#author("2020-01-15T23:20:10+09:00;2014-11-17T18:09:28+09:00","","")
#author("2020-01-23T17:47:54+09:00;2014-11-17T18:09:28+09:00","","")
[[AAR/北欧の狂犬]]

*序章 現状分析と作戦立案 [#mc9dadae]
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 '''&size(30){孫子曰く、彼を知り己を知れば百戦殆うからず。};'''
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&ref(Naval_supplies.png);
 新大陸沿岸でタバコや綿、毛皮などのハズレで出現するがっかり産物の代表格
 v1.8ではウラル山脈付近にまで進出しプレイヤーを弄ぶ憎いあんちくしょう。そして今回の対戦相手。
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#contents
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**彼を知る [#a89bcc74]
***海軍軍需品の産出状況 [#x38ea9f8]
v1.8になってから単純にプロビが増加したのに伴い海軍軍需品の産出場所も連動して増加。
従来と戦略が変わる大きなポイントになりそうな変更点を挙げると

-''ウラル山脈南東部に3つ追加(初期領有国:ノガイ、ウズベク)''
-''モスクワ大公国が領有しているVetlugaから削除''
-''新大陸沿岸部の細分化により産出ポイントの増加予想''

|CENTER:&ref(map1.jpg);|
|CENTER:こんなところに海軍軍需品が・・・。どうみても嫌がらせです本当にありがとうございました。|

他にもアフリカ大陸に3つ追加、東南アジアや極東シベリアにおける初期国増加により追加、各所で若干の産出位置移動などがありますがこちらはさして影響はなさそう。

以上挙げたポイント以外には殆ど旧verと変わりがなく、その他の海軍軍需品の産出プロビについては、
先達様が素晴らしいMAPを掲載しておりますので割愛します。是非そちらをご覧下さい。⇒ ''[[ノルウェーの樹海>AAR/ノルウェーの樹海]]'' 
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***対決予定国家と確保を目指す勢力圏 [#f702224c]
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|CENTER:対決予定国家|CENTER:海軍軍需品産出地域|
|ロシア(モスクワ大公国)|&color(red){ノヴゴロド周辺};、&color(red){カザフ周辺};、&color(red){極東シベリア沿岸部};|
|オーストリア|&color(red){ボヘミア周辺};、&color(red){ハンガリー周辺}; ((オーストリアがHRE皇帝の場合は追加⇒ポメラニア周辺、リグリア、コルシカ))|
|オスマン帝国|&color(red){アナトリア半島沿岸部};、チュニス周辺、ソマリア周辺|
|コモンウェルス|&color(red){バルト海沿岸部};|
|スペイン(カスティーリャ)|&color(red){イベリア半島沿岸部};、各植民地|
|フランス|&color(red){ノルマンディー};、リグリア、各植民地|
|ポルトガル|各植民地|
|イギリス(イングランド)|各植民地|
|スウェーデン|&color(red){バルト海沿岸部};|
|>|明、インド諸藩国、東南アジア諸国、その他小国|
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ざっとこんなものである。&color(red){赤文字};は既に敵国が領有、もしくは影響下に治める可能性が非常に高い勢力圏を記述してる。
記述していて思ったが本当に嫌になるラインナップである(白目)
この中で特に厳しい戦いを強いられると思うのがロシア、オーストリア、オスマン帝国であろう。
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**己を知る [#vdcd85b6]
***ノルウェーについて [#qc37e227]
開始時点で15プロビを抱え図体はデカイが内実は弱小国家にちょっと毛が生えた程度の存在である。
初期プロビ数は15、基礎税は建物など除いて22、月収入は5.1Dで収支バランスは1.6D、現状だと1箇所の殖民費用を出すだけで一杯一杯な体力。
初期プロビ数は15、基礎税は建造物など除いて22、月収入は5.1Dで収支バランスは1.6D、現状だと1箇所の殖民費用を出すだけで一杯一杯な体力。
軍事力のほうは陸軍上限8、人的資源16K、海軍上限14、港が多い関係で海軍上限には恵まれているが陸軍はプロビ数の割にはお察しレベル。もっとも状況が若干良くなったところでどのみちスウェーデンの歩兵には勝てません(震え声)
カルマル同盟における下位同君連合状態についてはDLCのCoPを入れていれば独立支援コマンドが使えるので独立するのは容易い。
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&ref(AAR_0_01.jpg);
 まさに木偶の坊、張子の虎とはノルウェーのこと
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***ノルウェーのメリット [#y15cc3fb]
''(1)陸の孤島''
 スカンディナヴィア半島は陸の孤島のため制海権だけしっかりしていれば防衛は容易い。(※スウェーデンは除く)
また万一上陸を許しても国土が広く土地も痩せているので焦土戦術も非常に有効。
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''(2)海軍、交易、植民優遇の固有NI''
 土地の痩せ具合、陸軍の貧弱っぷりからは考えられないほどの優遇されたNI
海軍は文句なく強い、交易も旨い、しかも貴重な植民者((他に初期国家の大国で植民者増加があるのはカスティーリャ、モスクワのみ))のオマケ付き。
特に植民者増加はv1.8からプロビが増えたことを考えると非常に大きなメリットである。
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|項目名|原語|効果|h
|>|伝統|小型船建造コスト-20%|
|>|~|小型船戦闘力+20%|
|ノルウェーの漁業|Encouraged Fishing|生産効率+10%|
|海洋的国民性|Natural Seamanship|海軍士気+20%|
|ノルウェーの造船|Military Shipbuilding|艦船建造コスト-10%|
|先祖の呼び声|Call of Our Forefathers|征服者・探検家雇用可能|
|~|~|植民範囲+33%|
|先駆者精神|Pioneer Spirit|植民者+1|
|チャンスを捉える|Seize the Opportunity|交易力+10%|
|新しいサガの記述|Write new Sagas|年間威信+1|
|~|~|規律+2.5%|
|>|宿願|交易誘導+20%|
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''(3)アイスランド''
 アイスランドからグリーンランドまで距離324、ニューファンドランド島まで距離345である。
つまり外交LV7(植民距離275)と探検アイデアLV3(植民距離+50%)を合わせて植民距離412の為、この時点で入植できる。
ブリテン諸島の各国はこの交易LV7の時点での最大値である植民距離412では北米にわずかに届かない為、北米圏にて大きなアドバンテージを得ることができる。
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''(4)北海ノード''
 ノルウェーの初期領土は首都のオスロを除いて全て北海ノードに属するため新大陸の富をカナダを経由して北海に集められれば割と簡単に儲けることができる。
上記の優遇された固有NIと序盤から北米に植民帝国を建設できる点も有利に働く。
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***ノルウェーのデメリット [#v7fff545]
''(1)陸軍上限、人的資源が少ない''
 ノルウェー最大の弱点にして今回の実績解除に向けた一番の問題。植民地政策によって何処まで積み上げることが出来るかが今回の成功のカギを握ると思われる。
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''(2)島嶼が多い''
 防衛がめんどくさい。特に序盤で島嶼にて反乱が沸くと状況によっては詰む。
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''(3)スウェーデンの存在''
 序盤・中盤を通じて一番の脅威。戦争になった場合立地上、全軍がなだれ込んでくる。しかもノルウェーの首都であるオスロが国境に接していて不利な上、それを跳ね返して領土を奪ったとしても痩せてて不味い。またラッキー国家でもあり、加えて陸軍に関する固有NIが強烈。ここに冬将軍が加わるとノルウェー人が絶滅する。
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''(4)スカンディナヴィナに変体できない''
 EU4 wiki(Eng)による記載(([[EU4 wiki(Eng)の実績リスト>http://www.eu4wiki.com/Achievement_conditions]]No.41の項参照))とコメ欄からのご指摘の通り''&color(red){スカンディナヴィナに変体すると実績が解除されない};''ようなので注意を払いたい。
変体できない影響はデンマークとスウェーデンの文化を恒久的に受容する機会がなくなるのとNational TAX+10%の効果が受けられないくらいか。
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**戦略方針 [#r23db1e4]
 以上の分析結果から戦略を練った結果、大よそ下記の順序で進めて行きたいと思います。
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''(1)デンマークと%%スウェーデン%%の速やかな排除による生存圏と交易圏の確立''
-両国とも開始時点においてノルウェーより国力が上であり襲われたら勝ち目がない。幸いデンマークは周囲がライバルだらけなのでそれを利用してやられる前にやる。シェラン島を確保できればリューベックノードで優位に立つこともでき一石二鳥。スウェーデンはデメリットで記したとおり強いし%%勝てない%%勝っても土地が不味いのでいっそのこと味方にしてモスクワ及びポーランドへの尖兵とする。

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''(2)最速で北米へ植民開始''
-海軍軍需品を産出する北米東岸をメインに植民を進める。植民地政策の結果が全てのカギを握るので最低でも植民者数+1程度のコロニーは常に確保するようにし、植民ミッションも切らさないことを心掛ける。また中南米には手を出さない方針。南米で産出した海軍軍需品については(7)にて回収予定。北米をある程度進めたらケープ経由でアジアへ植民を開始する。特にオセアニア地域は海軍軍需品が頻出する為、確実に押さえたい。

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''(3)ブリテン諸島の制圧''
-交易収入が生命線なので北海ノードで優位に立つ為に押さえたい。イングランドを序盤で叩ければ後々植民地国家から奪うプロビも相対的に減るので積極的に攻めたい。グレートブリテン島を制圧したら遷都も視野に入れたいところ。またこの頃から列強と同盟が結べるような国力になるので、今回のプレイでほとんど競合しないフランスと協調体制を取りたい。

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''(4)ブルターニュ地方の制圧''
-個人的には今回の肝。ブルターニュにも海軍軍需品があるが目的はそれよりもノルマンディーが隣という立地条件の良さとフランス経由でイベリア、イタリア半島に徒歩で行けることが非常に魅力的。したがってフランスに切り取られる前に是が非でも確保したい。ブルターニュ確保後にノルマンディーにちょっかいを出すと恐らくフランスから睨まれるので最後まで手を出さず同盟を堅持したい。

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''(5)バルト海にて橋頭堡の確保''
-ここまで順調にくればスウェーデン、コモンウェルスとも戦える体力が付いていると思うので隙があれば積極的に狙う。コモンウェルスの領地には在地貴族のペナが付いているので属国を作成して最後まで維持する。

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''(6)インド及びアジア・オセアニアへの進出''
-大義名分「Oversers Expansion」を使って一気に掠め取る。余裕があれば極東シベリアも押さえたい。

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''(7)敵対植民地国家及びその宗主国国内にて産出する海軍軍需品の確保''
-南米と北米西岸の植民地で産出された海軍軍需品を奪う、その際宗主国だと思われるスペインからイベリア半島で産出するの海軍軍需品も併せて奪う。

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''(8)地中海にて橋頭堡の確保''
-対オーストリア、オスマン帝国への布石。その際、海軍軍需品を産出するコルシカ島やラグーサ、アンナバ(チュニスの隣)だと尚良し。

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''(9)オーストリア、オスマン帝国、フランス国内にて産出する海軍軍需品の確保''
-1730年台で解禁する管理LV26到達でプロビを奪う戦勝点コストが75%減になってからが本番。一度の戦争で一気に奪えるよう狙う。オーストリアとオスマン帝国が片付いたらフランスとの同盟を破棄してノルマンディーとリグリアを奪う。

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''(10)ロシア国内にて産出する海軍軍需品の確保''
-ロシア以外全ての海軍軍需品の産出プロビを押さえたら戦争開始。こちらも一度の戦争で一気に奪えるように狙う。⇒ ''【実績解禁やったね!】(注:あくまでも予定です)''

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|CENTER:&ref(dora1.jpg);|
|CENTER:これだけ分析して取得できなかったら恥ずかしい・・・。&br;それでは本編開始|
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*[[第一章 ノルウェー独立戦争>AAR/北欧の狂犬/第一章 ノルウェー独立戦争]] [#wbfb718f]

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