AAR/伝説の巨人の力

目次

1507年の世界情勢

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TimuridはMughalsへ、JianzhouはManchuへ変体したようだ。
おめでとう!

プレイ前外交

勢力圏

まったりベッドで養生していた所、France/Spain/Manchu/Japanから外交が飛んできた。

一体何があった...?

揃いに揃って「アジアの国を保護するつもりがあるのか?」という内容で
筆者はてっきりアジアで戦争でも起きようとしているのかとばかり思っていた。

一体どこの国のことを言っているのかさっぱりわからなかったので聞きただすと
「Ottomansは、MoroccoとMughalsを保護するつもりなのか?」と、2ヶ国の名を挙げた。

Moroccoについては表立って仲良くしていたので「今更何を...」と思ったのだが
Mughalsの保護についてはいささか意外だった。

開始以来、スパイを取れば「スパイを送ってくればCBと取り宣戦します」と言われ
黒羊朝が健在とあらば「不仲を演じたい」として黒羊朝を巡って国境紛争の演出を持掛けられ
友好を匂わせた所「Austriaに保護してもらっている」とそっけない態度を取られたり
何かとOttomansを避けているようにも感じていたからだ。

現状でOttomansはMughalsを保護はしていない事
AustriaがMughalsを保護しているので、Ottomansが出る幕ではない事を伝えておいた。

何が起きているのかさっぱり分からなかったので
Mughalsに問い合わせてみると「余所でOttomansに保護して貰ってると口を滑らせてしまった」と釈明を受けた。

一体どういうシチュエーションで口を滑らせたのか興味があったものの
あまり深く話したい様子でもなかったので話を切り上げる事にした。

もしかして、これはラブコールなのか...?

共食い

England脱落後、欧州に於ける海洋国家はFrance/Castile/Hansaの3ヵ国のみとなった。

残されたEnglandの利権は宣戦前に打ち合わせ済みのようだし
混乱や対立も生まずに分割されるのだろう。

そう思っていた矢先、衝撃的な情報が舞い込んだ。

「Castile戦が計画されている―」

Englandを滅ぼした昨日の今日で早くも仲間割れか。

利権分配はCastileが他と比べ群を抜いて所領の加増となっていたのだが
思えば、CastileをEngland戦に誘い込んでおいてその後叩くという算段を立てていたのかもしれない。

Castile戦に加わるのはFrance/Morocco/Hansa/Austriaの4ヵ国だそうだ。

ここで一つの仮説が脳裏を過った。

England戦の首謀者はFranceであったが
ヘイトを最も被ったのはCastileで、事実Castile戦が計画されている。

Castile戦が実行されればFranceとHansaはCastileと敵対関係に陥り
両国はAustriaとの外交ラインが生命線となる。

Ottomans「だが待って欲しい、この場合のFranceとHansaのイニシアティブの行方は?」

Castileが国力を保ったまま現存した場合、そしてAustriaが野心を剥き出し長期的戦略を組んでいた場合
Austriaが欧州のイニシアティブを握るステージは射程圏内に収まる。

つまりは、生殺与奪権をAustriaが保持する事になるだろうし
その標的は直接的利害対立関係にある近隣諸国となりうるのだ。

突如として

筆者は「突如として」という言葉が嫌いである。

「台風が突如として―」「お台場に突如としてガンダムの像が―」という一連のフレーズを耳にするが
どう考えても予測出来ただろうし、後者に限っては市役所に聞けと。

そんな与太話は兎も角、起きる可能性を認知しているなら
波が立つ前に身構えるのが最善の策であることに疑いの余地はない。

早速、Austriaと最も利害が対立し易いHansaに外交を飛ばし警鐘を鳴らす事にした。

とうのHansaもEngland、Castile、...と続く欧州各国を叩いて回る昨今の動きが
自身へ向けられる時が来るのでは無いかと警戒こそしていたようだ。

想定している"第三段階"が訪れるのは、Castile戦後となるであろうから
最速でCastile戦後に相互不可侵条約が一斉に切れる1600年位だろうと睨んでいた。

その時期であればOttomansもそこそこ陸軍が揃っているだろうし
有事の際に共闘出来る国はなるべく増やしておきたいところであるので
1600年を目途にHansa=Ottomans間で防衛協定を締結するに至った。

Franceとの関係を強く保ち3ヵ国で連携を出来る体制を構築する事で
より強固な予防策として機能するべきであると説得し、次なる外交相手をFranceに定める。

不落

Hansaとの会談が終わり、矢継ぎ早にFranceに声を掛ける。

すると「HansaさんとOttomansさんの組み合わせの依頼は意外ですね。」と
既にHansaから話を持掛けられていた事を告げられた。

想定している各個撃破が現実になった場合、Franceにも協力を仰ぎたいと申し出た所
あまり気乗りしないようではぐらかされてしまった。

FranceからすればHansaは貿易上敵対する可能性がある訳だし、またAustriaも然り。

その2ヵ国が潰しあってくれるのであればFranceからしても理にかなっているし
何よりも今はCastile戦に向けて余裕はないといったところなのかもしれない。

Ottomans自身もHansa戦やそれに類する動きはキャッチしていなかったので
これ以上を続けた所で雲をつかむような話に終始すると判断し、一度引き下がる事にした。

プレイ中

出遅れ感

意識が朦朧としていたせいか、Muscovyがずいぶん前に西欧化を完了していた事に気づいていなかった。

MuscovyはDipのみならずAdmとMil Lvの上昇も控える事で早期の西欧化を狙い
Sweden経由でそれを果たしたようだ。

西欧化が遅れれば遅れるほど、非西欧に伴う技術上昇コストペナルティを追う事になるし
他国の国力が整うフェイズでは隙を突かれる可能性だってある。

諸問題を鑑みた結果、早期の西欧化の道を選んだのだろう。

周囲を取り巻く外交状態が緊迫しつつある情勢下で、これ以上西欧化を遅らせる訳に行かないと考え
Ottomansも西欧化の準備に入った。

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先に取ったEspionage Ideaのお蔭でDip Lvを抑える事に繋がったが
初期神君主Mehmet 2世君のお蔭でAdm/Mil Pointが余り気味である。

Quantity Ideaを2つ目の枠に採用・大臣の解雇でポイントを抑えても技術差が7生まれない。

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「いや、内政に使えよ」というご意見もあるかもしれないが
この時のオスマンの収入は言うほど高くはなかった。

ちょこちょこ建物に費やしてみたりするものの、あまりに君主点の溜まりが早くて
資金のプールが追いつかないのだ。

技術上昇以外に有効活用が難しいMil Pointは別として、Adm Pointならコア化に使ってある程度抑制は可能だ。

...という事で、近隣諸国にはいくつか消えて頂く事にした。

下準備

早速、残されたバルカン利権の回収に乗り出した。

今まで他のプレイヤーから「何でSerbia放置を放置しているのか」と疑問を投げかけられていたのだが
Serbia/Wallachiaを食べると、Poland辺りが包囲網に入ってきて非常に面倒だったからだ。

そうした心配も、AustriaのHungry同君化・MuscovyのLithuania戦・Hunsaの拡張でAEが分散していたので
そろそろ手を付けても大丈夫だろうと判断した。

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特筆する事も無くSerbia/Wallachiaの大部分を食べAdm Pointを消費。

他国との技術合計差が残り1に迫り
西欧化ボタンを押すまでゆったりとくつろぐ事にした。

ホワイトクリフ

旧England領を回収すべく、FranceはEnglandに宣戦し上陸戦を敢行した。

既に『Elan!』を取り終えていたFranceがEngland如きに後れを取る訳が無かろうと誰しもが思っていた。

しかし、EnglandがFire6/Shock6を引くという卑怯なAI特性強運により
France軍は包囲殲滅され、敗戦を重ねてしまっていた。。

それを見たAustriaが「Englandに負けるFranceって...。」等と呆れていた様子だが
後詰の軍が到着してみると、さすがにFrance軍が圧倒したようである。

England本土の利権分割は如何な形で執り行われたかをOttomansは掴んでいなかった。

France/Austriaの会話を聞く限りでは、両者共にグレートブリテン島に領土を持つようだ。

Austriaは輸送艦を持っておらず
宣戦が安定したのを見計らってFranceに「Call to Arms」を要請し領土割譲を要請していた。

FranceとAustriaは親密な仲であるように感じさせられたが
今後の外交の為にも一度探りを入れた方が良さそうだ。

ニザーム・チャグ

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1516年8月17日、遂に待ちに待った西欧化の時が訪れた。

Muscovyが西欧化を果たしてからかなりの月日が経過してしまった。

西欧化の弊害で反乱率が上がり、各所で反乱が頻発するも
現場の国力では十分な余力があったので
近隣の小国を征服しながら完了を待つことにした。

そして、絶好のタイミングでMoroccoからTunis戦の持掛けられた。

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Tunisは残り1プロビ国家であるものの、依然としてMamluksと同盟関係にあり
Ottomansにも利益があるので承諾する。

敵方参戦国はTunisとMamluksの2ヵ国だけであったので
直ぐに片は付いたが、ここで一つ問題が発生した。

Mumluksは単独講和不可能の状態にあり、Tunisが残り1プロビなので
Mumluksからプロビを取ろうとするとTunisを併合出来なくなってしまうようなのだ。

Ottomans
「oh...。」

Mumluksの併合するを急いでいるわけではないので
Moroccoの要求を優先するように伝えた所、Tunisを併合果たしたようだ。

仕切り直し

Tunis戦ではMamluksの併合こそ叶わなかったものの
西欧化中の拡張はおまけのようなものなので、気をもまずゆっくり行く事にした。

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Hedjazに宣戦してWarsangli/Mamluks/Oman/を吊り上げ、別枠でAdal/Etiopiaにも宣戦。

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ゆっくりした拡張(当社比)

他国から「黒羊朝を潰さないのか」と煽られ、ついでにQara Qoyunluにも宣戦しておいた。

断末魔

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Hedjazに関連した戦争が終結し
残りのアフリカ方面・Qara Qoyunluの占領を終えれば一段落という所まで来た。

西欧化のゲージも50%を上回り、適当に反乱鎮圧をしつつ暇を潰していたのだが
東のMughalsが突然悲鳴を上げた。

Mughals「いやいやいや、ちょっと待ってこれは酷い。何でOiratが殴り掛かって来たの」

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Mughalsは拡張を急加速させ、インド方面のみならず中央アジアの国も平定していた。

その結果、OiratにAEが乗ってしまい殴り掛かって来たようなのだ。

すぐさまMuscovy/Manchu/Ottomansに増援を求めるも
MuscovyはあいにくLithuania戦中、ManchuはOiratと同盟中、Ottomansは西欧化/Fog of Warの影響で
誰一人として駆けつけられる状態には無かった。

Ottomansからは全体像が見えなかったが、この時のOiratは栄華を極めており
ChagataiやUzbekを取り込みアジア方面の超大国として君臨しているようなのだ。

正直、そんな国誰も相手したくはないだろう。

MughalsはしきりにOttomansへラブコールを送って来ていた。

あいにく西欧化・多方面戦争中の片手間で相手が出来る国ではないのと
Prestigeがマイナスに突入していて戦力にならないので丁重にお断りしておいた。

すると、見るに見かねたFranceが遠路はるばるMughalsに8kを送り込み
参戦をすると宣言した。 かっこいい。

Austria→Muscovy→Nogai経由で
探検家を付けてアジアを探索して回る途中だったそうだ。

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このデイビッド・クロケットよろしくの展開を前にMughalsのテンションは一気に跳ね上がり
反転攻勢に出ようとしたようなのだが、生憎France軍8kは速攻でOirat軍に捕まり敗退してしまった様子だ。

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続く会戦でもMughalsは敗退を重ね、北部プロビを割譲する結果となり落胆の色を見せた。

ただでさえぎくしゃくしていたMughals=Ottomansの関係は
今回助けなかった事でさらに悪化するのではないかと危惧はしていた。

貿易紛争

Mughalsが落ち着いたところで、VCは元の静けさを取り戻した。

話題はOttomansの貿易の話になり、各国から「Ottomansさんは貿易全くしないの?」という問いを投げかけられた。

利益対立の諸悪の根源たる貿易に興味を示す素振りを見せれば
それを口実に脅威を煽られる事は百も承知であったので、適当に否定しておいた。

貿易を引っ張りたければ勝手に持って行ってくれとまで発言し
Gulf of Adenの貿易が欲しそうなCastileにも配慮をしておいた。

これを聞いたMoroccoが「貿易とかいうクッソ汚い話は、Safi以外にまともなノードを持たない私の前ではNG」と
自虐交じりのネタを飛ばしていた。

話題は変わり、今度はLubeckトレードノードが周辺ノードから富を吸い過ぎている話題が持ち上がった。

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この時のLubeckトレードノードは世界でダントツの富を吸い上げており
未成長のHansaの国力を底上げしていた。

黙ってはいられないAustriaは、Hansaに対して「貿易を吸い過ぎてる」と釘を刺すも
Hansa側は「これが無いと傭兵軍が維持できなくなって拡張に支障をきたす」と説明していた。

AustriaとHansaの関係は、貿易を引っ張るor下流流失が止まる事が無い限り
敵対状態は免れないし、西より座して傍観するFranceがどう出るのか非常に興味を抱いていた。

塗り絵

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Adal/Qara Qoyunluの両戦争を終わらせ
立て続けに東地中海の国々へ宣戦布告する。

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実は、Espionage Ideaを取った理由の一つにそれら国々に対して反乱支援を行い続け
属国のByzantine領を増やすという狙いがあった。

実際にやってみるとこれが上手く行かず
Byzantine領ではなくVeniceから独立するだけで独立国家になってしまっていた。

これ以上放置しておく理由も見つからないので、CBを作り終え宣戦を行った。

西欧化中とは思えない拡張スタイルを目にしてか
Moroccoから「西欧化中ですよね?」と確認が寄せられたが、間違いなく西欧化中である。

程なくして西欧化は完了したが
西欧化に50年も掛かる大昔のVerに比べたら大分楽になったと改めて実感させられた。

現実で考えたら、国体がガラリと変わろうしている最中に近隣諸国を征服して回るとか正気の沙汰じゃない...。

ガバナンスがしっかりしすぎと言うか
史実そんなことやってのけたのはスターリン位しか居ないんじゃなかろうか。

あらかた占領し終えて講和をしようとしたところ
数名のプレイヤーが同時にゲームの動作が停止してしまい、本日のプレイは終了となった。

不穏

Castile戦の情報が舞い込んでからしばらく情報収集を行っていたが
どうも集団防衛を目的としたグループがいくつか存在しているようなのだ。

これが単なる防衛が目的なのか、あるいはCastile戦以外に何かしらの計画が存在しているのか。

今のOttomansにはまったく予想が出来ない状態である。

本当にこの国は大丈夫なのだろうか...。

仏土同盟(1537年-1552年へ続く...。

AAR/伝説の巨人の力


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