#author("2025-05-14T13:06:59+00:00","","")
ss haru
#author("2025-05-14T13:27:45+00:00","","")
[[AAR/要塞に真っ向から立ち向かう]]

*要塞に真っ向から立ち向かう/1.大航海時代:フランスの暴れ馬 [#wd037c99]

<リセマラ>
・オーストリアが友好姿勢(必須)
初手で神聖ローマ帝国の州を奪いに行くので同盟出来ない世界線でのプレイは難しい印象。
皇帝の軍量が包囲網に計算されるとかなり動きにくくなる一方、同盟出来れば心強い味方になります。

・アラゴンが友好姿勢(必須?)
早期にフランスに仕掛ける際、土地約束で参戦させられる国の中で恐らく最も頼りになる国になります。
独力で何とか出来る方なら同盟が無くてもいけると思います。

・フランスの同盟国が弱い(必須)
早期にフランスを殴る都合、初手のフランス戦にデンマーク・カスティーリャ・ボヘミア辺りがいるとかなり厳し目。
どうせ初手~二手目に殴る事になるので、リセマラして同盟国を吟味して良いと思います。

・準備を整えブルゴーニュ継承に臨む(任意)
ブルゴーニュ継承イベントは退位による手動の継承イベントが起こせますが、普通に突進公が早世してしまうとその時点で継承イベントが起こってしまい戦略がガラッと変わってしまいます。
こればっかりは運ですが、独立を維持するorとりあえず同君落ちして属国を回収しておく等の動きを余儀なくされる事になります。
停戦中でなくCBが埋まってる相手であれば同君落ちした直後に戦争を起こせる(独立CBが封印されるが何故か普通の戦争は出来る)ため、鉄人モードなどでやる場合は保険にCBを付けておくと良いかもしれません。
''なおこのプレイでは非鉄人なので心配は無用で''、結局のところ普通に退位する58歳まで生き残ってくれました。

・教皇の初手破門に乗じる事が出来る(任意)
ブルゴーニュは立地の問題から序盤の攻める場所に苦慮しますが、教皇の破門に便乗出来る可能性があります。
ほぼ初手ライバル確定のプロヴァンスはその筆頭で、破門CBがあればロレーヌ地方をAEを飛ばさずに併合出来るようになるでしょう。
またサヴォイアに破門が飛ぶ事もありますが、オーストリアがサヴォイアとライバル関係の場合皇帝参戦せずに殴れるためこちらもまた優位に働きます。
ただし免罪符で逃れやすい部分でもあるので、無理に粘るべきなのかどうかは私も・・・よく分かりません。
%%なお私は今回破門なしで突っ込んだ所ひたすら包囲網との戦いになったので自戒も兼ねて記載%%

<階級>
ブルゴーニュは開始時から属国x1・同君x3を持つので「強力な公爵領」がすぐ利用出来ます。
更にミッション「従属国を宥めよ」がLD-10%されることにより直ちにクリア出来るのでまずはこのミッション達成を狙いたいところ。
あとは汎用の君主点特権x3を。長い期間2/0/4で君主点の遣り繰りをしないといけないため君主点の価値は重いです。

<外交>
同盟:ブルターニュ・オーストリア・アラゴン・教皇領
属国:ヌヴェール(初期)・フランドル(初期)・ブラバント(初期)・ホラント(初期)

ブルゴーニュは専用政体「ブルゴーニュ国家」により外交枠+2を持つため幅広い同盟関係が構築出来ます。
なんとその数強力な公爵領とNIを合わせれば''外交枠9スタート''。ある程度拡大した後は属国も多く抱えられるのでフルに活かしたいものです。

<その他>
・要塞破棄
ナミュールの要塞を破棄します。ブルゴーニュだけで要塞5個、属国も含めれば要塞9個もあるので防御力は十分でしょう(肝心の首都には無いですが・・・)。
ブルゴーニュ政体によりライバルと接してる要塞は維持費0になる仕様があるため、要塞自体は多いものの経済面の圧迫は厳しくないのが嬉しいところ。

・大型艦売却
フリースラントやユトレヒト辺りに大型艦x2を売却しておきましょう。
50~60ダカット程度手に入ります。暫く艦隊は使わないので宝の持ち腐れになるよりは。

・百年戦争の行く末
このゲームお馴染みですがゲーム開始時から暫くしてメーヌ降伏イベントが起こり、フランスとイングランドの戦争が始まる可能性があります。
こちらについてはブルゴーニュ視点ではリセマラ案件ではなくどちらでも良い認識で、フランスがやや弱くなるorフランスの同盟関係樹立の時間が失われるかの二択です。
一長一短であるので、どちらに転ぶにせよ自分がフランス戦に勝てるよう祈りましょう。

**初動 [#ob861da9]

ブルゴーニュのミッションについてはEmperor(1.30)の頃からほぼ変化が無いため、全体的に飛ばし気味で進めます。

***南北を繋げろ [#bf940ec6]
ミッション達成(従属国を宥めよ)
&ref(./006.jpg,50%);
&ref(./007.jpg,50%);

「強力な公爵領」特権を付与した事によりLD要件を満たし、ミッション「従属国を宥めよ」を達成。
ブルゴーニュ領を南北に割っているプロヴァンス・ロレーヌの州にCBが配られます。
プロヴァンスは開幕フランスに同盟を切られるのもあって外交関係が微妙になりやすく攻めやすい国です。

初動で難なく開発度+51が得られる好立地ですが、問題なのはこの接してる4州のうち''3州は神聖ローマ帝国領''のためAEが非常に飛びやすいです。

ミッション達成(イングランドとの同盟)
&ref(./008.jpg,50%);
&ref(./009.jpg,50%);

続いてライバル視しているイングランド・フランスに侮辱し「イングランドとの同盟」を達成。
この先AEをガンガン溜めていくので地味に大きい・・・はず。

プロヴァンス戦
&ref(./010.jpg,50%);

先のミッション達成で得た請求権を使ってプロヴァンスに宣戦。
フランスとはまだ初期の同盟が維持されていますが、既に外交姿勢が敵意となっておりまず参戦してきません。

メーヌ降伏
&ref(./011.jpg,50%);

メーヌ降伏イベントでは開戦となりました。
ブルゴーニュ視点ではフランスはある程度人的資源を消耗すると思いきや、イングランド軍が上陸して来ないでほぼ圧勝となる事が多いです。
一方でフランスが長い間戦争状態に入るため戦争が終わるまで同盟国が増えません。外交関係が弱めなうちに一撃入れておきたいところ。

ミッション達成(公益同盟)
&ref(./012.jpg,50%);
&ref(./013.jpg,50%);

プロヴァンス戦中にフランスの属国(アパナージュ)達の評価を稼ぎミッション「公益同盟」を達成。アパナージュ達のLDが+50%されパリ方面の請求権が得られます。
LDが高いアパナージュは自領に引きこもるようになるため、対フランス戦が非常にやりやすくなります。

なお公国ランクスタートで外交官が2人しかいないため、本ミッション達成のための評価稼ぎは地味に面倒。
アパナージュは大名のようにアパナージュ同士でライバル視する仕様があるため、侮辱も駆使して稼げるとベターでしょうか。

また現在行っているプロヴァンス戦、講和時にはアパナージュ達にも相応のAEが飛んでしまいます。
ミッション達成が一気に困難になるため、終戦前にこのミッション終わらせておきたい所。

プロヴァンス終戦
&ref(./014.jpg,50%);

開幕から''&color(red){まあまあやっちゃってるAE};''を獲得。
せめて包囲網にならない事を祈りつつ、opinion変動が起こる直前の年末に終戦しておきます。
''なお普通に包囲網が組まれました。今回奪った州は全部フランス文化グループでフランスにも50超のAEが飛んでしまったので避けようがないですね。''

なおここの4州の確保によりミッション「王国の分割」を達成し神聖ローマ帝国領のリエージュ周りに請求権が付きますが・・・
%%よくよく考えるとこちらの方面に攻めに行く事はしばらく無いので、無理に取る必要は無かった気が・・・?%%

***第一次フランス戦 [#ybc743da]
&ref(./016.jpg,50%);
&ref(./017.jpg,50%);

ヌヴェールからシャンパーニュの種地を接収して属国解放、再征服CBでフランス戦に臨みます。
先述した通りアパナージュ達はLDが高くあまり動きませんが、アパナージュ自体の版図が広い事が災いして、こちらの属国達はアパナージュ領に侵攻しそこのアパナージュ軍+フランス軍に撃破される流れを繰り返すためイマイチ頼りになりません。
土地約束で呼んだアラゴンを活かしつつ、変な軍負けを起こさないよう戦っていきたいところです(既にナポリが独立してしまったのでちょっと弱い・・・)。

幸いにもブルゴーニュ軍はNIで最初から陸軍士気+10%があるため少しだけ当たりが強いです。
対するフランス軍は強将軍持ち&NIで人的資源+20%なので手強い事には変わりありませんが・・・

終戦
&ref(./018.jpg,50%);

ダラダラと戦い7年弱かけて勝ち切りました。
再征服対象に加えてパリ、そして属国ガスコーニュの種地を獲得しています。

先のプロヴァンス戦に続きこちらも高めのAEを叩き出しており、今度はイングランドも包囲網IN。
ただまあフランスとは15年停戦になったので暫くは問題ないでしょう。
アラゴンには土地を一切渡さず同盟が切れる事になるので、このタイミングでカスティーリャに同盟を切り替えています。

なおこのタイミングでアパナージュ達を全て奪うミッション「フランクの王」の条件を満たしていますが、属国が多すぎて制御不能に陥るので暫く達成せずに放置します。

**イングランド戦 [#bf11a9bb]
***アイデア解放 [#wa955a11]
&ref(./019.jpg,50%);

この頃統治技術が5になり1つ目のアイデアを解放。将来を見越して探検アイデアを取得します。
ただし場所が場所なので暫く縁はありません。

***イングランドへ(アイルランドへ) [#ne04918f]
&ref(./020.jpg,50%);

AEを冷ましつつイングランドの動向を見ていたのですが、既にスコットランドは滅亡しアイルランドの大半を手中に納めています。
マンスターを併合されるとアイルランド側にも要塞補正が発生し乗り込むのが手間になるため、イングランドが丁度包囲網に入っていないこのタイミングで宣戦。
(正直オークニー諸島などを奪って侵攻しても良いのでどちらでも・・・という感じではあるのですが、後々イングランドに対し同君CBでぶん殴った際のアイルランド込みのAEを危険視しています)

相手の同盟関係はそこそこでポルトガルやスウェーデンが参戦してきますが、当のイングランドは首都が大陸側になく旧大陸の土地のみでは満足に動けないので然程問題にはならないでしょう。
丁度ポルトガルが参戦してくるのも良く、先程取得した探検アイデアを活かすため巻き込まれて貰います。

オーストリアを呼んで宣戦し、その後ブルターニュとカスティーリャが参戦してくれたので戦争自体はスムーズに推移。
ただし戦勝点はカレー占領で稼ぐので時間はかかります。

ポルトガル終戦
&ref(./021.jpg,50%);

現在ブルゴーニュが獲得できる中で最も新大陸に近い州としてポルトガル本土の1州を奪取。
ここからだと流石にまだ新大陸への距離は足りませんが、足掛かりとしては十分だと思います。

なおこの戦争でポルトガル軍とカスティーリャ軍が激突を繰り返した事でヒストリカルフレンド補正が消失。
いずれ来たるイベリア解体も楽になる事でしょう。

イングランド終戦
&ref(./022.jpg,50%);

イングランドからは旧大陸+アイルランド側の州をいくらか奪いました。
加えてダカットも結構な量を支払わせたので、暫くは満足に探検出来ないのではないでしょうか。

**フランスを崩せ [#x89635fb]
***フランクの王 [#y3cd3191]
&ref(./023.jpg,50%);
&ref(./024.jpg,50%);

フランスとの停戦が明けたので侵攻・・・の前にミッション「フランクの王」を達成し初期アパナージュ群を奪い取ります。
時間が経過し過ぎたためアルマニャック・オーヴェルニュが消えていますが、属国制御や外交枠といったメリットもあるので仕方がないと割り切ります。

この時点でブルゴーニュが抱える従属国は同君x3・属国x5の8国体制。
低地側の初期同君x3はLD計算が個別に行われるので問題ないですが、属国x5はブルゴーニュが持つには中々大所帯です。
常にLDには気を使いたい所。

***第二次フランス戦 [#lf0a1828]
&ref(./025.jpg,50%);
&ref(./026.jpg,50%);

今回のCBは主にガスコーニュの再征服CBになりますが、先程奪った属国オルレアンにも再征服対象が1州あるので一緒に確保。
また属国トゥルーズの種地を取得しています。

正直ここは次のフランス戦に向けた停戦期間のためにお金は取らなかった方が良かったかもしれません。
停戦期間への影響はたかが数年ですがされど数年でもあるので。

***戦間期 [#m46f5188]
&ref(./027.jpg,50%);

AEが溜まりすぎなうえ侵攻できる所が殆ど無いためずっと寝ています。
一回だけイングランドに宣戦しアイルランドのシェアを広げました。

***第三次フランス戦 [#ld08b081]
&ref(./028.jpg,50%);

フランスとの停戦が明けたので、属国ノルマンディー・トゥルーズを解放して再征服CBで侵攻。
属国が多すぎて外交枠もLDも厳しい数字になってきていますが''、そろそろこれらフランス諸侯との付き合いも終わるので大丈夫です''。
強いて挙げるなら、超強力な国から独立支援→独立戦争となると色々崩壊するのでそこだけ注意したいところ。

終戦
&ref(./029.jpg,50%);

再征服対象の州の返還及び''&color(red){1プロビ小国家の解放};''、残った点数分で適当に州を取ります。
メーヌ開戦でフランスが勝利、いくつかアパナージュを属国併合しているのもあって消滅まで至りませんでしたが、3度のフランス戦を経てほぼ虫の息まで持っていく事が出来ました。

**ブルゴーニュ(が属国を)継承 [#v9f282b5]

''詳しくは既にブルゴーニュでAARを書かれている方の記事やブルゴーニュ継承戦略ページをご覧ください。''

***退位 [#hd4c3bb3]
&ref(./030.jpg,50%);

まず先程解放したアランソンと同盟し評価を190以上まで高めておき、更に王室間婚姻を行っておきます。
そして準備が出来たら退位を行い、これまで頑張ってきた突進公には隠居して頂きます。
%%継承危機が迫ってる中で退位するとんでもない構図%%

***ブルゴーニュ継承 [#v1f6dd1c]
&ref(./031.jpg,50%);

その後ブルゴーニュ継承イベントが発生し、同君落ち先の選択もしくは独立を維持する選択肢が登場します。
一応補足としてこのイベントでは特定の国に対して自身を同君落ちさせる事が出来、選択すると首都が一定の条件(ヌヴェール以外のフランス地方・フランス文化グループ・オランダ文化・フラマン文化・HRE)を満たしている従属国を継承したうえで同君落ちする挙動を取ります。
しかしこのイベントウィンドウを出した状態で婚姻国家(今回はアランソン)を属国化してアランソンへの同君落ちイベントを選ぶと、同君落ちする対象が宗主国として不適格になるのか従属国の継承だけ行ってイベントが完了します。
(同君落ち対象属国が継承対象に含まれる場合はそのまま継承し消滅、イタリア半島の小国などその他地域の属国の場合は従属関係を維持したうえで同君落ちイベントを終えます)

※以前はフランス属国化→フランス同君落ち継承が行えたようですが、現在は使用できないようです。

***スーパーブルゴーニュ [#c37babaf]
&ref(./032.jpg,50%);

これにより数多くの従属国を継承した超巨大ブルゴーニュが誕生。
殆どフランスのような物なのでこの先は十分な国力で暴れてくれるでしょう。
なお従属国の軍を全て継承する関係でとんでもない量の陸軍・海軍になって金が吹き飛ぶので、軍の整理や州のステート化はすぐ実施するべきです。

また婚姻国家に対する継承では帝国インシデントを経てHRE皇帝からの低地返還要求が本来行われますが、色々おかしい事になっているせいかそのまま継承インシデント自体が終了します。
(インシデント途中に起こるイベント"The Lowland Crisis"からの"The Emperor Demands the Low Countries"がその時のブルゴーニュの宗主国に行われるものなので、それが不発する?)

***神聖ローマ帝国加入 [#wbdd5834]
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&ref(./034.jpg,50%);

その後AE冷却で何もせずに1500年に到達、ミッション「継承の確保」が達成されます。
条件によっては帝国加入インシデントが起き、そうでなければ無条件に神聖ローマ帝国に加入出来るようです。
今回は後者の方になります(よく分かっていません)。

これによりネーデルラント形成に必要な州をHRE皇帝の介入なしに奪取出来るようになりました。

***遷都 [#ec8f02c4]
&ref(./035.jpg,50%);

宗教改革が発生したためオランダ反乱国難がスタート。
まだネーデルラント形成は行えないので低地地方に遷都して対応します。

**宗教改革の時代追い込み [#ze883165]
***ジャンヌダルクの命運 [#a2e9976c]
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復権裁判ですが、ブルゴーニュでもこのディシジョン踏めるんだ・・・となったもの。

***ダイジェスト [#w240c505]
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旧大陸で戦争を繰り返しすぎたのもあってADM・DIPどちらも余裕がなく、イマイチ新大陸側の進出が遅れています(代わりにポルトガルをぶん殴って遅れの挽回を図っています)。
そうこうしているうちに時代は宗教改革の時代へ。

ここまではただのブルゴーニュプレイレポートですが、次回よりネーデルラント変態を行いWoCミッションに触れていければと思います。

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