#author("2022-01-13T13:57:18+00:00","","") #author("2022-06-07T13:49:45+00:00","","") [[各国戦略]] #contents 本ページの内容は、''ver1.30.4''で確認されたものです。 **概要 [#oef5e7f4] |政府体制(Government)|宗教(Religiion)|技術グループ(Tech group)|主要文化(Culture)|所持州(Provinces)|ナショナルアイデア(National idea)|h |[[君主制/封建貴族制(Feudal Nobility)>データ/政府改革#mon]]|[[ダルマ(Dharma)/ヒンドゥー教(Hinduism)>データ/ダルマ宗教#hinduism]]|[[インド>データ/ユニット#baeeda00]]|東アーリア(Eastern Aryan)/ビハール(Bihari)|【首都】ティルフト(Tirhut)、チャンパラン(Champaran)|[[ティルフト(Tirhut)>データ/National Ideas/WestAsia#TRT]]| ティルフト(Tirhut)((英語発音ではティルハット、ヒンドゥー語ではティルフト又はティルフットが近しい。))は、北インドのヒンドゥスタン平原にあった王国である。南はガンジス川、東はコシー川、西はガンダック川に囲まれた平野地域であり、インド東西とネパール・チベットの北部の接点であり、交易の中心地として栄えた地域である。 北インドがトゥグルク朝崩壊によって群雄割拠となった際に、オイニワール朝が1325年から1526年まで統治をしていたとされる。その後は、ダルバンガーのラージがムガル・イギリスの庇護下でこの地を統治したとされる。 ゲームにおけるティルフトは、北はネパール諸国、西南は北インドの大国ジャウンプル、東は東インドの大国ベンガルに挟まれた小国家である。他の小国とは異なり独自のNIを有しているものの、豊かなインド亜大陸に拡張するための方面を大国に阻められており、北は異教のチベット諸国が立ちはだかる。ティルフトでプレイする場合には、北の小国を併合しつつ、一方の大国と同盟を結びつつもう一方の大国と対峙して拡張していくことが求められるだろう。 インド亜大陸に存在する小国家の中では、以下の理由により比較的プレイしやすい部類に入るだろう。 -宗教がヒンドゥー教であるため、インド亜大陸内での不穏度を低く保てる。 -北は密教、北西・北東はヒンドゥ-教、南はイスラム教と信仰する国家が分立しているため、AEを分散化させやすい。 -大国に挟まれているものの、大国同士の中が悪く、さらにその周辺には同等の大国が林立するため、大国と協力して対峙したり、弱った大国から漁夫の利を得やすい。 -北西・北東の小国家は比較的倒しやすく、これらを吸収することで大国と同等の国力を得られる。 -半島の付け根にあるため、拡張先が豊富にある。 **拡張戦略 [#k92986da] ここではティルフトでの領土拡張の戦略を紹介する。ティフルトの場合は専用の実績はないため、列強1位を目標に紹介する。 ここではティルフトでの領土拡張の戦略を紹介する。ティルフトの場合は専用の実績はないため、列強1位を目標に紹介する。 ***大国との同盟、ネパール地域の統一 [#k1dc4b2c] 上記にも述べたとおり、ティルフトはジャウンプル・ベンガルの両大国に挟まれている。インド亜大陸内に拡張するためにはどちらかの一方を倒す必要があるため、いずれかの国家と同盟を結び、もう一方の国家と対峙しよう。 どちらと同盟を結ぶかは外交関係によるが、お勧めしたいのはジャウンプルである。ティフルトの貿易ノードと同じであるベンガルのライバルであり、ベンガルを倒せれば、ベンガルノードの独占率が高まり、さらに東南アジアへの進路を確保することができる。早めに沿岸を確保できれば、海軍の整備や、拡張・探検による外洋への進出も可能となる。また、ジャウンプルはNIによって外交関係が通常よりも多く設定できることから、同盟を結びやすいという特徴があることも、そのあと押しとなるだろう。 どちらと同盟を結ぶかは外交関係によるが、お勧めしたいのはジャウンプルである。ティルフトの貿易ノードと同じであるベンガルのライバルであり、ベンガルを倒せれば、ベンガルノードの独占率が高まり、さらに東南アジアへの進路を確保することができる。早めに沿岸を確保できれば、海軍の整備や、拡張・探検による外洋への進出も可能となる。また、ジャウンプルはNIによって外交関係が通常よりも多く設定できることから、同盟を結びやすいという特徴があることも、そのあと押しとなるだろう。 同盟関係の整理とともに、ネパール地域への拡張を進めよう。ネパール地域は小国が乱立しているため、軍備を増強すれば拡張するのは難しくない。仮想敵国にハイエナされると大国と同盟を結ばれる可能性があるため、属国化による戦争の引継ぎなども利用して拡張していくと良いだろう。西インド方面に拡張する場合には、ジャウンプル北の小国家(スィムール、ガルワール、クマーウーン、ドーティ、ジュムラ、ダーン)をジャウンプルにとられないようになるべく早めに確保したい。 ***チベット地域への拡張、大国との対戦 [#e7134880] ネパール地域を順調に拡張すれば、チベット方面の敵は問題なく対処できるぐらいの国力を持つことができるだろう。ただし、この地域には明の朝貢国が進出することが多い。明の崩壊具合によるが、この時期ではまともに対処するのは難しいため、朝貢国との対峙を避けて他の方面に拡張すると良いだろう。 デリー周辺の上ドアーブはミッションツリーから請求権を取得することができる。ジャウンプルと対峙するのであれば、デリーを属国化することで再征服により拡張がしやすくなるので、属国化すると良いだろう。ただしミッションツリーの達成には自国でコア化する必要があるので後回しとなることに注意しよう。 ジャウンプル・ベンガルとの対戦は、同盟参戦ができるタイミングを見計らうとともに、ジャウンプルであればデリー、ベンガルではオリッサに宣戦される・しているタイミングを見計らって宣戦しよう。いずれの国家も開発度の高い州を多数保持しているため、数回に渡って宣戦をすることを考慮して、同盟国が参戦しやすい形や属国(デリー等)の再征服を狙えるよう心がけよう。 ***インド亜大陸の統一、東南・東アジアへの拡張 [#m0a08b3f] ベンガル・ジャウンプルのいずれかを滅ぼしたあたりでインド内で随一の国力を得ることができるだろう。このあたりで、バーラトに変態することを踏まえて、州を確保していくと良いだろう。ティルフトの場合、具体的には、ムルターン、スーラト、中央ドアーブ、マドゥライ、ダウラターバード、カタック、パータプリトラ、ビダール、ハラール、クマイ、マンスーラ、デリー、ガウダ、アッサム、ラホール、トンダイナドゥを確保することとなる。 インド統一に足枷になるものとして、インド周辺の大国である。特にティムールが健在の場合、パンジャーブからインド亜大陸内に侵入してくることが多い。またインド亜大陸内の国家と同盟されると拡張が困難になることが多い。東南アジアのマラヤ当たりも海軍を強化する必要があるため同盟を結ばれると困難になることが多い。時代が下るにつれて、より遠方の国家と同盟を結ばれると厭戦感情が高まることも原因となる。 対処法としては、いくつかの小国は滅ぼさずに放置しておくことである。小国と同盟させることで外交枠を埋めさせるとともに、仮に大国と同盟されても個別和平と同盟破棄させることで、拡張を優位に進めることができる。定期的にたたくことで威信銀行としても役に立ち、周囲を自分の州で固めさえすれば他国から攻められることもなくなる。 東南アジア・東アジアへの拡張は、明の状況次第といったところが大きい。東南アジアは貿易ノードの上流に位置するため、ここを確保することが国力の増強に直結するため、地域大国ができる前に拡張すると良いだろう。明が崩壊さえすれば、朝貢国を使って明から金をむしり取ることもできるため、状況を見つつ進出したい。 ***バーラト後 [#s205704d] バーラトへの変態条件を満たしたら、ミッションツリーを終えているのであれば、変態した方がメリットは大きい。周辺地域への恒久的請求権がばらまかれるため、拡張がより容易となるだろう。バーラトのNIも強いが、ティルフト独自のNIがあるので、わざわざ変更する必要はないかもしれない。 **NI評価 [#gc8209ca] NIはティルフト独自のものが用意されている。経済系が多く一般的な軍質強化である規律や士気上昇がない分、軍質が劣ることとなる。幸いインドは高い交易力があるため、収益からくる軍量で制圧していくのが向いているだろう。 |項目名|原語|効果|備考|h |>|&ref(データ/National Ideas/Traditions.png,nolink);伝統|税収&color(green){+10%};|ヒンドゥスターン平原地域は開発度が高く、貿易ノードに協力なライバルがいるため、序盤の収益確保としては役に立つだろう。ステート化する地域のほとんどはヒンドゥ教を信仰するインド亜大陸内の州であることから、国境寛容度に補正がかかることで反乱をかなり抑えてくれるだろう。| |>|~|国教寛容度&color(green){+2};|~| |学者と詩人|Scholars and Poets|顧問コスト&color(green){-10%};|序盤の金策としてあって損することはない。インド内でのInstitutionの受容には君主点による開発が必須であることも拍車をかけている。| |インドへの出入口|Gateway to India|交易効率&color(green){+10%};|インドや東南アジアの交易収益が見込まれるため、中盤以降に発揮するだろう。| |バラモン王|Brahmin Kings|威信&color(green){+1/年};|威信の使いどころは限られているが、属国の独立欲求を下げるのに役立つことは多いだろう。| |プルビア|Purbias|陸軍射撃ダメージ&color(green){+10%};|ほぼ唯一の軍質強化だが、規律や士気の上昇に比べても限定的であり、これらに比べても一歩劣るだろう。| |水際線の眺望|Riverine Landscape|敵損耗&color(green){+1};|東南アジア、南インド、チベットなどの要所に要塞を置くこととなるため、うまく侵入を防ぐとともに敵の損耗を稼ぐことができるだろう。| |ティルフータ文字|Tirhuta|安定度コスト&color(green){-10%};|国境寛容度も高く、安定度を無理やり挙げて対処することはそこまで見込まれないため、あまり有用とはいえないだろう。| |藍と市場用作物|Indigo & Cash Crops|交易品生産量&color(green){+10%};|インドや東南アジアの交易収益が見込まれるため、中盤以降に発揮するだろう。| |>|&ref(データ/National Ideas/bonus.png,nolink);宿願|外交評判&color(green){+1};|中盤以降のインド周辺の大国への同盟参戦要求や拡張した属国の併合などに役に立つだろう。| **アイデアグループ選択 [#m965b078] 序盤は同程度の国家との対峙となるため、軍事よりも外交・内政系のアイデアの方が有用である。ベンガルに侵攻するのであれば、自力で開発度の高い州を開発する必要があるため、統治を取るのも良いだろう。ジャウンプルに侵攻するのであれば、デリーの属国化からの再征服が有用であるため、権勢・外交アイデアを取ると良いだろう。 権勢・外交アイデアは、一長一短ではあるが、インド技術グループの場合、階級から「強力な公爵領」(Strong Duchies)が選べないことも考慮して考えると良いだろう。政府改革が封建貴族制であることから、権勢の方が幾分相性が良いように思える。 中盤以降は、周辺の異教国家への侵攻を考え、聖戦CB目的に宗教を取るのもよいだろう。特にインド亜大陸外の国家はほぼ異教であるため、聖戦CBを使う機会が大きくなる。 軍事系は、もともとNI自体の強化が乏しいため、この際経済力を担保に軍量アイデアを取得して量で相手を圧倒する方法の方が良いだろう。 **ミッション評価 [#pc2ed4fe] ティルフトのミッションは、[[インド汎用ミッション>データ/ミッション#gen_india]]である。そのうち、北インド・ヒンドゥー教のミッションツリーが選択されることとなる。 北インド第2ツリーは、汎用ツリーには珍しくデリー周辺に恒久的請求権が付くため、早期に達成して、デリーの属国化を含め検討していきたい。一方で、陸軍伝統が50以上などの案外厳しい要件もあるため、達成できる条件を確認しておこう。 北インド第4ツリーは、ベンガル地域の征服とあわせて達成していくこととなる。早期には解放できない条件が多く、金銭負担も大きいため、NIの効果を利用しつつうまく金銭を貯めて開発していこう。 ヒンドゥー第3ツリーは、直轄領が50%以上の条件があるため、なるべく直轄領を広げていくよう進めていこう。こちらも寺院や大学の設置などの費用が嵩むため、設置条件など序盤から解放するのは難しいので、条件を確認しつつ対応していくと良いだろう。 **コメント欄 [#z2f2d2a0] 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