各国戦略
本ページの内容は、ver1.30.3で確認されたものです。
結構簡単にオスマンは倒せる。運があれば。
かつての仕様では、ダーダネルスを海上封鎖してオスマンをアナトリア側に閉じ込め、バルカンを占領することで勝利することができた。
しかし現状では両岸を支配していれば海上封鎖していようが渡ることができるし、ミッションツリーの変更でランダム性が失われ、歴史的な領土に大量のクレームがつくようになってオスマンはさらに強化された。
と、いうのがver1.29の話。現verである1.30では、オスマンの弱体化などの要因により、ビザンツチャレンジは若干易化した。詳しくは追って説明する。
最初にすべきことは何をおいても同盟。オスマンAIは冷静に宣戦相手の戦力を分析しており、宣戦できる相手のうち一番弱い相手に殴りかかるようだ。AIはよく言えば合理的、悪く言えばワンパターンなので、同盟により防衛力を高めておけば哀れなジャンダル君あたりがオスマンの最初の標的となるだろう。ビザンツは幸いにして周辺に小国の同盟候補は事欠かない。ただし、隣り合う国同士はお互いにライバルとみなしていがみ合うことが多い点には注意が必要。例えば、セルビアと同盟してしまうと、ワラキアやアルバニアと同盟しづらくなる。筆者のお勧めとしては、ワラキア+アルバニア+コーカサスの国1つ。小国との同盟が簡単である一方、大国との同盟は一手間も二手間もかかる事が多い。①関係を改善する、②ライバルをあわせる、③対象国のライバルに侮蔑を飛ばす、④婚姻を結ぶといった感じで手段を尽くして関係改善を進めよう。同盟候補としてはハンガリーが筆頭でポーランドが次点。オーストリアやマムルーク朝も有力だが、両国とも初期の段階では外交関係が埋まっており、外交関係が空くまで待たされる場合が多い。ハンガリーがオスマンをライバル視しているととても同盟しやすくなるので、初期ガチャで狙ってみてもよいかもしれない。同盟の際には顧問の「政治家(外交評判+1)」と特権の「宗教外交官(外交評判+1など)」を揃えておくと同盟しやすくなるので忘れずに。顧問については初手からガチャでもいいかもしれない。
ところで、小国と同盟を結ぶと頻繁に婚姻のオファーが飛んでくるが全部断った方がよい。というのも、ハンガリー様、オーストリア様、ポーランド様やマムルーク様などと同盟できたら外交枠を開けるために小国同盟は破棄することになるが、その時婚姻が残っていると外交枠を圧迫するからだ。また、小国の同盟相手が、ハンガリー様やポーランド様や大オルダ様や黒羊朝様に攻められることがあるが、防衛は不可能なので大人しく同盟国を差し出そう。外交評判が落ちて大国と同盟しづらくなるがあきらめよう。
現行の仕様でメジャーな戦略の一つは「アルバニアトラップ」と呼ばれる手法である。
初手は同盟できる可能性のある国と関係改善し、片っ端から同盟して抑止力とする。
この戦略は大きく運がからみ、初手でオスマンに宣戦されるとリセットするほかないからだ。
幸いなことに現verでは、オスマンのミッションではコンスタンティノープルにクレームがつかないので、諜報網構築して請求権捏造されるまでの暫くの間は猶予期間がある。
DLCのMare Nostrumが有効ならば防諜コマンドを使って更に少しだけ時間が稼げる。
バージョンアップにより、階級から総主教の権威を貰えなくなり、初手でミハイルのイコン(規律+5%)を取ることはかなり運がよくないと不可能になった。
一方、僧侶階級の特権で士気+5%をとれる。
この戦略はまずアルバニアと関係改善していつでも同盟できるようにして置き、アルバニアがオスマンに宣戦されたらすかさず同盟してヴェネツィア、アルバニア軍とともにオスマンを殴る手法である。
特にアルバニアのスカンデルベグは、君主特性で士気が+5%されている上に、非常に優秀な5-5-5-0の将軍であるため、これと合体して動けば、オスマンの優秀な将軍と序盤のアナトリアユニットにも有利に戦えるだろう。
これは、AIに主導権を取られるうえに各個撃破される危険性もあるが、ビザンツは初期で10k程度を動員できる、場所が場所なら中堅国と扱われる国であろう。
また、今verのオスマンは弱く、アルバニア、ヴェネツィア連合にてこずっていることも少なくない。
また、今verからオスマンの首都であったエディルネが分割され、オスマンの首都要塞はレベル1の内陸となり、大幅に落としやすくなった。
さて、この戦略が成功すればおそらくビザンツは大半のコア州を取り戻し、国力は飛躍するだろう。
戦争リーダーはAIなので、ダーダネルスの対岸などの重要な州を割譲させてくれるかわからない所があるので、個別和平してもよい。
アルバニアのTrustは若干下がるが2~3州を取得する程度に戦勝点は確保できているはずだ。
個別和平しても、アルバニア側の和平で我々にコア州を返還してくれることも多いのであまり心配はいらない。
二回戦、三回戦目ではまだまだオスマンは強国なので、ハンガリーとマムルークを積極的に利用したい。
マムルークははじめは見向きもしてくれないが、一度オスマンを破ると国力差が縮まり、同盟してくれることが多い。また、抑止力としてモスクワとも同盟しておこう。
また、僧侶階級の特権で異端・異教寛容を-2する代わり、ToT+2、布教強度も積み増しできる。正教とは非常に相性がいいのでぜひともとっておこう。
それ以降はオスマンを解体することを考えるタイミングだ。
ブルガリア、エレトナ、あるいはオスマンに攻められたカラマンといった国のコアはオスマンを解体するのに有効だ。
州の文化のPrimary nationである国のコアは時間経過で消失しないので、周辺国に袋叩きにされたオスマン自体を属国にすると、大量のコア州が請求できるが、ヒストリカルライバルなのでLDが+50されてしまう。
ともあれ、瀕死の危機を脱したビザンツは、拡張先の選択肢も多く州も豊かであるため、君もBasileusになる一歩を踏めるはずだ。
別の戦略としてハンガリーとの同盟を活用した戦略を紹介する。概要としてはハンガリーがオスマンをライバル視している世界線でハンガリー・ワラキア・アルバニアと同盟し、停戦の切れる1450年頃に三ヶ国とともにオスマンを叩くというものだ。
選ぶ世界線はハンガリーとオスマンがライバルが必須であり、ビザンツとジェノヴァがライバルではない(ハンガリーはジェノヴァと同盟しやすい)、ビザンツ・ハンガリーとヴェネツィアがライバルであること、オスマンとクリミアが同盟しないことが望ましい。
初手でハンガリーと関係改善しつつアルバニア・ワラキア・テオドロ・トレビゾンド・コーカサス三国あたりとできるだけ早く同盟することでオスマンが最初に宣戦するのをを防ぐ。関係改善で足りない場合は外交評判を上げる顧問や扶養限界以上の軍量が必要になる。ハンガリーとの同盟に成功したらアルバニア・ワラキア・ハンガリー以外は同盟破棄してかまわない(1.30になって参戦させれる可能性がある周辺国が上記以外にも増えたという報告がある)。オスマンに諜報網を構築しつつ資金援助をもらうためマムルークと関係改善を行い、1448年中ごろになったらコンスタンティノープルの要塞を有効にして15~20連隊ぐらいまで軍を増強しよう。孤立しており余裕があるならエピロスを攻めて回収しておくとよい。1450年になるとハンガリー・ワラキアとオスマンの停戦が切れ、土地約束でハンガリー・ワラキア・アルバニアなどを引き連れてオスマンに宣戦することが可能だ(1.30では借金を作りやすくなったことと外交評判の顧問が必要な場合があることに注意)。
開戦までにガレー船をできる限り生産しておけばAI次第では海峡の制海権を取ってアナトリアからオスマン軍を渡らせなくすることや海峡を使った殲滅が可能となるので狙ってみてもよいだろう。
注意点としてはハンガリーが1450年までに戦争をしていたり、ワラキアで残酷特性のドラキュラが即位した場合は参戦させることができなくなる。また、オスマンが三か国以上と同盟している場合も勝算は低くなる。オスマンが同盟している国として想定されるのはクリミア・白羊朝・ドゥガディル・チュニス・グラナダあたりだ。運が良ければ0~1カ国の場合もある。
オスマンに宣戦するタイミングだが二通り考えられる。オスマン領のセラニク(マケドニア)が平時で使用停止されている場合とオスマンがアジア側の国と戦争状態なってすぐに背後を刺す場合だ。ここでは1450年になって前者の場合で開戦したことを想定する。宣戦事由はセラニクの再征服にして、防衛の布告や連隊に同盟軍接触の許可を忘れないようにしておこう。兵力は互角、軍質はオスマンが上、将軍ではスカンデルベクやフニヤディ・ヤーノシュなどの名将を擁するこちらが多少は上だ。使用停止で守備兵が0人になっているセラニクは一か月の包囲で確実に落とすことができる。こちらの連隊が少なくない限り、オスマン軍はコンスタンティノープル包囲に向かう可能性が高いだろう。セラニク陥落後の基本方針としては首都エディルネや1.30で追加された要塞のあるGeliboruを落とし、同盟軍とともに会戦で勝つことで戦勝点を50ぐらい稼ぎ、戦争疲弊を赤にすることだ。扶養限界以上の軍量であるため借金がものすごい勢いで増えていくだろうが30程度までは許容範囲で領土奪還後にすぐに返済していくことができる。最悪、コンスタンティノープルを落とされても会戦に勝ち続ければ十分な戦勝点を確保できる。
オスマン戦ポイント
①クリミアは軍も多くその位置から同盟軍の挙動をおかしくさせるため厄介だが、首都包囲+その他の州占領で離脱させれる場合が多い。
②ヨーロッパ側をすべて占領すると同盟軍が自国領内に引き籠ることがある。オスマンがヨーロッパ側の州を占領すると動き出す。ゲームの再起動を試すとAIが切り替わったりする場合がある。
③海峡の利用や地形を心掛けつつ、同盟軍がどこにいるかなども考慮してオスマン軍と戦うかを判断する。
④マムルークなど周辺国は稀にしかオスマンの背後を突かないので期待しない。
⑤オスマンを弱らせすぎると周辺がハイエナし始め、今後の拡張の支障になる場合がある。
うまくことが進めばコアすべて返還+賠償金で講和できるだろう。自信があるならばハンガリーにも領土を渡す必要はない。最低でも要塞のあるセラニクとエディルネとゲリボルは確保したい。戦後はヴェネツィアなどに宣戦されないよう同盟を確保し、借金の返済、20隻以上のガレー艦隊の整備を進める。オスマン2戦目は属国ブルガリアを作成し、再征服の開戦事由を使う。1万程度のオスマン軍をヨーロッパに渡らせたのちに整備したガレー艦隊で海峡を封鎖することで一方的にオスマン軍を殲滅すことができるためビザンツ単独でも勝利はたやすいがクリミアから迂回する可能性もあるため海峡を封鎖し続けず、黒海に艦隊を派遣して監視しておきたい。厄介なのはクリミアが敵にいる場合で速やかに占領して離脱を狙いたい。また、ハンガリーもブルガリアを狙っているため注意しよう。
なおハンガリーと同盟して1450年にオスマンを叩くという戦略はアルバニア・セルビア・ワラキア・聖ヨハネ騎士団(ライバル関係によってはヴェネツィアとの両立も可能)などでも難易度・再現性は異なるが可能であるため実績を目指す機会があるならば試してみてほしい。
※この記事は1.36.1時点で書かれたものです。
要塞を海上砲撃できるようにしておき初戦のオスマン線を有利に進める戦術。
v1.35までは海上砲撃に加えてガリポリへの要塞突撃により海上封鎖を完成させる戦術が有効だったが、初期に要塞突撃に-75%の特権が付与されたため不可能となった。とはいえ、現バージョンでは包囲を速やかに進め、要塞包囲中に分散した味方を各個撃破されるのを防ぐのには有効である。
ガリポリ要塞の要塞レベル2の海上砲撃には大砲200門が必要のため、初期海軍の増強が必要。建艦プランは下記の通り。
船舶の建造にもデバフ特権「共和国への依存(造船時間-200%)」が初期で付与され、ガレー船の建造が1年かかるところ3年なっているが、初期領土+アテネ+エピロス(征服前提)で8領土あるため、イピロス征服後に全領土で建造すれば4年程度で準備が間に合うこととなる。イピロスを属国化した場合は頑張って独立欲求を50%未満とすればガレー船の建造が可能となる。他方、大型艦を使用するプランは建造に6年もかかるため採用しづらくなった(特権の大型艦確保でも5年が必要)。
大型艦 | 小型艦 | ガレー船 | 輸送艦 | 説明 | |
ガレー船 | 0+0 | 2+0 | 5+8 | 6+0 | 8州で建造すれば3年で準備完了 |
大型艦パターン | 0+2 | 2+0 | 5+2 | 6+0 | 大型艦の建造に6年必要なため採用しづらい |
同盟と海軍と準備が整えば開戦となるが、v1.36ではオスマンの海軍が強化されたようで(オスマンの強化というより敵AIの強化のためかも)、海戦を仕掛けられて敗北する可能性が高まっている。これには属国の海軍を結集することで対応しよう。属国の海軍はそのままでは自軍に追随してくれないようだが、属国の軍事方針を「支援」とし、自国の海軍に「追随許可」とし、属国の港に立ち寄って合流するとこちらの海軍に追随してくれるようになるようだ。(イピロス属国化パターンでは)自国の海軍をイピロスに滞在させた状態で開戦し、イピロス海軍の追随を確認したらアテネに移動し、アテネ海軍の追随を確認してらボスフォラス海峡へと進むのがよいだろう。一瞬でもボスフォラス海峡を制圧できればガリポリへの海上砲撃が可能。その上でオスマンとの海戦に勝利したり、オスマンが海戦をあきらめるようであれば、ガリポリの海上封鎖を続けよう。
注意点は下記の通り
2戦目でブルガリアを奪還し、オスマンをヨーロッパからたたき出しても情勢は予断を許さない。ヴェネツィア・ジェノヴァはエーゲ海に居座って虎視眈々とギリシアを狙っており、ハンガリーやポーランドも南下して襲ってくる可能性がある。小アジアではオスマンに代わってマムルークが台頭し立ち塞がるだろう。モスクワ・オーストリア・ハンガリー・ポーランドあたりは同盟国たりえるかもしれないがここぞという時で役に立たないことも多いので依存は避けたいところだ。
ヴェネツィア・ジェノヴァはDLCのMare Nostrumを導入していると多くの1プロビ国家と同盟を結ぶ通商同盟を設立し、フランスなどの大国を後ろ盾としていることも多く、史実ではライバルであったにもかかわらずビザンツ憎しで組んで攻め込んでくることすらありえる。彼らを東方から永遠に追放するには4万以上の陸軍と迂回宣戦による外交破壊などの工夫を要するかもしれない。スコピエやセルビアなどの山岳地帯に要塞があれば効率的にギリシャ本土を防衛して侵攻してくる敵を撃破できる。
オスマン亡き後にアナトリア半島に進出してくるマムルーク朝との対決は実績Basileusの達成においても避けて通れないだろう。アナトリアへの進出を急ぎイスラム諸国へのAE管理に失敗してマムルーク朝を中心とする包囲網が形成されてしまった経験を持つプレイヤーも多い。早期にアナトリア半島を掌握しつつイスラム諸国による大ジハードを避けるためにもブルガリア・エレトナ・カラマンといった多くのコアを持つ属国を作成し、再征服cbを使った拡張が必要となる。16世紀のマムルーク朝は6~8万の軍量を誇り、正面から打ち勝つには6万以上は動員したいところだ。ヨーロッパ側に渡らせたのちに優勢なガレー艦隊で海峡を封鎖して退路を断ち殲滅してしまうという手もある。借金や反乱で役に立たないこともあるが健在なら黒羊朝と同盟して参戦させるのもよいだろう。アナトリア半島からたたき出した後もアンタキヤやシドンあたりから属国シリアを作成し、ごっそりとシリアを再征服できればもはや脅威ではないだろう。
ちなみに、ビザンツはアンティオキア、エルサレムの領有*1で総主教の権威が加算されるイベントが発生するので、シリアを開放するのはイベントを待ってからがいいだろう。
Basileus達成にはクリミア半島の2プロビも必要となるため注意、気づいたらモスクワの同盟国・属国になっていたりする。DLCのPurple phoenixを導入すればビザンツ専用の強力なイベントと大量のミッションを追加できるのでぜひ欲しい。ロシアと正教会を強化するThird Romeも重要だ。個人的にはビザンツでスムーズに拡張するには序盤で軍量などの軍事アイデアを一つとった方がよいように思う。
焦点となるのは宗教アイデアの扱いである。
大まかに2つの考え方がある。
一つは、ビザンツが戦うのは基本的に異教・異端であり、正教は積極的に州を改宗することによって真価を発揮する宗教であることから、聖戦CBを使えて改宗費用を直接・間接的*2に節約してくれる宗教アイデアを最優先で取得するという考え方。この場合は遅くとも2番目*3に取得するのが望ましい。
もう一つは、ビザンツは元々布教強度が高く*4、宣教師を稼ぐ手段が多い*5ことから、宗教アイデアが無くとも普通に改宗プレイが可能なので不要であるという考え方。この場合は代わりに人文アイデアを早期取得して反乱対策をするのが望ましい。ただし、長期的には人文アイデアを取るよりも、宗教アイデアで改宗したほうが州不穏度は下がる。
目安としては、序盤からユスティニアヌス帝みたいな大拡張をしたい場合は、改宗速度が速ければ速いほど良いので宗教取得戦略を、安定性重視で経済強化しつつ無理せず拡張していくなら、改宗速度が過剰になるおそれがあるので宗教非取得戦略をお勧めしたい。あくまでも目安であるが。
それ以外のアイデアについて、グループごとに順番に述べていく。
まず軍事系アイデアであるが、序盤においては基本的に避けるべきである。
アイデアの取得のために軍事技術が遅れては元も子もないからだ。
もちろん、軍事に優れた君主がいれば同時並行で上げることも可能なのだが、残念ながらビザンツは初期君主・後継者ともにあまり優秀ではなくMILが不足しがちである。
MILに余裕が出てきたあとで、ポリシーも考慮しながら各自好みの物(言うまでもないが海軍は論外)を取れば良いと思う。
統治系アイデアでは、経済、人文が比較的優秀。
特に人文は、上記の反乱対策もさることながら、受容文化枠が2増えるのが地味に強い。主教座を置けるステートを確保しやすくなるからだ。
最後に外交系アイデアだが、やはり外交・影響が頭一つ抜けているだろうか。
最終的には両方取るのが良いと思うが、ポリシーとの兼ね合いを考えれば、宗教アイデアを取得するなら外交アイデアを優先し、宗教の代わりに人文を取るなら影響を優先した方が良いだろう。
海峡を使った殲滅の例 海峡封鎖によってオスマン軍の撤退先がないので勝利=殲滅となる
※ver1.30
※この記事は1.35.6時点で書かれたものです。1.36では内容が更新されています。
政府改革 | 効果 | 備考 |
ビザンツ専制政治 | 年間威信+5 絶対主義-25 | 初期の政府改革 |
改革ビザンツ君主制 | 議会の解禁 月間自治率-0.05 分離主義の年数-5 文化変換コスト-20% 利用可能な最大議席数+8 | ミッション「ブルガリア征服」達成後に議会が解禁 イングランドと同じく貴族階級が排除されない |
※この記事は1.36.1時点で書かれたものです。
プロノイアはビザンツ専用の属国タイプで、外交枠を使わず、辺境伯と同じく士官派遣(従属国の士気+20%、規律5%)が使用でき、君主点なしに併合できるメリットがある一方、独立欲求に世襲プロノイアで25%、プロノイアで50%ものペナルティを有する。とにかく、独立欲求のペナルティが厳しいので設立と領土の管理には気をつけた方がよいだろう。また、宗主国への陸軍FLは普通の属国から-5されたものとなるため、かなりの規模の国(開発度だけなら500相当、連隊兵舎込みでも200-300は必要)でないとプラスにすることが見込めない。筆者雑感としては、軍量にも大きなバフの入る辺境伯を育てた方が確実に軍量は上回るだろうという感じ。プロノイアは君主点なし併合のための従属国と割り切る方がよいだろう。
ミッションの「プロノイアの管理/プロノイアの権利」をクリアすると下記のプロノイア強化イベントが発生する。
ルート | 選択肢 | 効果 |
Ⅰ. 集権ルート | 1 | プロノイアは非世襲のプロノイアとして作成される |
2 | プロノイアの併合により直轄地が+5%増加 | |
3 | プロノイアの年間陸軍伝統+3% | |
4 | プロノイアの規律+5% | |
Ⅱ. 分権ルート | 1 | 国家補正「プロノイアへの依存」のプロノイア数+4 |
2 | 国家補正「プロノイアへの依存」のプロノイア数+2 プロノイアは宗主国に陸軍FLペナルティを与えない | |
3 | 国家補正「プロノイアへの依存」のプロノイア数+2 プロノイアの陸軍FL+5 |
個人雑感としては、I-1は独立欲求50%未満でないと併合できないようなのであまり意味はなさそう。IIの国家補正「プロノイアへの依存」やII-1のプロノイア数増加は、プロノイアが使いやすくなってくる中盤以降は陸軍FL100ごとに1プロノイアを確保できるのであまり必要ない。前述の通り属国軍に期待するなら辺境伯の方が使いやすいので、I-3、I-4、II-3あたりも微妙。となると、I-2やII-2が選択肢だろう。II-2はプロノイアの大きな弱点を潰してくれるのでとてもありがたい。
独自のLv2政府改革「プロノイア制の改革」ではプロノイア数+2に加え、衛星国が解禁となる。
衛星国はコアを持たないため再征服によるAE低減の役に立たないが、宗主国と同じ宗教で設立される。プロノイアの国教は独立欲求には影響しないが、友好度の確保には有利であり、改宗プレイをする場合はプロノイア領の改宗もできて便利である。また、外交枠を使わないことから、正教の国家数を確保して、信仰の守護者のLvを維持するのにも便利である(5ヶ国のLv2で戦争疲弊-0.03/月、10ヶ国のLv3で士気+5%)。
「Ⅰ.集権ルート」のミッション「プロノイアの管理」の選択肢2にはプロノイアの併合ごとに直轄領が+5%されるという驚きの効果がある。この効果と政府改革Lv2の「プロノイアの改革」を組み合わせると、反抗する国力を持たない1州の衛星国を作成して大量のプロノイアを用意しておき、君主死亡時の併合を待つだけで直轄領がどんどん増やして行く事が可能となる。中盤以降は集権ルートでも5国以上のプロノイアを保有できるため、半世紀も経つ頃には直轄領は100%に張り付いているだろう。
また、どこでも1州で作れるという点で衛星国が便利だが、国力が増大する後半ならばプロノイア数も増え属国を圧倒する国力がついてくることから、衛星国すらいらないだろう。
筆者雑感としては、最大絶対主義の確保手段が増えている最近のバージョンでは、直轄領割合の効果自体が強いとは言えないので、この稼ぎの効果もほどほどである。しかし、特権管理というゲームバランスの有力な柱をぶっ壊しているのは大丈夫なのか、と言いたいところ。
※この記事は1.36.1時点で書かれたものです。
ミッション「コンスタンティノープルの補強」でセルビアに支援を求めるを選択した際の、セルビアのリアクションは下記の通り。
最大限友好度や態度を稼いでもa:b:c=2:2:1の確率で選択されるため、必ず250ダカットをもらうことはできないが、友好度は150まで稼いでから実行した方がよいだろう。
選択肢 | 効果 | 評価項目 | 倍率 |
a | ビザンツに250ダカット贈る | 基礎倍率 | 0.5 |
態度が友好的もしくは同盟 | 4 | ||
友好度が125以上 | 2 | ||
友好度が150以上 | 2 | ||
b | ビザンツに150ダカット贈る | 基礎倍率 | 1 |
友好度が75以上 | 2 | ||
友好度が100以上 | 2 | ||
友好度が150以上 | 2 | ||
c | ビザンツに50ダカット贈る | 基礎倍率 | 1 |
友好度が25以上 | 2 | ||
友好度が50以上 | 2 | ||
d | 何もしない | 基礎倍率 | 0.5 |
態度が敵対的・ライバル・無関心でない | 0 | ||
友好度が0未満 | 3 |
宗教家の特権「東西教会の合同」が存在する場合、定期的に大規模な宗教反乱が発生するイベント。
放置していると30ヶ月ごとに大規模な宗教反乱が発生して大変なことになる。
アテネを含む初期中核州が15なので、オスマンとの初戦が終わったらすぐに「東西教会の合同」を外しにかかりたいところ。
条件 | 発生頻度 |
基礎発生率 | 240ヶ月 |
1460年以降 | x0.5 |
都市数15 | x0.5 |
都市数30 | x0.5 |
発生する反乱の数 | |
開発度300以上 | 3 |
開発度150以上 | 2 |
それ以外 | 1 |
たいていの国で言えることだが、初期の商人は首都配置の方がよい。TVの大きな転送が見込めない状況で首都ノード外に商人を配置しても、TP+10%しか効果が見込めないが、他国のTPもあるのでTP+10%は収入+10%に結びつかない。首都配置なら、交易効率+10%で確実に収入が10%増える。
要塞維持費の削減機能は占領中の敵要塞ににも適用される。そして、効果が50%減少ではなく100%減少となる。序盤のオスマン戦で海峡封鎖で占領点を稼ぐ場合は是非活用しよう。
残っていれば初期属国のアテネに要塞の占領権を渡すことでも要塞維持費を削減できる。オスマン領に反乱軍が発生した時のリスクに備えるならば要塞維持費削減による即陥落が起こらないこちらの方が良いと思われる。講和直前に占領権を自国に戻すのを忘れずに。
ビザンツの拡張では東方のイスラム諸国への侵略的拡大が問題(特に序盤のマムルーク)になるため、商人配置による関係改善+15%(侵略的拡大の減少に寄与する)を活用しよう。
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