各国戦略
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はじめに†
データ/中華皇帝も適宜参照のこと。
明は1444年時点では他の列強と比較し、三倍以上の開発度を持つ最強国家である。
しかしながら明には初期大国なりの不便さがあり、オイラトや女真などで清や元を形成*1したほうが経済面以外は楽である。
そんな明でプレイしていく為には、国内の難題を解決していくことが最も大切だ。
今回はオスマン・フランス・イングランド・スペインのような大国を難なくプレイできるレベル以上を想定し、植明帝国の形成を拡張方針として解説していく。
DLCに関しては全入りを前提としているが、中華皇帝としてプレイするのでMandate of Heavenは最低限必要だろう。
準備説明(諸問題の内容と拡張方針の説明)†
明が抱える諸問題†
- 北方の遊牧民への対処
- 北方の遊牧民国家たちは共に征服し合い、気づいたときには大国になっている。国難「無防備な国境線」の条件を満たされると面倒
- 明は初期からGoverning capacity(領土管理限界)がカツカツであり、統治技術8で裁判所が建造可能になるまで征服事業など以ての外である注意点で説明
- 宗教改革の時代以降の国難「明朝の危機」
- 中華皇帝の改革を通すとほぼ確実に50ヶ月以内に発動する国難である。回避方法は改革をしないことだが、そうなると中華皇帝はただのお荷物と化してしまう。*2AI明はこの国難で無理をして爆発四散するようになっている。
- 最大絶対主義
中華皇帝は正統性を持たないので正統性由来の最大絶対主義がなく90以下となってしまう。
これは上の三つと比較するとさほど問題ではないが、大拡張するなら対処する必要がある。
拡張方針†
上記の問題を考えたとき、明は統治技術8まで自国領土を増やさないことがほぼ必須になってくる。
明は経済が優秀な癖にゲーム前半において人的資源に余裕がないため、ダカットが余る。
新大陸やマラッカノード、喜望峰など交易上の重要拠点を抑えることができれば交易収入は安泰である。
全体を通しての注意点†
- 中華帝国の改革
- 基本的に天命が100近くになったらすること。
改革をすると天命が70も下がりとても強烈なマイナス補正を受ける。
AI明は90辺りで改革を行ってしまうため改革直後は非常に弱くなっている。
- 儒教の他宗教との調和
- 調和が99ぐらいになってから始めると、他宗教との調和の速度がほぼ最高になる。初手他宗教との調和をすると調和が50を切って汚職が増え、汚職対策費に全てを食われるので注意。
異端寛容が高いので不穏度の面では後回しでもいいが、東方宗教グループの宗教*3を調和すればその宗教が条件のGreat Projectを使用できる。
初手の他宗教との調和は異教を勧める。新大陸や植民可能州は全て異教州なので、植民で拡大する明と相性が非常に良い。完了時の永続バフとして得られる不穏度&color(green){-1}も「明朝の危機」を抑え込むのに一役買うだろう。
こちらも参照
- 顧問
- できるだけレベル5顧問3人の体制を保ちたい。顧問レベルに応じて能力主義が上がり、能力主義は顧問を安くする。
- 拡張
- Cotや河口などの交易力バフがついている州を優先的に、1ステートに1つ以上交易会社の州を、それ以外はテリトリーとするとよい。収入が10000ダカットを超えたら全てテリトリーで良くなってくる。
- 階級の土地
- 5年おきに没収を心がけるべし。
大体の流れ†
統治技術8(1505年)まで†
まず階級/Estateの管理だ。
与えたほうが良い特権としては顧問コスト減の特権だ。これに能力主義と茶の交易ボーナスを含めれば-60%、さらに上座部仏教を調和すれば-70%となる。
各君主点+1の特権はお好みで。初期君主が無能なので入れたいが、王領を増やすことで政府改革を早く進めるのも捨てがたい。
次に西のカムと同盟、関係改善で属国化する。
北のオイラトがモンゴルを併合したら、モンゴルを属国開放、特権「強力な公爵領/Strong Duchies」をつける。もうカムは併合して構わない。カム領土で成都ノードである州を全て交易会社にし、Cotをレベル2にして交易会社投資を行うと商人が出る。この商人は広州から杭州に交易を流すのに使うとよい。これだけで収入が15は上がる。
好みのタイミングで大越を武力脅迫し、Great Project 「フエの皇城」をいただこう。調和増加にバフがつくのは非常に嬉しい。
無能皇帝が死に、ルネサンスを受容し、軍事技術が5になったら、モンゴルの再征服でオイラトに侵攻する。軍質でも軍量でも圧倒しているので余裕であるはずだ。
初手アイデアを探検にし、北アメリカやオーストリアを探検、植民者+4or5か所に植民する。陸軍維持費は最低値が基本なのでこれでも収入は黒字となる。
1500までにカリフォルニアに植民地国家ができているのが望ましい。植民地主義の自国発祥を望めるし、発祥せずとも自国に伝搬するようになる。
2つ目のアイデアは人文か拡張のどちらかを勧める。
- 拡張は植民速度を速めて南米、太平洋諸島に植民する余裕を与える。商人不足の明にとって商人の追加は嬉しい。テリトリーの自治率-10%もテリトリーを多用する明にとっては利益になる。
- 人文は他宗教との調和の速度増加や調和の増加と儒教国家には嬉しい効果がある。「明朝の危機」においての不穏度削減も地味に役に立ち、アイデアコスト-10%がついてくる。
工房や工場を建て、交易もうまく回せば、1500年には収入が150ダカット程度にまでなっているはずだ。
交易は成都→広州→杭州→西安→北京と回すと利益が最大化できる。太平洋諸島の交易会社や植民地国家で商人を増やして対応しよう。
明朝の危機†
統治技術8になる1505年あたりで宗教改革の時代になり、「明朝の危機」の発生条件を満たすことになる。
改革を通さない限りは国難にはならないので、しっかりと準備を固めておくことをお勧めする。
事前準備†
- 宋明理学の復活 / Resurtgence of Neo-Confucianism
- 1500年以降に起こるイベントで、国教変更しない限り異端寛容を+2に出来る選択肢がある。不穏度の低減に役立ってくれるだろう
- 国難発生時に天命が-35される。天命を無駄にしないように改革を進めたい
- 借金があるなら返済し、国難発生時の汚職対策に2000ダカット以上を最低でも用意(重要度高)
- 反乱軍対応のために人的資源を80000ほどまで貯めておく
- 安定度の減少対策のために統治点をためておく(安定度は天命の増加に影響する)
- 勅令の人口調査の実施を使用して、税補正のデバフを軽減しておく
- 植民を完了させておく。国難中に植民者以上の植民をする余裕はさすがにない
イベント反乱軍への対応†
初めに沸く5つの農民反乱軍が基本的に規模は最大である。
それ以降の対応は大して難しくない。*4
あらかじめ複数の軍を各地に配置しておき、ポップアップを閉じる前に蜂起する場所に配置することを繰り返すことになる。
場所は中華亜大陸のどこかに限定される。
鎮圧する選択肢を選ぶと天命が5増加する。天命が75以上にならないと国難は終わらないので鎮圧一択だ。
イベント外の反乱への対応†
国難中は国家不穏度+15される。
これに天命ゼロデバフも加わって、そこらじゅうで分離主義反乱やらがお祭りを始める。
ただ、この不穏度デバフは決して抑え込めないものではない。
基本値の国教寛容度+3、調和100で国教寛容度&color(green){+3}、宋明理学の復活 / Resurtgence of Neo-Confucianismで国教寛容度&color(green){+2}、顧問で不穏度&color(green){-2}、異教グループ調和で不穏度&color(green){-1}、安定度で最大&color(green){-3}、人文アイデアをとるとさらにマイナスされる。
これらの不穏度減を重ねた上で、全土の自治率を上げることでイベント以外の反乱軍をなくすことができる。
イベント反乱、通常の反乱対応に共通するポイント†
以前と同様、国難(士気-15%)と低天命のペナルティ(被ダメージ増)で軍質は大きく落ちている。
とにかく大戦力をぶつけて圧勝し人的資源の減少を抑えることだ。
海上輸送なども用いて戦力を必要な時に必要な場所に集中させよう。
明朝の危機の正体†
明朝の危機は、結局のところ何がつらいのか。つまるところ金不足がつらいのである。
厳しいのは国難中のデバフが明の経済を徹底的に痛めつける点だ。
生産量補正、税収補正が-50%となり、何度も言うがこれに天命ゼロ由来のデバフも乗っかる。
これまで収入150ダカットあったものが100ダカットを切る。陸軍維持費も汚職対策費も下げられないからずっと赤字だ。
赤字だから傭兵に手が出しずらく、結果として人的資源が底を尽き、反乱軍にすら勝てなくなってAI明は崩壊の道をたどるのである。
終了条件は、腐敗度5以下、借金5口以下、の2点である。貨幣改鋳も借金もできない。(腐敗度は開始時に+5される)
「明朝の危機」とは軍事的な危機ではなく経済的な危機なのである。
この事態を避けるため、事前にダカットを用意しておくことが必要なのである。
以下にこのような悪循環に陥った場合への対応策を幾つか挙げる。
- 階級に土地を売る
事前にしっかり土地を取り上げておく。ただしクールダウン期間があるので国難中に使えるのはせいぜい1、2回
- イベント外の反乱軍を潰しておき小休止が取れるタイミングを作る
維持費を下げられればある程度経済をもたせられる。
注意点はイベント反乱があるので完全には下げられないことと、下げると補充が遅れる点だ。
- 臣民から搾取
雲南あたりの異教異文化州を中心にダカット(または人的資源)をむしる。
中国は広いので搾取し放題で、極論だが天井に張り付きがちな統治限界の解消にもなる。
反乱軍の数は反乱派閥の不穏度がある州の開発度準拠なので、この点でも効果はある。
- 朝貢国に貢がせる
貢物として君主点のほかにダカット、人的資源も指定できるので活用。
- 軍縮
イベント外反乱を潰しておけばイベント反乱軍の対応をすればいいだけになる。
塩梅は難しいが、部隊を連結して連隊数を減らすのも選択肢になるだろう。
なんとか、2回めの分離主義反乱が始まる前に国難を終わらせよう。
補足事項†
- 国難が終結すると天命が100近くになり、また改革が出来るようになる。
- 大航海時代には発生しない。その間に少なくとも2回、最大で4回、改革を通せる。
- 人的資源が枯渇したら布告をだす事も検討してみる。ただし、財政負担が増えるので、あらかじめ人的の建物を集中的に建てたエリアを作っておき、布告を出す範囲は最小限にする。
- この国難を長引かせて反乱イベントから得る天命で中華帝国改革を通していくことも可能 (YouTubeに動画が上がっているが、経済的負担に耐え抜く必要がある)
明朝の危機~1610年†
明朝の危機が終結してから1610までにすることは、収入と人的資源を絶対に枯渇しないほどに高めることである。
そのための方針は、新大陸→東南アジア→喜望峰の交易ラインを確立することになる。
具体的には、まずマラッカ、モルッカ諸島ノードを抑えることだ。モルッカ諸島には1500年までに作った足掛かりがあるので、そこからマラッカに侵攻していく。得た領土は交易会社にする州とテリトリーのままの州で選別し、地方ベンチャーや港の交易会社投資を行う。
交易首都を喜望峰に移し、新大陸→ポリネシア→モルッカ諸島→マラッカ→喜望峰と交易力を流して回収すると、交易収入は300に届く。
領土管理限界については、中華のステートをテリトリーにすることで対処可能である。
そのころには大体の工場が建造可能になっているので、中華には廃兵院を、マラッカやモルッカ諸島に工場を建てていくと収入には困らなくなってくる。
また、中華皇帝の改革について、順当に進めば1500年代後半には6つ目まで進んでいるだろう。
そこからは天命値を100に保てばいいだけなので、借金をしないという制約からも解放されている。
絶対主義時代以降†
もうやりたい放題である。特に言うこともない。
強いて言うならだが、革命することで天命を投げ捨てることができるという点がある。
その他†
内的要素†
中華皇帝政体†
中華皇帝は改革と能力主義を利用する法令からコア化コストを-20%にできる。
また中華皇帝は朝貢の強制CBから陸で隣接したら有効になるので請求権がなくても宣戦が可能。(対象国を朝貢国にしないと領土が取れないという問題は存在する)。
能力主義から顧問コストを最大-25%でき、階級の特権があれば高い顧問も安く出来る。
朝貢国*5は便利であり、その国にはAEが全く飛ばず、包囲網を組まれたときにも解放することで自国の領土を失わない。
植民戦略†
※植民については下の項目でさらに詳述。
まず植民地戦略だが、東南アジアに入植または征服(武力脅迫を利用)とカムチャツカ半島の部族を併合しよう。
東南アジアについてはザンジバルや喜望峰(この二つを征服すると貿易でかなり儲かる)への足がかりとなる。
カムチャツカ半島についてはアメリカ大陸(主に金山目当て、他には対西欧列強植民地)への足がかりとなる。
また、オーストラリアへの植民もおすすめする。なぜならパプアニューギニアの土地を渡すことができ、そこから隣接している領土を渡せば、capacityの節約になる。
植民については植民者を使い回し、新大陸ルートと東アフリカルート両方を併行していく。
アフリカ方面はマダガスカルまで植民距離が届くようになったらダカットで領土を買い喜望峰に入植し、象牙生産地(外交評判+2の交易ボーナスは強い)とCoTを積極的に征服すると良い。
探検以外のアイデア†
- 統治系
- 統治アイデア:コア化コストの低下やコンプリートボーナスのgoverning capacity+25%の効果があるためとても強力。
- 革新アイデア:顧問コスト減があるが、それ以外の効果がイマイチで、軍質とのポリシーも歩兵戦闘力+10%に弱体化されたため採用する必要性は薄い。
- 宗教アイデア:調和した宗教に対し、聖戦CBが無効になるため、儒教でプレイするなら必要性0。
- 経済アイデア:拡張プレイなら必要性は薄い。
- 拡張アイデア:コンプリートボーナスのテリトリー最低自治率-10%は強いが、人文や統治のが欲しい。
- 人文アイデア:不穏度を減らし、調和速度が早くなり、AE減にもなるので統治の次におすすめ、しかし寛容度や統一度は無駄にはなりやすい。
- 外交系
- 影響アイデア:属国を多用する必要があったり、外交枠を増やせる特権のある1.30では重要である。
- 外交アイデア:全体的に優秀で、辺境伯の解除のペナルティを無視できるのも良い点だ。
- 諜報アイデア:AE減があるのはいいが、テリトリーからの汚職が無くなったため、影響や外交と比べ、必要性が薄い。
- 交易アイデア:1.30では貿易会社を広範囲に作れるし、探検アイデアを取っていれば、植民地からももらえるため、必要性は薄い。
- 軍事系
- 貴族アイデア:内政強化にもなるため、軍事点が余り、軍質に余裕があるなら取る価値あり。
- 攻撃アイデア:規律+5%や攻囲能力の上昇が優秀であり、人文とのポリシーで分離主義や不穏度を減らすことができるため、一番おすすめ。
- 防御アイデア:士気上昇や損耗の減少が優秀であり、人文とのポリシーでさらに損耗を減らすことができる。
- 軍質アイデア:頼みの革新とのポリシーが薄くなったため、攻撃や防御に比べ必要性は薄い。
- 軍量アイデア:明のような大国なら扶養限界に困ることはないが、包囲網対策にはなる。
儒教以外の宗教†
1.30では市民階級の特権で異端/異教寛容度を+2できるので、人文アイデアがあれば、スムーズに国教を変更できる。
個人的にはヒンドゥーかキリスト教グループがおすすめだ。
ヒンドゥーであれば、さらに異教寛容が高くなるため、人文と組み合わせれば、異教の改宗は不要。
キリスト教グループはヒンドゥーほど異教耐性は高くはないが、改宗力も高く、同君連合を組むことができる。(下記キリスト教イベントチェーンも参照)
もちろん、スンニ派も交易ポリシーを利用することで改宗もできるため、悪くはない。
この項目は1.34で確認されています。
データは東方宗教のページ、考察については宗教評価のページもご参照ください。
調和中は年間で調和は-3.25されるが、モニュメントや他の補正を活用すると+0.25も可能。
- 年間調和増加(合計+3.5)
- 基本:+0.25
- 宗教統一度100%:+1
- 安定度+3:+0.75
- 人文アイデアコンプボーナス:+0.25
- 聖職者階級の特権:+0.25
- 孔廟(Lv3):+0.5
- フエの皇城(Lv3):+0.5
また、調和度自体が調和速度/Religious Harmonization Speedをブーストしてくれる。(50を超えるとボーナス発生。最大+50%)
ただし、調和度増加補正を積み重ねない限り、調和中に調和度は減少する。これは調和速度が次第に減衰することを意味する。
人文アイデア②でも+25%の補正が得られる。
基本値の+3/年にこれらの補正は適用される。
また、1.33における儒教強化はモニュメントにも及んでいる。
使用条件が東方宗教グループの場合に限り調和後の利用が可能になった。
明隣接の交易会社†
(1.34で確認)
- 四川
- 商人の獲得
交易会社化可能なのはカムエリアのみだが、商人を得るのはさほど難しくない。
ただし、1.34で大理 / Dali 州に交易の中心地(Lv1)が設置されたため、基本的にはエリア内のすべての州を交易会社化する必要がある。
交易会社投資の「社有倉庫 / Company Depot」(400ダカット。エリア内交易力+4、エリア内生産効率+50%)で商人が得られる。
少なくともGC開幕後の状況では交易の中心地があるデルゲ州に「市場 / Marketplace」(州交易力+50%を建てる、200ダカットの「社有貯蔵所 / Company Warehouse」への投資、その両者の組み合わせでは必要な交易力が得られない。
(中華皇帝システムの法令 / Decrees、投資の促進 / Promote Investments の州交易力増加は非交易会社州の交易力も上がってしまうので用をなさない)
- 中核化コストを節約したい場合
カムエリア全体を中核化するには統治点が110点必要になる。
少しでも消費を減らしたいなら開発度6の打箭爐/Tachienluは奪わず、大理州、成都 / Chengdu 州の自治度を上げ、上記の投資を行えばきりぎり商人が得られる(80点で済む)。
- 統治限界への影響
1.34現在、開幕時の明の統治限界は1100のうち1051を使用している。
カムエリア全体を交易会社化すると11増加して1062となる。
- 戦略
交易会社投資にかかる400ダカットは超大国の明にとっても序盤ならば大金である。
中核化コスト、統治限界の問題もあるので、とりあえずカムを属国化に留めておき、あとで外交併合するのも選択肢の一つになるだろう。
得た商人は広州ノードに配置し、杭州ノードに流すのに使用するのが最も効果が高い(観察した限りでは北京ノードでCollect、四川ノード、シャムノードからTransferさせるより収入が増えた)。
- 北京・西安
- 商人の獲得
北京は下記の交易会社化できる2エリアを交易会社化し、高レベルの交易系建物、交易会社投資、開発を総動員すれば獲得可能。
ただし、ステート州で交易の中心地がある北京、莱州 / Laizhou、太原 / Taiyuan を開発すればするほど難しくなる。
これらの州にあえて交易力系の建物を建てないなど交易会社州とステート州の交易力バランスを調整する必要がある。
西安はそのバランス調整がより厳しくなる。西安 / Xi’anに交易力系建物を立てたら商人獲得は望めないだろう。
- 地理情報
- 「北京」
「遼寧 / Liaoningエリア(満州 / Manchuriaリージョン)」「内モンゴル / Inner Mongoliaエリア(モンゴル / Mongoliaリージョン)」が交易会社化できる。
内モンゴルエリアに明が領するのは1州のみだが、遼寧エリアはすべてが明の支配下にあり、ここを交易会社化すると収入が下がる。
また、植民地主義発祥を狙って開発度を上げているなら、発祥条件は「交易の中心地がある、または開発度12以上の沿岸のステート州」なので交易会社にしてはいけない。
- 「西安」
「オルドス / Ordosエリア(モンゴルリージョン)」のみ交易会社化可能。2州だけが明の領土で非受容文化(モンゴル文化)、異端(密教)と収入面での貢献度は低い。
- 戦略
・北京ノードの内モンゴルエリア、西安ノードのオルドスエリアをステートから外すのは統治限界の逼迫を僅かだが軽減してくれる。
・交易会社投資の「入植地 / Township(1000ダカット。陸軍伝統+0.025/年*6、ノード内の交易額 / Trade Value+10%」を行えば収入増につながる。
しかし、生産、交易関連の補正が大きくなるまで効果は薄いので、実際にこれを行うのはゲーム後半になるだろう。
交易会社州があれば「生産量増加 / Production Increase」という形でノード内の非交易会社州の交易品生産量補正/Goods Produced Modifierをブーストしてくれる。
(該当ページはこちら。)
ただし、受容したInstitutionにより補正されるため、これによる収入増加もゲーム後半までは大きなものにはならない。
交易会社化はいつでもできる。
統治限界の余裕のなさ、収入への貢献度の低さから、この2エリアは必要に応じてテリトリーに格下げするのもいいかもしれない。
ただし、再ステート化には統治点が必要になる。
荒廃度対策としてのヴェトナム国境要塞†
(コメント欄でご指摘を受けたとおり解囲戦においては渡河ペナルティは発生しません。該当箇所を削除しました)
荒廃度は天命に大きな悪影響を与えるが、初期状態の要塞網にはベトナム方面に穴がある。
どこに要塞を建てるべきか、立地、地形などを考慮して考察してみた。
記事には要塞州で敵を待つケースについても記載したが、大戦力を有する明が守勢に回ることはあまりない。
むしろ、別方面から急行して要塞を救うようなケースが多いだろう。
結論としては廉州が良いのではないだろうか。
*地形、気候、天候については該当ページを参照されたい。
- 立地重視
- 敵の侵入による荒廃度をシャットアウトするなら廉州/Limchow(2161)か南寧/Namning(2164)が候補になる。
条件は似ており、熱帯、標準的な雨季、地形はジャングルである。
難点は防衛値にボーナスがなく、中国最南端のため陸上移動では到着に時間がかかる所だ。
- 廉州
輸送船で直接乗り付けて解囲戦を挑む事ができる。
ヴェトナム側のクアンニンから侵入すると渡河がないため、敵を待ち受ける点では南寧に劣る。
沿岸州であることは、海上封鎖の包囲ボーナスの関係で長所にも短所にもなりうるが、長い海岸線=海軍規模と財力のある中華帝国がよもや制海権を奪われはしないだろう。
- 南寧
海上輸送で廉州に上陸し、すぐに解囲戦に移行できる。
全方向どこから侵入しても渡河が発生するので敵を待ち受ける場合は廉州に勝る。
内陸の州なので海上封鎖されない。上記と同様の理由で長所/短所になりうる。
- 防衛値を重視
- 地形が丘陵の桂林/Guilin(1840)、高地の鎮遠/Zhenyuan(673)、産物が塩の柳州/Liuzhou(2163)まで防衛線を下げなければならない。
陸を南下して救援に向かう場合、廉州、南寧より早くたどり着けるが、海上輸送後の移動距離は長くなる。
欠点は荒廃度の回復を早めるZoCから外れる州が増える点。
河川の位置的に要塞州に陣取っていても敵を渡河をさせにくい点も惜しい点だ。
- 桂林
輸送船で乗り付けて南から移動する場合、恵州/Waichow(2157)→韶関/Shiukwan(2158)→桂林を30日程度で移動できる。
また、下記の鎮遠、柳州を救援に向かう時より上陸地点が海パネル1個分、東になるため、北京、杭州方面から移動するなら数日時短になる。
待ち伏せる場合、敵が西隣の柳州から侵入すると渡河が発生しない。南隣の梧州/Ngchow(2162)からの侵入では発生する。
また、生産品が絹なので、要塞に建物スロットを使うのは惜しい。
- 鎮遠
海上輸送を使うなら肇慶/Shiuhing(665)→桂林→柳州→鎮遠と進軍すればいい(40日程度)。
敵を待つ場合、ヴェトナムからの最短経路で通過する南隣の柳州から敵に侵入させても渡河が発生しないのは残念。
- 柳州
農地のため、解囲戦でダイスロールペナルティがないという大きな欠点があるが、生産品が塩で防衛+15%が得られる(丘陵、高地に勝る)。
また、雨季こそないが桂林、鎮遠と違い熱帯に属するため敵損耗も重くなる。
海上輸送後に南から向かう場合は肇慶→桂林→柳州のルートをたどると35日程度で到達できる。
南側のいずれの州から侵入しても渡河が発生する上、農地で損耗を受けにくいのでので機動の高い将軍に守らせておけば別の戦線に集中できる。
植民地主義の発祥地を狙う†
(1.32.2の記事)
植民地主義については当該ページを参照。
新世界への植民は下記「植民について補記 ③新世界」参照。
結論:全然狙える。というかむしろ有利。
- 対ヨーロッパの州条件比較
勢力 | 州数 |
沿岸 | 交易の 中心地 | 総開発度 12以上 | 総開発度 11、10 | 初期状態で 発祥可能 |
明 | 28 | 7 | 7 | 2 | 14 |
カスティーリャ ポルトガル グラナダ | 21 | 5 | 1 | 5 | 6 |
アラゴン | 8 | 2 | 0 | 1 | 2 |
- Tips
- イベリアンウェディングには外交技術10が必要だが、植民地主義未受容だとLv9からペナルティが発生する。
1500年時点ならアラゴン領は計算から除外できる可能性が高い。
- 総開発度14の州を持つグラナダは滅ぼされる事が多い。
- 明は条件を満たさない州も農地、草原などが多く開発度を上げやすい。
- フランス、イングランドは一応不安定要素。
- 1.33.1で植民地主義の発祥条件が変更された。
探検家を雇うことができるアイデアをアンロックしていることが条件となり、NIで探検家を獲得できる国は探検アイデアを必要としなくなった。
外的要素†
朝貢国とのお付き合い†
朝貢国からはインタラクションで威信/Prestigeを手に入れることができる。
独立欲求が高まるが明には莫大な収入と無尽の人的資源があるので簡単になだめられる。
朝貢国を利用して人的/ダカットを威信に変え、その威信で高開発度の従属国の独立欲求をマネージできるのだ。
廃位、廃嫡ガチャの引き金もかなり軽くなる。
ただし、人的資源で独立欲求を下げるインタラクションは朝貢国が戦争中にしか使えない。
朝貢国領の州画面の国マークを右クリックして「関心のある国」に指定しておくと、朝貢国が戦争になった時点で通知のポップアップが出るのでこの機能を利用するといいだろう。
植民について補記†
(1.32.2の記事)
- 基礎データ
詳細は専門のページ参照。
なお、以下の説明に置いて植民ルートを記載する際の植民距離は直前の入植地からの距離である。
- 地理的影響(抜粋)
- 寒帯/Arctic、熱帯/Tropical、乾燥帯/Arid:-10
- 自領に接していない:-5
- 使節移動時間
首都の位置で変動する。(州名は以下の説明で使用するものから抜粋)
首都 | 使節移動時間 |
カラガ | 千島列島 | ニアス島 | ホラーヴァイ | ケープ |
北京 | 111日 | 113日 | 164日 | 210日 | 373日 |
杭州 | 79日 | 95日 | 132日 | 178日 | 341日 |
広州 | 58日 | 124日 | 100日 | 146日 | 309日 |
- 植民範囲
国家補正。アイデア、顧問で変化する。
植民範囲の基点は自国の領土で、拡張により遠方に植民できる。
明の場合、初期状態の植民基点は以下のようになる。(一部例外あり)
・太平洋:福州(台湾島対岸)
・東方:蘇州(長江河口)
・東南アジア:崖州(海南島)
以下はゲーム初期に入手可能なものを抜粋した。
外交技術 | 顧問: +20% | 探検アイデア③: +50% | 両方使用 |
Lv3:160 | 192 | 240 | 272 |
Lv7:275 | 330 | 412 | 467 |
- 「①台湾」
- 目的:ミッション達成で入植速度をブーストできる国家補正を獲得する
- 植民戦略
台湾の3州に入植するミッションを達成すると20年間の時限の国家補正「植民地への熱意 / Colonial Enthusiasm」(効果:入植可能性+5%、植民地人口増+25)が手に入る。
入植完了する必要はなく、3州に入植を開始すればミッション達成となる。
観察した限り、台湾に植民しても植民距離は伸びないので、ミッション報酬だけもらって入植地を放棄/Abandonしてもいいだろう。
入植完了する場合は気候が温帯で入植速度が早い北端のケラン/Kelangを最後に入植し、植民にかかる時間と維持費を節約する。
ただし、3ヶ所同時に入植すると毎月16ダカットかかってしまい収入が1ケタ台に落ちてしまう。
補正が有効な20年間を植民者の使節移動時間として浪費しないようにしたい。
- 「②太平洋諸島」
- 目的:①ミクロネシアの入植ブーストモニュメント「ナンマトル」の獲得 ②時代目標「2つの大陸」の達成
「2つの大陸」は入植開始と同時に達成できる(最も近いのはパラオ)。他の時代目標「大都市」「交易中心地の支配」は開幕時に達成済みなので、無理なく黄金時代に入れる。
- 植民戦略
この植民を行う時期を考慮して「外交技術Lv7未満」、「探検③を解禁(多くの場合、カラガ入植を終えた頃にはできているはずである)を前提とする。
- 1:顧問を雇い、カラガ(崖州から距離189。熱帯。ミンダナオ島東部)入植
- 2:探検③解禁
- 3:ミクロネシア(距離212。熱帯)
以下、その他のケースを参考までに記載する。
▼開閉
▲開閉
「探検③がある状態で開始」
顧問あり:パラオ(崖州から距離259。熱帯)→ミクロネシア(距離160以下。熱帯)
顧問なし:カラガ(崖州から距離189。熱帯)→ミクロネシア(距離212。熱帯)
「探検③がない場合」
顧問あり:カラガ(崖州から距離189。熱帯)→パラオ(距離160以下。熱帯)→ミクロネシア(160以下。熱帯)
顧問なし:タイタイ(崖州から距離160以下。熱帯。ルソン島、ボルネオ島間のパワラン島)→カラガ(以下同上)
※タイタイは東南アジア→インドへの植民に使えるため踏み台に丁度いい。
- 「③新世界」
- 目的:制度「植民地主義 / Colonialism」の発祥地を狙う。
- 植民戦略
(この項目は1.33.3で確認)
オイラトに勝利した時にモンゴル東部の州を奪いソロンに隣接。滅ぼしててオホーツク海に出る。
(国力が低く女真系を叩くより楽だろうし、開発度が低いので統治点も節約できる)
植民範囲的に可能ならそこからペンジーナ(距離232。寒帯。カムチャツカ半島付け根)入植。
ニヴフを滅ぼせばペンジーナまでの距離を201まで縮められるが、植民範囲160+植民範囲顧問では届かない。
その場合はタウイスクに入植する必要がある(オホーツクでは届かないので注意)。
ペンジーナは港の位置的に千島列島より新世界から遠い。
すぐ北のカギリン州を征服。そこから新世界のウナンガン(距離160以下。寒帯)に入植する。
入植完了しなくても発祥要件を満たす事ができる。
(もちろん、その他の条件「開発度12以上の州」または「交易の中心地がある州」などはしっかり整えておくこと)
余談だが、ニヴフ所有のトィル/Tyr州には州補正「アームル河口(州交易力+10)」がある。交易会社化すれば商人を得る助けになるだろう。
また、カムチャツカ半島南部はアイヌが領有しており、これを叩けば日本進出の橋頭堡にできる。
- 「④インド~喜望峰」
- 目的:ヨーロッパ勢をインド・太平洋から締め出し、交易額の流出を防ぐ
- 植民戦略
前記「4. 1500年までの過程」にあるとおり州の購入が簡単な方法だ。
購入には「植民範囲内」「別大陸」「大金」が条件になる。
植民範囲の条件を満たすためには、外交技術7、探検③があっても、少なくともホラーヴァイ(温帯。インド洋中の孤島)に入植する必要がある。
とはいえ、広範囲の探検が必要で、先に上げた植民より後代になるだろうから、植民範囲も広がりルート選択の自由度は高いだろう。
なお、ホラーヴァイに最も近いのはニアス(ホラーヴァイまで距離183。熱帯。スマトラ島西沖の島)である。
喜望峰ノードに入植する際にはできるだけ温帯を選ぶようにしたい。
キルワ州を購入するとケープまで距離433となる。これは外交技術Lv7&探検③(植民範囲412)でも顧問が必要になる距離だ。
ケープに一手で植民したいなら顧問を雇うか、購入先を「マダガスカル北端より南の州」にすべきである。
大金を払いたくない場合は植民を重ねていくことになる。
キルワに隣接したザンジバルノード南端のイニャンバネには交易の中心地があるので、急がないなら選択肢になりうる。
インド、アフリカへの進出を最優先するなら、以下のルートになる。顧問さえいればすべて入植可能だ。
タイタイ(崖州からの距離160以下。熱帯。前述)→ブリトゥン(距離166。熱帯。マレー半島とボルネオ島間の島)→ニアス(距離160以下。熱帯。前述)→ホラーヴァイ(距離183。温帯)
なお、テストしたケース(「弾圧政策」を採用)では1540年3月にケープ入植が完了した。欧州勢は喜望峰未入植で西アフリカに数州を所有する程度だった。
(ちなみに探検隊の喜望峰到達はポルトガルに遅れること4年8ヶ月の1517年5月19日だった)
- 「番外:テルナテ(ティドレ)従属国化」
(この項目は1.33.3で確認)
この2国はミッションツリーによって入植が行えるので、従属国化して入植を手伝わせる事ができる。
また、植民以外の要素だが、恒久的請求権、ゲーム終了までの生産系州補正を得るチャンスもある。
詳細はミッションのページを参照。
- 第1ツリー(植民ミッション)
どちらかの国が滅びると第1ツリーが進行し、イベントにより計4回入植が行われる。
このイベント入植ではLocal Settler Increase+50を得る。(入植完了でミッション達成)
最後のミッションではゲーム終了までのボーナスとして「入植者+1」「原住民蜂起率-50%」も得る。
- イベントによる入植候補地
AIが以下から選択し入植を行う。プレイヤーは重複しないように入植するといいだろう。
- ハルマヘラ島/Halmahera(香料諸島エリア中央) ※大抵のプレイヤーはここに入植して両国に隣接する
- マナド島/Manado(北スラウェシエリア)
- セラム島/Ceram、スラ島/Sula、ブル島/Buru(モルッカ諸島エリア/Moluccas)
- マノクワリ/Manokwari(フォーゲルコップ半島エリア/Vogelkop Peninsula。ニューギニア島西端)
- 第2ツリー(恒久的請求権)
以下に恒久的請求権を得る可能性がある。
ただし、2-2ミッションは従属国にした国がモルッカノードで最大の交易力を持つ必要があるため不確実性がある。
- 2-2:スラウェシ島全域
- 2-3:ボルネオ島北部、ボルネオ島東部、フィリピン南部
- 第5ツリー(生産系州ボーナス)
テルナテ(ティドレ)が所有した状態で生産系工場を建設するとボーナスが発生する。
- パロポ/Palopo:州生産量+2(鉄。スラウェシ島中部)
- バンジャール/Banjar:州生産効率+25%(布地。ボルネオ島南部)
- ランプン/Lampung:州生産量+2(香辛料。スマトラ島南端)
- テルナテ島/Ternate、ティドレ島/Tidore:州生産効率+20%(クローブ。香料諸島)
- ティウィ島/Tiwi:州生産量+3(魚。オーストラリア北部)
インド方面優先†
(英Wikiより抜粋、再構成。英Wikiの記事はバージョンが古いがこの項目はまだ使えると思われる)
インドは豊穣の地だが強大国が出現してからの征服には手間がかかる。
とくに1600年代には他大陸の国家と同盟するようになる――つまり欧州列強国のことだ。
こうなるとインド国家を全土占領しても満足な戦勝点が稼げない。
そこで早めにカム、ツァンを滅ぼしてチベットを打通し、インドに接続しておく。
まずはヒマラヤの小国を平らげながらインド情勢を観察しよう。
北インドではおそらくデリー、ジャウンプル、ベンガルあたりが争っているはずだ。
この中で競争から脱落した国を襲い全土併合する。(州数5~7。開発度70程度)
そしてコア化せずに属国解放する。(統治限界対策でもあるが講和での「属国化を強要」より自由欲求が低く抑えられるそうだ。要検証)。
その後は当面外交併合せず、同盟関係を注視しながらこの国を手先としてインドを制圧を進める。(辺境伯化も視野に入れる)
高開発度の影響で独立欲求が問題になりそうなら別の国を属国解放して手先を交換する。
もちろん、外交枠が許すなら複数の属国を併存させるのは定石である。
こうすれば強大なインド国家の出現を予防でき、ティムールなどのインド侵入に干渉しやすくなる。
他のインド国家が明=インド属国に宣戦する可能性は低く、属国にたらふく餌を与えて肥えさせることができるだろう。
属国たちの存在自体がインド諸国家の自由な拡張に対する防波堤にもなる。
さらにインドには多数の国家があり、これを朝貢国化して外交点を搾り取り探検アイデアにつぎ込むこともできる。
加えて強力な属国 / 辺境伯は北方騎馬民族を駆逐する上でも役立ってくれるだろう。
日本征服†
旧バージョンと比べて交易会社にできる地域は大幅に拡張された。
日本征服後も少なくとも一定の地域は交易会社に組みこむことをおすすめする。
日本地域には天災のイベントが多く、それは天命にダメージを与える荒廃度を大量に生む。
太平洋側の州は警戒地域なので注意。(こちらをご参照ください。)
天災発生後に交易会社にしても回避できるが、コア化に使った統治点は無駄になる。ご征服は計画的に。
イベント†
明キリスト教チェーンイベントメモ†
この項目は1.32.2で確認されています。
※詳細は省きます。完全に把握したい方はゲームファイルか他のHPを参照してください。
- ヨーロッパ国家に明が知られると「中国の鎖国(flavor_mng.5)」が発生する(平均発生期間32ヶ月(2年半))。
- 鎖国:安定度+1。(または統治点+50)。国家補正「閉ざされた中国」を得る。・アイデアコスト+10% ・国内Institution伝播 -10% ・世界州交易力/Global Provincial Trade Power +40%(永続)
- 開国:安定度-1。国家補正「開かれた中国」を得る。・アイデアコスト-10% ・技術コスト-10% ・世界州交易力/Global Provincial Trade Power -25%(永続)
- 「中国の鎖国」以降に発生条件が整うと「イエズス会の到着(flavor_mng.7)」が発生し、彼らの滞在を許すとキリスト教のイベントにつながる。
(「教皇領が発見」&「中華亜大陸内にカトリック国が4州所有」を両方満たすことでも発生するが、台湾は3州で条件を満たせないため、通常は「中国の鎖国」から発生する。)
- バッドイベント「イエズス会の追放」は「キリスト教グループを調和済み」「カトリック国になっている」「中華亜大陸*7内に10以上のカトリック州を領有していない」のどれかを満たせば発生を回避できる。
- 国フラグ「mng_end_of_christian_missions」が立つと「キリスト教の普及」「キリスト教の大臣」「西洋人が中国の伝統について口論」「中国の儀式は非キリスト教的だ」が発生しなくなる。
- 「中国の儀式を巡る論争」は教皇領用のイベント。AIの選択により連鎖先が決まる(たいてい「ドミニコ会支持」を選択)。
▼一覧表を展開
▲一覧表を展開
イベント | 条件と時期 | 選択肢 | 備考 |
イエズス会の到着 (flavor_mng.7) | 条件:以下のいずれかを満たす ・「中国の鎖国」が発生済み ・以下の両方を満たす ・教皇領が華北/華南リージョンを発見済 ・華北/華南リージョン内にカトリック国が計4州以上所有 | 「受け入れる」 ・全君主点+100 ・いずれかの州で以下が起こる ・州宗教がカトリック ・ルネッサンス進捗が50になる ・明の首都を発見済のカトリック国 ・評価補正「イエズス会容認(評価+50)」を10年間得る | キリスト教イベントチェーン開始 |
「受け入れない」 ・安定度+1(または統治点+50)を得る | チェーンは開始しない |
セント・ポール大学 (flavor_mng.20) | 条件:マカオを所有している 平均発生期間:300ヶ月(25年) | 「大学容認」:マカオに以下が発生 ・州補正「セント・ポール大学(州改宗強度-8%)」を得る(永続) ・州宗教がカトリックになる。 ・ルネッサンス進捗が100になる | 「キリスト教の普及」が発生しやすくなる。 プレイヤーがこの時代までルネサンス未受容なことはまずないが、キリスト教調和の機会ではある |
「圧力をかける」 ・威信+15 ・統治点 (または安定度) を得る | |
キリスト教徒の大臣 (flavor_mng.26) | 条件:キリスト教グループでない 平均発生期間:600ヶ月(50年) | 「大臣を更迭する」安定度+1(または統治点+50) | |
「大臣を留任させる」 ・統治者補正「キリスト教徒の大臣/Christian Minister」 ・外交技術コスト-5% ・国内Institution伝播+5% | 「キリスト教の普及」が発生しやすくなる |
キリスト教の普及 (flavor_mng.24) | 条件 ・安定度2未満 ・以下のどこかに非カトリック州を領有 ・広西エリア、西広東エリア、広東エリア 平均発生期間:800ヶ月(66年8ヶ月) | 特定地域のいずれかの州宗教がキリスト教になる | 他のイベントにより発生までの期間が変わる 低安定度ほど発生しやすい |
キリスト教、皇帝のための信仰? (flavor_mng.25) | 条件 ・支配的な宗教がキリスト教 ・キリスト教グループでない 平均発生期間:30ヶ月(2年半) | 「キリスト教を受け入れる」 ・国教がカトリックになる ・国フラグ「mng_end_of_christian_missions」が立つ。 | 一部のイベントが発生しなくなる |
「拒否」 安定度+1(または統治点+50) | |
マテオ・リッチ (flavor_mng.18) | 条件:1580年~1600年未満 平均発生期間:60ヶ月(5年) | 「リッチを宮廷に迎える」 ・統治者補正「マテオ・リッチ」を得る ・年間威信+0.5 ・外交技術コスト-10% ・国内Institution伝播+5% | ・良イベント「坤輿万国全図」に連鎖 ・「キリスト教の普及」が発生しやすくなる |
「マカオに帰らせる」 ・安定度+1(または統治点+50) ・威信+15 | |
坤輿万国全図 (flavor_mng.19) | 条件:「マテオ・リッチ」以降 平均発生期間:60ヶ月(5年) | 威信+5、外交点+100 | |
(中国の儀式を巡る論争) (flavor_mng.21) | 条件:1650年~1767年未満 平均発生期間:350ヶ月(29年2ヶ月) | 「イエズス会支持」 60日で「西洋人が中国の伝統について口論」に連鎖 | 教皇領用イベント。AIは75%の確率でドミニコ会を支持する |
「ドミニコ会支持」 ・明:評価補正「中国の儀式を巡る論争(教皇領への評価/Opinion-40)」を得る ・教皇領:威信+20 ・60日で「中国の儀式は非キリスト教的だ」に連鎖 |
西洋人が中国の伝統について口論 (flavor_mng.23) | 「中国の儀式を巡る論争」から60日 | 「宣教師追放」 ・教皇領:評価補正「中国の儀式を巡る論争(評価-40)」を得る ・国フラグ「mng_end_of_christian_missions」が立つ | 一部のイベントが発生しなくなる |
「残留させる」 外交点+25 安定度+1(または統治点+50) | |
中国の儀式は非キリスト教的だ (flavor_mng.22) | 「中国の儀式を巡る論争」から60日 | 「宣教師追放」 ・教皇領:評価補正「中国の儀式を巡る論争(評価-40)」を得る ・国フラグ「mng_end_of_christian_missions」が立つ | 一部のイベントが発生しなくなる |
「残留させる」 外交点+25を得る | 「キリスト教の普及」が発生しづらくなる |
イエズス会の追放 (flavor_mng.13) | 条件 ・1700年以降 ・国教がカトリックでない ・キリスト教グループを調和していない ・中華亜大陸*8内に10以上のカトリック州を領有 平均発生期間:200ヶ月(16年8ヶ月) | 「追放する」 中華亜大陸内のカトリック州で徴税開発度-1 | 「キリスト教の普及」が発生しづらくなる |
「追放しない」 安定度-2 | |
- 連鎖表
| 連鎖先① | 連鎖先② |
イエズス会の到着 | セント・ポール大学 (選択により「キリスト教の普及」発生率に影響) |
キリスト教徒の大臣 (選択により「キリスト教の普及」発生率に影響) |
キリスト教の普及 |
キリスト教、皇帝のための信仰? |
マテオ・リッチ (選択により「キリスト教の普及」発生率に影響) | 坤輿万国全図 |
中国の儀式を巡る論争 | 西洋人が中国の伝統について口論 |
中国の儀式は非キリスト教的だ |
イエズス会の追放(選択により「キリスト教の普及」発生率に影響) |
万里の長城の修復イベント†
(DLC Leviathanの要素)
1.33.3で確認。
モニュメント「万里の長城」にかかわるイベントが2つある。
- 「万里の長城の修復/Repairing the Great Wall」
1450年~1490年未満に発生。
年収分の支払いと引き換えにモニュメント「万里の長城」がある寧夏/Ningxiaの州文化をアップグレード条件である中華文化グループの西北/Xibei文化に書き換えてくれる。
また、北京、瀋陽/Shenyang、大同/Datong、寧夏に州補正「万里の長城を修復/Repair the Great Wall」を得る (州防御力/Local Defensiveness +15%。50年間)。
- 「さらなる万里の長城の修復/More Repairs for the Great Wall」
1500年~1540年未満に発生。
年収分の支払いと引き換えにモニュメント「万里の長城」をTier2にアップグレードできる。
1.33.3現在、ここにはプレイヤーチートを行う余地があり、イベント発生後、Tier1からTier2へのアップグレードを始めてから選択肢「修復する」を選ぶと、イベントによりTier2になり、Tier3へのアップグレードへと変化する。
つまり通常の半額の2,500ダカットでTier2からTier3へのアップグレードができるのだ。
加えて、前記イベントの州補正が同内容で再度得られる。
一時メモ「1.32、1.33での変更」†
1.33.1
- Forming Manchuria as a Tributary subject now triggers an event for the overlord, which removes 50 Mandate (Legitimacy or Horde Unity if the overlord is not the Emperor of China) and releases Manchuria.
朝貢国の状態で満州を形成すると、上位国でイベントが発生し、天命50(上位国が中国皇帝でない場合は正統性または遊牧民結束度)を取り除き、満州を解放するようになった。
- Added go to buttons to the Ming disaster events.
明の国難のイベントに移動ボタンを追加した。
- Korchin now starts as a Tributary State of Ming in order to get not all of the Jurchen obliterated by Ming when they ally Korchin.
明がホルチンと同盟したときに、すべての女真を消滅させないようにするため、ホルチンは明の朝貢国としてスタートする。
- Fixed an issue which prevented Confucian and Tengri countries to benefit from the Syncretic / Harmonized religion's monuments.
Also, harmonized Buddhism and Dharmic faiths now allows a Confucian country to get the benefits of a monument which religion is Hindu but would require the faith to be Buddhism
(in other words: if you have Dharmic harmonized, you still can see the benefits from Angkor Wat if you have Buddhism harmonized too.
Before that you had to ensure to convert the province before harmonizing with Hinduism in order to get benefits from the monument).
儒教、テングリの国において、習合/調和済みの宗教のモニュメントの恩恵を受けることができない不具合を修正した。
(2行目以下)「国教と州の宗教がダルマ宗教グループで一致」or「国教と州の宗教が仏教系で一致」が条件のモニュメントを「調和した宗教がダルマ宗教グループ」で「州の宗教が仏教系」の場合でも「ダルマ宗教グループと仏教系を調和済み」なら使用できるということか?
- The progress of the "Crisis of the Ming Dynasty" disaster now increases by 3 instead of 5 per month when the Mandate is less than 30.
Additionally, it reduces Global Trade Goods Modifier by 30% instead of 50%.
天命が30未満の場合、国難「明の危機」の進行度が毎月5ではなく、3増加するようになった。
さらに、国家交易品生産量補正を50%ではなく30%減少させる。
- The disaster "Crisis of the Ming Dynasty" now has a second monthly event which triggers Nationalist rebels instead of peasant rebels.
The AI will always pick the nationalist rebels in order to get a natural Mingplosion too.
国難「明朝の危機」に第2の月例イベントが追加され、農民の反乱の代わりに分離主義反乱が発生するようになった。
AIは自然な”明爆発”のために、常に分離主義反乱軍を選択する。
- The ending event of the "Unguarded Nomadic Frontier" disaster now gives +30 Mandate instead of +20.
国難「無防備な遊牧民との国境」の終結イベントで、天命+20ではなく+30されるようになった。
- The monument The Great Wall of China now gives +33%/+66%/+100% Garrison Growth in the province and +25%/+50%/+75% Local Defensiveness in the area.
モニュメント「万里の長城」が、州守備兵増加を+33%/+66%/+100%、エリア内の州防御力を+25%/+50%/+75%にするようになった。
1.33.0
- Added a new reform for the Celestial Empire, which allows the Emperor to convert tributaries into vassals at the cost of Mandate per Development.
Subjects of the Tributary become independent.
天朝の新しい改革を追加し、皇帝は開発ごとに天命コストで朝貢国を属国に変えることができるようになった。(属国にした)朝貢国の従属国は独立する。
- Added event options to the Ming Crisis disaster events, which allow the player to switch the tag to the Chinese minor tags.
国難「明の危機」のイベントにイベント選択肢を追加し、プレイヤーが中国の小国タグにタグを切り替えることができるようにした。
- The Center of Revolution can no longer spawn within the Celestial Empire as the Emperor of China cannot go through the Revolution Disaster.
中国皇帝が国難「革命」を通過できないため、「革命の中心地」は天朝国内に発生できなくなった。
1.32
- Manchu and Vietnamese culture now count for "Empire of China in Name" disaster.
満州とベトナム文化が国難「名ばかりの中華帝国」にカウントされるようになった。
コメント欄†