#author("2020-01-15T18:15:23+09:00;2014-05-05T15:39:26+09:00","","")
#author("2020-01-15T18:17:08+09:00;2014-05-05T15:39:26+09:00","","")
[[AAR/エグモント序曲]]

*終わりなき戦い [#s033ce50]

|CENTER:&ref(1158 edo_okehazama02_compressed.jpg);|
|桶狭間の戦い ここから織田家による天下布武が始まった|

国家
それは戦いの果てに人が生み出すもの

国というものを確立するには、必ず戦いを乗り越えなくてはいけませんでした
フランスやイギリスは百年戦争を、ロシアはタタールとの戦いを、スペインはレコンキスタを

そしてもちろん、オランダも
独立戦争の末に国家を生み出したのでした

**諸国民戦争 [#r5aee3c2]

ゲーレはまだオランダになるための戦争中
しかしその前には多くの敵が立ちはだかります
ブルゴーニュに勝利したゲーレを警戒する諸国は、新たな大国の誕生を未然に防ぐべく戦争を仕掛けてきたのです

ゲーレの隣国ミュンスターは包囲網を盾に宣戦布告
ハンザ同盟を中心とする北ドイツ勢力と、ゲーレ及びフランスの戦いに発展しました

ブルゴーニュ戦で人的資源が1000人にも満たなくなっていたゲーレはかなりの苦戦を強いられます
ルドガー将軍は敵軍を次々に撃退しますが、その度に兵数は減少
盟主がフランスになっているために講話することもできず、かと言って決定的な勝利も得ることもできません

しばらくしたら講話してくれましたが、もう国はボロボロです
財政もマンパワーもめちゃくちゃだー

そういえばこの戦争中にもう一人、ルークという将軍が現れました
何でも馬上槍試合で優勝した平民が貴族の面目を代償に指揮官になったとか
そんなことしてる暇あったら資金と人を軍に寄越せ!

|CENTER:&ref(eu4_27_compressed.jpg);|
|ルドガーが弱く見えるほど|

でもその甲斐あって能力は3/6/3/1
この時代に白兵6というのは事実上無敵です
彼は後の戦争でも多くの役割を果たすことになります

**第二次ブルゴーニュ戦争 [#xeef7820]

まあ、後の戦いってのはすぐ後に来るんですけどね

包囲網との戦争から少しばかり回復したゲーレ
ですが人的資源はまだ4000人しかありません
このまま国力の完全復興まで待とうと考えるエグモント伯

ふと見ると、隣国ブルゴーニュはどこかと戦争をしていたせいで大きなダメージを受けている様子
さらにいいことにブルゴーニュはちょうど包囲網から抜けています
ここで戦争を仕掛ければ、恐らくですが勝利は確実

国はガタガタだが、今を逃せばいつチャンスが来るかはわからない 善は急げだ突っ込めー!

ネーデルラントを手中にするべく弱ったブルゴーニュに宣戦しました
少ない資金で傭兵も雇います 戦争はお金がかかる
それを知ってか、フランスは我々に月5ダカットもの資金援助をしてくれました たった3ヶ月でしたが

先ほど登場したルーク将軍が敵軍を滅多打ちにします 白兵6は伊達じゃない
南のほうではカスティーリャとフランスがピレネーを舞台に死闘を繰り広げているようです

カスティーリャと言えば、戦争中にスペインへの変体第一歩であるイベリアンウェディングが発生しました

|CENTER:&ref(eu4_29_compressed.jpg);|
|因みにアラゴンはオーストリアと交戦中 夫婦初めての共同作業は戦争らしい|

これでカスティーリャは統治レベルが10にさえなればスペインになれるようになったのですが・・・
よほど夫婦仲が悪かったのかスペインが成立することはありませんでした 欧州情勢は複雑怪奇です

そんなこんなでゲーレは勝利し、ブレダとゼーラントを自国領に併合しました
オランダのトリガー州が全てゲーレの手元に揃ったことになります

|CENTER:&ref(eu4_30_convert_20140411175914_compressed.jpg);|
|ここから苦難の時が始まる|

後ろに見えますが、併合と同時に帝国領の再征服なるイベントが起こりました
よくわかりませんがいいことをしたみたいです よかったよかった

**征服の代償 [#s2a3292f]

戦争の結果、ゲーレは大国とは言えずともそれなりの中堅国になることができました
そしてその戦争に対する諸国の反応がこれです

|CENTER:&ref(eu4_22_convert_20140411175855_compressed.jpg);|
|ヨーロッパ中に広がるゲーレ包囲網|

ドイツ諸邦やブルゴーニュはともかく、イタリア諸侯まで敵に回るとは
イタリア人め、なんて暇なやつらなんだ・・・

さて突然ですが、同盟とは一方が一方の参戦要求を聞く関係ではありません
フランスが同盟の履行を要求したならば、我々もそれを聞かないわけにはいかないのです

1465年 フランスはブルターニュへの侵攻を開始しました
当然ゲーレも彼らとの交戦に入ります
国内が不安定でも、我々はフランスとの同盟なしには国家の存続すら危ういのですから仕方ありません

問題はこの戦争ではなく、その隙を狙った包囲網諸国にあったのです

**再び包囲網戦争 [#ja25eb6d]

ブルターニュと形式的とも言える戦争をするゲーレ
そこに包囲網の筆頭格にあたるイングランドが目をつけました
彼らはドイツやイタリア諸侯を引き連れてゲーレに宣戦布告
陸軍が回復しきっていなかったゲーレは窮地に立たされます

イングランドは圧倒的な海軍力でもってホラント湾を海上封鎖
わずか5隻のゲーレ海軍はホラント港に閉じ込められてしまいました
収入の少なくない量を海上交易に頼っていたゲーレでは、みるみる厭戦感情が溜まっていきます
君主点はそれを消化するために消えていき、遂には厭戦感情を下げることができないほどにまで減りました

|CENTER:&ref(eu4_34_compressed.jpg);|CENTER:&ref(eu4_35_compressed.jpg);|
|勝利しても兵隊は帰ってこない|

陸上では相変わらずルーク将軍が勝利を収めますが、着実に人的資源を減らされていきます
徐々に戦線は後退し、遂にはユトレヒトを占領されました
とはいえフランスの力は大きく、上陸してくる敵やイタリア諸侯を叩き潰し全体の戦勝点ならば42点にも上ります
早く決着つけてくれ

5年の戦いの末イングランドと盟主フランスが講話し、ゲーレは戦争から一時的に解放されました
そう、一時的に

**みたび包囲網戦争 [#n406e6cc]

戦争から数年が経ってマンパワーもようやく500人余りまで回復したとき、今度はデンマークが宣戦します
ホラント湾はまたも封鎖され、ゲーレ領にはドイツ諸邦軍が進撃してきました

|CENTER:&ref(eu4_39_convert_20140411175927_compressed.jpg);|
|安定度回復もままならない|

心労が溜まってか、ネーデルラントの統合に生涯を捧げた国王アーノルド=エグモントが崩御
アーノルド2世が崩壊寸前のゲーレを受け継ぎました
彼の能力値は2/2/6 戦争のために生まれたような君主です
この新王の元、ゲーレは国難を乗り切っていくことになります

戦いはその後も続き、軍隊の大部分が傭兵で構成されるようになったころやっと戦争が終結
ゴッドランドとイーストフリジアがデンマークから独立しました
白紙和平でいいから早く講話してほしかったよ

|CENTER:&ref(eu4_41_compressed.jpg);|
|厭戦気分が蔓延したせいでかなり遅れた|

それと、戦争中にユトレヒトがゲーレに統合されました
嬉しいですが、ユトレヒトの軍隊を引き継いだせいでまた赤字に
オランダへの道は険しい

**帝国たちの夜明け [#ba00d4ea]

戦争戦争戦争・・・

ゲーレは10年にも及ぶ戦争により国土を踏み荒らされ、軍隊も経済も恐ろしい程の打撃を受けました
しかし辛うじてネーデルラントを守り切ることに成功
何とか進めた歩みを確かなものにすることができたのです

ヨーロッパではゲーレ以外にも15世紀を勝ち残った国が明らかになっていきます
北の大地ではモスクワがノヴゴロドに圧勝し、ロシア帝国への道を開きました
フランスは無事ブルターニュを併合します
北イタリアではヴェネツィアが覇権を確立 イタリアができるとしたら彼らこそがその前身となるでしょう

ゲーレは現在のオランダに当たる領土を獲得しましたが、ネーデルラントを統一したわけではありません
未だに南半分がブルゴーニュの支配下に残っています

統一への道のりはまだ終わってなどいないのです

果たしてゲーレはどこにその明日を見るのでしょうか

#br
次 [[終わっちまった戦い]]
次 [[AAR/エグモント序曲/終わっちまった戦い]]

[[AAR/エグモント序曲]]

トップ   編集 差分 履歴 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS