中間職(ミッドランド)はつらいよ
1584年の世界情勢†
≪Netherlands≫
ついにヨーロッパの余白地も残りわずかとなった。
そこへ行くのもプレイヤーにぶち当たるという地質学上の問題を抱え
最近では拡張は滞り気味である。
ヨーロッパ中から富を引っ張り全世界で収入第4位という位置にあるが
プレイヤー本人はそれでは満足していないようで、また新たな火の手が上がりそうな勢いである。
≪Great Britain≫
HRE戦争以降、Spainの陰に常に怯えての国家運営を迫られてきたが
良くも悪くもNetherlandsとの連合体制がそれへのけん制となり、今では大幅のその国力を伸ばした。
一方で、Netherlandsからもたらされた情報によると海軍(Heavy Ship)が少なすぎるようなのだが
実際の船数については不明だ。
≪Spain≫
この時、実はこっそり世界最高レベルの国力を持って居たSpain。
収入とArmy Limitはトップクラスにありながら、OttomansとMingの対立の最中巧みにブラフを散布して
着々とその国力を伸ばしている状態にある。
植民地については以前触れた通り、北米の半分以上をGreat Britainに譲る代わりに
他のほぼすべての植民地を独占しているので、今後ますますの伸張が見込まれる。
いつものように他愛もない話をしていた最中
Netherlandsがコロっと話題を変えて急にBremenは自国領であると主張し始めた。
- Netherlands
- 「しっかし、Bremen貰って正解だったわ。ドイツプロビはBase Tax高いから艦隊上限上がるしマジで美味しいな。」
- Poland
- 「...そ、そうだな。勝手に言っておけば良いんじゃないかな。」
- Netherlands
- 「まったく、最近の若者は直ぐ切れる。大体、人のプロビにケチつけ過ぎだってマジ。」
- Poland
- 「...。」
- Brandenburg
- 「...。」
- Spain
- 「何回同じこと繰り返す気だよ。そういうのPolandさんが怒ってまた喧嘩になるから止めろよ。」
一体Netherlandsは何をしたくて態々相手を煽るような行動を取っているのだろうか...。
【西欧連合改めEU誕生に関する条約】
西欧連合と神聖ローマ帝国はScandinaviaとBrandenburgの戦争に介入しない。
Austriaは現有領土および現Venice領土を除くすべてのItalian Regionへの権利を放棄する。
AustriaはSpainに500ダカット、Netherlandsに100ダカット支払う。
FranceはTirol、TrentをAustriaにSell Provinceする。
Austriaは西欧連合に加盟する。
西欧連合はEUに改称する。
Netherlandsは「Scandinaviaと決着をつければBremenなど要らなくなるし、EUにも入れる」というが
このプレイヤーは以前協約と新しい利権の話を一緒くたにして自分で訳が分からなくなってる気がする。
すると、BrandenburgのEU加盟について交戦国のScandinaviaから外交が舞い込んできた。
1:1チャット†
- Scandinavia
- 「お話し中申し訳ありません。」
- 「旧HRE同盟諸国でAustria・Great Britain以外はEUについてどのように考えているのかわかりますか。」
- 「ご存知であれば教えていただけないでしょうか。難しいなら大丈夫です。」
- Poland
- 「きっと、OttomansさんとEUについての話をされていての事だと思いますが」
- 「それを踏まえた上で敢えてお話しますね。」
- Scandinavia
- 「鋭いですねw」
Brandenburgとの戦いに敗北し、それは今後も続く可能性がある。
その相手がEUに加盟するという報を聞けば、誰だってEU体制へ警戒するはずだ。
同盟国かつ以前にEU包囲網を呼びかけていたOttomansに話を持ちかけ
Poland等の非加盟国から見識を伺いつつ仲間に引き入れようとしているのだと即座に察した。
1:1チャット†
- Poland
- 「EU自体はFranceの安全保障を確保する組織体だと思います。」
- 「それに付随して、Spainは植民地拡大中の本国の安全の確保。」
- 「Austriaは急対立構造からの脱却を目的に、Netherlandsさんは...良く分からないです。」
- 「大体の国がお互いに利権対立を抱えながらも棚上げしてまとまっている状態にあるので」
- 「あまり盤石な体制ではないと、Polandは考えています。」
- 「その他国家も、正直EUに対しては良い感情は覚えていないようです。」
- 「理由は、欧州外交の一本化は既存で利益を固めた国のみが利する形であって」
- 「これから拡張をする...乃至、その必要が迫られている国には何らメリットが無い体制であるからですね。」
- 「BrandenburgさんとRussiaさんとは、今も連絡を密にしていますが」
- 「Polandを含めてそれに属さずに居る(Brandenburgさんは、なんか勝手にEUに入る事になってるけどw)のはそんな理由からです。」
- 「ただ、EUに立ち向かって勝てるかというと『うーん』というのはもちろんありますね。」
- Scandinavia
- 「個人的にはBrandenburgさんとの関係を強化してNetherlandsの脅威に対する防衛網を作りたかったんですよね。」
- 「ただ、さっき出ててたBrandenburgがEUに入りたがっているという話を聞いて…ちょっと問題を感じていまして。」
- Poland
- 「EU加盟についてはBrandenburgさんが言ったわけではないですね。」
- 「Netherlandsさんが「勝った方がEUに入る権利を」みたいな下りを主張して、いつの間にか盛り込まれた感じです。」
- Scandinavia
- 「ああ…わかりました。ありがとうございます。」
よくよく考えてみたら「勝った方をEUに入れる」という文言は完全に上から目線で横柄極まりないばかりか
BrandenburgとScandinaviaが入りたいと言った訳でもなく盛り込んだ意味がサッパリであった。
イラッ☆†
先日来、日程の都合等でプレイヤーがAIに委託するという機会が増えてきた。
その度に禁輸を隣国にして来たわけなのだが、遂に堪忍袋の緒が切れたプレイヤーが出たようだ。
全体チャット†
- Netherlands
- 「プレイヤーAIについて、現在保護されすぎている。」
Scandinaviaが欠席するたびにPoland/Brandenburg/Russia/Netherlandsに禁輸を行い
その度に一人ブツブツ愚痴を言っていた本人である。
プレイヤーAIはプレイヤー国に脅威や損害を与えた場合、プレイヤーはプレイヤーAIに宣戦布告出来る。
プレイヤーAIの戦勝点のうち要求できるのは・トレードパワー・戦勝点分のダカット要求
プレイヤーAIを巡っては、以前であれば日程調整で回避出来たのであるが
どうにもライフスタイルがまったく異なるメンツばかりで、そう上手くは出来ては居なかった。
Netherlandsが提出したものは主に金銭面での賠償に的を絞っており
割譲等で国土が削られる事へは否定的であった。
全体チャット†
- France
- 「相手の所持金によっては、戦勝点分要求できないこともありますが、その時はどうするんです?」
- Russia
- 「うん、これやっちゃうとのちのちまで禍根残すからやりたくないねぇ。」
- Netherlands
- 「あくまでシステム的に要求できるトレードとダカットまでという意味です。」
- Russia
- 「脅威や損害ってマジ主観では?」
- 「主観でケンカ売られるのは怖いです。」
結局、十分な配慮とはなりえないとして、投票の後に否決されてしまった。
Netherlandsの提案が否決されたのを受け、今度はMingが改定案を提出した。
1.AIが欠席プレイヤーに代わって操作している国家に対し同盟提案を禁じる。
2.同様の国家に対し既に同盟を組んでいても攻撃側でcall to armsするのを禁じる。
3.代理AI国家が防衛側のcall to armsを受け取った場合、攻撃側の同盟主が可能になった時点で該当AIと白紙分離和平する。
4.もし攻撃側で間違えてcall to armsしてしまった場合はプレイヤー両陣営同盟主同士で白紙和平する。
5.本来のプレイヤーがAI状態での参戦を認める場合、その同盟主との全体講和において賠償を得る事が出来る。
改定案というより追加案の色合いが強いものであったが、戦時のプレイヤーAIの同盟に関する扱いを明確にしようという提案である。
他のプレイヤーの意見に耳を傾け例外が発生しないよう穴埋めを行っていたのだが
最後は「煩わしい」とバッサリ切り捨てられ、投票結果は否決に終わった。
すると、1:1では「ゲーム途中でルール変えるのやめない?」「投票を恣意的にやらないで欲しい」とヤジを頂いた。
- Poland
- 「え"」
ルール変更については、マルチ初日のルール決定時に「随時、必要部分を変更していく」事で合意していたので
説明したうえで丁重にお断りしておいた。
投票については正直なんの事を指しているのか分からず、思わず聞き返したが返事は返ってこなかった。
開始来、日程の決定やルール改定等、ゲーム進行に関わるような事案はすべて投票を取り
名前付きで結果を公表して来たのだが、言われもない批判を受けてショックを隠せなかった。
- Poland
- 「提案されたルールを決を採って結果発表したら批判を受けるらしい。」
日増しにパソコンのコンディションを理由にゲーム開始が遅れる事が増え
リホストを繰り返す事が多くなった。
前にも触れた通り、責任の所在は幹事のアクショなんとかさんにあるのだが
さすがに貴重な時間を消耗させてしまった上に、それがきっかけで険悪な雰囲気になるのは申し訳ないと思い
頻繁に不都合が起きるプレイヤーを開始前に集めてコンディションチェックを行うようにしていた。
すると、突然意味の分からない疑問をぶつけられた。
全体チャット†
- Netherlands
- 「何で今日に限って急に回線チェックするんでしょうか?」
- Poland
- 「え、前回もやってたじゃないですかw」
- Netherlands
- 「いざとなったらAIになって逃げよう。」
前回もやっていたというのに、何故今回は疑問に思ったのが一瞬訳が分からなかった。
っていうか、AIで逃げるとかふざけるな...。
しかし、一度記憶を整理してよく考えてみたところ、なんとなく把握は出来た。
恐らくはSpainがNetherlandsにGreat Britainと手を切るように要求し
それをNetherlandsが突っぱね、戦争をチラつかせられたといったところなのだろう。
先日のNetherlandsが送ってきた「ボッチになりたい」発言はそんな心中を語ったものなのかもしれない。
Netherlandsが今後拡張せずに儲けるにはSpainをWestern Europa Trade Nodeから締め出す必要があり
Great Britainを殺せないとなった今となっては、Great Britain無しでは生きれない体になってしまったのだ。
その後は1:1チャットに移行したのか静かになったので、交渉の行く末は分からず終いであった。
降伏するとは言ったが何時するとは言っていない†
Ottomansが対Mingに戦争を仕掛ける事を明確に伝えた所、ついに白旗を振ったという知らせが舞い込んだ。
対Ming包囲網チャット†
- Ottomans
- 「Mingが降伏を申し込んできました。戦争前に降伏も何もないですけど、シベリア全土をRussiaさんに売却したいそうです。」
- Poland
- 「折角、MingとMalayaを蹴散らすPoland軍の雄姿を見せつけようと思ったのにorz」
- Ottomans
- 「代わりとして不戦あるいは同盟を求めています。受け入れられない場合はドロップアウトも考えているとか。」
- Spain
- 「そういうのを外交に使うのってどうかと思うわ。」
- Ottomans
- 「正直それは思いましたが、もうあとがないんでしょう。」
- Ottomans
- 「私としては、戦争目標であるシベリアが得られるならもうよいかと思っています。」
降伏自体は喜ばしい事なのだが、先のNetherlandsの「AIで逃げる」や、Mingの「受け入れられない場合はドロップアウト」と言い
凄い幼稚というかモラルの低下が嘆かれる事が増えてきた気がする。
つい口走ってしまった言葉であるにせよ、筆者はこれらの発言を聞いて怒りを覚えていた。
話を戻すと、OttomansはMingからの要請を受けて交渉を進める方針で固めたようだ。
しかし、交渉中にMingの反応が無くなり、その後会話が途絶えてしまったようだ。
てっきり友好国と戦争に向けて最後の打ち合わせてもしているのだろうと考えていたのだが
配慮からゲーム開始時間を数十分延期をしても彼が現れる事は無かった。
ほくおう ちょう こわい†
今回のプレイはRussiaプレイヤーがお休みとの事だったのだが、どうやら出先から端末で外交を行っているようだ。
そんな彼からとんでもない暴露がもたらされた。
対Ming包囲網チャット†
- Russia
- 「Great Britainさんから対Scandinavia要請来たとです。」
- Austria
- 「ふぁ!?この前のScandinaviaのNetherlands対Great Britainの時の頑張りは、、、。」
- Spain
- 「Great Britainは恩知らずな行動が目立つなあ。これ絶対後で刺されるわ。」
- Poland
- 「いろいろひどすぎて、おじさん苦し笑い。」
- Austria
- 「組めないねw」
- Brandenburg
- 「ほくおうこわいちょうこわい。」
この時は、MingがGreat Britainに打診してRussiaと共同でScandinaviaを攻めるよう
説得しているのだと思っていたのだが、実際の理由はもっと単純なものであった。
第二次 Brandenburg=Scandinavia戦争†
Scandinaviaプレイヤーがやや遅刻してJoinしてきた。
Joinと同時にNetherlandsが「Scandinaviaさん、禁輸外してください」と言っていたが
どうやらAI委託中にNetherlandsに対して禁輸を行っていたようだ。
これに対して、Scandinaviaは快く応じ直ぐに解除した様子であった。
ScandinaviaがJoinした事を受け、Brandenburgはすぐさま宣戦を行い
Bavariaを巡る戦争もついに第二幕へ突入した。
今回もBrandenburgがBavariaを占領した後、ユトランド半島への侵攻に成功したようだ。
取り立てて苦戦した様子は無く
無事敵主力を駆逐した後、戦勝点分の講和を結んだようである。
残すところ2プロビにまで迫り、HOI時代のGermanyにその国境線は近づきつつある。
後に2回に渡るScandinaviaとの戦争について話を聞く機会があったのだが
実はScandinaviaはBrandenburgと手を組みたがっており、Bavariaを譲る条約を結んでいたようなのだ。
しかし、Netherlandsがそれを知れば逆上するに違いないと考えフォニーウォーを経て受け渡しをする事になっていた。
Polandはこの事を知らなかった為にBrandenburgを一人で戦わせる事になってしまって非常に申し訳ない心境であったのだが
敵にブラフを見せて、机下ではガッチリ手を組んでるという外交テクニックをBrandenburgが身に着けていた事を知り嬉しく思った。
- Poland
- 「あのBrandenburgちゃんがこんなに成長していたなんて...!」
第二次 北海戦争†
Mingとの講和が実現前段階まで進展した事を受けて、PolandはHindustanから撤退を開始した。
HREチャットでは、BrandenburgのGermany化へのトリガーが
あと少しで押せるという話題で盛り上がっており、のほほんとした雰囲気が流れていた。
そんな中、Russiaに持ちかけられたScandinavia戦の話が一体なんであったのか遂に判明した。
NetherlandsとGreat Britainが貿易問題を理由にScandinaviaに宣戦布告を行ったのである。
|
参戦国(プレイヤー) |
|
Netherlands | Scandinavia |
Great Britain | |
全体チャット†
- Scandinavia
- 「開戦の理由はなんですか?」
- Great Britain
- 「禁輸されたからみたいだよ」
- Netherlands
- 「あのさ、Scandinaviaさん。前言ったよね? 禁輸したら戦争だって。」
- Scandinavia
- 「でも、こっちに禁輸してますよね。」
- 「私に一方的に禁輸してきて、こっちに解除しろと散々要求してきて自分は継続ってずるくないですか?」
- Poland
- 「そこは戦争吹っかける前に話し合いの場を設けようよ...それより、どちらが戦争したいって言い出したんです?」
- Netherlands
- 「え?分からない。」
- Malaya
- 「わかんないで戦争するなw」
- Scandinavia
- 「終いには宣戦布告で海軍全滅ですからね。」
- Netherlands
- 「知らないよそんなの、俺は言った通りに宣戦布告しただけだしさ。」
- Brandenburg
- 「それは交渉でなんとかなる範囲では…。」
- Netherlands
- 「先に宣言しておいたのにやってくるとか喧嘩売ってるって事でしょ。」
- 「それに、ScandinaviaがNorth Seaを独占してるとかありえないよ。 言い訳とか良いから。」
ゲーム開始からBrandenburgとの戦争直前までの間に委託されていたAIが
Netherlandsに禁輸を行いNetherlandsはそれに対して禁輸をやり返していた。
ScandinaviaがJoinして直ぐに禁輸は外していたのだが、当のNetherlandsは何時まで経っても外そうせず
そうした態度に対してScandinaviaは再度禁輸を行ったようなのだ。
全体チャット†
- Netherlands
- 「Great Britainも言ってたけど、North Seaの利益を吸い上げるのだけはない。」
- Scandinavia
- 「North Seaからは撤退しましたよ、Great Britainからのお願いで。」
- 「NetherlandsとGreat Britainのためにってことで。」
- Great Britain
- 「えぇ、私は既に合意済みですね。」
- Scandinavia
- 「何の事前連絡もありませんでしたし結局力で押し通した勝ちみたいなパターんですか。」
- Netherlands
- 「もずっと禁輸してたじゃないですか。」
- 「禁輸解除してくれなかったそっちが悪いんだし責任取って貰うよ。」
- Scandinavia
- 「条件は?」
- Netherlands
- 「Trade Power Transferと今後North Seaを独占しない事を条件にしてくれれば結構です。」
- Malaya
- 「話し合いで済んだものを。」
- Scandinavia
- 「最初から話してくれればこんな損害被らずに済んだのに。理不尽ですね。」
- 「誰も補償してくれないですしこっちの大損ですよ。挙句の果てにトレード50%で…。」
- Ottomans
- 「どう見てもScandinaviaさんは喧嘩を売ったんじゃなくて殴られたように見えるんですが...。」
- Spain
- 「お?皆蛮族か? 文明人なら話合いが先だろ。」
- Hindustan
- 「まぁーた...もぉ。」
- Netherlands
- 「俺はさ、始まって以来局地戦をやりたかったっていう思いがあったんだけど、なんでそうやって皆介入してくるんだよ。」
- 「もっと自由に戦争させろよ。」
- Poland
- 「(Ming戦に首突っ込んだ口が言えた事かw)」
- France
- 「Great Britainさんはそっち側なんですね。」
- Great Britain
- 「えぇ、連合体制なので参戦だけでもしようかと思ったので。」
対象国 | 講和内容 |
Scandinavia | Trade Power Transfer for Netherlands |
このどう見ても結果は見えている戦争はNetherlandsが一方的に轢き殺して終了を迎えた。
てっきりOttomansが介入する姿勢を見せるかと思っていたのだが
Mingとの話し合いがまだ完了していない為か、言葉少なめであった。
全体チャット†
- Netherlands
- 「先にやってきたのはそっちなんだし仕方ないだろ。」
- 「それに、North SeaをScandinaviaさんが独占しない事で俺たちは晴れて仲良く出来るようになったわけだしさ。」
- Poland
- 「意味不明な理由で殴りかかって来た相手と仲良く出来るのだろうか。」
- Netherlands
- 「あ、ちなみにScandinaviaさん、Lubeck Trade Nodeを独占するのもやめてくれませんか?」
- 「正直、俺の国は貿易収入無くなったら即死ぬような国だから、上流から流れてこないと死んじゃうんだよね。」
- Scandinavia
- 「まあ、いいですよ。Lubek勝手にどうぞ。」
- 「私は引きますから、好きに取ってください。」
- Netherlands
- 「あざぁーすw いやぁ、どっかのPolandさんと違って話が分かって助かるなぁ。」
- Poland
- 「...は?(威圧」
- Malaya
- 「ウンガワルイナー。」
このプレイヤーが自分の発言を見返した時、どのような反応をするのだろうか。
最後の宴†
ドラマや映画でも、ぎくしゃくしたシリアスパートのつなぎ目に息継ぎとしてギャグパートを入れ込んだりする。
残念ながら、今回のマルチではそのギャグパートの犠牲者はMoroccoに決定したようだ。
実はこのMorocco、HRE戦争時には尋常じゃない数の国からライバル視され
稀代のネタ要員としてもてはやされていた。
そんな彼への手向けの花として、メンバー総出でお見送りする事になった。
OttomansがMorocco戦に際して「誰か、一緒にMorocco攻めません?」と呼びかけた所
世界中からわらわらと軍隊が押し寄せてくることになった。
一つ一つ同盟で呼ぶには外交枠が食い過ぎるという事でCoalitionを組んで殴り掛かる事になった。
最初は楽勝ムードであったのだが、主力のOttomansが騎兵割合高めの軍隊編成であった事
そして各国の軍派遣のタイムラグが酷過ぎて歩調が合わず、名だたる列国が参戦したにも拘らずMorocco相手に苦戦を強いられることになった。
全体チャット†
- Netherlands
- 「おっと?Ottomans雑魚過ぎないか?w」
- Ottomans
- 「うわぁ...なんでこんなに負けると思ったら騎兵多過ぎぃ!?」
- Netherlands
- 「まぁったく、俺がぱっぱと片付けてやるから待ってろって。」
- France
- 「どうでもいいけど、私の5kの連隊が死なないようにお願いしますね。」
- Ottomans
- 「あ、Hindstanがトボトボ歩いてきてるw」
- Poland
- 「ご出勤かな?w」
- Hindustan
- 「僕の分の仕事をちゃんと残しておいてくださいよねぇ。」
- Malaya
- 「何だこのヨーロッパ。」
Hindustanもはるばるご来場頂く事になったのだが、さすがにそれまでには事が片付きそうな勢いであった。
全体チャット†
- Netherlands
- 「おい、土人が来る前に全部片付けちまうぞ。」
- France
- 「いや、だから私は5kしか居ないんですって。」
- Netherlands
- 「俺が本土守ってやってるんだからもっと軍送ろうぜ。」
- France
- 「守ってやってるって...何で上から目線なんですか。」
- Ottomans
- 「お話の途中で申し訳ないんですが、Hindustanさんがあと少しでご到着ですね。」
- Hindustan
- 「ちょっと通りますよ。」
- Netherlands
- 「はぁ?ふざけんな。 土人に土産物持たせてたまるか。」
- Hindustan
- 「いやいやいや、そこはあと少しで着くんだから待とうよw」
- Poland
- 「Moroccoには「死ぬ」か「殺される」しか選択肢が無いのか...。」
各国がもたついた影響でHindustanは宣戦に加わる事に成功した。
ちなみに、Polandは自国から一歩も出ずに観戦モードに浸るのであった。
明の帰還†
Morocco戦空けから数年進んだ辺りで、Mingが帰還した報が舞い込んできた。
全体チャット†
- Ming
- 「机で寝てた、hot joinを試みます。」
対Ming包囲網チャット†
- Hindustan
- 「Mingが入ったわけだが。」
- Spain
- 「だね。」
- Poland
- 「結局、あの話は合意なのかな。」
- Ottomans
- 「まだ何も反応ないですねー。」
- 「15000Dで受け容れるって言ってます。」
- Spain
- 「シベリア?」
- Ottomans
- 「です。」
- Spain
- 「 無理だろ。戦って潰せば戦費以外無料、お得だね。」
- Austira
- 「潰したほうが安上がりw」
- Ottomans
- 「ですよねーw」
- Poland
- 「私も90k戻すかな。」
- Hindustan
- 「Mingとの同盟はAIに破棄されてるのでー。」
- Ottomans
- 「やるとなったら戦争は一回じゃないぜ、だそうです。」
- Poland
- 「っていうかちょっと今更になって強気になるって反則な気がするんですけど。」
- 「というか、それは抗議したい。」
- Austira
- 「これを狙ってたのかな?」
Mingも本当に寝ていたのかもしれないが、タイミングと状況から考えてどうかと思った。
この時は疑念というレベルに留まるも、前後年の諸問題行動と照らし合わせて考えた時
いささか意図的にやっていたのではないかと疑いの気持ちが芽生えた。
しばらくして、Mingと会談をしていたOttomansから会談の途中経過が報告された。
対Ming包囲網チャット†
- Ottomans
- 「戦争なるかも。」
- Hindustan
- 「おっ。」
- Ottomans
- 「準備よろしくです。」
- Austira
- 「MingのMil Lv 15ですねw」
- Poland
- 「戦争になると分かった段階で理由不明の退席を始めたので遺憾です。」
- Austira
- 「卑怯なり。」
- Ottomans
- 「最後通牒つきつけます。 包囲網入って、来年戦争かも。」
だが、数分後には精神がダウンしたのか降伏を申し入れてきた。
対Ming包囲網チャット†
- Ottomans
- 「相手おれた。」
Russiaが不在な為、宣戦布告はおろか軍事侵攻も危ういと予想していたのかもしれないが
Ottomansが本腰を入れて介入して来たこととHindustanの敵方参戦をする事が確定し
アジアの僻地が安全地帯ではなくなったと悟り諦めたのだろう。
1.Mingはシベリアの旧植民可能エリア全土をRussiaに8000Dで売却する
2.MingのSamarkand Trade Nodeからの完全撤退
既存の領土については関係各国の相談の上で放棄する
3.Ottomansは1650年まで中国を保護し同盟する
とはいえ、この時Spainの連携や旧西欧憲章を含めた
対Ming戦に意欲的ではなかった国々に熱烈なアプローチを掛けていれば
逆包囲網に発展させる事も可能だったのは疑いようもない。
アジアの辺境に押し込められ、ヨーロッパ情勢に疎かったのが一つの要因だったのだろうが
あれだけの国力にして不戦勝と言うのは諦めが過ぎる気がした。
対Ming包囲網チャット†
- Spain
- 「3.Ottomansは1650年までMingを保護する。」
- 「これこっちで書いた?」
- Ottomans
- 「保護なので後から何とでも言えます。」
- Spain
- 「相談なしでそれ決めたん?」
スピード重視で即決してしまったが故に、包囲網全体の意見をないがしろにしてしまった事について
Spainがお怒りの様子であったが、もう一発殴ろうと考えていたのだろうか。
HREの伸張†
全体チャット†
- Brandenburg
- 「BrandenburgはScandinaviaから州の割譲を受けることを条件に1700年まで保護することを宣言します。」
第二次 北海戦争終了以降、BrandenburgとScandinaviaが静かだなと思いきや二人で外交をしていたようだ。
以前、ScandinaviaがPolandに話していた「Brandenburgさんとの関係を強化してNetherlandsの脅威に対する防衛網を作りたかった」という思いが
Netherlandsに殴られてより一層強まり、確固たる形で締結されたようだ。
これに伴い、Bavaria全土とHanza初期プロビ
更にはScandinavia軍全滅によって有り余る資金を対Netherlands戦を計画して欲しいと多額の資金援助を約束が取り交わされた。
HREチャット†
- Austira
- 「Scandinaviaさんが軍がいなくてお金はあるから、Netherlandsの仮想敵国にでも上げてって言われたw」
- 「いります?」
- Brandenburg
- 「まあウチかww」
- 「もらっとく!」
- Austira
- 「だねw」
Netherlandsは資金的には得したが、外交的には大損も良い所であった。
- Poland
- 「あと少し...あと少しでパズルは完成する。」
話し合い()†
Brandenburgの発表を受けて、かつて「勝った方をEUに入れる」と勝手に言っていたあの国が噛みついて来た。
全体チャット†
- Brandenburg
- 「貿易については話し合いで解決しましょう!」
- Netherlands
- 「はぁ?こっちに相談もなく締結したの?」
- Brandenburg
- 「話し合い話し合い。」
- Netherlands
- 「話し合いも何も、そっちで勝手に2人で話し合って俺を囲い込もうとしてるんじゃん。」
- 「もっとコミュニケーション取ろうぜ、最近の若者は話し合う事を怠るから困る。」」
- Malaya
- 「そりゃあんたのことだw」
- Austira
- 「ハナシアイダイジ。」
- Poland
- 「コミュニケーション以前に相手の話を聞かないプレイヤーが居るらしい。」
すると、今度はNehterlandsが急に話題を変え、Scandinaviaとの戦争を正当化し始めた。
全体チャット†
- Netherlands
- 「俺はさっきも言ったけどさ、Great BritainやNetherlandsは貿易が無いと死ぬ国だから」
- 「Scandinaviaがやったように貿易を締め上げるような行為されると戦争するしかないんだよ。」
- Scandinavia
- 「私としては今回スタートした時点で新大陸の利益をGreat Britainに流しましたけどね。なぜ戦うんですか?」
- Brandenburg
- 「人はナゼ戦うのか!」
- 「今内政楽しいのにー」
Netherlandsは、Scandinaviaが禁輸効果でNorth Seaを独占状態に置いていたと話すが
その時の比率は30%程度であった。
全体チャット†
- Poland
- 「どう見てもScandinaviaさんは独占してなかったわけなんだけど。」
- Netherlands
- 「は?俺はLubek Trade Nodeの話をしてるんだよ。」
- Poland
- 「もう意味が分からない...。」
- Netherlands
- 「Lubekから富が流れてこないようになったら俺の収入が10D以上も減ったから、これは戦争しなきゃならないと思った。」
- Austira
- 「ええぇwww さっき言ってた事と話大分変ってません?w」
- Poland
- 「結局、North SeaなのかLubekなのかどっちなの...?」
- Netherlands
- 「まぁーたそうやって、俺がVCだと口滑らすからって揚げ足取りに来る。」
話の結論が出る前に、またも話題をコロッと変え
今度はLubek Trade NodeをScandinaviaが独占していると言い出し始めた。
しかも、Trade Power Transferを行った所でさらにその占める割合は減少し
ほぼ均等になっているにも関わらずである。
全体チャット†
- Netherlands
- 「それよりさ、ScandinaviaさんはLubek Trade Nodeを独占するのやめません?」
- 「俺やBrandenburgさんの収入が減ってるんですけど、もっと3ヵ国で分割していきましょうよ。」
- Scandinavia
- 「これで独占なんですか?」
- Brandenburg
- 「30%は独占とは言わないでしょうw」
- Austira
- 「キレイに分けてるw」
- Netherlands
- 「今のままだとScandinaviaが取り過ぎだと思うので、頼むからもう少し割合減らしてもらえません?」
- Scandinavia
- 「三国で分割って言っといて滅茶苦茶ですよね。言ってること。」
- 「私も収入がないと困るので。」
- Netherlands
- 「それなら、Baltic Sea Trade Nodeの割合を減らしましょうよ。そこでもCollectしてると下に流れて来る量減るからさ。」
- Scandinavia
- 「私がBaltic Sea Trade Nodeから引き揚げたらNetherlandsが独占するじゃないですか。」
- Great Britain
- 「North Seaについては、Great Britainは文句ないです。」
- Netherlands
- 「あと、PolandもBaltic Sea Trade NodeでCollectするのやめろって、折角3人で仲良く三分割できそうだっていうのに。」
- Poland
- 「え?ここはScandinaviaさんと話してOK貰った所なんだけど...もういいよ、関わりたくないから勝手にやって。」
- Netherlands
- 「いやぁーこれで僕たち晴れてまぶだちになれますね。利益対立さえなくなればぶつかる事も無いしさ。」
ScandinaviaからOKを貰っておけばBaltic Sea Trade NodeでCollectしても大丈夫だろうと思っていた筆者が浅はかだった。
とはいえ、自身の一個上流のTrade Nodeにケチをつけるならまだしも二個先の物にまで文句言ってくるとはさすがに予想外である。
一方で底なしの利権主張を続けるNetherlandsに対して、もはやフォローを入れる国が居なくなってきており
裏では「あいつをどう潰すか」という話を多数の国から持ちかけられていた。
- Poland
- 「もはや、奴を討つ事に躊躇う余地は無い。」
第二次 北海戦争後、世界が静寂に包まれその日のプレイを終えた。
その後、VCに居残っていたNetherlands/Poland/Scandinavia/Ming在席の場で衝撃的な情報がもたらされることになる。
四ヵ国VC†
- Netherlands
- 「皆何か勘違いしてるけど、Scandinaviaを殴ろうと計画したのは俺じゃないからね?」
- Poland
- 「え?」
- Netherlands
- 「Great BritainがNorth Seaの利益をScandinaviaが独占してるって言ってて、そりゃないだろうってなって」
- 「最初に攻めようって言ったのはあいつで、俺じゃないよ。」
- Poland
- 「ちょ...えぇ...マジかぁ...。」」
一瞬目が点になった。
第一次 北海戦争の時には決死の覚悟でNetehrlandsに攻め入り、窮地に立たされた友好国を助けに入ったにも拘らず
難たる仕打ちかと怒りが込み上げてきた。
四ヵ国VC†
- Ming
- 「皆Netherlandsさんの事勘違いしてたって事かな?」
- Netherlands
- 「だって、俺が攻めるとかって言った覚えないよ。先にやって来たのあっちだしさ。」
- Poland
- 「申し訳ないんだけど、Scandinaviaさんはこの会話聞いてるけどね。」
- Scandinavia
- 「何がですか?」
- Poland
- 「いや、Great Britainさんがさっきの戦争を主導してたって事。」
- Scandinavia
- 「そうだったんですね。」
- Netherlands
- 「別に貿易については皆で分けれればいいと思ってたし、最後に行こうって言ったのはあいつだから。」
- Poland
- 「第一次 北海戦争時に助けてくれたScandinaviaさんを裏切るとか...ちょっとそろそろ動こうかな。」
- Ming
- 「Polandさんも長らく戦争してなくて暇でしょ、ここはOttomans攻めませんか?」
- Poland
- 「どうしてまた。」
- Netherlands
- 「ああぁーOttomans攻めるなら俺も行きたいな。」
- Ming
- 「戦費なら私が出しますし攻めましょうよ。今回の条約でMingはもう終わりですけど、Ottomansに仕返しがしたいんですよ。」
- Poland
- 「いや、私はGreat Britainの話をしている訳であって、Ottomans側はぶっちゃけどうでもいいです。」
- Ming
- 「Ottomansを倒せばCrimeaを取れるじゃないですか。」
- Poland
- 「CrimeaはHRE戦争後に条約として割譲されたものですから、今更どうこうケチをつける気はありませんよ。」
筆者はロマンや何かグっと掴まれる人情のようなものがあれば参戦するのだが
居の一番に利益を提示されると足元見られているようで嫌気が指し、交渉を打ち切る習性がある。
Mingは利益で筆者をつろうとしたが、それはまったくもって逆効果に働き
提示された交渉材料に何の魅力も感じなくなった。
それ以前に、PolandはMingに対してかつて受けた屈辱について
いつか問いただしたいと思っていた事もあり、むしろそちらの方に話題の力点を置きたいと考えた。
四ヵ国VC†
- Poland
- 「それより、MingさんはHRE戦争の時に仰っていた『条約違反』って一体なんの事だったんです?」
- Ming
- 「大分前の事なので忘れちゃってますけど。」
- Poland
- 「(いや、忘れるなよ...。)」
- 「HRE戦争後に、私に対して対Muscovy包囲網条文に違反したという話についてですね。」
- 「(条約文書を張りながら)ここには、Muscovyが違反した時の制裁内容も無ければ、加盟国に対する義務も書かれていません。」
- 「あの時はもはや言い返す気力が尽きていたので言われるがままでしたけど、Mingさんは何を見て条約違反を指摘されたんですか?」
- Ming
- 「え...?あ、本当ですね...Polandさんは破っていなかったんですね。申し訳ないです。」
- Poland
- 「条約内容をしっかり把握しておかないという事は、締結相手国への非礼と取られても仕方ない事ですからね。」
- 「なるべくで良いので、自分で言った言葉には責任を持つようにお願いします。あれでどれだけ精神病んだ事か...。」
- Ming
- 「あの時、一緒にOttomansさんも違反したって言ってたじゃないですか。Crimeaの件もありますし、ここは一つ攻めましょうよ。」
- Netherlands
- 「え、Mingさん。 俺も行くって言ったら資金出してくれたりします?」
- Ming
- 「金ならいくらでも払いますよ。」
- Netherlands
- 「さすがMingさん、どっかのOttomansと違って太っ腹だぜ。」
- Ming
- 「私はHRE戦で輝いてたNetherlandsさんのあの勇士をもう一度見たいんですよ。凄い輝いて見えてましたからね。」
- Netherlands
- 「お、マジ? しょーがねぇなぁ、Ottomans殴りにいくかぁ。」
- Ming
- 「開始以来、あの大戦を勝ち抜いたNetherlandsさんを私はリスペクトしてますからね。」
以前、包囲網メンバーの何人かが「MingとNetherlandsが似てる」と言っていたが
この時になってようやくその意味がわかった気がした。
なんというか、二人とも行動原理がEvilな気がした。
狂犬枠であれば、某プレイヤーのように外交に一花添える形になって実に面白いのだが
この二人はもっと違う、筆者には到底理解できないものに思えた。
後年、その実態をようやく掴む事が出来、愕然とすることになる。
話を戻すと、ScandinaviaはGreat Britainが自分を裏切ったことに怒りの色を隠しきれない様子であった。
四ヵ国VC†
- Scandinavia
- 「さっきの話、Great Britainが発案したって本当なんです?」
- Netherlands
- 「おぉ、マジマジ。だって俺は戦争避けようとしてたし。」
- Scandinavia
- 「なるほど、分かりました。ありがとうございます。」
- Poland
- 「何はともあれ、酷過ぎるわ。 いろいろ。」
- Netherlands
- 「Polandさんもさぁ、そろそろ別の戦争始めたらどうよ、Russiaとかいいじゃん、殴ろうぜ。」
- Poland
- 「お断りします。あれはあれで、上手く連携は取れていませんが、それで居て私のプレイスタイルに合致しているので。」
- Ming
- 「Russiaさんは完全にPolandさんの属国ですしね。」
- Netherlands
- 「Polandが正教になった時点で、一国のパワーが跳ね上がった。」
- Poland
- 「え?どういう意味?」
- Netherlands
- 「だって西はHREで、東はRussiaでしょ。 どう見てもその影響圏ヤバいだろ。」
- Ming
- 「私が何言ってもRussiaさんはいう事聞いてくれないし、Polandさんに外交握られてるとしか思えないんですよ。」
- Poland
- 「そう思うならそれでいいんじゃないですかね。」
- Netherlands
- 「何その『お前の頭の中ではな』的なやつ。」
- Poland
- 「一つ言っておくと、私は傀儡を求めるのではなく共存ですからね。一緒に遊んでて楽しいと思える人間と遊びたいと考えるのが私の相ですから。」
- 「特にその中でも義理は一番重視するところですが、それ故にGreat BritainさんのScandinaviaさんに対する仕打ちはあんまりですね。」
- 「ScandinaviaさんはNetherlandsさんに対してまだお怒りですか?」
- Scandinavia
- 「いえ、大分収まりました。」
- Netherlands
- 「今はGreat Britainの方に怒り心頭ってところだろー。」
- Scandinavia
- 「えぇ。」
名誉の為に触れておくが、実はNetherlandsが口にしたGreat Britain陰謀説は真っ赤な嘘であった。
と言うのも、Great BritainがScandinaviaに宣戦布告をしようとしたという話は
以前であればNorth Sea Trade Nodeを独占状態に置かれていたが故に飛び出したものであった。
それについては、上の項でも触れた通り「解決済み」であったのだ。
しかし、その発言を聞いていなかったのか、はたまた意図的に無視したのか分からないが
NetherlandsはGreat Britainにすべての罪を擦り付けてスケープゴートに使おうとした。
汚い...というか、酷い。
嘘に選定基準を設けるのも如何なものかとは思うが、敢えて触れておくと
既存のマルチではフェイクや自己アピールの為にささやかな国力詐称を行うなどする事は
腹の探り合いとして位置づけられ多く見られた。
しかし、その中でもタブー視されていたのは、他国を貶める様な事実とは異なる嘘である。
それがまかに通るのであれば、外交以前の痴話喧嘩の域にまでフィールドが落ちぶれ
残るは単なるいがみ合いでしかなくってしまう。
この事実が発覚したのはマルチ全日程終了後の事であり
よもやNetherlandsがそこまでの嘘をつくとは思っておらず、当時は裏付け調査などは行わずに居た。
だが、結果としてその信用は裏切られてしまったのであった。
掛け合い!HRE劇場 第八話 HRE再始動†
第二次 北海戦争以降、HREには「Netherlandsを討て」というお声が日増しに多く寄せられるようになっていた。
Bremenを巡る論争についても、Brandenburg=Netherlands間では決着が付かず
もはや武力衝突は避けられない段階にまで達しようとしていた。
- Austria
- 「話は聞かせてもらった! 1614年、BrandenburgはNetherlandsによって滅亡させられる!!」
- Brandenburg/Poland
- 「な、なんだってー!!」
- Austria
- 「Brandenburgをこのまま滅亡に向かわせるわけにはいかない。」
- Austria
- 「Brandenburg!」
- Brandenburg
- 「はい!」
- Austria
- 「Poland!」
- Poland
- 「はい!」
- Austria
- 「HRE再始動だ!!」
時は1606年、ついに世の影に伏していたあの組織が再び動き始める時が来た。
中間職(ミッドランド)はつらいよ