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オスマンの退廃国難についてどう対処すべきか迷われている方もいると思うので先に説明していきたいと思います。
DLC Dominationを導入し、オスマンでプレイしている場合に発生することがあります。
退廃とはOttoman government(オスマン政府)に紐付くものです。
0から100までの数値をとります。
これが100に到達すると国難が始まります。
退廃の影響(100のとき、0のときは効果なし、比例増加)
−50%の人的回復速度
＋100%の技術コスト
−50%要塞防御
−1の年間正統性
＋100%のアイデアコスト
−50%攻囲能力
−100%の政府改革成長
wikiから抜粋(一応、自分で編集したものです)
オスマン政府に紐付いている退廃が100になると発動する国難です。
この国難だけだと被害はほぼないです。
この国難の進捗が始めると退廃が100になります。
この国難が始まると下位国難が解禁される。
国難解消には国難発動時に解禁されるミッションの達成が必要です。
下位国難の一つです。
国難が発生すると国難特有の特権がイェニチェリ階級に与えられて、正の効果を持つ特権がすべて負の効果を持つ特権に置換されます。
イェニチェリ特権
月ごとにイェニチェリの反乱が湧くことがあります。
終結させる方法として、
1.負の特権(絶対主義マイナス)の特権をすべて剥がす
2.イェニチェリの完全粛清に成功する。
2についてはこの3つのミッションに関連していて、そのミッションをクリアするごとにディシジョンが1つ使える。そのディシジョン(イェニチェリとの対峙)を使うことにより、tur_fight_against_the_janissaries_1～3_flagがセットされ、イェニチェリを粛清できます。3回行うことで達成となります。
そして2の方法で達成した場合、西欧技術グループへと変化します。
どちらの方法で終結させてもメリットのある国難です。
イェニチェリ国難未発動時
忠誠80以上が若干難しいです。
議題達成か土地売却で上げておくのがベストか。
イェニチェリ階級が存在しない場合は達成できません。
イェニチェリ国難中の場合は代わりに1年耐える必要があります。
これを達成するとイェニチェリと交渉かイェニチェリとの対峙(バルカン)のディシジョンを使えます。
前者は安定度-2と各君主点-100を支払うことで、一つ特権を剥ぐことができます。
複数回使用可能です。
後者は安定度が-1され多数のイェニチェリが蜂起します。
軍隊規模が大きいほど当然大きくなります。
イェニチェリ反乱は質が高いのでモラルチャージを利用して勝ちたいところです。
クリアするとイェニチェリとの対峙(首都)が解禁されます。
イェニチェリ国難未発動時
イェニチェリの影響力50未満かイェニチェリ階級がない場合のどちらかを満たす必要があります。
前者で達成する場合は特権をなるべく与えないようにすると良いです。
後者で達成する場合はイスラム教以外の宗教に改宗すればオスマン政府が外れてイェニチェリも消えるので簡単です。シク教の州を保有してシク教の改宗ディシジョンで改宗するのが多分一番楽です。
あとは月に軍事点12が必要だが、基礎+3、顧問+5で8以上は確保できるのでPP・特権でさらに増やせることを考えるとそこまで難しくないはずです。
イェニチェリ国難発動時
イェニチェリとの対峙(バルカン)を制定して反乱を始末するか、イェニチェリの特権を6つ未満に抑える必要があります。
イェニチェリ反乱軍を消滅させ、緩いデヴシルメ特権をはく奪すれば後の条件は楽。
クリアすると、イェニチェリとの対峙(アナトリア)が解禁とデヴシルメの運命というイベントが発生します。
このイベントで Ottoman Conscriptionがtie2に制定されますが、これが制定されるとデヴシルメ制改革が永久に廃止されてしまいます。
デヴシルメ改革の方が強いので採用はおすすめしません。
上3つのミッションを完遂することで解禁されます。
イェニチェリ国難を解消すれば問答無用でクリアできます。
それ以外の場合は軍事アイデア2つか陸軍伝統70以上かつ軍熟練度65%を要求されます。
DLC入りオスマンはあえて挙げるなら要塞攻囲速度が上昇する攻勢と諸々の効果が強い神聖ぐらいしか欲しい軍事アイデアがありません。
陸軍伝統70と軍熟練度65%は前者は難しくないですが、後者は絶対主義時代以降でないと満たせそうにない印象です。
絶対主義序盤まではイェニチェリ国難を発動させて解決するのがベターだと思います。
ちなみにイェニチェリとディシジョンで3回戦ってクリアした場合は、西欧技術グループに変更され、イェニチェリ階級が永久に削除される政府改革がtier5に制定されます。
それ以外の場合はイェニチェリ階級の特権を無条件で剥がせる改革がtier5に追加されます。
こちらに関してはあまり詳しくはありませんが、最初のミッションはイェニチェリ国難発動前に達成しておきたいです。
一年耐えるよりかは楽でしょう。
それからイェニチェリと計三回対峙して西洋化する感じですね。
しっかりと軍勢はそろえておきたいです。
ただ、西欧化の場合でも必ずしもイェニチェリを粛清する必要はありません。
方法としてはMansure army以外のミッションを国難発動前に完結させます。
そして、イェニチェリ国難が発動したら、イェニチェリの対峙ディシジョンの3つすべてを実行して、反乱を起こさせます。
あとはイェニチェリの要求を呑むだけです。
君主の首と引き換えにはなりますが、これでイェニチェリ国難を完了でき、ミッションから西欧技術グループとなり、イェニチェリ階級が削除されます。
卑怯かもしれませんが、権力闘争国難を三年耐えて、イェニチェリ国難発動前にHandle the Janissaryを達成後、イェニチェリ国難を発動させたら、すぐにシク教の改宗ディシジョンでシク教に改宗するのが良さそうです。
シク教に改宗すれば、イスラム宗教ではないのでオスマン政府が外れてイェニチェリ階級が消滅します。
よって締結条件の「絶対主義が低下する特権(負の効果を持つ)をイェニチェリに一切与えていない」を満たすため、イェニチェリ国難を終結させられます。
これにより、ミッション Mansure the Armyも簡単に達成できます。
正攻法で行く場合は最初からなるべく特権を与えないのが良いと思います。
正の効果の特権は国難まで剥がせませんし、負の効果の特権を剥がそうとすれば反乱が湧きます。こいつらの特権なんてなくても十分なパワーがオスマンにはありますからね。
特権が0で国難を迎えた場合は国難特有特権3つだけを剥がせば良いだけです。
下位国難の一つです。
イベントで独立欲求が高まったり、君主点や安定度を奪われたりします。
この国難は発生させるメリットが一切ないです。
ですから避けましょう。
安定度を+3にして、エヤレトの独立欲求を下げるだけで回避できます。
権力闘争国難3年耐える必要があります。
エヤレト国難を1年耐えるか国難を発生させないこと、属国の独立反乱軍などが存在しないことが条件です。
これに関しては簡単です。
これを解決することでエヤレト国難を終結または永久に発動しなくなります。
エジプト地方を属国と合わせて25州の方はマムルークをエヤレト化すれば簡単に達成できるでしょう。
問題はペルシア方面です。
40州は少々厳しいです。
初手トラオク支援でティムール崩壊を狙うのが楽だと思います。
黒羊朝は一回戦争して開発を150未満にすれば、アジャムは初期から、エヤレトCBを隣接している場合に生成できますので活用したいところ。
あとは反乱軍を封じ込んで、独立欲求を低く抑えれば良し。
月外交収入12も4以上の君主なら余裕で達成できるでしょう。
ちなみに報酬でコアエヤレトにするのに+20の補正がかかりコアエヤレトにしやすくなります。
エヤレト国難は特にメリットも無いですし、回避安定でしょう。
ミッションもペルシアとエジプトさえ抑えれば、あとは難しくないです。
下位国難の一つです。分権派反乱がイベントで湧いてきます。
国家不穏度+10が付与されるキツイ国難ですが、解決すると分離主義-5と不穏度-2が永続で貰えます。
回避方向で行う場合は、オスマン政府を外すかミッション Oppose the Pashasを完了する必要があります。
政府改革tier7の制定、月間統治点15以上、統治アイデア2コンプまたは州の自治率と最小の自治率の差の平均が15%未満が難しいところ。
州の自治率と最小の自治率の差の平均=1/州の数×Σ(州の自治率-その州の最小自治率)のため、新たに征服した領土をエヤレトに投げまくるようなプレイならクリアできるはず。
政府改革に関してはプレチですがミッション Mansure the Armyか新旧オスマン政府以外でミッション Fate of the Devshirmeを達成するとtier5を無償、ミッション Seize Caliphateでズィンミールート(神秘主義ルート)に行った場合の最後のミッションでtier4の改革を無償で貰えます。
tierXの改革を新たに制定する場合、tierXよりも前の改革も無償にできるため政府改革点を節約できます。
ちなみにウラマールート(律法主義ルート)の場合もtier4の政府改革が貰えますが、tier8の制定が条件になっているので節約できません。
一応、こちらのルートの場合、国教を変えない限り政府改革に倍率をかける補正が貰えます。
統治15はフォーカスや特権を利用するしかないでしょう。
これを達成すると政府改革増と外交併合コスト減のtier7の改革が貰えます。
パシャの国難が発生してないかパシャ国難を5年耐える必要があります。
あとは反乱軍を始末すれば、他は難しい条件ではないです。
達成すれば、パシャ国難が終結または永久に発動しなくなります。
そして、君主点各種が貰えます。
パシャ国難を締結させると不穏度-2と分離主義-5が永続で貰えますが、国難中不穏度+10と終結させるために5年耐える必要があるのがキツすぎます。
このルートは権力闘争国難を3年耐える必要がないため、さっさとミッションを達成して国難を封印させとくのが安定だと思います。
下位国難の一つです。僭称者反乱イベントが湧いてきます。
メリットが無いように見えますがMTTH 240月のイベントで永続の全君主点コスト-10%が貰えます。
ただし、国難中にこの補正を削除されるイベントもあるので補正がもらえたら早めに終了したいところ。
この補正が削除されるイベントは代わりに統治者の全能力+2される。
この国難が1000日以上続き、永続の全君主点コスト-10のイベントが発生していると発動する。
この補正を得ることでハーレムの国難が起こらなくなり、ミッション達成もとても楽になります。
そしてなにより、この補正がある場合に権力闘争国難を終えるとハーレムを残した新オスマン政体に移行できます。
(ハーレムを弱体化させたのに再度復活させるのは意味不明。tintoの記述ミス説が濃厚)
この補正を得るには複数のイベントを経由する必要があり、オスマン政体が必要です。
最初は改革の時代以降から1700年未満において配偶者の能力がすべて3以上だとMTTH48月で発生します。
下の方を選ぶことで補正にたどり着けます。
最初のイベントで下を選んでから1850日以上経ち、支配者年齢が20歳以上であるとMTTH60月で発生します。
これも下を選ぶと補正にたどり着けます。
2番目のイベントで下を選んでから20日経つと発生。
これでWeakened the Harem 補正が得られます。この補正が存在する限り、ハーレムイベントから生成される後継者の能力は-2されます。
権力闘争国難を解決すれば削除されます。
Weakened the Haremの補正がある場合は権力闘争国難を3年耐えるだけです。
そうでない場合はこれに加えてハーレム国難発生させてないかハーレム国難を3年耐える必要があり、さらに正統性60、スキル3以上の顧問、統治者の能力和が10以上である必要があります。
Weakened the Haremの補正がある場合は正統性100だけで達成です。
こちらで、クリアした場合の記述ではハーレムは使えなくなるはずなんですけどねぇ。
そうでない場合は支配者の能力和+15、僭称者反乱軍が存在しない、安定度+3、宮廷アイデアコンプか威信100である必要があります。
支配者の能力和+15以外は難しくないでしょう。
能力和+15を満たすにはスレイマン大帝イベントかミッションによる君主能力増を利用したいところ。
ハーレム国難には全君主点-10%のイベントがありますが、MTTHを考えると割に合わないのでこちらも回避安定ですかね。退廃国難前に名君か君主能力増ミッションを用意して能力15の君主を擁立するかWeakened the Haremの補正を手に入れたいところ。
ハーレムを残した方が強いのではと思う方が多いと思いますが、ハーレムがある場合において後継者無しで死亡するとクソ～平凡の君主しか即位しないのが欠点です。
イスラムは後継者確率+100%あるのでほとんど無いとは思いますが、安定を取るならハーレムなしでも良いかもしれません。
それにハーレムのない方の政体は、スターテン・ヘネラールが採用できるのでハーレムなくてもそこまで困らないと思います。
革命の時代限定の下位国難
通常の革命国難とほぼ同じ。
違いは革命の伝播が不要である代わりに下位国難3つ以上が同時発生していることが条件です。
革命化しても退廃国難からは逃れられないです。
準備するもの
シク教プロビ(探検アイデア使って属国化したり、勅許会社使ったりして入手してください)
そこそこの君主+weakened the harem補正(ハーレム残したい場合) or 能力和15以上の君主がいるか生成できる
tier7まで政府改革、属国込みでペルシア40州・エジプト25州
イェニチェリの高い忠誠80以上か議題や土地売却使えば80以上にできる状況
そこそこの君主点です。
1.退廃を100にして月退廃を＋にする。
詳しくはここ。
大航海時代なら10、改革の時代なら15、絶対主義の時代なら30、革命の時代なら40(過剰拡大による退廃上昇補正でさらに変動)と負け講和で退廃が増えます。
あとは汚職や負の安定度を使い退廃をプラスにするだけです。
2.権力闘争国難を待つ
下の三つで進めるのが良いと思います。
3.権力闘争国難を発生させたら、他国難を発生させずに3年耐える。
パシャだけは止めるのが難しいので、進捗を遅らせるか、ミッションを完了して封印するしかないです。
安定度を+3にして、パシャを全員クビし、進捗を2%内で留めれば、4年間は発生しません。
4. 3年耐えたらミッションHandle the Janissaryを達成する。
5.イェニチェリ国難を起こす
忠誠を下げるか通常連隊を削除してイェニチェリを雇って起こすのが楽でしょう。
開始条件の正統性が厄介であるため、どうにか下げたいところ。
退位するか先にシク教に改宗して君主→神権→君主(再イスラム)にでもするか。少し下げるだけで済むなら婚姻で下げられるパターンを利用したいです。
6.シク教に改宗して、イェニチェリ国難終結
オスマン政府が消えて、イェニチェリも消えるので国難が強制終了します。
7.再度ディシジョンでイスラム化(支配信仰がイスラムかつ首都がイスラムなら可)し国難ミッションを完了させて権力闘争を終結させる。
お疲れさまでした。退廃とはおさらばです。
私としては対処すべきだと思います。
少々面倒な部分もありますが、シク教改宗を利用した場合の手間としては宮廷と国家のちょっと上もしくは同等程度だと思います。
それでいてこれを達成すれば、政体だけではなく、最後のミッションから統治効率+5%と最大絶対主義+20が手に入るからです。
ただ、現verのオスマンはThe Expansion of the Imperial Bureaucracyで恒久の-10%のコア化コストを手に入れたので、ヒンドゥーに改宗すればムガルに並び立てます。
ヒンドゥーに最終的になる場合は国難を発動させなくても良いという風になるでしょうか。
それは権力闘争国難が発動し、追加ミッションを受け取る前に国家変態することです。
オスマンはエンドゲームタグであるため、通常はできませんが、エンドゲームタグでも以下の国家なら変態することができます。
神聖ローマ帝国、ローマ帝国、フィジー、ハワイ、アオテアロアです。
神聖ローマ*5に関しては変態すればミッションが切り替わるため、オスマンの国難ミッションが利用できないという条件を満たし権力闘争国難を解決できます。
しかしながら、HRE皇帝になってHRE改革をするのはオスマンにとって難しいです。
ですので、ローマ帝国、フィジー、ハワイ、アオテアロアなら神聖ローマに変態するのに比べれば難しくないです。
しかし、上の国家は変態しても通常はミッションが更新されません。
ですが、権力闘争国難開始イベントにはミッション更新の機能が付いています。
ということは、オスマン以外でこのイベントを完了した場合、オスマンの国難関連のミッションは貰えず、その国に適合するミッション*6に切り替わります。
よって、オスマンの国難ミッションが利用できないという条件を満たし権力闘争国難を解決できます。
ただ、国難によるミッション報酬が受け取れないのが残念ではあります。
ローマ帝国に関しては広範囲の領土とキリスト教か土着信仰であることが必要ですが、旧大陸だけで済みます。
他の三国はローマ帝国に比べて条件は遥かに緩いですが、植民が必須になることが欠点。
権力闘争国難開始イベントのミッション更新を使えば、主要文化が一部のアルタイ文化グループ(オイラト・ハルハ・モンゴル・チャハル)の場合、強力なモンゴルミッションも手に入ります。
