Pausedを解除すると、すぐに植民地からの報告がガンガンガン!と舞い込んできました。
GoodsMapでみてみると
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あらま、大幅に増えていた外縁部は植民地なのか?! |
ポーズ解除前のデータは交易品を含んでいなかったから充てにならなかったのですね。
しかし、新大陸というのは税収もマンパワーも結構貧しいのですね。中米だからかな。
モンゴルから寸土であれ、本気で土地を奪い返すというのなら、それなりに戦略がなくてはならないだろう。
200年前にできたことを今できないはずはないだろう、そういう者もいる。
足腰もたたないほど滅多打ちにされた相手に祖父の武勇伝を頼りにリベンジに行く者がいるだろうか?
目の前の敵を倒し続けていたらいつかは追いつき追い越せで勝てるという者もいる。
果たしてそうだろうか。スポ根漫画じゃあるまいし、とは15世紀のアステカ人は言わないだろうが、普通に考えて、
正面から殴り合って体力負けしないだけの国力を付けるためには、世界の残り半分を我が物としなければならないことになる。
テノチテトランの宮殿ではこのとき、おそらく100年後、200年後の絵図を思い描けていた者はいなかっただろう。
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海上権力史論という19世紀の論文がある。
20世紀の大鑑巨砲主義の到来を言い当てた程度の論文で、合衆国や日本では大層もてはやされたが、当の連合王国ではそうでもなかったらしい。
いずれにしろ21世紀にはそれほど大事に研究されることもないが、海洋戦略論的な古典としてはいまだに有用な学習書ではある。
著者のアルフレッド・セイヤー・マハンのいうシーパワーのとるべき戦略というものがモンゴルに対してあたるとき大いに参考になる。
平たく言うなら、このゲームの海洋国の不敗パターン、ブリテン諸島や日本などでプレイした場合と同じことを規模を大きくしてやればいい。
つまりアメリカ大陸を一個の島国と考えて、大陸制覇の過程で、長い海岸線を得、島嶼を支配して海軍のリミットを増やしていかば道も開けるのではないか。
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陸はとてもじゃないがお話にならないが、海でならまだ何とかなるかもしれない。 |
懐の深い大きな領土を持ったある程度の年数モンゴルと戦ってくれるような同盟者を旧大陸に得ることが必要と考える。
シーパワーに対してのランドパワー国家である。アステカにとって都合のいいモンゴル様用のサンドバッグだ。
このゲームでは外縁部のプロヴィンスでも数を失えば降伏せざるを得ないポイントに達してしまうのだが、少なくては話にならなないので、
候補はプロヴィンス数的に明国。インド地方も懐が深いが現状インドは群雄割拠状態なので当てにすることはできない。
実際に事を構えるには
A.アステカが少なくとも北米大陸を支配した状態で
B.軍事技術レベル差が無いあるいは許容範囲内で、最新鋭の大型艦と輸送船を中心とした海軍編成であって
1.モンゴルが泥沼にはまるような内戦、あるいは、兵力を簡単にスイングできない東アジアで戦って消耗している状態で
(後者が同盟国であれば戦争開始時期に選択の余地が残されるのでできれば後者)
2.北大西洋の制海権確保ができれば
3.海上輸送でなければいけない島嶼プロヴィンスをいくつか占領し
4.戦勝点達成で島を割譲させる
理想を妄想することはできるが、条件をクリアさせるのも難題なのが現状だ。
データコンバートのアステカの技術グループはHigh Americaなので、欧州諸国が独立しているなら、話は早いがそうではないので、旧大陸に近い島嶼部から接近を試みるしかない。
CK2のようなシステムならイングランド侵攻でイングランドを一気に征服できるのだが、EU4ではそうはいかない。
まずは北米大陸統一と海軍力の拡充強化に最初の100年を使うつもりで行く。
そのときまだ明国が残っている事を祈ろう。
ゲームのシステム上、基本4か国としか外交関係を持続していけないので、東アジア、南アジア、南米と結ぶ。
対モンゴル包囲網が形成できれば越したことがないので、なるべく早い時期になるべく多くの国と接触したい。
モンテスマ1世の時代、アステカ帝国はカリブ海支配に向けて動き始めていた。
東征の失敗で完全に失われたアステカ艦隊は旧来の諸侯の所有する船を統合したものではなく、宰相Mazatl Opochtliの経済政策に裏打ちされた皇室の艦隊として再建されようとしていた。
再建計画が完成した場合、アナウワク最大規模の海軍が現出することになる。
そしてその時が、アステカの大陸制覇の始まりの時である。
外交官を送ったインカからいきなり交易禁止をくらいました。
どうやら関係改善は不可能そうなので外交官を引き上げます。
インカには陸軍の総兵力を抑止力としてなんとか黙っていてもらうことにします。
数日のうちにマヤからも交易禁止を食らいましたがマヤは大西洋艦隊が整備出来次第戦う相手なのでスルーします。
北のナバホはというと、海軍建設のミッションを終えるとナバホとの婚姻関係を結ぶミッションありました。
外交官は出払っているけど、インカと冷戦状態を形成しつつあるので北のナバホと結べるのであれば願ってもない(願っているけど)ことなので、目標に据えると気合も入るからミッションを受諾することにします。
するとナバホのほうから使者がきてくれました。結局同盟も結び、固い絆がうまれました。
次のミッションはチェロキーとの同盟を選択。
クリークと領土問題を抱えるチェロキーとの同盟は大歓迎です。
こちらも向こうからくるかな?と涎を拭いつつ待つことにします。
その間にクリークとマヤのclaim捏造に外交官たちは働いてもらいます。
1445年3月末に外交官が帰ってきたので早速チェロキーに派遣。
チェロキーはクリークのすぐ上だし、コア被ってるので快諾してくれました。
最初からこうしときゃよかったです。
でもミッションのボーナスが付いたので結果オーライです。
イベントでチョクトーのCBが転がり込んできました。
ところが、チョクトーはチェロキーと同盟関係にあります。
どうしようかなー。
いやいや、狙いと違うことが舞い込んでもブレちゃだめでしょう。
序盤からこれでは先が思いやられます。
が、ぶれることにします。
Quimiched Xolotl将軍にジャガー戦士団を率いさせとりあえずチョクトー国境へ移動させておくことにします。
軍勢が二つあるので、それぞれJaguar、Eagleと命名しておきました。そのうち名前つけたことも忘れそうですけどね。
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周辺国から怖れられたアステカのエリート戦士 |
クリークのclaimをゲットしました。
早速今回最初の戦争をしてみましょう。
半島国であり、隣接プロヴィンスがこちら側に3、相手に2あります。
最初からユニットを配置して同時に相手の2プロヴィンスに攻め込まないと追いかけっこが始まってしまいます。
移動速度に差がなく、地形が平坦であったりするとなかなか追い回してもつかまらないことがあります。
軍勢ユニットを選択すると出てくる画面に軍勢を1/2にするボタンがありますので2つに分けて、相手のユニットの移動先と出発元へ行軍させると、どちらかでとらえることができます。
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鳥頭いっぱいでかわいい |
ミシシッピーTNに送っていた大西洋艦隊でフロリダ半島を封鎖します。封鎖しなくても攻城戦は戦えますが、
封鎖しないと降伏する可能性が著しく低下した状態になってしまうので時間節約のためにも封鎖しておきます。
陸軍を動かして安心してしまい海軍が出遅れてしまったので、クリーク艦隊がチェロキー艦隊に敗れたのを見届けてからフロリダ半島を封鎖します。
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島嶼部に敵艦隊が逃げ込みました |
半島封鎖に使わなかった大西洋艦隊全部を用いて陸軍の勝利を待つことにします。
クリークの残存艦隊が港を出てきたところを待ち伏せします。
15隻を海峡に配置し、包囲に使用していない軍勢を島嶼部へ送ります。
輸送船は橋代わりにしています。入港して搭載するほうが早い気もしますが作業がめんどくさい。
海戦はチェロキーにいいところを持っていかれてましたが、包囲終了後に出てきたクリーク艦隊からBarqeを拿捕。
美味しいです。
Claim対象のアパラチーを割譲させたうえでクリークを属国化しました。
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どうせ外交併合するのだからApalacheeもらわなくてよかったかな |
次は棚ボタで得たコクトーのClaimを行使します。
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しかし、同盟国のチェロキーは私ではなくコクトーを選んだようです! |
似非アイアンマンモードとはいえ、やり直す気はありません。
そういえば、アイアンマンモードのアステカで始めて、一回こっちのセーブデータをダメもとで読ませたら読んじゃったんですよ。
そのまま上書きセーブしたらもしかしたらアイアンマンでできたのかもしれませんが、できてもそれってインチキですよね。
話を戻します。
井の中の蛙とはいえ、アステカはこの大陸では超大国です。大国プレイはこんな時でも余裕があります。
対マヤ戦のために用意してあったCogでパナマからJaguar戦士団(w)を輸送して万全を期します。
戦力的には完全に優勢なので落ち着いて戦えば負けるはずがありません。いきなりHDDクラッシュでもない限り、勝敗は確定しています。
チェロキー、ナバホと結んでミシシッピー河流域で暴れる予定だったので少々残念ではありますが・・・
仕方ありません、チェロキーを属国化するため両国を完全占領します。
小さな国を攻めて親玉の同盟国をあぶりだしてそのまま親玉のほうを属国化というのはよく使う手ですね。
成り行きとはいえ今回使ったこの手を、この先もこれを繰り返していくことになりそうです。
満員電車のような北米をよく見てみると、属国化~外交併合できそうなプロヴィンス数の少ない国は多くありません。
あまり戦争で併合したくないので、北米統一までは結構時間のかかる事業になりそうです。
外交枠的にはナバホとの同盟とクリーク、チェロキーの属国化で3枠を使ったのでマヤを属国に加えるのを勘定にいれると、クリークを併合してしまいたいところです。
コクトーにはClaimが残っているので数年後にまた攻めることにします。
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さすがに資金が底をつく |
休戦の間に金にモノを言わせて国内のインフラと陸海軍を整備します。とりあえずマンパワーをあげれるだけ上げてしまいます。
領土が最初から広いので、ガンガンお金が減ります。
陸軍もリミットいっぱいまで整備します。海軍は既にMAXで、先の戦争でま全く損失がなかったばかりか1隻増えましたが、アパラチー分でしょうか2隻追加できるのでエスコートシップ(小型艦)を建造します。
それと、顧問を雇い忘れていたので雇います。レベル3のインフレ対策顧問がいたので雇用することにします。
って高っ!維持費も高っ!
ブルゴーニュやグルジアでやった時なら決して雇うことのないハイサラリーの人材ですが、今回は雇います。
若干?当初の人件費よりも高くついていますが、いきなりインフレ増加率が2%くらい下がりました。
データコンバート後の新大陸国家の技術グループは全ての国がHigh Americaになっています。ちなみにモンゴルの技術グループはWesternです。
スタンダードコストはWestern同様100%なのですが、Sunset Invationしたアステカだけが!というアドバンテージはありません。
新大陸騎兵はMilitary技術Lv10で利用可能になります。
技術Lvといえば、Lv4のNIがとれるようになっています。
最初に取得するIdeaはExploration。
Diplomacyのグループなのが北米統一戦をしながらだとちょっと痛いかもですが
・植民ができるようになる
・東アジアへ探検に行ける
・コンプリートで海軍の上限が25%増える
と、シーパワー国家への布石として大戦略的に合致しますので先に取ってしまいます。
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順調に占領していく |
今回は貿易摩擦戦争ではじめました。マヤが大陸に持っているコアの排除と交易再開が目的です。
特筆すべきことは戦争自体にはなかったのですが、
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モンテスマ1世さんしんじゃいました |
有能な皇帝をどうでもいい戦いで死なせてしまいました。
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Diplomatic powerを175も使うのか |
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Cauca征服だそうだが、Caucaってどこ? |
インカにとってマヤは敵だったので大丈夫かなぁと思ったのですが、
軍勢を合体合体してマンパワーを節約してたら連隊数が少なくなっていたからでしょうか。インカが攻めてきました。
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Hill Warriorsに転換していた割には弱い |
先のマヤ戦争の前にHill Warriorsに転換していた割には弱い。ああ、指揮官か・・・
連敗してパナマまで引くが、マヤの島々から撤収してきた兵を合わせて反撃して白紙和平を目指すが、これ以上時間をかけたくなかったので、負けを認めて講和。
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俺の黄金帝国がこんなに弱いはずがない |
戦後間もなく皇太子が病死しかけるわ、インフルエンザが流行るわとこのところ踏んだり蹴ったり。
踏んだり蹴ったりって字にすると加害者側の言葉に見えますね。被害者側なら、踏まれたり蹴られたり、じゃないとおかしい。
すっかり戦後の恒例行事になりつつある全国一斉インフラ整備大会ですが、いつの間にか収入の黄金依存度が35%になっているので効果は出てきているようです。
探検事業も軌道に乗ってきました。南米南端をまわって太平洋岸への航路を発見さらに北へと探検を続けます。
一方征服者のほうも大西洋の奥の未踏の島を巡ろうとコグで大海に出発しました。アゾレスへ行く途中で島を発見しました。
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やーこれ、うちの島じゃん |
こんなことだから反乱が相次いでいるのか。
私はてっきり領土併合と植民が強引で現地の方々に不評なのかと思っていました。
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日本人には見えないですね |
北の陸沿いを西へ向かった探検船がついに日本を発見。黒船来航です。
今の時点で同盟しても仕方ないし、どのみちこちら側のOpinionが低過ぎて同盟には至らないのですが、雰囲気で外交官を送ってみました。
こっち側から攻め込んだらSunrise Invation?
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海上に停泊して橋代わりに |
今回はマヤを属国にするための戦争です。
前回は海戦で大負けしたのでEarly Carrackを5隻とGarryを5隻追加しています。
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ふっふっふ |
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属国化にはDiplomatic Powerは50しかからなかった |
今回もインフラ整備大会を行い国中を縞模様にします。
マヤの属国化によってカリビアンTrade Nodeは安定。
他の方のAARだともっと稼いでいるようなイメージがあるのですがとりあえず一安心というところです。
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5か所にエスコートフリートを派遣中 |
DiplomaticポイントをIdea獲得に使い、技術革新に使い、戦争に使いと、使いまくっている。
二つ目のIdeasも海軍系をと思ったのですけど、Diplomatic系は技術がエライ遅れてきたので今回はパスしてEcomnomic Ideasを獲得します。
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チェロキーの友好度が145くらいからもうあげる手段が無くなって、
いよいよ大金をつぎ込むか、属国のまま最後までお付き合いいただくか、と思っていた矢先、SS撮り損ねましたが侮辱か何かされて、CBを得る代わりに周辺国のOpinionがみんな60上がるイベントが発生。
チェロキーのOpinionが一気に200になったので外交併合をかけました。併合は8年後に成立しました。
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怪しげな神官と鳥頭戦士 |
大西洋岸の植民にいそしんでいる間にチカソーにCBをこしらえて、チェロキーの代わりにするべくショーニーをおびき出します。
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しめしめです |
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細川幕府の誕生 |
日本に新しい幕府ができました。このままどんどん強い国に育ってほしいところです。
そういえば今気が付いたのですけど、モンゴルがWestern技術グループだとすると、明国や満洲は西欧化できちゃうんじゃないでしょうかね。
そちらはまだ見えませんが、是非とも頑張ってほしいところです。
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まだまだだなぁぁ |
1501年の時点でモンゴルのNavy Force Limitは435。アステカのそれは98。1444年からの拡張%は同じ程度か。内訳は添付をご覧いただいたとおりだが、モンゴルはエスコートに大きく数を割いている。それはアステカもなのだけど。
まめにチャートを見ていくつもりですが、なんとなく大型艦メインの編成で行けば何とかなるんじゃないかって気もしてきました。
16世紀中の目標は北米統一とインカとの同盟。
日本、明国とも同盟関係に持って行ければもう少し勝算もでてくるかもしれない。
明国との同盟はタイミングが難しそう。モンゴルに内乱でも起きることを願ってじっと待つというのでは芸がないが、仕方もないか。
AI同盟国を当てにするのもなんとなく不安だけれど、世界の半分を征服するよりはいいかも。
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つづく
調子に乗ってEU4WikiにアステカNIだーとか載せたのですが、CK2のコンバートデータ特有のものだそうで大変失礼いたしました。
よく調べもせずにWiki編集をしてしまったことこの場を借りてお詫びいたします。
はじめに
第一話 Paused解除への道
第三話 最近、ブリテン島の様子がちょっとおかしいのだが。(1501-1550)