各国戦略

前提

Mass Production(大量生産)  
達成条件:オドエフ(Odoyev)で始め、全種類の工場(manufactury)を所有する。
本攻略においてはこの実績の達成を目標とした戦略について解説する。
また本攻略は再現性を考慮した結果、大国-モスクワ(ロシア),オスマン,ポーランド=リトアニア連合(コモンウェルス),完全体ティムール(ムガル)-との戦争はできる限り回避する方針で進める。故に、
・イスラムの雄オスマンの東進が早すぎてギャンジャ/Ganja(綿花プロビ)をとられる。
・モンゴルの後継ティムールがアジャムを食い尽くしてミアーネ/Mianeh(紙プロビ)を領有する。
・東スラブのおかーさん(ツァーリ)モスクワが先走ってノガイ領を支配下に置きシベリア(毛皮確保地域)への道が途絶える。
・羽の生えた騎兵(ポーランド)に↑ごと嬲られる。
という事態がおこると達成が難しくなる。しかし1,3個目は急げばなんとかなるし2個目はティムールが没落する確率が結構高いため、そこまで厳しい運試しとはならないだろう。
モスクワはおかーさんです。ノヴゴロドに負けるかオスマンと同盟できたりしない限りは運命共同体です。

工場 / Manufactory

名称建造時間建造費対応する交易品効果解禁技術
農園
Farm Estate
60ヶ月500D穀物/家畜/ワイン交易品生産量+1.0統治Lv6
織物工場
Textile Manufactory
60ヶ月500D羊毛/布地/絹織物/染料交易品生産量+1.0統治Lv11
海軍機器工場
Naval Equipment Manufactory
60ヶ月500D海軍装備/魚介/塩交易品生産量+1.0外交Lv11
武器工場
Wepons Manufactory
60ヶ月500D銅/鉄交易品生産量+1.0軍事Lv11
大規模農場
Plantations
60ヶ月500Dコーヒー/綿花/茶/砂糖/タバコ/ココア交易品生産量+1.0統治Lv14
交易拠点
Trade Station
60ヶ月500D象牙/奴隷/香辛料/毛皮/香料交易品生産量+1.0外交Lv14
製造所
Mill
60ヶ月500D陶磁器/宝石/ガラス/紙/南洋材交易品生産量+1.0統治Lv16

戦略

上の工場全7種類を建てるのが今回の目的である(溶鉱炉/Furnaceは不要)。そのためには工場を建てられる産物を生産するプロビを確保する必要がある。オドエフおよびリャザンの領土から穀物,鉄、家畜、羊毛がとれるため農場、織物工場、武器工場は技術と金さえあれば建てられる。後述の戦略では大オルド(Great Horde)を攻めることでカスピ海沿いの魚介を手に入れ海軍機器工場も建てられるようにする。問題はここからである。

Odoyev+-480x270.png
↑画像では
青色:オドエフ初期領土+将来拡張したいオドエフ領(実線)+確保できるかわからないけどできればほしい土地(点線)
緑色:交易拠点を建てられるプロビ
赤色:大規模農場を建てられるプロビ
紫色:製造所を建てられるプロビ
水色:拡張方向
を示している。

そして黄色い★がついている所が狙い目である。

概要

0.初動

・リャザンをライバル視
・トヴェリと同盟
・モスクワおかーさんと関係改善(最初はHostileだが関係改善で容易に同盟できるようになる)。
・リャザンに請求権をつける。

1.リャザン併合

モスクワが最初にノヴゴロドに宣戦する世界線だとして話を進める。モスクワの宣戦によりおそらくリャザンがノヴゴロド側で参戦するのでその軍が北上したのを確認してこちらもリャザンに宣戦する(もしもリャザンがモスクワと同盟してたらリセット。まあ大体ノヴゴロドと同盟しているが…)。ここでできる限りモスクワにリャザン領を渡さないように手早く制圧しよう。ノヴゴロドに行かずともモスクワに攻められてノヴゴロドと分離和平→リャザン併合完了である。終戦に合わせて以下のことを順に行えるようにしておこう。
①モスクワと同盟。強力な後ろ盾もといおかーさんです。
②大オルドに請求権。モスクワがノヴゴロド戦を終わり次第一緒に攻めよう。
なおトヴェリとの同盟はもういらない。母の恩寵をうける兄弟は自国一国で十分だ!(トヴェリはおそらくすぐにでもモスクワに食べられます。)

2.大オルド侵攻

結論:モスクワ強い。よほど大オルドが同盟を抱き込んでいない限り大丈夫なので割譲の仕方を説明しよう。モスクワには国境沿いの1,2プロビあげてもいい。こちらはクリミア,リトアニアと大オルドの国境沿いに領土を割譲させよう。注意点としては不用意にクリミアの旧領(アゾフ州およびザポロージャ州)に攻め込まないことである。割とクリミアは周辺国の手で分割されていて立ち入り易いがそこはオスマンの縄張りである。自国領土がそこにあれば隙を見て攻め込まれるリスクに脅かされる。(我が子のために)ポントス平原の中南部を領有できないモスクワの国力は中途半端な強さしかもたない。したがって対オスマンで勝利するのはかなり厳しいだろう。母子共々国土を犯されないためにも(あとでオスマンと関係改善すると同盟が組めるかもしれないことを考えても)クリミアはそっとしておこう。その後もモスクワなりコーカサスの正教国家なりと共に大オルド領を侵犯し、サライ/Saraiとアストラハン/Hajitarkhanを確保してアストラハンノードにおける交易を握るのだ。(そして交易首都はこちらに遷都。キエフノードはほとんどリトアニアに握られていて手が出せない。)

2補足.アゾフ奴隷

例外として、交易拠点以外の工場を確保しかつアゾフをオスマンが領有していない場合に限り、奴隷を産出するクリミアのアゾフを確保することが選択肢に入る。なお交易拠点はシベリア産の毛皮を用いるため、東進がうまくいかなかった場合に利用することになるだろう。

3.神がそれを望まれる

あとはひたすら東進と南下である。
東進のこつはアストラハンやバシキリアなどの旧領をうまく使うことだろう。中央アジアの国々は広範なコアを持つことが多い。ぜひ再征服に活用してやろう。東進がうまくいけば毛皮は割と楽に手に入る。
南下は国力的にもAE的にも高速拡張が(東に比べ)難しい。うまくオスマンやティムールに他国が襲われている隙や白黒羊が戦争中の隙をつきつつ、着実に征服行を進めよう。
なお、征服地はコーカサス周辺の一部地域を除けばほとんどがイスラム、テングリである。正教の布教強度を考えると人文/Humanistアイディアよりも宗教/Religiousアイディアをとって征服の合間に改宗していくことが反乱抑止と国力増強につながるだろう。

3補足.リャザン抑えによるモスクワのロシア化阻止

ロシア化の際に必要とされるプロビの条件
モスクワ/Moskva、ノヴゴロド/Novgorodをコア州として領有する
トヴェリ/Tver、ヤロスラヴリ/Yaroslavlのいずれかをコア州として領有する
リャザン/Ryazan、スモレンスク/Smolenskのいずれかをコア州として領有する
ニジノ=ノヴゴロド/Nijni-Novgorod、ウラジーミル/Vladimirのいずれかをコア州として領有する
以上より、モスクワは(こちらが初期にリャザンを抑えてしまえば)スモレンスクをリトアニアから奪わない限りロシア化できない。したがってシベリアはがら空きになるかもしれない。これもモスクワがあまり強くなれない理由である。
ところで、モスクワとオドエフは同じリューリク朝である。運が良ければ伸び悩んだモスクワの本流リューリク朝が断絶しオドエフの同君下位に取り込める可能性は十分ある(もちろん逆も)。注意点としては征服地のミシャル文化(タタールグループ)に転向してしまうと統合後自国がロシア化できない事か。

アイディア

上記の理由から初手宗教/Religiousが望ましい。
統治系:2つ目は拡張に合わせた統治/Administrativeか貧弱な財政を補強する経済/Economic。
外交系:属国多用により影響/Influenceがいいと思われる。中央アジア進出を考え交易/Tradeと言う手もあるがモスクワほど交易首都が征服(予定)地から遠くないためあまり役に立たない可能性もある。
軍事系:適当に強いやつを選ぼう。海軍?(ゲームシステム的に)カスピ海に船は浮かないよ。

コメント欄

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • ちょっと画像重いので軽くして来ます -- オドエフ筆者 2020-04-29 (水) 14:25:40
  • 画像加工もしてみやすいですね、お手本みたいな説明だ。 -- 2024-03-09 (土) 07:05:31
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