#author("2022-01-01T13:13:17+00:00;2022-01-01T12:57:58+00:00","","")
#author("2022-09-24T03:59:22+00:00;2022-01-01T12:57:58+00:00","","")
[[AAR/誰でも簡単、お気楽WC ver1.32]]

#contents

 
**WCの王道 [#c1a5ad4f]

ここ1,2年のトレンドとしてWCの王道をティムール→ムガルと考える見方が優勢と言えます。

ムガルの決定的な強みは、NIと文化同化の組み合わせにより格安・爆速でコア化を行える点です。
今回のプレイで用いるコア化コスト修正をまとめると以下のようになります。

|NI|-25%|
|ヒンドゥスタン同化|-10%|
|統治アイデア|-25%|
|ヒンドゥー・シヴァ神|-10%|
|遺産・ヴァラナシTier3|-15%|
|''合計''|''-85%''((修正の上限値が-80%なので-5%分は無駄になる。))|

 
これらのコスト修正とは別口で''統治効率''が乗算されますが、ムガルのミッションには''統治効率+10%''という唯一無二の効果があるため、
ADMtech27/絶対主義MAX/アルハンブラを合わせ最終的に統治効率75%まで到達、1/8と1/4で1/32になります。

 
同様に''コア化時間''にも(統治効率を除く)各種修正が乗っかり、通常の36ヶ月から6ヶ月まで短縮可能。6は36の16.67%なので、-84%で上限値になる計算ですね。

たとえ一度の戦争で300%のOEを得ようが、反乱の発生前にコア化を終えられるならとりあえず落ち着きます。
反乱の発生には最低でも10ヶ月を要するため、コア化が6ヶ月で終わるなら安定したサイクルが可能です。
(とはいえ、不穏度がゼロになってから反乱進行が0%になるまでには時間を要するため、常に不穏度を抑え込むほうが好ましいです。)

 
**ムガルの長所(コア化以外) [#if362a11]

ミッションでインド大部分・インドシナ半島・中国南部に恒久請求権が貰えます。
最終ミッションでは、南インドを属国として解放する対価に''統治効率+10%''という激烈な効果を手にすることができます。

独自の政府改革により容易に統治キャパを稼ぐこともできます。

文化同化によって様々なボーナスを得られますが、強力なボーナスほど確保しにくい地域に紐付いているため、ヒンドゥスタンを除くとやや地味です。
甚だしい効果として南スラヴ(バルカン)の''対異教戦勝点-10%''がありますが、オスマンから切り取るのは難があります。

 
**ムガルの短所 [#k5b48458]

''エンドタグ''であることが最大の短所です。
いったんムガルになってしまうと、もはやそれ以上の変態が望めません。

文化同化は遺産との相性が良さそうに見えますが、受容と同扱いになるためには対応する文化の全州を保有する必要があるため、遺産のある一州だけを切り取って受容枠に放り込むピンポイントの運用ができなくなっています。
これは武蔵のSANKIN-KOTAI・漢城の宮殿・トレドの城あたりを使うときに不便です。
また、新大陸の各種文化は''決して同化できない''ように設定されているため、マチュピチュ・カパックニャンといった文化条件のある新大陸遺産は活用できません。

 
**どこからムガル化する? [#g3fc4054]

ティムールは、ミッションに従って北インドに進出するだけで簡単にムガル化できます。
その他の大国スタートでは、ウズベク等への文化シフトやイスラム教への国教変更を要求されるため手間があります。

あえてティムール以外でスタートしムガルに至る場合、その主たる意義は''多重変態''に求められるでしょう。
エンドタグで強力な恒久報酬を得られるミッションを持つ国々、
具体的には、''統治効率''のサルデーニャピエモンテ、オーストリア、プロイセン。''異教戦勝点減コスト''のコンゴ。''分離主義減''のクロアチア。''不穏度減''のハノーファーが挙げられます。
これらを経由してからムガル化することで統治効率を90%((事実上の上限))まで上げたりすることができるのですが、地理的にムガルと離れていることや、得てして強力なミッションの達成条件は渋いことから実用は難しくなります。
これらを経由してからムガル化することで統治効率を90%((事実上の上限))まで上げたりすることができるのですが、地理的にムガルと離れていることや、強力なミッションの達成条件は渋いことから実用は難しくなります。

本AARの趣旨も踏まえると、ティムール→ムガルの一発変態以外の選択肢は無いでしょう。

 
**ティムールの長所 [#rd0c68f9]

EU4界の時報でもあった''シャールフ死亡からの大分裂''でしたが、バージョンが進むにつれLDの管理が容易になり、AIですら結構な割合で列強に残ってます。
ましてプレイヤーなら、''たとえシャールフが開始初日に死んでも''安定して乗り切れると思います。
アジャムからのコア回収戦争が終わるまでシャールフが生き延びてくれる世界線を引こうものなら、なんの苦労も無いでしょう。

1454年末までの10年間を乗り切れば、トランスオクシアナ・ホラーサーン・ファールスの三国を''無料かつ一ヶ月''で、アフガニスタンを''ほぼ無料かつ短期間''で外交併合できます。
この時点でDEVにおいて初期オスマンを超え、メインノードのペルシアも悪くないため既に敵はありません。
ティムール自体のミッションも優秀で、恒久請求権に加えて結構なADMを貰えます。

 
**ティムールの短所 [#uce14046]

初動の乗り切り方さえ分かっていれば隙なく強いですが、強いて言うならNIが地味です。
軍質強化こそなかなかのものですが、征服プレイに必須級のコア化コスト減が無いため見劣りします。
しかしムガルに早期変態するなら、この短所は事実上無視できます。

ムガル変態時に外交枠+1が外れて枠オーバーを起こさないように注意しましょう(経験談)。

 
**タイムスケジュール [#o6c676a8]

|1444|プレイ開始・初手アジャム再征服|
|1454|属国併合|
|1500|ムガル化|
|1600|ヒンドゥー化|
|~|遺産回収・絶対主義国難処理|
|1700|帝国主義CB解禁・大拡張開始|
|1750|WC終了|
|1775|OT終了|
|1821|プレイ終了|

 
 
 
 
 
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