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英国海軍が強力なのは
・グレートブリテン(イングランドとは別)のNI。
・海岸線の多い島国地形や植民地に裏打ちされた圧倒的海軍力。
・交易船多用や海戦多発による海軍伝統の高さとそこから湧き出るガチムチ提督。
によるものだ。2、3個目はいいとして、では1つ目のイングランドとグレートブリテンのNIによる海軍強化の差を見てみよう。
()内は取得順番、太字は海軍軍質
イングランド
・大型船戦闘力+10%、海軍伝統+1/年(1)
・水兵回復速度+10%、水兵維持費-10%(6)
グレートブリテン
・海軍士気+20%、大型船戦闘力+15%(0)
・提督機動+1、海上封鎖+33%(7)
・海軍伝統+1/年(8)
グレートブリテンにはイングランドには無かった海のElanたる伝統海軍士気+20%が新たに加わっている他、色々と海軍バフを盛りすぎてやばい。機動は海戦で非常に重要な要素であり、これらが後半のイギリスを 卍超時空要塞グレートブリテン卍 としている所以である。
主な方法は以下の3つ。
・イングランドに淘汰される前にブリテンの小国を食い橋頭堡にする。
・真正面からロイヤルネイビーを倒す。
・大量上陸ドクトリン。
1つ目は説明不要だし、2つ目については長くなるので後述する。ここでは3つ目について解説しよう。
大量上陸ドクトリンとはグレートブリテンの海軍が世界に散ることを逆手に取って、彼らが帰還する前に大量の陸軍をブリテンに上陸させてしまおうという作戦などのことを言う(筆者の造語)。手順は以下。
①大量の輸送船(時期にもよるが150~200kあると安心できる)とできる限りの大型船を用意する。
②陸軍30~40kを輸送船に分けてのせブリテン周辺の海域に浮かべる(リスクマネジメント)。大型船艦隊は5,6隻に分け英本土にある敵主力艦隊が出てくる海域に集める。
③宣戦布告と同時に自軍が一斉に上陸を開始。大型船艦隊は敵主力の上陸阻害を足止めする。すぐに負けるが他の大型船団で足止めする。全部一度に使うと沈没による士気低下でかえってあまり足止めできないので注意。そして沈没による士気低下の影響を抑えこむために足止め艦隊は最も火力と体力のある大型船のみで編成しよう。
④自軍がブリテンの沿岸プロビを占領したら輸送艦をそこに停泊させる。
このとき海域が自国から遠くて消耗が激しくなってしまうかもしれない。防止策としては(コア化距離が十分伸びる後半しか使えないが)マン島は1プロビ島嶼であり近くの要塞を占領すること無く奪えるため、事前に何らかの方法でこれを奪い自国の海軍基地と化しておくことか。
上陸に成功したらとっとと占領して自国のプロビが塗られる前に和平しよう。
ではイングランドに(ドイツ第二帝国よろしく)海軍で対抗するにはどうすればよいのか。
これはNI補正を除けば
・交易船を馬車馬のように働かせて海軍伝統を引き上げる。
・アイディアやポリシーに頼る。
の二通りである。前者は海岸線を増やして交易船を増産すればできる。そのため二つ目のアイディアやポリシーによって上昇する海軍に関わる数値について考察していく。
以下ではアイディアやポリシーによって発生する海軍補正を挙げ、それによる影響を考察する。(開戦に関わる軍質系は太字にしてある。また、ポリシーの海軍と関係ない効果は除外してある。ポリシー由来のとこのADMとかはどの属性のポリシーかを表す。)
海運海軍ポリシー
・私掠効率+50%、封鎖効率+50%
海運/Maritime
アイディア由来
・交易保護からの海軍伝統+100%
・水兵+50%
・船舶修理速度+10%
・修理に必要とする水兵-10%
・扶養限界+50%
・建造、維持、アップグレード費-10%
・提督コスト-25%
・封鎖効率+50%
・沿岸修理
ポリシー由来
・DIP 大型船戦闘力+10%、提督機動+1(革新/Innovative)
・DIP 海軍士気及び海軍士気回復速度+10%(宗教/Religious)
・DIP 水兵+25%、艦隊維持費-10%(経済/Economic)
・DIP 海軍扶養限界+33%(拡張/Expansion)
・DIP 海軍伝統+1/年(統治/Administrative)
・ADM 艦船喪失による士気低下-33%(人文/Humanist)
・MIL 海軍伝統自然減-1/年(貴族/Aristcratic)
・DIP 小型船コスト-15%、小型船戦闘力+15%(富豪/Plutocratic)
・DIP 提督機動+1、船舶耐久+5%(攻勢/Offensive)
・DIP 建造コスト-10%、海軍扶養限界+15%(防御/Defensive)
・DIP 海軍士気+20%(軍質/Quality)
・DIP ガレーコスト-15%、ガレー戦闘力+15%(軍量/Quantity)
海軍/Naval
アイディア由来
・提督白兵+1
・ガレー戦闘力+25%
・射撃+1、艦船喪失による士気低下-33%
・海軍伝統+1/年、海戦由来の海軍伝統+50%
・水兵回復速度+25%
・大型船戦闘力+20%
・海軍士気+10%、海軍戦闘幅+10%
・船舶耐久+10%
ポリシー由来
・MIL 提督射撃+1、海軍士気回復速度+5%(革新/Innovative)
・MIL 提督白兵+1、艦船喪失による士気低下-10%(宗教/Religious)
・ADM 造船期間-5%(統治/Administrative)
・MIL 海軍士気回復速度+5%、船舶耐久+5%(人文/Humanist)
・MIL 海軍戦闘幅+10%、封鎖による要塞包囲進捗+1(諜報/Espionage)
・DIP 拿捕率+33%(外交/Diplomatic)
・DIP 艦船交易力+40%、小型船コスト-10%(交易/Trade)
・DIP 海軍戦闘幅+20%(探検/Exploration)
では双方について考察していくが、その前に海戦における大切な要素がいくつかあるので紹介する。(不足があれば補って欲しい)
・士気 :陸と同じ
・機動 :↓に影響を及ぼす
・戦闘幅:一度に戦える艦船数
・軍量 :海戦は陸戦とは戦闘システムが違い、デスタック(とにかくたくさんおふねをたたきこむこと)が基本である
海運について
アイディアそのものには量強化しかないがポリシーには質強化も存在するため、非常に有用である。特に目を見張るのは
・革新ポリシーの機動+1と大型船戦闘力+10%。グレートブリテンとの機動差を埋め大型船戦闘力差を5%までに低減。
・攻勢ポリシーの機動+1と艦船耐久+5%。グレートブリテンとの機動差を埋める。
・軍質ポリシーの士気+20%(海のエラン!)。グレートブリテンとの士気差を埋める。
である。つまり海運、革新、軍質をとればグレートブリテンとの海軍軍質差は大型船戦闘力5%のみとなる(ついでに革新×軍質で歩兵戦闘力+20%)。ただしDIPポリシー枠は2つ食う。もうこれで大型船さえたくさんそろえればグレートブリテンに海戦で勝てるだろう。
海軍について
提督強化はありがたいが肝心の機動が無く、海軍士気は軍質アイディアと同じ+10%止まりで、戦闘幅だけは馬鹿みたいに最大40%増えるがそこと大型船戦闘力ぐらいしか評価点が無い。貴重なMILポリシーを食うのも問題だろう。ただし、ゲーム後半に余ったMILで取る手はある。というのもポリシーまで行かないと海軍軍質を上げられない海運とは違い海軍はある程度とることで海軍軍質を上げられる。つまりお手軽なのだ。したがって対ブリテン専用に取るのはありかもしれない。
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