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このページでは、各宗教に共通する基本仕様を解説する。
各宗教の個別の効果・機能は、宗教(個別)を参照。
宗教は、五種類の大きなカテゴリ――キリスト教、イスラム、東方宗教、ダルマ宗教、土着信仰――に分類される。
どの国家も、一つの国教をもっている。国教と同じカテゴリのものが異端、別のカテゴリのものが異教とされる。
異端・異教とは外交関係が悪化する他、聖戦CBの使用条件などに影響する。
なお、キリスト教同士、あるいは、キリスト教以外の同士なら婚姻*1が可能。また、キリスト教は同君連合が可能。
例:
フランスの国教はカトリックである。これはキリスト教に属するため、同じキリスト教に属するが国教が正教であるモスクワを異端と扱う。
また、オスマンのスンニはイスラムという別のカテゴリに属する宗教であるため、異教と扱う。
フランスは、異端であるモスクワとは婚姻できるが、異教のオスマンとはできない。また、フランスとモスクワは同君連合を組む可能性がある。
また、オスマンと黒羊朝(シーア派)は婚姻を結べるが、キリスト教でないので、同君連合の可能性はない。
国の各宗派に対する扱いを表す。
初期値は、国教が+3、異端が-2、異教が-3であり、これに宗派個別・NI・アイデア・ポリシーなどの修正が加わり決定される。
最大値は、国教が無制限、異端・異教が+3であり、最小値は無い。
各プロヴィンスの宗派に応じ、寛容度による修正を与える。
修正 | 寛容度がプラス1あたり | 寛容度がマイナス1あたり |
国家不穏度 | -1 | +1.25 |
税収 | - | -10% |
交易品生産量 | - | -10% |
ただし、ハンガリー・植民地国家などは、NIによって、寛容度がマイナスであることによる不利益が生じない。
なお、異端寛容度が+2以上の場合、国教のプロヴィンスが異端に改宗するイベントが発生しうる。
いくつかの宗派は、宗派個別の基本の寛容度修正を持つ。
国教+2 | ユダヤ・ゾロアスター |
国教+1 | カトリック・正教・コプト・ヒンドゥー・アニミズム・トーテミズム・インティ・マヤ |
異端+2 | 改革派・上座部・大乗・儒教 |
異端+1 | 密教 |
異端-1 | カトリック |
異教+2 | 呪物崇拝 |
異教+1 | ヒンドゥー |
国の宗教的団結を指す。
100%を下回る場合に、以下の修正を与える
修正 | 100% | 50% | 0% |
最大絶対主義 | +5 | +2.5 | +0 |
情熱/月*2 | +1 | +0.5 | +0 |
汚職/年 | +0% | +0.005% | +0.01 |
国家不穏度 | +0% | +1.0% | +3.0% |
安定度コスト | +0% | +50% | +100% |
信仰/月*3 | +0% | -0.5% | -1.0% |
教会力/月*4 | +0% | -50% | -100% |
人文アイデア等で宗教統一度を上昇させる場合、100%を超えることもあるが、そのときに利益は無い。
計算式:Σ( プロヴィンスのDEV × 寛容度影響 ) / 総DEV ※計算から、貿易会社のプロヴィンスは除外される
寛容度 | 影響 |
+3 | 100% |
+2 | 75% |
+1 | 50% |
0 | 25% |
負値 | 0% |
寛容度が+3を下回る宗派のプロヴィンスがあると、100%から低下していく。
異端・異教寛容を十分に高めれば、国教に改宗させずとも、高い宗教統一度を維持できる。
異端・異教を奉じるプロヴィンスに宣教師を派遣するで、国教に改宗させられる。
改宗している間は、プロヴィンスの不穏度が+6される。
また、宗教反乱軍によるプロヴィンスの占領によっても、反乱軍の宗教に即時に回収される。
DLC「Cradle of Civilization」有効化時は、イスラム限定で、交易ノードを通じて国教への改宗を行うことができる。
宣教師は通常1人であるが、以下の方法によって増やすことができる。
また、宣教師増のNIを持つ国も存在する。
伝統
個別
宿願
改宗は、一月あたりの改宗速度である布教強度の分だけ進行し、進行度が100%になった時点で完了する。
布教強度に影響を与える要素は以下の通り。
その他、いくつかの国のNIや、ポリシー、ディシジョンやイベントの結果で増減する。
宣教師が活動している間、活動するプロヴィンスのDEVと自治度に応じた維持費が生じる。
これは、宗教アイデア6で半額にできる。
なお、財政画面のスライダーで宣教師維持費を調節できるが、維持費を下げると改宗速度も下がってしまうので注意。
計算式:8.3 × DEV ^ 1+自治度 / 100
特定の条件を満たすことで、国教を変更することができる。
カトリック・プロテスタント・改革派は、正の威信を持ち、平時であるとき、宗教タブより相互に国教変更できる。
ただし、威信が-100する。
全宗教からシク教、土着信仰から非土着信仰、スンニ・シーアの相互は、安定度の低下と引き換えに、ディシジョンより国教変更できる。
イングランド文化の国では、宗教改革の進展に伴い、聖公会へ国教変更できるイベントが発生する。
日本・明・コンゴは、カトリックに国教変更するイベントが存在する。
和平条件として、同一グループの宗教間に変更が可能で、このとき国教と首都の宗教が改宗される。
属国に対しては、LDの上昇と引き換えに、宗主国と同じ国教への変更を強制できる。
宗教反乱が発生したとき、その反乱軍の宗教が、国家における半数のプロヴィンスの宗教であるとき、反乱軍の要求を受け入れることで国教変更できる。
国家における半数のプロヴィンスに満たないときは、反乱軍によるプロヴィンスの占領で、その宗教が拡大していくことを待つ必要がある。
ただし、非土着信仰から土着信仰への国教変更は原則不可で、唯一アニミズムだけに国教変更でき、アニミズムを踏み台にし、他の土着信仰に至る必要がある。
任意の宗教に反乱軍を用いて改宗したい場合、その宗教のプロヴィンスに、維持費ゼロの状態で宣教師を派遣すると、不穏度がある場合に宗教反乱を進展させるため、反乱勃発を待つ。
カトリックは国家を問わない全体値として「改革への欲求」を持つ。
様々な行動によって増減し、95%以上になった時点で「プロテスタントの改革」イベントが起こる可能性が生じる。
「プロテスタントの改革」イベントでは、プロテスタントの改革の中心地が発生する。
「プロテスタントの改革」イベントが起こると、カトリック・正教のプロヴィンスが、プロテスタントに改宗するイベントが起こるようになる。
「プロテスタントの改革」から15年経つと、「改革派への改宗」イベントが起こる可能性が生じる
「改革派への改宗」イベントでは、改革派の改革の中心地が発生する。
「改革派への改宗」イベントが起こると、カトリック・正教のプロヴィンスが、改革派に改宗するイベントが起こるようになる。
「プロテスタントの改革」から20年、または「改革派への改宗の発生」から4年経過すると「対抗宗教改革」が発生する。
改革の中心地は、周辺のプロヴィンスを一つずつ自動的に強制改宗していく。
改革の中心地は、中心地のプロヴィンスが改宗されると消滅する。
絶対主義時代に突入すると、改革の中心地は消滅する。
国教がキリスト・イスラム、統治者が男性、信仰の守護者が居ない、または居るが宣言から二年が経過しており現在の信仰の守護者より威信が高いとき、500ダカットを支払うことで、信仰の守護者となる。
信仰の守護者は、同大陸にいて同宗教を奉じる国が、他宗教を奉じる国から攻められた際、自動的に参戦を要請される。
要請を無視する、戦争に敗れる、または威信が0未満になったとき、信仰の守護者が失われる。
信仰の守護者である間、以下の修正を与える。
また、同宗教のすべての国に対し、信仰の守護者である間、関係が+10される。
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