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クリミアゴート・アラン・クマン・ルテニア・スラブ・ギリシャ人の居住するテオドロの地は、ゴート人の子孫と東ローマ移民によって形成されている。
ジェノバとの対立・協調を繰り返しながら黒海交易の要所として独自の地位を確立。
やがては東ローマ帝国との関係を深め双頭の鷲の紋章を受け入れ、ビザンツ・トレビゾンドの滅亡後は後継国を称する。
しかしながら同様にローマの後継を自認するオスマントルコと争い敗れ、滅びる事となる。
Gothic Invasion(ゴートの侵攻)
テオドロ公国でゲームを開始しヨーロッパ領域の全てのゲルマン文化の州を領有する。
主要文化の変更をすると達成できないので、nationalism CBを使ったドイツ征服は難しい。
西欧に侵攻した東ゴート王テオドリックに由来。テオドロ公国はエカチェリーナ2世に雲散霧消させられるまで唯一ゴート文化を保持したクリミアゴートの国。ゲーム内唯一のゴート文化。
HREに属する高DEVなドイツ文化州を全て押さえねばならない為、AE管理がすさまじく大変な実績である。
また首都の初期位置はオスマンの勢力圏である為、何らかの手を打たなければ1500年を超えてのプレイ続行は不可能となるだろう。
HREへ加盟するべきか、加盟せざるべきか?
プレイの方針は大別すると2つ。HRE加盟ルートか、それ以外かである。
利点 HRE加盟後はAE管理が容易となり、HRE皇帝の庇護のもと滅亡の恐怖に怯えずのびのびとプレイできる。
難点 初期位置が黒海である為、HRE領への隣接の為にはNoCB宣戦が第一候補となり上級者向けとなる。
HREの入り口としては、北のフリースラント、南のボローニャが考えられる。
これらはHREに加入していないので、彼らをno.cbで攻撃、属国化する。
フリースラントであればハイエナしてきた諸侯を併合、HREに着地する手はずであるが、この国は同盟国の候補も多く、またAEが散りすぎてうまく着地できないことが多い。
一方ボローニャはイタリア諸侯がHREを離脱するのを待ち、その後に攻撃、領土を割譲させることで安全にHRE加入できる。
宗教は序盤は反乱に苦しむだろうが、正教を保とう。のちのちHREにおいては新教が跋扈するため、カトリックに留まると不穏度が3ほどあがり、宗教統一度も激減する。その時になってプロテや改革派に改宗するぐらいなら、いっそ正教を保った方が良いのだ。
ボローニャで始めた場合、どのようにしてドイツに手を伸ばすかが問題だ。イタリアからドイツへはアルプス山脈のスイスを超えていくのが最短ルートとなる。
しかし、スイスプレイに慣れた方には周知の事実だろうがこの場合、自由都市コンスタンツ、オーストリア領が壁になり、ブレゲンツを征服することでしかドイツに進出する道はない*1。
そこで、適当なドイツの小領邦と同盟を組む国に宣戦、ついてきた国を属国化して彼のクレームを手掛かりに征服しよう。
また、再現性は低いが、オーストリアを呼んでフランスorブルゴーニュに宣戦、わざと負けてオーストリア領スンダガウ、ブライスガウを割譲、停戦が明けてから再度宣戦し前の戦争で割譲した州を自国で奪うという手も考えられる。ただし、これはオーストリアのattitudeがhostileになる可能性がある。
初期の首都位置がオスマントルコの勢力圏である為、座視すれば滅亡は不可避である。
よって弱小国家の定石である海外亡命戦略を参考に新天地を目指す。
十分な国力を確保したらドイツへと進出しよう。
北にモスクワ、西にポーランド=リトアニア、南にオスマントルコが鎮座しそのどれもがいずれはクリミアへの進出を目指す舵取りの困難な地域である。
もっともこの3国はそれぞれ、どこかが伸びればどこかが没落する排他関係にある。ゲーム中盤にはそのうちのいずれかを打ち倒しHREへの接近を目指す事となる。
・初期拡張
ヒストリカルフレンドの補正を持つトレビゾンドとの同盟がオススメである。
国教が正教である為、初期の拡張方向はコーカサス山脈沿いが良いだろう。
その後はステップ地域やアルメニアを通じてカスピ海周辺へと東進、中堅国家を目指す事となるだろう。
この頃オスマンがハンガリー・ポーランドを打ち破るほどの大拡張を成し遂げていた場合、安全保障の観点からスンニ派への改宗を真剣に検討すべきである。
また将来のドイツ拡張を見据え、フランス及び北イタリア諸公との同盟は何としても維持すべきである。
宗教リーグの結成時には外交関係が激変する為、フランスの動向には注意しよう。
この実績は英wikiにはっきりと書かれているように、変態すると普通達成できない。この実績の厳密な条件を記すと
・テオドロで始める
・世界中すべての州が以下の3つの何れかを満たす
1:非欧州である
2:ドイツ文化でない
3:テオドロに領有されている
この条件はつまり、テオドロですべての欧州のドイツ文化州を領有することを意味している。
しかし、もし欧州にドイツ文化の州が存在しなければ、テオドロでプレイしていなくても実績を達成できる
つまり別の国に変態したうえで、欧州のドイツ文化をすべてほかの文化に文化転向しきってしまうことでも達成可能である。
もちろん普通にプレイするより難易度は高いが、達成時は「Gothic Invasion」の実績の名に相応しい文化分布が見られる。是非一度挑戦してみてほしい。
あくまでもテオドロにとっての評価であり一般的なものではありません。
項目名 | 原語 | 効果 | 備考 |
![]() | 交易力+10% | <貧弱> 序盤の金策に役立つものの、効果は弱い。 | |
陸軍伝統低下-1%/年 | <強力> | ||
公国の護衛 | Principate Guards | 傭兵維持コスト-15% | <貧弱> 現行verでは傭兵が使いにくい。 また、正教なら人的ブーストが2つ*2もあるのでいまいち。 |
コムネノス、パレオロゴス、ガブラス | Komnins, Paleologs and Gavras | 後継者誕生確率+50% | <平凡> |
ロシア貴族 | Russian Aristocracy | 外交評判+1 | <平凡> |
アブリタの港 | Port Avlita | 交易効率+10% | <強力> 序盤から終盤まで心強い金策になる。 |
マングプとカラミタの要塞 | Mangup and Kalamita Forts | 要塞防御+25% | <貧弱> |
塔 | Turms | 税収+10% | <貧弱> この時期にこの補正があってもなぁ… |
洞窟修道院 | Cave Monasteries | 国教寛容度+1 | <平凡> 正教とのシナジーは抜群。 |
![]() | 規律+5% | <鬼強> 安定の陸軍強化。解放時期は遅いが効果は強力の一言。 |
総評:軍事・外交・経済と一通りの強化がそろっており、要塞強化もゲーム序盤の占領競争には有効だろう。
とりあえず外交or諜報は安定。終盤の拡張に備えて外交の方が優先度が高い。
宗教は聖戦CBがAE面で有効である。またHREは豊かでうかつに拡張できないため、総主教の権威が稼ぎづらく、布教強度上昇、宣教師維持費減少も意外と有効。
新大陸に逃亡しない場合でも、新大陸の開拓は国力の足しになるので、三番目に探検を取ってメキシコ、ペルーを開拓しよう。ただし、これはスペイン、フランスとの関係悪化の可能性がある。
ゲーム初期のメインノードが貧しいクリミアである点。世界線次第ではゲーム終盤にはHRE皇帝+信仰の擁護者+軍事強国プロイセンを一度に相手取る大戦争が勃発するやもしれない点を見据えよう。
正教を維持するならば宗教-諜報-貴族を組み合わせステップへと拡張、コサック騎兵を主軸にドイツを目指す事となるだろう。
コサックエステート+貴族アイディア+総主教の権威により、人的資源が枯渇する事はまずないであろう。
その後の立ち回りはクリミアタタール遊牧民プレイと同等になる。定期的に隣接大国を殴りながら賠償金とPPを確保。騎兵の維持費と君主点を賄う事を忘れずに。
いずれ借金がかさみ破産した大国は分裂する為、それらを平らげながらドイツを目指そう。
スンニ派へ改宗するならば経済-権勢-軍質を組み合わせペルシアへと拡張。序盤は属国からの上納金を当てにしつつ、終盤にはティムールの末裔たちを辺境伯として使いつぶそう。
スンニ派であれば同盟国は選び放題である為、滅びる事はないだろう。
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