ページタイトルを間違えてしまいました。
正しくは『中間職(ミッドランド)はつらいよ 鎮魂の鐘は二度鳴る (1638年-1660年』で
プレイも1660年までしか行われていません。
誰か、Spain=Poland戦争の正確な日付覚えてませんか...。
タスケ...テ...スケ...テ..タ...
≪Netherlands≫
巨星墜つ。
欧州外交に与えた影響は計り知れず
特に北海地域の国々は気が休まらない日々を送っていた事だろう。
第一次北海戦争時の講和に含まれていた、Kent返還要綱は履行されない様子で
Great Britainはあせりの色を見せていた。
≪Brandenburg≫
開始以来、Netherlandsとの間で継続的に行われて来た領土問題はついに終止符が打たれた。
成長しきった国力は欧州内にて磐石の立場を確立させ
ここへ来てやっと独り立ちが出来るようになったとも言える。
≪Austria≫
最初こそ穏健派の立ち位置だったAustriaも、度重なる戦乱を経て
すっかりとアグレッシブ思考へと生まれ変わっていた。
「勝てるかどうか分からないから遠慮したいな...。」と弱音を吐いていたのは、もはや昔の話
「次、いつNetherlands戦いきます?」等と、敵を追い詰めようとする獅子の如き成長を目にし、おじさんは涙しました。(親並感
≪Ming≫
連続破産を試み、もはや国体として息をしていないレベルに達している。
その目的と言うのは限界まで借金を重ね、隣国に預け入れる*1事で
資金のグリッジを行うつもりのようだ。
Russiaとの間に、シベリア割譲の約束が取り交わされているのだが
残念ながら、現地は世紀末の様相を呈しているので、いつ実現するのやら。
対Ottomans戦の計画がHindustanによってリークされた事で
Netherlandsはやる気を失い、リタイアを宣言した。
この事態に対し、味方のMingのみならず
敵方であるはずのOttomansやScandinaviaからも励まされていた。
しばらくしてHindustan経由で「今日はAIで進めて欲しい」と告げられるも
保護の申請までは確認が取れなかったようだ。
≪プレイヤー国家AI時の対応≫ ・原則、通常のAI国家と同様に扱う ・全てのプレイヤーは、欠席に際しプレイ3回まで保護を要請でき、この時はその代理AI国家は保護される。(前項に対する例外) ・他プレイヤーに宣戦した場合など、AI settingを怠ったときは、保護を要請していた場合でも保護されない。保護要請のカウントは消費される。(前項に対する例外) ・保護の要請は当日のプレイ開始時刻までになされなければならない ※保護の内容 ・代理AI国家に対して宣戦してはならない ・代理AI国家に対してCtAしてはならない ・代理AI国家が防衛側でCtAされた場合、即時分離白紙和平する
プレイヤー国家のAI委託については、日程調整が上手くいかず*2
モチベーション維持すら難しい状況を打開する為に施行されたものだった。
隣国のプレイヤーは、荒ぶるプレイヤー国家AIに振り回される危険性があるため
あまり奨められた代物ではない。
今回のマルチ開催には日程調整の関係上参加が出来なかった
ベテランプレイヤー2名が、弱小国家でもいいから入って観戦したいと申し出てきた。
彼らの気持ちも分からないでもなかった。
ゲームバランスに関わらない事を条件に、MalindiとObserverにそれぞれ加わった。
RussiaとScandinaviaの戦争も遂に決着が付いたようだ。
本人らに問い合わせたところ、Mingからシベリアプロビを買い取る為のお金が足りず
苦慮したRussiaが、Scandinaviaに資金提供を受ける代わりにNovgorodを譲ったという話だ。
これを聞いたOttomansが「僕に言ってくれたら工面したのに...。」とこぼすが
時既に遅く、割譲を終えた後であった。
予てより、MingからManchuにプロビを売り続けてきた結果
Manchuの国土は見違えるようにデカくなっていた。
相変わらず破産POPは絶え間なく出続けては反乱軍のSpawnを増長させていた。
負担がデカくなったと考えたのか、RussiaはKazan攻めを理由に
一度反乱鎮圧の場から離れる事を表明した。
代わりにシベリア地域の反乱鎮圧を他の3ヵ国で請け負う事になる。
そんな折、Ottomansが「いつになったらこの反乱は収まるんですかね?」とMingに尋ねたのに対し
「思っていた以上にヤバかった。」と返していた。
そら、破産のペナルティが軽かったら、史実スペインみたく破産DE逃げ切りしますって。
MalindiにJoinしたベテランプレイヤーは、さっそく隣国Adalに宣戦布告をし
文字通り死闘を繰り広げていた。
元々やせこけた土地である事から、一度の会戦の趨勢がとても大きなウェイトを占める。
初戦の結果の程は、戦勝点を見た各国が「あっ(察)」と言った反応を見せる状態にあった。
本人は「大丈夫、これ位なら後背の地で兵力溜めつつ相手の兵力を尽きるのを待つだけ」と
鍛え上げられた経験でカバーを図ろうとしている様子だ。
実際問題、Adalとの国力差は如何ともし難く、正面からぶつかった所で勝ち目がないというのは悲しい所である。
その後、何とか盛り返して勝利を収めた...ようなのだが
画像が手元に無いので省略させて頂こうかと思う。
The Palatinateを先の戦争で独立させたHRE勢であったが
和平期間が切れると同時にNetherlands AIは同盟を組んでしまい、面倒な事この上ない状況であった。
和平期間+3年位は組めないようにして欲しい...。
Austriaは手がまったく付けられていなかったSwitzerlandの残骸と思しき国を食べる事にした。
Netherlands AIが方々で同盟を組んでいる事をそことなくVCで尋ねた所...。
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Hindustanが気を利かせて、Netherlandsに尋ねてくれたようなのだが
いくら待てども返事は返ってこなかった。*3
ブレーメン戦争中、反乱祭りにまみれて陸軍を派遣できなかったSpainが
現状の軍質が世界水準でどれほどなのか試したいという事で、模擬戦をしたいと相手を探していた。
特にやる事もなかったので、Polandはこの誘いに応じる事にした。
場所はAustria領Hungury、陛下の御前で負ける事は許されない。
聞きつけた他国が続々と「見せて欲しい」と観戦を申し出るが
ネタで「観戦料を頂くとするかな」などと冗談を口にしてみると、各所から200~500Dが送られてきた。
現地に向かうと、既に各国の観戦用連隊が到着して表示がごった返していた。
((画像をサルベージしたいけど、日付が分からない。覚えてる人ボスケテ))
Insultを送り合うとすぐさま宣戦を行い模擬戦は始まった。
こちらの60kが90kの敵軍を文字通り瞬殺したばかりか
別働の30kが相手の予備隊を溶かした為、ゲーム内時間で2ヶ月経たずに試合は決した。
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各国から祝金として合計3000D程頂いた。
一瞬で終わりすぎて、勝ったという感触すらなかったのだが...。
Netharlandsからの保護申請を確認できず、AsutriaとBrandenburgはやきもきしていた。
Netharlandsの意思こそ確認できなかったものの、参加しているメンバーからOKを頂いたので
BrandenburgとAustriaはThe Palatinateに攻め入り、Netherlandsと戦争状態になった。
さすがにPoland無しでも勝てるだろうと考え、Ming側の反乱鎮圧と内政に専念する事にした。*4
しばらくして、ふとBrandenburg側に目を移すと
そこには敗走するBrandenburg/Austriaの姿が...。
【敗因まとめ】 ・Netherlandsの将軍の能力が高い ・初動がBrandenburgだけで戦闘を行っていた ・両国が軍を逐次投入してしまった
既に死に体と甘く見ていたことが災いして大損害を被ったようだ。
Brandenburgが一度白紙講和をして殴り直す事を表明していたが
戦勝点ではマイナス方向にぶっちぎっており、それすら遠い道のりであった。
今更感漂う所はあったが、Poland本土に待機させていた90kを加勢させた。
FranceやSpainもNetherlands攻めを助けてくれるという申し出を受けた。
TradeがNetherlands AIによって吸い続けられており
艦隊を沈めてその比率を下げたいそうだ。
Franceは西から、PolandとSpainは東から加勢する形となり
Netherlands AIは敗北した。
敗走した先にはもれなくFrance軍が待ち受け
旧家の恨みと言わんばかりにNetherlands軍を痛めつける。
The Palatinateを完全に取得するにはもう一発殴る必要があるようなので
改めて宣戦する必要がありそうだ。
The Platinateに殴り掛かろうとした所、未だにNetherlands AIとの同盟が解除されずにいる事が判明した。
同盟を講和時に切り忘れていたようで、またもNetherlandsが参戦する事になるようだ。
今度はPolandも参加する形になり
開戦と同時にNetherlands軍を撃滅し、その後まもなくThe Palatinateは併合された。
Germany化の条件をクリアーした後
Brandenburgは変体を高らかに宣言した。
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あれほど拡張先が危ぶまれていたHREであったがここまで成長を遂げた。
Austriaもイタリア方面の領土を大幅に減らしはしたが
Brandenburgからの内政アドバイスにより着実に国力を蓄え
中堅クラスの収入はキープし続けているようだ。
いつもであれば、完走までは遅くとも1ヶ月半と言ったところだったのだが
今回ばかりは同じ期間を使ってやっと200年過ぎるか過ぎないか位の年数しか進んでいなかった。
プレイ回数の少なさもさることながら
プレイ中のリホストの多さや開始時間延滞などで遅遅として進まなかった。
余りにも長いプレイ期間に嫌気が指したのか
多くのプレイヤーからそろそろ終わりにしないかという持ちかけがあった。
最終戦争の開催の決を取った所、異論無しのスピード合意がなされ
直ちに内容の具体化を進めていく事になった。
最終戦争開始年代については緒論あるようで、なかなかユニークな展開になった。
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筆者の本心としては、なるべく遅い時期に開戦する事によって
騎兵の戦闘力が増す年代で最終戦争を行いたい気持ちがあったので、Mingに同調したい所であった。
しかし、これより先のプレイ期間を考えた時
今の調子で続けるには他の参加者のモチベーション維持が難しいようにも思えた。
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結果としては、早過ぎずも遅すぎずもしない1670年(プレイ年代より約40年後)に決定された。
内容の策定については、最終戦争開始年代直前のプレイ終了時に打ち合わせる事で合意し
各国はそれへ向けての内政にシフトチェンジしていく事になった。
Mingとの条約に則り、RussiaとOttomansはMingのシベリア領を取る為に戦争準備に乗り出した。
Mingのシベリア領と言っても、この時既にMingにプレイヤーは入っておらず*5
いつの間にかAI化されシベリアしか残されていなかった。
Russiaからの要請を受けPolandも加わる事になり
CBはCoalitionを使った宣戦だと伝えられた。
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この時、ManchuはMingの属国下位に収まっていた為、宣戦と同時に自動的に参戦した。
PolandはCoalitionに入る前に宣戦されてしまった為に別途で参戦する必要が出たが
WarLeaderがOttomansに変わり、同盟参戦すら出来なくなってしまった。
結局、対Ming戦はRussiaとOttomansで行う事になり
シベリアに派兵したPoland兵は帰途につくほかなくなった。
プレイ終了後、最終戦争について話し合いの場が持たれた。
開始年代は既に1670年に決まっている為、残るは形式や付随する関連ルールである。
すると、最終戦争の報を聞きつけてNetherlandsプレイヤーが戻ってきた。
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NetharlandsがBrandenburg/Austria/Poland/France/Spainに攻められた話を聞き
Franceの裏切りを非難していたが、Spain/Hindustanになだめられていた。
保護の申請こそ無かったものの、Netherland的にはしたつもりでいたようだ。
沈められた船の賠償を求めたが、しばらくして我に返ったのか、願いは取り下げられた。
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結局、誰からも明確なYESを貰えぬまま時間だけが過ぎて行った。
他の案として、宗教と初期技術グループで陣営分けの選択肢を設けた、3つからなる採決を取る事となった。
【最終戦争形式についての投票】 2つの陣営に分けた最終戦争を行い 今回のマルチは終了させて頂く形となりました。 そこで、最終戦争の形式について 皆様方にご意見賜りたく、選択方式での回答を頂ければ幸いです。 尚、賛成票が最も多い選択肢が可決され 2つ以上の同数票の者があった場合は、決戦投票に移行いたします。 ≪最終戦争陣営分け≫ 1.宗教(キリスト教vsイスラム+儒教)で陣営分けを行う。 2.ヨーロッパ国vsアジア(初期非西欧国家)で陣営分けを行う。 3.2名の盟主(FranceとOttomans)が外交よって各国を陣営に引き入れる。 【投票結果】((***は氏名。)) (1) 『0票』 (2) 『4票』 (*** *** *** ***) (3) 『7票』 (*** *** *** *** *** *** *** ***) (放棄)『1票』 (***)
熟練プレイヤーが盟主を務めて見本を見せる所であったのかもしれないが
Spainプレイヤーが1:1チャットで「やりたくない」と切実な胸の内を打ち明けたのを見て断念した。
アフリカ内地に変な国が出来ていると話題が挙がった。
どうも、滅んだはずのTripoliがまさかのアフリカ内地で復活したようなのだ。
これは不死鳥枠Byzantineもビックリである。
トレンドに敏感なMalindiプレイヤーが見逃す訳が無く
リホストに際して乗り換えを決意した。
対Ming AI戦はプレイ日を跨いで行われることになった。
講和を終えずしてどちらの盟主もAIになってしまい、ずるずると戦争だけが続いた。
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何に対して困惑しているのかと目を移すと
Russia AIがMingではなくManchu領に攻め入り、攻城を開始していたのだ。
自国に侵入して来たRussia軍を放置する訳にもいかず、Manchuはそれを蹴散らしにかかっていた。
依然として垂れ流されるRussia軍を前に
さすがにたまったもんじゃないと、早期講和を呼びかけていた。
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Manchuも戦争が終わらない事には自主的に独立戦争すら出来ない為
自国プロビの占領を了承せざるを得なかった。
延々と戦争は続き、終止符が打たれたのは開戦より10年も後の話であった。*6
Manchuはと言うと、結局自分でMingに独立戦争を仕掛け
その後無事に独立を果たしたようだ。
再び訪れたリホストタイムの後、あふれ出るイベントPOPの処理に終われる中
驚きの事件が発生した。
このVerでは、子種に恵まれず断絶すると
プレイヤー国家・国力関係無しに同君連合が発生する仕様にあった。
Franceは後継者に恵まれず、前王が子供を授からず死去してしまった。
大分前、同じく王朝が断絶しFranceの王朝を受け継いでいたSpainが
今度はFranceの王位を継承した形だ。
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FranceがSpainの同君下位になったことで、France=Great Britain間で組まれていた同盟が解消され
Great Britainが焦りの様子を見せていた。
しばらくして、FranceがSpainに独立戦争を仕掛け、無事同君連合は解消されたようだ。
もっと早い時期に、AI国家に発動したならば、拡張スピードを速めてくれたかもしれないが
今の時期にプレイヤー国家に発動してもナンセンスにも程がある。
TripoliにJoinした元Malindiプレイヤーはさっそく動きを見せた。
Spainが攻め入った直後の弱りきったMaliに対し宣戦し
ほぼ無欠開場に近い形で占領をし、見事1プロビ国家から2プロビ国家への躍進を遂げた。
チャンスを見逃さないところがさすがである。
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喜んだのもつかの間、直後に悲劇が起こる。
VCをミュートしたSpainがTripoliに人が入っていた事をすっかり忘れ
Mali戦後に手持ち無沙汰だった軍隊でTripoliに攻め入ったのだ。
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Tripoliが絶叫する中で、他のプレイヤーがSpainにコンタクトを取ろうとしていたが
それら全てがVCを介しての事であり、そろいに揃ってミューとしている事を忘れてしまっていた。
Spainが事態に気づいた頃には時既に遅く、Tripoliは地上から消し去られてしまっていた。
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Tripoliの最後の一言が、とても口惜しそうに感じられた。
落胆しながらも、元のプレイ国家だったMalindiに再Joinし
その後、口をすぼめならも黙々とプレイに打ち込んでいた。
通常プレイ最後となるこの日に、Russia/Netherlandsは欠席する形となった。
最終戦争が執り行われる10年前、1660年までプレイは継続され
皆黙々と内政に打ち込んでいた。
最終日は陣営戦に身を投じるわけになるのだが...。
2つの大国、それに呼応かのように参じる国々。
歓声と悲鳴がこだまする中で、哀しい魔王は生まれました。
『After All...』
『Everything Was Blown Away...』