Queen of Mercury(マーキュリーのクイーン)
キルワでプレイしてザンジバル/Zanzibarとターナ/Thana(ボンベイのこと)を確保する。ザンジバルははじめから持っており金とザンジバルノードでダカットには困らないためターナも交易会社で購入すればOK。筆者の場合も東アフリカリージョンを(未植民州除いて)全て掌握した上で1496年には達成できた。したがってこの攻略では当実績達成への戦略というよりもキルワの成長戦略を書いていく。
最終目標はお手頃な感じで「インド洋を我らが海とすること」としよう。
ザンジバルノードの掌握
→ザンベジ、アデンへの侵攻
→ケープ航路の封鎖、インドへの浸透、マラヤへの進出
といった感じである。
いわゆる、ケープを欧州列強に先んじて占有しザンジバルノードを事実上の終端ノードと見なせる状況を作り出すもの。詳しくは各国戦略/イエメンザンジバル遷都参照。
これのおかげでキルワは早期から超金満国家として交易会社を買いあさったり投資しまくったりできる上、速攻で工場が建ち並び国軍皆傭兵戦略(Ver1.30で修正)とか使えたりする。
キルワはGC時点で東アフリカリージョン最強の国家である。しかし実態は人的資源に乏しく交易中心地の多くは他国領内にあるため経済もそこまで強くはない。というわけで
・多正面作戦は絶対に避ける。
・交易中心地を優先して狙う。
を徹底したい。おそらく最初はアジュラーンがライバル視してくると思われるため、そのライバルである(ことが多い)マレハンと同盟を結ぶ。そして北部の3国に請求権をつけて順次併合を行う。彼らはおそらくアジュラーンと同盟を結ぼうとするだろうが、兵力ではこちらが圧倒しているため彼らの軍を殲滅してしまえば事実上アジュラーンとのタイマンに持ち込める。ただし敵も属国を持っていて数的優位をとられかねないためこちらも属国軍を自軍に結合させておこう。講和の際はアジュラーンに屈辱を与えて分離和平するといい。余裕があるのならばザンジバルノードに属するキスマヨ/Kismayoを奪っておこう。アデンノードの交易中心地がおいしそうだがどうせあとで直接宣戦して奪うので問題ない。
さて、次はマダガスカル…と行きたい所ではあるが先に内陸にいる野蛮な部族国家*1を叩く。理由は、
・マダガスカル内での淘汰がある程度進まないと国家数が多くその分大量の軍を相手にすることになりかねない。
・金はあるので大型船を数隻作っておけば海上封鎖は容易い。ムタパがマダガスカル国家と同盟する場合もあるがこれで各個撃破できるので問題なし。
・マダガスカル内で反乱が発生すると軍の海上輸送が必要となり鎮圧に手間取る。先に後方を鎮圧、無力化しておきたい。
などである。ほぼ確実に軍事技術で勝っているだろうから質の面では優勢だろうが量の面では侮ってはならない。先の北伐で人的が摩耗していることだろうからしっかり傭兵などを補充して挑もう。加えてこのザンベジノードにあたる地域とマダガスカルの支配は現地の異教の属国に任せると安定する。反乱の多発は確実に自国の人的資源と資金と時間を削ってくる。独立欲求が低下した後に交易転送をしてしまえばノード掌握にも苦労しない。
それではマダガスカルが2、3国程度に減りにらみ合っていると思うので侵攻しよう。適当な非侵攻対象に通行権をもらい宣戦布告直後に船から上陸できるよう調整すれば上陸戦などで困ることもない。講和では現地の滅亡した属国コア州を確実に回収しよう。この属国にマダガスカルの統治をしばらく任せることになる。
なお、オスマンが見えるようになり次第関係改善して同盟を結んでおこう。エチオピアなんかに殴られたらけっこう痛い。
後はひたすらノード上流に侵攻し続けることになる。アデン方面侵攻の際は制海権を確実にとれる体制を整えよう。バブ=エル=マンデブ海峡を封鎖すれば敵の同盟国(inアラビア)が来れなくなり各個撃破の助けとなるはずである。インド侵攻の際は侵攻前に資金を蓄えできるだけ交易会社を買っておこう。とくにグジャラートノードへの進出が目下の目標である(直接ザンジバルノードに流れ込むため)。
また、喜望峰はケープだけでなくその周辺もしっかり押さえよう。欧州国家がやってくると面倒極まりないので早めに東廻り航路を封鎖してしまうのだ。ちなみに、これらの動きはイエメンでザンジバル進出後の動きと酷似している*2。というわけでこの後西アフリカと東南アジアのコーヒーを押さえて1700年直前にイエメンに変態すればイエメン実績が解除できる。絶対イエメンで始めるよりも楽なので物のついでにやっておくといい。
あくまでもキルワにとっての評価であり一般的なものではありません。
またNIはスワヒリグループのもので、固有ではありません。
0:伝統/Tradition 1~7:NI順番 8:野望/National Ambition
鬼>
強力>
2 海軍機動+1
海上進出する以上これは心強い。
5 傭兵維持費-15%
歩兵傭兵化や全軍傭兵化に極めて役立つ。
平凡>
0 小型船コスト-10%
0 交易範囲+25%
1 交易効率+10%、水兵維持費-10%
8 世界交易力+10%
一連の交易バフ。特に交易範囲が広がるので序盤すぐグジャラートノードに商人を送れるようになるのがおいしい。
3 自国宗教寛容度+1
4 アイディアコスト-5%
6 生産+10%
7 外交評判+1、外交関係+1
あって困りはしない。
貧弱>
産廃>
総評:立地条件とマッチした交易特価型といえる。陸軍強化がないため軍事アイディアで強化する必要がある。
※実績達成にはおそらく関係しない(解禁前に達成できたりするため)。
統治系:傭兵アイディア統治/Administrativeがおすすめ。東南アジアにがっつり植民したいのであれば拡張/Expansion。
外交系:初手探検/Explorationで喜望峰封鎖を敢行しよう。諜報/Espionageをとると軍量ポリシーで傭兵維持費を下げられる。海上進出を考えて海運/Maritimeもいい。
軍事系:傭兵戦略が可能な以上初手軍量/Quantityでもいいがしばらくは数で押しつぶす戦術をとらないと質の差で壊滅する。やっぱり海にでることを考えると軍質/Qualityがいい。
アジュラーン(や部族各国)とのたたかいで、うまいプレイヤーなら自国領内に近づけず、制海権も掌握しているだろう。しかし、手間取ると自国領土が燃えあがる。
ここで使うのが島を生かした殲滅だ。ザンジバル島は要塞こそないが、踏み込んできた敵をせん滅する絶好の機会だ。アジュラーンは制海権を握ると上陸を仕掛けてくることがある。うまく島に誘い込んで、数的優位を持って殲滅しよう。制海権をとれていても、上陸を狙いわざと敵に制海権を握らせるのもありだ。
この時に敗走した敵軍が大陸側へ逃げないように、敵艦隊に自国艦隊をぶつけよう。敵がこちらよりも強ければ、戦闘が終わるまで粘れたら、さっさと撤退する。無論部族各国との戦争では制海権はこちらのものだ。
この戦術は初期拡張において大きな手助けとなる。敵が壊滅したのを確認したら、攻勢の始まりだ。
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