#author("2024-12-07T08:40:20+00:00","","")
SSharu
#author("2024-12-07T08:52:16+00:00","","")
[[AAR/最も高貴な共和国]]

*最も高貴な共和国/1.大航海時代:第2次第4回十字軍 [#t6a39997]

<リセマラ>
・オーストリアが友好姿勢(必須)
主用途は対オスマン戦とAE対策になりますが、ライバル視される可能性があります。
抱えるFLが非常に多く、今後イタリア征服をしてくうえでの包囲網対策としても非常に有用です。

・初手十字軍成功(必須)
つまりタイトルの話になるのですが、初手ビザンツに失敗し先にオスマンに取られた場合リセットです。
理想のオスマン戦はビザンツコアの再征服CB、最悪でもビザンツ武力属国化→防衛戦争にはこぎつけたいところ。

・教皇領が友好姿勢(任意)
破門回避は勿論、イタリア諸侯の中で最後に倒す事になるので同盟しておいた方が良いと思います。
イタリア変態を急ぐ場合は無くても良いかもしれません。

<階級>
貴族の忠誠60%が欲しいので土地売却を実施、土地没収はミッション「権力の天秤」達成後に行います。
土地売却で貰えるダカットは自分の直轄領が少ないほど良いので、君主点特権x2→売却と出来ると良さそうです。

売却を行う都合上君主点特権は2種しか設定できず、今回はADMとMILに設定しました。
共和制は元々市民階級の影響力が高いうえ、直轄領が少ない時に発生するイベントの法的権利特権が市民階級に付与されます。
運が悪いと特権を外せるのが遅れるため、今回は少しばかり日和ってDIPの設定を見送っています。

<外交>
同盟:ポーランド・オーストリア・教皇領
属国:ナクソス(初期)
独立保障:無し(アルバニア・聖ヨハネ騎士団の独立保障を外す)

ヴェネツィアは共和制で正統性を持たない事から外交評判がやや低いですが、初期国力がそこそこ高く同盟関係は強めに構築しやすいです。
初手は外交枠が即埋まるオーストリアと同盟し翌日に教皇領、少し後にポーランドと同盟しています。

また商人共和制という事で貿易同盟も利用出来ますが、普段そういった国をプレイしていないのでどういった作用があるのか良く分かっておらず、結局採用を見送っています。

初期独立保障はどちらも解除。
特にアルバニアはオスマンのコアを所持し敵意が凄まじいため避雷針として非常に優秀で、ほぼ間違いなく初手アルバニアに行ってくれるでしょう。

<その他>
・派閥
&ref(./005.jpg,100%);

一部の商人共和制政体が持つ派閥システムですが、ミッション達成のためMILを消費しギルドの派閥を50↑にしておきます。
以降は政体が持つ相互作用との兼ね合いでギルドの影響力を最も高めておく必要がありますが、過剰拡大で勝手に増え続けていくため後は気にしなくても大丈夫だと思います。

派閥自体は旧バージョンからあったものになりますが、得られる効果としてはギルドが支配している時は内政力が強化されます。
代わりに人的資源にマイナス補正がかかるものの、新ヴェネツィア政体にはそれをカバーする機能が備わっているためそこまで問題にはならないでしょう。

・ヴェネツィア政府
評議会の権威
&ref(./006.jpg,100%);

1.37で実装された専用政体(Venetian Government)の固有ギミックです。
昔から専用政体自体は持ってはいたのですが、今回めでたくリニューアルとなりました。

(史実は良く分かっていませんが)ヴェネツィアにおいて大評議会は大きな権限を持っていたようで、その反映を示した"評議会の権威"を示したゲージとの睨み合いに奔走する事になるようです。
このゲージは基本的に''&color(red){デメリットでしかなく};''、特に最低自治率と絶対主義に対し大きなデバフを抱える事になります。更にゲージが90以上となると宣戦不可能にされるというとんでもゲージ。
つまりこのゲージを低い状態で維持し続ける戦略が必要になる事でしょう。

なお酷い事にこのゲージは''&color(red){年間政府力+XXの補正で文字通り権威が増えてしまう};''仕様を持っています。
したがって貴重な年間政府力を稼げるエジプトの2つのモニュメント(ピラミッド・アル=アズハル大学)は使わない方が良く、権威を下げれるモニュメントはドゥカーレ宮殿のみとなります。

相互作用
&ref(./007.jpg,100%);
&ref(./008.jpg,100%);
&ref(./009.jpg,100%);

さてそんなデバフゲージ、初期値こそ酷い数字になっていますが過度に上がるものではないうえに下げるギミックが用意されています。
それがゲージの下にある3種の相互作用で、固定で5下げる事が出来るため暫くはこれを連打していく事になります。

相互作用時に得られる効果としては最も影響力がある派閥に依存し変化しますが、今回はギルドが最高影響力の状態でしか実行しないためその時に得られる効果をざっくり以下に纏めます。

統治系:ADM50・共和的伝統3(後々2)消費。評議会の権威-5、ギルド影響+10、政府改革進捗+50
外交系:DIP50・共和的伝統3(後々2)消費。評議会の権威-5、ギルド影響+10、重商主義+2、(特定の交易品を生産している)ランダムなステートの繁栄+25
軍事系:MIL50・共和的伝統3(後々2)消費。評議会の権威-5、ギルド影響+10、人的資源1年分獲得、海兵隊歩兵3kが首都に出現

統治系の政府改革進捗が固定値で50増加するのは非常に優れており、普段手に入る量からして増加率が凄まじく高いのは勿論、平均自治率が高いテリトリー過多な版図になっても問題なく政府改革が進められるようになります。
軍事系の人的資源については3年に1回MP1年分と手に入り、実質MP+33%と考える事も可能でしょう。
外交系はこの中では最も使いませんが、上げづらい重商主義を2も上げれる事や、ミッションの関係で繁栄を急いで進めたい時などに重宝するかもしれません。

一応数少ない欠点として、クールタイム3年だからといって最速で毎回全相互作用を実行し続けていると、トータルの君主点に大きく響く事が挙げられます。
早い段階で強固な内政を築き上げブースト顧問を駆使、君主点に余裕が出やすい状態にしておきたいところ。

なお余談になりますが、旧ヴェネツィア政府と異なり''&color(red){政府改革ロックかつ君主制や神権制への移行不可};''なので、政府改革を外すのはやや難しめ。
またくじ引き仕様についても変更ありません。相互作用を連打する必要が無くなり共和的伝統に余裕が出てきたら、以降は有能君主を手動で選び続けると良さそうです(仕様により君主力ALL+1となるのがとてもGood)。

・海軍ドクトリン
&ref(./010.jpg,100%);
&ref(./011.jpg,100%);

開幕土地売却を実施した事もあり金に余裕があるので海軍ドクトリンを設定。
今回は近海での戦闘優先でガレー船の戦闘力+15%にしていましたが、ヴェネツィア固有の艦砲+10%も強そうです。
ゲーム後半はSpecial Unitsであるガレアス船を主力として運用していきますが、よりステータスが伸びるのはどちらになるのでしょうか?

・ガレー船建造
ミッションのためガレー船を5隻作り、計10隻用意します。
少し海軍FLを超過する事になりますが、ヴェネツィアの経済力と土地売却の資金から問題にはなりません。

・要塞破棄
Spalatoの要塞は必要になるケースが殆ど無いので破棄。
他イタリア本土以外だとコルフにも要塞がありますが、こちらはオスマン戦で使う可能性があるので暫くは残します。

・移動
全軍ネグロポンテ島に移動します。

**初動 [#x5cbded8]
***第4回十字軍再び [#jbea9925]
ミッション達成
&ref(./012.jpg,50%);
&ref(./013.jpg,50%);

ガレー船を十分用意出来た事でミッション「共和国軍」を達成。
イタリアの周辺地域とコンスタンティノープルに請求権が沸きます。

ミッション分岐
&ref(./014.jpg,50%);

また、本ミッション達成により後続の分岐ミッション選択が可能になります。
ここでは常備軍ルートを選択。具体的には陸軍の強化に繋がりますがミッション報酬についてはおいおい。
その他の選択肢としては傭兵強化ルートと海軍強化ルートがあります。

第4回十字軍
&ref(./015.jpg,50%);

200年越しの十字軍運動再開。
%%何でキリスト教国家を襲うのかって?そうねぇ・・・%%

ビザンツ軍は1.36で付与されたデバフ特権により士気が非常に低く、苦戦する要素はまずありません。
なお講和のスクショを撮り忘れてしまいましたが、属国化+アテネ割譲の講和をしています(その後アテネをビザンツに返還)。
またその後イピロス戦も行っていたのですが、こちらもスクショ忘れ・・・。全土征服としています。

***十字軍続投 [#ob4d52b1]
オスマン戦
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暫く準備を整えたのち、ビザンツのコア返還のためオスマンに宣戦。
そのためにマムルークと同盟していたのですが、マムルークはオスマンによるカラマン戦の防衛に呼ばれてしまい、共に参戦させる事が出来なくなってしまいました。
来てくれるのはリトアニア同君に失敗したポーランドしかいませんが、ヴェネツィア軍もそこそこいるので少なくともバルカン半島での戦いは問題ないでしょう。
現在オスマン軍は全軍アナトリア側にいますし。

ガリポリ陥落
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突撃戦法が封じられたローマ帝国の成れの果てと異なり、ヴェネツィア軍は問題なく要塞突撃が出来るので速攻でガリポリを落とします。
後は海峡封鎖さえしておけばバルカン半島の制圧で十分な戦勝点が稼げることでしょう。

ヴェネツィアから見たオスマン海軍は敵ではなく、この時点で勝利が確定しました。

オーストリア参戦
&ref(./018.jpg,50%);

勝ち確と見たのかオーストリアも参戦してくれるように。
せっかくなのでボスポラス海峡を渡り満点講和が狙えそうなので誘います。

終戦
&ref(./019.jpg,50%);

コア返還とブルガリアの種地などを獲得。
あとはダカットを大量に巻き上げ内政の準備をしていきます。
%%ヴェネツィアのコア返還忘れてた%%

**イタリアン・ルネサンス [#fce47964]
***ナポリ戦 [#z1d87353]
&ref(./020.jpg,50%);
&ref(./021.jpg,50%);

ナポリはイタリアの中で貴重なHRE未加入国家で、1460年以前から殴る事が出来ます。
属国化によるFL低下とエピロスの再征服(いずれもビザンツのミッション)により、ビザンツが南イタリアへの恒久請求権を獲得していたのでそれを使い宣戦。
流石に全州不当な請求になるのでDIP消費が重いですが、教皇領やイベリア勢といった取られると回収が困難な国家が狙う立地であるため、少し無理しても先んじて多くの州を獲得しています。

***大信徒会 [#g72695c0]
&ref(./022.jpg,50%);

ナポリ戦に少し遡ってしまいますが、1.37ヴェネツィアはLocal Organisationである「Scuola grande(大信徒会)」が利用できます。
固有効果としては州の開発コスト-10%と制度の普及+25%。どちらも腐る事がまずない優秀な補正です。
ミッション「大同信組合の後援」にも関わるのでさっさと立てておきましょう。

***十人委員会 [#e73a5f96]
&ref(./023.jpg,50%);

ヴェネツィア政府の固有ギミックに関わるイベント発生。
十人委員会の権力をどの程度持たせるかという話ですが制限する方を選択。
デメリットは安定度コスト+20%しかなく、その安定度コストについてもカトリックなら宗教アクションで自由に上げれるようになるため影響はないでしょう。

***顧問コスト-90% [#w4100082]
&ref(./024.jpg,50%);

ミッション「センピテルニ・コンパニーア」を達成した際のイベントで、なんと''顧問コスト-90%''のとんでも顧問が手に入ります。
ここまで安いと史実でとんでもない活躍をした人かと思いきや、名前は未設定のようです。
特定の一個人によるものではなく、この時期のイタリア演劇が全体的に大きく成長する事になったのでしょうか。

顧問ブースト
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元が格安という事でブースト費用も大して取られないので、直ちに+5までブーストして上げてしまいましょう。
ヴェネツィアは早い段階からミッション報酬で-75%のADM顧問が手に入りますが、そのまま今回の-90%顧問へ繋げられる事によりゲーム序盤は統治点に苦しむ事が非常に少なさそうです。

***栄光稼ぎ [#ref985b5]
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こちらはミッション「サン・マルコ広場での祝典」達成のイベント。ADM顧問が栄光を生み出すようになります。
劇的に強いという事ではないですが、地味に稼ぎ辛い栄光を簡単に稼ぎ続けるのは強力でしょう。
どの時代も1~2個は急いで取得したい物があるので、タイムアドバンテージが稼げそうです。

**ヴェネツィアの拡大 [#k97f2e0f]
***オスマン戦 [#v9c50e32]
&ref(./027.jpg,50%);
&ref(./028.jpg,50%);

オスマンは前回からあまり伸びておらず、既に敵ではありません。
ブルガリアのコアを回収しついでにエレトナの種地を取得。

1.37は1.30以来となるひっきりなしに信仰の擁護者が現れるがDoFバージョンになり、異端・異教徒を落とす優先順位などを考える機会が増えてしまっています。
ただしオスマンは殆どのケースにおいてヨーロッパ国家として判定されるため、仮に擁護者が現れるとしてもカザンや大オルダ辺りになるので安全です。
(ただし首都をアジアに移され、アジア側のインド擁護者などが出張ってくる状態は避けるようにしたいところ)

***イタリア戦争 [#n1816ad6]
ミラノ戦
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レヴァントでの戦いが終わり、欧州でのAEがある程度冷えたところで次はミラノへ。
こちらはミッションをそこまで強く推し進める必要がないこと、首都ノードと異なるジェノヴァノードといった事で優先順位は高くはありません。
ただしミラノ自体がイタリア変態条件に含まれ、スイス辺りに首都を取られたら計画が大きく狂ってしまうため早めに殴っておきます。

マントヴァ戦
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教皇領を別戦争に呼び出している間にマントヴァを吸収。こちらはヴェネツィアノードのCoT持ちで優先順位は高めです。

ミラノ終戦
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ミラノについてはスイスの伸長が阻止出来るよう北側を中心に奪って終戦。

**運河の現地調査 [#nc620139]
紅海へ
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市民借款から借金して金を用意し、ミッション「紅海へ」を達成。
ミッション条件としてアレクサンドリアノードの交易力を一定数確保する必要がありますが、下流3ノードにいずれもシェアを持ち、時代ボーナスが乗り強烈な船TPを持つヴェネツィアからしたら25%は大した障壁になり得ません。

ミッション報酬①
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ミッション報酬としてスエズ運河の2州を獲得(正確にはイベントの選択肢の結果のようですが、AIは必ず割譲するとのこと)。
これにより欧州国家の中ではかなり早い段階でアジア方面の海に抜けれるようになります。

ミッション報酬②
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更にスエズ運河の建設が可能になります。
ただし1.36マムルークの同系統のミッション報酬と同じく、統治技術レベルの制約が外れるだけで建設には''&color(red){別途2万ダカットが要求};''されます。
今はまだそんなお金は工面出来ないので、その辺は考えなくて良いでしょう。%%今はね。%%

**大航海時代後半 [#o50a9835]

第二次オスマン戦完了、ナポリもミラノもイタリア中堅国から脱落した事で暫くは苦戦する場面が殆どありません。
見どころもないので、SS上のダイジェストでお送りします。

***レヴァントの戦い [#v22f90d3]
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白羊朝を属国化し、マムルークから州返還させました。
白羊朝の初期領土Rakkaはシリアコアが含まれるため、白羊朝併合後はシリアを属国解放しマムルークに溜まったOpinionの使い道が現れるようになります。

***イタリアの戦い [#k9f8d389]
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サヴォイアが滅亡していたので、ジェノヴァ戦後に属国サヴォイアを設立し、北西イタリア部分の回復に努めました。
ジェノヴァ戦後にはプチ包囲網があったため、ブルゴーニュを速攻で殴り停戦期間を設けさせて対応しています。

***追い込み [#f53135c3]

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次の項で軽く述べる予定ですが、ミッションの関係上あまり隣国を作りたくありません。
そのため隣国があまり増加しすぎないよう、飛び地を作りすぎない州獲得を心掛けて進めています。

そしてトスカーナ戦が終わったところで帝国ランクに。
AEをため込みすぎて再度包囲網になったため、今度は抑止用の同盟国を増やして対応を図ります。

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