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Lessons of Hemmingstedt
ディトマールシェンでアムステルダム/Amsterdamとシェラン/Københavnを領有しデンマークを地上から消し去れ。
低地、北ドイツに侵攻して地力をつける。デンマーク+フランスorブリテンと組んでブルゴーニュからホラントを奪う。デンマークが独立騒ぎで渾沌とする内に侵攻してシェラン島を奪いデンマークを滅ぼす。
ディトマールシェンの初期首都からドイツ北部へと至る道は少ない。特に一つはフェルデンのシュターデ/Stadeとの間の海峡であり、この両岸を握らなければ大事な時に海峡封鎖とZOCから首都と北ドイツを行き来できず各個撃破の餌食となってしまう(2敗)。したがってシュターデの確保はディトマールシェンの序盤の戦略にとって極めて重要であり、フェルデンのライバル諸国と同盟を結んで攻め立てここを確保しよう。属国化してもいいが婚姻は(共和制により)結べないため独立欲求の対処や併合のための好感度稼ぎには苦労するだろう。それが済んだら同盟を組み直して東フリースラントないしフリースラントを奪取する。(低地進出の足がかりとするのだ。)
フリースラント, フェルデン, リューネブルクなどは他国と分割し即座に属国解放すれば皇帝の領土返還要請を利用して1プロビ得できる。ただし独立欲求が爆発するので注意しよう。
ハンブルクが初期にライバル視してきていないのであればぜひ同盟を結んでおこう。ユトランド半島は隘路になっており、海峡封鎖さえできれば南から来る敵はハンブルク要塞(Lv.3)を突破しないと自国首都にたどりつくことができない(共同戦線をはっている時のみだが)。なお自国の強大化につれ必要なくなるので強国との同盟で外交枠が埋まってきたら同盟は切ろう。
目下の目標はブルゴーニュを〆てアムステルダムを吐かせることである。そのためにブルゴーニュと対立するデンマーク、イングランド、フランスといった周辺諸国と同盟を結ぼう。しっかりとフローニンゲン/Groningenまで進出できれば彼らは我々がブルゴーニュに脅かされていると感じるようになり同盟が結びやすくなる。(なおフランスはイギリスよりも優先順位が高い。フランスと結べるならばイギリスとの同盟は切って構わない。婚姻が外交枠を圧迫しない当たりも共和制のメリットである。)彼らの力を借りればブルゴーニュごとき瞬殺なのでその領土を削っていこう。
ただしAEには気をつけること。低地継承で皇帝に取られても、フランスとさえ組めればどうとでもなる。
フランスのほうからブルゴーニュ戦に誘ってくることもあるが、その場合は開戦前にアムステルダムにinterestをつけること。
AEに余裕がないなら、領土獲得対策にアムステルダム以外の占領地は他国に押し付けることを忘れずに。
世界最強のノード英海峡があるのにそっちを交易首都にしないなんてもったいない!リューベックノードは帝国自由都市とデンマークが交易中心地を握っていてシェアを取りづらいのだ。
そしてオランダ化の余波で後々反乱地獄に陥らないために首都ごと低地地方に引っ越そう。そしていっそ文化もオランダにしてネーデルラントになるといい*1。
なお、ディトマールシェンNIの共和制伝統増加はオランダ共和制では活きない。
北欧諸国は序盤は強いが伸びしろが少なく、ブリテンに進出していないとオワコンと化しているだろう。低地を呑んで強くなったディトマールシェンの敵では無いが、海軍整備は怠らないようにしよう。
エーレスンド海峡は内海なので大型船に加えガレー船もある程度作っておくといい。
ver1.30からdietを招集できないこと、有用な貴族estateを消してしまうことで大幅に評価を落とした議会(parliament)制だが、ディトマールシェンはこれと非常に相性が良い。
まず農民共和制なのでそもそも貴族が存在しない。
また、ディトマールシェンというか小国は全般的に、建造系や交易シェア系の議題/agendaを達成しづらい。
HREはAEが散りやすく、属国化/vassalizeもあまり有効ではない。
そういうわけでagendaによって忠誠を稼ぐことが比較的難しい。
逆に議会に関しては、拡張が非常に難しいがゆえに議席も少なく、議題を通しやすいのだ。
ディトマールシェンはドイツ地域でプロイセンに次ぐ軍質を誇る。
特に前半のNIが陸軍軍質バフに偏っており、更に専用政体の名主共和制で士気が+5%されるため、周辺国を圧倒できる。
あくまでもディトマールシェンにとっての評価であり一般的なものではありません。
項目名 | 原語 | 効果 | 備考 |
![]() | 陸軍士気+10% | <強力> 迫真の軍質バフ3連射。 規律が無いため、時代が下るにつれ優位性は下がる。アイディアで補おう。 | |
被白兵ダメージ-10% | |||
封建制への抵抗 | Resistance to Feudalism | 歩兵戦闘力+10% | <強力> |
キルヒシュピール | Kirchspiele | 国教寛容度+2 | <平凡> |
貿易任務 | Trade Missions | 商人+1 | <強力> リューベックノードは上流を4つ持つ。 英国海峡に遷都しても上流は5つ(内2つは新大陸)ある。 したがって商人追加はおいしい。 |
熟達した難船略奪者 | Expert Wreckers | 私掠効率+20% | <平凡> 後半になったらセビリアや英海峡に海賊を送ると儲かる。財宝船おいしいです。 |
敵船捕獲確率+10% | |||
海岸線の強化 | Fortify the Coastline | 開発コスト-10% ※要DLC「Common Sense」 「Common Sense」無しの場合、交易品生産量+10% | <平凡> |
教会騎士団 | Ecclesiastical Orders | 自治度変化-0.05/月 | <平凡> |
自由農民 | Free Farmers | 交易品生産量+10% | <平凡> |
![]() | 共和国伝統+0.3/年 | <鬼> あくまでも共和制を使うのであれば強力。 (MIL君主点約+0.8に相当する。) |
総評:……あれ、なんか軍事以外も強い。掘り出し物か?
統治系:西欧、共和制で君主点はあまりがちなので経済/Economicを取ると金があふれる。後々デンマークと対峙することを考えDIPで海運/Maritimeをとるのであれば、ポリシーで海軍軍質の上がる革新/Innovativeや宗教/Religiousがおすすめ。立ち位置はネーデルラントとほぼ同じなので植民用に拡張/Expansionを取るかどうかは悩みどころ。
外交系:海運/Maritimeか探検/Explirationで水兵と船を増やそう。AE削減に影響/Influenceや外交/Diplomaticを取りたい所でもあるのでプレイスタイルに合わせるのがいい。
軍事系:海運/Maritimeをとるなら特に軍質/Qualityがいい。規律補充のために攻勢/Offensiveも良い。
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