![[PukiWiki]](image/pukiwiki.png "[PukiWiki]")
#author("2020-01-26T15:42:09+09:00;2018-10-14T01:15:56+09:00","","") #author("2020-01-28T20:53:50+09:00;2018-10-14T01:15:56+09:00","","") [[AAR/初心者フランス奮闘記]] *第3話 ブルゴーニュ動乱 [#zd4d7203] CENTER:|#ref(http://art5.photozou.jp/bin/photo/258323362/org.bin?size=1024.jpg)aa;| #br ブルゴーニュ公シャルルの野心がついに表面化した。 ブルゴーニュ本国に加え豊かな低地諸国を従えるその兵力は40,000を超えており、フランス軍にも匹敵する。 その狙いはノルマンディー……かねてよりフランスが奪還を狙う、イングランド領の因縁の地であった。 #br **挑発 [#hee906b0] ノルマンディー東端の都市コーにブルゴーニュ軍がなだれ込んだ。 フランスが欲する都市、コーに向かって、である。 時を同じくして、フランス宮廷にブルゴーニュ公シャルルからの書状が届く。 #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210751_org.jpg,around,nolink,left); ？ なんだ、白紙か……？ #br #br #br #br #br 巻かれた書状を広げきったその時、ついにブルゴーニュ公の文字が現れた。 #br #br #br #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/bin/photo/258323360/org.bin?size=624.jpg,around,nolink,left); ''「こうやって奪うのだ」''((シャルル突進公)) #br #br 静かな怒りがフランス宮廷を包む―― #br **次なる戦いに備えて [#r2b2b96f] #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210748_org.jpg,around,nolink,left) ブルゴーニュ軍がコーを占領しました。 ……介入しますか？ #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210751_org.jpg,around,nolink,left); いや、まだ厳しい。フランス単独とブルゴーニュではほぼ互角。 加えてうちは今、形だけとはいえカスティーリャのレコンキスタに参戦中だ。 そのカスティーリャはもとより、プロヴァンス公もブルゴーニュへの友好関係から対立を避けているので、今同盟国はあてに出来ない。 #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210748_org.jpg,around,nolink,left) イングランドもブルゴーニュもうちに攻められない今、ただ手をこまねいているのは勿体無いですな。 財政は建て直されましたし、今のうちにどこかへ拡張したいですが…… #br 南のアラゴン・ナポリ連合も片手間で相手をするには大きすぎた。 北も東も南も無理となれば、残るは…… #ref(http://art5.photozou.jp/bin/photo/258323318/org.bin?size=624.jpg); #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210748_org.jpg,around,nolink,left) 西に丁度いいのがいましたな！ #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210751_org.jpg,around,nolink,left); 決まりだな！ ブルターニュを黙らせておけば、東方進出の際の憂いを絶てよう。 北方軍は直ちにブルターニュ半島へ進軍すべし！ #br #br **ブルターニュ遠征 [#e6996e39] #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210751_org.jpg,around,nolink,left); フランスの土地はフランス王に返すがよい。 ブルターニュ公よ臣従せよ、さもなくば馬上にて剣を交えようぞ！（宣戦布告） #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/bin/photo/258323320/org.bin?size=624.jpg); （ティアコネルはアイルランド島の少勢力。ユトレヒトはオランダ方面の少勢力） #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210748_org.jpg,around,nolink,left) 早速ヴァロワにて敵軍を発見、迎撃します！ 半島側の敵戦力にも突撃だー！ #br #ref(http://art5.photozou.jp/bin/photo/258323326/org.bin?size=624.jpg); #br #ref(http://art5.photozou.jp/bin/photo/258323330/org.bin?size=624.jpg); #br ブルターニュ側が降伏するのにそう時間はかからなかった。 半島先端の要塞都市フィニステールの包囲が始まった時、ブルターニュ公国のそれ以外の領土は全てフランスに占領されていた。 #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210751_org.jpg,around,nolink,left); ブルターニュの領地は全部で5州。 しかし3州以上要求すると、周辺国の怒りを買うようだ。 #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210748_org.jpg,around,nolink,left) おや、唯一の要塞都市フィニステールも要求できるようです、まだ陥落していないというのに！ 是非とも取っておきましょう！ #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210751_org.jpg,around,nolink,left); "西の海の向こう"を目指す上でも、半島の先端フィニステールは魅力的だな。 よし、そこを含む2州と140ダカット、そして10年間の賠償金を要求するとしよう！ #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/bin/photo/258323335/org.bin?size=624.jpg); #br #ref(http://art5.photozou.jp/bin/photo/258323338/org.bin?size=624.jpg); #br ブルターニュを属国にする手もあった。 が、この頃から既にフランスには海外探索の野望があり、そのためDIPの莫大な消費を避けるべく、今回は武力併合を望んだ。 #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210751_org.jpg,around,nolink,left); 勝利万歳！ 例え格下相手でも、勝利とはとても嬉しいものだな。 #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210748_org.jpg,around,nolink,left) 何気に初の攻撃戦争でしたな、フランス万歳！ #br **内政タイム [#o3473b2d] #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210751_org.jpg,around,nolink,left); では早速、得たお金で教会を建てていくとしよう！ 賠償金で建築ラッシュを行うこの瞬間が最高に楽しいんだよな～ #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210748_org.jpg,around,nolink,left) おや、外交情報がどさっと溜まってますな。マザラン殿はいずこに。 #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210751_org.jpg,around,nolink,left); 横領がばれたから謹慎中らしいぞい。 #br #br ブルターニュ遠征から程なくして、フランスも参加していたレコンキスタ終結の報が届く。 グラナダは滅亡し、イスラーム勢力がイベリア半島から完全に駆逐されたのだった。 #ref(http://art5.photozou.jp/bin/photo/258323340/org.bin?size=624.jpg); #br ---- #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210748_org.jpg,around,nolink,left) おお、我が国初のアイデアが取得できますぞ！ 軍事系のものを取りましょう、是非是非、最強のフランス軍を作りましょう！ #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210751_org.jpg,around,nolink,left); いや、ここは統治を取ろうと思う。 権勢も欲しかったが、大きな属国を作る予定が当分ないし、次のアイデアグループでは探検を選びたいので、そもそも今外交系を選ぶのは厳しい。 また、まだまだ軍事技術や戦争税がとても重要で、軍事系アイデアも難しい。 #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210748_org.jpg,around,nolink,left) うーむ……（不服） #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210751_org.jpg,around,nolink,left); 当分は中核州奪還や1～2州征服の戦争が続くだろうから、ADMが余りがちなんだ。 同宗教・同文化圏の土地を取っていくため治安に問題がないから、不穏抑制系のものもまだいらない。 同宗教・同文化グループの土地を取っていくため治安に問題がないから、不穏抑制系のものもまだいらない。 なので初期投資で最も美味しいであろう統治を選びたい。 #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/bin/photo/258323342/org.bin?size=624.jpg); #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210751_org.jpg,around,nolink,left); 政府改革ポイントも溜まりきったな。 人的資源+15%と税収+10%の2択か。 今なら金も欲しいが、最終的には人的資源の方が価値は上だろうから、前者を選択するぞい。 #br #ref(http://art5.photozou.jp/bin/photo/258323346/org.bin?size=624.jpg); #br ---- #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210748_org.jpg,around,nolink,left) ああそうそう、またブルゴーニュ公シャルルから書状が届いていたそうで。 #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210751_org.jpg,around,nolink,left); なんだ？ またイキり文章か～？ #br #br 再び巻かれた書状を広げていくルイ9世。 そこに書かれていたのは―― #br #br #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/bin/photo/258323360/org.bin?size=624.jpg,around,nolink,left); ''「軍事通行権をください」'' #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/bin/photo/258323314/org.bin?size=624.jpg); #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210751_org.jpg,around,nolink,left); え……？ #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210748_org.jpg,around,nolink,left) なんでも、コーより西のイングランド領へは、フランスからの通行許可がなければ陸からは向かえないそうです。 はは、笑い者ですな！ #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210751_org.jpg,around,nolink,left); いやいや流石に無鉄砲すぎるだろ～ 当然、拒否！！！！！ #br #br フランスからの通行許可もなければ制海権もない。 結局ブルゴーニュ公はコー以外のイングランド領に足を踏み入れることが一切叶わず…… ブルゴーニュ＝イングランド戦争は、コーのブルゴーニュへの割譲で幕を閉じた。 **皇帝ついに動く [#fb78c095] フランス王国に束の間の休息が訪れた。 ブルターニュ半島で得た新たな領土の中核化も完了し、ルイ9世は、フランスの国力がじんわりと伸びていくのを実感していた。 あとはどうにかしてブルゴーニュ公を鎮めることができれば、と考えていたまさにその時。 #br #br #br #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/bin/photo/258311441/org.bin?size=624.jpg,around,nolink,left); ''ブルゴーニュ公、リエージュ司教領に対して宣戦を布告''。 ''大義名分は「リエージュの征服」''。 #br #br #br #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210751_org.jpg,around,nolink,left); ついに！ 我らに背を向けたな！ #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210748_org.jpg,around,nolink,left) ま、まだあるみたいです！ #br #br #br #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/bin/photo/258323355/org.bin?size=624.jpg,around,nolink,left); ''オーストリア、"皇帝として"ブルゴーニュ公国に対し宣戦を布告''。 ''大義名分は「外敵からのローマ帝国の保護」''。 #br #br #br #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210751_org.jpg,around,nolink,left); な、なんと……神聖ローマ皇帝が…… #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/bin/photo/258323351/org.bin?size=624.jpg); #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210748_org.jpg,around,nolink,left) オーストリアの同盟国ハンガリーも防衛側に付き、ブルゴーニュ公は不利な状況に！ ブルゴーニュ軍が揃って東方へ進軍したことも確認しました！ #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210751_org.jpg,around,nolink,left); もっけの幸い、しかし、感謝する！ フランスの兵士たちよ、東部国境に集結せよ！ #br #br **ブルゴーニュに一撃を [#h74d7a6b] ……フランスからの書状がブルゴーニュ公シャルルの元に届いていた。 #br #ref(http://art5.photozou.jp/bin/photo/258323360/org.bin?size=624.jpg,around,nolink,left); はは、ブールジュのフランス王様か、弱音でも書き綴ったか？ #br #br フランスからの書状には次のように記されていた。 #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210751_org.jpg,around,nolink,left); ''「こうやって奪うのだ」'' #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/bin/photo/258323353/org.bin?size=624.jpg); #br 1458年、フランスはついにブルゴーニュ公国へ宣戦を布告する。 「中核州コーの奪還」を大義名分とするフランス軍が、堰を切ったようにブルゴーニュ領内へとなだれ込んでいく。 #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210748_org.jpg,around,nolink,left) ブルゴーニュ本国にて敵軍15,000×2を補足。 殲滅はできませんでしたが、いずれも各個撃破に成功しました。 士気が高く厄介な相手でしたが、相当無理をしているようです。 #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210751_org.jpg,around,nolink,left); しかし、皇帝軍に何度も殴られたはずなのに、まだ30,000も運用するか……。 #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210748_org.jpg,around,nolink,left) やはり滅ぼすべき相手ですな。 #br #br フランス軍に敵わないと知ったブルゴーニュ軍はリエージュ（現ベルギー）方面へと転進。 しかしそれ故にフランスによる都市包囲は順調に進み、ブルゴーニュ首都北方の要塞オークセロワが陥落。 首都ディジョンがフランス軍に包囲された時、ブルゴーニュ公はフランスの要求を受け入れざるを得なくなった。 #ref(http://art5.photozou.jp/bin/photo/258324203/org.bin?size=624.jpg); #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210751_org.jpg,around,nolink,left); 我らが中核州たるコー、そしてブルゴーニュ首都すぐ真上のオークセロワ要塞を頂こう。 また、2度とノルマンディー方面に来れないように、コーのすぐ東の2州を独立国家ピカルディとして解放させ、緩衝国とする。 #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/bin/photo/258324207/org.bin?size=624.jpg); #br #ref(http://art5.photozou.jp/bin/photo/258324209/org.bin?size=624.jpg); #br #ref(http://art5.photozou.jp/bin/photo/258324214/org.bin?size=624.jpg); #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210751_org.jpg,around,nolink,left); モンジョワ！ 神と兵士たちに最大限の感謝を！ ピカルディはやがて……ぐふふ…… #br #br #ref(http://art5.photozou.jp/pub/115/3233115/photo/258210748_org.jpg,around,nolink,left) あ、さては属国に……！ #br #br 1461年、ブルゴーニュ公国はリエージュ・皇帝とも講和条約を締結。 ブルゴーニュ公国はナミュール（ベルギー方面の都市）をリエージュに割譲し、その威信は大きく失墜。 ブルゴーニュ公が起こした大きな戦乱は、しかし彼を弱めるのみであった。 #ref(http://art5.photozou.jp/bin/photo/258324221/org.bin?size=624.jpg); #br フランスは新設のピカルディ公国の属国化を企む。 もとよりピカルディの解放は、フランドルへの進出を企図したが故のものだった。 ……しかし、これがそもそもの失敗であった。 #br *[[第4話 フランス王国>AAR/初心者フランス奮闘記/第4話 フランス王国]] [#f6fc4bcd]
