先日、私がDiscordを読んでいると、ある書き込みが私の目に飛び込んできた。
「誰かwikiに、防衛アイデア以外を取得して初手カステラを攻略したAAR、あげたら?」
ちょうどマリオ64解説動画の英訳が完了した私は、脳の休憩もかねてこのAARを書くべく、数週間ぶりにEU4を起動した…
カステラの強みは以下の通りである。
・そこそこ強い軍質
・それなりの経済力
・オーストリアなどとの同盟
一方、弱点は以下の通りである。
・初期君主、後継者(いずれも無能)
よって、必要なことは以下の通りとなる。
・軍質、兵力(FL37)への対処
・同盟国の参戦阻止
・速攻
軍質、兵力の問題については、FL突破、アドバイザー、戦闘そのものの回避で対応可能である。
では同盟国についてはどうするのか?
実は、パラドはこのための救済を用意しているのだ。
それは初手ナバラNoCBである。
ナバラは多くの場合初手でカステラと同盟するため、迂回宣戦に利用可能である。
その上ナバラはカステラ以外との同盟がほぼ不可能なのだ。
つまり、事実上カステラとの一騎打ちになる。
従ってチャートは以下の通り。
Free Company、軍質アドバイザーを雇用
↓
包囲持ち将軍を引けるまでガチャ
↓
摂政期間終了後即ナバラに宣戦
↓
敵主力を回避しつつ各個撃破
↓
トレド、ブルゴスと各州を占領し講和
↓
カステラの同盟を破壊
本走時にはチャートを組んでいなかったため、カステラの同盟を破壊し忘れ、多めに領土を獲得している。
とはいえVP80%程度での戦勝を実現しているため、十分に勝利可能なことが実証された。
忘れずにレオンコアを回収し、停戦明けに宣戦布告できるようにしておこう。
ちなみに当初、私はカステラ、アラゴン等のライバルについて吟味する予定だったが、2回目で適切な外交を引けなかったためアドリブで解決した。
難易度は、フェザーンでトレムセンと同盟し初手チュニスを殴るチャート程度でしかない。(要するに簡単)
2戦目以降はカステラとの一騎打ちになるため、おそらく余裕である。
アラゴンが宣戦してくれるのを祈ろう。
エピゴーネン達は次のように主張している。
「周辺の大国であるカステーリャ(スペイン)・フランスはいずれも陸軍士気にバフが乗る。」
「規律に差が出ない序盤の士気差は侮れず、このアイデアは2番目に士気差を埋めることが出来る。」云々、云々
こうした敗北主義的おしゃべりは、実のところ何の意味も持たない。
なぜなら、ADM5までにカステラを粉砕するため、2番目どころか、そもそも防衛アイデアを取得することが不可能なのだ。
これに対し、エピゴーネン諸君は以下のように反論するであろう。
「カステラを倒したところで、軍質は変わらない」
この「反論」は一見正しいように見えるが、実際にはやはり大きな間違いである。
これについて、彼らはエピゴーネン学派の牙城たる各国戦略/ポルトガルにおいて、自ら反論してしまっている。
「大量のコア化コストを払い、イベリア半島のほとんどを征服してようやくスペインになれる」
そう、ポルトガルはスペインに変態できるのだ。スペインに変態してしまえば、もはや軍質云々という問題は存在しない。
これ以上の反論が存在するだろうか?
また、FLの問題を持ち出すことも、やはり自らの敗北主義を自白する以上の意味を持たない。
FLなど、ただの数字でしかないのである。
私は今回FLを超える物量を投入し、そして最小限の借金でカステラに勝利している。
その上、FLの問題は拡張により解決することが可能だ。
これについても彼らは自らこう発言している。
「FLに関しては(中略)建設・投資に回せるだけの財政的な余裕ができるまでは厳しい。」
そう、FLが厳しいのは、「余裕ができるまで」でしかない。また、通常の属国はFLを増やす効果を持っている。
北アフリカ、イベリアなどに属国を持つことで、一切の問題は解決されるのだ。
そして、彼らの理論的破産は彼らが防衛アイデアを取る最大の理由と主張する、陸軍士気の問題においても露呈している。
防衛アイデアで士気を15%上げられると彼らは主張しているが、顧問によって士気を10%上げることが可能なのだ。
元の士気が低い序盤において、5%差など誤差に過ぎない。
そう、初めから防衛アイデアを取る必要など存在していないのだ。
最後に、フランスのフォッシュ元帥*1の言葉を載せておこう。
「今まで誰も防衛に成功しなかった。攻撃、攻撃、猛攻撃を加えろ!」
アイデア自体不要
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