#author("2023-01-08T01:26:42+00:00","","") #author("2024-03-25T11:40:46+00:00","","") [[各国戦略]] #contents **概要 [#m8928682] マリは、西アフリカに存在する王国です。1444年時点で2つの金山を所持し、大西洋の玄関口を確保しており、西アフリカ国家の中で最も強力な国の一つです。 しかし、封建制のinstitutionすら受容できておらず、技術レベルは2と通常の国家より一段階遅れており、その立地から何もしなければ数十年後に欧州国家に捻り潰されてしまいます。 幸い、肥沃な富を蓄える象牙海岸ノードは目と鼻の先であり、南米のブラジルも探検すればすぐに見つけることが出来るので、運命を変えることは可能なようです。マリは、廃退的な西アフリカの土地から新天地へ拡大をすることで、西欧諸国とも渡り合える大帝国を築く事が出来るのです。 **Ver1.32による関連アップデートと初動の案 [#xfdef9c0] (Ver1.34.5時点の情報です、初期筆者との区別のため常体で書かせて頂きます) Ver1.32及び同時に販売されたDLC Originsではサブサハラのアフリカ国家に大規模なアップデートが実施され、例にもれずマリもその影響を受けている。 特にOriginsを導入している場合、非常に変化が大きく今までのプレイ方針が通用しない可能性があるためここでマリに関する大きな変化と、それに対応するための初動の案を記載する。 まず、アップデート・DLC導入によってマリに生じた主要な変化は以下の通り。 --政府改革Tier1がMusa Rule(顧問候補+1、安定度コスト-5%、年間正統性+0.5)となる(これは無料要素) --''DLCによるマリ固有の''[[ミッション>データ/ミッション/OG#MAL_AFR]]''の追加'' --''[[国難「マリの衰退 / Decline of Mali」>データ/国難#sd71a352]]の追加(DLC導入時、開始後即発生する)'' --マリのEnd-Game Tag指定とマリへの変態ディシジョン追加(これは初期操作国としてマリを選ぶ場合はあまり関係ない) --[[実績 Mansa Musa>データ/実績#oe5d253e]]の追加(Origins導入時のみ解除可能なこと、および達成条件に注意) --マリ固有のフレーバーイベントの多数追加 [[英Wikiの該当ページ①>https://eu4.paradoxwikis.com/Malian_events]] [[英Wikiの該当ページ②>https://eu4.paradoxwikis.com/Decline_of_Mali]] --DLC導入に伴う周辺諸国の強化(特にSonghai) ''中でも国難は適切に対処しなければAIはおろか人間が入ってもプレイ続行が困難になるレベルの支障になる。''イベントで安定度が落ちたり大量の反乱が湧く、自治度をはじめ様々なデバフが発生するだけでなく、国家の分離独立や従属国のLD上昇イベントまでも発生するため、これをどうにかしない限り拡張戦争もままならない。おまけに下でも触れられている通り君主と後継者の能力もかなり低いので国難以外のバッドイベントも起こりやすいし君主点も貯まらない。 ではどのように国難に対処するのかと言うと、ミッションを進める必要がある。DLCで追加されたミッションの中央から始まるツリーと一番右から始まるツリーを達成することで徐々にイベントトリガーを解除し、最終的に5-5「マリの権威の回復/Restore Mali Authority」を達成することで国難を集結させることができる。中央のツリーは周囲を平定しつつ安定度を補充するもの、右のツリーは内政によって''僭称者や階級関連のバッドイベントを防止する''ものとなっている。先にも述べた通りこの国難はイベントが本体のため、初期拡張は後回しにしてまず右のツリーを進めることをお勧めする。 ではどのように国難に対処するのかと言うと、ミッションを進める必要がある。DLCで追加されたミッションの中央から始まるツリーと一番右から始まるツリーを達成することで徐々にイベントトリガーを解除し、最終的に5-5「マリの権威の回復/Restore Mali Authority」を達成することで国難を終結させることができる。中央のツリーは周囲を平定しつつ安定度を補充するもの、右のツリーは内政によって''僭称者や階級関連のバッドイベントを防止する''ものとなっている。先にも述べた通りこの国難はイベントが本体のため、初期拡張は後回しにしてまず右のツリーを進めることをお勧めする。 そして、''右のツリーの2段目までは内政のパターン化によりゲームの初期Pauseを解く前に終わらせることが可能である。''これも含めて、国難を解除するために最序盤に行うべき手順をまとめたので以下に記す。 +''初期君主を将軍化、後継者を廃嫡''(廃嫡が嫌なら成人を待って将軍化し、早期の死を祈る)((イベント湧きの僭称者を利用して無能を挿げ替える方が楽じゃないのと思われるかもしれないが、それをやろうとして君主の死亡を待つと他の反乱とデバフで塗れて僭称者どころじゃなくなります。)) +''商人/Burghersと貴族/Amirs,Noblesの両階級に君主点+1の特権を渡す。''ミッション5-1達成のため、初期君主が1/0/0なのでAdmは不要 +''称号の売却/Sale of Titlesを行う。''Estateの忠誠を稼ぎ、ミッション5-3を達成するため ''土地没収 / Seize Landは忠誠が下がるのでまだやらない!''((直轄領割合が低いほど得られるお金が増えるので君主点特権より後に行う。時間経過で忠誠を上げようとするとイベントで立て続けに忠誠を下げられてミッション達成が非常に困難になる。)) +''Adm、Dip,Milの各カテゴリで任意のLv2顧問を雇用する。''ミッション5-1達成のため、翌月に即解雇してよい。 +''ミッション5-1「有能な廷臣/A Competent Court」を達成、続けてミッション5-3「階級の好感度の獲得/Gain Estate Favors」も達成。''これにより僭称者・階級関連のイベントを封じることができる。ただし分離独立反乱のイベントはまだ起こるので、5-4の達成で封じるまでは大きな動きは起こさない方が良い。 +''陸軍をFLまで雇用。''ミッション3-1の達成のため。Free Companyか優秀な将軍のいる傭兵を雇うのがおすすめ、好みでFLからあふれた分の初期兵を解雇するなどしてもよい +周辺各国との諸外交を済ませる。外交戦略は下項の内容を参考に。 +Estateにその他の特権(特にズィンミーの忠誠・影響力を高く保ちたい、廃嫡している場合は商人の威信特権もおすすめ)を配って影響力の補正や宗教対策をやっておく、Dietを開催し可能ならばGabuの開発もしくは威信/Prestigeを報酬に貰えるものを選ぶ。好みで土地没収 / Seize Landする。直轄領回復特権「階級の法的権利/Estate Statutory rights」のイベントを待っても良いが、金山の収入が減ることに注意。((直轄領減ると政府改革進捗が溜まりにくくなりますがそんなこと言っている場合ではないので妥協してください。)) +''ここまでやったらPause解除、すぐにミッション3-1「マンサの武力/Mansa to Arms」を達成できる。'' +''この後はミッション5-4「カーブ族の管理/Handle the Kaabu People」達成のために、ガブ/GabuのDevを15以上&セネガンビア/Senegambian文化を受容(Jolofの征服か周辺の開発でDev20を達成)する。'' 布告/Edict等の補正を活用できると良い。DevにMilも使いたい場合、技術遅れを防ぐために顧問やNFで対策しておくことをお勧めする。 +余裕があればジョロフ/Jolofと可能ならばその同盟国を事前にライバル指定して報酬のCBで攻める。全土併合しても属国化でも2-2「ジョロフの平定/Subjugate Jolof」は達成可能。ついてきた敵同盟に個別和平でHumiliateできるとPPを稼げて良い。((ちなみにJolofは封建制/Feudalismを発生させることのできるミッションを持ち、これは全土併合→属国開放することですぐ達成してくれます)) +''セグー/SeguのDevを15にし、Autonomyを上げてミッション3-2「バンバラ族を懐柔せよ/Appease the Bambara」を達成する。'' +ミッションで貰える恒久請求権に従いTimbuktu、Jenne、Songhaiを征服する。''国難終了の最後の関門となるミッション3-4「帝国の再建/Restore the Empire」には国家全体のDev350が要求される。'' +以上で国難を完全解決し、北方からやってくるであろう西欧勢の侵攻に備えて技術や軍備を整えたり、未知の大陸やアフリカのまだ見ぬ地域を目指して侵攻し巨大な帝国を築くことも容易くなるだろう。お疲れ様でした。 -その他のアドバイス --征服開始の段階ではまだ安定度低下イベントが発生しうるためAdmは節約すると良い。Adm技術はDev350&安定度2達成、さらにはInstitution受容まで積極的に上げる必要は無いだろう。 --Mil技術で遅れると戦争が厳しくなるので新しい後継者や摂政のMilが高くなることを祈ろう。 --Dipについてはやはり技術よりInstitutionのための開発の方が優先度が高い。また、金山の生産を上げておくと収入が上がり顧問で君主点をブーストできる。金山の開発はミッション4-5「金と象牙/Gold and Ivory」の達成の条件にもなっている。 --地味に国難や直轄領の影響で戦争を続けるとじわじわと全土の自治度が上がってしまう。戦争はなるべく早く終わらせることを意識し、特に金山の自治度が25%以上になったら手動で自治度減少も検討したい。あるいは金山にEdictを貼って自治度の上昇を少しでも抑えるというのも手だろう。 --当然だがこの国の序盤の経済は金山で成り立っているため放っておいてもインフレがガンガン上がる。敵国からの賠償金(即金の方)は控えめにして少しでもインフレ増加を抑えておくと後で楽になると思う。 --5-2クリア後にも多少の反乱が発生するが、基本的に全部湧かせて潰した方が良い。そのための金山と傭兵である。 --ちなみにDLC Originsを無効化した状態なら国難は発生しない。実績に興味は無いがマリを遊んでみたい場合はDLCを無効にするのも選択肢に入るし、もちろんDLCを買えない場合は安心して遊ぶことができる。そのような場合は下記の戦略をそのまま使うことができる。((イベント・ミッションは無くなるので味気ないかもしれない)) ''以下、ver1.30.4で確認された内容です。環境によっては陳腐化している可能性の高い戦略もあるためご注意ください。'' **ライバル宣戦と不拡大の精神 [#m3aec5d0] まずマリは、最も大きな障害を取り除くことから始めなければなりません。それはinstitutionの受容と技術レベルの上昇です。つまり、大量の君主点が必要だということです。 マリは金山が2つありますが、高レベルアドバイザーを雇えるほどの財力はなく、元々の交易ノードもへなちょこなのであまりアテになりません。 ではどうするのか?それはライバル宣戦のshow strange講和をやりまくる事で解決できます。ライバルCBでどんどん強さを見せつけることで君主点(1プレイ100×3)と戦力投射(30)を稼ぐことができます。戦力投射が50を越えたら、月々の君主点も更に+1ずつ貰えるので更にDevポチが捗ります。(注:DLC導入時はすぐにライバル格の国家がいなくなるので、あまりお世話になることはないだろう) 土地を奪ってないのでAE/侵略的拡大も発生しませんし、コア化コストのADMや不当な要求のDIP消費も必要ないのです。 なお、君主と後継者は無 OF THE 能です。じゃけん将軍化して死んでもらいましょうね~。 初期のライバルのおすすめは、ジョロフ、ジェンネ、モシ、ソンガイ。同盟先のおすすめはマシナ、コンゴ、アイル。特にジョロフライバルとマシナ同盟の組み合わせだと高確率でジョロフとタイマンで戦うことができておすすめです。ジェンネなど、初期でレベル3要塞を持つ国家もあるので気を付けましょう。 **NI [#w22a88e1] |項目名|原語|効果|評価|h |>|&ref(データ/National Ideas/Traditions.png,nolink);伝統|陸軍損耗&color(green){-10%};|陸軍損耗減少は敵首都要塞の包囲時に受ける消耗ダメを抑制してくれるので、結果的に継戦能力が上がる。&br;異教寛容度はスンニ派と呪物崇拝が混在するアフリカにおいて非常に有用。| |>|~|異教寛容度&color(green){+2};|~| |マリの宗主権地位の奪還|Restore Malian Suzerainty|属国収入&color(green){+20%};|単純に収入が増えるのでやりたい放題できる。しかし、属国はしばしば借金を背負ってしまい軍隊の展開も碌にできない事態に陥りやすい。&br;金銭収支が安定していない属国には補助金を出してあげたり、あるいは借金返済をして''LDを下げたり''しよう。このLD下げは最大100%まで乗る。| |ブレの金|Gold of Bure|生産効率&color(green){+10%};|タイトルに金と書いておきながら、金収入と関係ない生産効率アップという謎NI。パラドさん、そこは交易品生産量アップにしてください……。&br;とはいえ、マリが初期で複数保有している象牙や、カノ周辺にある染料のプロビに工場を建てられたら、高い収入を約束してくれる。| |土地の開墾|Reclamation of Land|人的資源&color(green){+10%};|人的が戦争における一つの律速段階であるEU4において、如何に小さかろうと人的資源アップはありがたいものです。| |マンディンカ戦士の精神|Mandinka Warrior Spirit|規律&color(green){+5%};|4つ目に規律+5があるのはものすごく強い。&br;欧州諸国ですら7つ目や宿願=統治レベル10にして3つ目のアイデアを全開放した後に開放できるNIを、マリは統治技術7にして2つ目のアイデアを取り切る前に開放できるのだから強い。&br;尤も、技術遅れを勘案すればある意味バランスはとれているのだろうけど。| |アブバカリ二世の失われた艦隊|Lost Fleet of Abubakari II|海軍伝統&color(green){+0.5/年};|多くの国の海軍伝統NIが1.0/年なのに対して、マリは0.5/年と明らかに弱い。&br;海軍伝統そのものも、大きく戦況に左右する効果が得られるというものではなく、頼りにならないと言わざるを得ない。| |塩の新市場の探索|Seek New Markets for Salt|商人&color(green){+1};|商人は1.30における貿易会社の仕様変更上、腐るほど手に入るようになったので相対的に価値は下がった。&br;一応、商人任務やCoTの数にも影響するっちゃするが……| |西アフリカ奴隷交易|West African Slave Trade|交易効率&color(green){+10%};|交易効率は交易価値に直接乗算でバフを与えてくれるので、単純に交易収入が伸びてくれる。&br;植民費用や顧問コストに金を使いまくりたいマリにとってはうれしい効果といえます。&br;もちろん金収入とは微塵も関係ないのであしからず。あくまで奴隷交易です。| |>|&ref(データ/National Ideas/bonus.png,nolink);宿願|歩兵戦闘力&color(green){+10%};|前線を支えてくれる歩兵の能力が上がってくれる。金欠であまり砲兵を作れない状況下でも腐らないのはありがたい。| **ライバルの変更と遠交近攻 [#bbe26dc3] ライバルを叩きのめすと、他のAI国家がハイエナしてライバル国家がライバルでなくなる、といったことが多発する筈です。そんな時はもちろん、ライバルを新たに設定し直しましょう。例え同盟先の国家でも容赦なくライバルに指定するのです。 ぶっちゃけ技術レベル差で優越すれば、複数国家と戦争しても各個撃破で勝てます。 ただ、数の暴力の差で負けることもあるので、西アフリカに存在するそこそこ遠い目のイスラム国家と同盟を結び、いざというときに呼び出すというのも大切な戦略です。 ソンガイやトンブクトゥが候補に挙がります。 **封建制の受容 [#v2b77f63] 首都か金山かをDevポチして封建制を発生させたら、お金次第で即受容させることが出来るはずです。この頃には恐らくルネサンスも発生していることでしょうが、まずは技術ペナルティが大幅に軽減されたことを祝い技術レベルを3に上げた方がよいでしょう。 この頃には、無理やり技術レベルを3に上げてるAI国家も出てくるはずですし、何より軍事技術の遅れはshow strange戦略の崩壊を意味します。 もし新君主が有能もしくはshow strangeしまくれたならば、レベル4まであげても良いでしょう。 **ルネサンスの受容 [#ff18112c] ルネサンスのinstitutionを発生させたら、統治技術を5まであげて探検アイデアを取りましょう。外交技術も3にしておけば、南米探索→ブラジル入植が叶う筈です。 また、モロッコとイベリアを探検で発見し、将来の同盟先と宿敵の状況の把握をしておくのがよいでしょう。 南米の原住民国家は積極的に叩きのめして、植民地国家の基盤になってもらいましょう。 **植民地国家の形成 [#f28924d5] ブラジルに植民地が完成したら、次はどこに入植するかで悩むかもしれません。象牙海岸、メキシコ、カリブ、アルゼンチン、喜望峰……選択肢は多岐にわたります。 私見ではありますが、ここはアルゼンチン→ペルー(インカ征服)→太平洋側のコロンビア+象牙海岸の順に入植するのがよいでしょう。 カリブの富はどう頑張ってもマリへ引っ張ってこれず、またイベリアだけでなく英仏から目をつけられてしまう危険を犯してしまうのでやめておいた方がよいでしょう。大西洋側のコロンビアも同様です。 逆にアルゼンチンはマリ(というか象牙海岸)へ富を引っ張ってこれます。また、入植してくるポルトガルやカスティーリャよりも先んじて入植を進めることで、彼らの植民地国家形成を邪魔する事ができます。 実績のために4つ植民地国家を形成したいなら、アルゼンチンを足掛かりに(植民地国家を作る必要はありません)時計回りでペルーへ赴き、インカの征服を征服してペルー、コロンビア作成します。メキシコは金山のある州を避ければ他の欧州植民地国家から目をつけられにくくなります。ただし、インカを征服するならば自国の中核化可能範囲を把握しておきましょう。 **象牙海岸とジョロフ征服 [#r14df8ab] カスティーリャがギニアに入植し始めたら警戒を強めるべきです。ここからイベリアノードに富を持っていかれると、日の沈まない国が完成してしまいます。ですので、自国が先に入植して邪魔してやりましょう。 また、ジョロフなどの国家がカネで土地を売り払う可能性もあります。そうなる前に国家ごと征服してやりましょう。 象牙海岸ノードの占有率を上げられたら、交易首都をここに移転させることをおすすめします。交易収入の大幅な改善が見込めます。(注:ただし、象牙海岸はイギリス海峡など上流からの引き抜きも多いノードなので独占は非常に厳しく、小型船の補助を活用しつつ将来的にはセビリア・ザンジバルなどのノードで回収することをお勧めする。占有率や商人の数によってはTimbuktu・Katsina両ノードは現地回収も考えた方が良いだろう。) **第三の金山と西アフリカ征服 [#y8ac4101] さて、マリが複数の植民地国家を形成し、象牙海岸を獲得し始める頃には、既に西アフリカでライバル指定可能な国は残っていないことになるでしょう。 今こそ征服のときです。恐らく技術レベルも最先端になっているはずですし、それなりのアドバイザーも雇えることでしょう。君主点に余裕があるうちに征服を行い、西アフリカに一大帝国を築くべきです。将来のイベリア勢征服のために、自力を底上げしていきましょう。 西アフリカにはもう一ヶ所、金を算出するプロヴィンスがマリのすぐそばにあるので、まずはそこから抑えていきましょう。また、ベニンを征服し交易首都を遷しましょう。ここはCoT(港)とEstuary(河口)が重なっています。 **マリ-モロッコ同盟 [#p9133135] モロッコは非常に優秀な同盟先です。確実にイベリア勢と敵対していますし、実は陸路でも繋がっています。かの国と同盟を結ぶことで、将来のイベリアとの戦争に役立つはずです。 **アイデア選択 [#d1ba5287] マリの基本的な戦略から、探検は必須、拡張も重要と言えるでしょう。また、一番最初の軍事系アイデアは人的資源回復速度を上げる軍量が良いでしょう。拡張-軍量ポリシーで植民地成長が速くなるのも良い点です。(注:ミッションを進める上でも探検は必須である。西欧勢がやってくるまでに軍事技術で並ぶことが重要なので軍事系アイデアは3番目以降に取るのがおすすめだ。) 他のアイデア候補として、ADM系なら技術コストの削減やinstitution受容のバフがある革新、インフレの減少や金山Devポチのコストを下げてくれる経済はマリとマッチしています。(注:DLC Leviathanがあるなら宗教アイデアも個人的にお勧めのADM系アイデアだ。ミッションでJenneのモニュメントをLv2で獲得できるため、Fetisism州は比較的容易に改宗できる。また、アフリカは文化が入り組んでいるため中盤以降は文化転向を活用すると土地の出力に差がつくし、文化受容枠も節約できる。さらに植民と聖戦の相性が良いため海外への進出が捗るだろう。) DIP系やMIL系なら、影響で属国を作りつつ領土を広げたり、軍質で陸海ともにバフを与えたりするのが良いでしょう。 **階級 [#we491422] ズィンミーが神。以上。 …とはいかないので一つ一つ解説します。まず僧侶は冷や飯食いです。ADM特権を初期に差し、後は適当に忠誠均衡を上げる特権を指せばよいでしょう。幸いにして、国教たるスンニ派の州をマリはほとんど保有していないので影響度も低く、忠誠度が30を切ってもあまり痛くはありません。 商人も冷や飯食いです。初期にDIP特権を差して(以下略) この扱いになるのは、商人が与えるボーナスは交易効率 / Trade Efficiencyであって交易品生産量 / Goods Producedではないため、マリの生命線たる金山収入には影響を与えないからです。そうそう初期無能君主の廃嫡後には芸術を後援し、威信を回復しておきましょう。 貴族はそこそこ重要です。strong ducyが強力なこともありますが、初期に君主点特権を詰める都合、できるだけ忠誠度を高めつつ、影響力を削る必要があります。そのためゲーム開始直後の公約/Agendaは貴族のものを選ぶとよいでしょう。 ズィンミーは神様です。異教がほとんどのこの地にあっては特権の異教州の税収+15%,人的+30%は国家補正に等しく、忠誠60以上で技術コストを最大-10%してくれます。 忠誠均衡も非常に上げやすく、固有特権で+20%、supremacy over crownで+10%されるため、忠誠度はほぼ常時60超えを狙えます。 **コメント欄 [#if330083] #pcomment