#author("2020-01-09T13:54:26+09:00;2013-10-11T18:46:47+09:00","","") [[AAR]] #author("2020-01-15T18:09:37+09:00;2013-10-11T18:46:47+09:00","","") [[AAR/妄想の世界に生きるプロセイン(DIPレベル3止め戦略実証)]] EU4は君主力を拡張に使えば技術発展が遅れ、 技術発展に使うと拡張が滞る、君主力管理ゲームです。 非常によくできたゲームなのですが、致命的な欠陥があります。 それが、序盤にDIPレベルを上げるメリットが存在しないという事です。 DIPレベルを上げると、交易と、海軍が強化されます。 けれども、交易を強化するよりも新大陸で賠償金を得る方が儲かります。 新大陸やアフリカの国々は、いずれ欧州の強国に併合されてしまうので、 いつまでも賠償金で生活できるわけではありませんが、中盤までの賠償金は圧倒的です。 また、海軍についても、少なくとも中盤まではDIPレベルは不要です。 AIは交易船を作成して軍船を疎かにします。 プレイヤーは交易船を造らず、全てを軍船に費やします。 AIは海軍技術で先行しているにも関わらず、 海軍リミットを戦闘力の低い交易船で浪費しているので、 プレイヤーとAIが戦えば必ずプレイヤーが勝ちます。 軍船の建造資金はアステカ貯金箱を一度割るだけで事足ります。 自国のDIPレベルが3あれば、DIPレベル15の海軍大国に勝つことができます。 艦隊更新には時間差があるので、DIPレベル3で勝てなくなるのは、17くらいからです。 DIPレベルが3あれば、イングランドだろうが、トルコだろうが、簡単に倒すことができます。 DIPレベル3戦略とは、中盤までは新大陸とアフリカの貯金箱を割り、 新大陸からイングランド、オランダへの交易で稼ぐ戦略です。 唯一、中盤までにDIPレベルを上げるメリットは大使館です。 外交官が1増えるというのは非常に強力なメリットなのですが、 1500DIPポイントと1000goldは費用対効果が悪すぎるので無視します。 #ref(hevyship.JPG); そんなわけで、イングランドの海軍を壊滅させて本土に領地を得ます。 あとは得た領地を属国に二束三文で売却してから併合して終了。 イングランドは孤島であるが故に領土を奪っても周辺国との 関係悪化が緩やかなので、さくさく占領できるおいしい土地です。 現在のバージョンでも上陸阻止ロジックに致命的な欠陥があり、 英国が3万の兵を有していても、輸送船が4もあれば上陸可能です。 対英用に作った艦隊は維持費が重いので、 英国艦隊壊滅後に解体して軍縮を行います。 ・DIPレベルで交易力を上げるよりも賠償金の方が儲かる。 ・DIPレベルで海軍力を上げずとも、英国海軍は倒せる。 ・DIPレベルを上げるメリットはないに等しい。 というゲーム設計上の欠陥を利用した拡張戦略です。 自分はユニークアイデアも港も持たない1プロビ国である アーチェンでも英国併合と北米独占を成功させていますので、 大抵の欧州国であれば、ほとんど同じ戦略で遊ぶことができます。 少し間が空いてしまいましたが、以上です。 EU4はグランドキャンペーンを超高速8時間程度で完走しても楽しいし、 30年に10時間かけて遊んでも面白い、パラド最高傑作の1つだと思っています。 &br;&br;&br;&br; *おまけ。 [#s9bd0a81] #ref(ausend.JPG); マクロ組んで回して皇帝が死んで。 #ref(holland.JPG); 無理矢理本土拡張してブルゴーニュ継承成功。 (本土が狭いとブルゴーニュを継承出来ない)