グランド・アルメは世界最強ォォ

フレンチ=インディアン協定

ゲーム開始早々、ドイツ方面ではBrandenburgとBurgundyが
Denmark領をどちらが領有するかで激しく火花と散らしていた。

どうやらMuscovyのNorwayとSwedenの領有を両国が認めた上で
残されたDenmarkをどちらが取るかで揉めているようだ。

ドイツ方面で対立してくれるのはFranceとしても都合がよかった。

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何故ならば大西洋の向こうから客人を招いたのだ。 そう、Iroquoisである。

Iroquoisは兼ねてよりEnglandとPortugalを前に滅亡の危機を訴えてきており
Englandの拡張を遅らせれるならばと、西洋化の手はずを整えてやったのだ。

そんなことは露知らず、他のヨーロッパ諸国はDenmarkを巡る対立を固唾を呑んで見守り
大胆にもこちらに乗り込んできているIroquoisの存在に誰一人として気づいては居なかった。

Denmark継承戦争

遂にこの時が来てしまった。

兼ねてより支援していたBrandenburg・Burgundy両国がBrandenburgの対Denmark宣戦を切っ掛けに戦端を開き
Franceは双方から救援要請を受ける。

ここでFranceはよく考える必要があった。

何故ならば、Brandenburgを助ければ拡張方向を絶たれたBurgundyがFranceに襲い掛かってくる危険性が高いし
最終的には両国が攻めてくる危険性がある。

一方で、Burgundyを助けてドイツ利権を大幅に抑えることになれば
Englandやその他敵対国の隠し玉になる可能性があり、Franceの安全保障を脅かすことになりかねないのだ。

「ちょっとまて、どっち道Burgundyこっち来るじゃん」

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と言うわけで、Franceが選んだのはこちら。 Brandenburg側での参戦である。

参戦国
西ドイツ同盟東欧連合
BurgundyBrandenburg
HesseFrance
DenmarkMuscovy
Hungary

他にもDenmark侵攻を手伝うと表明していたMuscovyがBrandenburg側で参戦していたが
Burgundyとは戦闘をしないと正した。

Burgundy自体も宗教戦争で国内ボロボロの状態にあり、Brandenburg単体で十分に事足りると判断し
Franceは他国の介入を招かないよう牽制することに専念した。

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まず姿を現したのはBurgundy側で参戦していたHesse軍8kであった。

しかし、如何に成長途中とはいえドイツ諸邦を数多く飲み込んだBrandenburg
さすがにたかが一選帝侯に負けるはずもない。

前衛の15kが突出しすぎてBurgundyと連携が取れていないHesse軍を片付け
付け入る隙を与えないよう立ち回る。

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Hesse軍がThuringenへ壊走し、全滅の刻を待つばかりと思われたその時
西方より遂にBurgundy本軍30kが出現した。

一方でBrandenburgも後れを取らず、ユトランド半島側に配備していた兵力を集め合計35k
更にHungaryの援軍をあわせて60k近くの大群を領内に集結させた。

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Hesse領で消耗を避けつつ後続の部隊の到着を待っていたBurgundy軍にBrandenburg軍が先手を打ち
全軍を持ってBurgundy軍を叩いた。

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この戦闘でBurgundy軍はAntwerpenに敗走したが、即時追撃を開始したBrandenburg軍によって
呆気無く全滅をしてしまった。

必死で傭兵での対抗を試みようとするも相手方がそれを許すわけも無く
全土にちらばり生産されてくる連隊をプチプチ潰され続ける羽目になってしまった。

Burgundyはもはや打つ手なしと悟ったのか自ら講和内容をBrandenburgに送り、投了を宣言した。

対象国講和内容
BurgundyHoly Roman Empire諸邦の開放
 
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1532年8月29日 Burgundy心停止を確認致しました。 心よりお悔やみ申し上げます。

Burgundy大公崩壊

Burgundy脱落の報は瞬く間にヨーロッパ全土に伝わり
人々はBurgundy領を巡るFranceとBrandenburgの対立を俄かに期待していたに違いない。

Franceが「今Burgundyを失ったのは大きい」と発言すると
Englandも「Burgundyを失ったのは大きいですねぇ」と続けた。

これに対して他のプレイヤーが「FranceとEnglandが二人して間逆の意味で言ってる」とツッコミを入れた。

FranceからすればEnglandへの侵攻をする際にBrandenburgの介入をBurgundyが防いでくれる可能性はあるし
EnglandにとってはBurgundyがFrance領に興味を持ってる限りはFranceの動きをある程度封じれるという双方の見解だ。

とはいえ、Burgundy領を巡ってFranceとBrandenburgが対立することになればEnglandが介入してくることは避けられないし
何より未だ海軍が整っていないFranceからすればEnglandは無類の怖さを誇ってると言えよう。

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「両国が仲良くすればいいんじゃね?」とアドバイスを飛ばしてくるプレイヤーも居たが
上辺だけの友好関係にしかならない気がする。

Austriaの執念

手持ち無沙汰だったFranceはイベリア遠征を再スタートさせることにした。

今回はAragonに的を絞り、地中海の島々を割譲させ
毎度行ってくる海上封鎖を止めさせる為だ。

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西ではPortugal・EnglandがCastileと戦争中で今日もAIのTuscanyが敵方で参戦し
本土上陸やらなんやらで暴れまわっている様子だ。

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Aragon側ではAustria・Milan・Veniceが参戦し
例の如く東から際限なく越境してくる。

さすがにこの時期になるとFrance単体で地中海の制海権を取ることも出来
The Baleres・Sardenia・Corsicaの3つに上陸を敢行し戦勝点を稼ぐ。

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そして見慣れた光景へ。

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FranceがあまりにAustria踏み潰しすぎて帝国改革は開始から100年近く経った今でも終わっておらず
皇帝Austriaへの支持の薄さが窺い知れる。

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粗方占領が終わったのを確認して計4プロビ割譲とSicilyの開放で講和を行った。

さすがのValencia、Taxが高くてCore化コストが偉く嵩む。 嗚呼、我が愛しのエル・シッド。

発覚

PortugalもFranceとほぼ同時に講和を行った影響事で、イベリアの国境線がきれいになったと話題に。

すると、Porlandがあることに気が付いてしまった。

「おい、待て。 Iroquoisがイベリアに領土持ってるんだが」

西洋化の手助けのためこっそりIroquoisに引渡した領土が遂に発覚し
周辺国は何が起きたのかを探り始めた。

「Franceが手助けしたのでは?」と疑われたのだが、今2国間のコネクションがばれては元も子もないので
「CastrileがPortugalさんにボコられてましたし、機を見て攻め込み捥ぎ取ったのでは」と弁解しておいた。 ばれてないだろうか。

方々で真しやかに噂が囁かれる中、本日のプレイは終了となった。

4日目の終わりに際して

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CountryIncomeTresuryMax ManpowerManpowerNavies
Brandenburg25.67951.803957037420
Commonwelth46.93130.3379870114785
France56.361348.9214664012362462
Great Britain39.91195.73298302088851
Iroquois31.74844.183635030420
Mughals20.32100.293088066306
Ottoman86.72644.97105040105040108
Portugal43.96441.24291902919055
Russia49.444774.2092480520500
Tuscany25.1846.39263201371743

もはやFrance一強の時代は終わりを迎えつつあり、海軍力ではGreat Britain=Portugal連合軍が
陸軍力ではOttomansがそれぞれFranceのそれらを圧倒するのもそう遠くない話である。

各所でManPowerが枯渇気味になっているが宗教戦争や西洋化等が原因のようだ。

はるか彼方、大西洋の向こう側ではIroquois vs Great Britain・Portugalの戦端が開かれようとしており
その圧倒的技術・軍事力を前にIroquoisは滅亡不可避状態にある。

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今日は四つの国が変体を行い、それぞれ祝辞が述べられていた。

非西洋諸国のCommonwelth・Iroquois・Mughals・Ottomans・Russiaの中で
Iroquois・Russiaが西洋化を既に果たしており
残り3カ国は国力が安定し次第、それに着手するつもりなのだろう。

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終了間際にFranceはCastileへ宣戦布告を行い、イベリア遠征に終止符を打とうとしていた。

Portugalにプレイヤーがジョインし
防波堤のBurgundyがドロップアウトしたことで計画自体が破綻しているような気がする。

どうしたものやら・・・。

グランド・アルメは世界最強ォォ 五日目 ロンドンは燃えているかへ続く...

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