各国戦略
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3国ともにブルゴーニュとは同君連合の関係となっており、まずは独立をする必要がある。
さらに、独立後もブルゴーニュや低地諸侯を何度も相手にし肥沃であるために包囲網に気を付けながら拡張していくことになる。
ホラント、ブラバント、フランドル†
ネーデルラントを形成する点で、ブルゴーニュ開始よりも様々なメリットがある。
ひとつは、ホラント、ブラバントの2国はHRE構成国であること。
独立後、安全に低地諸侯に侵攻できる。
これを開始時から利用できないフランドルでのプレイは難易度が上がるが、
オーストリアの独立支援後の関係改善でHRE入りができる。
(ただし3州なので、その分難易度はやはり高い)
そして最大のメリットは、通常国力差から同盟を結べないような大国と
独立支援の延長で同盟維持が可能であり、早期にブルゴーニュを削ることができること。
ブルゴーニュをライバル視するのはほぼ大国となっており、
中でもフランス、オーストリアは最大の候補。
両国がライバル視していない世界線であれば、
フランスの力を借りつつ、オーストリアから返還要求されないという
最高の拡張環境ができあがる(時間の問題ではあるが)。
他にもイングランド、デンマーク、カスティーリャ、アラゴン、サヴォイア等が
ブルゴーニュをライバル視する候補で、リスタートさえ許容できれば選び放題である。
- 独立戦争時同盟候補評価
- フランス
最高の同盟国のうちの1つ。
ワロン文化圏への領土欲がかなり強く、また低地統一ともなれば領土がガッツリ接してしまうこともため、
ライバル指定されるだけの国力を手にする前に、好意/Favorsを用い信頼/Trustを稼いでおいた方が良い。
- オーストリア
最高の同盟国のうちの1つ。
初期の皇帝であることから十分に関係を構築しておけば領土返還も飛んできづらく、皇帝であるうちは戦力としても期待できる。
しかし対オスマンや対ヴェネツィアに呼び出されることが多々あり、展開によっては皇帝の座から転落し国力を大きく落としてしまうこともある。
またフランスとの仲が悪めで、互いをライバル視することも多い。
- アラゴン
最高の同盟国のうちの1つ。
地中海を股にかける海洋国家でありつつ、十分な陸軍も持っており、GC開始時点ではカスティーリャよりも圧倒的に強い。
しかしナポリ独立で国力を落としてしまったり、イベリアンウェディングにより関係が無に帰す危険性があったりと、
中盤以降の評価はゲームの展開次第で安定しない。
滅多なことではないものの、カスティーリャがコケる等の理由でアラゴン主導でのスペインが形成される可能性も一応はあり、
カスティーリャ主導の場合と異なり形成までが遅れ植民地をあまり持たない関係上、良い関係を築きやすい。
- デンマーク
スウェーデンの独立欲求を制御できない場合が多く、見かけよりも国力が低いだけでなく
のちの独立戦争の防衛側として呼び出される可能性がある。
しかしスウェーデンを制御できている場合、多少の植民地も持つことからイベリア国家との戦争にも参加してくれやすく、
大国ロシアの元となるモスクワを叩いてくれたりと、先を見越して同盟を組んでおくのは悪くない。
- スウェーデン
独立戦争を急がない場合の選択肢。
独立直後ということもあり疲弊していることが多いものの、回復さえすればデンマーク・ノルウェー連合と並ぶ程度には強い。
のちのバルト海沿岸侵攻を考える場合、十分な海軍と強力な陸軍を持つスウェーデンは優秀な同盟候補のうちの1つ。
なおゴットランドへの領土欲が非常に強いため、要地確保後の同盟継続はかなり難しい。
- イングランド
イングランドは後のメーヌイベントでフランスと戦争中である場合、
ゲームの仕様上国タグ順で先にくるイングランドのみが参戦し、フランスは参加できない。
しかもイングランドはブリテン島に引きこもりがちと、戦力としては期待しづらくなってしまう。
(国タグ順は英wikiの通り)
イングリッシュチャネルへの領土欲が比較的高いことから、戦後の同盟維持はやや難しめ。
また同盟を維持できても島国であることから派兵が少なく、防衛同盟としての性格が強い。
- カスティーリャ
初期の国難や君主能力の関係で、序盤の出力はそれほど高くない。
フランスとの関係悪化にも繋がりやすく、また中盤以降の植民を考えると敵対関係に陥ることがかなり多い。
独立戦争に利用するだけであれば構わないが、長期的な同盟関係とするのは難しいだろう。
ただし、フランスとの関係悪化が避けられない場合では候補国の1つであることに代わりはない。
- ボヘミア
独立戦争を急がない場合の選択肢。
HRE諸侯の中では頭1つどころか3つほど抜けた国力を持ち、フランスをややグレードダウンした程度の評価。
地理的にやや離れていることもあり、中盤以降の同盟先としても優秀。
- 北イタリア諸侯
中堅国家からOPMまでが並ぶが、候補としてはサヴォイアとヴェネツィア。
2国共にブルゴーニュと敵対しやすく、サヴォイアはフランスの、ヴェネツィアはオーストリアの侵攻先候補でもある。
豊かな北イタリア国家に根ざすことから継戦能力も高く、独立戦争時に離脱されづらい。
なおミラノは初期立地の関係上独立支援を送れない。
フランス・オーストリアの増長を予め潰しておくという点でも役に立つ。
なお、ブルゴーニュの君主が早期に没することもあり、
独立支援さえもらっていればそのタイミングで平和的に独立することができる。
独立戦争にかかる君主点の消費を抑えられるメリットはあるものの、
支援してくれた大国との同盟に結びつかないことや、
ブルゴーニュ戦で得られる土地やダカットと比べると、やや物足りない立ち上がりになるかもしれない。
お勧めは、実績も達成できるホラント。
国力的にはブラバントの方が上なのだが、海上からも小国を圧倒できるホラントのほうがより魅力。
そして、オランダ形成後もNIが一緒なのでそのままプレイできる。
フランドルは色んな意味で辛いが、達成感は一番強く感じられるかもしれない。
独立戦争勝利時の和平処理だが、州を奪うとかなりのAEが飛ぶことに注意。
周辺国に関係改善をフルに回しても、せいぜい2州が限度といったところ。
その中でもおススメの組み合わせを記載する。
①フランドルのブルージュ/Bruggeとヘント/Gent
沿岸農地且つ高開発で、同文化圏と需要無しでも単純に国力を伸ばしやすい。
その分AEは飛びがちだが、どちらもフランスの領土欲の外側にあることが多い。
②フランドルのヘント/Gent、ブルゴーニュのエノー/Hainautを獲得し、エノーを属国開放
こうすることで、コア2州分ではあるが再征服CBを使える。
あるいは独立時にカンブレシス/Cambrésisをフランスに渡し、Favoursで返還させても良い。
③要塞のあるブラバントのアントウェルペン/Antwerpen&ブルゴーニュのピカルディ/Picardie
オーストリアとスライドで同盟できていれば、良い選択だ。
いずれにしても気を付けたいのは、イングランドはともかくデンマークなどの中・大国の包囲網入り。そして、せっかく同盟を結べたフランスやオーストリアとの関係悪化による同盟破棄である。
あまり暴れすぎると、一番重要な「オランダ形成に必要な州」が
包囲網のせいで肝心な時に取れなくなってしまう。
そのため、独立後は小国ライバルからは君主点とPPを獲得しつつ停戦期間を設け、
多くの領土はブルゴーニュから削りとる、と割り切った方が拡張しやすい。
またブルゴーニュの同君落ちを考えた場合、Favoursを用いた領土返還が来る可能性もあるため、
余った戦勝点で低地のコアを破棄させることも考えておこう。
必要な州を抑えたら、次のターゲットであるイングランド打倒のために
海軍の強化もして行こう。
ネーデルラント形成後†
各国戦略/オランダを参照
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