#author("2024-03-10T15:38:03+00:00","","") #author("2024-03-10T15:48:20+00:00","","") [[各国戦略]] #contents 本ページの内容は、Ver1.29.4(一部1.36.2)で確認されたものです。 Ver1.36でコーカサス・ペルシア地方のマップやミッション等に変化が生じた他、Ver1.37向けの開発日記にてトレビゾンドの強化が告知されているためここに記載されている内容(特に序盤の戦略)は陳腐化している可能性が高いです。 *目的 [#t5c3299b] トレビゾンドの固有実績であるKomnenoi Empireの達成、オスマン打倒のためのガイドである。 **おおまかな戦略 [#m993f2f2] ・コーカサス、アストラハン方面を征服してモスクワと同盟 ・黒羊朝を打倒しペルシアノードを掌握 ・東進してサマルカンドノードを掌握 ・軍事技術19以降にロシアとともにオスマンと対決 ***序盤(~1550年頃) [#jd9782cb] まず外交面はグルジアと同盟して、サムツヘ&イメルティをライバル指定する。 ナショナルフォーカスを軍事技術に指定し、軍事技術で先行できたタイミングでサムツヘ&イメルティを攻略する。 グルジアはライバル指定してくるだろうから土地は渡さなくてOK、停戦が空けたら攻略しよう。 その後は、チェルケシア/Circassia、カジクムフ、大オルドと征服していき国力をつけよう。 クリミアもオスマンの属国になっておらず孤立しているようであれば征服したい。 サマルカンドへのアクセスの為、ノガイも併合できれベターである。 大オルドを征服した頃には距離ペナルティも軽減され、モスクワが同盟に応じてくれるようになっているので、同盟しよう。 属国候補としてはアルメニア、アストラハンが候補である。 低開発値のステッププロビンスはコサック階級に与えて、騎兵を徴収すれば少しは軍事費の削減になる。 オスマンがたびたび戦争しないように警告してくるが、遊牧民相手だと参戦してこないようなので注意してゲームを進めよう。 また、関係改善を続けていればトレビゾンド領への領土欲求を和らげる事ができるので、できる限りやっておこう。 しかし、白羊朝のおともで戦う事はあるので、個別和平用にクリミア半島付近のプロビは手放しても良いようにしておこう。(つまり開発しない、建物は建てない。) ***中盤(~1650年頃) [#le989c20] 黒羊朝、トランスオクシアナ(マー・ワラー・アンナフル)を倒し、ペルシアノード、サマルカンドノードからの交易収入アップを目指す。 コーカサス、ポントス平原を保有したくらいでは、国力としては相手の方が上である。 黒羊朝は、周辺のスンニ派国と戦争してる事が多いので、うまくハイエナして交易拠点であるシルヴァーン、タブリーズを取りたい。 もし、シルヴァーンが黒羊朝に攻めらていなければ、さっさと併合しよう。 トランスオクシアナは周辺国と同盟している事が多いので、同盟国が他の戦争で参戦できないタイミングで仕掛けたい。 国力が高く騎兵、砲兵ともに多い事が多いので、こちらもコサック階級から騎兵を徴兵するなどして騎兵の割合を増やして対抗しよう。 まだ、会戦においては騎兵>砲兵の時代である。 もし、ティムールが分裂しない場合は、Institutionの受容による軍事技術差があるタイミングで仕掛ければ問題ない。 AIティムールは技術面で他国より遅れる事が多い。 ***終盤 [#t41e5468] このままオスマンのいない方面に拡張し、開発値1000を確保して帝国に成れば実績は達成できる。 しかし、やはりオスマンを倒したいところである。 仕掛けるのは軍事技術19以降で、ユニットの能力差で上回った頃が良い。 安定して勝つなら軍事技術23を先行したタイミングが良いだろう。 それでもオスマンの援軍が近くにいれば負けるが。 この頃になると10万くらいの軍隊は保有しているだろう。一方のオスマンは30万くらいだろうか。 対オスマン戦にロシアを呼ぶ事は勿論だが、コーカサス南部に砦を建てて、オスマンの行軍を制限しよう。 不安であればポントス平原にも砦を建てておこう。 最初の1戦目は白紙和平でも構わないくらいのつもりで、オスマンの人的資源と財政面にダメージを与える事に注力しよう。 物量に押されて戦闘で負ける事はあるので、CBは、聖戦CBよりも領地請求権CBの方が無難ではある。 物量で勝るオスマン相手に会戦で有利を取るのは難しいが、AIはあまり戦争目標のプロビ保持にはこだわらない傾向がある。 コーカサス南部の山岳砦に張り付いた敵を迎撃し、シリア方面を占拠して、オスマン軍を分散させよう。 もし、ロシア方面にオスマン主力がいるようであれば、そのままアナトリア、エジプトと占領していこう。 取り戻しに来るのであれば、逆に黒海を回ってロシア軍と合流しコンスタンティノープルを目指そう。 砦の落とし合いになるが、きちんと砦をアップデートしていれば問題なく先に首都を占拠できる。 **文化 [#k840474a] 初期にギリシャ文化を受容しているが、そんな余裕はないので、さっさと外してしまおう。 外交点に余裕があれば、チェルケシア、タゲスタンなど少数プロビ数の文化は文化転向して構わない。 その空いた枠で他文化を受容枠に入れたい。 **アイデア [#cd57eecf] ナショナルアイデアは、3つ目のアイデアコスト-10%、5つ目の陸軍士気+10%がとても有用である。 DLCでの追加要素になるが、外交技術が進めば諜報活動で外交評判下げたり、人的資源の回復を遅らせたりできるので、オスマン戦ではそういった小細工もやろう。 ・統治アイデアグループ 植民地は作らないので拡張は不要。 経済+軍質or攻撃のポリシーが強いので、対オスマン戦をやるのなら砦建築費用も抑えられので経済はオススメ。 毎度のことながら、宗教か人文のどちらかは取りたい。 他のアイデア(統治、革新)はお好みで。 ・外交アイデアグループ 植民地は作らないので探検は不要。 無難なのはNIを活かして諜報or外交あたりですが、ペルシアノードを占有できれば、交易も良いでしょう。 コンスタンティノープルから交易収入を掠め取る為に海運を取るのもアリかもしれない。 ・軍事アイデアグループ コサック階級が使えるので、諜報+貴族のポリシーで対トランスオクシアナorティムール戦の戦闘力を向上させるのは有用。 NIで陸軍士気+10%があるので、対オスマン戦を見すえて攻撃、軍質で規律特化も良いでしょう。 **内政 [#w5c32834] 反乱はできるだけ自治率を下げずに反乱軍鎮圧で対処する。 オスマンに講和で明け渡す可能性のあるプロビは開発しない。 絶対主義は自治率低下、時代ボーナス、ミッションの処置コスト減、正教のイコンを使って、できるだけ早く上げる。 (自分は国難を利用するのは反乱軍の対処がめんどそうなのでやった事ないです。) **実績達成の別解について [#k236aa51] 以下の内容はVer1.36.2時点で執筆されたものです。 Komnenoi Empireの実績の達成条件は「トレビゾンドから変態せずに帝国ランクになる」というものである。 これは上記戦略のような隣国撃破による拡張に伴ういわゆる正攻法、もしくは植民や開発、より拡張しやすい土地へのNoCB移住を行って帝国ランクへの昇格条件(Dev1000&Prestige75以上&独立国)を満たすことによって達成するのが一般的だが、その他の帝国ランクへの昇格手段を用いることでも実績条件を満たすことが可能である。 トレビゾンドから変態することなく、かつ開発度条件を経由せずに帝国ランクに昇格する主な方法は以下の通り。 -HRE皇帝になる -中華皇帝になる -革命する -政府改革Tier1「Bulgarian Tsardom」を採用する ここでは、これらの別解のうち達成法として比較的易しい「HRE皇帝になる」方法と「Bulgarian Tsardomを採用する」方法の概要を解説する。 ***HRE皇帝になる [#ob056e78] 前提知識として、HRE皇帝は政府ランクが帝国ランクに固定される。これを利用するため、序盤の危機的状況を脱して安定した外交基盤を作成した後、皇帝選挙に勝利するという戦略で実績達成を目指す。 手順は以下の通り。 +初動でイタリアのボローニャもしくは北ドイツの東フリースラントにNoCB宣戦し、属国化。周辺諸国からの防衛戦争を引き継いで撃破しHRE内もしくはHRE領に隣接する領土を得る。(上記2か国はHREに隣接しているが初期状態ではHRE諸侯ではないため、皇帝の介入を受けずに宣戦できる) +1.で得た州を中核化した後、HRE領から一旦除外した後に統治点を使い遷都、その後オーストリアはじめ現皇帝と関係改善しHREに加入する。もしくは首都を戦争の負け講和等でわざと喪失し、HRE領内に首都移転するようにしてもよい。(必ずしもHREに加入する必要はないが、安全保障面とこの後の皇帝選挙に向けて行うことを強く推奨する) +狂信者反乱等を利用してカトリックに改宗(これは2.と順不同でよい)。複数の選帝侯と同盟しつつ国力を稼ぎ、HRE皇帝選挙に勝利することを狙う。DLC LeviathanのFavor関係のコマンドで同盟を切らせたり選挙のライバルへのOpinionを下げながら、アイデアやポリシーで外交評判を高めていくと達成しやすくなるだろう。 +狂信者反乱等を利用してカトリックに改宗(これは2.と順不同でよい)。複数の選帝侯と同盟しつつ国力を稼ぎ、HRE皇帝選挙に勝利することを狙う。DLC LeviathanのFavor関係のコマンドで同盟を切らせたり選挙のライバルへのOpinionを下げながら、アイデアやポリシーで外交評判を高めていくと達成しやすくなるだろう。 +戦略の評価と補足:ほかの方法に比べて堅実で安定感の高い方法であるが、時間がややかかる。また最初のNoCBおよび防衛戦争引継ぎは敵同盟の戦力によって難易度が大きく左右されるため、複数回のリセマラおよび輸送船の追加などによる戦争勝利のスキルが求められる。アイデアは皇帝選挙に関して役立つものが多い外交アイデアを軸に、外交枠・外交評判を狙えるポリシーや追加の戦争の必要に応じて補強していくとよいだろう。 ***政府改革Tier1「Bulgarian Tsardom」の採用 [#p03ac31c] まず、前提知識として「Bulgarian Tsardom/ブルガリアツァーリ国」の政府改革は君主制・正教国かつ主要文化がブルガリア/Bulgarianである場合、政府改革進捗50を対価に政府改革Tier1を変更して採用することができる。この政府改革の効果に「政府ランクを帝国ランクに固定する」というものがあるため、実績の達成に活用することができる。 まず、前提知識として「Bulgarian Tsardom/ブルガリアツァーリ国」の政府改革は''DLC Dominationが入っている状態で''君主制・正教国かつ主要文化がブルガリア/Bulgarianである場合、政府改革進捗50を対価に政府改革Tier1を変更して採用することができる。この政府改革の効果に「政府ランクを帝国ランクに固定する」というものがあるため、実績の達成に活用することができる。 トレビゾンドは初期で君主制の正教国家であるから、ブルガリア文化へのシフトに成功すればこの政府改革を選択できるようになる。ブルガリア文化の州は大半がオスマン領にあり、1州(Burgas)のみビザンツが保有している。ここでは戦力差を鑑みるとともに上記戦略との差別化を意図し、ビザンツに戦争を仕掛けて当該州を奪取することをおすすめする。(なお、この戦略はVer1.35でBulgarian Tsardomの政府改革が追加されたこと、Ver1.36よりビザンツの州が追加されたことで可能になった。) 手順は以下の通り。 +ジョージア、モルダヴィアなどの周辺正教国となるべく同盟する。 +イピロスにNoCB宣戦してビザンツの防衛戦争巻き込みを狙うか、同盟を引き連れてビザンツにNoCB宣戦。ビザンツは滅亡寸前といえどトレビゾンドよりは格上であり、特に海軍戦力は整えておかないと敗北の可能性が高い。 +オスマンの便乗宣戦(?)による占領に注意しつつBurgas州を占領・割譲させて和平。ただしコンスタンティノープルに要塞がある場合はそれを陥落させないと講和に応じてくれない。うまくいかない場合は停戦破棄で2回戦目で割譲させるなど工夫しよう。 +遷都やDevポチ、州の売却、属国開放など駆使してブルガリア文化を受容し、文化シフト。Burgasに遷都したうえで1プロビ状態での破産を利用しても文化シフト可能。あとは政府改革進捗が50以上あることを確認し政府改革Tier1を変更すればよい。 +戦略の評価と補足:ゲーム再序盤でクリアすることができ、リセマラも容易である。ただしオスマンの動向次第ですぐにリセットとなる上、実績達成後引き続きのゲームプレイは困難なためどうしても実績を埋めたい人向け。注意点としてはオスマンは基本トレビゾンドおよびビザンツ等周辺のキリスト教国家には軍事通行権を渡してくれないため、通行権を必要とする場合はイスラム国家への宣戦もしくは参戦を利用する必要がある。 *コメント欄 [#g379d9d0] #pcomment