#author("2024-08-25T09:37:27+00:00","","")
#author("2024-12-11T02:51:18+00:00","","")
[[各国戦略]]

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#contents

**概要 [#x9b05f36]
ポーランドは東欧カトリック国の覇者で、分割されやすい国家と認識されています。
北はカルマル同盟、西は神聖ローマ諸侯たちに仇敵ブランデンブルク、南はハンガリーとオスマン、東は盟友リトアニアと宿敵モスクワ/ロシアに囲まれています。
手短な拡張先といえば北にいる両騎士団くらいしかありませんが、歴史イベントに恵まれており非常に楽しめる国家です。

またNIも強力で、代名詞たる騎兵戦闘力+30%や騎兵コスト-10%だけではなく、歩兵戦闘力、陸軍士気、規律が伸びる陸軍国家です。
宿願は異端寛容度+3であり、キリスト教は友、異教徒は敵を地で行くロマンあふれる国家。

ミッションも強力で、東欧や一部北欧に対して拡大していくものが揃っています。宿敵の打破を目標に掲げているものも多く、ロールプレイでも楽しめるでしょう。

だが悲しいかな、立地上いつも分割される運命にあるのがポーランド/コモンウェルス。では、その運命を変えるために必要なものは何か?それはオスマンとモスクワを初期の時点で叩き潰す覚悟だ。

**ナショナルアイデア [#gab06c44]

1.34よりポーランドとコモンウェルスでNIが分かれるように変更されています。
どちらも似通った方向性ながら細かいところで差異があり、プレイスタイルに応じてNIを選択出来ると良いかもしれません。

***ポーランド [#a3c13080]
伝統:騎兵コスト&color(green){-10%};、受容文化枠&color(green){+1};
①:生産効率&color(green){+10%};
②:安定度コスト&color(green){-10%};、戦争疲弊&color(green){-0.02/月};
③:人的資源&color(green){+25%};、歩兵戦闘力&color(green){+10%};
④:騎兵戦闘力&color(green){+30%};、Winged hussars雇用可能
⑤:連隊コスト&color(green){-10%};
⑥:規律&color(green){+5%};
⑦:陸軍士気&color(green){+15%};
宿願:異端寛容度&color(green){+3};

ポーランドのナショナルアイデアは、歩兵と騎兵を強化する陸軍国家として見てとれます。人的資源も増やしてくれたりと申し分ありません。

もう少し掘り下げますと、陸軍士気+15%はポーランドを含めたったの10カ国しかありません。もちろん陸軍士気+20%を持つフランスとプロイセンには及びませんが、かなり優遇されていることがわかります。
更にそこに規律+5%を組み合わせで持つ国家はスペインだけです。また、歩兵戦闘力+10%と騎兵戦闘力+30%は、スペインはおろかフランスさえ持ち合わせていません。

つまり、NIだけ見ればポーランド/コモンウェルスはプロイセンの次に強い国家だといえます。というかコモンウェルスになるということはプロイセンが生まれないということなので(領土を失陥した場合を除く)、実質世界最強です。

宿願は異端寛容度+3となっており、キリスト教であれば改宗の必要性がありません。北は北欧、東はロシア、南はバルカン、西は言わずもがな切り取り放題です。

さらに正教に改宗すればイコンも使用でき、軍質の更なる改善も狙えます。

注意点として、ポーランドの陸軍強化は特に後半に白眉のものがあります。ですので、大戦争を仕掛けるときは3つのアイデアグループをコンプリートしてからの方が良いでしょう。

***ポーランド=リトアニア(ポーランド主導コモンウェルス) [#b63e4a66]
伝統:受容文化枠&color(green){+2};、貴族階級の忠誠度均衡値&color(green){+10%};
①:交易品生産量&color(green){+10%};
②:アイデアコスト&color(green){-10%};
③:陸軍伝統&color(green){+1/年};、訓練度上昇補正&color(green){+25%};
④:騎兵戦闘力&color(green){+30%};、Winged hussars雇用可能
⑤:月毎の統治点&color(green){+1};
⑥:歩兵戦闘力&color(green){+15%};
⑦:規律&color(green){+5%};
宿願:異端寛容度&color(green){+3};

コモンウェルスに変態するとこちらのNIに切り替える事が出来ます。
特徴としては戦争向けのアイデアがいくつか国内統治・成長のためのアイデアに置き換わっています。
月毎の統治点+1はシンプルに強く、交易品生産量+10%やアイデアコスト-10%はダカット・君主点のやり繰りを助けてくれます。

陸軍伝統+1/年は他の国の似たNIと比べて上昇量が多く、デフォルト状態では実質陸軍伝統の均衡値+20となります。
戦争に明け暮れるプレイスタイルであれば野戦と攻城戦により高い陸軍伝統を維持し続けるのでそこまでなNIではありますが、これによりあまり戦争しないスタイルでも高い陸軍伝統を持つ事が可能です。
十分な要塞、交易会社、革新性、貴族アイデア、軍質アイデア、軍質諜報ポリシーと陸軍伝統を高める補正は多く点在しています。もしかしたら非戦プレイですら非常に高い陸軍伝統を保てるのかもしれません。

訓練度上昇補正+25%もどちらかと言えば戦争に明け暮れないプレイスタイルでお世話になるものです。
訓練度100に達している軍隊は与ダメージ+10%・被ダメージ-25%・移動速度+20%とかなりの性能になります。
キリスト教の防波堤として来たるべき戦いに備えましょう。

**政府改革 [#w0b9a4a1]
-1.34での変更
Polish unique reforms "Legislative Sejm" and "Integrate the Sejmiks" are now available with the new Polish T1 Reforms.
ポーランド用の政府改革「立法権のあるセイム」と「セイミクの統合」は政府改革Tier1で使用できるようになった。

選挙君主制の時に選べる二つの特別な政府改革について(1.30)

:立法権のあるセイム/Legislative Sejm(ランク5)|
君主の統治力、外交力、軍事力をそれぞれ&color(green){+1};
基本短命な選挙君主制において非常に強力な効果を持つ。
有能な君主を引く確率が上がるので、無能君主は即将軍化して殺してしまいましょう。前は船に乗せて溺死させる方法がありましたが、それは封じられてしまいました。

:セイミクの統合/Integrate the Sejmiks(ランク5)|
分離主義&color(green){-5};
こちらは反乱に悩まされないものになっています。異端はNIの寛容度ボーナスがあるのでなんとかなりますが、異教はすぐに反乱を起こしてしまいます。この政府改革をとれば、イスラム地域への拡張に役立つでしょう。

**経済 [#r77ec20e]
初期ポーランドの経済は税金で賄っているところが多く、交易は殆ど役に立っていません。
クラクフノードは基本HRE諸侯からウィーンノードに流出されており、上流もキエフしかないので全く栄えません。将来を見据えて交易首都を移転したいです。

手短に交易を改善したいのでしたら、リューベックノードを抑えてバルト海から交易を流してしまうのがいいです。
もしくはダンツィヒに交易首都を移してバルト海ノードにうま味を感じるのがいいでしょう。

じっくりと計画を練るのであれば、ヴェネツィアノードを抑えるのがよいでしょう。
コンスタンティノープル→ラグーザ→ヴェネツィアの流れを手に入れられれば大幅に改善されるはずです。

**戦略 [#gfdee053]
***ゲーム開始時の侵攻先 [#k98de206]

1.34でミッションが刷新され、それまでコモンウェルス結成後でないと同君CBが発生しなかったボヘミア・ハンガリーがゲーム開始直後から殴れるようになりました。
他にも多くのミッションやイベントが用意され、ゲーム序盤の侵攻先候補が非常に多岐に渡る等になったため、それぞれの概要を記します。

基本的にポーランド・リトアニア+αの国力は東欧の中でもとりわけ強力で、オスマン・HRE皇帝・モスクワ以外は一通り自由に殴れる状態と言っていいでしょう。

-''モルダヴィア''

以前のバージョンと同様、ゲーム開始後から数年以内にイベントによって辺境伯化します。
併合する場合には属国に変換する必要がありますが、辺境伯を手に入れる事で達成するミッション経由のイベントによって通常の属国に戻す事が出来るようになりました。
安定度コストを払う必要がない≒ADMを使わなくなったため、以前より併合が楽になっています。

ちなみに辺境伯のままとする場合、DIP+50を獲得できます。

なお旧バージョンからの仕様ですが、ゲーム開始時から付いている独立保障を外すと辺境伯化イベントが発生しなくなることに注意。
基本的には勿体ないですが、確率で取られるのを嫌う場合は外しても良いかもしれません。
AIの選択確率はポーランド辺境伯65%・ハンガリー辺境伯20%・独立維持15%となっています。

-''ボヘミア''

ミッション"Varna Aftermath"達成により同君CB獲得。
達成条件も非常に緩いですが、ボヘミア(及びハンガリー)とは''向こうからライバル視されるorこちらから侮辱する''のどちらかを達成している必要があります(同盟してミッションを達成すると同君CBが貰えません)。
ハンガリーは大体ライバル視してくる事が多いですが、ボヘミアはゲーム開始時は接していないのもあり友好的である事が多いのでライバルでなければ侮辱を1回しておく事。
勿論同君連合にしたあとの関係改善にも悪影響を与えます。幸いにもイベントで即位するリトアニア君主が若く関係改善を行える猶予は長い間あるので頑張って改善しましょう(この後の君主は選挙君主制で高齢になりがちで間に合わない事も増えてきます)。

最初の侵攻先に出来ると美味しいですが、HREに属しているので皇帝が出張ってくる確率が高く流石のポリ連合といえど皇帝とその同盟国まで入って来ると厳し目。
ボヘミアとオーストリアがライバルである世界線を引けると皇帝が参戦要求を拒否するようになるので、リセマラして厳選しても良いかもしれません。
尤も厳選する割にリターンはそこまでといった具合ではあるのと、同盟ルートでも同君連合を結成できる可能性が低確率ながらあるため同盟で進めるのも手。

後々オーストリアがボヘミア領を狙い始めるので後で侵攻するというのも考えられなくはないですが、初期属国x2が併合されているとAEが爆増するため包囲網になりやすい事に注意。
(AIオーストリアはLuck補正でAE-25%されているので属国併合後の同君CBであろうと割と耐えます)

-''ハンガリー''

同じくミッション"Varna Aftermath"達成により同君CB獲得。
基本的にはボヘミアと同じ流れになりますがこちらはヒストリカルフレンドのオーストリアと即座に同盟するため、安定を取るなら1455年頃のイベントでオーストリアにハンガリー同君CBが配られ同盟が切れた辺りが良いでしょう。
ただし運が悪いと上述のイベントでそのままオーストリアと同君連合を結成してしまうため、場合によってはやり直しても良いかもしれません。

補足になりますが、ハンガリーと同君連合を結成した際に発生するイベントでクロアチアはハンガリーに継承されるため外交枠は+1で済みます。

-''チュートン騎士団、ダンツィヒ''

チュートン騎士団は以前のバージョンと同じく1460年頃にダンツィヒの反乱に敗れたのち、ダンツィヒはこちらの属国になるので侵攻優先度は低いです。
しかしごく稀にチュートン騎士団側のミッション達成によりダンツィヒの反乱が無効化される可能性があり、その場合は自分で殴りに行く必要が出てきました。
まずありませんが、ダンツィヒ反乱無効化&チュートン騎士団HRE加入のコンボを決められている場合はやり直し推奨。

リヴォニア騎士団を殴りに行くとあちらのヒストリカルフレンドのチュートン騎士団が同盟国として参戦してくるので、チュートン騎士団を戦争に巻き込みつつダンツィヒ反乱に備えあちらの外交関係を整理しておくのも良いでしょう。
なお1.34からの追加変更点として、ダンツィヒを従属国にする際にプロイセン公国に変態させることが可能とする選択肢が増えており、こちらの選択肢を取ると西プロイセン領が即座にポーランド領になるためお得。

唯一の注意点としてブランデンブルクにはプロイセンを同君連合として抜き取るイベントが用意されていますが、プロイセンが君主制である必要があるため(ダンツィヒ産は共和制)暫くは無視で問題ありません。
といってもこの後プロイセン公国が君主制になったりするイベントが用意されているのかもしれないため併合は早めに行った方が良いでしょう。
(開発日記を読む限り何かあるような書きっぷりではあるのですが、未だに見た事がありません)

-''リヴォニア騎士団''

一撃で属国化出来、バルト海の交易力に大きく影響するエリアのためモスクワや北欧が手を出す前に確保しておくと後々の内政面で助かります。

なお開戦事由ですがポーランドの初期領地からでは請求権が付けられず、ミッション"Prussian Confederation"で請求権が得られるもののこちらはチュートン騎士団打破の後となります。
なのでリトアニアと接しているリヴォニア騎士団領の州にinterestを付けて置き、リトアニアに請求権を作って貰うのが手っ取り早いでしょう。
(リトアニアのミッションで請求権が沸きますが、こちらの方がより早く確実です)

-''クリミア''

リヴォニア騎士団と同様、州へのinterestによりリトアニアが請求権を作成してくれます(リトアニアミッションでも手に入りますが不確定)。
こちらも一撃で属国化出来、クリミアノードからはキエフノードに交易の富を流せるためコモンウェルス変態までに済ましておくと便利。

イベントでオスマンの朝貢国に入る可能性がある事に注意。
アジアからはアストラハン→カザン→ノヴゴロド→バルト海と交易ノードは繋げられるので必須枠ではなく、展開によっては切り捨てるのも手。
初期クリミア君主(47歳)が逝去した際に上記の朝貢イベントが発生するため、手に入れるのであれば早期が望ましいでしょう。

-''ノヴゴロド''

ミッション"Raise the Noble Host"達成により首都ノヴゴロド周辺に請求権が手に入ります。
また、上述の通りinterestを付ける事でリトアニアが請求権を作ってくれるようになります。

モスクワの第一次ノヴゴロド戦勃発のち停戦前に宣戦し残りかす状態になったノヴゴロドを属国化する、もしくはノヴゴロド文化の州を1州抑えておき滅亡のち属国開放とすることで属国ノヴゴロドが手に入ります。
対モスクワのみならず展開によっては対デンマークでも使用する事がある、再征服CBが使いやすい国です。

首都ノヴゴロドを獲得する、もしくはリャザンにinterestを付け首都リャザンを奪取する事でモスクワはロシアに変態出来なくなるため、対モスクワ戦役を行わずとも東方の脅威を取り除くことが可能です。

-''ワラキア''

モルダヴィア辺境伯を手に入れる事によって達成できるミッション"Roman's Rebellion"によりワラキアに請求権が発生します。
(ハンガリーにモルダヴィア辺境伯を取られた場合、ハンガリーを同君連合にする事で達成可能)

ハンガリーに早い段階で攻められやすい他、ゲーム開始時はオスマンと停戦期間中なので前もって殴れると楽かもしれません(ただし結構な確率で独立保障が飛んできます)。
一応覇権系ミッションツリーの一角なので最終的には持っておきたいですが、取られてはいけない取得必至という感じでも無いので行けたら行くぐらいの感覚が良いと思います。

-''北欧三兄弟(デンマーク・スウェーデン・ノルウェー)''

ノルウェーは交易ノード的にはあまり関係が無く優先順位はあまり高くありませんが、手に入れるのなら大航海時代の時代ボーナスで従属国移譲のコスト半減によって奪うのが最も手っ取り早いです。
NIで植民者を取得し新大陸やアフリカに入植してくれるので、中盤に併合すれば対イベリアの中核化距離の足しになるかもしれません。

スウェーデンは中盤辺りのミッション"Control the Baltic"によって同君CBを獲得できます。
ただし自身が選挙君主制であることが災いして高齢君主が続く時期に突入しているため同君が外れるリスクがそこそこあり、スカンディナヴィアの広範に請求権が配られるのもあって聖戦CBなどで奪ってしまった方が楽かもしれません。

デンマーク本土に手を出すのは後になりますが、首都を抑えればバルト海ノードの流出が緩和されます。
あちらが海戦を得意とするのに対してポーランド海軍は暫く弱い時間が続き首都に渡るのが難しいので、何回かに戦争を分け陸が繋がってる部分を少しずつ削っていくと良いでしょう。
ただし海軍が強力な国と同盟し共に攻める、スウェーデン独立戦争に便乗参戦するなどでアッサリ首都を踏める機会は十分にあります。相手の隙は常に伺っておきたいところです。

***オスマンの倒し方 [#wf5b1e41]
まずアルバニアと関係改善を行い、オスマンがアルバニアに再征服CBによる宣戦布告をしたら、準備を整えてアルバニアと同盟しこれを撃破。アルバニアトラップを活用します。
オスマンのアルバニア侵攻は開始直後というわけではありません。恐らくリトアニアとの同君連合、さらにはモルダヴィアの辺境伯化イベントが終わった後に発生するはずです。
オスマンはまずビザンツの息の根を止めることを優先するので、こちらもある程度準備を整えることができます。

開戦後はひたすら土地の包囲、そして主力軍との戦闘は避け、散開した敵軍を各個撃破することに努めましょう。
相手がデススタックを用いてこちらの要塞を包囲してきたら諦めるほかありませんが、モルダヴィアの先にある広大なポーランド=リトアニア国土を占領するAIオスマンは必ず軍を分けて占領してきます。その隙をついて敵軍を撃破しましょう。

もし、アルバニアが別の大国、つまりオーストリアやハンガリー、ヴェネツィア、マムルークあたりと手を結んでいたら、オスマン軍がバルカン半島でうようよしていないかもしれません。
そんなときはエディルネ要塞やイスタンブール要塞を包囲してやりましょう。運が良ければ何とかなります。
なお、この時点でアナトリア方面に行くにはコーカサス回廊を通らなければならないのですが、移動中に敵主力と遭遇したら殲滅される上に、そもそも通行すら厳しいかもしれないので侵攻はやめておいた方がいいでしょう。

アルバニアが主導の防衛戦争なので戦後処理の結果はまちまちですが、オスマンを返り討ちにしても油断は禁物です。ちょっと目を離したらアナトリアを統一したオスマンがマムルークを食べて手に負えなくなるでしょう。
ですので第二第三のアルバニアトラップを用意するべきです。

具体的にはジャンダルやカラマンと関係改善を行って、オスマンが侵攻したら同盟からの防衛戦争に参加です。
一度目の戦争で勝っていれば、二度目は適当にやっても勝てるはずです。序盤でオスマンをぶっ潰したらあとは何とかなるでしょう。

もし、序盤でオスマンを仕留めきれなくとも大丈夫です。ハンガリーやマシュリクに向けてオスマンが拡張出来ていないというのであればいいです。
後々NIやアイデアによって強化された優秀なポーランド陸軍が、アナトリアグループの宿命たる年代による陸軍の弱体化により弱ったオスマンを真っ向勝負で倒せるはずです。

……ver.1.30オスマンは何故かあんまりアグレッシブではないので、もしかしたら余裕で倒せるかもしれません。

***オスマンの倒し方.その2 [#eec67288]

第二の対オスマン戦略は停戦が切れた後の1450年代に仕掛けることです。
基本的にはビザンツの[[ハンガリー同盟戦略>各国戦略/ビザンツ#y957b902]]を参考にするといいです。
//ビザンツの場合はハンガリー・ワラキア・アルバニアを利用しますが、
ポーランドの場合はリトアニア・アルバニア・属国達(モルダヴィアとマゾフシェ)を利用します。

ポーランドの場合では、同盟国を利用しなくても十分な軍量を用意できますが、優秀な将軍がいないため、アルバニアを含めました。
ただ、今回はハンガリーを含めていないということは、フニャディ・ヤーノシュがいないことだから、スカンデルベグのみに頼らなければならず、将軍の面ではビザンツの時とは違い、一枚劣ります。

ビザンツとの同盟も悪くはないですが、ビザンツの領土欲がポーランドの占領を邪魔してしまいます。
それに注意すれば、勿論ありで、オスマンとビザンツに停戦期間を作らせることができます。

理想的な世界線としては、オスマンとの軍事技術差を出さないために軍事にナショナルフォーカス、モルダヴィアと同盟→リトアニア同君→オスマンをライバルに→モルダヴィアを辺境伯化という流れです。
なぜ、このようなことをするかは、モルダヴィアのミッション報酬により、オスマン帝国の君主や相続人を死なせることができるからです。これを利用すると名君メフメト2世を亡き者にできるため、序盤のオスマンの優位を低下させることができます。

そのためには、そのミッションの前提ミッションを満たす必要があります。前提ミッションの完了のためにはオスマンがライバル視しているかオスマンをライバル視する国と同盟することが条件です。
[[モルダヴィアミッション>データ/ミッション/EastEurope#RMN]]
なお、ポーランドは初期からオスマンをライバルにできず、リトアニアと同君連合になった後でライバルに設定できます。

いざ、宣戦できるようになったらアルバニアを呼び、オスマンに宣戦します。それと同時にビザンツに保証をかけている場合は保証を切ります。
首都を包囲完了後はモルダヴィアに占領権を譲ります。1ヶ月後には、前提ミッションを完了させている場合、メフメト2世がいなくなっているはずです。
そして、和平についてはビザンツのコンスタンティノープルと隣接するように割譲します。
そして、和平についてはビザンツのコンスタンティノープルと隣接するように割譲させます。
この後、ビザンツとの停戦が切れたら、モルダヴィアのコンスタンティノープルの請求権を使い宣戦します。
オスマンが通してくれなくても、ビザンツの同盟国(セルビア・ワラキア)を全土占領し、単独講和せずにいれば、しばらくすると属国化できるはずです。

オスマンとの停戦が切れたら、オーストリアなどを呼んでビザンツのコアを取り返します。

なお、ダンツィヒも属国化すると独立欲求がきつくなります。ダンツィヒは開発度が100未満まではミッションで属国化できます。そのため、その猶予の間にモルダヴィアとマゾフシェを併合しておくといいでしょう。

***モスクワの倒し方 [#eb5732c1]
まずモスクワはロシア化させてはなりません。
そのためにもノヴゴロドと手を組んでモスクワを迎え撃つ必要があるのですが、ポーランドはオスマンを最優先で抑えたいのでなかなかモスクワにまで手が回らないかもしれません。
なのでノヴゴロドとは手を敢えて結ばず、モスクワ-ノヴゴロド戦終了後の人的資源が少なくなってきた瞬間に戦いを挑むというのが良いでしょう。

コモンウェルス化していないタイミングでは領土をとることはせず、ノヴゴロドなどのモスクワの敵に対して領土を返還させ、金をしこたま集めるのが一番いいでしょう。
兵を殺し、土地を奪い、経済を破綻させればいくらモスクワでも土に還ります。
講和内容でお勧めしないのは属国解放です。それはモスクワが空いた外交枠を使い強大なハン国と防衛同盟を可能とすることを意味します。貧弱な属国を抱え続けさせることが何よりいいのです。

もしくは、ロシア化の条件の一つであるノブゴロドをこちらが抑えるのもいいでしょう。モスクワがいくら東へ南へ拡張しても、ノブゴロドを抑えられなければロシアにはなれません。

コモンウェルス化したら多分何やっても勝てます。ライバルとして永遠にダカット、PP、威信をむしり取ってもいいですし、さっさと征服してもいいでしょう。

……ver.1.30のモスクワは借金に漬かってるので、一度破産させてしまえば簡単に倒せるかもしれません。

**選挙君主制と同君連合 [#da2442d5]
ポーランドは1444年開始から直ぐに選挙君主制になるイベントが発生します。
この時、リトアニアを同君連合下位へ自動的に組み込みますが、うまくいけばその他の国に対しても同君連合下につけることが可能です。

選挙で他国の君主を招き入れた時に同じ王朝判定になるので、その国の後継者がいない又は請求権が弱ければ婚姻を結んですぐさま王位を請求することができます。

こちらの君主が死亡し王朝が変わったりすると当然請求出来なくなりますが、うまくいけばオーストリアやブランデンブルクといった強力なHRE国を手中に納めることが出来ます。

**特殊なシュラフタの特権について [#pol_privilege]

|~名称|~効果|~剥奪条件|~忠誠均衡|~影響|~直轄地|~絶対主義&br;上限|~備考|
||||CENTER:COLOR(green):|CENTER:|CENTER:COLOR(red):|CENTER:COLOR(red):||c
|黄金の自由&br;Golden Liberty|・人的資源&color(green){+33%};&br;・土地没収/seize land時、貴族階級の土地が減少しない&br; (忠誠は減少する)|※下記参照|+5%|+10%|-|-15|初期から存在|
|ニェシャヴァ特権&br;The Nieszawa Privileges|・安定度コスト&color(green){-20%};&br;・技術コスト&color(red){+5%};|・「黄金の自由」剥奪&br;・[[イベント参照>各国戦略/ポーランド#nieszawa]]|+5%|+5%|-|-5|イベントによる&br;「ニェシャヴァ特権-特定代表者会議」|
|パクタ・コンヴェンタ&br;Pacta Conventa|・戦争疲弊削減コスト&color(red){+50%};&br;・インフレ削減コスト&color(red){+50%};|・「黄金の自由」剥奪&br;・[[イベント参照>各国戦略/ポーランド#pacta]]|+5%|+5%|-|-5|イベントによる&br;「パクタ・コンヴェンタとヘンリク条項」|
|法定推定相続人拒否権&br;Veto of Heir Apparent|自国後継者の支持率&color(green){+0.33/月};|(通常)|-5%|-|-|-5|政府改革「選挙君主制」から。&br;地味だが結構使える|
|フサリアの後援者&br;Sponsor Hussars|有翼フサリアFL&color(green){+6};|クールダウン50年|-5%|+5%||-15|ミッション「Lifetime of War」の報酬|

***特権「黄金の自由」の剥奪 [#c4259b89]
-''<剥奪条件>''
--「コモンウェルスである」 or 「ポーランドでコモンウェルスが存在しない」場合、以下のどれかを満たす
---政府改革「ポーランド選挙君主制」か「選挙君主制」を採用していない
---政府改革「ポーランド専制君主制」採用中
---ミッション「黄金の自由」達成
---絶対主義70以上
---「1615年以降」で「直轄地90%以上」
--安定度+3以上
--摂政でない
-''<剥奪時の即時効果>''
--(貴族階級がいれば)安定度&color(red){-3};
--「コモンウェルスである」 or 「ポーランドでコモンウェルスが存在しない」場合、以下が発生
---(現在授与中なら) 特権「ニェシャヴァ特権」剥奪
---(現在授与中なら) 特権「パクタ・コンヴェンタ」剥奪
---「君主制」「1600年以降」で国フラグ「pol_zebrzydowski_rebellion_flag」(国難「王権をめぐる争い」発生時にセットされ、いくつかのポーランド用イベントに関連)がない場合
・国フラグ「pol_pact_conventa_flag」設置(いくつかのポーランド用イベント、国難「王権をめぐる争い」の発生などに関連)
--「コモンウェルスでない」 or 「ポーランドでコモンウェルスが存在する」場合で政府改革「ポーランド選挙君主制」か「選挙君主制」を採用中
---イベント「The Rights of the [貴族名]」が発生
//estate_privileges_and_agendas_events.1
選挙君主制を維持するか廃止するかを選択する。
選択肢①「維持する」:威信&color(red){-10};
選択肢②「選挙君主制を捨てる」
 ・政府改革「ポーランド選挙君主制」か「選挙君主制」除去
 ・州(都市)の数に応じて1~3の貴族反乱軍が蜂起
 ・絶対主義&color(green){+10};
 ・現在の後継者除去
-''<その他の剥奪方法>''
--国難「王権をめぐる争い」終了
//flavor_pol.22の結果による

**注目の他国 [#b473a0bb]
ここではポーランドプレイでお世話になりそうな他国の話をします。

-''チュートン、リヴォニア騎士団(とリガ)''
チュートンは初手ライバル→凌駕でのPP稼ぎに。
1444年では停戦しているので禁輸PPは稼げないですが、凌駕はほぼ確実にできるのでOK。
リヴォニア(とリガ)は殆どの土地が痩せていますが、海岸に面しているということがとても重要。今後に向けて海軍を創設したいので、水兵を集めるためにもちゃんと征服しておきたいところです。
#br
なお、チュートンは属国化するとイベント「The Teutonic Order」により歴史的ライバルが外れる。
#br
-''マゾフシェ、リトアニア、モルダヴィア、ダンツィヒ''
順に初期属国、同君連合下位にして一発統合可能、運が悪くなければイベントで辺境伯化、独立後ミッションにて属国化。
問題はこいつらのせいで、一時的に外交枠を圧迫されることですが、1枠くらいはオーバーしてでも防衛同盟先を見繕うべきです。
ひとまずマゾフシェはさっさと併合してミッションを進めましょう。
#br
-''オーストリア''
初期の同盟先候補No.1。
というのも、ハンガリーと同盟されないために必要です。また、オスマンの締め付けに失敗した場合における防衛同盟先としても優秀です。
逆にいえば、ポーランド側の地盤が整っていないときにHRE諸侯と戦争してオーストリアとの関係を悪化させてはならないということです。
もしオーストリアがハンガリーと同君連合を組んだら、ポーランド=リトアニア連合として容赦なく(釣りだし宣戦を駆使して)ぶっ潰そう。属国開放だ!
#br
-''ハンガリー''
ミッションで同君連合下位にできるやつその1。
ついこの間まで同君連合組んでいたはずなのに大抵ライバル指定してくる。
先にオーストリアが同君下位においてしまうと土地の請求権を得るだけになってしまうので可能であれば同君連合になる前(1450年代はイベントの都合で同盟が外れている)に、同君連合になってしまっているのなら必ず独立させたのち侵攻する前にミッションを完了させて殴りたいところ。
あらかじめオスマンをつぶしておけば無駄に土地が食べられることがないうえ、ハンガリー自身の請求権でバルカン半島に広い請求権をとれるので、ぶくぶく太らせて統合してしまいましょう。
#br
-''ボヘミア''
ミッションで同君連合下位にできるやつその2。
同文化グループに属している国家かつクラクフノードが分断状態になっているので同君連合でも征服でもお好みで。
ボヘミア自身は(コモンウェルス比では)対して大きくないですが、開発度の高いオーストリア領などHRE領土へ侵攻するならコア化コストや過剰拡大を逃がす国家として暫く生かしておくのもありです。
#br
-''クリミア''(不安定)
序盤のライバル候補。
同盟もオスマン以外は大抵貧弱ですが、遠方の遊牧民国家と結んでるときは注意が必要です。
屈辱PPと君主力各100点を調達する国として認識すればいいでしょう。凌駕してしまったら征服しましょう。
ザポロージェやアゾフはステップ階級配布用に、クリミアは高い開発の収入元としてステート化したいところ。
たまにモルダヴィアやリトアニアが独立国時代に請求権を作成してくれることがあるので、それを活用して捻り潰してもいいでしょう。
#br
-''大オルド''
クリミア方面の遊牧民でライバル候補。
よく東のカザンやウズベクと同盟しており安易に攻めるのは危険です。
しかし彼らはよく戦争をしているので、防衛同盟として参戦してこないタイミングを見計らうことは出来るかもしれません。ウズベク方面の地図が見えないのが難点ではあります。
#br
-''ノヴゴロド''
最初期のライバル兼属国候補。
モスクワをロシアに変態させないためには、モスクワかノヴゴロドのどちらかを引っぺがす必要がありますが、距離的に近いノヴゴロドのほうがまだやりやすいです。
そこでノヴゴロドを属国にして、再征服CBでモスクワから取り上げてしまおうという算段。モスクワの統治技術が10になる前にはやっておきたいところです。
#br
-''ビザンツ''
対オスマンの属国候補。
非常に広範囲に渡る永久請求権を取れる国家ですので、地中海への侵攻を考えているのであれば解放して属国にするのがよいでしょう。
#br
-''マムルーク''
対オスマンの同盟先もしくはデコイ。よくオスマンに虐められている国家。
それだけならば対して問題ないのですが、マムルークがオスマンに対して戦争で勝ちすぎると、マムルークがそっくりそのままポーランドの脅威になってしまいます。
幸い、マムルークの軍質NIは規律+5%のみですが、経済力にものを言わせた大軍の運用をされると厄介です。
あまり対オスマンで助けすぎず、必ずオスマンに対し一緒に宣戦布告し停戦期間を付ける等肥大化させないよう注意をしたいです。

**変態 [#u32a5e56]

自国領の文化構成はポーランドとルテニアが半々ぐらいで主要文化がそこまで強くないため主要文化転向は簡単な方。
自身はポーランドへ変態した経歴(formed_poland_flag)を持っているわけではないため、end-game-tagを持たない国であればポーランド→任意の国に変態→ポーランドに変態といった動きも可能です。

基本的にはポーランドNIがかなり強力なため、変態目的としてはNI以外に求める事が多いでしょう。
特にゲーム開始時から足枷となっている特権"黄金の自由/Golden Liberty"や政体"ポーランド選挙君主制/Polish Elective Monarchy"は自国がポーランド/コモンウェルス以外であれば外せるようになるためかなり有用です。
(前者はポーランドでも選挙君主制が無いならいつでも外せますが)

なおポーランド/コモンウェルスは宗教改革の時代では専用時代ボーナスで''&color(red){交易品生産量+33%};''といった破格の補正を持っています。
ポーランド/コモンウェルスへ戻らない変態を行うのであれば、時代ボーナスを受け取ってから変態した方が良いでしょう。

***ポーランド=リトアニア(ポーランド主導コモンウェルス) [#h6b499e5]

リトアニアとの同君連合を選んでいるのであれば、そのままプレイしていくとほぼこちらへの変態が既定路線となるでしょう。
NIについては上述した通りで、ただちにリトアニアが継承されるため国力に余裕が出てきます。
コモンウェルス変態により解禁される追加ミッションはどれも強力で、ざっくり並べると以下の通り。

・統治効率+5%/MP+20%/政府改革進捗+10%/絶対主義+10を持つ強政体"ポーランド専制君主制/Polish Autocratic Monarchy"
・NIの騎兵戦闘力+30%やUUウイングハサーを最大限活用できる騎兵比率100%編成
・スウェーデン同君CB(厳密にはストックホルム領有国に対する同君CB)
・領有州の羊毛を布地に変換
・大学の数に応じた政府改革進捗+5
・(啓蒙思想受容後ですが)任意のタイミングで統治技術を+1
・軍事覇権による砲兵の対要塞+2/統治キャパ+15%
・追加の黄金時代

なおコモンウェルスへの変態は統治技術10からになりますが、ポーランドのミッション"ルテニアの開発/Develop Ruthenia"の達成後のイベントの選択肢によっては統治技術8からの変態が可能になります。
統治キャパはカツカツですが8でも10でも技術由来のキャパは一緒なので、純粋に高めの国力を早期に得る事が出来るでしょう。

ただしデメリットも少なくなく、イベント結果により変態前にルテニア一帯が''コア無しの状態で''こちらの支配化に置かれ、自力でのコア化が必要になります。
全土リトアニアから継承するのであればステートコア化が済んだ状態で引き渡されるので結構な量の追加ADMがかかる影響は大きめ。
次いでイベントによりリトアニアのヒストリカルフレンド補正が外れます。評価や威信などによっては変態のためのLD要件(LD25%未満)を満たさなくなる可能性に注意。

そもそもミッション達成のために結構なdevポチを要求されるのもあり、総じて癖があるミッション・イベントになります。
ただし外交的なコモンウェルス変態はリトアニア側の州の数60未満といった制約があるので、バルトや東スラヴ一帯を渡しすぎて変態不可となった際には有効となるかもしれません。

***ルテニア [#b767a621]

主要文化をルテニアに変更しキエフ周りを確保したのち変態可能。
ポーランドはゲーム序盤から主要文化をルテニアに出来、基本的に攻め先になりやすい東スラヴ文化グループを広く受容可能で早期に選挙君主制が外せるという事で使いやすい変態先の一つです。

変態のための州はリトアニアが持っているので基本的には手動で統合してからの変態になりますが、コモンウェルス変態の方でも述べたミッション"ルテニアの開発/Develop Ruthenia"でルテニア周りを分捕って強引に変態する事も可能です。
こちらのイベントではVoluineが手に入らないので変態の為の必須4州を満たせませんが、''君主の外交力が5以上であればKijevas・Zaporozeの2州のみで変態が可能となる''条件も併せ持っているので狙えそうなら試してみても良いでしょう。

ミッションは昔ながらな物で豪華ではなく、基本的に東スラヴ文化グループの統一を目指す事になる物になります。
正教会&宗教アイデアの組み合わせなら殆どの国が請求権を作らずに殴れる事になりますので思ったよりは強め。

NIは大分様変わりし軍事面はそこそこ強くも、どちらかというとCCR-10%/分離主義-5/ToT+2/文化登用数+2と拡張プレイが得意な方でしょう。
別段ポーランドNIのままでも良いので、プレイスタイルに合わせてNIを制定していきたいところ。

なお正教会系の国家でありながら変態だけならカトリックである必要はありませんが、変態時に制定されるはずの"ルテニア・ツァーリ国/Ruthenian Tsardom"の制定が空振ります(選挙君主制は外れる)。
こちらを制定したい場合は正教会にする必要がありますが、後から正教会に変えてもしっかり政府改革Tier1に当該政体が出現するので改宗タイミングはお好みで。
得られる補正としては絶対主義+5/政府改革進捗+20%/国教州MP+20%/統治キャパ+350/ストレ雇用可(FL+20%)/帝国固定/ステート請求/ロシア政府能力と中々のてんこ盛り。

end-game-tagでは無いので更なる変態すら可能ですが、ルテニア・ツァーリ国の政体がルテニア&ルテニア文化に紐づいている事には注意。

***プロイセン [#n2ba32f2]

チュートン騎士団領が既定路線で手に入るため、プロイセン文化を広めていくとそのまま変態が可能になります。
変態条件の関係からプロテスタント・改革派のどちらかになる必要あり。

元々がゴリゴリの軍事国家なので他国からの変態程のインパクトはありませんが、Militarizationが加わり更に軍質を高める事が可能になります。
ミッションがブランデンブルク=プロイセンのものに変更されるためHRE入りルートと相性が良さそうに見えますが、自身が皇帝or選帝侯でない場合は離脱してしまうのでボヘミア辺りから選帝侯位をしっかり奪っておきたい所。

余談ですが、ドイツ文化グループは民族主義CBで取れる総devが凄い事になるので、ゲーム後半一気にHRE内に伸びるにあたって主要文化をプロイセンに変えておくのも良いでしょう(西スラヴ文化グループが弱体なので影響は小さめ)。
選挙君主制でいるとHRE諸侯がバックにいる君主が即位しやすく、運が良ければ意識せずとも主要文化転向イベントで変えられる事も。

***エルサレム [#b3a493f0]

エルサレムを領有すると従属国としてエルサレムを解放するディシジョンが現れますが、アフリカ・アラビア・マシュリクリージョンに自国の首都がある場合は自身がエルサレムに変態する仕様となります。
カトリック限定ではありますが文化の制約が無く、end-game-tagでも無いため更に変態可能と色々便利な変態国家です。
ただし時間的な制約があり、宗教改革の時代までに変態を終えないといけない事に注意。
場所が場所なので変態まで手間を擁しますが、初期国力がかなり高めなポーランドなら他国よりはハードルが低いでしょう。

主要文化がポーランドのままでも変態出来るため、ポーランド→エルサレム→ポーランド→コモンウェルスといった変態が即座に行えます。

NIはポーランドと相互互換ぐらいの間柄で、軍質補正をマイルドにした代わりに宣教師や布教強度といった改宗方面を強みとしています。

**アイデア考察 [#vaa099d2]
***アイデア(リアル) [#x03833c7]
普通にとるならばこれらがオススメ
→統治、人文、影響、外交、軍質、攻撃

陸軍はNIが勝手に強化してくれるので、あえて軍事系アイデア0というのもよいかもしれません。そうするのでしたら、財政を良くするためにも経済を取りたいところ。
また、宗教改革の時代に改革派を選ぶのであれば、人文は取らずに別の何かに差し替えてもいいでしょう。ポーランドのNIには異端寛容度+3があるので、キリスト教に対してなら人文がなくても反乱を抑えられます。

***アイデア(ロマン) [#u5a29bc7]
やっぱりロマンや国家に合わせたアイデアは時にプレイヤー厭戦を下げてくれる
→統治、経済、諜報、影響、貴族、軍質(外交、革新)

貴族と軍質は騎兵戦闘力をアップさせますし、貴族-諜報ポリシーで更にアップします。貴族-経済ポリシーで騎兵コストが下がり、軍質-経済ポリシーで規律が上がります。
貴族を1つでもアンロックしておけば、ピンチの際にディシジョン「任意拒否権」で「戦争疲弊-10、陸軍伝統+30、軍事点+100」「歩兵連隊+10、騎兵連隊+5がランダムなコントロール下の州に出現」が得られます。
(ただし、国家フラグ「librium_veto」が立ち、イベント、国難の進捗に影響します。また、[[フラグ除去時のイベント>各国戦略/ポーランド#nieszawa]]で安定度-3される可能性があります)

もし技術レベルオール32(実績「Poland can into space」)を目指すのであれば、革新、統治、外交、貴族を揃えておきたいところ。これらをすべてとれば、少なくともアイデアの効果としてオール技術コスト-20%を貰えるからです。

**宗教 [#kd9d8e58]
ポーランドは初期がカトリックですが、正教に国教を変えることが出来ます。
ハールィチ・ヴォルィーニ公国のコアが''ない''州で維持費0の宣教師を置いておけば、黒塗りの反乱軍が湧いて正教に変えてくれます。
なお、要塞を撤去していないのであればモスボールしておくとなおよいです。

正教ポーランドはかなり強力。元々軍事よりのNIを持っているポーランドに聖ミハイルの聖像を置くだけでゴリゴリ相手の兵士を溶かします。
また元々ポーランドはオスマン帝国と国境を隣接していたら人的資源が回復するランダムイベントが発生するのですが、正教会にも同じく人的資源を回復するランダムイベントがありますので、相乗効果でバリバリ回復します。
更に正教州は総主教の権威によって最大33%人的資源が増えるのでかなり余裕ができます。%%正教強すぎ%%

**第四のローマへの道 [#o5477f11]
ポーランドはオスマンとモスクワさえ処理できれば、比較的容易にローマ帝国建国及び実績を目指せます。
というのも、黒海沿岸は目と鼻の先で、北欧はパーフェクトコモンウェルスの驚異とはなりにくく、HREは常に内乱しており、イタリアは大抵教皇や植民主義スペインが握ってるので宣戦される心配がなく、驚異となる敵がいません。
マムルークやティムールも技術差とNIで強化された軍隊で殴れば勝てます。

アイデアや絶対主義が揃わないうちはオスマンとモスクワを適度に解体しつつ、クリミア→コーカサス→バルカン・オーストリア→アナトリア→マシュリク→エジプト→チュニス→モロッコと征服し、然るのちにイタリア、イベリア、フランス、ネーデルラント、イギリスと時計回りのように拡大しましょう。
唯一ブリテン島上陸に手間取る可能性があるので、複数の大型船建造と旗艦に上陸時間短縮オプションをつけ、上陸部隊に強行軍を発動させておきたいです。

イギリス攻略の奥の手として、大航海時代に大量のガレー建造を行い、スコットランドを武力属国化するという流れがあります。
時代ボーナス【属国の移譲】を取り請求権リレー、またはデンマークからノルウェーを移譲させて諜報アイデアと組み合わせて快適に請求権リレー、もしくは抵抗がなければNOCBでもOKです。
オスマンやモスクワと停戦している時は比較的に暇なので、チャンスがあれば出来るはずです。

**HREへの加入 [#jabebe6c]

HRE皇帝は改革を進めることで諸侯特権を廃止し、すべての構成国を属国化できます。
ポーランドのようなHRE外の大国が狙う場合、選挙で勝つことで皇帝になり、首都を編入して帝位を安定させるのが一般的です。
しかし、選挙で勝つためには選帝侯と同盟をしたり、属国化することが必要不可欠でそれらは手間や外交枠に負担がかかり、またHRE外の国が勝つのは難しいです。
ただし、ポーランドはプロヴァンスやチュートン騎士団などで用いられるオーストリアと関係を改善して首都を編入して加入する戦略をとることができました。
その方法を紹介しようと思います。

***導入編 [#x2f1e112]

一見するとポーランドが何もせず直接領土を組み込むことは''不可能''です。
ではどうするかというと、マゾフシェを独立させることでオーストリアのポーランドに対する評価が200以下で編入できます。(現状191)
しかし、ただ関係改善をするだけではリトアニア同君イベントやモルダヴィア辺境伯化イベントが起きて、間に合いません。
そこで素早く関係をよくする必要があります。
ポーランドがオーストリアに対し出来る方法として挙げられるのは
同盟+50
婚姻+25
通行を許可する+10
贈り物をするmax+25 
などが有名ですが、忘れやすいもの((他にも補助金があるが、今回は利用しない))として二国に共通のライバルがいる(毎月+1,max+20)、ある国に対し威信5を消費してScornful Insultを送ることでその国をライバル視してる国の評価+25もあります。
他にも関係改善を早くするものとして外交顧問の関係改善+20%、交易ノードに商人を派遣し交易方針から関係改善+15%もあります。
尚、必要な関係改善値は31((加入に必要な評価値191から同盟50、婚姻25、贈り物25、侮辱25、同宗教25、通行権10の計160を差し引いた結果値。尚、共通のライバルから発生する評価は含めていないので以下としている。))以下です。

***実践編 [#i807f1e4]

オーストリアがライバル視している国をポーランドもその国をライバルに設定します。
顧問は威信顧問と関係改善顧問を雇い、ウィーンノードに商人を派遣し交易方針を関係改善のものにします。
オーストリアと同盟をして翌月に関係改善を行い、その翌月に軍事通行権を与えます。婚姻はオファーが来なければ通行権の次に与えます。
リトアニア同君イベントやモルダヴィアイベントが来たら放置します。
オーストリアのポーランドに対する評価が141((この値はマゾフシェを解放したときにHREに編入する為に必要な評価の値から50差し引いたもの))以上になったら、オーストリアに贈り物をします。ダカットが足りない場合、借金ではなく貨幣改鋳((借金があると贈り物が出来ない))で用意します。
このあとにオーストリアがライバル視している国に侮辱をする。このとき下のチェックボックスにチェックを入れることを忘れないでください。
そうしないとScornful Insultになりません。また、威信0以上(属国放棄もするので実質5以上)なければ出来ませんのでご注意を。
その次に従属国との相互作用からマゾフシェのScutage/軍納代金のオンオフを繰り返し行い、独立欲求が50((忠実状態の時に独立させると関係悪化のペナルティが発生))を上回ったら属国化を放棄(威信0以上なければ出来ません)します。
その後、首都を編入することで完了です。

これのデメリットとしては公国ランクに下がる点とマゾフシェを独立させることですがメリットはとても大きいでしょう。

また実際にはこれらが完璧に行かない場合でも成功することがあります。(関係改善顧問を雇えなかったり、オーストリアがライバル視している国を一つもライバルに出来ない場合)
逆にすべてが上手くいってもリトアニア同君イベントを放置してたらイベントが強制消化され、同君になり失敗することもあります。
また補助金を与えたり、領地の開発を下げて加入しやすくするのも手かもしれません。

一応、机上の空論ではないかと思う方もいるでしょうからアイアンマンで実行したときの成功例を載せときます。
&ref(https://i.imgur.com/fatIadQ.jpg);

**初手ボヘミアからの西進作戦 [#z5a35764]

***初手ボヘミア同君 [#w62e3b6e]

ミッションツリーからもボヘミア同君CBを得られますが、ミッションで同君にするにはシレジアを確保する必要があって大変です。
そこで、初手にボヘミアを同君にすることで、シレジア併合のAEを節約でき、序盤から戦力を高められます。

まず、オーストリアがボヘミアをライバル視している、もしくはポーランドがHREに加入出来る世界線を選びましょう。
そして、ボヘミアと婚姻しますが、同盟はしないでください。
ボヘミアの王が自国の王朝になった途端に王位請求をします。(もちろん、ボヘミアに別の王が即位することもある、また、このときポーランドは空位ではないことが必要条件)
その後、ボヘミアに宣戦し、同君連合を強要して和平をします。

***西進作戦 [#o37cb06f]

西進作戦の狙いはいくつかあります。

+西への進出
+オーストリアの解体
+オーストリア変態により、選挙王政と貴族から土地を没収できない特権を廃止((他国に変態すれば1600年を迎えていなくても、特権を剥奪でき、選挙王政を廃止できる))
+オーストリアのミッションで強力な政体のオーストリア君主帝国/Imperial Austrian Monarchy((不穏度-2や君主の外交スキル+2など強力))を取得

まず、西進作戦をするにはHREを解体する必要があります。そうしなければ、毎度毎度、皇帝とAEに悩まされるでしょう。
初手でHREを解体する方法は後述します。
//HREを解体する流れとして全選帝侯を属国もしくは同盟するといいです。そのあと、オーストリアとよく同盟を組むハンガリーに宣戦し、オーストリアの首都ウィーンを占領し、HREを解体します。
//その後、オーストリアのハンガリー以外の厄介な同盟国(アラゴンなど)と切らせて、他は要求せずに和平を結びます。
//このとき、ハンガリーからはポーランドとオーストリアの領土がつながるように最低限の割譲をさせ、オーストリアとの同盟を切らせます。

オーストリアとの停戦が切れた後は、再度攻めて、スティリアのコア一つとそれ以外の領土をとって和平をします。
次の侵攻ではスティリアを属国として解放し、再征服CBを利用し、コアを奪取します。それとともに、チロルのコアを一つとり、それを利用して再度再征服を行いましょう。
オーストリアを滅ぼした後は、オーストリア文化に主要文化をシフトして、オーストリア文化のコアを6つ持つことでオーストリアに変態できます。
なお、オーストリアのコアを引き継げるため、チロルなどを外交点0で併合できることがあります。

そして初手ボヘミアと西進作戦を組み合わせた理由として、[[同君下位国に属国を作らせる方法>各国戦略/汎用戦略#i9230532]]を利用できるからです。
ボヘミアの属国に敵の首都の占領権を譲ることで、ボヘミアの属国にすることができて、ポーランドがAEや外交点を負担しなくてよくなります。旧HREは小国が多いため、この二つは相性が良いです。

なお、オスマンと併行してできる余裕があるなら、併行して進めた方がいいでしょう。

**初手HRE解体戦略 [#aa516906]
ポーランドは、列強入りするまでとはいわないものの東欧の大国であり、''高確率で初手でHREを解体させることができます''。
特に最序盤は解体しやすい環境が整っているため、一戦略としてここで紹介します。
HREを解体できれば、HREにある各種の防衛機能がなくなり、わざわざドイツ人の皇帝に土下座してHREに加盟させてもらうこともなくなるのです。

ここでHREの解体の条件をおさらいすると、皇帝及び選帝侯を自国の同盟国か交戦国とし、交戦国となったこれらの国の首都を占領すれば、解体することができます。
今回行う方法は、選帝侯とできるだけ多く同盟し、同盟を結べない選帝侯に宣戦し、皇帝と選帝侯の首都を包囲するというものです。
念のため確認すると、マインツ・トリーア・ケルン・ボヘミア・プファルツ・ザクセン・ブランデンブルクが七選帝侯です。
帝国西側の選帝侯のプファルツ・ケルン・トリーア・マインツが隣り合っていて見にくいので漏れがないようにしましょう。
具体的には以下のとおりです。

+''帝国東側の選帝侯と同盟''
帝国東側の選帝侯と同盟を結び、「自国の同盟国である」条件を満たします。
具体的にはボヘミア・ザクセン・ブランデンブルクであるが、概ね関係改善せずに結ぶことができるでしょう。
#br
+''帝国西側の選帝侯と同盟''
帝国西側の選帝侯は互いにライバル視している場合があり、同盟が二者択一になることが多いです。
特にトリーア・ケルン・プファルツは仲が悪いことが多いため、最終的には一国以外の選帝侯と同盟が結ばれている状態にします。
この時に最後の一国がオーストリアの同盟国であれば、後述する宣戦の際のペナルティを軽減できます。
#br
+''軍備の調整''
ポーランドの場合、最初から単独で22ユニットほど用意されており、HREを解体するだけであれば軍備は十分です。
ただし軍備がおろそかになると、同盟破棄をされる可能性があるため、扶養限界程度には拡張しておきましょう。
#br
+''空位時代(Interregnum)からの解放''
ポーランドはGC開始時点では君主が空位であるため、他国への宣戦ができない。このため、君主が来るまで待たなければならない((このため、フランスの方が早くHREを解体できます。))。
宣戦は早いことに越したことはありませんが、リトアニアとの同君イベントまで待っても、下地さえできていればさして影響はないでしょう。
#br
+''同盟を結んでいない選帝侯にNoCB(宣戦事由なし)宣戦''又は''皇帝オーストリアにHumiliate Rival(ライバルに屈辱を与える)宣戦''
唯一同盟を結んでいない選帝侯に対して宣戦布告します。CBがあればいいですが、選帝侯が侮辱してこない限りCBは手に入らないので、基本はNoCBで宣戦することとなります。
この際、他の帝国西側の選帝侯は土地を確約すれば参戦してくれることもありますので、弾除けとして呼び出しましょう。
宣戦する前に画面右下のHREタブから選帝侯すべての外交画面に飛んで同盟を結んだかチェックしておきましょう。
唯一同盟を結んでいない選帝侯がオーストリアと同盟関係にある場合は、NoCBする必要はありませんので、皇帝であるオーストリアに宣戦すればよいでしょう。オーストリアには初手でライバルにできるため、ライバルに指定後にHumiliate Rivalで宣戦しましょう。
#br
+''ウィーンと選帝侯首都を包囲''
皇帝オーストリアの首都ウィーンと、唯一同盟を結んでいない選帝侯の首都を包囲します。
いずれの首都もポーランドから直行で向かうことができますので、他の州を無視してい張り付きましょう。13ユニットずつに分かれれば、他のユニットが攻撃してくることはないため、そこまで労せず包囲を完了させることができるでしょう。
なおポーランドの要塞地域には防衛布告をしておくとよいでしょう。
#br
+''HRE解体''
包囲が完了したら、HRE画面から解体すれば完了です。この際威信が&color(green){100};もらえるため、無駄にしないよう廃嫡や属国をなだめるのに使用すると良いでしょう。
#br
+''講和''
首都を占領したオーストリアなどから順に個別講和をしていきましょう。
オーストリアの同盟関係次第では交戦国が膨れ上がり、即講和するのは難しい可能性もありますが、近場の国の首都を順次落として個別講和していけば、ポーランドの国力で収支をプラスにすることもできます。
この際に適当な小国(宣戦相手の選帝侯を含む。)を利用して、不要となった同盟の破棄とともに講和すればその後の同盟関係の整理が楽になります。

''【参考】トリーアNoCB宣戦からの1448年HRE解体成功例''((その後は、オーストリアに現金+賠償金で講和し、トリーアと不要な同盟(プファルツとケルン)の破棄と端金で講和。合計収支はプラスになりました。))
#ref(./poland-HRE.jpg,50%);

**イベントと国難 [#o686fe47]
(この項目は''v1.33準拠'')
概要のみ記述。詳細は元ファイルか英Wikiをご参照ください。

***「ニェシャヴァ特権 - 特定代表者会議/The Nieszawa Privileges-'Conventiones Particulares'」 関連 [#nieszawa]
国王とセイムの特権関連のイベント。
1460~1485未満で発生し、譲歩して特権を与えると貴族階級に特権「ニェシャヴァ特権」が与えられる。
技術コスト悪化はあるが、安定度コストを大幅に削減してくれる。
安定度を上げやすいカトリック国家には旨味が薄いかもしれないが、押し付けられると厄介な特権「パクタ・コンヴェンタ」に安定度コスト+50%がある点も勘案したい。
また特権が有効な場合、1680年以降発生する関連イベントで特権を剥奪しない選択をすればボーナスが得られる。

-''「ニェシャヴァ特権」剥奪方法''
--1600年以降可能になる「黄金の自由」剥奪でこの特権も同時に剥奪可能。
--1672年~1680年末の間に起こる「ソビエスキの軍事改革」([[次項目参照>各国戦略/ポーランド#m765561d]])にも除去できる選択肢があり、こちらは安定度は下がらず、サイズ3の反乱軍が蜂起する。
--関連イベントで剥奪
1680年以降、年数に応じて除去可能な選択肢を持つ4つの関連イベントが用意されているが、これを利用する場合は安定度-3と引き換えになる。
--国難「王権をめぐる争い」(1610年以降)の終了イベントでも剥奪できる。

#divregion(''&color(red){開/閉};'')
以下のイベントはすべてゲーム中1度だけ発生する。

-''「ニェシャヴァ特権-特定代表者会議/The Nieszawa Privileges-'Conventiones Particulares」'''
//flavor_pol.3467
--''「発生条件」''
---貴族階級の特権が4未満である
---「ポーランドでありコモンウェルスが存在しない」or「コモンウェルスである」
---1460年~1485年未満である
--''「平均発生期間」'':50ヶ月(4年2ヶ月)
--''選択肢①「協定を受け入れる」''
---貴族階級に特権「ニェシャヴァ特権」を授与する
・補正効果:安定度コスト&color(green){-20%};、技術コスト&color(red){+5%};
--''選択肢②「拒否する」''
ランダムなヨーロッパの自国領でサイズ3のマグナート反乱軍が蜂起。
#br

''「関連イベント」''
以下のイベントは「ニェシャヴァ特権」、またはディシジョン「任意拒否権」で立つ国家フラグ「librium_veto」が発生条件になっている。
名称はすべて同じだが、説明文が異なる。
最後のイベント(1785年以降)を除き、発生年数以外は同内容である。
#br
-''「停滞の終わり/Ending the Stagnation」''
//flavor_pol.3497
第二次ウィーン包囲の英雄ヤン・ソビェスキのイベント。
--''「発生条件」''
---過去or現在ポーランドである
---国家フラグ「librium_veto」、または貴族階級特権「ニェシャヴァ特権」がある。
---いずれかの隣国が合計3以上技術先行している
---1680年~1695年未満である
--''「平均発生期間」'':180ヶ月(15年)
--''選択肢①「状況を変えない」''
---安定度&color(green){+1}; (安定度+3なら統治点&color(green){+50};)
---重商主義&color(green){+3};
--''選択肢②「状況を変える」''
---安定度&color(red){-3};
---国家フラグ「librium_veto」除去
---貴族階級特権「ニェシャヴァ特権」没収
#br
-''「停滞の終わり/Ending the Stagnation」''
//flavor_pol.3498
ザクセン選帝侯でもあるアウグスト3世のイベント。
--''「発生条件」''
---1697年~1712年未満である
---(他の条件は同上)
--''「平均発生期間」'':180ヶ月(15年)
--''選択肢①「状況を変えない」''
---(同上)
--''選択肢②「状況を変える」''
---(同上)
#br
-''「停滞の終わり/Ending the Stagnation」''
//flavor_pol.3499
ポーランド最後の王スタニスワフ2世アウグストのイベント1。
--''「発生条件」''
---1765年~1780年未満である
---(他の条件は同上)
--''「平均発生期間」'':180ヶ月(15年)
--''選択肢①「状況を変えない」''
---(同上)
--''選択肢②「状況を変える」''
---(同上)
#br
-''「停滞の終わり/Ending the Stagnation」''
//flavor_pol.3500
ポーランド最後の王スタニスワフ2世アウグストのイベント2。
--''「発生条件」''
---1785年~1800年未満である
---(他の条件は同上)
--''「平均発生期間」'':180ヶ月(15年)
--''選択肢①「状況を変えない」''
---安定度&color(green){+2};
---重商主義&color(green){+3};
--''選択肢②「状況を変える」''
---(同上)
#enddivregion

***「パクタ・コンヴェンタとヘンリク条項」関連 [#pacta]
-1.34の変更
The event "The Pacta Conventa and the Henrykian Articles" can now only fire if the event "The Nieszawa Privileges" already occurred before.
イベント「パクタ・コンヴェンタとヘンリク条項」は、イベント「ニェシャヴァ特権 - 特定代表者会議」発生後のみ発生するようになった。

(1.33で確認)
能力の低い国王とセイムの関係性のイベント。
代替わりのたびに発生判定が起こり、「新統治者のスキルに1以下のものがある」と重いマイナス補正のある特権を与えなければならなくなる。
その後、3つの派生イベントのうち1つが発生する。
1つだけグッドイベントで、残りはさらなるマイナス補正か正統性、安定度の喪失を強いてくる。

-''「パクタ・コンヴェンタ」の剥奪''
(1.35.6対応に向けて編集中)
通常の方法では剥奪できない。
また、国難「王権をめぐる争い」の終了イベントで直接剥奪されることはなくなった。
//終了イベント:flavor_pol.22
--''方法①''イベント flavor_pol.12(Pacification Sejm)
国王側が支配権を握るルート。
---イベント  flavor_pol.11(サンドミェシュの反乱/Rokosz Sandomierski?)が発生から3年が経過している
このイベントは絶対主義時代に発生する国難「王権をめぐる争い」の開始イベント(flavor_pol.3481)から3年経過で発生するイベントflavor_pol.10(コンフェデラツィア/Konfederacja?)発生から3年経過で発生する。
---以下のどちらかを満たす
・イベント「コンフェデラツィア」で「要求を拒否」を選んでいる
・イベント「サンドミェシュの反乱」で「反乱鎮圧」を選んでいる
---反乱軍がコントロールする州がない
#br
--''方法②''イベント flavor_pol.21を発生させる
※貴族側が支配権を握るルート。共和制の「貴族エリート」になる。
---イベント「コンフェデラツィア」で「要求を受け入れる」を選んでいる
---イベント「サンドミェシュの反乱」で「反乱の指導者と交渉する」を選んでいる
---国難「王権をめぐる争い」の開始イベントから1000日経過している
---反乱軍がコントロールする州がない
#br
--''方法③''貴族特権「黄金の自由」の剥奪
1615年以降で直轄地90%以上など。

#divregion(''&color(red){開/閉};'')
-''「パクタ・コンヴェンタとヘンリク条項/The Pacta Conventa and the Henrykian Articles」''
//flavor_pol.3480
(このイベントは1.35.6で確認済)
--''「発生条件」''
---選挙王制の代替わり時(1統治者に1回だけ発生)
---「ニェシャヴァ特権-特定代表者会議」が発生済み
//ニェシャヴァ特権イベント発生時に立つ国フラグ「pol_had_nieszawa_privileges_country_flag」がある
---政府改革「ポーランド選挙君主制」または「選挙君主制」がある。
---新統治者に2未満のスキルがある
---ポーランドである/であった
--''「結果」''
---貴族階級が特権「パクタ・コンヴェンタ/Pacta Conventa」を獲得 
//estate_nobles_pacta_conventa
・忠誠均衡値&color(green){+5};、影響力''+5''、最大絶対主義&color(red){−5};(最大絶対主義減は軽減可能)
・戦争疲弊コスト/War exhaustion cost&color(red){+50%};
・インフレ減コスト&color(red){+50%};
※特権枠に空きがない場合、既存の特権が外れる。
---国グラグpol_pact_conventa_flagが立つ
※下記の関連イベント「セイムは増派を拒否」「セイムは政策に従う」「セイムは拒否権を発動」を発生させる。
 また、国難「王権をめぐる争い」の前提条件にもなっている。
---国フラグ「pol_pact_conventa_flag_had_before」が立つ
※このフラグで「パクタ・コンヴェンタとヘンリク条項」を複数回発生させないように制御する)
#br
-''「セイムは増派を拒否/The Sejm refuses to allow the mobilization of more troops」''
//flavor_pol.3738
--''「発生条件」''
---主要文化が「ポーランド」
---摂政でない
---国フラグ「pol_pact_conventa_flag」が立っている
---君主制である
--''「平均発生時間」'':6ヶ月
--''「選択肢①」''(受け入れる)
---統治者補正「セイムが軍隊を拒絶/Sejm Refuse Troops」
//pol_sejm_refuse_troops
・補正効果:人的資源回復速度&color(red){-50%};、連隊雇用期間&color(red){+50%};
--''「選択肢②」''(拒否)
---正統性&color(red){-20};
---安定度&color(red){-1};
#br
-''「セイムは政策に従う/The Sejm comply with your policies」''
//flavor_pol.3743
--''「発生条件」''
---主要文化が「ポーランド」
---摂政でない
---国フラグ「pol_pact_conventa_flag」が立っている
---君主制である
--''「平均発生時間」'':3ヶ月
--''「結果」''
---統治者補正「セイムの追従/Sejm complied」
//pol_sejm_comply_policies
・補正効果:年間インフレ減&color(green){+10%};、技術コスト&color(green){-10%};、アイデアコスト&color(green){-10%};
#br
-''「セイムは拒否権を発動/The Sejm veto all your policies」''
//flavor_pol.3744
--''「発生条件」''
---摂政でない
---国フラグ「pol_pact_conventa_flag」が立っている
---君主制である
--''「平均発生時間」'':6ヶ月
--''「選択肢①」''(受け入れる)
---統治者補正「セイムの拒否権/Sejm Veto」
//pol_sejm_veto
・補正効果:安定度コスト補正&color(red){+10%};、技術コスト&color(red){+10%};、アイデアコスト&color(red){+10%};
--''「選択肢②」''(拒否)
---正統性&color(red){-20};
---安定度&color(red){-1};
#enddivregion

***その他のポーランド関連イベント [#m765561d]
''発生時期がおおむね予測できるイベント''
#divregion(''&color(red){開/閉};'')
総じて発生すると思われる順に記載。
すべてゲーム中1度しか発生しない。
#br
-''「モルダヴィアのロマンへの支援/Support for Roman of Moldavia」''
//flavor_mol.1
※ポーランドで発生するモルダヴィアのイベント。
ポーランドはモルダヴィアを開幕時から独立保障しているので発生条件を満たしている。
選択肢①、②を選ぶとモルダヴィアで連鎖イベント「ロマンの侵略」が発生。
「ロマンの侵略」でAIモルダヴィアは65%の確率でポーランドの辺境伯になる選択肢を選ぶ。
--''「発生条件(抜粋)」''
---1448年未満
---ポ-ランドがモルダヴィアと「独立保障」or「同盟」or「婚姻」している。
--''「平均発生期間」'':4年(1447年以降×0.01)
--''選択肢①「ロマンを金銭で支援」''
---年収の&color(red){50%分};を支払う
---モルダヴィアでイベント「ロマンの侵略」が発生。
--''選択肢②「ロマンに兵を送り支援」''
---人的資源を&color(red){1年分};支払う
---モルダヴィアでイベント「ロマンの侵略」が発生。
--''選択肢③「干渉しない」''
---威信&color(red){-10};、正統性&color(red){-10};
#br
-''「ヴワディスワフ3世の後継者/Successor of Wladyslaw III」''
//flavor_pol.18
--''「発生条件(抜粋)」''
---ポーランドである
---1450年未満
---従属国でない
---摂政である
--''「平均発生期間」'':12ヶ月(1447年以降×0.1、1448年以降×0.01,1449年以降×0.001)
---リトアニアが「独立国として存在」し、王朝が「ヤギェウォ」である。
--''選択肢①「ヤギェウォ家が必要だ」''
---リトアニアがポーランドの同君下位になる。
---イベント「ポーランドの選挙君主制」に連鎖
--''選択肢②「地元貴族を選出」''
※リトアニアに嫌われるが選挙君主制を回避できる。
---ポーランド文化で各スキル3~6の君主が即位。
---リトアニアが評価補正「ポーランド王位を拒否された/Denied the Polish Throne」を得る。
// lit_denied_birthright
補正効果:イベント発生国への評価&color(red){-100};(&color(green){+2/年};)
#br
-''「ポーランドの選挙君主制/Elective Monarchy in Poland」''
//flavor_pol.20
「ヴワディスワフ3世の後継者」から連鎖。
--''「結果」'':政府改革「選挙王制」を採用(Tier1)
#br
-''「ポーランドのマゾフシェ継承/The Polish Inheritance of Mazovia」''
//flavor_pol.3473
ミッション「マゾフシェ再編入/Reincorporate Mazovia」達成で発生。
※達成条件はワルシャワ/Warszawaを中核州として領有すること。
属国マゾフシェを外交併合開始可能なのは1454年1月1日。
外交評判+1なら5年で併合完了。外交併合を早める貴族特権や教皇庁アクションのボーナスがあればさらに短縮できる。
--''「結果」'':ワルシャワ州に州補正「マゾフシェの経済開発/Economic Development of Mazovia」発生
---期間:永続
---補正効果:州開発コスト&color(green){-10%};
※DLC「Common Sense」非有効化時は「税開発度&color(green){+2};」
※ワルシャワ領有でディシジョン「ワルシャワ遷都」が可能になる。 (威信&color(green){+20};。ワルシャワの各開発度&color(green){+1};)
#br
-''「ニコラウス・コペルニクス/Nicolaus Copernicus」''
//flavor_pol.5100
ミッション「ポーランド・ルネサンス/Polish Renaissance」達成で発生。
※ミッション達成:ルネサンス受容などが条件。ルネサンスは1450年以降で発祥するので、イベント発生はそれ以降になる。
--''「結果」'':ニコラウス・コペルニクス(自然科学者/生産効率+10%、ポーランド文化、スキル3、顧問費用-75%)が顧問候補に加わる。
#br
-''「ニェシャヴァ特権 - 特定代表者会議」''
1460年~1485年未満に発生。[[前項目>各国戦略/ポーランド#nieszawa]]参照。
#br
-''「プロイセン同盟の蜂起/The Prussian Confederation Revolts」''
(チュートンで発生するイベント。[[別項参照>各国戦略/ポーランド#i6a3c35d]])
1460年~1500年未満で発生。
#br
-''「ピョトルクフ法令/The Statute of Piotrkow」''
//flavor_pol.3468
貴族が農奴制の強化を求めてくるイベント。
1490年~1500年未満に発生。
--''「平均発生期間」'':50ヶ月(4年2ヶ月)
--''選択肢①「農奴制を強化する」''
---安定度&color(green){+1}; (安定度+3なら統治点&color(green){+50};)
---重商主義&color(green){+3};
---国家補正「ピョトルクフ法令/The Statute of Piotrkow」を得る
//pol_statute_piotrkow
・期間:10950日(30年)
・補正効果:技術コスト&color(red){+10%};
--''選択肢②「強化しない」''
---安定度&color(red){-3};
#br
-''「コモンウェルス海軍/The Commonwealth Navy」''
//flavor_pol.1
コモンウェルス(統治技術Lv10で建国可能)のミッション「ポーランド海軍/The Polish Navy」達成で発生。
※ミッション達成:ダンツィヒに「ドックor乾ドック」と「造船所or大造船所」を完成させる等。(外交技術Lv8が必要)
--''「結果」''
---海軍伝統&color(green){+20};
---ランダムな自国の沿岸州で大型船5隻をコスト0、造船期間1/10で建造する。
#br
-''「コレギウム・ホシアヌム/Collegium Hosianum」''
//flavor_pol.14
対抗宗教改革のための人材を育てるイエズス会の教育機関の設立。
設立者は枢機卿ホジュシュ/Hosius。
--''「発生条件(抜粋)」''
---1560年~1575年未満
---ヴァルミア/Warmiaを領有中  ※東プロイセンエリア
---国教がカトリック
--''「平均発生期間」'':45ヶ月(3年9ヶ月)
--''「結果」''
---威信&color(green){+5};
---州補正「コレギウム・ホシアヌム/Collegium Hosianum」を得る
//pol_collegium_hosianum
※州を所有していることで国全体にかかる。
・期間:永続(国教をカトリック以外に変更するとイベント「コレギウム・ホシアヌムの命運」により除去される。
・補正効果:年間教皇影響度&color(green){+1};、対異端布教強度&color(green){+1%};
---ヴァルミアの宗教がカトリックでなければカトリックになる
#br
-''「コレギウム・ホシアヌムの命運/The Fate of the Collegium Hosianum」''
//flavor_pol.16
国教がカトリック以外になると発生。
--''「発生条件(抜粋)」''
---いずれかの自国州に州補正「コレギウム・ホシアヌム」がある ※ヴァルミア
---国教がカトリック以外
--''「平均発生期間」'':45ヶ月(3年9ヶ月)
--''「結果」'':ヴァルミアから州補正「コレギウム・ホシアヌム」が失われる。
#br
-''「ラジヴィウ聖書とポーランド宗教改革/The Radziwill Bible & the Reformation in Poland」''
//flavor_pol.15
改革派の発生イベント。
--''「発生条件(抜粋)」''
---1560~1570年未満。
---国教がカトリック
---改革派が解禁済み
---ルブリン/Lublinを領有 ※ワルシャワの南東に隣接
--''「平均発生期間」'':30ヶ月(2年6ヶ月)
--''選択肢①「改革派の聖書を焼く」''
---教皇影響度&color(green){+10};
---ルブリンに以下が発生
・改革派になる
・州補正「農民の怒り/Peasants Rage」
//add_unrest_10_modifier
・期間:1825日(5年)
・補正効果:州不穏度&color(red){+10};
---ランダムな自国州(首都以外、ポーランド文化、カトリック州)1州に以下が発生
・改革派になる
・州補正「農民の怒り」 ※内容は前述の通り
--''選択肢②「興味を示す」''
---ルブリン、ランダムな自国州(首都以外、ポーランド文化、カトリック州)から2州が改革派になる(計3州)
#br
-''「ヴィリニュス大学/Vilnius University」''
//flavor_pol.4
--''「発生条件」''
---「ポーランドでありコモンウェルスが存在しない」or「コモンウェルスである」
---1570年~1610年未満
---ヴィルナ/Vilnaを領有 ※リトアニアの首都
---リトアニアが存在しない
--''「平均発生期間」'':200ヶ月(16年8ヶ月)
--''選択肢①「後援する」''
---年収の&color(red){25%分};を支払う
---威信&color(green){+5};
---統治点&color(green){+100};
---革新性&color(green){+1};
--''選択肢②「しない」''
---威信&color(red){-1};
#br
-''「ザモイスキ・アカデミー」''
//flavor_pol.7
宰相ヤン・ザモイスキのアカデミー。
--''「発生条件」''
---「ポーランドでありコモンウェルスが存在しない」or「コモンウェルスである」
---1590年~1650年未満
--''「平均発生期間」'':200ヶ月(16年8ヶ月)
--''選択肢①「後援する」''
---年収の&color(red){25%分};を支払う
---威信&color(green){+5};
---軍事点&color(green){+100};
---革新性&color(green){+1};
--''選択肢②「しない」''
---威信&color(red){-1};
#br
-''「イエズス会の王/The King of the Jesuits」''
//flavor_pol.3477
発生条件の国家補正「対抗宗教改革」はディシジョン「対抗宗教改革」採択時に付与される。
--''「発生条件」''
---「ポーランドでありコモンウェルスが存在しない」or「コモンウェルスである」
---1600年~1650年未満
---国教がカトリック
---摂政でない
---国家補正「対抗宗教改革」がある
//counter_reformation
--''「平均発生期間」'':200ヶ月(16年8ヶ月)
--''選択肢①「宗教的自由の勝利」''
---国家補正「対抗宗教改革」が失われれる。
---「対抗宗教改革」を選択中の国に評価補正「ポーランドにおける宗教の自由」を追加
// opinion_pol_religious_freedom
補正効果:イベント発生国に対する評価&color(red){-100};。
---統治者補正「ポーランドにおける宗教的自由/Religious Freedom in Poland」
//pol_religious_freedom
補正効果:異端寛容度&color(green){+1};、宗教統一度&color(green){+20%};
--''選択肢②''「カトリック支持」
 ・カトリック国からに評価補正「Polish True Faith」+10
//opinion_pol_true_faith
補正効果:イベント発生国に対する評価&color(green){+10};
--''選択肢③''「イエズス会の王万歳」
---統治者補正「イエズス会の王/Jesuit King in Poland」
//pol_jesuit_king
補正効果:国教寛容度&color(green){+3};、年間教皇影響度&color(green){+2/年};
※この補正がある間はイベント「ジグムントの柱」が''発生しない''。
#br
-''「ミハウ・センヅィヴイ/Michal Sedziwój」''
//flavor_pol.6
--''「発生条件」''
---「ポーランドでありコモンウェルスが存在しない」or「コモンウェルスである」
---1600年~1636年未満
--''「平均発生期間」'':150ヶ月(12年6ヶ月)
--''選択肢①「雇う」''
---年収の&color(red){20%分};を支払う
---統治点&color(green){+100};
---ミハウ・センヅィヴイ(哲学者/威信+1/年、ポーランド文化、スキル3、顧問費用-50%)が顧問候補に加わる。
---革新性&color(green){+1};
--''選択肢②「雇わない」''
---威信&color(red){-1};
#br
-''「ヤン・ブロジェク/Jan Brozek」''
//flavor_pol.5
--''「発生条件」''
---「ポーランドでありコモンウェルスが存在しない」or「コモンウェルスである」
---1600年~1652年未満
--''「平均発生期間」'':200ヶ月(16年8ヶ月)
--''選択肢①「雇う」''
---年収の&color(red){20%分};を支払う
---外交点&color(green){+100};
---ヤン・ブロジェク(自然科学者/生産効率+10%、ポーランド文化、スキル2、顧問費用-50%)が顧問候補に加わる。
---革新性&color(green){+1};
--''選択肢②「雇わない」''
---威信&color(red){-1};
#br
-''「ジグムントの柱/Sigismund's Column」''
//flavor_pol.2
--''「発生条件」''
---「ポーランドでありコモンウェルスが存在しない」or「コモンウェルスである」
---1640年~1655年未満
---威信50以上
---統治者補正「イエズス会の王」がない ※イベント「イエズス会の王」での選択により付与
---ワルシャワを領有
--''「平均発生期間」'':100ヶ月(8年4ヶ月)
--''選択肢①「柱を建設する」''
---年収の&color(red){50%分};を支払う
---国家補正「ジグムントの柱/Sigismund's Column」を得る
・期間:30年
・補正効果:年間威信&color(green){+0.5};、アイデアコスト&color(green){-10%};
--''選択肢②「しない」''
---威信&color(red){-1};
---正統性&color(green){+10};
#br
-''「大北方戦争/The Great Northern Conflict」''
//flavor_pol.3491
--''「発生条件」''
---1650年~1750年未満
---「ポーランドでありコモンウェルスが存在しない」or「コモンウェルスである」
---スウェーデンと相互にライバルである
--''「平均発生期間」'':200ヶ月(16年8ヶ月)
--''選択肢①「前進!」''
---スウェーデンが評価補正「ポーランドの侵略/Polish Aggressions」を得る
//opinion_polish_aggressions
補正効果:イベント発生国への評価&color(red){-150}; 
---イベント発生国と隣接するすべてのスウェーデンの州に請求権が発生
---スウェーデンのライバル国が評価補正「共通の敵/Common Enemy」を得る
//opinion_common_enemy
・期間:10年
・補正効果:イベント発生国への評価&color(green){+30};
--''選択肢②「落ち着け」''
---威信&color(red){-10};
---スウェーデンが評価補正「取り消された請求/Ignored Claim」を得る
//opinion_ignored_claim
補正効果:イベント発生国への評価&color(green){+10};
#br
-''「メルクリウシュ・ポルスキ・オルデュナリーニ/Merkuriusz Polski Ordynaryjny」''
//flavor_pol.3
短命に終わったポーランド最初の新聞。メルクリウシュはメルクリウス(マーキュリー)のこと。
--''「発生条件」''
---「ポーランドでありコモンウェルスが存在しない」or「コモンウェルスである」
---1660年~1700年未満
--''「平均発生期間」'':100ヶ月(8年4ヶ月)
--''選択肢①「新聞を後援する」''
---年収の&color(red){15%分};を支払う
統治者補正「メルクリウシュ・ポルスキ・オルデュナリーニ/Merkuriusz Polski Ordynaryjny」を追加
//pol_merkuriusz_polski_ordynaryjny
補正効果:技術コスト&color(green){-5%};、アイデアコスト&color(green){-5%};
--''選択肢②「許可する」''
---安定度&color(green){+1}; (安定度+3なら統治点&color(green){+50};)
--''選択肢③「発禁にせよ」''
※同君下位でないことが出現条件
正統性&color(green){+15};
#br
-''「ソビェスキの陸軍改革/The Sobieskian Army Reforms」''
//flavor_pol.3485
--''「発生条件」''
---「ポーランドでありコモンウェルスが存在しない」or「コモンウェルスである」
---1672年~1681年未満
--''「平均発生期間」'':40ヶ月(3年4ヶ月)
--''選択肢①「陸軍改革だけを行う」''
---人的資源&color(green){1年分};を得る
---軍事点&color(green){+100};
---安定度&color(green){+1}; (安定度+3なら統治点&color(green){+50};)
--''選択肢②「陸軍改革とセイムの弱体化を行う」''
※貴族階級の特権「ニェシャヴァ特権」があることが出現条件(イベント「ニェシャヴァ特権 - 特定代表者会議」で付与される)
---特権「ニェシャヴァ特権」を剥奪
---軍事点&color(green){+50};
---ヨーロッパ大陸の自国州でサイズ3のマグナート反乱軍が蜂起
#br
-''「リトアニアの恐るべき疫病/The Horrible Plague in Lithuania」''
//flavor_pol.3493
バッドイベント。事実上、回避できない。
--''「発生条件」''
---リトアニアが存在しない
---「ポーランドでありコモンウェルスが存在しない」or「コモンウェルスである」
---1700年~1750年未満
--''「平均発生期間」'':200ヶ月(16年8ヶ月)
--''選択肢①「何もしない」''
---国家補正「過酷な疫病/Severe Plague」付与
//severe_plague
・期間:5年
・補正効果:すべての州の税収&color(red){-10%};、国家人的資源補正&color(red){-25%};
--''選択肢②「努力する」''
---国家補正「抑制された疫病/Contained Plague」付与
//contained_plague
・期間:5年
・補正効果:すべての州の税収&color(red){-5%};、国家人的資源補正&color(red){-10%};
#br
-''「王権をめぐる争い/The Struggle for Royal Power」''
//flavor_pol.3481
絶対主義の時代(少なくとも1610年以降)に発生する国難の開始イベント。
詳細は[[国難のページ>データ/国難#poldisaster]]を参照。
#enddivregion
#br
#br
''発生時期の予測できないイベント''
以下のイベントの発生は完全に展開次第のため別記した。
#divregion(''&color(red){開/閉};'')
-''「チュートン騎士団/The Teutonic Order」''
//flavor_pol.17
チュートン属国化で発生。
--''「結果」''
---相互に歴史的ライバルが外れる
---威信&color(green){+3};
#br
-''「トルコ=ポーランド緊張/Turko-Polish Tension」''
//flavor_pol.3488
オスマンに対し請求権を得る。
条件を満たす限り何度でも発生する。
--''「発生条件(抜粋)」''
---国教がキリスト教グループ
---オスマンが存在する
---オスマンと同盟していない
---オスマンの従属国でない
---過去10年このイベントが起きていない
---(州条件)「自国/属国(Vassal)/同君上位国/同君下位国に隣接するオスマンの州」で「中核/請求権がない」州がある
※辺境伯は含まない。
--''「平均発生期間」'':200ヶ月(16年8ヶ月)
--''結果''
---人的資源&color(green){1年分};を得る
---上記の州条件に適合する州に請求権を得る。
#enddivregion

***国難「王権をめぐる争い/The Struggle for Royal Power [#polDisaster]
絶対主義の時代(少なくとも1610年以降)に発生する。
この国難を通じて選挙王制を外すことができる。
[[こちらを参照>データ/国難#poldisaster]]。
※国難のイベントもリンク先を参照。

***DLC「Women In History」のイベント [#w28615ce]
(編集中)
ウルシュラ・マイェリン、エルジュビェタ・ヘレナ・シェニャフスカ、マリー・ルイーズ・ゴンザーグのイベントがあり、安価な顧問として迎えるか彼女らを統治者とするかを選択する。
統治者とした場合、スキルは全員3-4-2だが、統治者特性は異なっている。
//women_history_events.67 women_history_events.68 women_history_events.69
ウルシュラ・フランチシュカ・ヴィシニョヴィエツカのイベントは「顧問として雇う」か「君主点を得る」かを選ぶものだ。
//women_history_events.100

***チュートンのイベント「プロイセン同盟の蜂起/The Prussian Confederation Revolts」 [#i6a3c35d]
//flavor_teu.1
チュートン騎士団が戦争中でなければ、1460年~1499年末までに発生。(平均発生期間6ヶ月。1466年以降×0.1)
AIチュートンは「破産中」か「戦争疲弊10以上」でない限りダンツィヒとの戦争に突入する。

すると、ポーランドでイベント「プロイセン同盟はポーランドの支援を求める」が発生。同盟が成立し、ダンツィヒは直ちにポーランドに救援を求めてくる。
(この際、ダンツィヒがイベントにより得る中核州の数はチュートンにおける市民階級の影響力に準拠する)
//flavor_teu.2
これを受ければ(国家フラグ「supported_prussian_confederation_flag」が立つ)、ポーランドは戦争に加わる。

ダンツィヒの独立を守ればミッション「プロイセン同盟」を通じてイベント「トルンの和約」を起こせる。
//flavor_teu.3
ダンツィヒを属国化、ヘイムノ州をダンツィヒが領有しており、州文化がポーランドならポーランドの中核州となる。
また、ダンツィヒの中核、請求権がない西プロイセンエリアの州に恒久的請求権が発生する。

***LoNミッション4-2「Lifetime of War」 [#qeef8f0c]
//pol_branching_mission_low
(この項目は1.37.2で確認)

ミッション達成で発生するイベント「四分の一軍の拡大」には達成状況で出現する以下の選択肢がある。
//flavor_pol.27
欲しい報酬が得られるように調整したい。
なお、全DLC有効化時のボーナスのみ記載している点に留意されたい。

-''選択肢A''
--表示条件:なし
--補正「Modernized Army」(期間:恒久的)
//:pol_modernized_army_modifier
---訓練度減衰:&color(green){-15%};
---訓練度獲得:&color(green){+25%};
---年間陸軍プロフェッショナリズム:&color(green){+0.25%};

-''選択肢B''
--表示条件:「有翼フサリア8連隊以上」OR「騎兵65連隊以上雇用中」
--補正「Elite Hussar Cavalry」(期間:恒久的)
//pol_elite_hussar_cavalry_modifier
---(有翼フサリア限定)被射撃ダメージ:&color(green){-20%};
--(貴族階級がいる場合)貴族特権「Sponsor Hussars」が有効になり授与される
//estate_nobles_sponsor_hussars
---忠誠度:&color(red){-5%};
---影響力:''+5%''
---最大絶対主義:&color(red){-15};
---(特権ボーナス)有翼フサリアの雇用可能数:&color(green){+6};
//amount_of_hussars = 6
---クールダウン:50年
--(貴族階級がない場合)補正「Elite Cavalry」(期間:恒久的)
//pol_elite_hussar_cavalry_2_modifier
---騎兵戦闘力:&color(green){+10%};

-''選択肢C''
--表示条件:「歩兵戦闘力+30%以上」OR「規律125%以上」
--補正「Modernized Fire Ranks」(期間:恒久的)
//modernized_fire_ranks_modifier
---Own territory dice roll bonus:&color(green){+1};

-''選択肢D''
--表示条件:「コサック階級の忠誠60以上」&「コサック階級に5以上の特権を与えている」
--補正「国家を持つ騎兵/Cavalry with a State」(期間:恒久的)
//pol_cavalry_with_state_modifier 
---騎兵コスト:&color(green){-10%};
---対歩兵騎兵比率:&color(green){+50%};
---コサック階級の忠誠均衡値:&color(green){+10%};


**コメント欄 [#lda4f5ce]

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