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DLC特徴紹介

拡張パックの特徴を紹介する纏めページです。
暫定でひとまず作ったので間違い、抜け等あればコメント欄にて指摘していただくか直接編集していただければ幸いです。

DLCって?

EU4は本体(Steam定価3980円)だけでも十分に遊べますが、別売りのDLC(DownLoad Contents)を購入することで新要素・便利機能を追加できたり、ユニットのグラフィックやBGMが豪華になったりします。
以下ではSteamのEU4ページ(http://store.steampowered.com/app/236850)にあるダウンロードコンテンツ一覧(DOWNLOADABLE CONTENT FOR THIS GAME)を解説します。

個別に選ぶのが面倒。結局何を買えばいいの?

SteamのEU4ページ(http://store.steampowered.com/app/236850/Europa_Universalis_IV/)には、本体といくつかのDLCをまとめたバンドルがいくつか用意されています。
バンドルで購入すると個別で買うより1割安くなります。また既にいくつかDLCを持っている状態でバンドルを買うと不足していたDLCを穴埋めできます。
一から始める場合は下の3つから選ぶのをお勧めします。

最新の主要DLCはセール時も基本的に割引されず、その前のDLCは割引率が低めであるため、一番安く済ませたければ、セール時に発売から少し経ったDLCを個別に買うのがベスト。


その他のバンドルについて

よくわからない人向けの主要DLC・イベント追加系DLC簡易まとめ

EU4をある程度プレイした人は個別の内容を読めばわかりますが、プレイ時間が短い人、本体と同時の購入を検討している人には意味不明な箇所も多々あると思いますので簡易的に特徴を記します。
なお、ゲームプレイに直接影響を与えるDLCは以下が全てであるため、「ポートレートとか音楽とかはいらないけどゲームに関係あるものは全部欲しいよ!」という方はここにあるDLCを全て買うのがよいでしょう。

ほぼ必須

手放せない

できれば欲しい

あれば嬉しい

特定地域・国家でプレイするなら

Conquest of paradise

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ポスターモデルはイロコイ連合の創設者ハイアワサ。

・ランダム新大陸
最初の設定で南北アメリカ大陸をランダムな地形にできる。

・独立支援(Support independence)及び要請の外交コマンド。

・北米マップに20の新たなインディアン部族を追加し、北米大陸の入植不可の土地を消し去り、プロビンスを追加。(無料パッチ)

・Native American(北米原住民)プレイ時に固有のNative IdeaとNative限定建造物と固有のイベント追加 。

・Native限定建造物advancements
advancementsは君主点を消費することで購入できます。
Migration traditions(移住の伝統)
プレイヤーの部族が移住する際には、放棄される建造物についての再建費用を減少させる効果があります。
Smoke Ceremonies(聖なるパイプの回し呑み)
外交関係を増加します。インディアン部族間ではさらに外交評価を増加します。外交は重要です。

・NativeはMigration(移住)が使える
 所有プロビンスが1プロビの時だけ所有者のいないプロビンスに移住できるシステム。
移住するとなれば、これまでの土地に建てた建物を失う代わりに、君主の力を全面的に獲得することになります。

・連合Federetion
北米先住民特有のシステムで盟主が存在する防衛同盟である。
現在の盟主がなくなれば名声や外交関係により新たな盟主が選ばれる。
士気にボーナスを得られる。

総評

アメリカインディアンでプレイするなら欲しい。そうでなければ微妙
ランダムマップはアルゴリズムがよくなく毎回似たようなマップ(大きな島が数個)が生成されがちで楽しくない
↑ パッチ 1.14 で大幅に改善されました
独立支援は普段は全然使わないが、スウェーデンプレイ時のように自分が独立しないといけない時にあるとうれしいかな
しかしこれもEl DoradoでEnableされてしまったため、さらに重要度が落ちてしまった感がある。

Wealth of nation

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ポスターモデルはヴェネツィアのドージェ(元首)アンドレア・グリッティ。

総評

貿易会社はゲームを一変させる価値がある。これがないと商人が足りなさすぎるのでアジア交易が不遇
Fervor、Dietyはフレーバーレベルなのでなくても困らない
改革派でプレイするならFervorがあるかないかで大きく変わる
私掠船はゲームバランスを変えるほどの効果はなく、あまり使わない
オランダ・ポルトガルといったアジア圏貿易メインの国でやるなら買うとよい

Res publica

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ポスターモデルはオラニエ公マウリッツ・ファン・ナッサウ。

・オランダに固有の共和制システム(オラニエ派と議会派の選択が可能)追加。

・重商共和制国家は保有しているプロヴィンスに各ノードに一つずつ交易所(トレードパワー増加)を設置可能。
・(重商共和制国家が強力になったのにともない)通常の方法で重商共和制国家に政体を変えることはできなくなった

・選挙王政(ポーランド)の国に対して自国王朝の出身貴族を後継者として支援することができる外交コマンドを追加。選挙に勝利すれば君主点を得たり、国威や王朝正統性にボーナス加算を受けることができる

・オランダ共和制、重商共和制、選挙王政国家、独裁官制政体における多数のイベントを追加。

総評

ほぼオランダ、ポーランドに的を絞った拡張。
ただし、ナショナルフォーカスは非常に便利で一度使うとなしの環境に戻れない。
↑ ナショナルフォーカスは Common Sense でもEnableされるようになってのでより微妙なDLCになってしまった
ちなみに内容と値段だけ考えるとImmersion Pack扱いされてもおかしくないが、そもそもこのDLCが出た当時はImmersion Packの概念がなかった。

Art of War

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ポスターモデルはロシア皇帝エカチェリーナ2世。

総評

痒いところに手が届く細かな改善が多い
これがないと30年戦争が勃発しないので買うのを強くおすすめする

El Dorado

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ポスターモデルは人身御供の儀式を行うアステカ神官。

総評

AI国家がDoom100になって0/0/0になるのを見るのは楽しい。
中米南米でプレイする場合、導入すると結構プレイに違いがでる。
商人をもらえたり、財宝船が追加されたりと植民地国家の有用性があがった。
逆にEnglishChannelやSevillaに私掠船を派遣して財宝船を狙うプレイも。
海洋自動探索は慣れると手放せない。探索中うっかり放置して海の藻屑になっている人は導入すべき。
ここまで書いてから気付いたけど開発日誌和訳にかなり詳しく書いてあるのでそちらも参照して下さい。

Women in History

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ポスターモデルはイングランド王エリザベス1世。

総評

1.11以降、更新時もしくはEU4本体購入時に無料かつ自動でダウンロードされる。Songs of YuletideはWomen in HistoryのサウンドDLC。
Paladox社いわく「ポリティカル・コレクトネス(政治的・社会的な差別表現の除去)に対応するためのエディション」。パッチの更新に組み込まずにプレイヤーが簡単に出し入れできるDLCの形でリリースしたのは、デリケートな問題を極力避けるためだろうか。
いつのまにか入っているので存在自体知らない人も多いかもしれない。
アドバイザーイベントは非常に低確率で欲しい時になかなか来ないので、ゲーム的にはあってもなくてもあまり関係ない。(無料だから仕方ないが)

Common Sense

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ポスターモデルは神聖ローマ皇帝カール5世。

総評

大型アップデートに合わせて発売されたDLCのなので、内容も濃い。
議会制やDevelopなど、目玉要素とされるものを楽しむためには必須。
プロテスタントがかなり強化されるのでプロテスタントで遊ぶ場合は買って損はない。
「アドバイザーの入れ替え」は資金が余る後半では好きなアドバイザーを自由に選べるに等しい。
最も影響が大きいと思われるのは属国への要求で、非常に便利。
v.1.18でInstitutionシステムが登場したことにより非欧州でのプレイにはほぼ必須

The Cossacks

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ポスターモデルはオスマン帝国のスルタンに手紙を書くザポロージェコサック。
なお公式PVではイヴァン・シルコが手紙を書いているが、彼は有名なザポロージェのコサックの絵画内では筆記者の隣(上)に描かれている。

総評

Estatesの追加と外交関係の変化が最大の特徴であり、これがないと宣戦布告するとほぼ自動的に同盟国が参加し、戦略もへったくれもない(例:ポルトガルがモロッコを攻める時に何の利もないイングランドがついて来る)。同時に同盟国の戦争に参加する時もタダ働きさせられる事はなくなる。
遊牧民関係の追加は大したことない。
属国で徴兵する事ができる、Espionageアイデアの追加など細かいところの追加もある。

Mare Nostrum

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ポスターモデルはバルバリア海賊バルバロス・ハイレッディン。

パッチ情報で既にどなたかが訳されていたのでそれを整理加筆修正する形です

総評

無料パッチで海軍版マンパワーであるSailorsが追加され、スパイシステムも大きく変化。それに合わせて海軍の拡張とスパイの拡張が主な内容。プレイヤー国は巨大化すると不意に攻めてくる他国の部隊に上陸されることがしばしばあるが、オート命令が追加されたことによって手早く発見することが可能になる。Espionageアイデアの拡張は、結局シングルでは他のアイデアのほうが有用でとらないことが多いためAI国家の強化に繋がるか?VerUPによる仕様変更でEspionageアイデアを取得しなくても各種行動が出来る様になったので、このDLCの有用性が上がった。Trade leagueに関してはHRE内がさらに混沌とする気配濃厚。
全体として追加要素はマグレブ諸国および海洋商業国家に偏っているので、プレイスタイルと相談してから購入しよう。

Rights of Man

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ポスターモデルはプロイセン王フリードリヒ2世。

総評

ゲームに与える影響は列強システムがかなり大きいと思われる。いかにも便利そうな同盟破壊や戦争介入だけでなく借金肩代わりも結構使えそうな印象。指揮官特性は育てるのが楽しくなるかも。プロイセンの専用政体も面白い。
どうでもいいことだがCommon SenseとRights of Manは著者が同じ(トマス・ペイン)である。

Mandate of Heaven

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ポスターモデルは清の孝荘文皇后。

総評

日本、明、満州といった東アジアに的を絞った拡張。
宗教の拡張や中華帝国は東アジアプレイを大きく変えるかもしれない。
マクロビルダーは自動で関係改善外交官を周辺国家に巡回させたりできるかなりの便利機能な模様。
さらっと入っている砲兵拡張はMILの使い道がまた増える。

Third Rome

TR
ポスターモデルはロマノフ朝ロシア帝国のピョートル1世(大帝)。

総評

従来のDLCと比較して価格が安くなって追加要素も減った。
Res publicaのロシア版といえる。ロシアを強化することに興味がある人向け

Cradle of Civilization

Coc
ポスターモデルはサファヴィー朝ペルシアの建国者イスマーイール1世。

総評

主にイスラム国家中心の大型拡張。オスマンやマムルークといった大国だけでなくFeudal Theocracyというペルシャ系国家の新政体をカバーしていたりと幅広い。
遊牧民からイクターに変更されたティムールや遊牧民から部族連合に変更された白・黒羊朝に対する追加要素もカバーされている。
軍に関しては、今まで非戦時には維持費を最低にしていたのが訓練の登場によって工夫の余地が生まれたり、将軍の成長、軍テンプレートがさらに便利になるなどあれば嬉しい機能が追加された。
属国への宣教師派遣は自国の国教ではなくあくまで属国の国教の布教なので注意が必要。

Rule Britannia

RB
ポスターモデルは英国ハノーヴァー朝の国王ジョージ3世。

総評

海軍国家イングランド中心の内容。産業革命の産物変化は面白いがゲーム全体への影響は少なめになるか。

イベント追加系DLC

総評

Purple Phoenixはミッションツリーが追加されたVer1.25以降は重要になりつつある。
後から買っても遅くはないので、欲しくなった時に買うのがよいか。

導入・互換性

DLCを購入した後、それぞれを後から有効にしたり無効にしたりすることが可能。
新たにDLCを有効にしたときに、未導入時点で始めたプレイデータをロードすることもできる。ただし一旦DLCを有効にして始めたデータは、そのDLCを無効にした状態で改めてプレイすることは出来ない。

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