[[AAR/スーダンの探検の手引き]] #contents **トレムセン征伐と貴族の粛清、時々海賊。 [#x5ccc1e4] ゲーム開始前の前置きへ2ページ使いましたが、プレイ記録自体はサクッとまとめます。 ナショナルフォーカスはプレイ方針の都合で外交点を強化。 ver1.19でMAPに修正が加えられた為か、チュニジアとの同盟がゲーム開始時点では結べませんね。 初期外交官3名はチュニジアとカスティーリャへ関係改善の使者を送り、トレムセンへスパイ派遣とします。 Safiノードへ権益を持つトレムセンをライバル指定し、ミッションで征服CBを得て翌月に宣戦を行います。 開戦まで30日の猶予がありますので、その間にアラゴン・ポルトガル・フランスへ沿岸襲撃。 手に入れた資金で養兵限界まで傭兵と大型船を発注しておきます。 将来の対戦相手であるポルトガルには固有の海軍司令官(探検家)がおりますので、同数程度の海軍力ですと勝利を望みにくいですからね。 陸軍司令官は軍事点を支払い雇います。 モロッコ君主であるアブド・アルーハック2世は統治能力に疑問符が付きますが御年21歳。後継者無し。 彼を君主将軍として戦死されてしまいますと、確実に摂政期間となり百年戦争へ便乗戦線が出来なくなりますので。 親征により王権を高める事はゲーム的なプレイヤーの都合でさせられませんが、彼には別な形で王としての務めを果たしてもらいましょう。 外征はトレムセンとその同盟国が相手となりますが、戦争自体はトレムセンの属国化を行い終戦。 トレムセン以東の領土はTunisノード所属なので、特に欲しくはありませんので。 それに同盟国のいない状態で人的資源を損耗しますと、ポルトガルがモロッコへ宣戦布告する危険が高まりますしね……スパイ派遣で要塞包囲ボーナスを得ながら早めに戦争を終わらせます。 マグリブ諸国は後にチュニジアが征服を始めましたが、快くエールを送っておきます。 彼らがSafiノードへの野心を持たない限りは、良き隣人としての蜜月が期待できるでしょう。 もちろん彼らが対カスティーリャ・オスマントルコ戦へモロッコを呼び出したら、即刻同盟を破棄する事は忘れずに。国家に真の友人はおりません。 ―――― 少し時間を戻してトレムセンとの戦争中ですが、ゲーム開始一周年記念に貴族の粛清を行います。 CENTER:|#ref(金山.jpg)aa;| 対象はTafilaltの土豪貴族。 金鉱山 陸上交易の中心地 開発度10とぜひとも王室直轄地とするべき裕福な地です。 初期モロッコは貴族の権勢65% 貴族領36%と王権が大分不安定ですからね。 ランダムイベントの積み重ねで簡単に貴族の権勢が80%を越え、disasterの引き金を引くやもしれません。 直轄化により金収入が2.00ダカットから2.66ダカットへと上昇。 今後はアフリカ開拓が進んだら各勢力の領土をsafiノード外の土地と置き換えて、トレードパワーの底上げを狙う方針で進めます。 #br **ポルトガル懲罰戦争と時々海賊。 [#ga84a458] トレムセンを従えチュニジアと無事同盟を結べました。 これにより見た目の軍事力が強大化しましたので、ポルトガルとアラゴンへのライバル指定を行います。 Genoaノードへ私掠船を派遣しPPの上乗せを行いつつ、海軍費の補填を狙い時を過ごします。 外交技術LVが4となり交易圏拡大の恩恵を受け、Timbuktuノードへと商人派遣が可能となりました。 Timbuktuは内陸ノードの為、Caravan Power補正によりゲーム初期であっても交易誘導の効果が大きく望めます。 CENTER:|#ref(キャラバン.jpg)aa;| 商人一名を派遣するだけで交易力の逆流と合わせて、Timbuktuノードのシェア2位を確保。 Safiノードへの流出額が毎月1ダカット上乗せされます。 植民地の維持費が月2ダカットですので、なるべく現金を貯めこんでおきたいものです。 実績解除の為の第一の壁である対ポルトガル戦ですが……特に見どころはありませんでしたね。 CENTER:|#ref(ポルトガル.jpg)aa;| 百年戦争の敗北で外交的に孤立したポルトガルを叩くだけでしたので。 ver1.19から和平項目でライバル指定の解除が追加された事はなかなかに便利ですね。 和平期間中はライバルの再指定がなされないはずなので、関係改善を進めればライバルの再指定を受けずに済むかもしれません。 本プレイ時はポルトガルへの沿岸襲撃でオピニオンへのマイナス補正が大きい為、ライバル指定解除は行いませんが。 代わりにマディラ島とポルトガル本土を奪い取り、ポルトガル本土はナバラへ売却。 マディラ島はSafiノード所属の為、文化転向を行います。 モロッコの固有領土ceutaの回収は行わず、中核州指定を破棄。未回収の中核州があると威信が下がりやすいので。 ceutaを回収してしまうとカスティーリャと陸上での領土接触判定がなされるので、隣接する異教徒扱いで敵視を受けやすいんですよね。 ポルトガル本土の売却もカスティーリャの権益を侵さない為です。 カスティーリャとアラゴンはモロッコとライバル関係にあり、領土売却へ応じてくれませんしね。 外交点の無駄使いはこれで終わるので、後のナショナルフォーカスは統治点の強化で固定します。 CENTER:|#ref(ナバラ.jpg)aa;| 3年がかりでナバラへ旧ポルトガル領を押し付けていると、面白い出来事が。 ナバラが首都をポルトへと移転しました。 ……ポルトは交易の中心地なので中核化が終わると同時に引っ越してきたみたいですね。 AIの首都移転はイベントか領土喪失時だけだと思い込んでいましたので、領土増加で首都移転がなされたのは驚きです。 ポルトを支配しないポルトガル王。 ナバラに拠点を置かないナバラ王。 多分後世の歴史では、両国の国名にこの時期の状態を示す為の別名が付けられるのでしょう。 #br **アフリカへの進出と海賊、時々海賊退治。 [#rf95e45e] スーダンの探検実績解除の為の壁であるポルトガルを弱らせましたので、後は西進ルートの方針に沿って象牙海岸への植民を進めて行きます。 モロッコは豊かな国なので、ペナルティ込みで常に植民地を2つ育ててみましょうか。 CENTER:|#ref(脅迫.jpg)aa;| それでも時折ポルトガルが植民地を建設してきますので、Threaten Warを用いて領土を脅し取ります。 植民地主義のInstitutionが受容済みの土地なのでなかなかお得ですね。 本土を大きく失ったポルトガルはもはやモロッコの敵ではありません。ただの小銭入れです。 そんな事を続けておりますと度重なる沿岸襲撃とGenoaノードへの私掠船の派遣により、アラゴン・フランスとの関係が完全に破綻しました。 Safiノードへと両国が私掠船の派遣を始めましたので、以降のモロッコ海軍は海賊ではなく海賊退治が主任務へと変わります。 後はまあアフリカ諸族の同盟関係に注意しつつ、領土を切り取るだけですので特に見せ場はありませんでしたね。 道中では属国のモシへカスティーリャが独立支援を行ってきて、外交併合の時期がずれたり。 CENTER:|#ref(エジプト.jpg)aa;| 同盟国のチュニジアが、エジプトの利権を巡ってオスマンと争う様子を眺めたりと。 外交関係が破綻を始めましたので、イタリアの小国と適当に同盟を結んで軍事力の水増しを行いました。 西スーダンの領土を巡る最終決戦がエチオピアとの間で起こりましたが、戦力比は以下。 CENTER:|#ref(エチオピア.jpg)aa;| 西アフリカを支配し列強の一員と化したモロッコの前には、東アフリカの雄エチオピアでも相手にならな……。 こいつら厄介だぞ!?。 エチオピアの地形は山岳地域が多い上に、小国乱立の余波で各地に要塞がある為制圧に時間がかかります。 後2~3年で終わるかなと甘い見立てで開戦したら、足掛け4年の長期戦となってしまいました。 それでも1605年8月にスーダンの探検実績を無事に解除できましたので、ここでゲームエンドです。 **最終結果とあとがき。 [#g8dde21e] 国力をざっと見てみますと、収入は世界4位。 インフレ率が10%を超え、開発度は1000を超えましたが技術後進国。 人的資源が約53kですので、領土面積の割にはハリボテ国家ですね。 CENTER:|#ref(収入.jpg)aa;| CENTER:|#ref(収入2.jpg)aa;| カスティーリャへ月12ダカット程朝貢を続けておりますが、オピニオンは-200の底割れ状態。 200年後にやってくるであろう遅れてきた植民地帝国、フランス・ドイツ・イタリアに領土を切り取られてしまう光景が目に浮かびますね。 ソビエトロシアが腐った納屋・オスマントルコが瀕死の病人だとすると、モロッコは陸に上がった海賊とでも揶揄されるのでしょうかね? 実績制度の導入で歴史ロマンを感じるプレイ方針の目安が立てやすくなりましたので、皆様もぜひ様々な実績解除へと挑んでみてもらいたいですね。 難易度困難だけでなく、普通や簡単であっても他者のロマンプレイは興味深いものなので。 長々とお付き合いくださり、ありがとうございました。それではいつか又他国にてお会いいたしましょう。 CENTER:|#ref(統一.jpg)aa;| [[AAR/スーダンの探検の手引き]] -[[東西南北どの方向へ向かうか?>AAR/スーダンの探検の手引き/東西南北どの方向へ向かうか?]] -[[実践編>AAR/スーダンの探検の手引き/実践編]] 実践編その2 1444-1605 完結 -実践編その2 1444-1605 完結 TIME:"2017-01-12 (木) 15:04:26"