「というわけで主人公復活!」
「おめ」
「初ルール。真の伊達者でいたいから日本には絶対変態しないことにした」
「他の氏族に乗っ取られたらどうします」
「名字がビコルカバディとかになったら即辞めてやるわ。」
「秀吉に仕返ししましょう」
「当然じゃ」
「では、その準備は何から?」
「全力で秀吉の靴を舐めて差し上げろ」
「えっ」
「はよう婚姻+友好使節送れ」
「あれほどの屈辱を喰らって悔しくないんですか」
「 悔しい・・・悔しいが今はこれでいい」
(――深い、思慮があるに違いない・・・)
「秀吉に色々と発射しました」
「徳川に続き、島津どのと同盟成立!」
「大変結構」
「これで防御が固まりましたね」
「秀吉の使者が先ほど参りました」
「さっそく好意の返礼が来たか」
「そ、それが・・・」
「・・・それが?」
「・・・陸前の城下町を荒らして帰りました」
「猿だけに去るのはやー」
「もう秀吉のガキぁ、ワシ我慢ならんのですけど」
「耐え難きを耐えろ・・・今はこれでいい・・・(扇子を握りしめる)」
(――熟慮されての上のことだろう、私も耐えよう・・・)
「島津が毛利に 宣 戦 布 告 !」
「陣営分けはどうなってる?」
「同盟なしのタイマンにございます!」
「西日本の覇者を決する戦いになりそうだな」
「ちなみに島津から参戦要請は来てません」
「観戦武官を派遣しておけ」
「島津の勝ち!毛利を併合しましたぞ」
「やっぱ島津ツヤー」
「これにより島津は岩見銀山を含む11州を領有することになり、豊臣の10州を上回る大国となりました。」
「秀吉がまた参勤交代とか言って、嫌がらせしてきました」
「忍び難きを忍ぶぞ・・・メリメリッ(扇子のきしむ音)」
(――我慢、我慢・・・)
「な、なんと今度は長宗我部が島津に宣戦しましたぞ!」
「どわっ!長宗我部狂ったか?」
「徳川 赤松 細川を連れての対島津包囲網みたいです」
「島津より参戦要請の使者!どうします殿」
「応じてやれ。。大丈夫だろ・・・多分」
「あい」
「足軽1部隊雇ったら、索敵しながら島津本体と合流せよ!(キリリ」
「あれ我が軍領内にいませんね」
「ちょ、マウス貸せ ササーッ」
「あっ(維持費最低)」
「あっ(オワタ)」
「 やっちまったぜ!」
「はぁー(溜息)」
「頼む逃がしてくれ!!!!!!!!」
(お祈り中)
「全滅免れた!!!!!!!!」
「はぁー(安堵)」
↓
「 島津無視して敵軍全部こっち来てますwww」
「うわあああああああ」
↓
「あっという間に二州占領され、首府陸前も風前のスモールファイヤー!」
「島津なら、島津ならなんとかしてくれるはず・・・」
「おくれましたが戦力比較です。」
「うわぁ、無理じゃね?」
「島津が5k以上兵を雇う気がないのが問題ですね。」
「どうすんだこれw」
「上杉が北条から二州かっぱぎましたよ。さらに越後の産品が金になってます」
「非情に重要な情報だが、忙しいので後回し」
「地味にゲリラ戦やってたら、島津やる気出したのかフルに徴兵してるな」
「島津が敵本体を捕捉しましたぞ!!!」
「乱入するぞwww政宗アターーック!!!!!」
「いよっしゃあああああああwww」
「完全に戦況好転しましたね。」
「島津領は無傷で我が国は全領土占領されてるけどな(マジ怒」
「われらはなめられてますねえ(溜息)」
「もう開戦から5年経ちました。われらは疲弊しきっております」
「戦勝点90%超なのに、島津はなにを考えてるんだ」
「島津が望むこと、との発想に立てば・・・」
「あっ、島津の要求州占領して譲ってないわ」
「・・・(おめえはなにも考えてねえな)島津に阿波、丹後の占領権を譲渡しました」
「これで、終わるかな?」
「すぐ終わりました」
「島津が長宗我部を逆レイプしただけの戦いでしたね」
「我らが手にしたのは、島津の友好度13のみか」
「いつか島津に借りを返してもらいましょう」
「さて戦争も終わりましたし、対秀吉に本腰入れていきましょう」
「おうよ」
「秀吉の忠実な犬を演じた意図をそろそろ教えてください」
「――よかろう。これは復讐の一番槍よ。」
「オレは秀吉が憎くて憎くてたまらない。しかし力ではまだかなわん。」
「そこで全身全霊をかけて奴の靴をなめて臣従を装うことにした。」
「そして・・・奴にスキが出来たら最後、オレの正体を知らしめ・・・」
「最高の形で殺してやろうと、――そう思うておる!」
「オレにできると思うか?」
(あるいは・・・この方なら・・・)
政宗の全身を叛気がつらぬいた――
「まずは長い戦乱からの復興ですね」
「状況を教えてくれ」
「一番重要なのは下野を占拠している8kの反乱軍でしょうか」
「数が多いな。負けたら色々とシャレにならんぞ」
「厭戦度は二桁、借金もございます」
「把握。では最新の勢力図を見せてくれ」
「こちらです スルスルッ」
「なんだこのポップアップは」
「殿、我慢ですよね。ガ・マ・ン」
「できるか!!!政宗ビーム!(扇子を小十郎にぶん投げる)」
「ぶべらっ」