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[[各国戦略]]

#contents

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**概要 [#x0537b1e]
|政府体制(Government)|宗教(Religiion)|技術グループ(Tech group)|主要文化(Culture)|所持州(Provinces)|ナショナルアイディア(National idea)|ミッション(Mission)|h
|[[共和制/自由都市(Free city)>データ/政府改革#rep]]|[[キリスト教(Christian)/カトリック(Catholic)>データ/キリスト教#catholic]]|[[西欧>データ/ユニット#h343a51c]]|ゲルマン(Germanic)/ザクセン(Saxon)|【首都】ゴスラー(Goslar)|[[ゴスラー(Goslar)>データ/National Ideas/CentralEurope#GOS]]|[[神聖ローマ帝国汎用(Holy Roman Empire)/共和制汎用(Republic)>データ/ミッション#gen_europe]]|

ゴスラー(Goslar)は北ドイツ中央に所在し、神聖ローマ帝国に所属する自由都市である。銀や銅を産出するランメルスベルク鉱山の鉱山町として古くから皇帝の直轄地として発展し、13世紀には帝国自由都市となった。後にリュネヴィルの和約による帝国再編の中で自由都市の地位を失いプロイセン領となり、1806年のイエナ・アウエルシュタットの戦いの後はヴェストファーレンに併合され、1815年のウィーン会議の結果ハノーファーに併合された。
ゲーム内のゴスラーは、GC開始時で神聖ローマ帝国(HRE)の帝国自由都市として1州のみの共和制内陸国家である。周囲は比較的小規模の領邦に囲まれており、序盤の拡大も難しくはないものの、皇帝からの獲得州の返還要請によるデバフに対処しつつ拡張していく必要がある。

**拡張戦略 [#af4b5c15]
ここではゴスラーでの領土拡張の戦略を紹介する。ゴスラーの場合は専用の実績はないため、列強1位を目標に紹介する。

***序盤の方向性 [#se009d17]
ゴスラーはHRE内であるものの、周囲は1~2州程度の領邦に隣接しているのみであるため、序盤の拡張はさほど困難ではない。一方周囲がHRE領内であるため、AEの増加に細心の注意を払う必要がある。
HRE内の州を獲得した場合、皇帝から当該州の返還要請が飛んでくる。1.31以前であれば皇帝と同盟する、戦争中にコア化をすませるなどすれば返還要請が飛んでこない抜け道があったが、1.32以降はそれらの抜け道が塞がれ常に返還要請が飛んでくる仕様となった。
このため、序盤の方向性としては、①返還要請を無視した上でHRE内外に基盤を構築する戦略、②共和制を捨てて君主制になって皇帝と同盟を結ぶ戦略のいずれかを選択する必要がある。
このため、序盤の方向性としては、返還要請を無視した上でHRE内外に基盤を構築する戦略をとりつつ、①共和制を維持しつつHREの解体を目指す戦略、②共和制を捨てて君主制になって皇帝を目指す戦略のいずれかを選択する必要がある。

***①返還要請を無視した拡張 [#j87b2eec]
返還要求拒否のデバフが蓄積することで包囲網が組まれやすくなる。これを回避するためには、如何にしてHRE外への拡張をするかにかかっているといって良いだろう。ゴスラーは北ドイツに位置し、HRE外への拡張の難易度は中程度であるため、包囲網が組まれる前にHRE外へ拡張し勢力基盤を持つことが序盤の戦略の方向性となるだろう。
***返還要請を無視した拡張 [#j87b2eec]
HRE内で拡張するには返還要請は避けられない。返還要求拒否のデバフが蓄積することで侵略的拡張(AE)による評価(Opinion)へのマイナス補正と相まって包囲網が組まれやすくなる。これを回避するためには、如何にしてHRE外への拡張をするかにかかっているといって良いだろう。ゴスラーは、北ドイツの内陸部に位置し、周辺をHREの領邦に囲まれているため、評価のマイナス補正を受忍しつつ、包囲網が組まれる前にHRE外へ拡張し勢力基盤を持つことが序盤の戦略の方向性となるだろう。HRE内での拡張は、HRE外へのルートに最低限の拡張をしつつ、一度の講和で複数の州を獲得するなど返還要請の回数を減らし、皇帝や周辺の国家と関係改善をして包囲網を避けることに費やそう。
HRE外へのルートは、概ね以下のとおりである。
-''アイルランド''
海に面することができたのであれば、宣戦事由なし(NoCB)で上陸することが可能である。返還要請を無視する場合皇帝との関係は最悪になるため、その対抗としてフランスとの同盟がしやすく、結果としてイングランドへの侵攻の際に援軍を受けられやすい。NoCBであるためAE管理に気をつける必要があるが、アイルランドと北ドイツでは距離が離れているためそこまでAEを気にする必要がない。
海に面することができたのであれば、宣戦事由なし(NoCB)で上陸することが可能である。返還要請を無視する場合皇帝との関係は最悪になるため、その対抗としてフランスとの同盟がしやすく、結果としてイングランドへの侵攻の際に援軍を受けられやすい。NoCBであるためAE管理に気をつける必要があるが、アイルランドと北ドイツでは距離が離れているためそこまでAEを気にする必要がなく、フランスとイングランドさえ抑えられれば包囲網は組まれにくい。
-''チュートン騎士団''
ゴスラーとの間にはブランデンブルクがいるものの、敵の戦力等を踏まえればアイルランドの次に拡張しやすい。チュートン騎士団にNoCBするのはAEの関係上厳しいが、うまく釣り出して州を割譲させることができれば、東欧への拡張が容易となる。特にゴスラーの場合は主要文化がザクセンであるため、[[プロイセン>データ/変態#n3eb1b5a]]への変態要件を満たしやすく、変態すればゲーム中最強の軍事NIや統治効率+5%などの強力なミッションの恩恵を受けることができるため、プロテスタントや改革派でプレイするのであれば優良な変態先候補となる。
-''デンマーク''
HRE外の州でいえば、ゴスラーからの直線距離は一番近い位置の国家である。しかし戦争を優位にすすめるには海軍力が必要となり、素の国力もそれなりにあるため、スウェーデンの独立戦争などのタイミングで攻略する必要がある。
-''ポーランド''
ゴスラーとの間にはザクセンやボヘミア等がおり、リトアニアと同君連合を結ぶことで大きく国力を増すため、序盤で攻略するのは他と比較しても難しい。ある程度国力を増した上でオスマンやモスクワ(ロシア)等が侵攻したタイミングを見計らうなどして攻略する必要がある。

***①共和制を維持する戦略 [#q798bac0]
ゴスラーはGC初期から共和制である数少ない国家である。一方HRE内の共和制国家は、HRE内で拡張するには皇帝との関係悪化が避けられず、さらに政府ランクが公国級に固定され、当然皇帝になることができないため、中盤以降HREに留まるメリットが乏しい。このため、共和制を維持しつつ拡張する場合は、[[HREを解体する>データ/神聖ローマ帝国#nb200fd0]]ことが重要となる。基本は自力で解体できる程度に拡張した上で解体することとなるが、宗教戦争でプロテスタントが勝つタイミングで解体することも視野に入れよう。

***②君主制に移行する戦略 [#yb6b3ae7]
ゴスラーはGC初期でキリスト教の共和制国家である。キリスト教は君主制を前提とした機能(同君連合)があるため、こうした機能を遺憾なく発揮させるためには、(元も子もないが)君主制に移行するのがベターである。
特にゴスラーのナショナルアイディア(NI)は、外交評判+1に皇帝権威補正+0.1の効果があることから、NIを最大限活かそうとした場合、共和制よりも君主制でHRE皇帝を目指すプレイが理に適っているといえる。改革進行点に補正があるのも、途中から君主制に移行した際のデバフを打ち消してくれることとなる。
君主制になれば皇帝に選出されることもあり、自身が皇帝になってしまえば返還要求を気にする必要もない。また君主制になることで、[[ブルゴーニュの継承>各国戦略/ブルゴーニュ継承戦略]]を狙うことができる。

**ザクセンへの変態 [#b275e9ea]
ゴスラーは、汎用ミッションであるため、固有ミッションのある国家への変態が有力な候補となる。特に序盤で変態が可能な国家は[[ザクセン>データ/変態#bdf930fa]]である。ゴスラーがザクセンへ変態するには、概ねザクセンとその同君下位国のチューリンゲンを併合することで達成するできる(詳細は[[ザクセンへの変態>データ/変態#bdf930fa]]を参照)。
[[ザクセンのミッション>データ/ミッション/EM#SAX_EMP]]は、北ドイツからポーランドにかけての恒久的請求権、君主制であればポーランドへの連合の回復CBその他各種バフを得られるため、国名への拘りや他のドイツ諸侯に変態することを考えなければ、優良な変態候補となる。
また後述のプロイセンへの変態についても、先にザクセンへ変態してからでも可能である。

**プロイセンへの変態 [#s5c08c9e]
ゴスラーは初期主要文化がザクセンであるため、[[プロイセン>データ/変態#n3eb1b5a]]への変態が容易である。特に上述したHRE外への拡張を視野に入れた場合、有力な候補となりうる。
共和制でプロイセン化した場合、プロイセン君主制の共和制バージョンともいえる固有の軍政統治(月間戦争疲弊-0.02、毎月軍事化+0.05、毎月自治度変化-0.075、年間共和国伝統-0.5、選挙周期:なし(終身)、領土管理限界-50%、絶対主義-10、軍事化システム有効化)を選択することができる。GC開始時点で政治体制や初期主要文化を変えずに軍政統治を選択できるのはゴスラーまたはダンツィヒ(ダンツィヒはチュートンのイベントで変態化)からの変態だけである。
一方、ゴスラーからの変態の場合、選帝侯や皇帝でない限り、変態と同時にHREから離脱することとなる。共和制の場合は、HREを解体できる程度の国力を持つタイミングで変態するとよい。
[[プロイセンのミッション>データ/ミッション/EM#PRU_EMP]]には、統治効率+5%等恒久的かつ強力な効果がある。政治体制は領土管理限界にデバフがかかるが、固定ではないため外すことが可能であるため、特段の拘りがない限り、優良な変態候補である。

**ドイツへの変態 [#x98ccfff]
ゴスラーは、初期主要文化がザクセンであるため、順当に進めた場合、[[ドイツへの変態>データ/変態#fa899ebe]]が最終候補となる。
[[ドイツのミッション>データ/ミッション/EM#GER_EMP]]も、ヨーロッパ全域への恒久的請求権や統治効率+5%など強力な効果を持ち、拡張に大きく貢献する。

**宗教戦略 [#t587b1c7]
ゴスラーの初期宗派はカトリックである。しかし、北ドイツであることから、宗教改革以降、プロテスタントや改革派の中心が登場することとなる。序盤に選帝侯や皇帝を目指さない限り、史実ではプロテスタントに改宗すること、前述したプロイセンへの変態を踏まえれば、プロテスタント等の新教に改宗するメリットがある。
君主制への移行プレイにおいても、序盤から皇帝になることは難しいため、プロテスタントの盟主となって宗教戦争を勝利してから皇帝を目指すのにも向いている。
他方、宗教からの純粋なバフや外交関係でいえば、カトリックの方が有利に働きやすいため、状況を見て検討すると良いだろう。

**ナショナルアイディア評価 [#j8bf1448]
NIは、ゴスラー専用のものである。自由都市である分、経済面でのバフが多い。対して軍事面は終盤に偏っており、序盤の寡兵での戦闘は不得意になりやすい。共和制国家のNIは共和制に対するバフが乗りやすいが、ゴスラーの場合、皇帝権威補正などの君主制で効果を発揮するものがあるのも特徴的である。

|項目名|原語|効果|備考|h
|>|&ref(データ/National Ideas/Traditions.png,nolink);伝統|開発コスト&color(green){-10%};|共和制であれば正当性の外交評判のバフの代わりとして、君主制に移行した場合は皇帝選挙に勝ちやすくなる。州開発は西欧であるためそこまで必要はないが、ザクセンやプロイセンのミッションクリア等で活用できる。|
|>|~|外交評判&color(green){+1};|~|
|ゴスラー鉱業の伝統|Goslar Mining Traditions|交易品生産量&color(green){+10%};|経済面のバフ。交易ノードの関係上、序盤では効果が見えにくいが、ECやリューベックノードを抑えられれば効果が実感できる。|
|カイザープファルツ|Kaiserpfalz|建造物コスト&color(green){-10%};|北ドイツは高開発値が多いため、建造物によるバフ効果が乗りやすい。皇帝権威補正は皇帝を目指すのであれば重要であ。なお皇帝権威補正の効果を持つNIは、ブランデンブルクとゴスラーだけである。|
|~|~|皇帝権威補正&color(green){+0.1};|~|
|ゴスラー市の権利|Goslar City Rights|市民階級の忠誠度均衡値&color(green){+5%};|影響力が高まると新規獲得した場合の直轄地が減少するため、市民階級の特権付与には気を付ける必要がある。特に共和制の場合、市民階級の影響度が上がりやすく、うまく機能しないとデバフに近いものになる。|
|~|~|市民階級の影響力&color(green){+10%};|~|
|ハンザ同盟の利用|Capitalizing on the Hanseatic League|プロヴィンスからの交易力&color(green){+10%};|経済面のバフ。占有率を高めやすく、交易会社から商人を得られやすい。改革進行点は、Lv.10まである政府改革を進めやすくなる。君主制に移行した場合でも、遅れを挽回するのに重宝する。|
|~|~|改革進行点増加&color(green){+15%};|~|
|泥棒男爵の窮追|Hunting Down the Robber Barons|陸軍扶養限界&color(green){+20%};|軍事面のバフ。HRE内に所属する場合公国級に抑えられるため、あげづらい扶養限界を補ってくれる。|
|ヴェルフ家への抵抗|Resisting the Welfs|陸軍士気&color(green){+10%};|軍事面のバフ。お馴染みであるが、解放時期が遅く、これ以外の純粋な軍事面のバフがないため、純粋な軍事力は低くなりがちである。|
|同盟への加入|Joining the Leagues|外交関係上限&color(green){+1};|同盟の締結、属国の作成など、どの外交面においても役に立つ。特に皇帝を目指すのであれば、選帝侯との関係良好化に寄与する。|
|>|&ref(データ/National Ideas/bonus.png,nolink);宿願|属国収入&color(green){+25%};|外交関係上限と組み合わせが良い。|

**コメント欄 [#e1975904]

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