#author("2023-10-27T17:42:58+00:00","","") #author("2025-08-02T11:31:41+00:00","","") [[データ]] 本ページの内容は特記ない限り''ver1.31.4''で確認されたものです。 ※政府改革画面にボタンがある「統治の拡張/Expand Administration」は[[こちらを参照>データ/Governing Capacity#ExpAdm]]。 ---- #contents *概要 [#a91db02c] ver1.30で、DLCの有無に関わらず政府改革の機能を利用できるようになった。 ver1.30で、DLCの有無に拘らず政府改革の機能を利用できるようになった。 すべての政府は、君主制・共和制・神権制・部族制・原住民評議会のいずれかに分類され、それぞれで実施できる改革が異なる。 *改革の実行 [#ce732782] (Ver1.34.5で確認) **政府改革進捗度 / Reform Progress [#reform_progress] 改革には「段階 / Tier」があり、いずれの国家もゲーム開始の時点で第一段階の改革が無償で実施済みとなっている。 第二段階以降の改革には、''政府改革進捗度 / Reform Progress''が必要となる。 所要値は、第二段階が100点で、改革が進むにつれ40ずつ増加する。 -''参考 各政体の最終Tier到達に必要な最小のポイント量'' ''君主制(Tier10):2340pt'' ''共和制・神権制(Tier12):3300pt'' ''部族制・原住民評議会(Tier5):640pt'' ***政府改革進捗の補正値 [#uc7a4666] ツールチップに表示される順に計算される。 (ツールチップには上から現在値、次の改革採用時の消費量、次の改革が可能になる予定日付、毎月の増加量、増加理由(自治度由来、政府改革進捗増加、月間政府改革進捗、月間政府改革進捗補正)、その他説明文の順に表示される) -''政府改革進捗増加 / Reform Progress Growth'' ファイル内ではreform_progress_growthで表されているもの。 革命勢力の政府改革「フラチルニテ」、ポーランド系政府改革、高直轄地/Clown Landボーナス、共和伝統、Devotion、能力主義、NI、モニュメント、統治者の特性、祖霊 / Ancestors、イベント、その他ミッション報酬の補正などがこの枠に該当。 -''月間政府改革進捗 / Monthly Reform Progress'' これのみ加算値。 ファイル内ではmonthly_reform_progressで表される。Native専用建造物はmonthly_reform_progress_building。 Native TribeのBase Reform、Native専用建造物、リトアニアのミッション「Establish Elective Courts」の報酬で得る補正「Efficient Sejmiks」などが該当。 -''月間政府改革進捗補正 / Monthly Reform Progress Modifier'' ファイル内ではmonthly_reform_progress_modifierで表されているもの。 君主制Tier6の三部会/General Estates、階級特権「Biblical Sabbath Reform」、Native TribeのBase Reform、ネイティヴの政府改革「口頭伝承 / Oral Trandition」、先住民アイデアからの補正がこの枠に該当。 ***毎月の獲得量 [#v305ac8c] ''一ヶ月ごと獲得できる政府改革進捗度''は、以下の通り。 >政府改革進捗度 = ''(''1000 ÷ ( 12 ✕ (100 + 全領有州の平均自治度 )) × ( 1 + 政府改革進捗増加) + 月間政府改革進捗'')'' × ( 1 + 月間政府改革進捗補正) 例)全州の平均自治度50%、政府改革進捗増加 +120%、月間政府改革進捗+0.3、月間政府改革進捗補正 +10% (1000 ÷ (12 ✕ (100 + 50)) ✕ 2.2 + 0.3) ✕ 1.1 = 1.67 補正が存在せず全領有州の平均自治度が0%の場合、年あたりの獲得量は10ptちょうどとなる。 この他、多数のイベントやミッションの報酬として政府改革進捗度を入手できることがある。 各段階における改革項目からいずれか一つの項目を選択し、進捗度を消費することで項目に対応する効果がもたらされる。 項目の選択に国教や主要文化などによる条件が設けられている場合もある。 -[[平均自治度について>データ/Local autonomy#ave_autonomy]] 平均自治度は全州の自治度の数値を合算し、州数で割ることで求められる。 平均自治度=Σ州の自治度/州数 つまり、''州のDev値などによる重み付けは存在していない。'' そのため、テリトリー状態の州を貿易会社の利用などで多数抱えていると政府改革が遅れやすくなることに注意。 **改革の再選択 [#n16102c7] 実施済みの各改革項目について、その項目と同じ段階に属する別の項目に実施項目を置き換え直すこともできる。 ただし、置き換えを行うと政府改革進捗が&color(red){-50};される。 なお、一部の改革項目はロックされており、原則的に別の項目へ置き換えできない。 **特殊な改革 [#e407dc77] 一部の改革項目は、国家変態・イベントなどによって強制的に実施される。 通常の手順では実施できず、それらの方法でのみ実施できる項目も存在する。 **政府タイプの移行 / Changes government [#zde3cf24] 政府改革を進めることで、他の政府タイプ / Government Type に移行することが可能である。 これを実施すると対象の政府タイプに移行し、改革は移行後におけるTier1から選択し直すこととなる。 君主制・共和制・神権制はTier6に該当の改革が存在し、この3つの改革の中で相互に変更することが可能である。移行1回あたりのコストは安定度/Stability&color(red){-3}; (既にTier6を選択していた場合は追加で政府改革進捗&color(red){-50};)であり、政府改革進捗は政府改革に使用した分が全額還付される。 部族制・原住民評議会の場合はTier5に該当の改革が存在し、君主制・共和制・神権制への移行に加え原住民評議会から部族制Tier1の草原の遊牧民/Steppe hordeへの移行が可能である。(一部の改革を保持している場合や特定の条件を満たしていない場合は選択できない政体もある) こちらの場合コストとして安定度の代わりに政府改革進捗を支払う。以下に具体的な数字を示す。 -部族→君主制・共和制・神権制の場合は政府改革進捗&color(red){-640}; -原住民評議会→君主制・共和制・神権制の場合は&color(red){-250}; -原住民評議会→遊牧民の場合はコスト無し。 その他、原住民評議会は[[Tier4の改革による政体移行>データ/政体固有のシステム#na7057ca]]が存在する。詳しくはリンク先を参照ください。 これ以外に一部の[[変態ディシジョン>データ/変態]]やミッション報酬、イベントの選択肢によって強制的な政体変更が生じる。これらの場合それまでの政府改革進捗は原則全額還付されるが、場合によっては((確認しているものではコンゴのミッション2-2など))移行に伴うコストとして消費されることがある。 *政府ランク / Government rank [#government_rank] 条件を満たすと手動(政府/Governmentタブ左上の王冠のボタン)で昇格させられ、ランクが高いほど様々な恩恵を得られる。 一部の政治改革では、政府ランクが固定され手動で変更できない。 なお、イベントや国家変態に伴い政府ランクが昇格することもある。 外交による属国化の交渉には政府ランクが影響する。これにより政府ランクが低い国が高い国を外交属国化するのは困難となる。 GC開始時にはビザンツ・エチオピア・ティムール・明・オーストリアの5国のみが帝国であり、他は王国か公国である。 また上記に加えて、神聖ローマ皇帝・中華皇帝は帝位にいる間に限り帝国ランクとなる。(帝位を失うと状況に応じたランクに引き下げられる) |>|~政府ランク|~効果|~特記事項|h |~①|~公国級&br;Duchy|ナショナルフォーカス変更25年|朝貢国と同君連合下位国を除く属国は、公国級で固定される。&br;HRE内では、選帝侯を除き公国級で固定される。| |~②|~王国級&br;Kingdom|ナショナルフォーカス変更20年|王国級になるには、総DEV300と威信50が必要。&br;HREでは、選帝侯しかなれない。| |~|~|外交官&color(green){+1};|~| |~|~|自治度変化&color(green){-0.025/月};|~| |~|~|Governing capacity&color(green){+200};|~| |~③|~帝国級&br;Empire|ナショナルフォーカス変更15年|''DLC「Common Sense」有効時にアップグレード可能''&br;帝国級になるには、総DEV1000と威信75が必要。文化グループ全体を[[受容文化>データ/文化#wf7945f7]]とする。&br;「Common Sense」非有効時には、総DEV1000到達時に自動的に文化グループ受容が発生。(政府ランクは王国級のまま)| |~|~|外交官&color(green){+1};|~| |~|~|指揮官枠&color(green){+1};|~| |~|~|自治度変化&color(green){-0.05/月};|~| |~|~|Governing capacity&color(green){+400};|~| |~|~|最大絶対主義&color(green){+5};|~| //1.30以前は王国級の場合ステート上限&color(green){+5};、帝国級の場合ステート上限&color(green){+10};だが、ステート上限システムは撤廃済みのためコメントアウト *政府を強化 / Strengthen government [#b40e4124] ''DLC「Rights of Man」有効時''には、MIL&color(red){100};を消費することで、正統性、または正統性を代替する値を上昇させられる。 このとき、絶対主義も&color(green){+2};される。 *共通政府改革 [#i48678b0] 1.34.4で確認。 -君主制、共和制、神権制共通(一部除く):Tier4「国家と宗教」、Tier7の「経済問題(ロック的但し書含む)」 |~政体|~スイス&br;自治カントン|~議会&br;制度|~常設マラーター評議会&br;政府プルビア登録|~インディアス&br;枢機会議|~追放&br;植民地会社|~十字軍&br;国家|~聖職者を&br;国家から分離| ||CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c |~君主制|-|T6|T5|T3|T3|T1|T4| |~共和制|T1|~|T3|~|T5|-|~| |~神権制|~|-|T5|>|-|T1|-| *排他関係にある政府改革 [#c2e6de98] この項目は''1.34.5''で確認。 下記各グループ内の政府改革は相互に排他関係にあり、両方同時には採用できない。 なお、中には同Tierの物もあるがデータファイルに従い記述する。 また、議会制が有効化されるポーランド選挙君主制と議会政治のように重複を避けるための排他関係もある。 -''<君主制の排他>'' --''グループA'' ---T1:「イクター制」「インド・スルターン国」「マムルーク政府」「ツァーリ国」「ロシア大公国」「イングランド君主制」「ポーランド選挙君主制」「大セイム」 ---T6:「議会政治」「スターテン・へネラール」 --''グループB(独裁官系)'' (君主制ではないがデータファイルに従いここに記載する) ---T1:「軍事独裁政権」「護国卿議会」「軍政統治」「オランダ共和制」 ---T2:「政治家の家系」 ---T3:「くじ引き」「Formalize the Right of Re-election」 ---T10:「海軍本部委員会」「Military Rulership」「Dynastic Rule」 --''グループC(スターテン・ヘネラール系)'' ---T1:「マムルーク政府」「封建的神権政治」「オスマン政府」「革命帝国」「プロイセン君主制」「選挙君主制」「カルマル同盟」「天朝」 ---T2:「ムガルのディーワーン」 ---T6:「スターテン・へネラール」 --''グループD(日本系)'' ---T1:「大名」「幕府」「独立大名」 ---T6:「スターテン・へネラール」「議会政治」 --''グループE(軍事系)'' 「割当軍制」「プロイセン君主制」 --''グループF(文化系効果が競合)'' ---T2:「ムガルのディーワーン」 ---T3:「地方分権化した官僚制」 -''<共和制の排他>'' --''グループG'' ---T1:「オランダ共和制」「富豪政治」「民会(ヴェーチェ)共和国」「Great Veche Republic」「連邦共和制」「自由都市」「交易都市」「アメリカ共和制」「革命共和制」「海賊共和制」「護国卿議会」「軍政統治」 ---T6:「議会政治」 --''グループH'' ---T1:「ヴェネツィア政府」「オランダ共和制」「海賊共和制」「軍政統治」「軍事独裁政権」 ---T3:「くじ引き」 ---T10:「海軍本部委員会」「Military Rulership」 --''グループI(最大1州の自由都市と統治キャパ増)'' ---T1:「自由都市」 ---T5:「行政部門」 --''グループJ'' ---T1:「自由都市」 ---T6:「統領制」 --''グループK(スターテン・ヘネラール系)'' ---T6:「フイヤン派体制」 ---T10:「軍人の有権者」 --''グループL'' ---T1:「ヴェネツィア政府」「オランダ共和制」「軍政統治」「軍事独裁政権」 ---T3:「権力の集中」「くじ引き」 ---T10:「海軍本部委員会」「Military Rulership」 -''<神権制の排他>'' --''グループM'' ---T1:「軍事神聖国家」「十字軍騎士団」 ---T9:「公選の実施」 *君主制 / Monarchy [#mon] [[君主制のページ>データ/君主制]]を参照。 *共和制 / Republic [#rep] [[共和制のページ>データ/Republic]]を参照。 *神権制 / Theocracy [#the] [[神権制のページ>データ/Theocracy]]を参照。 *部族制 / Tribal [#tri] [[部族制のページ>データ/Tribal]]を参照。 *原住民評議会 / Native council [#nat] [[原住民評議会のページ>データ/Tribal]]を参照。 #br *コメント欄 [#z74e1481] #pcomment *参照ファイル [#aa633fc5] #divregion(開/閉,close) -政府ランク:\Europa Universalis IV\common\government_ranks\00_government_ranks.txt -政府改革:\Europa Universalis IV\common\government_reforms ※フォルダ内に各政府タイプごとのファイルと共通項目のファイルがある。 -各Tierの定義:\Europa Universalis IV\common\governments\00_governments.txt -政府改革の排他関係:\Europa Universalis IV\common\governments #enddivregion()