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皇帝が死ぬ、皇帝が退位する、皇帝の国が属国化される、皇帝の国が併合される、
これらのいずれかが起きたとき、新皇帝の選出が、選帝侯の多数決によって行われる。
以下の条件を満たしている者が、皇帝となりうる。
選帝侯からの評価、被選挙国の外交評判や威信値など、多くの基準が存在する。
ゲーム内のHREインターフェイスで、選帝侯の旗をマウスオーバーし、確認することができる。
※なお、選挙が同票数となった場合は威信が高い方が皇帝に選出される。
投票基準 | 数値 | メモ |
評価 | -200 ~ +200 | |
正統性 | -50 ~ +50 | 正統性から50を引いた値 |
威信 | -25 ~ +25 | 威信/4 |
IA値 | 0 ~ 100 | 現在の皇帝のみ |
同盟 | +30 | |
婚姻 | +10 | |
領土が1州のみ | -25 | |
総DEVが50未満 | -25 | |
十分に大きいHRE諸侯 | +25 or +50 | ※詳細不明 |
同文化グループ | +5 | |
異端 | -50 | |
従属国 | +50 | 宗主国に対し |
選帝侯を従属させている | -50 | 従属する選帝侯1ごと |
HRE諸侯でない | -50 | |
宗教同盟のリーダー | +200 | 同陣営の加盟国から |
異なる宗教同盟に属する | -200 | 対抗陣営の加盟国から |
正の外交評判 | +10 | 外交評判1ごと |
負の外交評判 | -5 | 外交評判1ごとに |
交戦中 | -200 | |
被選挙権なし | -1000 | 君主制でない、君主が女性、など |
項目 | 効果 | 備考 |
威信 | +1/年 | |
外交枠 | +1 | |
顧問候補 | +1 | |
指揮官枠 | +1 | |
諜報網構築 | +10% | |
人的資源 | +500/年 | 諸侯1国ごとに加算 |
陸軍扶養限界 | +0.5 | 諸侯1国ごとに加算 |
税収 | +2/年 | 自由都市1国ごとに加算 |
人的資源 | +1000/年 | 自由都市1国ごとに加算 |
陸軍扶養限界 | +0.5 | 自由都市1国ごとに加算 |
また、皇帝は、通常のコア化範囲を無視し、HRE内のどの州であっても自国のコアとすることができる。
キリスト教国は、HRE領と陸または海を挟んで隣接*3し、キリスト教を信仰し、ヨーロッパ内*4に属する自国のコア州を州画面のHREアイコンをクリックすることでHREに編入できる。
ただし、州を編入する際HRE内の国は皇帝からのopinionが100以上、HRE外の国では[ 100 + 自国の総開発度/2 + 属国の総開発度/2 ]が必要となる。*5
皇帝自身も、自身が所有する州を、同様の条件で編入できる。
HRE加盟のAI国家が、条件を満たしている州を勝手に*6編入してくれることもある。
首都のある州をHREに編入すると、その国家は諸侯の一員となる。
このとき、政府ランクが公国へと固定される。
HRE外の国家で、プレイヤーは、戦時でなければ、HRE内でコアとして所有する州を、州画面のHREアイコンをクリックすることで、HREから除外できる。
除外した州一つごと、IAが-1し、皇帝からの評価が悪化する。
AIは、州をHREから除外しない。
HREの諸侯で、プレイヤーは、戦時でなければ、いつでも脱退できる。
このとき、脱退する国がコアとして所有するHRE内の州は、すべてHREから除外され、コアでない州は皇帝に割譲される。
IAが大幅に低下し、プレイヤーと皇帝からの評価が大幅に悪化する。
AIは、イベントを除いては、HREから脱退しない。
戦争での割譲等で首都がHRE外に移った場合も脱退となる。
自国のコアがないHRE領を所有しているとき、皇帝AIからこの要求が届く。ただし、皇帝との同盟などて友好的である場合、届かないこともある。
要求を受諾すると、州が以前の所有者のもとへ戻る、
要求を拒否すると、HRE全諸侯からの評価を大きく傷つける上、州の不穏度+10、税収-33%、人的資源-50%、自治度変化+0.1/月のペナルティを受ける。
皇帝から選帝侯に任命されると、皇帝選挙の投票権を持つ他、政府ランクを王国に上昇させられるようになる。
選帝侯の国を同君下位国とし、継承(一発併合)することでも、選帝侯の地位を得られる。外交併合では不可。
DLC「Common Sense」で有効化。
皇帝から自由都市に任命されると政体が変化し、貿易と開発にボーナスを得る。
ただし、国土が2州以上になると、ただちに自由都市から外れる。
IAは、帝国改革を実施するために使用される。
上記の皇帝特権による外交アクション以外では、以下の条件により、IAが増減する。
+30 | 諸侯からの防衛参戦要請に応え、その戦争に勝利したとき、勝利への貢献の規模に伴って加算される。 |
+10 | 同一国家による皇帝位の継承*7 |
+5 | HREに諸侯が新たに加入 |
+0.010/月 | 諸侯同士の戦争が起こっていない。 |
+0.005/月 | 自由都市一国ごと。 |
+0.003/月 | 25を超える諸侯一国ごと。 |
-0.005/月 | 諸侯以外が保有しているHRE領一つごと。 |
-0.010/月 | (皇帝から見て)異宗派または異教の諸侯一国ごと。 |
-0.005/月 | (皇帝から見て)異宗派の諸侯一国ごと。*8 |
-0.001/月 | 属国となっている選帝侯一国ごと。同君連合下位の場合はこのマイナス補正はかからない。 |
-0.001/月 | 選帝侯の欠員一国ごと。 |
-10 | HRE外の国が、HRE諸侯を併合したとき。 |
また、以下条件を満たした場合毎月のIA増加に補正を与える。
+10% | オーストリアNI1「皇帝の野望」 |
+10% | ボヘミア伝統 |
+0.1 | ブランデンブルクNI5「旧皇帝の座」 |
+25% | 宗教戦争での完全勝利 |
+25% | 帝国改革「帝位の世襲」※DLC「Emperor」導入時は集権ルート |
+25% | 帝国改革「諸侯特権の廃止」※DLC「Emperor」導入時は集権ルート |
+1%x諸侯数 | 帝国改革分権ルート「Embrace Rechenschaft Measures」※DLC「Emperor」導入時のみ |
+25% | 帝国改革集権ルート「Curtail the Imperial Estates」※DLC「Emperor」導入時のみ |
その他ミッション等。
改革の実施には、50以上のIAと、過半数の諸侯の賛成が必要となり、改革が実施されると、IAが0にリセットされる。
HREインターフェースで、最新の改革にマウスオーバーすると、諸侯ごとの賛否一覧が見ることができる
諸侯の賛否は、以下の基準によって決定され、数値を合計して0よりも大きければ賛成となる。
HREインターフェースで、各諸侯のアイコンにマウスオーバーすることで、その諸侯の合計数値と、適用されている基準それぞれの数値を見ることができる。
属国や、同君連合下位の国家は、必ず宗主国の賛否に従う。
判断基準 | 数値 |
IAが50以上 | 超過1ごと+1 |
既に実施された改革 | 1ごと-3 |
皇帝への評価 | +10ごと+1 -2ごと-1 |
皇帝の外交評判 | +1ごと+5 |
皇帝の過剰拡大 | 4%ごと-1 |
皇帝の総DEV*9 | 100を1下回るごと-2 |
諸侯の基礎税収*10 | 1ダカットごと-0.2 |
皇帝の同盟国 | +5 |
皇帝と同一王朝 | +3 |
皇帝と同一文化グループの 違う文化 | -5 |
皇帝と異なる文化グループ | -10 |
政体が君主制 | +2 |
政体が神権制 | -5 |
皇帝から見て、国教が異端 | -20 |
:帝国改革への呼び掛け / Call for Reichsreform
皇帝がImperial BanのCBを使うことができる。
皇帝:建造物コスト-5%、開発コスト-5%
諸侯:建造物コスト-5%、開発コスト-5%
:帝国統治院の設置 / Institute Reichsregiment
皇帝:外交官+1、外交評判+1
諸侯:不穏度-2
:宮廷裁判所改革 / Reform the Hofgericht
皇帝:正統性+0.5/年、コア化コスト-10%
諸侯:正統性+0.5/年
:共通通貨の制定 / Enact Gemeiner Pfennig
皇帝:税収+諸侯数x0.5(選帝侯・自由都市を除く)
諸侯:外交評判+1
:ラント平和令 / Ewiger Landfriede
皇帝を含むHRE諸侯、他の諸侯に宣戦できなくなる。
ただし、HRE外からの参戦要請により戦争状態になることは可能。
また、皇帝がHREの一員でない場合、皇帝は諸侯に宣戦でき、また諸侯も皇帝に宣戦できる。
皇帝:威信+0.5/年、制度伝播速度+10%
諸侯:技術コスト-5%、制度伝播速度+10%
:帝位世襲 / Proclaim Erbkaisertum
皇帝選挙が行われなくなり、これを実行した国家によって皇帝位が継承され続けるる。
また、皇帝は諸侯を属国化しても外交枠を消費しなくなる。ただし、属国との婚姻等は別枠として外交枠を消費する。
また、公式宗教が制定されていない場合、ウエストファリア条約が制定されたのと同じ状態となる。
なお、改革後に国家を解放するなどして属国を作る場合でも、その属国の首都がHRE内である限りは、外交枠を消費しない。
皇帝:IA+25%
諸侯:正統性+0.5/年
:諸侯特権廃止 / Revoke the Privilegia
改革に賛成した諸侯は皇帝の属国となり、反対した諸侯はHREから脱退させられ、皇帝への評価に-100が付き、皇帝は脱退国のHRE州へ一時的なクレームを得る。
HRE内の皇帝の属国のLDは、他の属国の影響を受けない。ただし、HRE外の皇帝の属国のLDは、HRE内の属国から影響を受ける。
皇帝:IA+25%
諸侯:安定度コスト-10%
:帝国の再興 / Renovatio Imperii
国家名がHoly Roman Empireへ変わり、皇帝の属国であったすべての諸侯を統合する。
この統一国家は、HRE外の国家に所有されていたHRE領すべてにコアを得る。
また、上記の改革による効果を失う。
全ドイツ文化グループの受容、ADM+250、威信+1.0/年、税収+5%を得る。
DLC導入済の場合、行える帝国の改革が増加する。
元々あった帝国改革は共通ルート及び集権ルートに残っており、新しく分権ルートが追加される。
共通ルート
分権・集権ルートどちらに進むにしても、まずは共通ルートの改革を行う必要がある。
Perpetual Dietの改革を終えると、分権ルート・集権ルートへのアクセスが可能。
:帝国改革への呼び掛け / Call for Reichsreform
皇帝がImperial BanのCBを使うことができる。
皇帝:建造物コスト-5%、開発コスト-5%
諸侯:建造物コスト-5%、開発コスト-5%
:帝国統治院の設置 / Institute Reichsregiment
皇帝:外交官+1、外交評判+1
諸侯:不穏度-2
:Absolute Reichsstabilität
皇帝がExpand EmpireのCBを使うことができる。
皇帝:Imperial ProvincesでState Maintenance-25%
諸侯:Imperial ProvincesでState Maintenance-25%
:共通通貨の制定 / Enact Gemeiner Pfennig
皇帝:税収+諸侯数x0.5(選帝侯・自由都市を除く)
諸侯:外交評判+1
:Perpetual Diet
自由都市にPerpetual Dietが設置される。
以降、分権ルート・集権ルートが解禁される。
皇帝:自由都市1国毎のIA増加量+50%
諸侯:なし
:Create the Landsknechtwesen
皇帝:帝国内に本拠を置く傭兵コスト-25%
諸侯:帝国内に本拠を置く傭兵コスト-25%
:ラント平和令 / Ewiger Landfriede
皇帝を含むHRE諸侯、他の諸侯に宣戦できなくなる。
ただし、HRE外からの参戦要請により戦争状態になることは可能。
また、皇帝がHREの一員でない場合、皇帝は諸侯に宣戦でき、また諸侯も皇帝に宣戦できる。
皇帝:威信+0.5/年、制度伝播速度+10%
諸侯:技術コスト-5%、制度伝播速度+10%
分権ルート
従来の集権ルートと比べて、選帝侯を強化していく改革が多い。
:Establish the Reichstag Collegia
自由都市+3(12→15)
:Expand the Gemeiner Pfennig
皇帝:人的資源+自由都市数x500
選帝侯:人的資源+自由都市数x1000
諸侯:味方領内の移動速度+10%
:Embrace Rechenschaft Measures
選帝侯+1(7→8)
IA+諸侯数+1%(選帝侯・自由都市を除く)
:Geteilte Macht
「共通通貨の制定」による皇帝の税収アップが選帝侯にも適用される。
選帝侯:税収+諸侯数x0.5(選帝侯・自由都市を除く)
諸侯:開発コスト-5%
:Reichskrieg
皇帝:外交行動「Declare Reichskrieg」が利用可能になる。
IAを25消費し、5年間対象国へのCB「Imperial Realm War」を得る。
このCBで開戦した場合、神聖ローマ帝国諸侯全てが自身の同盟国として参戦する(敵と同盟を結んでいる諸侯はそちらが優先される)。
ただし外交アクションを行う対象はHRE領域と隣接しており、かつ自身よりdevが高い必要がある(属国のdevは考慮されない)。
集権ルート
DLC未導入時のルートとほぼ同一で、最後は神聖ローマ帝国への変態が行われる。
:宮廷裁判所改革 / Reform the Hofgericht
DLC未導入時にの3番目の改革と同名だが、正統性上昇が消滅。
皇帝:コア化コスト-10%
諸侯:コア化コスト-10%
:Curtail the Imperial Estates
皇帝:IA+25%
:帝位世襲 / Proclaim Erbkaisertum
皇帝選挙が行われなくなり、これを実行した国家によって皇帝位が継承され続けるる。
また、皇帝は諸侯を属国化しても外交枠を消費しなくなる。ただし、属国との婚姻等は別枠として外交枠を消費する。
また、公式宗教が制定されていない場合、ウエストファリア条約が制定されたのと同じ状態となる。
なお、改革後に国家を解放するなどして属国を作る場合でも、その属国の首都がHRE内である限りは、外交枠を消費しない。
皇帝:IA+25%
諸侯:正統性+0.5/年
:諸侯特権廃止 / Revoke the Privilegia
改革に賛成した諸侯は皇帝の属国となり、反対した諸侯はHREから脱退させられ、皇帝への評価に-100が付き、皇帝は脱退国のHRE州へ一時的なクレームを得る。
HRE内の皇帝の属国のLDは、他の属国の影響を受けない。ただし、HRE外の皇帝の属国のLDは、HRE内の属国から影響を受ける。
皇帝:IA+25%
諸侯:安定度コスト-10%
:帝国の再興 / Renovatio Imperii
国家名がHoly Roman Empireへ変わり、皇帝の属国であったすべての諸侯を統合する。
この統一国家は、HRE外の国家に所有されていたHRE領すべてにコアを得る。
また、上記の改革による効果を失う。
全ドイツ文化グループの受容、ADM+250、威信+1.0/年、税収+5%を得る。
HREを解体するには、皇帝と戦争状態にあり、その首都を占領している上で、「独立」している選帝侯が一つも無いことが条件となる。
「独立」とは
つまり、HREを解体するためには、何らかの形で全ての選帝侯を戦争に巻き込む、もしく自国の同盟国にしておく必要がある。
HREを解体すると、解体した国が威信+100、HREのインターフェイスが削除され、二度と復活しない。
なお、新しい皇帝を選出する際に、選出条件を満たす者が一人もいない場合も、自動的に解体される。
1490-1550年の間に、発生するイベントである。
トスカーナ、エミリア・ロマーニャ、リグリア、ピエモンテ、ロンバルディ、中央イタリア(Abruzzo州を除く)、ヴェネツィア(Venetia州を除く)の各エリア、およびローマ州の中に、
HREに属していない州が1つでもあると発生する。*11
主要文化がラテングループ、もしくは首都がイタリア地方内に位置するHRE諸侯に対し、HREを離脱するか残留するかの選択肢が示される。
AIは離脱し、皇帝の属国は残留の選択肢をとる。
イタリア地方に首都を置くが、HREに属していない国家が領有するHRE領も、自動的にHREから除外されれる。
イベント発生以降、主要文化がラテングループのHRE諸侯に、"Submission to Emperor"(不穏度+3、威信-1/年、安定度コスト+10%)が付与される。*12
皇帝は、離脱を阻止するディシジョンを実行できる。
1490年までに、離脱イベント発生条件の対象となる州すべてが、
ディシジョンを実行すると離脱イベントが発生しなくなり、イタリア地方内で、HRE皇帝・皇帝の属国が領有する州が、HREに編入される。
史実に合わせたランダムイベントが発生し、選択肢のどれが実行されるか投票を行う。
皇帝も投票が行えるが、自身の票が多数派か少数派かによってIAが増減する。諸侯1国につきIA0.2、選帝侯1国につきIA1の効力を持つ。
インシデント名 | 結果 |
The Burgundian Inheritance ※ブルゴーニュ継承にて皇帝の同君下位になった場合発生 | ・フランスに譲歩。 ・ブルゴーニュを帝国に統合する。 ・ブルゴーニュとの和合を保つ。 |
The Burgundian Inheritance (Strong ally) ※ブルゴーニュ継承にてフランスの同君下位になった場合発生 | ・低地の独立を要求する。 ・ブルゴーニュを請求する。 ・主張を放棄する。 |
The Burgundian Inheritance (Alone) ※ブルゴーニュ継承にて皇帝・フランスどちらにもつかなかった場合発生 | ・低地の独立を要求する。 ・ブルゴーニュを請求する。 ・主張を放棄する。 |
Burgundy and the Empire | ・ブルゴーニュがHREに加入。 ブルゴーニュへの態度が友好・同盟・忠実であるAIは必ずこの選択肢を取る。 ・ブルゴーニュのHRE加入に反対。 ブルゴーニュへの態度がライバル・敵対・脅威・激怒・不忠・反抗であるAIは必ずこの選択肢を取る。 ブルゴーニュと隣接し、かつ同盟していないAIは必ずこの選択肢を取る。 |
The King in Prussia | ・プロイセンが王国ランクに昇格。 プロイセンへの態度が友好・同盟・忠実であるAIは必ずこの選択肢を取る。 ・(プロイセン君主を)プロイセンの王と呼ぶ。 プロイセンへの態度が中立であるAIは必ずこの選択肢を取る。 ・君主を認めない。 プロイセンへの態度がライバル・敵対・脅威・激怒・不忠・反抗であるAIは必ずこの選択肢を取る。 |
Petition for Membership | ・対象の同君下位国がHRE諸侯に加わる。 ・HRE加入は認めない。 |
The Fate of the Peasantry ※ドイツ農民戦争が発生している場合 | ・残りの攪拌機を粉砕する。 貴族の影響度が60%以上のAIはこの選択肢を取る可能性が10倍。 ・農民に譲歩する。 貴族の影響度が40%以下、または改革派のAIはこの選択肢を取る可能性が10倍。 Peasants Republicの政体を持つ国はこの選択肢を取る可能性が1000倍。 |
Decline of the Hanseatic League | ・ハンザ同盟に対する義務は無い。 リューベックへの態度がライバル・敵対・脅威・激怒・不忠・反抗であるAIは必ずこの選択肢を取る。 ・支援のための自由都市を編成する。 リューベックへの態度が友好・同盟・忠実であるAIは必ずこの選択肢を取る。 ・リューベックノードで最も交易力が高い国に対し禁輸措置を行う。 対象国への態度がライバル・敵対・脅威・激怒・不忠・反抗であるAIは必ずこの選択肢を取る。 |
The Pope and the Emperor | ・教皇領がHREに加入。 教皇領への態度が友好・同盟・忠実であるAIは必ずこの選択肢を取る。 ・聖座は独立したままである必要がある。 破門されている、またはカトリックではないAIはこの選択肢を取る可能性が50倍。 教皇領への態度がライバル・敵対・脅威・激怒・不忠・反抗であるAIは必ずこの選択肢を取る。 |
The Question of Holstein ※ホルシュタインがホルシュタイン州を持っていない場合発生? | ・ホルシュタインの修復を開始する。 ホルシュタインの所有者への態度がライバル・敵対・脅威・激怒・不忠・反抗であるAIは必ずこの選択肢を取る。 ・帝国の主張を放棄する。 ホルシュタインの所有者への態度が友好・同盟・忠実であるAIは必ずこの選択肢を取る。 |
影の王国 | ・イタリアを放棄する AI国家はこの選択肢を取る可能性が2倍。 首都がイタリア地域にあるAI国家はこの選択肢を取る可能性が5倍。 ・イタリア人を抑制しなければならない |
Switzerland and the Empire | ・帝国離脱の許可を与える。 スイスへの態度が友好・同盟・忠実であるAIは必ずこの選択肢を取る。 ・帝国離脱に反対する。 スイスへの態度がライバル・敵対・脅威・激怒・不忠・反抗であるAIは必ずこの選択肢を取る。 |
The Dutch Rebellion ※オランダ独立の国難時に発生 | ・オランダ人を支援する。 オランダへの態度が友好・同盟・忠実であるAIは必ずこの選択肢を取る。 ・介入するべきではない。 オランダへの態度が中立であるAIは必ずこの選択肢を取る。 ・この国は(独立を起こされた国の)正当な領土である。 オランダの態度がライバル・敵対・脅威・激怒・不忠・反抗であるAIは必ずこの選択肢を取る。 |
Hungary Wishes to Join the Empire | ・ハンガリーがHREに加入。 ハンガリーへの態度が友好・同盟・忠実であるAIは必ずこの選択肢を取る。 ・ハンガリーのHRE加入に反対。 ハンガリーへの態度がライバル・敵対・脅威・激怒・不忠・反抗であるAIは必ずこの選択肢を取る。 |
The Reformers Protest ※宗教戦争がプロテスタントの勝利で発生 | ・公式宗教はプロテスタントである。 プロテスタントのAIはこの選択肢を取る可能性が50倍。 ・平等の権利を与える。 人文アイデア取得またはカトリックのAIはこの選択肢を取る可能性が50倍。 ・全ての要求を認める。 改革派はこの選択肢を取る可能性が100倍。 改革派が存在しない場合この選択肢は発生しない。 |
DLC「Art of War」で有効化。
1550年以降かつプロテスタントに改宗している属国でない選帝侯がいる場合、一定の確率*13で誕生する。
その確率は、1575年以降は倍*14になり、1600年以降は最初の10倍*15になる。
ただし、「帝位の世襲」の改革が可決されている場合は、誕生しなくなる。
ヨーロッパに首都が位置する国は自国の宗教、HREの内外にかかわらず、カトリック同盟かプロテスタント同盟の、どちらかに参加することができる。
カトリックの盟主は皇帝である一方、プロテスタントの最初の盟主は改宗したプロテスタント選帝侯であるが、大国が加盟すると、HRE内外に関わらず入れ替わる。
宗教同盟が誕生すると、これに決着が付くまで、帝国の改革はできなくなる。
プロテスタントの盟主は、専用のCBを使い、皇帝に宣戦することで、宗教戦争*16を開始できる。
宗教戦争に参戦した国は、100年の間、軍事技術コスト-5%、陸軍伝統+0.5/年を得る。
宗教戦争では、戦勝点50%で、公式宗教を決定する「Religious Supremacy」を選択できる。
Religious Supremacyを選択せず和平すると、ウエストファリア条約が発生し、公式宗教が無くなり、宗派による皇帝就任条件がなくなる。*17
「帝位の世襲」が可決されていない状態で、宗教同盟が結成されずに1625年を迎えるか、結成から30年が経過すると、
毎月一定の確率*18で、皇帝が勝利するイベントが起こり、カトリックが公式宗教になる。
ただし、皇帝が戦時中であったり、摂政を立てていたり、プロテスタント同盟に所属する選帝侯との停戦期間が残っていると確率判定されない。
公式宗教が決定されると、その宗派でない選帝侯は罷免される。
また、公式宗教を国教とする国は、HRE内外を問わず、ヨーロッパに首都が位置すれば、正統性+0.25/年、国教寛容度+1、布教強度+1%を得る。
この項目では、皇帝となって、改革を進めるための基本的な戦略を示す。
皇帝選挙の投票先にしろ、帝国改革への賛否にしろ、多くの要素によって決定されるため、ここでそれらを詳らかに解説しないが、
ゲーム内のHREインターフェイスにおいて、数字が表示されている部分をマウスオーバーすれば、いかにして決定されているかを確認できる。
選挙や改革が近い時期には、これらを確認し、不足している場合は、適切な措置で数字を改善していこう。
もっとも注意すべきは選帝侯からの評価であり、同盟・婚姻を軸にあらゆる要素を駆使して、+200に保つのが理想的だ。
選帝侯の過半数である4を押さえれば当選確実、3を抑えるだけでも、得てして他の票が散ることから、当選の確率は高くなる。
取り込む3~4の選帝侯とすべて同盟して評価をブーストするのが理想的だが、
外交枠の都合などでそれが難しい場合、自国に投票してくれる値が。相対的に高い選帝侯とは、外交枠を消費しない資金援助等で評価を稼ぐと良い。
また、正統性・威信・外交評判の三要素は、普遍的に有効であるから、それぞれを引き上げておきたい。
後継者が女性であり、女性皇帝を認可するミッションをこなしていない場合、皇帝選挙に必敗してしまう。
女性の後継者は廃嫡するなどして、事前の準備を整えておこう。
それでも、運が悪いと帝位を失うことがあるが、いずれ次の選挙があるので、改めて選帝侯に媚を売って備えていこう。
HREの外*20から皇帝位を乗っ取る場合、選挙戦での投票基準に相対的にマイナスが付くため、内部から当選するより困難になる。
しかし、選帝侯との友好を保ち、威信や外交評判などの諸々の補正に気を使えば、当選は十分に現実的だ
なお、選帝侯を属国にすることでも、選挙戦を優位に進めることができるが、選帝侯が属国であること自体が、IAの減少要因となるため、注意が必要だ。
また、属国化の過程で、諸侯からの評価が、多大なAEと、「諸侯を属国にした」の二重なネガティブな修正で悪化してしまう。
原則的には、属国化ではなく、同盟・婚姻等の合わせ技で、選帝侯を取り込んでいくのが好ましかろう。
以下の項目は、自国が皇帝であることを前提に記している。
皇帝が死亡、または退位によって交代したときに、IAが+10と、大きな単位で手に入る。
再選可能な状況であることを確認した上で、迅速に退位させるのは、効率的な改革に資する。
「皇帝位世襲」の改革が通過した後は、この方法でIAを稼ぐことはできないが、得てしてその頃には、他の方法で稼げる環境が整っている。
「ラント平和令」が可決するまでは、諸侯同士の激しい戦いが繰り広げられるため、常に平和の維持をしてIAを得続けるのは、なかなか困難である。
これを確実にせんとするのが、全諸侯に独立保障を投げるという極端なプレイスタイルである。
外交枠が振り切れるため、DIPが-999で張り付くが、セルフ・ラント平和令の状態となることで、序盤からポイントを稼ぎやすくなる。
1.30から、自由都市の増加や諸侯の細分化により毎月のIAが増加している。
DLC「Emperor」未導入時は「ラント平和令」までに必要な改革数も増えていないので、むしろこの戦法による目標達成は高速化した。
これは、州の編入・平和の維持の、二つの要素と密接に関連している。
州を編入し、そこを国家解放することで能動的に諸侯の数を増やすことができるし、
平和を維持することで、戦争によって諸侯の統合が進んでしまうことを回避できる。
理想的な帝国運営ができている場合に確保できる上昇値となり、一つの目安ともなるだろう。
理論上、100を超える国々をHREに加盟させることが可能であり、多数の諸侯で、HREインターフェイスが埋まるどころか、はみ出るのは壮観である。
16~17世紀中の改革に失敗した場合の最終手段。
外交技術23(1700年頃)から使用可能。
衛星国もHRE内であれば諸侯として扱われるので、1プロビ衛星国を乱立させ諸侯の水増しを図れる。
開発度高めで受容文化圏なドイツ国内でやるよりは、北欧東欧バルカンアナトリア辺りで衛星国を設立すると良い。
衛星国を属国解放する方法については属国タブから軍役代納金の有効・無効を繰り返すだけで独立欲求が跳ね上がるためそのあと属国解放する。
その際の威信-25はどうしても減殺できないが、関係-200ペナルティは解消できる。
1.衛星国として保持し使う
外交点が-999に張り付くのは勿論、衛星国も属国と同じ独立欲求計算を行うためある程度自国が強大でないと独立欲求が爆発する。
帝位の世襲時点で外交枠が解消されるうえ、諸侯特権の廃止に賛成するのがメリット。
独立欲求近くまで従属国として保持し、余った衛星国を以下の属国解放を組み合わせても問題ない。
2.衛星国設立→属国解放→独立保障
序盤に行う事の多いセルフラント平和令の状態を作り出す。やはり外交点は-999に張り付く。
設立解放した1プロビ同士が割と殴り合いして即座に消滅するので対応の手間分違う事が出来るのがお得。
3.衛星国設立→属国解放
上記解放プランのうち独立保障すらも切り捨てた形。
HREの拡張具合によるが衛星国を100個設立すると、平和補正によるIA+0.1は割と無視出来るレベルと考えられる場合の選択肢。
ゲーム開始時では、ブルゴーニュと手下共や、デンマークの属国に堕ちているホルシュタイン、ヴェネツィアが居座るブレシア・ベルガモなどが、「不法な領土」に当てはまる。
ホルシュタインはHREに加盟しているが、宗主国のデンマークがHREに加盟していないがため、不法と見做されている。
たとえオーストリアとしてプレイし、最初から諸侯を守り続けていても、同盟による巻き込み→個別和平で領土を奪われる諸侯が出ることは避けられない。
このようなとき、コア化される前に返還要求を飛ばせば、相手国との国力比に応じて、平和裏に返還させられる可能性がある。
穏健に領土を取り戻せない場合は、武力に訴える他ない。
ただし、HRE内外の同盟により、奪還戦争の開始によってHRE内の平和が保たれなくなると、むしろ短期的にIAがマイナスとなる可能性もある。
他の要素に比べれば、この要素は大きなものではないので、状況を見極めるべきだろう。
宗教改革が始まって、ポコポコと異端が湧いてくると、みるみる内にIAの自然増が止まり、悪い場合に減少を始める。
これを防ぐため、最も手っ取り早い方法は、祈ることで、
イベリアのような遠方に改革中心地(CoR)が湧いてくれれば、HRE内のど真ん中に湧くよりも、遥かに傷口が小さくなる。
そうは言っても、平均で二つや三つ、最悪の場合にすべてのCoRが、HRE内に湧いてきてしまう。
ただちにCoRを取り除くことができるのが理想的だが、そのための条件は限られる。
一州のみの国家にCoRがあるときは、和平協定で改宗の強制を行うと、ただちにCoRを消し去ることができる。
複数州国家の場合は、先にCoR以外の州を奪ったり国家解放して、一州のみの国家にしてしまえば、上に同じである。
また、CoRを自国領とし、CoRに対する改宗作業を完遂することでも、削除することができる。
ただし、CoRは布教強度-5%を持つため、宗教アイデア等でブーストしない限り、改宗は著しく困難であり、できたとしても時間を要する。
CoRによる異端増殖を防げない場合、
異端に改宗した諸侯に対し、片っ端から改宗の強制を行い、一つずつ異端国を叩いてく他にない。
改宗の強制は、和平協定以外では、属国に対しては任意で実行でき、宗教戦争後なら皇帝特権で行えるようになる。
得てして、宗教戦争中には、各国との個別和平の条件として、改宗の強制を通すことが多くなるだろう。
自国がプロテスタントに改宗する場合は、一時的に皇帝位を失う結果となり、宗教戦争を経ないと皇帝に復帰できない。
迅速に改革を進めることが目的であれば、カトリックのままで居るほうが、おおよそ合理的である。
例外的に、CoRが帝国内に湧きまくり、カトリックが帝国から絶滅寸前となってしまった場合は、
後の異端処理と三十年戦争の苦行を鑑みて、カトリックを諦めてしまう選択肢はあるだろう。
諸侯が改革に賛成してくれる条件はそれなりに渋く、なおかつ改革の終盤になるほど渋くなるため
外交官をフル稼働させて評価を稼ぐことに加えて、外交評判を極限まで高めるのが、多数工作のために有効となる。
とはいえ、お手軽に評判を上げられる方法は、外交顧問の採用ぐらいであり、
能動的に高い評判を目指すためには、外交系のアイデア・ポリシーを活用していかざるを得ない。
外交系のアイデアを採用する余裕がない場合は、必然的に厳しい戦いを迫られる。
ここまでは、いかにIAを稼ぐかの戦いとなる。
最初の改革のための50ポイントは、いつもAI皇帝が通していることからも分かるように、さほど難しくはない。
しかし、二番目から、ラント平和令の五番目までは、工夫してIAを稼いでいく必要がある。
最も手っ取り早いのは、DIP-999戦法を用いることで、これを用いれば、宗教改革が始まる前にラント平和令まで到達することも十分に可能となる。
通常の方法で改革を進める場合は、諸条件に配慮し、地道に進めていくこととなる。
ラント平和令まで通してしまえば、平和の維持によってIAを稼ぎやすくなるため、以後のIAの心配はさほどのものでなくなる。
帝国が本領を発揮するのは、「諸侯特権廃止」によって、大量の外交枠無償の属国を得る段階である。
改革に賛成した諸侯すべてを属国化できるため、事前に準備を整えておくべきだ。
どうしても賛成しない諸侯は帝国から離脱するが、後に滅ぼし、州をHREに再編入、改めて解放すれば元に戻る。
属国からは様々な恩恵を受けられるが、特に膨大なFLにより、欧州大陸の覇権は約束されたようなものだ。
戦争に同伴する属国は、敵国の州の塗り絵を行ってくれるため、操作の負担も大きく軽減される。
諸侯特権廃止後、新たにプレイヤーが征服した欧州の州も、HREに編入した上で解放し、属国を増やしていこう。
1594年に、オルレアン等の中世的な国家のコアが一斉消失するため、解放できる国家の数も減ってしまうが、
それでもなおコアが残っている国々を解放していくだけで、100を越える属国が傘下となり、戦争とあらば大暴れする。
「帝国の再興」を行うと、ワンクリックで全諸侯を統合し、統一国家としての神聖ローマ帝国を誕生させることができる。
しかし、この統合は、原則としては不利益となる。
帝国改革の数々の恩恵が失われることは言うに及ばず、統合そのものが不利益となる。
このゲームは、主として君主力とステート制限のシステム上、国が多ければ多いほど出力が高くなるため、直接統治より属国の大群のほうが、総出力は上がるのだ。
また、統合時に陸海軍と要塞が傘下に加わる都合、この再編作業にも大いに苦労すること必至である。
唯一、統合の明確なメリットを示せるとすれば、国家数の減少により、ゲームが軽量化することであろうか。
注意すべきは、乗っ取り皇帝は、皇帝であるにも関わらず、HREの一員とは見なされない点だ。
つまるところ、乗っ取り皇帝が、HRE内の州を持っていると、HRE外の国にHRE領を不法に所有していると見なされ、IAの減少に繋がる。
乗っ取り皇帝は、州をHREに編入することは可能であるため、編入した州がIAを減らすという不毛な自体に陥ることになる。
これを回避するためには、乗っ取り皇帝が、自らの首都をHREに編入することが必要で、こうすることで完全にHREの一員と見なされ、IAの減少が無くなるばかりか、次回の選挙での優位にも繋がる。
ただし、首都がHRE内に入った瞬間に、政府ランクが公国に固定されるため、外交官の減少などのネガティブな影響を受けることになる。
公国固定を回避しつつ改革を進めるためには、州の編入などで一気にIA50ポイント以上を稼いで、月間のIA減少の効果を受ける前に改革を通す他に無い。
一見するとこれは難しそうに見えるが、特に中盤以降、自国がどんどん拡大し、州数を稼げるようになったら、そこまで難しくはない。
乗っ取り皇帝のままでいるか、完全にHREの一員になるかは、プレイスタイルに依存するが、最終的には乗っ取り皇帝のほうが優位になるのは、なんとも皮肉だ。
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