に睨まれていました。そして時の教皇は大のビール好きとの噂だったのです。特にバイエルンのそれがお気に入りとか、では試しにバイエルンに侵攻してみると…

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憤慨したのか侮辱してきました。フリードリヒ公はこの書状を近頃巷で噂の活版印刷機で刷って欧州中にまいたと言われています。

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さらにさらに、ミラノの旧領を不当に占領しているヴェネツィアにも宣戦((オスマンなどに襲われかなり疲弊していました))、ブレシアを奪還します。

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↑無事保護できました。

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このころから北ドイツ諸侯のスイスに対する感情はどんどん負の方向へと傾いていきます。各国の非難の使者に胃を痛めたフリードリヒ公はまだ40代を迎えたばかりというのに死亡。跡継ぎのオットーは未だ4歳と若かったため公妃マグダレーナが摂政を行います。

マグダレーナ妃「何ですかこの非難の書状の数々は!?」
重臣「フリードリヒ様の外交政策の結果でございます。」
マグダレーナ妃「あの人こんなにも拡張戦争を…遺言でも『ケルンが欲しい…』ってぼやいてたんですよ!どうするんですかこれ?」
宰相「公妃、まだいけます。ケルン取っちゃいましょう。」
マグダレーナ公妃「大丈夫なのでしょうね…。我が国に対して周辺国が対抗同盟を組んでいるのですよ?」
宰相「大丈夫、私に考えがあります。」

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こっちからいきました。戦力差もあり無事勝利します。白紙和平です。あとこのころ福音同盟が組まれはじめます。
では包囲網も解けたので、

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マグダレーナ妃「ケルンの統治権をよこしなさい!」
トリーア「もうやだ。」

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これでラインラントノードの交易中心地はコンプリートしました。

マグダレーナ妃「いやもう無理です、ヤバいですって周辺諸侯の目が。」
外交官「ええ、こちらも部下が向かう先々で怒鳴られ石を投げられ拷問される始末。もう限界です。」
宰相「そうですか、それでは南へ向かいましょう。オーストリアから領土返還の要求が来る前に…。」

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というわけでコアロンダリングを含めサヴォイを攻撃。戦争の最中にオットー公が即位します。

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いい嫁さんもらったな…でも15歳でもう子供いるって%%やばい、興奮してきた%%どういうことだよ。
さらに属国ミラノを併合!これによりスイスは一時的に西地中海に面した沿岸国家となります。

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アンジェラ妃「オットー様、今度フリードリヒ((跡継ぎ))を連れてジェノヴァに海水浴に行きましょう?」
オットー公「あ、ああわかった(俺かなづちのんだよなぁ)。」

このころのスイス公国はさすがに周辺国に睨まれ過ぎて侵略戦争などできそうにもなかったといわれています。そんな中、スイス公宮に急報が飛び込んできました。

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次回予告
英仏戦の激化、アラゴンとロシアの対立、そしてオスマンの介入…戦争は欧州大戦の様相をなす。そしてオーストリアトラスタマラ家の断絶が神聖ローマ帝国に新たな波乱を呼び込んだ。次回第12話[[AAR/Helvetia/神聖帝国の瓦解]]。混沌の渦中に、スイスは光を見出す。



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