#author("2022-07-01T08:11:55+00:00","","")
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[[各国戦略]]

#contents
 
本ページの内容は、''ver1.32.2''で確認されたものです。
 
**概要 [#q1757c90]
 オマーンはアラビア半島東端部に位置しており現在にまで存続する由緒正しき国家である。
 最盛期である19世紀にはペルシア湾から東アフリカまでを支配する一大海洋帝国を築き、あのポルトガルやサファヴィー朝ペルシアなどとも渡り合った歴史を誇る。
 しかしながらEU4におけるオマーンは1444年時点では周囲をホルムズ・スルタン国に囲まれた内陸の小国であり、以下のような周辺国に比して異質な特徴を持つ。
-[[''イスラム教イバード派''>データ/イスラム教#ibadi]](学派はハンバル派:AE-10%)を信仰する国家である
-固有の[[ミッションツリー>データ/ミッション/WestAsia#OMA]]・[[NI>#od9379fc]]を有する
-政体は''封建的神権制/Feudal Theocracy''を採用しており政府ランクは公国級
--封建的神権制:布教強度+1%、宣教師+1、国教寛容度+2、Governing Capacity +50、[[政府交流システム>データ/政体固有のシステム#r0e21b74]]が有効化
-開始時点で自領以外にコアを持つ(下図)

&ref(https://imgur.com/LNcQHo4.png);

 この記事では初期でイバード派を信仰する3国(オマーン・パテ・ムザブ)のみで解除できる難関実績「The Third Way/第三の道」の解除を目標とする。

**実績 [#zbbfcc0a]
''The Third Way/第三の道'' 英Wiki難易度:Very Hard
 初期でイバード派を信仰するいずれかの国でスタートし、国教を変えることなく''全てのスンニ派とシーア派のプロビを消し去る''(注:スンニ派の未入植地にも入植・改宗する必要あり)。
 またDLC Golden Centuryで有効化されるマイノリティの追放/Expel Minoritiesによって新大陸に放逐されたイスラム教プロビも対象となる。((抵抗が無ければDLCを外すことをお勧めする。))
 
&ref(https://imgur.com/ch7f9yZ.png,zoom,790x592);

 この実績の挑戦に他2国ではなくオマーンを選ぶ理由としては以下の2点があげられる。要するに実績の対象の''イバード派3国の中で最も楽である。''
+比較的初動が安定している
+初期国力が高くミッション等の補助もあり拡張しやすい

 1.32アプデではさらなるモニュメントの追加、戦勝点・AE・OEの減少、アフリカの有力変態先の追加などが行われた。一方で東アフリカ方面の国の強化、オスマン・ティムールの拡張速度上昇といった変化も確認されている。1.31と比較して大局的には易化したとみられるが、大国の動向次第で進行が停滞しやすくなったという点は留意したい。また、AIの好戦性が挙がっているため同盟が弱いと被宣戦のリスクが高い。ライバル指定をうまく活用し、慎重に外交を行うことを推奨する。

**初動:vsホルムズ [#f59b5997]
***外交 [#o56cedd9]
 ホルムズ/Hormuzが確定でライバル視してくるので忘れずにこちらも指定し、軽蔑的侮辱/Scornful insultを送る。
 Ver1.32からはライバル指定の閾値が下がったのか、ヤス/Yasもライバル指定してくるようになった。
 初手の宣戦先はホルムズかヤス/Yasの2択であるが、ホルムズ内にはオマーンの中核州があるため開始すぐ宣戦可能であり、講和後の領土をすぐに出力に変換できるという点でもホルムズに宣戦したい。
 ダワーシル/Dawasirは初期で婚姻が可能な場合が多く、婚姻を結べば高い確率で同盟してくれる。ハサー/Haasaも関係改善すれば同盟に応じてくれることがある。この2国は領土約束/Promise Landによりホルムズ戦に呼ぶことができるので、どちらかとの同盟を推奨する。ただし、うっかりヤスをライバル指定してしまうと同盟してくれる国がいなくなってしまうことがあるので、ライバル指定は慎重に。
***内政 [#wcc3741b]
 最初から3階級全てに君主点特権をそれぞれ与える場合は、[[封建的神権制の能力>データ/政体固有のシステム#r0e21b74]]と布告によって開発コストを下げて開発に必要な君主点が最も安いプロビを1回開発→忠誠均衡値が50%以上になるように特権渡し→土地売却→土地没収→君主点が溜まり次第もう1回開発の流れで行う。直轄領/Crown landが少ない状態で発生する可能性がある階級の法的権利/Estate Statutory Rightsのイベントは下の選択肢「特権を与えない」を選ぶ(ホルムズ戦に勝てば大きく直轄領が回復するため)。
 特筆すべき有用な特権として、聖職者の''拡張主義への熱狂/Expansionist Zealotry''(異端・異教との戦争時陸軍士気+5%、聖職者の忠誠均衡値+10%),''宗教学派の設立/Establish Religious Schools''(学派/Scholarの招聘に統治点を消費しない),''学派へ地方居住権を与える/Grant local Residence to Scholar''(任意の学派を招聘でき、ディシジョンで20年ごとに切り替えできる)がある。
 また議会を開催/Summon the Dietすると高確率で周囲のイバード派の州を獲得する議題が出るので可能ならばそれを選ぶと良い。
 可能になり次第安定度を1上げる。ホルムズ戦終了後だと宗教統一度が下がるので講和直前にするのがベター。
***軍事 [#mc27b52b]
-''君主を将軍化''(なるべく白兵/Shockと包囲/Siegeが高いことを祈る)
-''扶養限界を無視して独立傭兵団/Free Companyを雇用''
--この傭兵団は士気と補充速度にこそペナルティはあれど、普通に歩兵2連隊を雇うよりも少ない金で4連隊を雇用できるため非常に有用である
---これにより''ミッション1-1及び2-1の効果を満たす''のでボーナスで士気+10%の補正を取得できる(人的資源増加補正を積むとミッション1-1が達成できない可能性があることに注意)
-顧問に陸軍士気+10%、規律+5%、扶養限界+10%の者がいるかを確認して、場合によっては雇っておく。

 以上の操作を済ませたらダワーシルかハサーと同盟して、''ホルムズの同盟網が広がる前にできるだけすぐに宣戦する''(CBはマスカットの再征服)。このときホルムズがマムルークなどの大国と同盟していたり、2つ以上の同盟国がある場合はリセット推奨。

***ホルムズ戦のコツ [#le958eb0]
 まずは傭兵団と常備軍を結合し、ホルムズ/Hormuz州対岸の''カワシム/Qawasimを占領し焦土化/Scorch Earthする。''その後、士気の回復を一月待ってバーティナ/Batinahまたはバライミ/Baraimiに軍を動かし、ホルムズ軍がホルムズ州から渡ってくるのを確認しつつ、ゆっくりタイマーを進める。ホルムズ軍の移動がロックされた瞬間にカワシムへ移動する。すると焦土化により敵の行軍速度が半分になっているため、''こちらがカワシムに先着し海峡ペナルティの-2を敵に押し付けることができる。''士気や兵数でも恐らくこちらが優勢であるため、余程相手の将軍が優秀でない限りはこの戦いで敵を殲滅することができる。(敵に逃げられたら恐らく敵同盟国軍と合流されるので、こちらも同盟国と合流して迎え撃つ。)

&ref(https://imgur.com/FGtoUbR.png,zoom,1185x426);

 敵を殲滅したら、各プロビを迅速に包囲しマスカットの要塞包囲に移る。途中適当にホルムズ軍や敵同盟国軍を撃退し、マスカットが落ちたら敵同盟国を落としに行く。ホルムズに対しては上記の海峡ハメを利用して1~2kの兵の撃破を繰り返し、戦勝点を稼ぐことが重要。また、敵同盟国と100点に近い講和ができるようならその国を属国化しておくと、この後敵の同盟に悩まされる展開を減らすことができ、速やかなアラビア半島の侵攻につながる。戦争の終わり際にバルーチスタン/Baluchistanとティムール/Timuridsに対してスパイを送り講和後即請求権を付けることができるようにする。マスカットを占領し、ホルムズ軍をある程度撃退したら敵首都を攻略していなくてもホルムズとも全土併合可能な戦勝点(95%程度)での講和ができるはずだ。講和では場合に応じて同盟国とホルムズ領を折半し、なるべく全土併合+即金で講和する。ホルムズのプロビはマスカットの要塞を落とし、戦勝点を戦闘で稼いでいれば獲得できる。獲得した中核州は忘れずにステート化しよう。
 Ver1.32では敵が積極的に軍を出してくるようになっており、単独での勝利はやや難しくなっている。開幕で敵をせん滅したら速やかにホルムズ以外のプロビを湧きつぶしするとともに、同盟国と連携することを心がけたい。また、ハイエナ参戦もかなり多くなっているため、敵同盟国の属国化の判断は注意。

**旧領回復後の方針:アラビア半島とペルシャ湾岸の征服 [#se2ffd70]
***課題と中期目標 [#i5ec42c6]

 さて旧領を回復したオマーンであるが、現在のオマーンは課題塗れである。というのも、
++オマーンの国土はほとんどが砂漠&乾燥でクソ貧乏かつ開発に向かない(にも拘わらずルネサンスや植民地主義の発生地からは遠く開発は必須である
++自国が孤立宗教なのでまともな外交を構築できず、また北の大国ティムールがホルムズ島を狙っている
++また孤立宗教であることは同時に、むやみやたらに拡大すると宗教統一度が低下して反乱が多発することも意味する
++[[オマーンのNI>各国戦略/オマーン#od9379fc]]が弱い。後述するがほとんどが海軍系/交易系のアイデアで陸軍系の補正は0である。

 従ってオマーンの中期目標としては

+''開発向き&交易や開発度の面で優秀な土地を手に入れる''
+''強力な外交関係を構築する''
+''何かしらの手段で宗教統一度の対策をする''
+''オマーンのNIを変更するか固有NIを活かした戦略を確立する''

 この4点が主題となるだろう。このうち3.に関しては宗教アイデアを取り、ステート化・布告・文化受容などを駆使して改宗を進めることで対応する。
 1.、2.、4.を達成するには周辺地域へ拡大する必要がある。従ってまずは周辺諸国を可能な範囲で食べ、国家変態と仮想同盟国に近づく動きをする。

***周辺諸国の概要 [#p2a43179]

&ref(https://imgur.com/aHEZjJl.png,zoom,796x615);
	☆印が次項で開発の候補として挙げた3州


+マフラ:東部2州を獲得すると[[ミッション1-3>データ/ミッション/WestAsia#OMA]]を達成し、序盤にありがたい統治点100とモンバサ/Mombasaへの恒久請求権を得ることができる
+ハサー及びバルーチスタン:要塞持ちで、ホルムズ撃破後すぐに宣戦すると包囲に自軍のほぼ全兵力を集中する必要があるので注意が必要。
--またバルーチスタン領は文化グループが異なるため、当初の布教強度では改宗が難しい。土地を獲得したら文化受容することが望ましい。
+ティムール:ほぼ確実に独立戦争が起こる不安定な状態にある。独立戦争に乗じて攻めることは不可能ではないが、要塞の存在により厳しい戦いを強いられるので非推奨。
--仮に属国たちが独立すれば我々の心強い味方になるかもしれない。彼らと同盟することが出来たならばペルシアへの進出を本格的に検討しよう。
--逆にティムールが独立戦争に完全勝利した場合は実績全体を通して厳しい展開になることが予想される。速やかに有力な同盟国を探してティムール包囲網を形成することで拡張を抑止しよう。
+イエメン諸国:互いに敵対し多くがアフリカ方面に同盟国を持っている。ねらい目はシーア派かつザイド派で外交的に孤立していることの多いラシード/Rassidsで、同盟の弱いこの国に宣戦してほかの国が宣戦してくるのを待って属国化すると、うまいこと防衛戦争に持ち込める可能性がある。ただし、こちらの国力もまだ心もとない状態なので試行の際は十分気を付けること。
+マムルーク/Mamluks:アラビア内陸の国を属国化or併合して隣接する可能性がある。こちらの領土を狙ってきやすく危険。
+オスマン/Ottomans:ハサー領北端を奪った上で、関係改善+ライバル国に侮辱すると婚姻同盟を結ぶことができる。とても心強い味方になるだろう。
+エチオピア:イエメンに進出するあたりでアダル/Adalやワルサンガリ/Warsangaliなどアフリカ国家をライバル視する展開がある。このとき、エチオピア/Ethiopiaがこちらに友好的になることがある。
--この国はコプト正教の国でスンニ州を改宗してくれるとても良い仲間になるだろう。また、バブ・エル・マンデブ海峡の封鎖がこの地域では戦略上有用で、そのためにもガレー船を5~6隻建造しておくことをお勧めする。(ティムールに対する防衛にもなる。)
--もしも相手からライバル指定された、アダルがすでに滅んでしまっているなどの要因により対立が不可避になった場合は、海を挟んでソマリアに請求権を付けるなどして先んじて東アフリカに進出してしまおう。
+インド諸国:バルーチスタン領を獲得するとインドへの進出も視野に入る。しかしながら強国が跋扈しているため、進出するには相応の国力と同盟の用意が必要だ。
+アフリカの角~東アフリカ諸国:これらの国々は同盟が周辺国家で完結しており、上手く対立を利用すればオマーンでも付け入る隙はあるはずだ。
+ムシャーシャ/Mushasha:ハサーを攻略すればペルシャ湾の最奥、ムシャーシャへの侵攻も可能になる。
--うまく黒羊朝/Qara Qoyunruまで倒すことができたならばバグダードなどの肥沃な土地を手に入れられるかもしれない。
+属国候補:ハサーのマーリク派(開発コスト-10%)、ラシードのザイド派(被白兵ダメージ-10%)は有用なイスラムの学派で、属国化→関係改善により比較的簡単に利用できる。
--ただし自国の開発度は大して高くないため独立欲求には要注意。また、属国を2カ国以上持ったら貴族に強力な侯爵領/Strong Duchiesの特権を忘れずに与えること。Ver1.32では特権の存在により学派目的での属国作成の必要性は下がった。

 これらの国のうちいくつかを倒したら、開発する土地を選定しよう。
 また国家とは関係ないが、アデン湾及びザンジバルノードに進出した際、各ノードでの交易力を上げる補助として小型船を建造しておくと収入の増加が期待できる。


***制度受容の開発、どこでするべき? [#x041ffcd]
 一般論として制度受容のための開発は、「開発コストを出来るだけ下げ・首都ステートであること・値段の高い産物があること」が望ましい。オマーンが簡単に積み重ねることのできる補正は、
 ''首都補正、布告、繁栄、ミッション2-2、商人階級の忠誠60%以上、商人階級の独占交易権/Exclusive Trade Rightsの特権(cotのあるプロビのみ)、Lv2以上のcot、封建的神権制の能力(首都のあるステート内にのみ適用)、イスラムの学派「マーリク派」、黄金時代''などが挙げられるため、できる限りcotに遷都して開発するとよい。(とはいっても、全て揃えるのは困難なのでこのうち4~5つ程度を満たせれば妥協して良い。)また後述する''文化シフトからの国家変態戦略も考慮して、特定の文化のプロビを開発''したい。これらを踏まえてオマーンが比較的獲得しやすい州の中で制度受容におすすめの開発ポイントを3つ紹介する。

①''ホルムズ/Hormuz'' 交易品:宝石 地形:乾燥地帯/Drylands
 乾燥の補正がないプロビであり、最初期に手に入れることができるため繫栄のボーナスも比較的簡単に受けることができる。交易品も優秀で、まだイベントの発生時期によっては「ファセット/Faceting」のイベントが発生する可能性があり、交易品生産量と交易額にボーナスが得られる。デメリットは国家変態に貢献しない点。
 ちなみに、マスカット/Masqat州(現オマーン国の首都)もホルムズノードのcotで産物も同じであるが、地形が沿岸砂漠/Coastal Desert(開発コスト+35%)であるため仮に封建的神権制の効果の開発コスト-20%をホルムズに適用できなかったとしても乾燥地帯(開発コスト+5%)のホルムズの方が開発コストが安くなる。マスカットにせよホルムズにせよ初期首都から遷都することは同じなので、開発制度受容をルネサンスの発生後すぐ行う場合やほかの好ましい土地を確保できない場合はホルムズが開発に最適なプロビであると言える。

②''ザビード/Zabid((イエメン西部))'' 交易品:コーヒー 地形:海岸線/Coastal
 乾燥の補正がない海岸線のプロビで、ステート内のイエメン文化の比率を上げるのにも有効。イエメンに変態するならば有用。

③''バンダレ・レンゲ/Bandar Langeh((ペルシャ湾岸、北岸))'' 交易品:香辛料 地形:乾燥地帯/Drylands
 乾燥の補正がないプロビで、ペルシア文化の比率を上げるのに有効。ペルシア文化を受容していないと布教が難しく、また獲得難易度も他の2つに比べると高い。他の2つと違う点としてこのプロビには交易中心地が無く((隣のシーラーフ/Sirafにはあるが、山岳プロビの為開発には向かない。))、独占交易権とcotからのボーナスの開発コスト-20%の恩恵を得られないことが挙げられる。ペルシア・ムガルへの変態を狙うならおすすめ。

 このほか、獲得できればバグダード/Baghdadやキルワ/Kilwa、モンバサ/Monbasaも候補に入る。目的に応じて臨機応変に土地を考えておくと良い。

**その後の展開:ザンジバルから始めるイスラム統一 [#b4a7a854]
 前章の解説で察した方もいるかもしれないが、この戦略では次なる目標として''EU4において非常に強力な交易ノードであるザンジバルノード/Zanzibarへの進出を目指す。''というわけで、アラビア南端部を侵略し終えたら東アフリカ方面に拡張し(ミッションで得たモンバサの恒久的請求権やパテ/PateへのNoCB宣戦などが活用できる)、交易の基盤を整えつつ(必要に応じて交易首都をザンジバルノードに移す)、獲得した領土のステート化と改宗を行い、マムルークと対峙する国力を付ける。植民をするのであればケープ/Capeの植民地を完成させ、交易会社に入れて交易力を強化することでザンジバルノードを擬似終端ノード化しつつ追加の商人を確保できる。それが終わればいよいよ中盤の山場、マムルーク戦だ。とはいっても、エチオピアとオスマンを誘えるタイミング(場合によってはチュニスや黒羊朝などでも可)を見計らい攻撃を仕掛けるだけだ。
 マムルーク戦では''聖地メディナ/Medina・メッカ/Mecca(両方領有することで、2聖都の守護者の補正で宣教師+1)及びエルサレム/Jerusakemを最優先で奪おう。''メッカのモニュメントカアバ神殿/Kaaba((Ver1.31.5にて追加。))はLv3まで強化することで他宗教に対する戦勝点コスト-10%の効果を得ることができ、孤立宗教を信仰するこの国にとっては征服活動において非常に有用だ。また、エルサレムのモニュメント聖都エルサレム/Holy City of Jerusalem((Ver1.31.5にて追加。代わりにエルサレムの領有による宣教師+1、対異端布教強度+2%のボーナスは無くなった。弱体化では?))は最大レベルで対異端改宗強度+3%、宣教師+1の効果を持つため、改宗のためになるべく早めにアップグレードしたい。現状ではオスマンの侵攻スピードが速いため獲得が難しくなることも多いが……
 征服の進行と別のポイントとして、宗教改革の時代に入ったらできるだけ早く''他宗教への戦勝点コスト-25%''と''改宗による開発度当たりの威信+0.30''の各時代ボーナスを取るべきである。そのためにも属国や小国に対する改宗の強制、10プロビ以上の改宗、宗教アイデアの取得は早めに済ませよう。出来れば前時代のうちに達成しておくと良い。
 ザンジバルを抑えマムルークを撃破したら、列強上位に食い込むには十分な国力となっているだろう。あとは交易経路の流れを意識し、各所のスンニ州を回収して資金力をつけつつ、国家変態戦略を取るならばEnd-Game-Tagへの変態を目指そう。''スンニ州が存在する地域は北はタタールから南は東アフリカ,西はモロッコから東はインドネシアと幅広いので、多方面で同時に50以上のAEを抱えてしまわないよう征服は地域を決めて集中的におこなうべし。''交易収入が心もとないのであれば、実績達成に関係のない土地ではあるがインドでの征服活動も行うと良い。沿岸を集中的に手に入れて交易会社を設立し、商人で誘導しつつ小型船を働かせれば全土を抑えなくても中々の交易収入を得られるはずだ。
 征服系実績のほとんどに言えることだが、''本格的な大拡張は絶対主義の時代に入ってからである。''あせらず着実に絶対主義を上げて、有り余る経済力で残りのイスラム国家やイスラム州を持っている国々を蹂躙しよう。実績達成の補助として、アルハンブラ宮殿/Alhambraやバンコク大宮殿/The Grand Palace of Bangkokなどの優秀なモニュメントの獲得、イスラム統一/Unify Islamnのディシジョンの達成、覇権/Hegemonyを目指すのも良いだろう。何度も言うが広い領域を征服する必要のある実績なので、実績に不要な土地(主にインド・イベリアやモニュメントのある土地など)に侵攻するかどうかは自分の拡張の腕前とよく相談すること。包囲網対策は主に侵攻予定外の欧州・インドの国と同盟する、スンニの大国は停戦サイクルに入れて解体することで行う。同盟先はオスマン戦の役に立つオーストリア、コモンウェルス、ロシアといった国家が有力候補だ。最終盤ではスンニの交易会社プロビや植民地プロビを保有しているヨーロッパ国家とも戦う可能性があることを想定しておこう。
 The Third Wayの実績に関する拡張や植民の小技などについては[[各国戦略/ムザブ>各国戦略/ムザブ#x1ef46b3]]にも詳しく書いてあるのでそちらも参照してほしい。

***その他改宗に関する豆知識 [#t6ca01af]
-''君主のadm3以上で対異端布教強度+2%、統治技術8以上なら君主のdip5以上で布教強度1%のディシジョンが踏める。''
-DLC Emperorが入っていれば''自身がイバード派の信仰の擁護者Tier4かつ、Tier5のスンニの擁護者が存在しないときmtth120ヵ月で起こるイベント「イバード派信仰の台頭/Rise of the Ibadi Faith」でdev150未満のイスラム国家がイバード派に改宗する可能性がある。''
-戦争での強制改宗戦勝点コスト減はサマルカンドのレギスタン広場/Registan Square((Ver1.31.4まではTier3の効果が他宗教に対する戦勝点コスト-15%で非常に強力だったが、Ver1.31.5で効果が変更されてしまった。))で取れる(最大で-15%)。小国はAE対策と信仰の擁護者を強化するために改宗の強制だけして放置するのも良い。
-商人による宗教の伝播はVer1.30以降この実績に関してはイスラムに対する布教に使えなくなった。
-インドネシア方面のヒンドゥー・仏教国家は首都がイスラムになると勝手にその宗派になってしまう。その国が宗教アイデアを取っていた場合など、突然異端プロビが発生することがあるので商人による宗教の伝播を行う場合は要注意。
-''宣教師はデフォルトの1人、宗教アイデア、信仰の擁護者、2聖都の守護者、聖都エルサレムTier3、ローマの領有、封建的神権制で7人が基本。''ムガルに変態した場合、クシュ文化の同化ボーナスで宣教師+1。また、''政府改革Tier5で議会制を選んだ場合、議題によって更に宣教師+1がある。''
-''統治技術19以降は大聖堂を建てることができる。(建設したプロビの布教強度+3%)''
-イスラム教の使用可能モニュメント一覧は[[こちら>データ/Great Project#oa93c741]]。シーア派専用モニュメントのフセインとアル=アッバースの聖廟/Imam Hussein and Al-Abbas Holy Shrinesは使用不可なことに注意。

**NI [#od9379fc]
|項目名|原語|効果|評価|h
|>|&ref(データ/National Ideas/Traditions.png,nolink);伝統|海軍士気&color(green){+15%};|士気+15%は並以上だがいかんせん海軍系補正である。|
|>|~|海軍維持費&color(green){-20%};|船を増やしやすいのは助かるがいかんせん海軍ry)|
|地方商人の特権|Local Merchant Preference|交易誘導&color(green){+33%};|33%は交易誘導+のアイデアを持つ国の中ではトップの値である。グジャラートやアデン湾ノードから商人を使って誘導する際にとても役立つ。後半までNIを残す場合は商人の連結・迂回をうまく利用することで収入に大きなバフを得られる。|
|材木の安定供給|Securing Timber Supplies|艦船建造期間&color(green){-10%};|またも海軍系補正である。海軍系補正の中で見てもこれは微妙。|
|不信心者の協会|Association With Unbelievers|水兵数&color(green){+10%};|水兵プールが増えるのは小型船などで海軍を駆使する戦略では役に立つが、10%は弱い。|
|~|~|異教寛容度&color(green){+2};|不穏度低下+宗教による収入ペナルティの緩和はありがたい。ズィンミー階級を活用する場合は相乗効果で強力。東南アジア方面やアフリカ方面で力を付ける過程で特に役に立つ。|
|港の安全の確保|Port Security Improvements|交易効率&color(green){+10%};|ザンジバルノードやホルムズノードは交易的に優秀なノードであり、交易収入の寄与が大きいオマーンの財政においてはありがたい効果である。|
|造船ギルドの廃止|End of the Shipbuilding Guilds|小型船コスト&color(green){-15%};|交易中心の経済を構築する場合は私掠船・交易保護の用途に使える小型船にバフが入るのは嬉しい。なお海軍系補正ry)|
|~|~|水兵維持費&color(green){-5%};|普段見慣れないマイナーな補正で、交易保護などの任務に従事している船がある場合、毎月の水兵の消費量を減らしてくれる。ぶっちゃけあってもなくても変わらない程度の補正である。|
|熟練した艦長|Skilled Captains|海軍提督機動&color(green){+1};|海戦・交易系任務において重要な能力の提督の機動に保証が付くのは良い。|
|交易の拡大|Expansion of Trade Contacts|商人&color(green){+1};|商人の頭数が増えるのは中盤までのステート化を重点的に行う段階においてはありがたい。後半になるほど寄与は小さくなる。|
|>|&ref(データ/National Ideas/bonus.png,nolink);宿願|海上封鎖効率&color(green){+33%};|これも非常にマイナーな補正である。dev当たりの海上封鎖に必要な船の数が減る。これいる?(辛辣)|

総評:全国家の中でも指折りの酷さの素晴らしいNIである。陸軍系補正が一切ないため、このNIを使い続けるつもりであれば軍事系アイデアによる陸軍強化が無いと陸戦での苦戦は必至だろう。私掠船や交易保護の仕様を理解しており海軍を活用できるプレイヤーや史実オマーン帝国のRPをするプレイヤーにとっては面白いNIかもしれないが、そうでない場合は後述する国家変態戦略を参考にNIを変更することを強くお勧めする。

**国家変態戦略 [#r3ddd1cc]
 ここでは、オマーンの変態先として有用な国とそのNIを紹介する。基本的に文化シフトを前提としているので、ステート剥がし・文化転向・開発・遷都+テリトリーや属国からの開発度の集中によって対応しよう。各国家の名前のリンクは変態条件につながっている。
※★のついているものはEnd-Game-Tag

***[[イエメン/Yemen>データ/変態#r4d767b8]] [#n80d6818]
 文化シフトの難易度が低く、必要な土地も狭い範囲に集中しているためゲーム序盤での変態がやりやすくかつNIをそこそこのものに変えることが出来るのがメリット。また、開発300に満たない段階でも公国ランクから王国ランクに昇格することができる。封建的神権制が外れない点も良い。End-Game-Tagで無いので、それらになる前のつなぎの変態先として優秀。
[[ミッション>データ/ミッション#gen_arabia]]はこちら

|項目名|原語|効果|h
|>|&ref(データ/National Ideas/Traditions.png,nolink);伝統|歩兵戦闘力&color(green){+10%};|
|>|~|主義思想の伝播速度&color(green){+10%};|
|アル=ヤマン,幸福のアラビア|Al-Yaman, Felicitous Arabia|交易品生産量&color(green){+10%};|
|アラビカコーヒー|Coffea Arabica|交易力&color(green){+10%};|
|紅海の支配|Control of the Red Sea|交易効率&color(green){+10%};|
|イエメンの建築様式|Yemeni Architecture|威信&color(green){+1/年};|
|イエメン部族の統一|Uniting the Yemeni Tribes|人的資源&color(green){+10%};|
|イエメン貿易港の推進|Promoting the Yemeni Trade Ports|商人&color(green){+1};|
|外国大使館|Foreign Embassies|外交官&color(green){+1};|
|>|&ref(データ/National Ideas/bonus.png,nolink);宿願|生産効率&color(green){+10%};|

***[[マムルーク/Mamluks>データ/変態#h791b6d4]] [#j559f8a7]
 政府改革50点を消費してイクター制/Iqtaに政体を変更し、安定度1を支払う必要がある。変態条件はイクター制かつカイロを中核州として領有しマムルークが存在しないことで、文化シフトも必要なく条件としてはかなり緩いが封建的神権制を失ってしまう。この国への変態の大きな特徴として、帝国ランクであっても王国ランクに戻るという仕様がある。後述するルーム・セルジュークへの変態に使える可能性がある((トルコ以外のレヴァント文化を主要文化にしたまま帝国化すると、トルコ文化への文化シフトは他文化グループへの文化シフトを挟む必要があり君主点など色々な面で損だが、王国ランクなら文化シフト1回で済む))という点、あるいは単純にNIを変更できるという点で見れば、利用価値があると言ってよい。
[[ミッション>データ/ミッション/AfricaAmerica#MAM]]はこちら

|項目名|原語|効果|h
|>|&ref(データ/National Ideas/Traditions.png,nolink);伝統|騎兵戦闘力&color(green){+10%};|
|>|~|交易誘導&color(green){+25%};|
|紅海交易|Red Sea Trade|Global交易力&color(green){+5%};|
|~|~|交易範囲&color(green){+10%};|
|我らの偉大さを示す記念碑|Monuments to our Greatness|威信&color(green){+1/年};|
|新たなマムルークの購入|Purchase New Mamluks|人的資源回復速度&color(green){+15%};|
|陸軍改革|Reform of the Army|規律&color(green){+5%};|
|農民制度の改革|Reform the Fellah System|生産効率&color(green){+10%};|
|相続法の改正|Reform of the Succession|安定度コスト&color(green){?15%};|
|港の独占|Monopoly Ports|交易効率&color(green){+10%};|
|>|&ref(データ/National Ideas/bonus.png,nolink);宿願|州からの交易力&color(green){+25%};|

***[[ペルシア/Persia>データ/変態#a50f8972]] [#m5c472f1]
 変態しても封建的神権制を失わないことがメリット。変態することでムガルなどいくつかの変態先を失うが、End-Game-Tagに近いレベルの強力なNIを手に入れることができる。インド方面への進出が厳しくムガルへの変態が厳しいと感じたりティムールに先にムガルに変態されてしまった場合の選択肢、ルームやヒンドゥスターンへの繋ぎとしてもあるいは最後まで使う国家としても有用。
//変態しても封建的神権制を失わないことがメリット。
 変態することでムガルなどいくつかの変態先を失うが、政府改革Tier1が封建的神権制のほぼ上位互換((帝国ランクへ昇格する代わりに統治キャパシティ+50が失われることに注意))である「ペルシア政府」に置き換えられるとともに、End-Game-Tagに近いレベルの強力なNIを手に入れることができる。インド方面への進出が厳しくムガルへの変態が厳しいと感じたりティムールに先にムガルに変態されてしまった場合の選択肢、ルームやヒンドゥスターンへの繋ぎとしても、あるいは最後まで使う国家としても有用。
[[ミッション>データ/ミッション/WestAsia#PER]]はこちら

|項目名|原語|効果|h
|>|&ref(データ/National Ideas/Traditions.png,nolink);伝統|陸軍士気&color(green){+10%};|
|>|&ref(データ/National Ideas/Traditions.png,nolink);伝統|陸軍士気&color(green){+15%};|
|>|~|騎兵戦闘力&color(green){+15%};|
|キジルバシュ|The Qizilbash|人的資源&color(green){+15%};|
|ペルシア絨毯の生産の奨励|Encourage Persian Rug Production|交易品生産量&color(green){+10%};|
|奴隷軍人の設立|Found the Ghulams|規律&color(green){+5%};|
|シルクロードの改善|Improve the Silk Road|キャラバン力&color(green){+20%};|
|芸術振興|Encouraged Art|生産効率&color(green){+5%};|
|~|~|威信&color(green){+1/年};|
|灌漑技術の促進|Promotion of Irrigation|人的資源回復速度&color(green){+10%};|
|王領の拡大|Increase the Crown Lands|税収&color(green){+10%};|
|>|&ref(データ/National Ideas/bonus.png,nolink);宿願|士気回復速度&color(green){+5%};|

***[[ムガル/Mughals ★>データ/変態#ldcd843f]] [#f5cbc782]
 非常に征服向きのNIと言わずと知れた文化同化のシステムが強力。クシュ文化の同化で宣教師+1、また文化同化で実質的に布教強度+2%を得ることができ、広い範囲の改宗が必要なこの実績とすこぶる相性が良い。変態条件は主要文化がイラン文化圏((ウズベク文化などもあるけどオマーンで変態する場合基本はこれ))かつデリーが必須であとはドアバ・中央ドアーブ・ラホールのうちいずれか1州を中核州として保有することであり、比較的緩い条件である点も好印象。ただし、変態時に政府改革Tier1がインド・スルタン国に変更され、封建的神権制を失ってしまうことは留意しておくべきだ。
[[ミッション(DLC Dharma導入済の場合)>データ/ミッション/DH#MUG_DH]]はこちら

|項目名|原語|効果|h
|>|&ref(データ/National Ideas/Traditions.png,nolink);伝統|騎兵戦闘力&color(green){+20%};|
|>|~|コア化コスト&color(green){-25%};|
|ジャーギールとマンサブダーリー制|The Jagir and Mansabdari System|規律&color(green){+5%};|
|聖職者の統制|Control over the Clergy|不穏度&color(green){-1};|
|イバダット・カーナ -礼拝の家|Ibadat Khana -House of Worship|アイデアコスト&color(green){-10%};|
|インド人パーディシャー|An Indian Padishah|軍事ポリシー自由枠&color(green){+1};|
|ザブト制|Zabt System|税収&color(green){+10%};|
|ムガル建築|Mughal Architecture|威信&color(green){+1/年};|
|アーラムギールの教令集|Fataua - e - Alamgiri|安定度コスト&color(green){-10%};|
|>|&ref(データ/National Ideas/bonus.png,nolink);宿願|技術コスト&color(green){-5%};|

***[[ラージプーターナー/Rajputana>データ/変態#bb9f2fa3]]→[[ヒンドゥスターン/Hindustan ★>データ/変態#vccaf884]][#d2c0c678]
 変態しても封建的神権制を失わない。ラージプーターナーはコアコスト減と非常に軍事寄りなNIを持ち、変更できるNIとしてはとても優秀な部類である。ヒンドゥスターンも布教強度+2%持ちなので改宗に役立つ。ラージプーターナーへの変態は統治技術10に加えラージャスターン文化への文化シフトの上インド北部の大部分を、ヒンドゥスターンへの変態はほぼインド全土を抑える必要があり、変態の難易度は高い。インドは実績達成に必要な土地が基本的に北西部のスンニ州のみであるため、インド全土の征服は必ずしも必要ではない。征服による財政に対する寄与は大きいが、実績達成にはインド以外にもかなり広い領土が要求されるため、自身の侵攻のスピードをよく考えた上で選択肢に入れるべきだ。
[[ラージプーターナーのミッション(DLC Dharma導入済の場合)>データ/ミッション/DH#MER_DH]]はこちら
[[ヒンドゥスターンのミッション(DLC Dharma導入済の場合)>データ/ミッション/DH#BHA_DH]]はこちら

-ラージプーターナーのNI

|項目名|原語|効果|h
|>|&ref(データ/National Ideas/Traditions.png,nolink);伝統|陸軍士気&color(green){+10%};|
|>|~|軍事ポリシー自由枠&color(green){+1};|
|帝国の遺産|Imperial Legacy|コア化コスト&color(green){-10%};|
|小公国の王|King of Petty Princes|人的資源&color(green){+15%};|
|マルワリ馬|Marwari Horses|騎兵戦闘力&color(green){+15%};|
|~|~|移動速度&color(green){+10%};|
|プルビアの遺産|Purbia Legacy|陸軍射撃ダメージ&color(green){+10%};|
|ダルマの保護者|Protectors of the Dharma|国教寛容度&color(green){+2};|
|砲兵部隊の拡張|Expanded Artillery Arm|砲兵コスト&color(green){-15%};|
|不朽の建造物|Monumental Architecture|正統性&color(green){+1/年};|
|>|&ref(データ/National Ideas/bonus.png,nolink);宿願|規律&color(green){+5%};|

-ヒンドゥスターンのNI

|項目名|原語|効果|h
|>|&ref(データ/National Ideas/Traditions.png,nolink);伝統|政府管理限界&color(green){+10%};|
|>|~|人的資源&color(green){+20%};|
|シパーヒー|Sepahi|歩兵戦闘力&color(green){+15%};|
|ペルシャの宮廷文化|Persianate Courtly Culture|顧問コスト&color(green){-10%};|
|帝国のインドの野望|Imperial Indian Ambition|分離主義年数&color(green){-5};|
|孔雀の玉座|The Peacock Throne|正統性&color(green){+1};|
|火薬帝国|Gunpowder Empire|陸軍射撃ダメージ&color(green){+10%};|
|スーフィー宣教師の後援|Patronize Sufi Missionaries|布教強度&color(green){+2%};|
|プロト工業化|Proto-Industrialization|開発コスト&color(green){-10%};|
|>|&ref(データ/National Ideas/bonus.png,nolink);宿願|規律&color(green){+5%};|

***[[ルーム・セルジューク/Rûm ★>データ/変態#bb4736fe]][#u9ab0cab]
 コアコスト-20%、対異端布教強度+3%のNIが実績においては非常に優秀(イスラム州の改宗&征服をするならムガルに次ぐレベルの性能)。オスマンを完全に滅亡させる必要があり、変態難易度は最高クラス。実績の後半の段階でEnd-Game-Tagになっていないのであればなる価値はあると思われる。変態時に封建的神権制の政府改革が外れてしまう代わりに、より安定した君主点の供給を可能とし最大絶対主義にボーナスの付くオスマン政体になることが出来る。また、ミッションは更新されず直前までなっていた国家のものを引き継ぐ。(Ver1.33でオスマンのミッションが使用可能になる予定?)

|項目名|原語|効果|h
|>|&ref(データ/National Ideas/Traditions.png,nolink);伝統|人的資源回復速度&color(green){+20%};|
|>|~|陸軍士気&color(green){+10%};|
|勝利の父|Abul-Fath|規律&color(green){+5%};|
|アルシャルクとアルガルブの王|Sultan al-Shard wa al-Gharb|コア化コスト&color(green){-20%};|
|~|~|受容文化枠&color(green){+1};|
|シャーハン・シャー|Shahanshah|正統性&color(green){+1/年};|
|ルームのスルターン|Sultan of Rûm|異教寛容度&color(green){+3};|
|バーレーンのスルターン|Sultan al-Bahrayn|海軍維持費&color(green){-15%};|
|偉大なるスルターン|al-Sultan al-Muazzam|建造物コスト&color(green){-15%};|
|イスラム世界の保護者|Protector of Dar al-Islam|対異端改宗強度&color(green){+3%};|
|>|&ref(データ/National Ideas/bonus.png,nolink);宿願|陸軍扶養限界&color(green){+25%};|

***その他 [#za149cde]
-[[アラビア/Arabia ★>データ/変態#ec92c52e]]
--オマーンが唯一デフォルトで変態することができる国。変態には統治技術10に加えアラビア半島の広い範囲が要求されるが、変態してもミッションもNIも変更されない上にEnd-Game-Tagなので他の国に変態するための中継としても使えない。実用性はここで紹介している中では最も低い。
-[[カリフ国/The Caliphate>データ/変態#p29ebe68]]''
--厳密には国家変態とは言えないがここで解説する。ディシジョン「イスラム統一/Unify Islam」を達成することで国家の名前が変更される。ルームやムガルに変態していた場合、このディシジョンの達成により政府改革Tier1を封建的神権制に戻すことが出来る。達成にはイスラム圏の各要所と一部キリスト教圏の土地が要求(属国が領有していても可)され、難易度は高く実績に必ずしも必要というわけでもないが、布教強度+2%、異端寛容度+1などの非常に有用な補正を得ることができ、実績のために多くの土地を確保する過程で必要な土地も自然に回収することができるため''いずれの国家に変態する場合でも最終的にはこのディシジョンを踏む''ことを強くお勧めする。

 これ以外にもいろいろルートはあるので個人のお気に入りのルートを探してみるのもまた一興である。

**アイデア選択 [#l15a0463]
 ''初手のお勧めは宗教/religious。''初手のadm系アイデアは2番目以降のアイデアの解禁を遅らせることになるが、それでも''3番目の布教強度+3%が有ると無しとでは布教にかかる期間・異文化の土地への進出のしやすさが大きく変わってくる。イバード派では隣接国に宣戦するフリーパスとなる聖戦を早く解禁できる点も重要。''
 2番目、3番目以降のアイデアには東南アジアや東アフリカの橋頭保確保+ケープなどの要地埋めの探検/Exploration、宗教とのポリシー(対異端布教強度+3%、宗教統一度+20%)が優秀な攻勢/Offensive、戦争・外交で安定を取るための軍量/Quantitity及び軍質/Quality、征服を楽にする統治/Administrative、外交/diplomatic,権勢/Influenceなどが候補に挙がる。ティムールが健在でペルシアに進出できるのか、それを踏まえて東南アジア方面の早めの進出を狙うのかどうかでかなりアイデアの取得方針が変わってくるので臨機応変に戦略を考える必要がある。Ver1.33では封建的神権制でも神聖/Divineアイデアが取得できるようになるらしいのでそれも一考か。
 後半の改宗を進める段階(5番目以降のアイデア)においては、ポリシーで布教強度を上げつつ交易収入を底上げする交易/Trade、ポリシーで布教強度を上げられる外交/Diplomatic、貴族/Aristocracy、諜報/Spy、反乱対策強化の人文/Humanist、未入植地埋めとテリトリーの最低自治度低下のための拡張/Expansion、西欧の強国と戦う際に役に立つ海運/Maritime、属国に改宗を任せる場合の扱いが楽になる権勢/Influenceが有用である。特に現バージョンではペトラ/Petra(外交評判+2、外交枠+1)やカンボーザターギー宮殿/Kanbawzathadi Palace(外交評判+2、外交枠+2)などの優秀なモニュメントを確保できるため、Influenceによる属国制御があると属国改宗が捗る。また、序盤に探検を取得していた場合は要地を確保した段階で破棄し、上記の改宗に有用なアイデアと交換すると効率的だ。
 探検アイデアを軸にした交易収入主体のアイデア戦略とは別ルートとして、軍量/Quantityと経済/Economicを軸としてマーリク派の招聘や封建的神権制の能力を生かして首都ステート内を開発、直轄領の売却により資金を得て内政を重点的に行い、中盤以降軍事系アイデアと拡張向きアイデアを取得し帝国・民族主義CB(場合によっては革命CB)を利用して一気に拡大するという戦略もある。カイロやバグダードなど開発向きの土地を得た場合かつ、海洋帝国を作るのは反乱対策が煩わしいという場合、オスマンやティムールに大拡大されてどうしても拡張が難しい場合には有用。

**関連wiki内ページ [#nb8eb3b8]
オマーンに関するAARは等Wikiには1件あるのでそちらも参照されると良いと思います。
・[[各国戦略/ムザブ>各国戦略/ムザブ#x1ef46b3]](The Third Wayの実績解説に詳しい)
・[[ミッション/西アジア>データ/ミッション/WestAsia#OMA]](オマーンの固有ミッション)

**コメント欄 [#abb4e597]

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