データ
本ページの内容は、ver1.30.4で確認されたものです。
このページでは、各宗教に共通する基本仕様を解説する。
各宗教の個別の仕様・情報は、宗教(個別)を参照。
各宗教の個別の評価・運用は、宗教評価を参照。
宗教は、五種類の大きなカテゴリ――キリスト教グループ、イスラム教グループ、東方宗教グループ、ダルマ宗教グループ、土着信仰グループ―に分類される。
どの国家も、一つの国教をもっている。国教と同じカテゴリの別宗教が異端、別のカテゴリのものが異教とされる。
異端・異教の国は自国に対する外交評価が低下する他、聖戦CBの使用条件などに影響する。
なお、キリスト教同士、あるいは、キリスト教以外の同士なら婚姻*1が可能。また、キリスト教は同君連合が可能。
例:
フランスの国教はカトリックである。これはキリスト教に属するため、同じキリスト教に属するが国教が正教であるモスクワを異端と扱う。
また、オスマンのスンニはイスラムという別のカテゴリに属する宗教であるため、異教と扱う。
フランスは、異端であるモスクワ(正教)とは婚姻できるが、異教のオスマンとはできない。また、フランスとモスクワは同君連合を組む可能性がある。
また、オスマンと黒羊朝(シーア)は婚姻を結べるが、キリスト教でないので同君連合の可能性はない。
国の各宗派に対する扱いを表す。
初期値は、国教が+3、異端が-2、異教が-3であり、これに宗派個別・NI・アイデア・ポリシーなどの修正が加わり決定される。
最大値は、国教が無制限、異端・異教が+3であり、最小値は無い。
各州の宗派に応じ、寛容度による修正を与える。
修正 | 寛容度+1ごと | 寛容度-1ごと |
不穏度 | -1 | +1.25 |
税収 | - | -10% |
交易品生産量 | - | -10% |
ただし、ハンガリー・植民地国家などは、NIによって、寛容度がマイナスであることによる不利益が生じない。
なお、異端寛容度が+2以上の場合、国教の州が異端に改宗するイベントが発生しうる。
いくつかの宗派は、宗派個別の基本の寛容度修正を持つ。
国教+2 | ユダヤ・ゾロアスター |
国教+1 | カトリック・正教・コプト・ヒンドゥー・アニミズム・トーテミズム・インティ・マヤ |
異端+2 | 改革派・上座部・大乗・儒教 |
異端+1 | 密教 |
異端-1 | カトリック |
異教+2 | 呪物崇拝 |
異教+1 | ヒンドゥー |
本項目の内容は、ver1.29で確認されたものです。
国の宗教的団結を指し、基本的には開発度ベースでの国教を奉じる州の割合に比例する。※貿易会社州は計算から除外される
ただし異端・異教の州も、寛容度が0以上なら段階的に宗教統一度に貢献し、+3であれば一切悪影響ないため、改宗させずとも、高い宗教統一度を維持できる。
寛容度 | 貢献する割合 |
+3 | 開発度の100% |
+2 | 開発度の75% |
+1 | 開発度の50% |
0 | 開発度の25% |
負の値 | 開発度の0% |
100%を下回る場合に、以下の修正を与える
修正 | 100% | 50% | 0% |
最大絶対主義 | +5 | +2.5 | +0 |
僧侶階級の忠誠均衡値 | +5% | +2.5% | +0% |
汚職 | +0% | +0.005%/年 | +0.01/年 |
不穏度 | +0% | +1.0% | +3.0% |
安定度コスト | +0% | +50% | +100% |
信仰*2 | +0% | -0.5%/月 | -1.0%/月 |
教会権力*3 | +0% | -50%/月 | -100%/月 |
情熱*4 | +1/月 | +0.5/月 | +0 |
人文アイデア等で宗教統一度を上昇させる場合、100%を超えることもあるが、その場合には追加の利益は無い。
計算式:Σ( 貿易会社除く州のDEV × 寛容度影響 ) / 総DEV
異端・異教を奉じる州に宣教師を派遣するで、国教に改宗させられる。
改宗している間は、州の不穏度が+6される。
国教でない宗教反乱軍による州の占領によっても、反乱軍の宗教に即時に改宗される。
ただし、seize landによって僧侶、あるいはそれに相当する階級の忠誠が30を下回った場合、宗教反乱が発生するが、この反乱軍が非国教の州を占領しても改宗されない。
本項目の内容は、ver1.29で確認されたものです。
宣教師は通常1人であるが、以下の方法によって増やすことができる。
また、宣教師増のNIを持つ国も存在する。
伝統
個別
野望
一月ごとの改宗速度のこと。改宗は布教強度に応じて一日刻みで進行し、進行度が100%になった時点で完了する。
布教強度に影響を与える要素は以下の通り。
その他、いくつかの国のNIや、ポリシー、ディシジョンやイベントの結果で増減する。
宣教師が活動している間、活動する州のDEVと自治度に応じた維持費が生じる。
これは、宗教アイデア6で半額にできる。
なお、財政画面のスライダーで宣教師維持費を調節できるが、維持費を下げると改宗速度も下がってしまう(維持費0だと全く進まない)ので注意。
計算式:1年あたり 0.5 × dev^(1+自治度 × 0.75)
特定の条件を満たすことで、国教を変更することができる。
カトリック・プロテスタント・改革派は相互に、大乗・上座部・密教は相互に、ヒンドゥーからシク教、シク教からシーア・スンニ・ヒンドゥーへは、正の威信を持ち平時であるとき、宗教タブよりそれぞれ相互に国教変更できる。
ただし威信が-100され、代わりに異端への改宗強度+10%と宣教師維持費の割引を10年得る。
属国に対しては、LDの上昇と引き換えに宗主国と同じ国教への変更を強制できる。
宗教反乱が発生していて、反乱軍の宗教が国家において最大のDEVを占める宗教であるとき、反乱軍の要求を受け入れることで国教変更できる。
この最大のDEVを占める宗教とは、総DEV100の国家において、スンニ40・正教30・コプト20・シーア10であればスンニがこれに当たる。なお、必ずしもDEVの過半数を占める必要は無い。
また「台帳」において自国の宗教分布に関する円グラフが確認できるが、これは単純な宗教のプロヴィンス数であるため参考程度にしか使えない。
注意点として、反乱軍の宗教のDEVが最大では無い場合、要求を受け入れるを押しても自治度増などのペナルティを食らうだけで国教は変わらない。
例外として、非土着信仰から土着信仰への変更は原則不可で、唯一アニミズムにだけには変更できるが、上記の要求を受け入れるが選択できなくなっており、反乱軍に要求を強制される必要がある。
つまり反乱軍に多数のプロヴィンスを占領させ、反乱バーが進みきらない限りはアニミズムへの変更には至らないという意味。
反乱軍を用いて改宗したい場合、その宗教の州に維持費ゼロの状態で宣教師を派遣すると宗教反乱を誘発するため反乱勃発を待つこと。分離主義などの影響で他の種類の反乱軍になる場合もあるので注意。
改宗先の宗教が占めるDEVが足りない場合、宗教反乱軍に占領されると州の宗教が塗り替えられる特徴を活かし、反乱軍に国土のあちこちを塗り絵してもらおう。このとき、属国軍が反乱軍を始末してしまわないよう休眠状態を指示しておくことが好ましい。
土着信仰から非土着信仰*9、全宗教からシク教*10、キリスト教各派からフス派*11、スンニ・シーアの相互は、安定度の低下と引き換えにディシジョンにより変更できる。
アニミズムから各種宗教に対しては、対象の宗教の「聖地*12」を保有することで変更するイベントが発生する。
神道はIncidentによって儒教・大乗・カトリックに変更できる。
イングランド文化の国では、宗教改革の進展に伴い聖公会へ変更できるイベントが一度だけ発生する。
明・コンゴではカトリックに変更できるイベントが存在。その他、いくつかの国や文化で固有の変更イベントが存在する模様。
和平協定で同一グループの宗教間に変更が可能で、このとき国教と首都の宗教が改宗される。ただし(戦勝点コストを加味した上で)一定以上のDEVを持つ国は、この方法では改宗できない。
属国に対しては、LDの上昇と引き換えに宗主国と同じ国教への変更を強制できる。
国教がキリスト・イスラム、統治者が男性かつ摂政でなく、信仰の守護者が居ない、または居るが宣言から二年が経過しており現在の信仰の守護者より威信が高いとき、500ダカットを支払うことで信仰の守護者となる。
信仰の守護者は、同大陸にいて同宗教を奉じる国が、他宗教を奉じる国から攻められた際、自動的に参戦を要請される。
要請を無視する、戦争に敗れたとき、信仰の守護者が失われる。
信仰の守護者はその宗教を奉じる国の数によりI~Vのレベルが存在する。
信仰する国が5,10,20,50をボーダーとしてレベルが上昇する。
※上のレベルは下のレベルのボーナスをすべて得る。
また、同宗教のすべての国に対し、信仰の守護者である間、関係が+10される。
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