#author("2020-08-25T10:27:50+00:00","","") [[AAR/士気も規律もガレーも大型船も初心者も上級者も関係ないポルトガルAAR]] #author("2020-09-02T10:39:35+00:00","","") #contents **ポルトガルの特徴 [#z7067324] ''植民がすごい'' ''すごく宣戦布告されにくい'' こんな条件の国なんで、植民に専念してナンボじゃないでしょうか。 もちろん、西欧の大国(当社比)スタートである以上なんだってできますけど、せっかくポルトガルでやるので「らしさ」を大事にしたい。 **初動 [#a475bc40] ・イングランド同盟破棄 ・カスティーリャ同盟 ・特権詰めまくり ・直轄売却で金策 ・陸軍全解体 ・要塞全解体 ・大型船&輸送船売却 ・小型船量産 → セヴィリアノードの保護に従事 ・NF外交(※デフォルト) ・顧問2((初期半額))-3((初期半額))-1 外交官は教皇領の関係改善、ポーランドの外交改善、ポーランドの選挙支援(※選挙王政施行後)に貼り付けておきます。 **急げ! [#mce4fcc5] とにかく植民の走り出しに定評があるポルトガル。 逆に言えば、走り出しでモタツクと長所を喪失しちゃうので、いろいろと急いで進めます。 まずルネ発祥直後の1450年、ポルトのCoTをlv3にUGし、DEVポチによって「30以上の開発度」の時代目標を達成しておきます。 UG資金の1000dは、主に直轄売却で工面できました。 あと一押しは自然伝播に任せルネサンスを受容しておきますが、アゾレス等にルネサンスが広がるのに手間取って「全土ルネサンス受容」の時代目標達成は遅れました(1ミス)。 1455年、必死にかき集めたADMで迅速に上げた統治技術lv5でアイデア一番目解禁。 当然のように外交技術を無視し、最速で探検アイデアにDIPを注ぎ込んで植民者ゲット。 更に1457年、探検アイデアの3つ目 + ポルトガルのNI(伝統) + 外交顧問の三点セットによる著しい植民距離(=探検距離)の延長で、もう新大陸に到達しました。 まだコロンブスも一桁のガキですよ。 &ref(北米発見.png,nolink); デフォルトで達成済の「別大陸の領土」と合わせ、時代目標3つ達成から即黄金時代発動。 &ref(黄金時代.png,nolink); 日頃のプレイでは最大絶対主義+5を見込んで「宮廷と地方」国難の開始に合わせて発動していますが、 このプレイでは絶対主義を必要としないため、ただちに発動しました。 基本的に、この手のボーナスを得るのは早ければ早いほど好ましいと考えます。 ボーナスによって得た利潤が再投資されることで、複利のように増えていくためです。 **スーパーポルトガルパワー [#l7219563] 1460年、エゲツないポルトガルの時代ボーナスを発動! &ref(固有能力.png,nolink); あり得ないぐらい強い! 更に1468年、もう一つの植民関係の時代ボーナスも発動。 &ref(高度に開発された.png,nolink); とても植民が捗って非常においしい。 これより1-3体制、つまり植民者1に対し、同時並行で植民するのは3プロヴィンス、維持費16dで走っていきます。 16dは序盤に厳しい支出ですが、ひたすら直轄領を売却し続ければ生きていけます。 なお、低直轄領による自治度増は手動の自治度下げで対応しています。 &ref(自治度下げ.png,nolink); 不穏度が上がりすぎて反乱が起こると詰みに等しいのでリスキーですが、 三番目の時代ボーナスの「封建的慣習法」の布告で不穏度-5できるので、そこそこ無理はできます。 願わくば大航海時代が長く続き、これらのの時代ボーナスを享受し続けたいのですが、ポルトガルに制御するのは難しいです。 マルチで教皇領にプレイヤーが入ると、いつまでも宗教改革が起こらず大航海時代が続くという話は聞いたことがあります。 **まだ加速 [#w2d0c7fd] 1474年、統治技術を5年先行し拡張アイデアを解禁。レベル3顧問と統治NFで全力で走ります。 アイデア進行で植民者が手に入り次第、2-4体制、更に3-5体制と進んでいき加速。 さて、この植民を妨害する可能性があるのは、お隣のカスティーリャです。 初手でカスティーリャを殺すに行くと、最初からカスティーリャでプレイするのと違いがよく分からなくなるので、今回は泳がせています。 そんなカスティーリャの状況、特にアイデア取得状況をねっとり監視しておきます。 &ref(カスティーリャ監視.png,nolink); 当然、初期0-0-0のカスティーリャに大幅先行して植民開始できてるので、その間においしいところを教えていきたいです。 **トリなんとか条約 [#hd320041] 1487年、最初の植民地国家のブラジルが誕生。 ミッションでブラジルに注力するとおいしいので優先しました。 ただし、大西洋の離島(他国の植民中継地点になる)と、象牙海岸→喜望峰のCoTの確保をそれ以上に優先する判断をした都合、いささか遅くはなりました。 どういう順番で優先して植民していくのが最適解なのかは、よくわからなかったです(痴呆)。 何度もポルトガルの序盤を走り直して確かめる気にはなれませんでした、ごめんなさい。 ガンガン植民地国家を作っていくことにより、トリデシリャス条約のデバフをカスティーリャに押し付けることができます。 &ref(トリ条約.png,nolink); カスティーリャが植民を始めているエリアに対し、対抗して迅速に植民すればあっという間に逆転できるので、確実にトリ条約に勝てます。 あまりカスティーリャの植民プロヴィンスに近づきすぎると、カスティーリャが「てめえの領土よこせ」になるみたいなので注意。 密にならないよう、距離を取って植民しましょう。 **植民地国家ちゃんの冒険 [#u2e7a37d] [[前に書いた英国の植民AAR>AAR/英国国教会と議会の強さを示す]]で「1.30アプデで植民地国家が有能になって良かった」みたいに書いた覚えがありましたが、すいません訂正します。 今の植民地国家「放っておくとすぐ破産」します。これは赤字を無視し、無理にでも植民しようとするためです。 煩わしくて破産ログを切っていたので最近まで気づきませんでした。俺チンコだった。 よって、定期的に借金返済してやるなり、それなりの額の補助金を渡すなりして介護してやる必要があります。前と変わらねえなあ!? 介護さえしてあげれば、自力で植民して拡張する(=本国の資金と機会の節約)ので、迅速に植民地国家をすべて形成するのが合理的です。 さて、植民地国家は勝手に現地国家に戦争を仕掛けることでも知られているのですが、 &ref(勝手に負けるな.png,nolink); なんで現地人に負けてるんですかねえ。 **フランス継承戦争 [#r52ad982] 自分から宣戦布告することはせず、防衛用に結んだ適当な同盟もろくに履行せず過ごしてきましたが、カスティーリャからの要請は断れません。 &ref(フランス継承戦争.png,nolink); カスティーリャ・フランス vs アラゴン・イギリスの派手な戦争が始まってしまいました。 ポルトガル本土が犯されないことを祈ってましたが、やはりカスティーリャ・フランスのほうが強く、ポルトガルは何もせずに勝利。 カスティーリャの要塞線のおかげで、簡単にポルトガル本土に接近されず安心ですね。 マグレブ諸国との戦争に呼ばれたときはセウタが荒らされてしまいますが、誤差みたいなものでしょう。 カスティーリャ・フランスの同君化については、ポルトガルにとって優位かどうか未知数です。 どっちにしろ、もしカスティーリャに攻め込まれたら''アゾレス生活一直線''なので、あんまり関係ないかな。 **ミッションの功罪 [#q9b26859] ミッションでゴアを手に入れたんですが、ゴアへのコア化距離が足りないアホみたいな話。 &ref(ゴアコア.png,nolink); 慌ててザンジバルノードにまで手を伸ばしまして中継地点を作りましたが、9%のOEを長いこと抱えるハメになって辛かったです。 極めて珍しい効果をもたらすミッションを達成。 &ref(金山祭り.png,nolink); 新規入植地の産品は、地域ごとの係数を見ながらランダムで決まりますが、そのうちの金の係数が上がるものです。 以前マルチ部屋に貼られていた画像で、''産物リセット((植民を一定まで進め、望みの産品が出なければ植民地を解体、再植民する。))''で、''ほとんど全部が金山''になったブラジル・アルゼンチンを見たことがあります。 **気が付けば [#l494e701] そうこうしている内に1552年まで来ました。 なお、三番目のアイデアは経済、四番目のアイデアは軍量でした。軍量は''DEVポチのポリシーのためだけ''に取る贅沢な使い方です。 &ref(1552財政.png,nolink); 1552時点での財政はこうなっています。探検はもう終えたので、これからずっと陸軍はゼロです。 もう交易収入が爆発しつつありますね。 ''セヴィリアノードをスペイン((いつだったか忘れてましたがイベリアンウエディングを達成してました))と分け合うせいで、交易を吸われてしまうのでは?''という懸念をお持ちの方は多いと思います。 でもそんな心配はしなくてええで! &ref(ノード.png,nolink); 画像は1522年のものです。 小型船を大量に送り込むだけで、スペインに吸われる割合を少なくできます。 1550時点のシェアは''90%''を超え、更に1600年時点では''95%''を超えていました。 同様のことは''低地地方を持たない英国''にも言えるのですが、高DEVの低地地方に比べると、スペイン領セヴィリアノードは貧弱なので、比較的に搾取が容易です。 このえげつないやり口によって、ゲーム終了までにスペインは三回破産し、破産する度に植民の進行が停止するのを笑顔で見ていました。 ただでさアホAIのせいで破産しやすい今バージョン、セヴィリアノードをポルトガルに独占されたことで、交易収入を失って死亡した哀れな国です。 戦争してスペインを潰すのは手っ取り早い手段ではありますが、戦争以外の手段もあるということは伝えていきたいですね。平和は大事。 次 [[後編]]