#author("2020-06-20T12:22:34+00:00","","") #author("2022-02-14T08:27:49+00:00","","") [[各国戦略]] 本ページの内容は、''ver1.29''で確認されたものです。 #contents **背景知識 [#a9366c22] セルビア人は7世紀初頭にバルカン北西部へと南下してきたスラブ人系民族であり、ゲーム内におけるセルビア、ボスニア、ラシュカ地域を主な居住地域とする。当時は統一されていない部族の集まりであったが、12世紀後半にネマニッチ朝のもと統一されて、東の三大勢力(北から順にハンガリー、ブルガリア、ビザンツ)と渡り合いながら南東(ビザンツ領)に拡大する。その後モンゴル(ノガイ)の侵攻を食い止めたりなんだりといろいろあったが、ステファン・ドゥシャン王ないし皇帝(ツァーリ)のもと最盛期を迎える。ちなみに中世セルビアは統一過程の影響によるものなのか封建制ではなく、地味に文化レベルも高かった。しかし彼が(オスマンに突かれて弱っていた)ビザンツを食いに行く道中で死亡した後はダメ君主の即位とオスマンが一緒に来て帝国はあえなく崩壊。具体的にはオスマンに大軍を出すも自信過剰からか川岸で野営中(夜)に宴会を開き、泥酔中に少数のオスマン軍部隊に奇襲されて兵士がたくさん溺れる。コソボの戦いではなんとか引き分けるも軍は半壊し人的資源も切れて継戦不能となる。その後一時はオスマンに従属したもののアンカラでオスマン軍がティムールに壊滅させられたんで独立。でも気がついたら40年前の状態に戻ってた。←今ココ セルビア人は7世紀初頭にバルカン北西部へと南下してきたスラブ人系民族であり、ゲーム内におけるセルビア、ボスニア、ラシュカ地域を主な居住地域とする。 かつては統一されていない部族の集まりであったが、12世紀後半にネマニッチ朝のもと統一されて、東の三大勢力(北から順にハンガリー、ブルガリア、ビザンツ)と渡り合いながら南東(ビザンツ領)に拡大する。 その後モンゴル(ノガイ)の侵攻を食い止めたりなんだりといろいろあったが、ステファン・ドゥシャン王ないし皇帝(ツァーリ)のもと最盛期を迎える。 ちなみに中世セルビアは統一過程の影響によるものなのか、封建制ではなく、地味に文化レベルも高かった。 しかしドゥシャン王が(オスマンに突かれて弱っていた)ビザンツを食いに行く道中で死亡した後、ダメ君主の即位とオスマンが一緒に来て帝国はあえなく崩壊。具体的にはオスマンに大軍を出すも自信過剰からか川岸で野営中(夜)に宴会を開き、泥酔中に少数のオスマン軍部隊に奇襲されて兵士がたくさん溺れる。コソボの戦いではなんとか引き分けるも軍は半壊し人的資源も切れて継戦不能となる。その後一時はオスマンに従属したもののアンカラでオスマン軍がティムールに壊滅させられたんで独立。 でも気がついたら40年前の状態に戻ってた。←今ココ **実績 [#k355acf5] ↓今回の目標 Lazarus(ラザルス) :Lazarus (ラザルス) | セルビアで、バルカン地方(計10地域)を全て中核州として持て。 #br &ref(バルカン-480x270.png); ↑青:セルビア初期領土、橙:バルカン地方 **概要 [#b6fc0819] ***0.戦略 [#tb69fdfc] オスマンの手からバルカンを取り戻すため、オスマンと同盟しよう。これが多分一番早い。 この戦略が成立するために必要な条件は4つ。 ・GC時にオスマンのセルビアに対する態度が敵対/Hostileではない。 ・オスマンがハンガリーをライバル視している。 ・オスマンがセルビアに独立保障をくれる。 ・ボスニアを併合する(国力増大)。 これで外交評判を上げ関係も改善しまくると同盟を結べる。あとはオスマンの力で拡大に成功したセルビアがオスマンをヨーロッパから追い出すのみである。 ***1.ヴェネツィアの脅威とボスニアの併合 [#q9b104a8] 最初にボスニア(ヒストリカルフレンド)をライバル視する都合上、同盟相手はワラキア(モルダヴィア属国化によりセルビアをライバル視するようになる)程度だろう。このタイミングでセルビアにとって最も脅威となるのはゼータ/Zetaにコアを持つヴェネツィアである。ヴェネツィアの行動の選択肢は2つ。 ・警告(ボスニア攻められないので詰み) ・宣戦 というわけで初戦はヴェネツィアだ。だけどボスニアは大抵ヴェネツィアに通行権を渡さない。ゼータ(山岳)に上陸戦をすると戦闘に-4のデバフがつくため撃退は容易((Vnz)17kVS10k(Srb)で勝てる)な上、敵軍が船に向かって撤退しているときに自分の船1隻を生け贄に出航させると撤退先が無くなって殲滅できる。むしろその間にボスニアがハンガリーに食われてしまわないか心配なので敵軍を殺しまくってとっとと白紙和平をしよう(ヴェネツィア絶許)。 また、ヴェネツィア戦中にアルバニアが仕掛けてくることがある。スカンデルベクは強力だが敵の方が数が少ないためタイミングさえ悪くなければ倒せる。地形をよく見て落ち着いて対処しよう。また、首都占領後講和でそこを奪うとオスマンの旧領であるためオスマンからの評価が悪くなる。属国化するか奪った後オスマンに返還するのがいいだろう。 ヴェネツィア戦争中にボスニアへの請求権をつけ、戦争が終わったら速攻で攻めよう。そうして国力をつけたらオスマンと同盟だ! ***2.ヴェネツィア死すべし [#d49cae26] [速報]イスラムの雄オスマン、バルカンの戦闘民族セルビアと手を組みヴェネツィアに宣戦(ダルマティア征服)。 もしかしたらヴェネツィア海軍が強くて本土に手を出せないかもしれないが全土併合するわけでは内ので構わず講和でダルマツィアを奪い、クロアチア(ハンガリーにコア×4)を属国解放しよう。AEなどに余裕があればヴェローナ/Veronaなんかを奪っておくとイタリアへの橋頭堡になる。 ***3.ハンガリー撲殺 [#h151b669] ハンガリーは周辺国家からの干渉をうけやすい土地柄からカルパティアのポーランドなどと呼ばれることもあるが、その干渉する巨大勢力の1つがセルビアのバックについている。セルビアとクロアチアの旧領を返してもらおう。ただしハンガリーがオーストリアの同君下位国になっている時は注意が必要である。オーストリア同盟国の参戦状況を見極めよう。 ***3補足.セルビア人が焦がれし都 [#ecba9f27] Nandofehevar(ハンガリーが不法にも占拠していた由緒あるセルビア人の土地)を奪還するとベオグラード遷都(←のプロビがベオグラードに改名)ディシジョンが押せるようになる。ただ首都が前線に近付くためすぐには押さなくてもいい。オスマンとやり合う前には押しておこう。 ***4.イタリア浸透とポーランド [#e5e03e91] オスマンという強力なバックのもと、HREから離脱したイタリアに侵攻しよう。もちろんAEには要注意だ。そして分割ドリームランドであるポーランドにも侵攻しよう。北東に進めば進むほどAEは気にならなくなってくる。そしてこの土地を対オスマンのパワーベースとするのだ。 ***4補足.スラブマザー [#zdd828b1] ポーランドの東リトアニアよりも更に東にはスラブ人のおかーさんモスクワが鎮座して(遊牧民などを殴って)いる。東スラブを統べた母に「南スラブ(バルカン)を統一したいがアジアから侵攻してきたトルコ人が邪魔をする。しかも無理矢理同盟を結ばされた上、セルビア人はヨーロッパ征服の尖兵として駆り立てられ非常に困っている。」と相談してみよう。きっと力になってくれるはずだ(同盟締結)。そして、彼女の南下の邪魔はしないようにしよう。オスマンと国境を接してもらうことで彼らの邪悪さをより強く認識して頂くのだ。 ***5.時は来た [#n8acce8c] マムルーク(まだ息をしていれば)や欧州の(オスマンと対立する)大国と関係を改善したらオスマンとの同盟を破棄する。時は来た!今こそ第二次バルカン十字軍ののろしをあげるのだ!初戦は敵が生け贄(主にマムルーク)の方に行ってくれることを願いつつオスマンのヨーロッパ側を占領。(多分ビザンツのコアは消えているため)ギリシアやブルガリアの旧領の一部を奪い属国解放→二戦目再征服だ。 **NI評価 [#gcf31c57] ***セルビア(Serbia)v1.25[#SER] あくまでもセルビアにとっての評価であり一般的なものではありません。 0:伝統/Tradition 1~7:NI順番 8:野望/National Ambition |項目名|原語|効果|備考|h |>|&ref(データ/National Ideas/Traditions.png,nolink);伝統|人的資源回復速度&color(green){+15%};|<強力>&br;おそらくセルビアNIで最強。あるとないとでは継戦能力と戦争スパンが全然違う。&br;中盤以降の拡張期に本領を発揮する。| |>|~|陸軍補充速度&color(green){+15%};|<やや強力~平凡>&br;これ単体だとそこまででもないが、セルビアは人的回復速度とシナジーがあり、強め寄り。| |法典|Code of Laws|不穏度&color(green){-1};|<平凡>| |正教の砦|Bastion of Orthodoxy|安定度コスト&color(green){-10%};|<平凡>| |軽騎兵の故郷|Home of the Hussars|騎兵コスト&color(green){-10%};|<貧弱~産廃>&br;この段階ならすでに砲兵解放済みで騎兵重要度がかなり落ちていることだろう。産廃寄り。| |アレマン近衛兵|Alemannic Guard|騎兵戦闘力&color(green){+15%};|<平凡>&br;騎兵プレイする国ではないが、騎兵が強い東欧で対抗できる。&br;中盤以降騎兵の影が薄くなるのに解放が遅いのも欠点。| |金鉱|Gold Mines|生産効率&color(green){+10%};|<やや貧弱>&br;貧弱寄り。東欧は産物弱いからなぁ。| |傭兵陸軍|Mercenary Armies|傭兵維持コスト&color(green){-15%};|<貧弱>&br;まず東欧は経済力が貧弱なので傭兵はあまり使いたくない。&br;人的バフがあるから傭兵ばっかりにすると人的がけっこうだぶつく。でも緊急時は役に立つので平凡寄り。| |バルカン ハイドゥク|Balkan Hajduks|陸軍士気&color(green){+10%};|<強力>&br;強いんだが…もう少し早く欲しかった。| |>|&ref(データ/National Ideas/bonus.png,nolink);宿願|歩兵戦闘力&color(green){+10%};|<強力>| <鬼> <強力> 0 人的資源回復+15% おそらくセルビアNIで最強。あるとないとでは継戦能力と戦争スパンが全然違う。中盤の拡張期に本領を発揮する 7 陸軍士気+10% 8 歩兵戦闘力+10% 強いんだが…もう少し早く欲しかった <平凡> 0 陸軍補充速度+15% これ単体だとそこまででもないがセルビアは人的回復速度も高いのでシナジーで強め寄り。人的資源が15%増えているようなもの。 1 不穏度-1.0 2 安定度コスト-10% あって困りはしない。まあ無くてもそんなに困らない。 4 騎兵戦闘力+15% 騎兵プレイする国ではないが東欧自体が騎兵の強い地域なのでこの判定。中盤以降騎兵の影が薄くなるのに解放が遅いのも欠点。 5 生産+10% 貧弱寄り。東欧は産物弱いからなぁ。 <貧弱> 3 騎兵コスト-10% この段階ならすでに砲兵解放済みで騎兵重要度がかなり落ちていることだろう。産廃寄り。 6 傭兵維持費-15% まず東欧は経済力が貧弱なので傭兵はあまり使いたくない。人的バフがあるから傭兵ばっかりにすると人的がけっこうだぶつく。でも緊急時は役に立つので平凡寄り。 <産廃> **アイディア [#f7efe021] 統治系:ロシアに着くまで異教徒が多いため宗教/Religiousがおすすめ。東欧のクソ雑魚経済力を補強する経済/Economicや拡張の助けとなる統治/Administrativeもいい。 外交系:初手は高速拡張に向いた影響/Influenceあたりか?二手目は海運/Maritimeがおすすめ。セルビアは海岸線が短くなりがち(アドリア海岸、うまくいけばバルト海岸)で海軍扶養限界と水兵数が少ない。これによりオスマン戦ではボスフォラス-ダーダネルス海峡の制海権確保に苦労する。別に初期影響いらない人は初手海運でもいいがオスマン削りの際に影響アイディアは威力を発揮する(ギリシア、ブルガリアコア)ためその時期までにはもっておいた方がいい。 軍事系:それなりの陸軍国家と戦わなければならないため軍質は非常に重要。セルビアNIには規律バフがないためこれを補う攻勢/Offensiveと軍質/Qualityをこの順番でとりたい(前半はほぼ海戦をしないため)。三手目だが、AIオスマンは軍量/Quantityを好む。その軍量に対抗するためにこちらも軍量をとるのが望ましい。コモンウェルスを粉砕したオスマンがロシアをシベリアに追放し始めたらもはやオワコンなので海軍/Navalとってアドリアクイーンにでもなればいいんじゃないかな(白目)。 **コメント欄 [#oe13ace1] #pcomment