#author("2024-11-10T05:18:10+00:00;2024-05-02T15:37:28+00:00","","")
#author("2024-11-10T05:19:04+00:00;2024-05-02T15:37:28+00:00","","")
[[AAR/天地創造の時代を求めて]]

*プレイ計画 [#xf6a1543]
#contents
**はじめに [#pa684097]
本AARの計画・作成において、以下のAAR及びYouTube動画を参考にさせていただきました。誠にありがとうございました。
- [[AAR/お気楽メモ集]]
- [[AAR/軍質特化オイラトvs難易度VeryHard]]
- [[【EU4】オーストラリア原住民国家 ガウナ WC タイムライン (解説有)>https://www.youtube.com/watch?v=jlKWsMgTKWU&t=630s]]

また当記事はver1.36の情報が記載されています。ver1.37に関する情報を追加する予定はありませんのでよろしくお願いします。

**アルチェリンガOF [#h6cb1300]
***なぜアルチェリンガを選んだか [#a64e6418]
最も簡単そうだから、というのが理由です。
先述の呪物崇拝・テングリを除くpagan宗教の一覧は以下の通り。
- アニミズム
- トーテミズム
- インティ
- マヤ
- ナワトル
- アルチェリンガ
- ノルス

アニミズムはもはや虚無、アニミズムの独立国家は勝手に改宗するのでそれも厳しい。南北アメリカ大陸4宗教は対西欧国家を考えなければなりません。それにver1.37で中南米国家周りに変更がありますので今プレイする必要はないでしょう。ノルスは結構アリなのですが、特別感があるので今回は無しに...。
アルチェリンガは新大陸スタートではありますが、しっかり拡大すれば対西欧にそこまで手間暇と時間を費やさなくて良くなります。また遊牧民を利用できるので、WCもそこまで難しくはないはず。
pagan宗教のOFがどれくらい難しいのか分からないので、とりあえず一番簡単そうなアルチェリンガを選択した次第です。

***アルチェリンガについて [#i4e6c545]
|宗教名|宗教グループ|宗教補正|固有システム|h
|アルチェリンガ|pagan宗教グループ|外交評価+1&br;被白兵ダメージ-5%|[[カルトシステム>データ/土着信仰#alcheringa_cult]]|

アルチェリンガのカルトは計13個。
初期状態では『The Ancestors』、『Erathipa』、『Crow』のみ選択できます。((パラワ/Palawaは『Moinee』と『Adnoartina』も選択可←まだわかる))((ニュンガー/Nyoongahは『wagyl』も選択可能←なんで???))
その他のカルトには解放条件が設定されており、該当のアルチェリンガ汎用ミッションを持っている場合はミッション達成から、持っていない場合はイベントから各カルトを選択できるようになります。一度解放すると条件を満たさなくなっても利用可能です。
ただし、一部のカルトはミッションやイベントを経ずとも他の条件により選択が可能です。条件を満たさなくなると利用できなくなります。
カルトシステムは以下の通り。
|カルト((なお内部的には『cult』ではなく『story』。))名|ミッションによる解放条件等(上) &br;その他解放条件(下)|補正|h
|祖霊 / The Ancestors|初期解放|国家不穏度-2|
|エラティパ / Erathipa|初期解放|建設コスト-10%&br;開発コスト-5%|
|カラス / Crow|初期解放|移動速度+5%&br;陸軍士気+10%|
|モイニー / Moinee|タスマニア(Tasmania)地域すべてを&br;自国もしくは朝貢国以外の従属国で領有|技術コスト-5%|
|アドノアルティナ / Adnoartina|ライバルに屈辱を与える|規律+5%&br; 陸戦からの威信+10%|
|イスラムのドリーミング / Islamic Dreaming|オーストラリアノードで最大の交易力を持つ&br;オーストラリアノードの貿易シェア率25%以上|商人+1&br;交易力+10%|
|~|イスラム教グループを信仰する州を領有しているか、隣接州にある|~|
|ダルマのドリーミング / Dharmic Dreaming|以下の条件のいずれかを満たす州を領有する&br;- 州の宗教がダルマ宗教グループ&br;- 州の宗教が神道と儒教以外の東方宗教グループ|異教寛容度+3&br;異端寛容度+2|
|~|ダルマ宗教グループを信仰する州を領有しているか、隣接州にある|~|
|バイアメ / Baiame|キリスト教グループを信仰する州を領有する|植民者+1&br;植民地人口の増加+10|
|~|キリスト教グループを信仰する州を領有しているか、隣接州にある|~|
|魂 / The Spirits|異宗教の州を領有する|宣教師+1&br;布教強度+1%|
|ルマルマ / Lumaluma| 北スラウェシ(North Sulawesi)地域、南スラウェシ(South Sulawesi)地域、マカッサル(Makassar)地域すべてを&br; 自国もしくは朝貢国以外の従属国で領有|コア化コスト-5%&br;AE発生-15%|
|ジュンクガオ姉妹 / Djunkgao Sisters|海軍FL90%以上|船舶建造時間-10%&br;自国領沿岸で海戦時、戦闘ボーナス+1|
|ワジル / Wagyl|以下の条件のいずれかを満たす&br;- 中華皇帝である&br;- 中華亜大陸で宗教がアルチェリンガの州を領有する|外交枠+2&br;天命+0.1|
|虹蛇 / The Rainbow Serpent|他の9つのカルトを解放する|毎月統治点+1&br;毎月外交点+1&br;毎月軍事点+1|

拡大プレイにおいて中心となるのは『Erathipa』『Dharmic Dreaming』『Lumaluma』『The Spirits』あたりになるかと思われます。
『The Rainbow Serpent』は各君主点+1とかなり特徴的ですが、解放条件が面倒なので解放したころには国力も伸びてそこまで君主点が重要ではなくなっていそうです。何よりアルチェリンガ⇔オーストラリア原住民⇒遊牧民化なので君主点は余りがち。

他のカルトシステムや主神システムと同様に、統治者が代わるたびに選択可能なカルトを選び、補正を得ることができます。ただし呪物崇拝とは異なり、階級特権を用いた再選択はできません。


***宣教師数と布教強度について [#ie128d2b]
''・宣教師数''
まずは国家固有補正を除いた宣教師。遺産や聖地等で宣教師を得られるヨーロッパ・アフリカ・アジアの宗教とは異なりそこまで多くありません。
|要素|人数|h
|基本|1|
|アイデア:宗教アイデア1|1|
|ポリシー:宗教―先住民 (統治系)|1|
|ポリシー:神聖―インフラ (統治系)|1|
|政府改革:神権制Tier2『Mission of Protection』|1|
|政府システム:議会議題『Propagation of State Religion』等|1|
|カルト『The Spirits』|1|
|合計|7|f
> 
- 宗教―先住民ポリシー
-- オーストラリア原住民スタートなので、遊牧民化の前に先住民アイデアグループを選択すればこのポリシーが利用可能になります。どうせ州戦勝点コスト-20%目的で先住民アイデアグループを取得すべきなので損ではないです。
- 神権制Tier11『God and Man』
-- 条件を見てみましょうか。『pagan宗教グループでない』 察してください。
- 議会について
-- 布教強度の欄にて後述。

国家変態を用いた増加分。限界まで調査したわけではありませんが、おそらくこれが最大です。
|国家名|要素|人数|h
|ラーンサーン/Lan Xang|ミッション2-3|1(20年)|
|イングランド/England|ミッション1-6|1(恒久)|
|ポーランド/Poland|信仰の守護者&br;ミッション5-6から|1|
|★((end-game-tag))エチオピア/Ethiopia|NI⑤|1|
|~|ミッション3-6|1(50年)|

> 
- ポーランドの信仰の守護者について
-- 詳細は後述。
- マムルーク・ハウサ・ソコト・アラビア等
-- ほとんどがイスラム教グループのみ、優遇がうらやましい...。

最大人数は12。

''・布教強度''
まずは国家変態を除いた布教強度補正。ランダムイベントによる補正は除外しています。

|要素|強度|h
|基本|+2%|
|安定度|最大+1.5%|
|顧問:『異端審問官』|+2%|
|アイデア:宗教アイデア3 |+3%|
|ポリシー:宗教―諜報 (統治系)|+2%|
|ポリシー:宗教―探検 (外交系)|+2%|
|ポリシー:神聖―影響(外交系)|+1%|
|ポリシー:宗教―傭兵 (軍事系)|+2%|
|政府改革:神権制Tier1『Somalian Theocracy』((主要文化:ソマリ/somali))|+1%|
|政府改革:神権制Tier3『Education of the Missionaries』|+2%|
|政府システム:『Militarists vs Theocrats』Theocrats寄り&br;神権制Tier10『Open Public Elections』によって有効化|+2%|
|政府システム:議会議題『Propagation of State Religion』等|+1%|
|聖職者階級特権:『Enforced Unity of Faith』|+1%|
|聖職者階級特権:『Religious Culture』|+1%|
|カルト:『The Spirits』|+1%|
|モニュメント:ストーンヘンジ|+1%|
|モニュメント:アルハフェリア宮殿|+2%|

> 
- ポリシーについて
-- 統治系ポリシーには布教強度を得られるものがいくつかありますが、宣教師を得るのに2枠使うので残り1枠に唯一+2%を得られる宗教―諜報ポリシーを選択。外交系・軍事系はいつもの。
-- 本番では神聖―影響のポリシーを忘れていました。((まあ影響アイデアを取得するための外交点足りなかったしあんま変わらない))
- 議会について
-- 神権制では、議会政治が有効化される政府改革は基本的にTier1『Dutch Archbishopric』かTier10『Theocratic Democracy』のどちらかになります。どちらも『Somalian Theocrats』『Open Public Elections』と重複するため、どちらか一方の選択になります。
-- と思いきやTier1『Dutch Archbishopric』とTier10『Open Public Elections』は排他関係のようです。((まあ両方派閥メカニクス有効化されて被るし当然か。))というわけで
Tier1『Somalian Theocrats』→Tier10『Theocratic Democracy』が最適解のようです、選択失敗してなくて安心した。
- pagan宗教のディシジョンについて
-- アルチェリンガを除くpagan宗教には、布教強度+2%(ノルスは1%)を得られるディシジョンが存在します。改宗強度が弱い初期~中盤での改宗に寄与してくれるのですが、なぜかアルチェリンガにはありません。パラドが忘れたのか意図的なのか...。


国家変態を用いた増加分。例によって抜けている可能性アリ。
|国家名|要素|強度|h
|サルディーニャ・ピエモンテ/Sardinia-Piedmont|ミッション4-5|+2%(恒久)|
|イングランド/England|ミッション1-6|+2%(恒久)|
|〇((German regional tag))オーストリア/Austria|ミッション5-10|+2%(恒久)|
|モロッコ/Morocco|ミッション5-4|+3%(20年)|
|ルテニア/Ruthenia|ミッション3-5|+3%(20年)|
|ジョージア/Georgia|ミッション5-9|+2%(20年)|
|ラーンサーン/Lan Xang|ミッション2-3|+2%(20年)|
|イエメン/Yemen|モニュメント:サナア市&br;ミッション3-6から|+3%|
|★エチオピア/Ethiopia|ミッション3-6|+2%(50年)|

合計+34.5%(恒久)+12%(時間制限有)

対異端布教強度は以下の通り。

|国家名|要素|強度|h
|イエメン|ミッション1-2|+3%(30年)|
|ポーランド|ミッション5-6|+1%(恒久)|

> 
- 宗教―攻勢ポリシー
-- 宗教統一度を得る目的で20年ほど選択しています。
- 欧州汎用ミッションについて
-- 後述しますが一応欧州汎用ミッションでの対異端布教強度+1%を得られます。今回は君主点節約の観点でしませんでした。

***OF用多重変態とそれによって得られる補正一覧 [#b232f4f0]
本AARで用いた国家変態のみ記載するのもいいのですが、ついでなのでこちらの欄では全宗教対応のOF用国家変態を記載します。
注1)限定条件((~教のみ))のある補正は記載していません。ミッション条件に宗教条件がなくても、変態条件に宗教条件がある場合もこちらに入れています。主にキリスト・イスラムは限定条件となっている国家由来の補正が多いのでプレイする際は気を付けてください。
注2)除外条件((~教は除く))のある補正は記載しています。
注3)変態条件・要素条件共に一部のみを簡単に記載しています。FL・宗教統一度などすぐには達成できないものや注意が必要なものは記載、文化・技術レベル・収入等すぐに達成できるものやすでに達成されているはずのものはあまり記載していません。州名は大変なので載せていません。
注4)要素条件はミッションの場合前提ミッションのも含みます。
注5)正確ではない場合があります。ご容赦ください。


|国家名|変態条件|首都変更など||補正|宗教条件|要素|要素条件|h
|サルディーニャ・ピエモンテ|サヴォイアが存在しない&br;ピエモンテ周辺&サルディーニャ島|首都移転:トリノ||布教強度+2%(恒久)|なし|サルディーニャ・ピエモンテミッション4-5|『トリノ州の開発度20』&br;『首都開発度30&建造物5つ』&br;『宗教統一度100%((カトリック・プロテスタント・改革派は別の条件です))』|
|イングランド|グレートブリテンが存在しない&br;イングランド地方|首都移転:ロンドン&br;君主制移行&br;固有政府改革Tier1制定(イングランド君主制、固定)||宣教師+1&br;布教強度+2%(恒久)|キリスト教グループを除く|イングランドミッション1-6|(事実上なし)|
|〇オーストリア|オーストリア文化州6州|首都移転:なし||布教強度+2%(恒久)|なし|オーストリアミッション5-10|『カルパチア・バルカンリージョンの大部分』&br;『オスマン帝国がアナトリア・コーカサスリージョンを除くヨーロッパに州を持たない』|
|ポーランド|コモンウェルスが存在しない|首都移転:なし||対異端改宗強度+1%(恒久) |カトリックを除く|ポーランドミッション5-6|『人文アイデアを完了していない』((諸々条件はあるが事実上なし))|
|~|~|~|~|宣教師+1|~|信仰の守護者&br;ポーランドミッション5-6から|~|
|イエメン|イエメン周辺|首都移転:なし||布教強度+3%|なし|モニュメント:サナア市&br;イエメンミッション3-6から|『サナア州が領有・自国の宗教・税収系建造物・モニュメントレベル1以上』|
|~|~|~|~|対異端布教強度+3%(30年)|なし|イエメンミッション1-2|FL90%以上|
|モロッコ|モロッコ周辺|首都変更:マラケシュ||布教強度+3%(20年)|なし|モロッコミッション5-4|『安定度+1、反乱軍が存在しない、反乱軍が占領している州が存在しない』&br;『セウタ・イベリア南部のすべて』|
|ルテニア|ルテニア地方|首都変更:キエフ||布教強度+3%(20%)|なし|ロシア系小国家ミッション3-5|『首都要塞レベル3』&br;『安定度+2、FL100%、ステート数3以上』&br;『ロシア・ポントスステップリージョン・東ドニエプルエリア全て』|
|ジョージア|ジョージア周辺|首都変更:なし||布教強度+2%(20年)|正教会を除く|ジョージアミッション5-9|『トリビシ州の荒廃1未満・税収系建造物』&br;『聖職者階級の忠誠60以上・特権4つ以上』&br;『税収系建造物がある自国宗教信仰州が15以上』|
|ラーンサーン|ラオス周辺|首都移転:なし||宣教師+1&br;布教強度+2(20年)|なし|ラーンサーンミッション2-3|『州補正「エメラルド仏/The Emerald Buddha」を持つ州を領有』|
|国家問わず((おすすめはルテニア))|・首都がヨーロッパ大陸内&br;・国家変態時にミッション変更が発生&br;・国家固有のミッションが5-1、5-2に存在しない|||対異端布教強度+1%(15年)|アボリジニ技術・ポリネシア技術グループ国家を除く|欧州汎用ミッション5-2|『信仰の守護者((↑6のポーランドから全宗教就任可))、FL100%以上』|
|国家問わず((おすすめはシレジア))|・首都がアフリカの角リージョン内&br;・国家変態時にミッション変更が発生&br;・国家固有のミッションが1~3行目に存在しない|||対異教布教強度+2%(25年)|アルチェリンガを除く|【OG】アフリカの角汎用ミッション1-2|『自国と同宗教グループの国家2つと同盟し評価150以上』&br;『FL100%以上、人的資源60%以上、将軍1人以上』&br;『異教国家を従属国として持つ』|
|~|~|~|~|宣教師+1&br;布教強度+2%(25年)|アルチェリンガ・アボリジニ技術・ポリネシア技術グループ国家を除く|【OG】アフリカの角汎用ミッション3-4|『FL100%以上、人的資源60%以上、将軍1人以上』&br;『首都がアフリカの角にある異教国家と戦争中』&br;『聖職者階級の忠誠75以上・影響力40以上』&br;『宗教統一度90%以上』|
|★エチオピア|エチオピア高原周辺|首都移転:ゴンダール||宣教師+1|なし|NI||
|~|~|~|~|宣教師+1&br;布教強度+2%(50年)|なし|エチオピアミッション3-6|『カスル・イブリム州を領有し宗教が自国と同一』&br;『アレクサンドリア州を領有し宗教が自国と同一』&br;『アンティオキア州の宗教が自国と同一』|

> 
- End Game Tag
-- 全宗教対応版ではおそらくエチオピアが最適解です。なによりNIによる寄与が大きい。


***補遺1 ポーランドミッションによる信仰の守護者グリッチについて [#pb92f319]
該当ミッション(LNポーランドミッション5-6)の効果がこちら。
 hidden_effect = {
	if = { 
		limit = { full_idea_group = humanist_ideas }
		add_country_modifier = { 
			name = pol_guarantee_religious_rights_modifier
			duration = -1 
		}
	}
	else_if = { 
		limit = { 
			religion = catholic 
			OR = { 
				has_country_modifier = counter_reformation 
				full_idea_group = religious_ideas
			}
		}
		add_papal_influence = 50
		add_country_modifier = {
			name = pol_strong_catholic_ties_modifier
			duration = 7300 
		}
	}
	else = { 
		add_estate_loyalty = {
			estate = estate_church 
			loyalty = 20 
		}
		set_defender_of_the_faith = {
			who = ROOT 
			religion = ROOT 
		}
		add_country_modifier = { 
		name = pol_shield_against_catholicism_modifier
			duration = -1 
			desc = pol_until_we_not_defender_desc 
		}
	}
 }


カトリック以外かつ人文アイデアを完成させていない場合、else以降の効果が得られるのですが、注目はset_defender_of_the_faithのところ。自国が自国信仰宗教の信仰の守護者に就ける、と記載されています。
勘の鋭い方は気づいたと思います。宗教条件付いていませんよね。本来信仰の守護者はキリスト教グループ・イスラム教グループ・ゾロアスター教のみ利用できるのですが、上記の記述をそのまま受け取るとこれ以外の宗教でも信仰の守護者に就けそうです。
でもシステムの壁に阻まれる可能性がありますよね。強引に信仰の守護者となっているので弾かれる可能性もあります。どうなんでしょうか。

&ref(./a01.jpg,40%);
↑アルチェリンガの信仰の守護者となっている様子(pagan宗教グループに属するので本来は信仰の守護者になれない)

全宗教対応です。アニミズムでもいけます。
信仰の守護者になることによって宣教師が+1されます、だから先ほどのOF用補正一覧のポーランドの欄に宣教師+1と書かれていたんですね。欧州汎用ミッション5-2が達成可能なのもポーランドによって信仰の守護者になれるからです。

ものすごくグリッチっぽいですが、少なくとも2年前にすでにRedditで報告されているにもかかわらず修正が入ってないところを見るに仕様なのかもしれません。そういうことにしておきましょう。


***補遺2 ミッションの仕組みとオセアニア諸国の罠((本当は大量に書いていたのですが自分でもよくわからなくなったので削除しました。簡単に書きます。)) [#k775d7ba]

アフリカの角汎用ミッションと欧州汎用ミッションは、アボリジニ・ポリネシア技術グループの国家と、アルチェリンガ信仰国家は利用することができません。それはなぜかというと、アボリジニ・ポリネシア技術グループの汎用ミッションと、アルチェリンガ汎用ミッションによって上書きされるからです。
アフリカの角を例に参考画像がこちら。
左から
- 普通の場合のアフリカの角汎用ミッション((普通にミッション1-2/3-4を選択できますね))
- アルチェリンガ×アフリカの角汎用ミッション((ミッション1-2は消え、3-4は前提ミッションが消えました。))
- アルチェリンガ×アボリジニ技術×アフリカの角汎用ミッション((全部ない))
&ref(./a031.jpg,50%);&ref(./a021.jpg,50%);&ref(./a041.jpg,50%);

期限付きとは言え宣教師+1、布教強度+2%、対異端+1%、対異教+3%を得られないのはかなりの痛手です、初めにアルチェリンガOFはpagan宗教のOFの中で簡単な部類と書きましたが、調査を重ねると単純なOF能力はむしろ劣っているという...。まあもう始めてしまったのでそのままプレイ続行しました。

ちなみに技術グループはラージプータ―ナー/Rajputana変態でインド技術グループになるので割と簡単に外せます。ただ対異端+1%のためだけに外交点とインドの貿易会社を失いたくなかったので今回はスルーしました。異端州はだいたい改宗終わっていましたし。

**オーストラリア [#o19e31a6]

かつてはオーストラリアに国家がありませんでしたが、ver1.31に計13の原住民国家が追加されました。
全国家が原住民政体Tier1『Clan Council』の移住政体として開始します。特徴は以下の通り。
- 開始時の統治者の能力が確定していない
- 開始時の州の生産物が確定していない(確定している州も存在するはず)
- 階級システムを利用できない
- 正統性システムが存在しない
- 後継者及び配偶者が存在せず、統治者死亡時に次の統治者が自動で誕生する(能力ランダム)
- 部族の土地・移住・部族開発度システム
- 通常の建造物の代わりに、原住民用の建造物を利用できる
- 原住民連邦の有効化
- 先住民アイデアが取得可能
- 政府改革進捗度の増加が月0.5の固定値増加に
- [[未開属性>データ/技術#primitive]]((内容てんこ盛り))
- 宗教がアルチェリンガ
- その他もろもろ

まあつまりは普通の国家と思ったら大間違いってことですね。別のゲームか、ってくらいにプレイの感覚が異なります。

実際のプレイの流れについては次回と次々回にて述べます、今回は紹介だけ。

***なぜガウナ?NIを比較して [#k25f2cc5]
計13のオーストラリア部族の中で、選択したのは今でいうアデレードあたりに存在するガウナ/Kaurna。ガウナを選択した理由はNIです。((というかオーストラリア部族にNI以外の差はほとんどない(立地くらい)のでNI以外にガウナを選択する理由はない。))
ガウナのNIはこちら、私の主観でのWC/OF向け評価(S/A/B/Cの4段階評価)も入っています。

|項目名|効果|個人的評価|備考|h
|伝統|税収+30%|B|実はNIによる税収補正は全世界で最高値、次点は+20%なのでいかに突出しているかが分かる。&br;残念ながら税収は後半になると収入の主要項目ではなくなるので強力なのは序盤~中盤くらい、なので評価は少し弱めに。&br;生産効率や交易効率だったらS+くらいだった。|
|~|女性顧問の確率+75%|―|実はこれも全世界で最高値だったりする(後述のティウィ/Tiwiと同率)。|
|1|国教寛容度+2|A|事実上改宗した州の反乱は考えなくて良くなる、遊牧民の面倒要素である部族反乱も完封。|
|~|女性将軍が登用可能になる|―||
|2|政府管理限界+10%|A|ステートの限界が増えると言うことは、その分金銭やFL、特に人的資源に余裕が生まれると言うこと。|
|3|戦艦交易力+20%|B|数値自体は強力だが、単純に隻数増やせばいいだけなので評価は厳しめに。|
|4|建造物コスト-15%|S|計7国と並んで全世界で最高値((またか))。&br;現verでは建造物は非常に重要な要素であり、WCする際のベースとなる領地には各種建造物を大量に建造する必要がある。&br;カルトやその他補正で建造物コストを大幅カットし急速に国力を伸ばすのにかなり寄与してくれた。&br;実はガウナスタートにした決め手はこれ。|
|5|不穏度-2|A|説明不要レベル。先ほどの国教寛容度と合わせてアルチェリンガ州の反乱を完全抑制できる。|
|6|安定度コスト-10%|A|本プレイでは安定度を幾度も上げているので、それらに寄与はしてくれた。&br;遊牧民で君主点あまりがちだったのでA-くらい。|
|~|政府改革進捗度増加+15%|C|補正自体は強力だが、遊牧民プレイではすでに改革が終わっており全く活かせなかった。これが前の方だったらB~Aが見えてくる。&br;遊牧民以外なら普通にA。|
|7|コア化コスト-20%|S|なぜこんな国家にWC御用達のCCR、しかも-20%の補正があるのかパラドに聞きたい。&br;そもそもこんな補正がオーストラリア部族国家になかったらアルチェリンガOFなんて考えない&br;非常に惜しい点はNIの最後にある点であろうか。本プレイでの取得は1590年頃とだいぶ遅くなってしまった。|
|宿願|開発コスト-10%|C→B|他が強力過ぎてCに見えるのでCで。これが伝統にあるなら遊牧民化後の怒涛の制度用開発に活かせるのだが...。&br;そもそも遊牧民プレイだとRazeでDev減らすのになぜまた増やす必要があるのか。&br;プレイの仕方によってはB~A。|
|宿願|開発コスト-10%|%%C%%B|%%他が強力過ぎてCに見えるのでCで。これが伝統にあるなら遊牧民化後の怒涛の制度用開発に活かせるのだが...。%%&br;そもそも遊牧民プレイだとRazeでDev減らすのになぜまた増やす必要があるのか。&br;プレイの仕方によってはB~A。|

その他の特徴的なオーストラリア国家NIを以下に紹介しておきます。

- [[カミラロイ/Kamilaroi>データ/National Ideas/America#GMI]]
-- ガウナの対抗位置にある国家。迷った挙句今回はガウナを選択した。
-- 伝統の軍事系補正、①のCCR-15%、③の外交官+1及び使節の移動時間-25%、⑦の不穏度-2、宿願のFL+25%が注目すべき補正。ガウナにない陸軍系の補正や、使節の移動時間短縮はかなり強力で、普通にガウナよりWCOF向け説もある。
-[[ティウィ/Tiwi>データ/National Ideas/America#TIW]]
-- 伝統の被白兵ダメージ-20%は全世界で最高値。そもそもアルチェリンガですでに-5%されているのですでに-25%されている。
-[[パラワ/Palawa>データ/National Ideas/America#PLW]]
-- ③の与白兵ダメージ+20%はノルスと同値で、⑦の人的資源回復速度+25%は単独で全世界最高値。
-[[ララキア/Larrakia>データ/National Ideas/America#LAR]]
-- ⑦にCCR-15%。

オーストラリア世界の中心説。

[[試走と考察>AAR/天地創造の時代を求めて/試走と考察]]

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