モスクワでやる場合、大抵の人はロシアになると思うので、そこまでの概略を書いていく。
モスクワは領土を少し増やせば列強入りする程度の国力を持ち、属国の兵力と合わせれば大国にも劣らない強さを持つ。
ロシア化するまでには、幾つかの障害を除き、或いは併合して進むことになる。
モスクワ最初の敵はノブゴロドとなるだろう。単にロシア化に必要な州を持つだけでなく、
ノブゴロド領内にモスクワのコアがあるため開始1か月で宣戦ができ、自国と属国の兵力を合わせればノブゴロドの兵力の3倍以上になるためだ。
尤も、ミッションによりノブゴロド全土に永久請求権を得られるので、請求権を付けて宣戦(Third Rome無)か扶養限界まで雇って(Third Rome有)、
ミッションを達成する方が外交点もかからず、コア化の時間も減るのでお得である。
ノブゴロドとの戦争に当たって問題となるのは、ノブゴロドの同盟相手である。
ルーシ諸侯との同盟ならまとめてひき潰せるが、リトアニアと同盟が締結される場合が稀にある。リロードしなおすか、ルーシ諸侯から迂回宣戦するのが良いだろう。
どの道ノブゴロドの領土は一度で全ては取れない。他の戦争の合間に切り崩していこう。
ノブゴロドより国力が弱いこともあって普通に倒せる。特にリャザンはロシア化に必要なので早々に得ておくのが良い。
但し、ミッションやロシア化で請求権が持てるので、リャザン以外は請求権を獲得してから侵略してもいい。
カザン、大オルド、クリミア・ハン国、ノガイ、ウズベクなどモスクワ南方には遊牧民国家が跋扈している。これらを打倒したいが、早々には事は進まない。最初期の遊牧民国家は、相応の兵力を抱えて相互に同盟を組む上に、兵質でモスクワを圧倒する。ただ、打開策も存在する。初期の遊牧民国家は封建制を受容していないため、技術取得の時間が遅れる。そのため、軍事技術が3から4(士気上昇)或いは、4から5(歩兵ユニット更新)に上昇したのち宣戦してしまえば、兵力の集中運用で勝利を狙える。カザンか大オルドを打倒して、タンボフ地域を得てとっとと請求権を獲得してしまおう(Third Rome有だと改宗も必要)。
最初期には絶対に宣戦布告しないこと。リトアニアは大抵ポーランドと真っ先に同盟を組み、その後同君連合下位となる。同君連合とならなくとも、同盟は健在である。
更にポーランドはモルダヴィアやダンツィヒを属国とする場合が多い。これらの兵力はモスクワとその属国合わせた数を上回る。
軍事技術に差が付いた瞬間宣戦する手もあるが、戦争中に追い付かれる可能性もあるのでやめておいた方が無難。
但し、例外的にポーランド・リトアニアの同君が外れることがある。その瞬間はリトアニアの同盟がないため、攻め込めるチャンスとなる。
序盤はとかく、兵質の高いスウェーデンを引き連れ、兵力で拮抗するため、軽々と攻め込める相手ではない。
たまにノブゴロドの領土を奪ってミッション達成が出来なくなる時があるため、注意されたし。
ノブゴロドから領土を獲ったらアクセスできるようになる。国家規模が小さいため、攻めるのは容易。
但し、宗教も文化グループも違うため統治はしにくい。また、デンマーク、ポーランドとの争点になる。
ロシア化すると、扶養限界とステイト数が急激に増える。扶養限界まで兵力を増やせば、オスマン以外は圧倒できる。
ロシア化した時のメリットの一つはこれでシベリアの広大な(但し、貧しい)土地を領土に組み込める。
ウズベク領をとると、オホーツクまでの距離が縮む。
この地域を掌握しないことには、東方の富が自国ノードまで流入せず、窮することとなる。
遊牧民諸国家を自国領内に併合した後だと、ティムール帝国、或いは崩壊していればその旧属国たちと向き合うことになる。
特に、トランスオクシアナは位置と国力からよく最初に激突する。
彼らは相互に同盟を組み、特にティムールが崩壊していると、国境線が入り乱れるため、非常に戦争が厄介となる。
また、遊牧民地域と異なり、イラン地域は国家も多く開発度も高く、領土を多くとれば、AE上昇によって、包囲網が組まれてしまう。
一つの手としては、ホラーサーンや崩壊したティムールを属国として給料を返還する手がある。特にホラーサーンはイラン文化で、反乱も湧きにくい。
ロシア化達成したのちは、軍量以外の軍事系アイデアを取得することをお勧めする。
特に、時代が進めば進むほど、ポーランドの軍質がNIのせいで上昇していく。
ロシア化の後は、早期にその軍量で以て、倒すことを目指す。
ボヘミアやハンガリーとの同盟を組めば、ポーランドの兵力分散も期待できる。
いずれにせよ、素の兵質ではロシアとポーランドは比較にならない。アイデア取得・規律上昇か士気上昇の顧問・イコン発動(Third Rome有)・ミッションによる将軍(Third Rome有)などで対抗していくこととなる。
ロシアに限らず、中東欧、中近東での一つの課題がオスマン帝国とのやり取りである。
ロシアの場合、南下を本格的に始める前、モスクワ時代に同盟を狙えるので、一時的にこの問題を解決できる。
この場合、対ポーランド戦は、オスマン参戦させてしまえば、容易に進むだろう。
ただ、どう頑張ってもオスマンはクリミア地域或いはコーカサスへの関心を持っているため、どこかで激突する。
オスマンの軍質もポーランドほどではないが、ロシアより高いため、ポーランドとの対応同様に、軍質に気を付けて宣戦することになるだろう。
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