#author("2024-10-13T07:56:00+00:00","","")
#author("2024-10-13T07:56:38+00:00","","")
[[データ]]
 
本ページの内容は、''ver1.29.4''で確認されたものです。
 
#contents
 
**概要 [#t1ba38ab]

GC開始直後は無効だが「[[絶対主義の時代>データ/時代#j170e548]]」に突入すると有効化される。
絶対主義の値に比例して規律や[[統治効率 / Administrative Efficiency>データ/Administrative Efficiency]] が上昇し、それ以外にも自国にある他国の[[コアが消滅するまでの期間>データ/コア#kffa4084]]が減少する。


**効果 [#k0d84018]
(この項目は1.35で確認)

絶対主義が100の時に以下のボーナスが得られ、100未満の場合はその比率に応じた数値となる。

補正値の計算対象になる最大値の基本は100。
ただし、1.35で導入された「絶対主義最大効果」で上限突破できる。

白眉は絶対主義が[[統治効率>データ/Administrative Efficiency#admeff]]を押し上げる点だ。
統治効率はコア化コスト、外交併合コスト、[[過剰拡大(OE)>データ/コア#overextension]]、州関連の戦勝点コストを低減する。
つまり、スムーズでスマートな侵略戦争に不可欠のパラメーターなのである。

-''補正値''
--規律&color(green){+5%};
//discipline
--統治効率&color(green){+30%};
//administrative_efficiency
--他国コアの残存期間&color(green){-50%};
//core_decay_on_your_own
--月間退廃度-0.5
//monthly_ottoman_decadence


**絶対主義の増減要素 [#p052f3c9]
***年間絶対主義 / Yearly Absolutism [#y1349b28]
//yearly_absolutism
(表内政府改革は1.34より古いデータです)

絶対主義の自然増減要素(年間)。

|絶対主義の時代の[[能力>データ/時代#ea3c13a8]]「絶対的な政府」|&color(green){+1.0/年};|
|君主制 Tier1「ツァーリ国」|&color(green){+0.1/年};|
|君主制 Tier7「政治的絶対主義」|&color(green){+0.1/年};|
|[[貴族アイデア5>データ/アイデアグループ#ariidea]]「在地貴族」|&color(green){+0.5/年};|
|[[スウェーデンNI>データ/National Ideas/Europe#SWE]]|&color(green){+0.2/年};|
|[[ポルトガルNI>データ/National Ideas/Europe#POR]]|&color(green){+0.1/年};|
|ロシアのイベント|&color(green){+1.0/年};|
|フランスのディシジョン|&color(green){+0.5/年};|
|破産|&color(red){-2.0/年};|
|モニュメントバンコク宮殿tear3|+1.0/年|

***行動による増減(瞬間) [#kbeab303]

|自治度の減少|対象州のDEV&br;20ごと&color(green){+1.0};|
|自治度の増加|対象州のDEV&br;20ごと&color(red){-2.0};|
|反乱軍への過酷な処置|&color(green){+1.0};|
|政府を強化|&color(green){+2.0};|
|安定度上昇|&color(green){+1.0};|
|戦争疲弊軽減|&color(red){-1.0};|
|貨幣改鋳|&color(red){-1.0};|
|反乱軍の要求を受諾|&color(red){-10.0};|
|議会制で議席を与える|対象州のDEV&br;1ごと&color(red){-0.1};|

他、各種イベントの結果によって増減する。

**最大値関連 [#qf987872]
***最大絶対主義 / Maximum Absolutism [#a46ee8d0]
//max_absolutism
(表内政府改革は1.34より古いデータです)

最大値の決定要素。

|>|''基本値''|&color(green){65};|
|>|直轄領の割合が70%以上|+15|
|>|政府ランクが帝国級|&color(green){+5};|
|>|列強である|&color(green){+5};|
|>|[[黄金時代>データ/時代#ld0c2e99]]|&color(green){+5};|
|>|宗教統一度|CENTER:100のとき&color(green){+5};&br;&size(12){数値に応じて比例};|
|>|正統性|CENTER:100のとき&color(green){+10};&br;0のとき&color(red){-10};&br;&size(12){数値に応じて比例};|
|>|各モニュメント京都tear3、マアーンの砦tear3|+10計+20|
|[[政&br;府&br;改&br;革>データ/政府改革]]|君主制 Tier1「プロイセン君主制」|&color(green){+10};|
|~|君主制 Tier1「オスマン政府」|&color(green){+5};|
|~|君主制 Tier1「幕府」|&color(green){+5};|
|~|君主制 Tier1「イングランド君主制」|&color(red){-30};|
|~|君主制 Tier1「選挙君主制」|&color(red){-30};|
|~|君主制 Tier5「勅令」|&color(green){+5};|
|~|君主制 Tier7「政治的絶対主義」|&color(green){+5};|
|~|共和制 Tier1「貴族エリート」|&color(red){-20};|
|~|共和制 Tier1「自由都市」|&color(red){-20};|
|~|共和制 Tier1「交易都市」|&color(red){-20};|
|~|共和制 Tier1「アンブロジアーナ共和制」|&color(red){-30};|
|~|共和制 Tier1「オランダ共和制」|&color(red){-30};|
|~|共和制 Tier1「アメリカ共和制」|&color(red){-30};|
|~|共和制 Tier1「連邦共和制」|&color(red){-30};|
|~|共和制 Tier1「寡頭制」|&color(red){-40};|
|~|共和制 Tier1「シーチ議会」|&color(red){-40};|
|~|共和制 Tier1「金権政治」|&color(red){-50};|
|~|共和制 Tier1「ヴェネツィア共和制」|&color(red){-50};|
|~|共和制 Tier1「名主共和制」|&color(red){-50};|
|~|共和制 Tier1「海賊共和制」|&color(red){-50};|
|~|共和制 Tier3「権力の集中」|&color(green){+10};|
|~|共和制 Tier3「頻繁な選挙」|&color(red){-10};|
|~|共和制 Tier4「行政部門」|&color(green){+5};|
|~|共和制 Tier10「首脳部の権限を強化」|&color(green){+25};|
|~|部族制 Tier4「権力の集中」|&color(green){+10};|
|>|国難「宮廷と地方」発生中|&color(red){-20};|
|>|国難「宮廷と地方」&br;終了時の結果に応じて|&color(green){+20};|
|>|~|&color(green){+10};|
|>|~|&color(red){-10}; ※10年間|
|>|プロイセンのイベント|&color(green){+20};|
|>|スウェーデンのイベント|&color(green){+15};|
|>|スウェーデンのイベント|&color(red){-25};|

:諸階級と特権|
''(編集求む)''
1.30で[[階級 / Estate>データ/Estates]] システムが変更された。
特権 / Privileges が導入され様々なボーナスを得られるようになったが、ほぼ全ての特権で絶対主義上限が&color(red){下がる};

***絶対主義最大効果 / Max effect of Absolutism [#maxEffectAbs]
//max_absolutism_effect
(この項目は''1.35''で確認)

1.35から導入された。
このパラメーターは現在の絶対主義の値ではなく、上記の補正を発生可能な絶対主義の上限値のベース値100を補正する。

|~名称|~補正値|~備考|
||COLOR(green):||c
|~フランス絶対主義&br;French Absolutism|+30%|「絶対主義の時代」のフランス専用能力|
|~strengthen_bakuhan_system_reform|+20%|日本用政府改革。ミッション報酬|
|~holy_imperial_monarchy_reform|+10%|神聖ローマ帝国の政府改革。ミッション報酬|
|~rus_reactionary_zeal|~|ロシアのミッション「ロシア革命」の報酬|
|~mng_divine_mandate_modifier|~|中華皇帝のミッション「Heaven's Will」で発生するイベント「True Son of Heaven」により獲得|
|~chi_absolutist_rule_china_modifier|~|中華王国のミッション報酬|
|~ブランデンブルク門(T3)|~|ミッション「The Balance of Power」達成後|


**戦略 [#c5a29064]

***「ハンドルの遊び」 [#rb8b867b]
絶対主義の現在値を100以上に伸ばすこともできるが、絶対主義最大効果の助けがなければ得られるボーナスは100の時と同様になる。
ただゲーム中では征服による宗教統一度低下、代替わりによる正統性低下などで絶対主義の最大値が一時的に低下することも多いので、絶対主義の最大値を100以上にしておけば最大のボーナスをキープし続けることができるというメリットもある。

***絶対主義の引き上げ [#eaa3953a]

高い絶対主義は、もっぱら統治効率の上昇による迅速な領土拡大に資する。
WCを目指すような大拡張プレイでは、迅速に絶対主義を高めることの重要性は極めて高い。

能動的に絶対主義を高めるために有力なのは「自治度の減少」と「過酷な処置」である。

-''「自治度の減少」''
そもそも自治度を下げられる州が無ければ実行できない都合、自治度の下限が0%のステートに自治度が下がりきっていない州を多く持つか、
[[分権主義派の反乱を誘発させ、その要求を呑むことであえて自治度を上げる>AAR/第4回オスマン世界征服完全版/11話 絶対主義#w05ff2b9]]下準備が必要となる。
この時、国教寛容度が高いなどで安定度-3にしても分離主義者の不穏度がプラスにならない場合でも、市民階級の忠誠を50未満にしてから土地没収すると反乱軍が蜂起する。
この時、国教寛容度が高いなどで安定度-3にしても分離主義者の不穏度がプラスにならない場合でも、市民階級の忠誠を50未満にしてから土地没収すれば反乱軍が蜂起する。
また自治度の減少は不穏度を大きく引き上げるため、アイデア等でこれに対抗するか、反乱軍と戦う陸軍が必要となる。

-''「過酷な処置」''
通常の場合、あまりにも多くの軍事点を消費するため割に合わないことが多いが、
絶対主義の時代の[[能力>データ/時代#ea3c13a8]]で''-50%''、汎用ミッション「新たな国家の征服」で''-33%''、[[黄金時代>データ/時代#ld0c2e99]]で''-5%''、合計で''-88%''まで下げ格安で実行できる。
よほど不穏度を引き下げていない限り、征服州を中心に反乱が進行しているはずだから、これらに「過酷な処置」を仕掛けることで迅速に絶対主義が上がっていく。
自治度の減少と組み合わせることで更に加速することもできる。
注意点は、ミッションの効果は25年間しか継続しないことと、固有のミッションツリーを持ついくつかの国では「新たな国家の征服」を利用できないことだ。

-''安定度の増加''
安定度を増加させる際の絶対主義が+1と安定度の引き下げを併用することで絶対主義を増加させる方法。安定度の引き下げには植民地政策の変更を行うのが簡単。植民者がいない場合は属国相手に婚姻と婚姻破棄を繰り返すことても低下させることが可能。汎用の補正では-60%程度が限界だが、政府改革や大事業の確保や黄金期などで安定度補正を下限の-90%まで引き下げることができ、その場合、統治点500点で「宮廷と国家」の条件である絶対主義を50まで持っていける。自治度の減少と同じく絶対主義時代への移行から間をおかずに「宮廷と国家」を発動させることが可能で、プロヴィンスの反乱率の増加も伴わない。とはいえ、統治点の消耗が激しいため、上記2点との組み合わせで使うとよいだろう。(その他の安定度コスト補正については[[データ/安定度]]を参照。)

|''安定度を大量に下げる方法''|''コメント''|h
|植民地政策の変更|植民者の確保が必要だが、即座に何度でも安定度を下げられる。|
|属国相手の婚姻破棄|威信が-100になり時間はかかるが確実。&br;婚姻破棄ペナルティが生じるが-200が下限なので属国相手ならカバー可能。|

&br;

|''汎用の安定度コスト削減項目''|''安定度コスト減少量''|h
|制度「活版印刷」|&color(green){-5%};|
|顧問「芸術家|&color(green){-10%};|
|統治アイデア⑤|&color(green){-25%};|
|イベント「史跡への誇り」|&color(green){-10%};|
|階級「聖職者」|&color(green){-2.5%~-10%};|
|革新性|&color(green){-0%~-10%};|
|君主制政府改革②「貴族との妥協」|&color(green){-15%};|
|君主制政府改革⑥「スターテン・へネラール」|&color(green){-10%};|
|黄金時代|&color(green){-10%};|
|正教|&color(green){-10%};|
|教皇庁の御者|&color(green){-10%};|
|カルヴァン派の様相「聖職者の清貧」|&color(green){-15%};|
|儒教の調和「キリスト教」|&color(green){-10%};|
|ストーンヘンジ(異教orイングランド文化)|&color(green){-10%~-25%};|
|ティカル(マヤ文化)|&color(green){-10%~-30%};|
|ヘッダールスターヴ教会(キリスト教)|&color(green){-2.5%~-10%};|
|リラ修道院(正教会)|&color(green){-10%~-30%};|
|レギスタン広場(イスラム教)|&color(green){-10%~-25%};|
|ハラール・ジュゴル(イスラム教)|&color(green){-10%~-25%};|
|ブサキ寺院(ダルマ宗教)|&color(green){-5%~-15%};|

※イベント「史跡への誇り」について
Lv3大事業の完成に伴うイベントで20年間持続し、フラグの残っているモニュメントがあれば繰り返し起こるため実質恒久補正


***最大絶対主義の引き上げ [#eaa3953a]

最大絶対主義は、「プロイセンやスウェーデンのように固有イベントで上昇する例外を除くと100に到達させるのは難しい場合が多い。
前述の「ハンドルのあそび」の観点から言うと、可能であれば105ぐらいまでは伸ばしておきたいところだが・・・。

ここで有力なのは、[[国難「宮廷と地方 / Court And Country」>データ/国難#e72623f3]]を活用することだ。
まず50まで絶対主義を引き上げた後、noCBによる宣戦布告などを活用し、一時的に国家を不安定な状態にすることで「宮廷と地方」を開始できる。
「宮廷と地方」の発動中は最大絶対主義が一時的に下がるか、10年経過して国難が終了する際に65以上の絶対主義を持っていれば、''20''も最大絶対主義を引き上げられる。
これは絶大な効果であるから、絶対主義の時代に入る以前から準備を進め迅速に「宮廷と地方」を乗り越えられるようにしておきたい。

君主制政府改革Tier8の「マキャヴェッリ主義統治 / Machiavellianism Reign」には最大絶対主義+10の効果がある。
単に最大絶対主義を上げるためにも使えるし、国難終結時の最大値引上量を増やすのにも利用できる。


**コメント欄 [#eae77143]

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**参照ファイル [#kdf03f3d]
-効果:\Europa Universalis IV\common\static_modifiers\00_static_modifiers.txt
absolutismスコープ内で定義。
-増減要素(瞬間):\Europa Universalis IV\common\ages\00_default.txt
※時代ファイル内の絶対主義の時代、革命の時代のスコープ内に記載。

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