#author("2023-08-30T01:18:01+00:00","","")
[[AAR/やってはいけないTotemist信仰の手引き]]

氏神は復讐の女神


#contents

**使い方は彼らの記憶が教えてくれるだろう [#rb250874]

本AARのテーマであるTotemist信仰の活用ですが、その拡張機能は有料DLC Leviathanによって解禁されます。

その為この記事は有料DLC Leviathan保有者向けの手引きとなります。

''Q.'' 私が試しにやってみても祖霊の崇拝を重ね掛け出来ないんですが なぜですか?

''A.'' 重ね掛けが出来ないのは仕様です。(Ver1.35.6現在)
    

''Q.'' 作者さんには重ね掛けが出来るんですよね。何かインチキをしてますか?

''A.'' していません。重ね掛けが出来るのは仕様です。(Ver1.35.6現在)


''Q.'' 出来るのと出来ないのは同時に存在するのが仕様なんですね。分かりました、つまり作者さんの頭と回答がバグっているんですね?

''A.'' ユーザーによるシステムの悪用が激しすぎてパラドの手が足りず仕様の修正が追いついていないのです。
  TOPページでは便宜上バグと表記しましたが、正しい回答は「仕様が想定外の動作をしているだけであり、全ては正しく設計通りに動いている」となります。


''Q.'' バグなんですか? バグじゃないんですか? どっちなんですか?

''A.'' 仕様です。(Ver1.35.6現在)
  ただし想定外の動作である為、将来的にはさらなる修正が行われる可能性があります。


''Q.'' やっぱりバグじゃねーか いい加減誤魔化すのやめろや。

''A.'' 表に出せないような緊急性の高いヤバイバグはもうほとんど潰しました。後に残った小さなバグは本当に仕様です。


TINTOによるVer1.31系統のやらかしは大量にありますが、その中の一つがTotemist信仰の拡張機能ですね。

その中でも目立つだけで実害のないものは、祖霊の崇拝による「strictの規律+10%補正」でしたね。
一目でわかるヤバイ補正である為にあっさりと、祖霊の崇拝による「strictの規律+5%補正」へと弱体化修正されました。

でその後はまあ補正に目を付けたユーザーによる悪用とその修正が幾度も繰り返され、現在に至ります。

そもそも祖霊の崇拝による「strictの規律+10%補正」や祖霊の崇拝を重ね掛けは、本当に正しく設計通りに動いているんですよ。

ただほんのちょっとユーザーによるシステムの悪用がTINTOにとって想定外の動作をしているだけです。

修正の積み重ねにより、祖霊の崇拝を出来るのと出来ないのは同時に存在するのが仕様となっています。(Ver1.35.6現在)


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本AARでのプレイ国家は旧大陸に存在する旧教カトリック国家であるアラゴンです。新教系国家プロイセンではありません。

アラゴンはVer1.35系列で新イベントが追加された為、紹介も兼ねて触れてみる事に致しました。

1447年 Peasants Republic化

CENTER:|#ref(https://i.imgur.com/it8CtLr.jpg.wiki.jpg,960x540)aa;|

アラゴンがカタルーニャ地方を保有していますと、独立運動がおこります。

その際の選択肢によって君主制から共和制のPeasants Republicへと政体変更が可能です。

ちなみにPeasants Republic政体の特徴といたしましては、貴族エステートが存在しない点が挙げられます。

その為貴族エステートへと土地を偏らせた状態で本イベントを迎えますと―――

CENTER:|#ref(https://i.imgur.com/sZeKwaX.jpg.wiki.jpg,960x540)aa;|

ゲーム序盤から直轄領地の割合が85%になります。
共和制の特徴と合わせますと政府改革の進捗が高速で進みますね。

CENTER:|#ref(https://i.imgur.com/hZqW40y.jpg.wiki.jpg,960x540)aa;|

政府改革の進捗を急ぐ理由ですが、Tier3改革によって君主選挙間隔-1年の補正を得る為ですね。

これにより3年に一度新君主を迎え入れる事が可能になります。

新大陸に存在するTotemist信仰による祖霊の崇拝ですが、崇拝対象は該当国家の旧君主となります。
よって共和制の選挙で君主の入れ替えを繰り返しますと、崇拝対象が増えます。

当面の目標としましてはstrictの特性を保持する君主を累計10名用意する事です。

CENTER:|#ref(https://i.imgur.com/a5QcnG9.jpg.wiki.jpg,960x540)aa;|

3年に一度の君主ガチャを200年程度繰り返していれば該当君主を10名用意できるかもしれませんが、再現が面倒なので''コンソールコマンド''を用います。

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さて君主ガチャの繰り返しを始めたアラゴンですが、並行してここからは新大陸を目指して植民に励みます。

将来的にはカトリックからTotemist信仰への改宗を手軽に行いたいので、新大陸遷都の準備もしましょうか。

CENTER:|#ref(https://i.imgur.com/LnlfIQ2.jpg.wiki.jpg,960x540)aa;|

新大陸遷都の条件は自国首都が特定リージョンにおける唯一の孤立領邦であることなので、アフリカリージョンの孤立領邦へ遷都します。

CENTER:|#ref(https://i.imgur.com/WPcO9vK.jpg.wiki.jpg,960x540)aa;|

ヨーロッパ→アフリカ→新大陸とクッションを挟んで東海岸へと遷都しました。

CENTER:|#ref(https://i.imgur.com/4x1Am0k.jpg.wiki.jpg,960x540)aa;|

Totemist信仰への改宗は宗教反乱を利用するのが手っ取り早いのですが、DEV調整の為に旧大陸領土を属国のナバラへと押し付けておきます。
DEV調整が面倒な場合は植民地国家へと変態する事で旧大陸領土を全て手放す事が可能ですので、国家変態も候補となりますね。

1490年 反乱により改宗

CENTER:|#ref(https://i.imgur.com/miEwTy8.jpg.wiki.jpg,960x540)aa;|

本プレイでは再現の手間を減らす為に''コンソールコマンド''で、strictの特性を保持する君主を累計10名用意しております。

CENTER:|#ref(https://i.imgur.com/GBzR8Z2.jpg.wiki.jpg,960x540)aa;|

一般的なプレイではこの段階で該当君主10名の用意は困難であるはずなので、Totemist信仰への改宗をやってはいけません。

本AARの目玉である祖霊の崇拝を重ね掛けですが、大雑把な目安としましては

重ね掛け ○ 非Totemist信仰の君主

重ね掛け × Totemist信仰の君主

となります。

その為非Totemist信仰の国家である、アラゴンでプレイを開始するのが手軽でした。

CENTER:|#ref(https://i.imgur.com/uCZLrUH.jpg.wiki.jpg)aa;|

祖霊の崇拝には外交点400が求められますので、祖霊10名分合計4000の外交点をねん出する為時間を経過させます。

取り立てて記述するべき特別な事情もなく、1529年 祖霊10名の崇拝を重ね掛けいたします。

CENTER:|#ref(https://i.imgur.com/PZ6jiQe.jpg.wiki.jpg,960x540)aa;|

これにより規律が150%となりましたので、当初の目的である規律125%を無事に達成いたしました。皆さまの応援のおかげです。

今後のプレイ方針としましてはTotemist信仰が異教グループに分類される為、中華皇帝の座を簒奪しさらなる補正を得る事を目指すのも良いでしょうね。

前作で中華皇帝システムに触れてしまい、筆者はお腹がいっぱいである為そこまでのプレイは致しません。ここで打ち切りです。


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さてここからは妄想なのですがただでさえ祖先崇拝の重視される中華皇帝システムへ、
Totemist信仰の祖霊の崇拝システムを接ぎ木しますと非常に危険な香りがいたしますね。

一般に中華皇帝の権限は玉璽によって執行されますが、Totemist信仰で祖先崇拝を強化しますと多分権限の執行は太祖皇帝の位牌になりますよ。

今上皇帝が何か新法を導入しようとしたら、反対派の臣下が太祖皇帝の位牌を持ち出してきて

「陛下は暗君なんだから、ご先祖様へ跪けや。先帝の遺詔により我々には陛下を諫める権限がある」

とかなんとか言いだして朝議が空転しますよね。

最高権力者が今上皇帝であれば、最悪の場合玉璽を紛失したとしても口詔でどうにか政務は行えるでしょうが……

太祖皇帝の位牌を奪われたら、システム上遺詔と称すれば誰にも止められない深刻なバグが発生しますよね。

だって偉いのは今上皇帝ではなく大行皇帝なんですもん。死んだ皇帝だけが良い皇帝だと暗殺が横行しますよ。


ちなみにこの妄想に類似したシステムが南米のインカ帝国ですね。

以下 wikiより引用

歴代皇帝は死後ミイラにされて権威が保たれ、皇帝に仕えていた者達はそのミイラを生前と同じように世話をすることで領土や財産を保持した。
これは即ち、次の皇帝は前の皇帝から遺産を相続できないということであり、結果、即位した新しい皇帝は自分の財産を得るために領土拡張のための遠征を行わざるを得なかった。
代を重ねるにつれ死者皇帝が現皇帝の権威を凌ぐようになり、必然的に各々のミイラに仕える者達の権力も増大。
それに対抗するため12代目の皇帝が、それまでの全ての皇帝のミイラの埋葬と、そのミイラとそれに仕える者達の所領や財産の没収を企て、それが内乱へと発展。
その混乱の最中にスペインの侵攻があり滅亡した。


史実ではインカ帝国を滅ぼしたスペインの母体であるアラゴンですが、この世界が続けばTotemist信仰と中華皇帝システムを取り入れる道を歩むのでしょう。
そうなりますと行き着く先は最高権力者が死者となり、それを担いだものがやりたい放題をしてしまうインカ帝国と同じ道へと行き着くのですね。


自分がスペイン王兼中華皇帝だと思っていたら、実はスペインに滅ぼされたインカ帝国になっていた。

と、まあ今回もまた綺麗に落ちが付きました。

短いながらもお付き合いくださり、ありがとうございました。それではいつか又他国にてお会いいたしましょう。

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彼こそ我らの記憶、全ての物語の紡ぎ手だ。
戦争、結婚、誕生、虐殺、飢饉、勝利、敗北、全ての過去。

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