ロシアの残光

1634年の世界情勢

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Great Britainは、同君下位に収めていたNorwayを併合し終え
有り余る君主ポイントを現地につぎ込み内政に勤しんでいる。

国力が安定し、拡張欲を燃やし始めたNetherlandは
Great Britain/Netherland/Russiaの3ヶ国で秘密裏に合意した北欧分割案に基づき
自身の利権であるDenmark進出一歩手前といったところ。

Denmark確保を急ぎ、Lubeckトレードノードの領域を
Austriaよりも早く取得して、海軍力の増強を目指しているようだ。

対するAustriaはCoalitionの関係でなかなか身動きが取れず
皇帝をBohemiaに持っていかれ、まだまだ厳しい立場にある。

ゲーム開始時より周辺各国を武力併合を繰り返して来た為
その余波にいまだ苦しめられている。

インド遠征真っ盛りのOttomansはBulchistanを併合し
その他インド諸邦を属国に収めて、お互いの属国同士で既に接触し合っている。

MingもOttomansに負けじと進出を加速させ、あふれ出るManpowerに磨きを掛けている。

っていうか、この2ヵ国の月間Manpowerいくら出てるんだろう...。

SpainはGreat Britainに制海権を常に脅かされる立場にあり
陸上ではNetherlandとAI Franceに睨まれ、私ならゲームを投げたくなる程の状況だ。

東進を終え、Poland/Lithuania/Denmark領をむさぼるRussiaも
仮想敵国であるAustriaとの国境接触は時間の問題であり
利害対立で敵を増やさない為にも、外交関係の確認が求められるであろう。

やっぱり今回も駄目だったよ

Netherlandが「Hansaを欲しいけど、LithuaniaとPolandが付いて来て面倒だなぁ(チラッチラッ」
などと言い、Russiaに共同で攻めてほしいと間接的アプローチを示してきた。

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丁度、Administrative Ideaを取り終わってコア化が楽になった頃合いだったので
この誘い(?)に乗り、共同で攻め入ることにした。

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しかし、もはや定番と言える展開であるが
宣戦と同時に、敵方がRussia国境から強行軍で西へダッシュで転進し
あろうことかほぼ全軍がNetherlandに雪崩れ込んでNetherland軍を壊滅させてしまった。

Russia「どうしてこうなった...。」

今回もRussiaが西側に兵力を派遣して事態の鎮静化を図ったが
AIのとんでもない判断力には度肝を抜かれた。

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Netherlandの手伝いだったので、講和内容にRussiaの取り分はない。

一応「Lithuania領を2プロビお願いします!」とは言ってみたものの
「えぇー、俺がDip Point使うの?」と難色を示したので、取り下げておいた。

グランドパワー

インド利権の大部分を回収し終えたOttomansから、Ming戦の持ちかけがあった。

AAR605.jpg

特に宣戦理由などは聞かなかったものの
インドでは、双方が属国の併合をし終え
直轄領同士が国境を接しているので、攻め易くなったのも理由の一つだろう。

現在、MingはSpainと同盟関係にあるが
それ以外の国とは特に外交関係を結んでいないように見えた。

陸軍力で一強状態のOttomans=Russia連合で殴りかかるとなれば
どこの国が加勢しても勝てない。

2ヵ国で開戦の時期を打ち合わせていたところ
MingはQuolity Ideaをコンプしようと、ガンガンMil Pointをつぎ込んでおり
軍事レベルが遅れがちになっている事が話題に上がった。

CountryMil Lv
Ottomans26
Russia25
Ming24

Quolity Idea自体も、残り4枠取り終えていないことから
これは絶好のチャンスだという結論に達し、数年後に準備を整えて攻め入ることで合意した。

カシミール紛争

AAR606.jpg
参戦国
OttomansMing
Russia
Great Britain

準備を終えたOttomansとRussiaは、他の同盟国に特に話を通すわけではなく
そのまま2ヵ国で宣戦布告を行った。
(Great Britainに対して、事前に告知が成されていたかは不明)

宣戦されたMingは、勝ち目がないと悟ったのか
どういった宣戦理由なのかを聞きただした。

それに対してOttomansは「じゃあ、インド東岸の数プロビを...」と
何とも歯切れの悪い要求を打診したものの、出来立てほやほや感溢れる宣戦理由を聞いて
Mingはイラ立ちを隠せない様子だ。

続いて、Russiaにも確認を求められたが
元々、Ottomansのくびき状態のRussiaがそんなもの持ち合わせているわけがない。

同盟国のNetherlandが東インド会社欲しがっていたし「とりあえず、Taiwanで」と言ったら
「とりあえずってなんだよ」と、Mingが怒りをあらわにした。 当然である。

開戦時に宣戦理由がない戦争って一体なんなの...。

ちなみに、TaiwanをNetherlandに売却しようとしたところ
どうも周辺に自領が無い為か行えず
結局、ゲーム終了までRussia領であり続けることになった。

対象国講和内容
AAR607.jpg
MingTaiwanをRussiaへ割譲する
Vijayanagarを含む、残るインド諸藩のOttomans領有を認める
KanaraをOttomansに割譲する

後にOttomansは「MingとOttomans、どちらが陸の王者か決めたかった」と語り
「でも、そんなこと言ったらMingさん絶対おこるし...」などと意味不明な供述を付け加えた。

戦いこそしなかったものの、Ottomansが世界最大の国力を有しているというのは
恐らく全プレイヤーの共通認識であったに違いない。

ただ一ヵ国を除いて...。

オスマンの時代

Mingの事実上敗戦後、世界情勢はOttomans一強の様相を呈していた。

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というのも、Great BritainのRoyal NavyとRussiaのGrand Army
さらに陸海の両面で精強さを誇るOttomansがガッチリ繋がっていることで
他の国が遂せるような代物ではないのだ。

現にMingですら宣戦と同時にゴメンナサイをしてくるレベルであり
されてる側がもし自分であったらゾっとする。

先の戦争で、自分自身の身の処しようを考えなくてはならないと感じたMingは
「Spainとの同盟が本格的に役に立たなくなってきたし、切ろうかと思う」と言い
Ottomansにすり寄る姿勢を見せた。

同盟国のSpainに対してあまりに酷い言い方だと、Netherlandが注意をしたものの
全方位敵だらけの状況で100年近く戦い抜いた疲れからなのか
Spainは「おっしゃる通りなので、別に良いです」と、ただ一言発するのみであった。

貿易戦争の果てに

詳しい経緯は忘れてしまったが、PortugalとFranceがSpainに殴り掛かり
その隙を狙ってGreat BritainとNetherlandがその2ヵ国の領土を奪わんと宣戦布告した。

Spainは、開始以来Portugal領有を主張しており
それを幾度となくGreat Britainに阻まれてきた。

ここへ来て、殴り掛かられたからツケを支払って貰おうといった具合に
Portugal領の割譲を目指して戦争を続行すると明言したが
Great Britainは「じゃあ、戦争だな」と威圧をした。

Russia「これは酷い」

あまりにSpain苛めが過ぎると思い、Spainに対してある計画を持ちかけたものの
「これ以上続けても、以後数十年に渡って領土が減っていくだけだと分かったので、投了します」と発言し
文字通り脱落してしまった。

Great Britainも、さすがに「やりすぎたかな」と反省の色を見せてはいたものの
他のプレイヤーへのBBRは乗りまくってしまったように思える。

ロシアの残光 大陸同盟 (1696年-1744年

ロシアの残光


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