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Protect the Secret(秘密を守れ)
この実績の条件、実はパラドが大嘘をついている。実績の取得条件は以下のとおりである。
As Yemen, prevent any European Nation from owning a Coffee-producing province in the Old World until 1700.
イエメンで、ヨーロッパの国がコーヒー算出州を領有することを1700年まで防げ
一見すると途中一度でもコーヒーを領有されてしまえばチャレンジ失敗であるように思える(というかそうとしか受け取れない)。
しかし実際の条件はイエメンで1700年以降かつヨーロッパ諸国が旧世界のコーヒー産出州を保持していない状況にする。ことであり、途中で領有されても、なんなら1700年時点でコーヒー州を抑えられていても達成できるのだ
そういうわけでイエメンになって適当に拡張し、気が向いたらコーヒー州を奪えば達成できる、かなり簡単な実績になっている
さて、これの達成がこの記事の目標だ(イエメン開始じゃなくてもできるけど)
↓コーヒー産出州(赤)&未植民コーヒー産出可能州(橙) いずれも旧世界
この実績のネックは3つ
・西アフリカ南のコーヒー州
・南インド沿岸近くのコーヒー州
・東南アジアおよびニューギニアに広がる未入植プロビに発生する(大量の)コーヒー州
ヨーロッパ諸国ははじめはアフリカを迂回して、次に新大陸を蹂躙してアジアへと迫ってくる。無論コーヒーを求めて。したがって
・第一段階においては周辺諸国を飲み込みつつ喜望峰やインド洋の島々をおさえて対欧州西部防疫線を築く。またこの段階で西アフリカ南部に進出し近隣のコーヒー州の保護を伺う。
・第二段階においてはインド洋の島々を伝い東南アジアを抜けて太平洋の島々へ東から順番に植民していく。これにより対欧州東部防疫線を築く。
・第三段階においては東南アジアの未入植プロビにことごとく入植して旧世界のコーヒー州を全てイエメンの手中に収める。
・第四段階においては南インドやインドシナ半島、中国に進出、更には(余裕があれば)西アフリカ全域やシベリア東部に進出して(コーヒーを)持たざる国から旧世界のコーヒーを守る(すなわちインド洋や太平洋への出口を塞ぐ)北部欧州防疫線を形成する。これによりインド洋は我らが海と化し、内陸アジアは旧世界のコーヒーとアンチコーヒーをニ分するバッファーゾーン(緩衝地帯)となる。
・Extra Stageにおいては新たなるコーヒーを求め新大陸へと上陸し欧州列強の手からコーヒーを奪い尽くす。そして両大陸を対欧州東部防疫線へと組み込むのだ。熱帯の黒き真珠は欧州の豚どもにはもったいない。
・Extra Stage2においては「欧州国家が秘密裏に欧州内でコーヒー豆の栽培に成功した」との情報が入る。あれ(コーヒー豆)が奴らの手に渡ったら世界の危険が危ない!一刻も早く調査団50万人を送り現地の生態系ごと滅ぼすのだ。全て(のコーヒー)を我が手に…。
まずはアラビアの旧領奪還だ。(実はアラビアを征服しすぎると後述するザンジバル遷都に少々手間取るのだが東アフリカは意外にDEVが高いためそこまで問題にはならないはずだ。)周辺3国(旧領持ち)は大抵更にその更に奥の国からライバル視されていることが多いためこれと同盟して旧領奪還戦争を始めよう。また、イエメンの政府ランクは王国であるため外交官は3人いる。1人をオスマンとの関係改善に向かわせよう。戦後には割と簡単に同盟が結べるようになっている。またアラビア西部での戦闘は山岳が以外と多いため注意しよう。
旧領奪還戦争中や後にしっかり海軍を育てておくと以後スムーズに東アフリカへと侵攻できる(涙の門ことバブ=エル=マンデブ海峡海上封鎖可能)。この海峡はもしも(オスマンが来てくれないタイミングで)エチオピア戦となってしまったときにも防衛に利用できるためかなり重要である。なお、アダルがエチオピアに攻められてアフリカへの玄関口であるタジューラ/Tajuraがエチオピア領となってしまっているときは要注意だ。彼の国は周辺のコプト国家のリーダー格であり彼らをたくさん召喚する。その場合は海を越えてソマリランドへと進出しよう。植民アイディア取得前に東アフリカか(マフラが持つ島プロビ)Squtraを領有しておくとスムーズにマダガスカル北部の島に入植を始められる。(一応植民距離増加顧問は雇っておこう。)
2,3回目の植民でケープに届く。後のザンジバル戦略を使う場合は特にケープ(含む喜望峰プロビ)の確保は重要だ。戦略における対欧州西部防疫線を形成したら西アフリカ南部(コーヒー州近く)に植民して機会を見てコーヒーを奪ってしまおう。
第一段階完了後は東へと進むこともあり進出先が増大する。したがって戦略で示した方針で植民しつつ機会をみて東アフリカやマラッカ諸国を殴ることになる。モルッカ諸島入植時は産物として香辛料がじゃんじゃんでてくるが、コーヒーの可能性も(1箇所につき)1割ほどあるので隅々まで入植を行おう。
ザンジバルノードに首都(交易首都も)を移すことで主に以下2つの(交易上の)メリットがある。
①交易会社の数が増える(Ver1.30で変更有り)
交易会社リージョンはアフリカ3つに対しアジア13個である。首都州同大陸に交易会社が作れないVer1.29の仕様上アフリカに首都を持ってきてアジアに交易会社をわんさか作った方がいい。更に実績の為にマラッカ、モルッカ、フィリピンをおさえにいく以上アジアに交易会社ができることは確定的に明らかである上、イエメンはインドにも進出しやすい立地にある(そしてインドにも一つコーヒー州がある)。
②ノード流入流出状況が非常に強い
ザンジバルノードは強力なアデン、グジャラートノードに加えザンベジ、アフリカ大湖沼 (Great Lakes) ノードを上流に持ち、下流は喜望峰ノードのみとなっている。ヨーロッパよりも早期のケープ入植が可能であるため、上流からの交易力伝播を抑えることは簡単である。したがってザンジバルは上流を4つ持つ事実上の終端ノードとみなすことができる。流入を強化するために東アフリカや西インドなどを優先的に征服するといい。
欠点としてはキルワやマダガスカル諸国を排除しないと利益が独占できないことか。ヨーロッパ諸国の資本投下でプロビを奪われる前に東アフリカを統一しておきたい。
Ver1.30で「首都州と同じ『亜大陸』には交易会社が作れない」というルールに変更されたため、ザンジバルへ首都を移さずともアジアに交易会社は作ることができるようになった。
一方で外交アクションの「勅書会社」は依然として「首都州と同じ『大陸』の国家には使うことができない」というルールであるため、財貨を積み上げてインドや東南アジアの土地を買い漁っていきたい場合はザンジバルへ首都を移す必要がある。
しかしザンジバルは亜大陸では南アフリカに属するため、ボーナス商人入手までのハードルが大変低い南アフリカリージョン(ケープ周辺)を交易会社化することができない。
東アフリカリージョンやザンベジリージョンといった他の南アフリカ亜大陸所属リージョンもザンジバルノードの富を独占していく過程で進出していくことになるため、ここを交易会社化できればボーナス商人はさらに増えていく。ザンジバルへ移すのは交易首都のみに留め、首都は移さずにおくのも一つの選択肢ではあるだろう。
「勅書会社もケープのボーナス商人も両方欲しいの!」という贅沢な閣下はアデン湾リージョンのアフリカ側領土へ首都を移すと良い。アダル・マレハン・ワルサンガリとは序盤の段階で大抵どれかと殴り合いすることにはなるだろうから、その際に適当な土地を入手して新首都とすれば良い。後日ザンジバルを入手したら交易首都は忘れず移そう。
海軍国家で陸軍軍質が低下しがちなイエメンにとって伝統の歩兵戦闘力+10%はありがたい。その他交易バフと生産バフが2つに加え商人も増えるため中盤以降交易国家と化すイエメンにマッチしている。いがいと海軍強化皆無なので海軍扶養限界や海軍軍質を押し上げるアイディアがあった方が良い。でも海軍軍質だけの海軍/Navalはやっぱりいらない。
統治系:急いで植民する必要はないが奪い取るよりは事前に埋めておいた方がやはり楽なので拡張/Expansionがいい。2つ目は安定の経済/Economic(のんびり植民内政)か統治/Administrative(インド、マラッカ侵攻)がよい。なお植民戦略と相性がいいとされる宗教/Religiousだが、今回植民先の国家でコーヒー州を持つ国は西アフリカぐらいしかいない上スンニのままだと(同宗教で)聖戦CBが腐りがち。やるならシーア化しやすい(初期首都シーア派)ため改宗した方がいいがその前にオスマンと同盟しておこう。
外交系:実績のため初手探検/Exploration確定。探検でも海軍は増えるがまだ足りなければ海運/Maritimeをとろう。インドでいい属国(滅亡ヴィジャヤナガルとか)を確保できれば影響/Influenceも候補に入る。首都がどっちの大陸にあろうが交易会社ができる上NIでも商人が増えるため交易/Tradeは不要。
軍事系:海軍士気も一緒に上げてくれる軍質/Qualityが頭一つ抜けている。もしも仮にイギリス人がブリテン島でコーヒー生産を行うことに成功した場合(筆者は見たことがないが)は海軍/Navalをとる必要があるが、そうでなければ優先順位は19位まで下がる。
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